JPH0640889Y2 - エンジンのオイル通路 - Google Patents
エンジンのオイル通路Info
- Publication number
- JPH0640889Y2 JPH0640889Y2 JP12073289U JP12073289U JPH0640889Y2 JP H0640889 Y2 JPH0640889 Y2 JP H0640889Y2 JP 12073289 U JP12073289 U JP 12073289U JP 12073289 U JP12073289 U JP 12073289U JP H0640889 Y2 JPH0640889 Y2 JP H0640889Y2
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- oil
- rocker shaft
- oil passage
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、エンジンのオイル通路に関し、特にロッカー
アームに埋込式に備える油圧タペットへのオイル保持構
造に関するものである。
アームに埋込式に備える油圧タペットへのオイル保持構
造に関するものである。
[従来の技術] エンジンの動弁機構において、ロッカーシャフトを軸方
向複数に分割して、該ロッカーシャフトの分割部間をロ
ッカーホルダーで嵌合保持するようにしたものが特開昭
63-18105号公報や特開昭63-18110号公報により公知とな
っており、これらは個々のロッカーホルダー内の通路か
らロッカーシャフト内の通路を経てロッカーアームに潤
滑用のオイルを供給する構造を採用している。
向複数に分割して、該ロッカーシャフトの分割部間をロ
ッカーホルダーで嵌合保持するようにしたものが特開昭
63-18105号公報や特開昭63-18110号公報により公知とな
っており、これらは個々のロッカーホルダー内の通路か
らロッカーシャフト内の通路を経てロッカーアームに潤
滑用のオイルを供給する構造を採用している。
[考案が解決しようとする課題] ところで、エンジンの高出力化に伴う弁頭間隙の精度管
理向上のために油圧タペットをロッカーアームの端部に
埋込式に備えることがあり、その場合、ロッカーシャフ
トに対し油圧タペットが高位となるエンジンにおいて
は、運転停止後にオイルがエンジン下方に戻されること
から、特にロッカーシャフトより高位の油圧タペットに
対する再始動時のオイル保持量が不足しがちとなる。
理向上のために油圧タペットをロッカーアームの端部に
埋込式に備えることがあり、その場合、ロッカーシャフ
トに対し油圧タペットが高位となるエンジンにおいて
は、運転停止後にオイルがエンジン下方に戻されること
から、特にロッカーシャフトより高位の油圧タペットに
対する再始動時のオイル保持量が不足しがちとなる。
そこで本考案の目的は、ロッカーアームの端部に埋込ん
だ油圧タペットが、分割部間をロッカーホルダーに嵌合
保持したロッカーシャフトよりも高位にあるエンジンに
おいて、運転停止時にオイルをロッカーホルダー内の通
路に保持して、ロッカーシャフトより高位の油圧タペッ
トに対する再始動時のオイル保持量が高められるように
したオイル通路を提供することにある。
だ油圧タペットが、分割部間をロッカーホルダーに嵌合
保持したロッカーシャフトよりも高位にあるエンジンに
おいて、運転停止時にオイルをロッカーホルダー内の通
路に保持して、ロッカーシャフトより高位の油圧タペッ
トに対する再始動時のオイル保持量が高められるように
したオイル通路を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を達成すべく本考案は、軸方向複数に分割し
たロッカーシャフトと、該ロッカーシャフトの分割部間
を嵌合保持するロッカーホルダーと、前記ロッカーシャ
フトに支承したロッカーアームと、該ロッカーアームの
端部に埋込んだ油圧タペットとを備え、前記ロッカーシ
ャフトに対し高位の該油圧タペットに、前記ロッカーシ
ャフト内、前記ロッカーホルダー内及び前記ロッカーア
ーム内に形成した通路を介してオイルを供給するエンジ
ンにおいて、前記ロッカーホルダー内のオイル通路を前
記ロッカーシャフト内のオイル通路よりも下位となるよ
う下方に屈曲させて形成したことを特徴とする。
たロッカーシャフトと、該ロッカーシャフトの分割部間
を嵌合保持するロッカーホルダーと、前記ロッカーシャ
フトに支承したロッカーアームと、該ロッカーアームの
端部に埋込んだ油圧タペットとを備え、前記ロッカーシ
ャフトに対し高位の該油圧タペットに、前記ロッカーシ
ャフト内、前記ロッカーホルダー内及び前記ロッカーア
ーム内に形成した通路を介してオイルを供給するエンジ
ンにおいて、前記ロッカーホルダー内のオイル通路を前
