JPH01142205A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPH01142205A
JPH01142205A JP29948887A JP29948887A JPH01142205A JP H01142205 A JPH01142205 A JP H01142205A JP 29948887 A JP29948887 A JP 29948887A JP 29948887 A JP29948887 A JP 29948887A JP H01142205 A JPH01142205 A JP H01142205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camshaft
bore
intake
head bolt
pivot
Prior art date
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Pending
Application number
JP29948887A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Ariga
有賀 達雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP29948887A priority Critical patent/JPH01142205A/ja
Publication of JPH01142205A publication Critical patent/JPH01142205A/ja
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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内燃機関の動弁装置に関する。
(従来の技術) DOHCエンジンは近年自動車等に多く採用されている
が、従来例えば第3図A、Bにそれぞれ示すようなもの
があった(特開昭60−79141号公報参照)。
これについて説明すると、シリンダヘッド41には吸排
気弁42.43をそれぞれ開閉駆動する2本のカムシャ
7)44.45を備えるとともに、一端がピボッ)48
.49を支点として揺動自在に支持されるエンドピボッ
ト式ロッカーアーム46.47を備え、カム44C,4
5Cの回転運動によりロッカーアーム46.47が揺動
して吸排気弁42.43の往復運動に換えるようになっ
ている。
図中50はシリンダヘッド41を図示しないシリンダブ
ロックに締結するヘッドボルトであり、このヘッドボル
ト50は各シリンダボアを囲むようにカムシャ7)44
.45に沿って配列されており、このため各ヘッドポル
)50は気筒中心線01に対して略平行に配置する必要
があった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、カムシャ7)44.45、ロッカーアー
ム46.47等がシリンダ中心線0.について対称的に
配設されているため、吸排気弁42゜43間のパルプ挟
角を小さくすると、カムシャ7)44.45がヘッドボ
ルト50の紬i!長線050上に米てしまい、カムシャ
7)44.45を組み付けたままヘッドボルト50の脱
着ができなくなり、分解作業性の悪化を招く、このため
、吸排気弁42.43間のパルプ挟角やシリンダヘッド
41の形状に制約を受けるという問題点が生じた。
本発明は、こうした従来の問題点□を解決することを目
的とする。
(問題、αを解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明では、シリンダヘッドに
吸排気弁に対応する2本のカムシャフトと、一端がピボ
ットを支点として揺動自在に支持されるエンドピボット
式ロッカーアームをそれぞれ収装し、各カムシャフトの
カムの回転運動を各ロッカーアームを介して吸排気弁の
往復運動に換えるようにした内燃機関の動弁装置におい
て、前記シリンダヘッドを複数のヘッドボルトを介して
シリンダブロックに締結し、前記一方のカムシャフトを
ヘッドボルトよりボアの内側に配置するとともに、この
カムシャフトに摺接する前記ロッカーアームの支点とな
る前記ピボットをこのカムシャフトよりボアの内側に配
置し、かつ前記他方のカムシャフトをヘッドボルトより
ボアの外側に配置するとともに、このカムシャフトに摺
接する前記ロッカー7−ムの支点となる前記ピボットを
このカムシャフトよりボアの外側に配置した。
(作用) 吸排気弁側の各ロッカー7−ムを互いに同方向に向けて
配置することにより、排気弁側カムシャフトをヘッドボ
ルトよりボアの内側に配置し、かつ吸気弁側カムシャフ
トをヘッドボルトよりボアの外側に配置することが可能
となり、カムシャフトをシリンダヘッドに組み付けた状
態でヘッドボルトを抜くことができ、分解作業を容易に
する。
これにより、ヘッドボルトに起因して吸排気弁間のバル
ブ挟角に制約を受けることを回避し、シリンダヘッドの
設計自由度が増す。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図A、B、第2図にそれぞれ示すように、V型対向
エンノン1は1気筒あたり2本の吸排気弁2,3を備え
、これらを開閉駆動するためシリンダへラド31には2
本のカムシャ7)6.7とエンドピボット式ロッカーア
ーム4,5を備える。
ロッカー7−ム4,5はその一端がピボット8゜9を支
点として揺動自在に支持され、カムシャフト6.7のカ
ム6 C,7Cに摺接しながら揺動し、吸排気弁6,7
はこのロッカーアーム4,5の他端に摺接しながらリタ
ーンスプリング25.26を介して往復運動して吸排気
ボー)21.22を開閉するようになっている。
シリンダへラド31はシリンダブロック32に対して複
数のヘッドボルト17を介して締結される。各ヘッドボ
ルト17は平面図上各ボアを囲むようにカムシャ7)6
.7に沿って配置され、かつ気筒中心線O8に対して平
行にシリンダへラド31を貫通する。なお、図中18は
各ヘッドボルト17を挿通させる孔、20は燃焼室、2
3はつオータジャケット、24はロッカー室である。
気筒中心線01に対して排気弁3の中心線O1の為すパ
ルプ傾斜角θEは例えば9°に設定し、これより吸気弁
2の中心線02の為すバルブ傾斜角θlは例えば20°
と大きく設定し、吸排気弁2゜3の各中心M O2−0
3の交点は気筒中心IIAOより排気弁3flIに7m
鋤オフセットする。これに対応して、点火栓晴10の中
心線O3゜も気筒中心@0゜に対して所定角度θpだけ
傾斜させる。
各排気弁側ロッカーアーム5の基端を揺動自在に支持す
る各ピボット9はカムシャ7ト7よりボアの内側に配置
し、各吸気弁側ロッカーアーム4の一端を揺動自在に支
持する各ピボット8はカムシャフト6よりボアの外側に
配置し、互いに同方向を向くように配列する。
これにより、排気弁側カムシャフト7をヘッドボルト1
7よりボアの内側に配置し、かつ吸気弁側カムシャ7ト
6をヘッドボルト17よりボアの外側に配置する。
各ピボット8.9には各ロッカーアーム4,5の弁隙間
を零に保つ油圧ラッシュアジャスタ29゜30が備えら
れ、シリングへ7ド31には各ラッシュアノヤスタ29
.30を嵌挿させるボス部11.12がそれぞれ形成さ
れる。油圧ラッシュアジャスタ29.30としては、例
えば特公昭60−56888に開示のものが用いられる
吸気弁側各ボス部11をヘッド側壁部15と隣接し、か
つカムシャフト6のへッピ軸受壁13を挾むようにして
、シリングへラド31に一体的に形成する。
排気弁側各ボス部12を点大幹部10と隣接し、かつカ
ムシャフト7のヘッド軸受壁14を挾むようにして7ツ
パデツキ19から所定高さで突出させ、シリングへラド
31に一体的に形成する。
シリングへラド31にはラッシュアジャスタ29.30
の作動に必要なオイルを導くオイルギヤラリ27.28
をそれぞれカムシャ7)6t7に沿って形成し、吸気弁
側オイルギヤラリ27は吸気ボート21の上方でヘッド
側壁部15に近接させ、排気弁側オイルギヤラリ28は
ウォータジャケット23の上方で排気ポート22から離
して配設する。
このように構成してあり、次に作用について説明する。
各ロッカーアーム4,5、を従来例のように対称的とせ
ずに、互いに同方向に向けて配置するとともに、吸気弁
2の傾斜角θ1を排気弁3の傾斜角θEより大きくした
ことにより、排気弁側カムシャ7ト7をヘッドボルト1
7よりボアの内側に配置し、かつ吸気弁側カムシャフト
6をヘッドボルト17よりボアの外側に配置することが
可能となる。これにより、カムシャ7)6.7をシリン
ダヘッド31に組み付けた状態でヘッドボルト17を抜
くことができ、分解作業を極めて容易にする。さらに、
ヘッドボルト17に起因して吸排気弁2,3間のパルプ
挟角やシリングへラド31の形状に制約を受けることを
回避できる。
さらに、排気弁側ロッカアーム5の支点となるピボット
9をボアの内側に、吸気弁側ロッカ7−ム4の支点とな
るピボット8をボアの外側に配置したため、各ピボット
8.9が互いに干渉することがなく、パルプ挟角を小さ
くできる。
また、各ロッカアーム4.5が互いに同方向を向いてい
るため、この組み付は作業性に優れる。
排気弁3のカムシャフト7をボアの内側に配置したこと
により、このカムシャフト7に沿って形成されるヘッド
側壁部16を気筒中心線OIに対してほぼ平行に形成す
ることができ、これにより■型エンジン1において左右
パンクの各ヘッド側壁部16間の巾lを小さくシ、コン
パクト化がはかれる。
吸気弁2の傾斜角θ硬を排気弁3の傾斜角θEより大き
くしたことにより、吸気ボート21の屈曲率を小さくす
るとともに、吸気弁2の弁傘径を大きくすることが可能
となり、これにより吸気抵抗を低減して吸入効率の向上
がはかれる。
吸排気弁側の各オイルギャラl727.28を独立して
配設したことにより、オイルギヤラリ27゜28をそれ
ぞれ画成する内壁面の面積を大きくし、オイルの冷却性
を高められる。また、各オイルギヤラリ27,28を排
気ボート22から離して配置したことにより、排気熱に
よりオイルが過熱されることを防止できる。
さらに、吸気弁側オイルギヤラリ27を吸気ボート21
に近接して形成することにより、V型エンジン1におい
て各オイルギヤラリ27.28の高さの差Δ夏(を小さ
くし、ポンプ(図示せず)から送られるオイル中に気泡
が混入する場合、この気泡が高位置にある吸気弁側オイ
ルギヤラリ27に集中的に流入することを防止し、ラッ
シュアジャスタ29.30の作動を良好に維持できる。
(発明の効果) 以上の通り本発明によれば、エンドピボット弐口γカア
ームを備えるDOHCエンジンにおいて、吸排気弁側の
各ロッカーアームを互いに同方向に向けて配置し、排気
弁側カムシャフトをヘッドボルトよりボアの内側に配置
し、かつ吸気弁側カムシャフトをヘッドボルトよりボア
の外側に配置したため、カムシャフトによりヘッドボル
トの脱着が阻害されることを回避するとともに、吸排気
弁のバルブ挟角を小さくすることが可能となり、またシ
リンダヘッドにおける吸排気ボートや油圧ラッシュ7ジ
ヤスタ用オイルギヤラリの配役を有利にし、また■型エ
ンジンにおいてはコンパクト化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明の一実施例を示すシリンダヘッドの平
面図、第1図Bは同じく側断面図、第2図はシリンダヘ
ッドおよびシリンダブロックの側断面図である。第3図
Aは本発明の一実施例を示すシリンダヘッドの平面図、
第3図Bは同じく側断面図である。 1・・・エンジン、2・・・吸気弁、3・・・排気弁、
4,5・・・ロッカーアーム、6,7・・・カムシャ7
)、6C。 7C・・・カム、8.9・・・ピボット、17・・・ヘ
ッドボルト (外1名) I−J          uJ          
      u)tn       寸 \t

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリンダヘッドに吸排気弁に対応する2本のカムシャフ
    トと、一端がピボットを支点として揺動自在に支持され
    るエンドピボット式ロッカーアームをそれぞれ収装し、
    各カムシャフトのカムの回転運動を各ロッカーアームを
    介して吸排気弁の往復運動に換えるようにした内燃機関
    の動弁装置において、前記シリンダヘッドを複数のヘッ
    ドボルトを介してシリンダブロックに締結し、前記一方
    のカムシャフトをヘッドボルトよりボアの内側に配置す
    るとともに、このカムシャフトに摺接する前記ロッカー
    アームの支点となる前記ピボットをこのカムシャフトよ
    りボアの内側に配置し、かつ前記他方のカムシャフトを
    ヘッドボルトよりボアの外側に配置するとともに、この
    カムシャフトに摺接する前記ロッカーアームの支点とな
    る前記ピボットをこのカムシャフトよりボアの外側に配
    置したことを特徴とする内燃機関の動弁装置。
JP29948887A 1987-11-27 1987-11-27 内燃機関の動弁装置 Pending JPH01142205A (ja)

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JP29948887A JPH01142205A (ja) 1987-11-27 1987-11-27 内燃機関の動弁装置

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JP29948887A JPH01142205A (ja) 1987-11-27 1987-11-27 内燃機関の動弁装置

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JPH01142205A true JPH01142205A (ja) 1989-06-05

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ID=17873219

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JP (1) JPH01142205A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0392507U (ja) * 1989-12-29 1991-09-20
JP2017155646A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 マツダ株式会社 内燃機関の吸排気構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0392507U (ja) * 1989-12-29 1991-09-20
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