JP2583804Y2 - 分離型逆洗式パティキュレート捕集装置 - Google Patents
分離型逆洗式パティキュレート捕集装置Info
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- JP2583804Y2 JP2583804Y2 JP6076693U JP6076693U JP2583804Y2 JP 2583804 Y2 JP2583804 Y2 JP 2583804Y2 JP 6076693 U JP6076693 U JP 6076693U JP 6076693 U JP6076693 U JP 6076693U JP 2583804 Y2 JP2583804 Y2 JP 2583804Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はエンジンの排ガス中のパ
ティキュレートを捕集する第1及び第2フィルタが、互
いに分離された第1及び第2捕集器に収容された逆洗式
のパティキュレート捕集装置に関するものである。
ティキュレートを捕集する第1及び第2フィルタが、互
いに分離された第1及び第2捕集器に収容された逆洗式
のパティキュレート捕集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は捕集ケースの底部横断面が略
V字状に形成され、捕集ケース内が仕切板により多孔質
の耐熱性セラミック材料からなる第1及び第2フィルタ
をそれぞれ収容する第1及び第2フィルタ室に区画さ
れ、更に第1及び第2隔壁により第1及び第2排ガス流
入室と第1及び第2排ガス排出室とに区画された逆洗式
パティキュレート捕集装置を実用新案登録出願した(実
開平5−58812)。この装置では、第1及び第2フ
ィルタの各面のうち、仕切板に対向する側面をそれぞれ
パティキュレート排出面とし、排出面と反対側の側面を
それぞれ排ガス流入面とし、ケース内頂面に対向する上
面をそれぞれ排ガス排出面とする。
V字状に形成され、捕集ケース内が仕切板により多孔質
の耐熱性セラミック材料からなる第1及び第2フィルタ
をそれぞれ収容する第1及び第2フィルタ室に区画さ
れ、更に第1及び第2隔壁により第1及び第2排ガス流
入室と第1及び第2排ガス排出室とに区画された逆洗式
パティキュレート捕集装置を実用新案登録出願した(実
開平5−58812)。この装置では、第1及び第2フ
ィルタの各面のうち、仕切板に対向する側面をそれぞれ
パティキュレート排出面とし、排出面と反対側の側面を
それぞれ排ガス流入面とし、ケース内頂面に対向する上
面をそれぞれ排ガス排出面とする。
【0003】一対のパティキュレート排出面にそれぞれ
臨む第1及び第2パティキュレート排出孔を囲んで焼却
ケースが捕集ケース外底面に固着され、エンジンの排ガ
スを第1又は第2フィルタのいずれかに導くように切換
え可能な切換弁が出口側排気管に設けられる。焼却ケー
ス内にはヒータが内蔵される。このように構成された捕
集装置では、装置全体を小型に形成することができ、僅
かな取付スペースに取付けることができる。また小型化
に伴い重量も小さくすることができるようになってい
る。
臨む第1及び第2パティキュレート排出孔を囲んで焼却
ケースが捕集ケース外底面に固着され、エンジンの排ガ
スを第1又は第2フィルタのいずれかに導くように切換
え可能な切換弁が出口側排気管に設けられる。焼却ケー
ス内にはヒータが内蔵される。このように構成された捕
集装置では、装置全体を小型に形成することができ、僅
かな取付スペースに取付けることができる。また小型化
に伴い重量も小さくすることができるようになってい
る。
【0004】この捕集装置では、第1フィルタを逆洗す
るときには、エンジンの排ガスが第2フィルタを通って
排出されるように切換弁を切換え、第1逆洗ノズルから
第1フィルタに向って圧縮エアを吹き付ける。この圧縮
エアにより第1フィルタから離脱したパティキュレート
は第1フィルタのパティキュレート排出面から焼却ケー
ス内に落下し、パティキュレート中の煤はヒータにより
焼却される。また第2フィルタを逆洗するときには、排
ガスが第1フィルタを通って排出されるように切換弁を
切換え、第2逆洗ノズルから第2フィルタに向って圧縮
エアを吹き付ける。
るときには、エンジンの排ガスが第2フィルタを通って
排出されるように切換弁を切換え、第1逆洗ノズルから
第1フィルタに向って圧縮エアを吹き付ける。この圧縮
エアにより第1フィルタから離脱したパティキュレート
は第1フィルタのパティキュレート排出面から焼却ケー
ス内に落下し、パティキュレート中の煤はヒータにより
焼却される。また第2フィルタを逆洗するときには、排
ガスが第1フィルタを通って排出されるように切換弁を
切換え、第2逆洗ノズルから第2フィルタに向って圧縮