記ロッカーシャフト内のオイル通路よりも下位となるよ
う下方に屈曲させて形成したことを特徴とする。
更に具体的には、前記ロッカーシャフトと前記ロッカー
ホルダーとの嵌合部にオイルシールを介装したり、また
前記ロッカーシャフト内の前記オイル通路の開口端を該
ロッカーシャフト軸線よりも上方にオフセットして形成
する。
ホルダーとの嵌合部にオイルシールを介装したり、また
前記ロッカーシャフト内の前記オイル通路の開口端を該
ロッカーシャフト軸線よりも上方にオフセットして形成
する。
[作用] ロッカーホルダー内のオイル通路が、ロッカーシャフト
内のオイル通路よりも下位となるよう下方に屈曲してい
るので、運転停止時にロッカーホルダー内の通路にオイ
ルを保持でき、従ってロッカーシャフトより高位の油圧
タペットに対する再始動時のオイル保持量が高められ
る。
内のオイル通路よりも下位となるよう下方に屈曲してい
るので、運転停止時にロッカーホルダー内の通路にオイ
ルを保持でき、従ってロッカーシャフトより高位の油圧
タペットに対する再始動時のオイル保持量が高められ
る。
またロッカーシャフトとロッカーホルダーとの嵌合部に
オイルシールを介装しておくことで、該嵌合部からのオ
イル洩れを防止できる。
オイルシールを介装しておくことで、該嵌合部からのオ
イル洩れを防止できる。
そしてロッカーシャフト内のオイル通路の開口端を該ロ
ッカーシャフト軸線よりも上方にオフセットしておくこ
とで、運転停止時にロッカーシャフト内の通路にもオイ
ルを保持できる。
ッカーシャフト軸線よりも上方にオフセットしておくこ
とで、運転停止時にロッカーシャフト内の通路にもオイ
ルを保持できる。
[実施例] 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本考案を適用したV型の6気筒エンジンを示す第1図に
おいて、1はシリンダブロック、2はシリンダ、3はシ
リンダヘッド、4は燃焼室、5はピストン、8は吸気通
路、9は排気通路であり、対をなすシリンダヘッド3,3
の両吸気通路8,8はV型バンク内方に位置している。
おいて、1はシリンダブロック、2はシリンダ、3はシ
リンダヘッド、4は燃焼室、5はピストン、8は吸気通
路、9は排気通路であり、対をなすシリンダヘッド3,3
の両吸気通路8,8はV型バンク内方に位置している。
燃焼室4は吸気通路8と排気通路9が二本づつ開口する
クロスフロー形式のものであり、従って吸気バルブ11と
排気バルブ12が二本づつ設けられており、13,14は夫々
のバルブスプリングであり、また燃焼室4中央に点火プ
ラグ15が設けられている。
クロスフロー形式のものであり、従って吸気バルブ11と
排気バルブ12が二本づつ設けられており、13,14は夫々
のバルブスプリングであり、また燃焼室4中央に点火プ
ラグ15が設けられている。
そしてシリンダヘッド3上にカムシャフト16が配置さ
れ、吸気カム17及び排気カム18を備えるカムシャフト16
は、第3図のように両端部二個のロッカーホルダー21と
中間部の各シリンダ2上方三個のロッカーホルダー22及
びシリンダ2,2間二個のロッカーホルダー23とをシリン
ダヘッド3上にボルト結合して回転自在に軸承されてお
り、19はヘッドカバーである。
れ、吸気カム17及び排気カム18を備えるカムシャフト16
は、第3図のように両端部二個のロッカーホルダー21と
中間部の各シリンダ2上方三個のロッカーホルダー22及
びシリンダ2,2間二個のロッカーホルダー23とをシリン
ダヘッド3上にボルト結合して回転自在に軸承されてお
り、19はヘッドカバーである。
カムシャフト16の位置と略水平位置には排気側ロッカー
シャフト24が配置され、この排気側ロッカーシャフト24
は一本物で構成されて前記ロッカーホルダー21,22,23を
貫通して廻り止め固定されている。排気側ロッカーシャ
フト24は軸方向に沿って内部に貫通するオイル通路25を
有し、このロッカーシャフト24上の各ロッカーホルダー
21,22,23間に排気側ロッカーアーム26…が回転自在に夫
々軸承されている。
シャフト24が配置され、この排気側ロッカーシャフト24
は一本物で構成されて前記ロッカーホルダー21,22,23を
貫通して廻り止め固定されている。排気側ロッカーシャ
フト24は軸方向に沿って内部に貫通するオイル通路25を
有し、このロッカーシャフト24上の各ロッカーホルダー
21,22,23間に排気側ロッカーアーム26…が回転自在に夫
々軸承されている。
またカムシャフト16より高位には吸気側ロッカーシャフ
ト27が配設され、実施例ではV型バンクの片側3気筒に
つき軸方向四本に分割された吸気側ロッカーシャフト27
で構成されている。これら各吸気側ロッカーシャフト27
は前記ロッカーホルダー21,22,23間に廻り止め固定され
ており、同様に軸方向に沿って内部に貫通するオイル通
