JP2584161B2 - 自動車用燃料タンク周り構造 - Google Patents

自動車用燃料タンク周り構造

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JP2584161B2
JP2584161B2 JP3269298A JP26929891A JP2584161B2 JP 2584161 B2 JP2584161 B2 JP 2584161B2 JP 3269298 A JP3269298 A JP 3269298A JP 26929891 A JP26929891 A JP 26929891A JP 2584161 B2 JP2584161 B2 JP 2584161B2
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fuel tank
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filler tube
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automobile
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義博 梅津
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用燃料タンク周
り構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば図5乃至
図7(日産自動車(株)が1990年1月に発行した整
備要領書B13型系車、資料コード A010020参
照)に示すように、自動車用燃料タンク周り構造が、リ
アサイドメンバー1・1と、該リアサイドメンバー1・
1間に架設されたリアクロスメンバー2、前端部3aが
前記リアサイドメンバー1に結合部10aをもって結合
され且つ後端部3bが前記リアクロスメンバー2に結合
部10bをもって結合されたサブフレーム3と、これら
の車体部材にフューエルタンクバンド4を介して配設さ
れたフューエルタンク5と、一端部6aがリアフェンダ
パネル等の車体化粧部材7に支持され且つ他端部6bが
前記フューエルタンク5に支持されて連通されたフィラ
ーチューブ6とを有する。符号8はタイヤである。フィ
ラーチューブ6の一端部6aにはキャップ9が螺合され
ている。尚、前記図5は車両中心(OX)より左右対称
の為、左側のみ開示した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ィラーチューブ6の経路は、サブフレーム3及び該サブ
フレーム3の後端部3bと前記リアクロスメンバー2と
の前記結合部10bの外側を通過する為、側面衝突時の
フィラーチューブ6の保護の為に、前記リアサイドメン
バー1・1及び前記リアクロスメンバー2の板厚の増加
等の補強を行なっている。この為、重量増加或いは原価
高騰の原因になって改善が望まれている。
【0004】また、側面衝突時に前記サブフレーム3の
アッパーパネル11とロアパネル12とのフランジ11
a,12aによる前記フィラーチューブ6への傷つき防
止の為、前記リアクロスメンバー2との前記結合部10
bのサブフレーム3のロアパネル12のフランジ12a
を上側に曲げて、両フランジ11a,12aのこばが露
出しないようにしているが、これも原価高騰の原因にな
って改善が望まれている。
【0005】本発明は、以上のような点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、側面衝突時のフィ
ラーチューブの傷つきを防止する機能を維持しつつ、軽
量化及び原価低減を図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用燃料タ
ンク周り構造としては、リアサイドメンバーと、該リア
サイドメンバー間に架設されたリアクロスメンバーと、
前端部が前記リアサイドメンバーに結合され且つ後端部
が前記リアクロスメンバーに結合されたサブフレーム
と、これらの車体部材に配設されたフューエルタンク
と、一端部が車体化粧部材に支持され且つ他端部が前記
フューエルタンクに支持されて連通されたフィラーチュ
ーブとを有する自動車用燃料タンク周り構造において、
前記フィラーチューブは、前記サブフレームの後端部と
前記リアクロスメンバーとの結合部の略上部を通過する
ように配設してなることを特徴とする。
【0007】
【作 用】この構造によると、仮に側面衝突が生じて
も、衝突エネルギーでもってフィラーチューブと共に前
記サブフレームの後端部と前記リアクロスメンバーとの
結合部が一緒に移動するので、フィラーチューブと干渉
することは無い。しかも、この構造により従来のように
衝突対応メンバの板厚が薄くて良いので、軽量化及び原
価低減が図れ、更に、サブフレームのフランジの一方を
曲げることが必要ないので、原価が低減出来ることにな
る。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例に係る自動車用
燃料タンク周り構造の平面図、図2は図1のA−A線断
面図である。図5乃至図7と同一部材は同一符号を用
い、重複する説明を省略する。
【0009】図中、20は本発明の自動車用燃料タンク
周り構造で、自動車用燃料タンク周り構造20が、リア
サイドメンバー1・1と、該リアサイドメンバー1・1
間に架設されたリアクロスメンバー2と、前端部3aが
前記リアサイドメンバー1に結合部10aをもって結合
され且つ後端部3bが前記リアクロスメンバー2に結合
部10bをもって結合されたサブフレーム3と、これら
の車体部材にフューエルタンクバンド4を介して配設さ
れたフューエルタンク5と、一端部6aがリアフェンダ
パネル等の車体化粧部材7に支持され且つ他端部6bが
前記フューエルタンク5に支持されて連通されたフィラ
ーチューブ6とを有する。符号8はタイヤである。フィ
ラーチューブ6の一端部6aにはキャップ9が螺合され
ている。尚、前記図1は車両中心(OX)より左右対称
の為、右側のみ開示した。符号21はフロアパネルであ
る。前記後端部3bの結合部10bは、リアクロスメン
バー2の下側よりボルト22が挿入され、カラー23を
介してサブフレーム3が保持され、該ボルト22の下端
部がナット24で螺合されている。
【0010】前記フィラーチューブ6は、前記サブフレ
ーム3の後端部3bと前記リアクロスメンバー2との結
合部10bの略上部を通過するように配設してなる。従
って、この構造によると、仮に側面衝突が生じても、衝
突エネルギーでもってフィラーチューブ6と共に前記サ
ブフレーム3の後端部3bと前記リアクロスメンバー2
との結合部10bが一緒に移動するので、フィラーチュ
ーブ6と干渉することは無い。また、フィラーチューブ
6は結合部10bの略上部を通過するように配設されて
いるので、フィラーチューブ6が路面に干渉したり、石
はね等の影響を受けることがない。しかも、この構造に
より従来のように衝突対応メンバの板厚が薄くて良いの
で、軽量化及び原価低減が図れ、更に、サブフレーム3
のフランジ11a,12aの一方を曲げることが必要な
いので、原価が低減出来ることになる。
【0011】図3は、本発明の第2実施例に係る自動車
用燃料タンク周り構造の平面図、図4は図3のB−B線
断面図である。この自動車用燃料タンク周り構造30
は、前記自動車用燃料タンク周り構造20に対して主に
異なる点は、フィラーチューブ6がリアクロスメンバー
2の延長線上に略直線的に配されていることで、それ以
外は同一のため、重複する説明は省略する。第2実施例
の構造においては、フィラーチューブ6がリヤクロスメ
ンバー2より後方に位置しないため、後面衝突時のフィ
ラーチューブ6の保護性能がより向上する。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車用
燃料タンク周り構造としては、リアサイドメンバーと、
該リアサイドメンバー間に架設されたリアクロスメンバ
ーと、前端部が前記リアサイドメンバーに結合され且つ
後端部が前記リアクロスメンバーに結合されたサブフレ
ームと、これらの車体部材に配設されたフューエルタン
クと、一端部が車体化粧部材に支持され且つ他端部が前
記フューエルタンクに支持されて連通されたフィラーチ
ューブとを有する自動車用燃料タンク周り構造におい
て、前記フィラーチューブは、前記サブフレームの後端
部と前記リアクロスメンバーとの結合部の略上部を通過
するように配設してなることを特徴とするものであるか
ら、仮に側面衝突が生じても、衝突エネルギーでもって
フィラーチューブと共に前記サブフレームの後端部と前
記リアクロスメンバーとの結合部が一緒に移動するの
で、フィラーチューブと干渉することは無く、ガソリン
洩れの不具合は生じない。しかも、この構造により従来
のように衝突対応メンバの板厚が薄くて良いので、軽量
化及び原価低減が図れ、更に、サブフレームのフランジ
の一方を曲げることが必要ないので、原価が低減出来る
ことになり、側面衝突時のフィラーチューブの傷つきを
防止する機能を維持しつつ、軽量化及び原価低減を図る
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動車用燃料タンク
周り構造の平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る自動車用燃料タンク
周り構造の平面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】従来の自動車用燃料タンク周り構造の平面図で
ある。
【図6】図5の矢視Dに係る側面図である。
【図7】図6のC−C線断面図である。
【符号の説明】
20 自動車用燃料タンク周り構造 30 自動車用燃料タンク周り構造 1 リアサイドメンバー 2 リアクロスメンバー 3 サブフレーム 3a サブフレームの前端部 3b サブフレームの後端部 5 フューエルタンク 6 フィラーチューブ 6a フィラーチューブの一端部 6b フィラーチューブの他端部 7 車体化粧部材 10a 結合部 10b 結合部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアサイドメンバーと、該リアサイドメ
    ンバー間に架設されたリアクロスメンバーと、前端部が
    前記リアサイドメンバーに結合され且つ後端部が前記リ
    アクロスメンバーに結合されたサブフレームと、これら
    の車体部材に配設されたフューエルタンクと、一端部が
    車体化粧部材に支持され且つ他端部が前記フューエルタ
    ンクに支持されて連通されたフィラーチューブとを有す
    る自動車用燃料タンク周り構造において、前記フィラー
    チューブは、前記サブフレームの後端部と前記リアクロ
    スメンバーとの結合部の略上部を通過するように配設し
    てなることを特徴とする自動車用燃料タンク周り構造。
JP3269298A 1991-10-17 1991-10-17 自動車用燃料タンク周り構造 Expired - Lifetime JP2584161B2 (ja)

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JPH05104963A JPH05104963A (ja) 1993-04-27
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US6299244B1 (en) 2000-08-08 2001-10-09 Patent Holding Company Lightweight vehicle body panels and method of blow molding vehicle body panels
CN104349967B (zh) * 2012-06-15 2016-06-29 本田技研工业株式会社 车身后部结构
JP7415239B2 (ja) * 2021-03-18 2024-01-17 三菱自動車工業株式会社 フレーム車両の車体構造

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