エアを吹き付ける。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の逆
洗式パティキュレート捕集装置では、エンジンの排ガス
の熱を第1フィルタ及び第2フィルタが蓄熱して高温に
なり易く、捕集装置の構成部品を優れた耐熱性を有する
高価な材料により形成しなければならず、製造コストを
押上げる不具合があった。また第1フィルタ及び第2フ
ィルタのシール材を、優れた耐熱性を有する高価なニッ
ケル合金、いわゆるインコネル合金(インコネル社の登
録商標)繊維により形成しても、エンジンの運転条件に
よってはその耐熱温度を越える場合があった。
洗式パティキュレート捕集装置では、エンジンの排ガス
の熱を第1フィルタ及び第2フィルタが蓄熱して高温に
なり易く、捕集装置の構成部品を優れた耐熱性を有する
高価な材料により形成しなければならず、製造コストを
押上げる不具合があった。また第1フィルタ及び第2フ
ィルタのシール材を、優れた耐熱性を有する高価なニッ
ケル合金、いわゆるインコネル合金(インコネル社の登
録商標)繊維により形成しても、エンジンの運転条件に
よってはその耐熱温度を越える場合があった。
【0006】本考案の第1の目的は、フィルタを収容す
る捕集器の表面積を増大させることにより、高温の排ガ
スが流入して上昇する捕集器内温度を低減でき、捕集装
置の耐久性を向上できる分離型逆洗式パティキュレート
捕集装置を提供することにある。本考案の第2の目的
は、比較的簡単な構造の部品の追加で、エンジンの排ガ
スが捕集器内に流入する前にこの排ガス温度を低減でき
る分離型逆洗式パティキュレート捕集装置を提供するこ
とにある。
る捕集器の表面積を増大させることにより、高温の排ガ
スが流入して上昇する捕集器内温度を低減でき、捕集装
置の耐久性を向上できる分離型逆洗式パティキュレート
捕集装置を提供することにある。本考案の第2の目的
は、比較的簡単な構造の部品の追加で、エンジンの排ガ
スが捕集器内に流入する前にこの排ガス温度を低減でき
る分離型逆洗式パティキュレート捕集装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の構成を、実施例に対応する図1を用いて説明
する。本考案は、一端がエンジン11の排気マニホルド
12に接続された上流側排気管13の他端に分岐して接
続された第1下流側排気管21及び第2下流側排気管2
2と、第1下流側排気管21及び第2下流側排気管22
の途中にそれぞれ設けられエンジン11の排ガス中のパ
ティキュレートを捕集する第1フィルタ41及び第2フ
ィルタ42がそれぞれ収容された第1捕集器31及び第
2捕集器32と、第1捕集器31及び第2捕集器32の
底部にそれぞれ形成された第1焼却室31b及び第2焼
却室32bにそれぞれ設けられた第1ヒータ51及び第
2ヒータ52と、第1フィルタ41及び第2フィルタ4
2より排ガス下流側にそれぞれ挿入され第1フィルタ4
1及び第2フィルタ42にそれぞれ圧縮エアを噴射可能
な第1ノズル61及び第2ノズル62と、第1ノズル6
1及び第2ノズル62より排ガス下流側の第1下流側排
気管21及び第2下流側排気管22にそれぞれ設けられ
第1下流側排気管21及び第2下流側排気管22をそれ
ぞれ開閉可能な第1シャットオフバルブ81及び第2シ
ャットオフバルブ82とを備え、第1フィルタ41又は
第2フィルタ42の逆洗時に第2シャットオフバルブ8
2又は第1シャットオフバルブ81を開いた状態で第1
シャットオフバルブ81又は第2シャットオフバルブ8
2を閉じて第1ノズル61又は第2ノズル62から圧縮
エアを噴射するように構成された分離型逆洗式パティキ
ュレート捕集装置の改良である。その特徴ある構成は、
上流側排気管13の他端の分岐部にエンジン11の排ガ
スを膨張させる膨張室14aを有する分配器14が設け
られたところにある。
の本考案の構成を、実施例に対応する図1を用いて説明
する。本考案は、一端がエンジン11の排気マニホルド
12に接続された上流側排気管13の他端に分岐して接
続された第1下流側排気管21及び第2下流側排気管2
2と、第1下流側排気管21及び第2下流側排気管22
の途中にそれぞれ設けられエンジン11の排ガス中のパ
ティキュレートを捕集する第1フィルタ41及び第2フ
ィルタ42がそれぞれ収容された第1捕集器31及び第
2捕集器32と、第1捕集器31及び第2捕集器32の
底部にそれぞれ形成された第1焼却室31b及び第2焼
却室32bにそれぞれ設けられた第1ヒータ51及び第
2ヒータ52と、第1フィルタ41及び第2フィルタ4
2より排ガス下流側にそれぞれ挿入され第1フィルタ4
1及び第2フィルタ42にそれぞれ圧縮エアを噴射可能
な第1ノズル61及び第2ノズル62と、第1ノズル6
1及び第2ノズル62より排ガス下流側の第1下流側排
気管21及び第2下流側排気管22にそれぞれ設けられ
第1下流側排気管21及び第2下流側排気管22をそれ
ぞれ開閉可能な第1シャットオフバルブ81及び第2シ
ャットオフバルブ82とを備え、第1フィルタ41又は
第2フィルタ42の逆洗時に第2シャットオフバルブ8
2又は第1シャットオフバルブ81を開いた状態で第1
シャットオフバルブ81又は第2シャットオフバルブ8
2を閉じて第1ノズル61又は第2ノズル62から圧縮
エアを噴射するように構成された分離型逆洗式パティキ
ュレート捕集装置の改良である。その特徴ある構成は、
上流側排気管13の他端の分岐部にエンジン11の排ガ
スを膨張させる膨張室14aを有する分配器14が設け
られたところにある。
【0008】
【作用】通常、第1シャットオフバルブ81及び第2シ
ャットオフバルブ82は開いた状態に保たれる。高温の
エンジン11の排ガスは排気マニホルド12及び上流側
排気管13を通って分配器14内の膨張室14aに流入
し、第1下流側排気管21及び第2下流側排気管22に
均等に分流され、更に第1捕集器31内の第1フィルタ
41又は第2捕集器32内の第2フィルタ42を通過し
て清浄な排ガスとなって大気に排出される。高温の排ガ
スは、断熱膨張しながら膨張室14aに流入することに
より、更に分離されて放熱面積が増大した第1捕集器3
1又は第2器捕集器32に流入することにより、その温
度が下がる。また第1フィルタ41及び第2フィルタ4
2に所定量以上のパティキュレートが堆積すると、第1
フィルタ41又は第2フィルタ42のいずれか一方から
順に逆洗される。
ャットオフバルブ82は開いた状態に保たれる。高温の
エンジン11の排ガスは排気マニホルド12及び上流側
排気管13を通って分配器14内の膨張室14aに流入
し、第1下流側排気管21及び第2下流側排気管22に
均等に分流され、更に第1捕集器31内の第1フィルタ
41又は第2捕集器32内の第2フィルタ42を通過し
て清浄な排ガスとなって大気に排出される。高温の排ガ
スは、断熱膨張しながら膨張室14aに流入することに
より、更に分離されて放熱面積が増大した第1捕集器3
1又は第2器捕集器32に流入することにより、その温
度が下がる。また第1フィルタ41及び第2フィルタ4
2に所定量以上のパティキュレートが堆積すると、第1
フィルタ41又は第2フィルタ42のいずれか一方から
順に逆洗される。
【0009】
【実施例】次に本考案の第1実施例を図面に基づいて詳
しく説明する。図1〜図3に示すように、ディーゼルエ
ンジン11は車両用エンジンであって、エンジン11の
排気マニホルド12には上流側排気管13の一端が接続
され、この上流側排気管13の他端には第1下流側排気
管21及び第2下流側排気管22の一端が分岐して接続
される。上流側排気管13の他端の分岐部には上記下流
側排気管21,22に排ガスを均等に分配する分配器1
4が設けられ、この分配器14内にはエンジン11の排
ガスを膨張可能な断面積及び容積を有する膨張室14a
が形成される。
しく説明する。図1〜図3に示すように、ディーゼルエ
ンジン11は車両用エンジンであって、エンジン11の
排気マニホルド12には上流側排気管13の一端が接続
され、この上流側排気管13の他端には第1下流側排気
管21及び第2下流側排気管22の一端が分岐して接続
される。上流側排気管13の他端の分岐部には上記下流
側排気管21,22に排ガスを均等に分配する分配器1
4が設けられ、この分配器14内にはエンジン11の排
ガスを膨張可能な断面積及び容積を有する膨張室14a
が形成される。
【0010】膨張室14a内の中央には膨張室14aを
入口側室14d及び出口側室14eに区画するサポート
プレート14bが固着され(図1)、このサポートプレ
ート14bには両室14d,14eを連通する複数の連
通孔14cが形成される(図2)。上流側排気管13の
他端は分配器14の一方の端面から挿入されてサポート
プレート14bに固着され、第1下流側排気管21及び
第2下流側排気管22の一端は分配器14の他方の端面
から挿入されてサポートプレート14bにそれぞれ固着
される。入口側室14d内に位置する上流側排気管13
の外周面には多数の孔13aが形成され、出口側室14
e内に位置する第1下流側排気管21及び第2下流側排
気管22の外周面には多数の孔21a,22aがそれぞ
れ形成される。
入口側室14d及び出口側室14eに区画するサポート
プレート14bが固着され(図1)、このサポートプレ
ート14bには両室14d,14eを連通する複数の連
通孔14cが形成される(図2)。上流側排気管13の
他端は分配器14の一方の端面から挿入されてサポート
プレート14bに固着され、第1下流側排気管21及び
第2下流側排気管22の一端は分配器14の他方の端面
から挿入されてサポートプレート14bにそれぞれ固着
される。入口側室14d内に位置する上流側排気管13
の外周面には多数の孔13aが形成され、出口側室14
e内に位置する第1下流側排気管21及び第2下流側排
気管22の外周面には多数の孔21a,22aがそれぞ
れ形成される。
【0011】第1下流側排気管21及び第2下流側排気
管22の途中には第1捕集器31及び第2捕集器32が
それぞれ設けられる。第1捕集器31及び第2捕集器3
2の内部には第1フィルタ室31a及び第2フィルタ室
32aがそれぞれ形成され、両室31a,32aにはシ
ール材16,17(図3)を介して第1フィルタ41及
び第2フィルタ42がそれぞれ収容される。両フィルタ
41,42は同形同大であって、同一のパティキュレー
ト捕集能力を有する。両フィルタ41,42は多孔質の
耐熱性セラミック材料により形成され、シール材16,
17は適度の弾性を有する比較的廉価なセラミック繊維
やガラス繊維により形成される。シール材16,17は
優れた耐熱性を有する高価なニッケル合金、いわゆるイ
ンコネル合金(インコネル社の登録商標)繊維により形
成されたシール材より耐熱温度が低い。また第1フィル
タ室31a及び第2フィルタ室32aの下方の第1捕集
器31及び第2捕集器32の底部には第1焼却室31b
及び第2焼却室32bがそれぞれ形成され、第1焼却室
31b及び第2焼却室32bには第1ヒータ51及び第
2ヒータ52がそれぞれ設けられる(図3)。
管22の途中には第1捕集器31及び第2捕集器32が
それぞれ設けられる。第1捕集器31及び第2捕集器3
2の内部には第1フィルタ室31a及び第2フィルタ室
32aがそれぞれ形成され、両室31a,32aにはシ
ール材16,17(図3)を介して第1フィルタ41及
び第2フィルタ42がそれぞれ収容される。両フィルタ
41,42は同形同大であって、同一のパティキュレー
ト捕集能力を有する。両フィルタ41,42は多孔質の
耐熱性セラミック材料により形成され、シール材16,
17は適度の弾性を有する比較的廉価なセラミック繊維
やガラス繊維により形成される。シール材16,17は
優れた耐熱性を有する高価なニッケル合金、いわゆるイ
ンコネル合金(インコネル社の登録商標)繊維により形
成されたシール材より耐熱温度が低い。また第1フィル
タ室31a及び第2フィルタ室32aの下方の第1捕集
器31及び第2捕集器32の底部には第1焼却室31b
及び第2焼却室32bがそれぞれ形成され、第1焼却室
31b及び第2焼却室32bには第1ヒータ51及び第
2ヒータ52がそれぞれ設けられる(図3)。
【0012】第1フィルタ41及び第2フィルタ42よ
り排ガス下流側の第1捕集器31及び第2捕集器32に
は第1フィルタ41及び第2フィルタ42に向って第1
ノズル61及び第2ノズル62がそれぞれ挿入される。
第1ノズル61及び第2ノズル62の基端は管路18,
19を介してエアタンク23にそれぞれ接続される。管
路18,19の途中には第1逆洗弁71及び第2逆洗弁
72がそれぞれ設けられる。第1逆洗弁71及び第2逆
洗弁72は図示しないがダイヤフラムに固着されたシー
ト弁とこのシート弁が着座可能な弁座とをそれぞれ有す
る瞬時に全開可能なパルス弁と、パルス弁を開閉する3
ポート2位置切換えのスプリングリターン式の電磁弁と
をそれぞれ備える。上記電磁弁をオンすると管路18,
19がそれぞれ開放され、オフすると管路18,19が
それぞれ遮断されるようになっている。
り排ガス下流側の第1捕集器31及び第2捕集器32に
は第1フィルタ41及び第2フィルタ42に向って第1
ノズル61及び第2ノズル62がそれぞれ挿入される。
第1ノズル61及び第2ノズル62の基端は管路18,
19を介してエアタンク23にそれぞれ接続される。管
路18,19の途中には第1逆洗弁71及び第2逆洗弁
72がそれぞれ設けられる。第1逆洗弁71及び第2逆
洗弁72は図示しないがダイヤフラムに固着されたシー
ト弁とこのシート弁が着座可能な弁座とをそれぞれ有す
る瞬時に全開可能なパルス弁と、パルス弁を開閉する3
ポート2位置切換えのスプリングリターン式の電磁弁と
をそれぞれ備える。上記電磁弁をオンすると管路18,
19がそれぞれ開放され、オフすると管路18,19が
それぞれ遮断されるようになっている。
【0013】第1ノズル61及び第2ノズル62より排
ガス下流側の第1下流側排気管21及び第2下流側排気
管22には第1シャットオフバルブ81及び第2シャッ
トオフバルブ82がそれぞれ設けられる。第1シャット
オフバルブ81及び第2シャットオフバルブ82はスプ
リングリターン式のロータリアクチュエータ24,25
にそれぞれ接続され、ロータリアクチュエータ24,2
5は管路26,27を介してエアタンク23にそれぞれ
接続される。管路26,27の途中には3ポート2位置
切換えのスプリングリターン式の電磁弁28,29がそ
れぞれ設けられる。
ガス下流側の第1下流側排気管21及び第2下流側排気
管22には第1シャットオフバルブ81及び第2シャッ
トオフバルブ82がそれぞれ設けられる。第1シャット
オフバルブ81及び第2シャットオフバルブ82はスプ
リングリターン式のロータリアクチュエータ24,25
にそれぞれ接続され、ロータリアクチュエータ24,2
5は管路26,27を介してエアタンク23にそれぞれ
接続される。管路26,27の途中には3ポート2位置
切換えのスプリングリターン式の電磁弁28,29がそ
れぞれ設けられる。
【0014】電磁弁28又は29がオンするとロータリ
アクチュエータ24又は25にエアタンク23の圧縮エ
アがそれぞれ供給され、ロータリアクチュエータ24又
は25が第1下流側排気管21又は第2下流側排気管2
2を遮断する方向に第1シャットオフバルブ81又は第
2シャットオフバルブ82を回転させる。電磁弁28又
は29がオフするとロータリアクチュエータ24又は2
5内の圧縮エアが排出され、ロータリアクチュエータ2
4又は25が図示しない内蔵ばねの弾性力により第1下
流側排気管21又は第2下流側排気管22を開放する方
向に第1シャットオフバルブ81又は第2シャットオフ
バルブ82を回転させるようになっている。
アクチュエータ24又は25にエアタンク23の圧縮エ
アがそれぞれ供給され、ロータリアクチュエータ24又
は25が第1下流側排気管21又は第2下流側排気管2
2を遮断する方向に第1シャットオフバルブ81又は第
2シャットオフバルブ82を回転させる。電磁弁28又
は29がオフするとロータリアクチュエータ24又は2
5内の圧縮エアが排出され、ロータリアクチュエータ2
4又は25が図示しない内蔵ばねの弾性力により第1下
流側排気管21又は第2下流側排気管22を開放する方
向に第1シャットオフバルブ81又は第2シャットオフ
バルブ82を回転させるようになっている。
【0015】上流側排気管13には排ガスの圧力を検出
する圧力センサ33が設けられる。34はコントローラ
であって、その制御入力には圧力センサ33が接続され
る。またコントローラ34の制御出力は駆動回路36を
介して第1ヒータ51、第2ヒータ52、第1逆洗弁7
1、第2逆洗弁72及び電磁弁28,29に接続され
る。第1ヒータ51及び第2ヒータ52は容量が比較的
小さいので、エンジン11が作動している間、オン状態
に保たれる。
する圧力センサ33が設けられる。34はコントローラ
であって、その制御入力には圧力センサ33が接続され
る。またコントローラ34の制御出力は駆動回路36を
介して第1ヒータ51、第2ヒータ52、第1逆洗弁7
1、第2逆洗弁72及び電磁弁28,29に接続され
る。第1ヒータ51及び第2ヒータ52は容量が比較的
小さいので、エンジン11が作動している間、オン状態
に保たれる。
【0016】このように構成された分離型逆洗式パティ
キュレート捕集装置の動作を説明する。圧力センサ33
が所定値未満のエンジン11の排ガス圧力を検出してい
るときには、コントローラ34は第1シャットオフバル
ブ81及び第2シャットオフバルブ82を開いた状態に
保つ。高温のエンジン11の排ガスは排気マニホルド1
2及び上流側排気管13を通って分配器14内の膨張室
14aに流入し、第1下流側排気管21及び第2下流側
排気管22に均等に分流される。第1下流側排気管21
に流入した排ガスは第1捕集器31内の第1フィルタ4
1にてパティキュレートが除去されて清浄な排ガスとな
って大気に排出され、第2下流側排気管22に流入した
排ガスは第2捕集器32内の第2フィルタ42にてパテ
ィキュレートが除去されて清浄な排ガスとなって大気に
排出される。
キュレート捕集装置の動作を説明する。圧力センサ33
が所定値未満のエンジン11の排ガス圧力を検出してい
るときには、コントローラ34は第1シャットオフバル
ブ81及び第2シャットオフバルブ82を開いた状態に
保つ。高温のエンジン11の排ガスは排気マニホルド1
2及び上流側排気管13を通って分配器14内の膨張室
14aに流入し、第1下流側排気管21及び第2下流側
排気管22に均等に分流される。第1下流側排気管21
に流入した排ガスは第1捕集器31内の第1フィルタ4
1にてパティキュレートが除去されて清浄な排ガスとな
って大気に排出され、第2下流側排気管22に流入した
排ガスは第2捕集器32内の第2フィルタ42にてパテ
ィキュレートが除去されて清浄な排ガスとなって大気に
排出される。
【0017】高温の排ガスは、膨張室14aに流入する
ことにより断熱膨張してその温度が下がり、更に分離さ
れて表面積、即ち放熱面積が増大した第1捕集器31又
は第2器捕集器32に流入することにより更にその温度
が下がる。この結果、エンジン11の運転条件により排
ガス温度が捕集装置の構成部品の耐熱温度、特にフィル
タ41,42のシール材16,17の耐熱温度を越えて
も、排ガスが膨張室14aに流入するとき及び捕集器3
1,32に流入したときに、その温度がシール材16,
17の耐熱温度以下に下がるので、捕集装置の耐久性を
向上できる。
ことにより断熱膨張してその温度が下がり、更に分離さ
れて表面積、即ち放熱面積が増大した第1捕集器31又
は第2器捕集器32に流入することにより更にその温度
が下がる。この結果、エンジン11の運転条件により排
ガス温度が捕集装置の構成部品の耐熱温度、特にフィル
タ41,42のシール材16,17の耐熱温度を越えて
も、排ガスが膨張室14aに流入するとき及び捕集器3
1,32に流入したときに、その温度がシール材16,
17の耐熱温度以下に下がるので、捕集装置の耐久性を
向上できる。
【0018】第1フィルタ41及び第2フィルタ42に
パティキュレートが堆積して圧力センサ33が所定値以
上の排ガス圧力を検出すると、コントローラ34はこの
検出出力に基づいて先ず電磁弁28をオンして第1シャ
ットオフバルブ81を閉じ、次に第1逆洗弁71の図示
しない電磁弁を極めて短い時間だけオンして管路18を
開放し第1ノズル61から第1フィルタ41に向って圧
縮エアを噴射する。この圧縮エアの噴射により第1フィ
ルタ41から離脱したパティキュレートは第1焼却室3
1bに落下し、パティキュレート中の煤は第1ヒータ5
1により焼却される。第1フィルタ41の逆洗が終了す
ると、コントローラ34は第1シャットオフバルブ81
を開いて第2シャットオフバルブ82を閉じ、上記と同
様に第2フィルタ42を逆洗する。第2フィルタ42の
逆洗が終了すると、コントローラ34は第2シャットオ
フバルブ82を開く。
パティキュレートが堆積して圧力センサ33が所定値以
上の排ガス圧力を検出すると、コントローラ34はこの
検出出力に基づいて先ず電磁弁28をオンして第1シャ
ットオフバルブ81を閉じ、次に第1逆洗弁71の図示
しない電磁弁を極めて短い時間だけオンして管路18を
開放し第1ノズル61から第1フィルタ41に向って圧
縮エアを噴射する。この圧縮エアの噴射により第1フィ
ルタ41から離脱したパティキュレートは第1焼却室3
1bに落下し、パティキュレート中の煤は第1ヒータ5
1により焼却される。第1フィルタ41の逆洗が終了す
ると、コントローラ34は第1シャットオフバルブ81
を開いて第2シャットオフバルブ82を閉じ、上記と同
様に第2フィルタ42を逆洗する。第2フィルタ42の
逆洗が終了すると、コントローラ34は第2シャットオ
フバルブ82を開く。
【0019】図4及び図5は本考案の第2実施例を示
す。図4及び図5において上記第1実施例と同一符号は
同一部品を示す。本実施例の特徴ある構成は、上流側排
気管113の他端が分配器114の一方の端面から挿入
されて他方の端面の内面に固着され、第1下流側排気管
121及び第2下流側排気管122の一端側が1本の挿
通管123で兼用されかつ分配器114にその外周面か
ら上流側排気管113に接触しない位置で挿通されたと
ころにある。分配器114内にはエンジン11の排ガス
を膨張可能な断面積及び容積を有する膨張室114aが
形成され、膨張室114a内に位置する上流側排気管1
13及び挿通管123の外周面には多数の孔113a,
123aが形成される。
す。図4及び図5において上記第1実施例と同一符号は
同一部品を示す。本実施例の特徴ある構成は、上流側排
気管113の他端が分配器114の一方の端面から挿入
されて他方の端面の内面に固着され、第1下流側排気管
121及び第2下流側排気管122の一端側が1本の挿
通管123で兼用されかつ分配器114にその外周面か
ら上流側排気管113に接触しない位置で挿通されたと
ころにある。分配器114内にはエンジン11の排ガス
を膨張可能な断面積及び容積を有する膨張室114aが
形成され、膨張室114a内に位置する上流側排気管1
13及び挿通管123の外周面には多数の孔113a,
123aが形成される。
【0020】このように構成された捕集装置では、分配
器114を含む分配器114周辺の配管をコンパクトに
行えるので、これら部品の取付スペースは上記第1実施
例と比較して僅かで済む。またこの捕集装置の動作は上
記第1実施例と同様なので、繰返しの説明を省略する。
器114を含む分配器114周辺の配管をコンパクトに
行えるので、これら部品の取付スペースは上記第1実施
例と比較して僅かで済む。またこの捕集装置の動作は上
記第1実施例と同様なので、繰返しの説明を省略する。
【0021】なお、上記第1及び第2実施例では上流側
排気管の他端の分岐部に、エンジンの排ガスを断熱膨張
させて冷却する膨張室を有する分配器を設けたが、捕集
器を第1捕集器及び第2捕集器に分離してそれらの表面
積を増大させることにより十分に捕集器内を冷却できれ
ば、分配器は不要になる。また、上記第1及び第2実施
例では第1及び第2ノズルを第1及び第2フィルタ室よ
り排ガス下流側の第1及び第2捕集器にそれぞれ挿入し
たが、第1及び第2ノズルを第1及び第2シャットオフ
バルブより排ガス上流側の第1及び第2下流側排気管に
それぞれ挿入してもよい。また、上記第1及び第2実施
例では第1及び第2フィルタの逆洗時期を圧力センサに
より検出したが、定期的、即ち一定時間又は一定距離走
行したときに、第1及び第2フィルタを逆洗してもよ
い。更に、上記第1及び第2実施例ではエンジンとして
車両用エンジンを挙げたが、産業機械用エンジン、船用
エンジン又はその他のエンジンでもよい。
排気管の他端の分岐部に、エンジンの排ガスを断熱膨張
させて冷却する膨張室を有する分配器を設けたが、捕集
器を第1捕集器及び第2捕集器に分離してそれらの表面
積を増大させることにより十分に捕集器内を冷却できれ
ば、分配器は不要になる。また、上記第1及び第2実施
例では第1及び第2ノズルを第1及び第2フィルタ室よ
り排ガス下流側の第1及び第2捕集器にそれぞれ挿入し
たが、第1及び第2ノズルを第1及び第2シャットオフ
バルブより排ガス上流側の第1及び第2下流側排気管に
それぞれ挿入してもよい。また、上記第1及び第2実施
例では第1及び第2フィルタの逆洗時期を圧力センサに
より検出したが、定期的、即ち一定時間又は一定距離走
行したときに、第1及び第2フィルタを逆洗してもよ
い。更に、上記第1及び第2実施例ではエンジンとして
車両用エンジンを挙げたが、産業機械用エンジン、船用
エンジン又はその他のエンジンでもよい。
【0022】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、一
端が排気マニホルドに接続された上流側排気管の他端に
第1及び第2下流側排気管を分岐して接続し、第1及び
第2下流側排気管の途中に配設された第1及び第2捕集
器に第1及び第2フィルタをそれぞれ収容し、第1又は
第2フィルタの逆洗時に第2又は第1シャットオフバル
ブを開いた状態で第1又は第2シャットオフバルブを閉
じて第1又は第2ノズルから第1又は第2フィルタに圧
縮エアを噴射するように構成し、更に上流側排気管の他
端の分岐部にエンジンの排ガスを膨張させる膨張室を有
する分配器を設けたので、フィルタを収容する捕集器の
表面積、即ち放熱面積が増大し、高温の排ガスが捕集器
内に流入しても、捕集器内温度を低減することができ
る。この結果、エンジンの運転条件がどのように変化し
ても、捕集器内温度はそれらの構成部品の耐熱温度を越
えることはなく、捕集装置の耐久性を向上できる。また
捕集装置の構成部品として優れた耐熱性を有する高価な
材料を用いた従来の逆洗式パティキュレート捕集装置と
比較して、廉価な材料で構成部品を製作できるので、製
造コストを低減できる。更にエンジンの排ガスが捕集器
内に流入する前に、この排ガスを分配器の膨張室にて膨
張させるので、排ガス温度を低減できる。この結果、捕
集器内温度を更に低減できる。上記分配器は比較的簡単
な構造の部品であるため、製造コストの増大は僅かで済
む。
端が排気マニホルドに接続された上流側排気管の他端に
第1及び第2下流側排気管を分岐して接続し、第1及び
第2下流側排気管の途中に配設された第1及び第2捕集
器に第1及び第2フィルタをそれぞれ収容し、第1又は
第2フィルタの逆洗時に第2又は第1シャットオフバル
ブを開いた状態で第1又は第2シャットオフバルブを閉
じて第1又は第2ノズルから第1又は第2フィルタに圧
縮エアを噴射するように構成し、更に上流側排気管の他
端の分岐部にエンジンの排ガスを膨張させる膨張室を有
する分配器を設けたので、フィルタを収容する捕集器の
表面積、即ち放熱面積が増大し、高温の排ガスが捕集器
内に流入しても、捕集器内温度を低減することができ
る。この結果、エンジンの運転条件がどのように変化し
ても、捕集器内温度はそれらの構成部品の耐熱温度を越
えることはなく、捕集装置の耐久性を向上できる。また
捕集装置の構成部品として優れた耐熱性を有する高価な
材料を用いた従来の逆洗式パティキュレート捕集装置と
比較して、廉価な材料で構成部品を製作できるので、製
造コストを低減できる。更にエンジンの排ガスが捕集器
内に流入する前に、この排ガスを分配器の膨張室にて膨
張させるので、排ガス温度を低減できる。この結果、捕
集器内温度を更に低減できる。上記分配器は比較的簡単
な構造の部品であるため、製造コストの増大は僅かで済
む。
【図1】本考案第1実施例の分離型逆洗式パティキュレ
ート捕集装置の構成図。
ート捕集装置の構成図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】本考案の第2実施例を示す図1に対応する断面
図。
図。
【図5】図4のC−C線断面図。
11 エンジン 12 排気マニホルド 13,113 上流側排気管 14,114 分配器 14a,114a 膨張室 21,121 第1下流側排気管 22,122 第2下流側排気管 31 第1捕集器 31b 第1焼却室 32 第2捕集器 32b 第2焼却室 41 第1フィルタ 42 第2フィルタ 51 第1ヒータ 52 第2ヒータ 61 第1ノズル 62 第2ノズル 81 第1シャットオフバルブ 82 第2シャットオフバルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 一端がエンジン(11)の排気マニホルド(1
2)に接続された上流側排気管(13,113)の他端に分岐して
接続された第1下流側排気管(21,121)及び第2下流側排
気管(22,122)と、 前記第1下流側排気管(21,121)及び第2下流側排気管(2
2,122)の途中にそれぞれ設けられ前記エンジン(11)の排
ガス中のパティキュレートを捕集する第1フィルタ(41)
及び第2フィルタ(42)がそれぞれ収容された第1捕集器
(31)及び第2捕集器(32)と、 前記第1捕集器(31)及び前記第2捕集器(32)の底部にそ
れぞれ形成された第1焼却室(31b)及び第2焼却室(32b)
にそれぞれ設けられた第1ヒータ(51)及び第2ヒータ(5
2)と、 前記第1フィルタ(41)及び前記第2フィルタ(42)より排
ガス下流側にそれぞれ挿入され前記第1フィルタ(41)及
び前記第2フィルタ(42)にそれぞれ圧縮エアを噴射可能
な第1ノズル(61)及び第2ノズル(62)と、 前記第1ノズル(61)及び前記第2ノズル(62)より排ガス
下流側の前記第1下流側排気管(21,121)及び前記第2下
流側排気管(22,122)にそれぞれ設けられ前記第1下流側
排気管(21,121)及び前記第2下流側排気管(22,122)をそ
れぞれ開閉可能な第1シャットオフバルブ(81)及び第2
シャットオフバルブ(82)とを備え、 前記第1フィルタ(41)又は前記第2フィルタ(42)の逆洗
時に前記第2シャットオフバルブ(82)又は前記第1シャ
ットオフバルブ(81)を開いた状態で前記第1シャットオ
フバルブ(81)又は前記第2シャットオフバルブ(82)を閉
じて前記第1ノズル(61)又は前記第2ノズル(62)から圧
縮エアを噴射するように構成された分離型逆洗式パティ
キュレート捕集装置において、 前記上流側排気管(13,113)の他端の分岐部に前記エンジ
ン(11)の排ガスを膨張させる膨張室(14a,114a)を有する
分配器(14,114)が設けられたことを特徴とする分離型逆
洗式パティキュレート捕集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6076693U JP2583804Y2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 分離型逆洗式パティキュレート捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6076693U JP2583804Y2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 分離型逆洗式パティキュレート捕集装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730310U JPH0730310U (ja) | 1995-06-06 |
JP2583804Y2 true JP2583804Y2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=13151735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6076693U Expired - Fee Related JP2583804Y2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 分離型逆洗式パティキュレート捕集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583804Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7398799B2 (ja) * | 2020-04-08 | 2023-12-15 | 株式会社小野工務店 | 排気ガス放出機構及び屋内用作業機械システム |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP6076693U patent/JP2583804Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0730310U (ja) | 1995-06-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |