JP2584466B2 - ディスクコントローラの自己診断方法 - Google Patents

ディスクコントローラの自己診断方法

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はディスクコントローラにおけるデータバッフ
ァーの異常の有無を、ディスク本体の高速処理に悪影響
を与えることなく、自己診断する方法に関する。
<従来の技術> ディスクコントローラは通常CPU(中央処理装置)と
ディスク本体(ディスク駆動装置)との間に立ち両者間
のデータの送受を行うものであり、ディスク本体の記憶
円盤が極めて高速に回転するため、このスピードに追従
するべくデータバッファーとしてセクターバッファーを
複数保有して高速なデータ入出力処理を行っている。ま
た、信頼性高く入出力データ処理を行うことが要求され
ている。
通常CPU側のディスク入出力要求プログラムは、ディ
スクコントローラとのDMA(直接メモリアクセス)バッ
ファー上に4セクター分の出力データをセットすると、
更に、コマンドバッファー上に要求コマンドをセット
し、ディスクコントローラに対して割込みを発生させ
る。
ディスクコントローラでは、割込みによりコマンドバ
ッファーの内容を調べ、コマンドの種別に応じた機能で
動作し、ディスク本体を働かせる。また、入出力の全デ
ータをセクターバッファーで中継して、CPUとのDMA転送
と並行してディスク本体の記憶円盤上のセクターとの入
出力を行う。
上述の如く、ディスクコントローラは記憶円盤に対す
るデータ入出力を主眼として設計されており、しかも、
セクターバッファーを複数保有してデータ入出力処理を
行っているぐらいなので、能力上、データ入出力処理以
外の処理機能を組込むことが困難であり、通常診断機能
を持っていない。
即ち、大型コンピュータに接続するディスク装置を除
き、通常のディスクコントローラは、内蔵のメモリには
コスト上及び構成上、パリティーエラーチェックまたは
ECC(エラー修正)といった診断機能を持っていない。
しいて診断機能を持たせるとオーバーヘッドになってし
まい、記憶円盤の高速回転にデータ入出力処理が間に合
わなくなり、またセクターバッファーも使用中であるか
らデータのチェックにも限度がある。
<発明が解決しようとする課題> しかし、ディスク装置にとってデータの信頼性は重要
であり、入出力の全てのデータが中継されるセクターバ
ッファーが不良になると、誤ったデータをCPUに通知し
たり、ディスク本体に書込んだりする恐れがある。
本発明は上記従来技術に鑑み、データ入出力処理に悪
影響を与えることなく、ディスクコントローラのデータ
バッファーの良否を自己診断する方法を提供することを
目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明によるディスクコントローラの自己診断方法
は、コンピュータ側からのデータ入出力コマンドが一定
時間以上途絶えたとき、次のデータ入出力コマンドが発
生するまでに、データバッファーに特定パターンのデー
タを書込み且つ読出して比較し、データが不一致の場合
にデータバッファーが不良であると判断することを特徴
とする。
<作用> コンピュータ側からのデータ入出力コマンドの発生頻
度を調べたところ、通常、データ入出力コマンドは一旦
発生すると連続して発生するが、逆に一旦途絶えると次
の発生までに長時間かかり、データバッファー例えばセ
クターバッファーのメモリの診断を行うのに十分な余裕
があることが判明した。
そこで、コンピュータ側からの要求コマンドを監視し
てデータ入出力コマンドが一定時間以上途絶えた場合
は、コンピュータ側からの処理要求が当分の間発生せ
ず、本来の機能以外の処理を起動させてもさしつかえな
いと判断できる。従って、データ入出力コマンドが一定
時間途絶えたときにデータバッファーに特定パターンの
データを書込み且つ読出して比較すれば、データ入出力
処理に悪影響を与えることなく、データバッファーの良
否を自己診断することができる。
なお、データバッファーの自己診断機能は一定周期で
起動するようにしても良く、また、自己診断処理中にコ
ンピュータ側から要求コマンドが発生した場合は中断し
てもさしつかえない。
<実 施 例> 第1図、第2図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。
第1図はディスクコントローラ内部のデータの流れ
と、コンピュータ側及び記憶円盤のセクターとの関連を
示し、第2図は本発明の具体的実現方法を示す。
第1図において、前述の如く、通常コンピュータ側の
ディスク入出力要求プログラム1は、ディスクコントロ
ーラ4とのDMAバッファーのメモリ2上にA〜Dの4セ
クター分の出力データをセットすると、更に、コマンド
バッファーのメモリ3上に要求コマンドをセットし、デ
ィスクコントローラ4に割込みを発生させる。ディスク
コントローラ4では割込みによりコマンドバッファー3
を調べ、その種別に応じてデータ入出力処理5などの機
能を働かせる。ディスクコントローラ4にはディスク本
体の記憶円盤11の高速回転に追従するべくセクターバッ
ファーが4A,4Bの如く複数有り、入出力の全データをセ
クターバッファー4A,4Bで中継して、コンピュータ側と
のDMA転送と並行して記憶円盤11上のA〜Dの4つのセ
クター12とデータ入出力を行う。図中、〜はデータ
の流れを示す。
更に、ディスクコントローラ4には要求コマンドの監
視処理機能6と、メモリ診断処理機能10とがある。要求
監視処理機能6は、コンピュータ側からの要求コマンド
を監視し、ディスクコントローラ本来の機能以外の処
理、ここではメモリ診断処理を起動してもさしつかえな
いか否かを判断する。要求監視処理機能6がコンピュー
タ側からの処理要求が当分発生しないと判断したら、メ
モリ診断処理機能10を起動させ、セクターバッファーの
メモリ4A,4Bの良否判断を行わせる。
具体的には第2図に示すように、要求監視処理機能
は、コンピュータ側からの割込みに対応するコマンド解
析処理7と、一定周期のタイマー割込みにより起動する
インターバルタイマー処理8とからなる。
コマンド解析処理7では、コンピュータ側からの要求
で起動してその要求が通常の入出力コマンドであるか否
かを解析し、入出力コマンドであれば通常通りにデータ
入出力処理機能5を起動させる。また、入出力コマンド
であれば、その要求の毎に、インターバルタイマー処理
8の監視タイマー9を零にクリアする。
インターバルタイマー処理8では、起動毎に監視タイ
マー9をカウントアップしてゆき、その値が或る一定値
以上を示すとコンピュータ側からの処理要求が途絶えた
ものと判断し、ここで初めてメモリ診断処置機能10を起
動する。その後更に処理要求が途絶えておれば、即ち監
視タイマー9がクリアされなければ、メモリ診断処理機
能10を起動し続ける。なお、途中でコンピュータ側より
処理要求が発生し監視タイマー9がクリアされたら、メ
モリ診断処理機能10を中止するようにしてある。このと
きは、データ入出力処理機能5が起動し、コンピュータ
側の要求に応える。
メモリ診断処理機能10は、起動により特定パターンの
データをセクターバッファー4A及び/または4Bに書込ん
でゆき、再び読出して比較することにより、セクターバ
ッファーの良否を判断する。言うまでもないが、書込ん
だデータと読出したデータが不一致の場合に不良と判断
する。不良と判断した場合は、そのステータスを保持し
ておき、次回にコンピュータ側からの処理要求が発生し
た時に、異常の旨をコンピュータ側に応答するようにし
てある。
コンピュータ側では、異常の応答を受けることによ
り、直ちに処理を中断し、データが不正となることを事
前に防ぐことができる。
なお、メモリ診断処理が中止したのちは、インターバ
ルタイマー処理8による次回の起動時に、中止したアド
レスから診断を再開しても良く、あるいはセクターバッ
ファーの全アドレスを複数に区分してブロック毎に診断
し、中止したブロックから診断を再開するようにしても
良い。
上記実施例ではインターバルタイマー処理8が一定周
期のタイマー割込みにより起動し、起動毎に監視タイマ
ー9をカウントアップしてゆくとしたが、常時監視タイ
マー9をカウントアップするようにしてもさしつかえな
い。
また、以上説明した処理6,7,8,9,10はソフトウェア、
ハードウェアいずれで実現しても良く、あるいは併用し
ても良い。
<発明の効果> 本発明によれば、ディスクコントローラの完全なアイ
ドル時(遊び中)にデータバッファー例えばセクターバ
ッファーの良否を判断するので、データ入出力の処理が
遅くなる等の悪影響が生じない。
また、ディスクコントローラ中で最も頻繁に用いるセ
クターバッファーのメモリを、ほぼ常時診断できるた
め、入出力のデータの信頼性が極めて向上する。
従って、本発明は高速処理を要求され且つデータの高
い信頼性を要求されるディスクコントローラにとって極
めて効果的な診断方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図はディスクコントローラ内部のデータの流れと、
コンピュータ側及び記憶円盤のセクターとの関連を示す
図、第2図は本発明の具体的実現例を示す図である。 図面中、1はディスク入出力要求プログラム、2はDMA
バッファー、3はコマンドバッファー、4はディスクコ
ントローラ、4Aと4Bはセクターバッファー、5はデータ
入出力処理機能、6は要求監視処理機能、7はコマンド
解析処理、8はインターバルタイマー処理、9は監視タ
イマー、10はメモリ診断処理機能である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ側からのデータ入出力コマン
    ドが一定時間以上途絶えたとき、次のデータ入出力コマ
    ンドが発生するまでに、データバッファーに特定パター
    ンのデータを書込み且つ読出して比較し、データが不一
    致の場合にデータバッファーが不良であると判断するこ
    とを特徴とするディスクコントローラの自己診断方法。
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