路28を有している。両端部の各ロッカーシャフト27上に
夫々一本の吸気側ロッカーアーム29が回転自在に軸承さ
れ、中間部の各ロッカーシャフト27上には夫々二本の吸
気側ロッカーアーム29,29が回転自在に軸承されてお
り、その二本の吸気側ロッカーアーム29,29間はロッカ
ーホルダー23に廻り止め固定されている。
ト27が配設され、実施例ではV型バンクの片側3気筒に
つき軸方向四本に分割された吸気側ロッカーシャフト27
で構成されている。これら各吸気側ロッカーシャフト27
は前記ロッカーホルダー21,22,23間に廻り止め固定され
ており、同様に軸方向に沿って内部に貫通するオイル通
路28を有している。両端部の各ロッカーシャフト27上に
夫々一本の吸気側ロッカーアーム29が回転自在に軸承さ
れ、中間部の各ロッカーシャフト27上には夫々二本の吸
気側ロッカーアーム29,29が回転自在に軸承されてお
り、その二本の吸気側ロッカーアーム29,29間はロッカ
ーホルダー23に廻り止め固定されている。
そして第2図のように吸排気側の両ロッカーアーム26,2
7内にはオイル通路31が形成されており、更に各バルブ
側揺動端には油圧タペット32が埋込んで備えられてい
る。各油圧タペット32は吸排気バルブ11,12の弁頭に夫
々圧接される。
7内にはオイル通路31が形成されており、更に各バルブ
側揺動端には油圧タペット32が埋込んで備えられてい
る。各油圧タペット32は吸排気バルブ11,12の弁頭に夫
々圧接される。
第4図及び第5図はシリンダ2上方のロッカーホルダー
22を示しており、33は点火プラグ挿入孔、34は排気側ロ
ッカーシャフト支持孔、35はその廻り止めボルト挿通
孔、36は吸気側ロッカーシャフト嵌合凹部、37はその廻
り止めボルト挿通孔である。このような点火プラグ挿入
孔33を有するロッカーホルダー22のため、前述の如く四
本に分割された吸気側ロッカーシャフト27となってお
り、吸気側ロッカーシャフト27の端部がロッカーホルダ
ー22の凹部36内に嵌合保持される。
22を示しており、33は点火プラグ挿入孔、34は排気側ロ
ッカーシャフト支持孔、35はその廻り止めボルト挿通
孔、36は吸気側ロッカーシャフト嵌合凹部、37はその廻
り止めボルト挿通孔である。このような点火プラグ挿入
孔33を有するロッカーホルダー22のため、前述の如く四
本に分割された吸気側ロッカーシャフト27となってお
り、吸気側ロッカーシャフト27の端部がロッカーホルダ
ー22の凹部36内に嵌合保持される。
以上のロッカーホルダー22において、両側面の凹部36,3
6に開口するオイル通路38を形成し、特にこのオイル通
路38を図示の如く吸気側ロッカーシャフト27内のオイル
通路28よりも下位となるよう下方に屈曲させたV字形状
に形成する。
6に開口するオイル通路38を形成し、特にこのオイル通
路38を図示の如く吸気側ロッカーシャフト27内のオイル
通路28よりも下位となるよう下方に屈曲させたV字形状
に形成する。
第6図は吸排気側の両ロッカーシャフト24,27…部分の
オイルの流れを示すもので、一方の端部ロッカーホルダ
ー21内のオイル通路39から両ロッカーシャフト24,27内
に油孔(図略)を介して夫々の各オイル通路25,28にオ
イルが供給され、各ロッカーシャフト24,27の油孔(図
略)から夫々の各ロッカーアーム26,29内のオイル通路3
1にオイルが供給される。このオイルは各ロッカーアー
ム26,29の両端部に導かれ、夫々のカムスリッパー面と
油圧タペット32へオイルが供給される。また他方の端部
ロッカーホルダー21には各ロッカーシャフト24,27の油
孔(図略)を介してオイル通路39内へオイルが流れて合
流し、このように両ロッカーシャフト24,27…部分にオ
イルが循環される。
オイルの流れを示すもので、一方の端部ロッカーホルダ
ー21内のオイル通路39から両ロッカーシャフト24,27内
に油孔(図略)を介して夫々の各オイル通路25,28にオ
イルが供給され、各ロッカーシャフト24,27の油孔(図
略)から夫々の各ロッカーアーム26,29内のオイル通路3
1にオイルが供給される。このオイルは各ロッカーアー
ム26,29の両端部に導かれ、夫々のカムスリッパー面と
油圧タペット32へオイルが供給される。また他方の端部
ロッカーホルダー21には各ロッカーシャフト24,27の油
孔(図略)を介してオイル通路39内へオイルが流れて合
流し、このように両ロッカーシャフト24,27…部分にオ
イルが循環される。
第7図に前記ロッカーホルダー22部分を拡大して示し
た。
た。
以上において、吸気側ロッカーアーム29のバルブ側揺動
端の油圧タペット32が吸気側ロッカーシャフト27よりも
高位となっているが、エンジン停止後は、各ロッカーシ
ャフト27…の分割部間を嵌合保持するロッカーホルダー
22内のオイル通路38が下方に屈曲したV字形状となって
いるため、少なくとも個々のV字形状オイル通路38…内
にオイルを保持しておくことができる。
端の油圧タペット32が吸気側ロッカーシャフト27よりも
高位となっているが、エンジン停止後は、各ロッカーシ
ャフト27…の分割部間を嵌合保持するロッカーホルダー
22内のオイル通路38が下方に屈曲したV字形状となって
いるため、少なくとも個々のV字形状オイル通路38…内
にオイルを保持しておくことができる。
従って吸気側ロッカーアーム29のバルブ側揺動端に埋込
式に備えた油圧タペット32に対するエンジン再始動時の
オイル保持量が高められる。
式に備えた油圧タペット32に対するエンジン再始動時の
オイル保持量が高められる。
そして第8図のようにロッカーホルダー22の凹部36底面
とロッカーシャフト27の端面との間にシールリング41を
介装したり、また第9図の如くロッカーホルダー22の凹
部36内周面とロッカーシャフト27外周面との間にシール
リング42を介装することによって、ロッカーホルダー22
とロッカーシャフト27との嵌合部におけるオイル洩れを
防止でき、従って前記オイル保持量の確保に寄与でき
る。
とロッカーシャフト27の端面との間にシールリング41を
介装したり、また第9図の如くロッカーホルダー22の凹
部36内周面とロッカーシャフト27外周面との間にシール
リング42を介装することによって、ロッカーホルダー22
とロッカーシャフト27との嵌合部におけるオイル洩れを
防止でき、従って前記オイル保持量の確保に寄与でき
る。
更に第10図及び第11図に示すように各ロッカーシャフト
27内のオイル通路28端部に下半部を覆う堰43を設けて、
そのオイル通路28の開口端を該ロッカーシャフト27軸線
よりも上方にオフセットしておくことで、運転停止時に
ロッカーシャフト27内のオイル通路28にもオイルを保持
できるものとなり、従ってエンジン再始動時のオイル保
持量が一層高められる。
27内のオイル通路28端部に下半部を覆う堰43を設けて、
そのオイル通路28の開口端を該ロッカーシャフト27軸線
よりも上方にオフセットしておくことで、運転停止時に
ロッカーシャフト27内のオイル通路28にもオイルを保持
できるものとなり、従ってエンジン再始動時のオイル保
持量が一層高められる。
尚、実施例ではV型エンジンとしたが、本考案は直列エ
ンジンや他の並列エンジンにも適用可能である。
ンジンや他の並列エンジンにも適用可能である。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、ロッカーホルダー内のオ
イル通路をロッカーシャフト内のオイル通路よりも下位
となるよう下方に屈曲させて形成したため、運転停止時
にロッカーホルダー内の通路にオイルを保持でき、従っ
てロッカーシャフトより高位の油圧タペットに対する再
始動時のオイル保持量を高めることができる。
イル通路をロッカーシャフト内のオイル通路よりも下位
となるよう下方に屈曲させて形成したため、運転停止時
にロッカーホルダー内の通路にオイルを保持でき、従っ
てロッカーシャフトより高位の油圧タペットに対する再
始動時のオイル保持量を高めることができる。
またロッカーシャフトとロッカーホルダーとの嵌合部に
オイルシールを介装すれば、該嵌合部からのオイル洩れ
を防止できる。
オイルシールを介装すれば、該嵌合部からのオイル洩れ
を防止できる。
そしてロッカーシャフト内のオイル通路の開口端を該ロ
ッカーシャフト軸線よりも上方にオフセットすると、運
転停止時にロッカーシャフト内の通路にもオイルを保持
できる。
ッカーシャフト軸線よりも上方にオフセットすると、運
転停止時にロッカーシャフト内の通路にもオイルを保持
できる。
第1図は本考案を適用したエンジンの縦断正面図、第2
図は油圧タペットを破断した動弁機構部の拡大断面図、
第3図は同平面図、第4図はロッカーホルダーの横断平
面図、第5図は同側面図、第6図はロッカーシャフト部
分のオイルの流れを示す断面図、第7図はそのロッカー
ホルダー部分の拡大図、第8図と第9図はオイルシール
構造を示す各断面図、第10図はカムシャフト内のオイル
通路の他の例を示す第6図と同様の断面図、第11図はそ
のロッカーホルダー部分の拡大図である。 尚、図面中、3はシリンダヘッド、11,12はバルブ、16
はカムシャフト、21,22,23はロッカーホルダー、24,27
はロッカーシャフト、25,28はロッカーシャフト内オイ
ル通路、26,29はロッカーアーム、31はロッカーアーム
内オイル通路、32は油圧タペット、33は点火プラグ挿入
孔、38,39はロッカーホルダー内オイル通路、41,42はオ
イルシール、43はロッカーシャフト内オイル通路開口端
の下半部堰である。
図は油圧タペットを破断した動弁機構部の拡大断面図、
第3図は同平面図、第4図はロッカーホルダーの横断平
面図、第5図は同側面図、第6図はロッカーシャフト部
分のオイルの流れを示す断面図、第7図はそのロッカー
ホルダー部分の拡大図、第8図と第9図はオイルシール
構造を示す各断面図、第10図はカムシャフト内のオイル
通路の他の例を示す第6図と同様の断面図、第11図はそ
のロッカーホルダー部分の拡大図である。 尚、図面中、3はシリンダヘッド、11,12はバルブ、16
はカムシャフト、21,22,23はロッカーホルダー、24,27
はロッカーシャフト、25,28はロッカーシャフト内オイ
ル通路、26,29はロッカーアーム、31はロッカーアーム
内オイル通路、32は油圧タペット、33は点火プラグ挿入
孔、38,39はロッカーホルダー内オイル通路、41,42はオ
イルシール、43はロッカーシャフト内オイル通路開口端
の下半部堰である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 杉本 千早 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)考案者 巽 孝之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (56)参考文献 実開 昭63−171608(JP,U) 実開 昭61−198506(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】軸方向複数に分割したロッカーシャフト
と、該ロッカーシャフトの分割部間を嵌合保持するロッ
カーホルダーと、前記ロッカーシャフトに支承したロッ
カーアームと、該ロッカーアームの端部に埋込んだ油圧
タペットとを備え、前記ロッカーシャフトに対し高位の
該油圧タペットに、前記ロッカーシャフト内、前記ロッ
カーホルダー内及び前記ロッカーアーム内に形成した通
路を介してオイルを供給するエンジンにおいて、 前記ロッカーホルダー内のオイル通路を前記ロッカーシ
ャフト内のオイル通路よりも下位となるよう下方に屈曲
させて形成したことを特徴とするエンジンのオイル通
路。 - 【請求項2】前記ロッカーシャフトと前記ロッカーホル
ダーとの嵌合部にオイルシールを介装したことを特徴と
する請求項1記載のエンジンのオイル通路。 - 【請求項3】前記ロッカーシャフト内の前記オイル通路
の開口端を該ロッカーシャフト軸線よりも上方にオフセ
ットして形成したことを特徴とする請求項1記載のエン
ジンのオイル通路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12073289U JPH0640889Y2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | エンジンのオイル通路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12073289U JPH0640889Y2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | エンジンのオイル通路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359410U JPH0359410U (ja) | 1991-06-12 |
JPH0640889Y2 true JPH0640889Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31668794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12073289U Expired - Lifetime JPH0640889Y2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | エンジンのオイル通路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640889Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101008564B1 (ko) * | 2010-03-29 | 2011-01-17 | 함인규 | 보행로 바닥재의 연결장치 및 시공방법 |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP12073289U patent/JPH0640889Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359410U (ja) | 1991-06-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |