JP2582489B2 - 電子機器の停電回復装置 - Google Patents

電子機器の停電回復装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つの中央処理装置
(CPU)を備えた電子機器の停電回復装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来2つのCPU(中央処理装置)を備
えた電子機器の停電回復装置は、例えば図4(a)に示
すようになっている。メインCPU1とサブCPU2
は、互いにインターフェイス部3を介してデータの交換
を行うようになっている。メインCPU1には第1のシ
ステムバス4を介して第1のメモリ5が接続され、この
第1のメモリ5は第1のバッテリー6によりバッテリー
バックアップされている。サブCPU2には第2のシス
テムバス7を介して第2のメモリ8が接続され、この第
2のメモリ8は第2のバッテリー9によりバッテリーバ
ックアップされている。さらに停電を検出する停電検出
回路10から停電時には停電信号がメインCPU1及び
サブCPU2に供給されるようになっている。図4
(b)に、メインCPU1及びサブCPU2が行う停電
処理の流れ図を示す。
【0003】停電検出回路10から停電信号が供給され
ると、メインCPU1(又はサブCPU2)におけるレ
ジスタの状態やプログラムアドレス等の動作状態データ
を第1のメモリ5(又は第2のメモリ8)に書き込む。
そしてこの停電処理を終了するようになっている。図4
(c)に、メインCPU1及びサブCPU2が行う停電
復帰処理の流れ図を示す。
【0004】再び電力が供給されると、第1のメモリ5
(又は第2のメモリ8)から停電時に書き込んだ動作状
態データを読み取る。次に、その読み取った動作状態デ
ータに基づいて、停電時に行っていたルーチンにジャン
プする。そしてこの停電復帰処理を終了するようになっ
ている。
【0005】このようにこの従来例では、メインCPU
1及びサブCPU2に対してバッテリーバックアップさ
れた第1のメモリ5及び第2のメモリ8をそれぞれ第1
のシステムバス4及び第2のシステムバス7を介して接
続していた。
【0006】停電時には、メインCPU1及びサブCP
U2の動作状態データをそれぞれ第1のメモリ5及び第
2のメモリ8に記憶させ、停電復帰時には、メインCP
U1及びサブCPU2は、それぞれ第1のメモリ5及び
第2のメモリ8からそれぞれの動作状態データを読み取
って、その読み取った動作状態データに基づいて、停電
時に行っていたルーチンに復帰する。図5及び図6に他
の従来例を示す。図5(a)では前述した従来例の図4
(a)における第2のバッテリー9がなく、従って第2
のメモリ8がバッテリーバックアップされていないもの
である。図5(b)にメインCPU1が行う停電処理の
流れ図を示す。停電検出回路10から停電信号が供給さ
れると、メインCPU1における動作状態データを第1
のメモリ5に書き込む。
【0007】次にサブCPU2からインターフェイス部
3を介して送信されるサブCPU2における動作状態デ
ータを受信し、その受信したサブCPU2における動作
状態データを第1のメモリ5に書き込む。そしてこの停
電処理を終了するようになっている。図5(c)にメイ
ンCPU1が行う停電復帰処理の流れ図を示す。再び電
力が供給されると、第1のメモリ5に記憶されたサブC
PU2における動作状態データを読み取って、サブCP
U2へ送信する。
【0008】次にメインCPU1における動作状態デー
タを読み取る。この読み取った動作状態データに基づい
て、停電時に行っていたルーチンにジャンプする。そし
てこの停電復帰処理を終了するようになっている。図6
(a)にサブCPU2が行う停電処理の流れ図を示す。
【0009】停電検出回路10から停電信号が供給され
ると、サブCPU2における動作状態データをメインC
PU1へ送信する。そしてこの停電処理を終了するよう
になっている。図6(b)にサブCPU2が行う停電復
帰処理の流れ図を示す。
【0010】再び電力が供給されると、メインCPU1
から送信されたサブCPU2における動作状態データを
受信し、その受信したサブCPU2における動作状態デ
ータに基づいて、停電時に行っていたルーチンにジャン
プする。そしてこの停電復帰処理を終了するようになっ
ている。
【0011】このようにこの従来例では、メインCPU
1及びサブCPU2に対してそれぞれバッテリーバック
アップされた第1のメモリ5とバッテリーバックアップ
されていない第2のメモリ8を、それぞれ第1のシステ
ムバス4及び第2のシステムバス7を介して接続した。
【0012】停電時には、メインCPU1及びサブCP
U2の動作状態データを共に第1のメモリ5に記憶さ
せ、停電復帰時には、メインCPU1が、第1のメモリ
5からサブCPU2における動作状態データを読み取っ
てサブCPU2に送信した後、メインCPU1における
動作状態データを読み取り、その読み取った動作状態デ
ータに基づいて、停電時に行っていたルーチンに復帰す
る。一方サブCPU2においては、メインCPU1から
送信されたサブCPU2における動作状態データを受信
し、その受信された動作状態データに基づいて、停電時
に行っていたルーチンに復帰する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
前者のものは、メインCPU1とサブCPU2が距離を
おいて配置されている場合には、バッテリーの共有化が
難しく、それぞれにバッテリーが必要になるので、コス
トが高くなるという問題がある。また一般にバッテリー
には充電池が使用されているが、このような充電地では
寿命があって、バッテリーの定期交換等のメンテナンス
が必要になるという問題がある。例えばニッカド電池
は、寿命が約2年であるから、約2年毎にバッテリー交
換しなければならない。
【0014】また後者の従来例は、バッテリーは1個で
済むが、停電時にサブCPU2からサブCPU2につい
ての動作状態データをメインCPU1に送信してメイン
CPU1において受信し、受信したサブCPU2の動作
状態データを第1のメモリ5に記憶するという長い処理
を行うため、処理時間が長すぎて実質的には停電時に停
電処理が終了できずに停電となってしまい、うまく実施
できないという問題があった。
【0015】なお、後者のものは一般的に、サブCPU
2における動作状態データの送受信及び記憶を行わず、
従って停電復帰時にサブCPU2の停電前の状態への復
帰は行わずに、メインCPU1のみ停電前の状態への復
帰を行うようになっていた。サブCPU2は停電復帰時
には初期化状態で待機し、メインCPU1より最初から
指示を与えてもらうようになっていた。しかしこのよう
にサブCPU2の復帰を行わないと、例えば、サブCP
U2によりプリンタが構成されていた場合、印字中に停
電が発生した時、停電復帰後、印字中断箇所からの印字
が不可能なため、印字無駄を生じる等の問題がある。
【0016】そこでこの発明は、2個の中央処理装置を
使用しているものにおいて、停電復帰時に各中央処理装
置の状態を停電前の状態に復帰でき、安価でしかもメン
テナンスがより簡単な電子機器の停電回復装置を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、バッテリー
バックアップされた第1のメモリと、このメモリに形成
された各種エリアを使用する第1の中央処理手段と、こ
の第1の中央処理手段とデータの交換が行われる第2の
中央処理手段と、この第2の中央処理手段が処理を行う
ときに使用される各種エリアが形成された第2のメモリ
と、この第2のメモリの電源に並列に接続された大容量
コンデンサ又はスーパーキャパシタと、バッテリーバッ
クアップされた時計回路と、停電発生時に第1の中央処
理手段の動作状態データを第1のメモリに記憶させる第
1の状態記憶制御手段と、停電発生時に第2の中央処理
手段の動作状態データを第2のメモリに記憶させる第2
の状態記憶制御手段と、停電発生時に時計回路から得る
時刻データを第1のメモリに記憶させる時刻記憶制御手
段と、停電復帰時に第1のメモリに記憶された第1の中
央処理手段の動作状態データに基づいて第1の中央処理
手段を停電前の状態に復帰させる第1の停電復帰処理手
段と、停電復帰時に第1のメモリに記憶された時刻デー
タと時計回路から得られる時刻データに基づいて停電時
間を算出する停電時間算出手段と、この停電時間算出手
段により算出された停電時間が、第2のメモリが記憶保
持できる電圧を大容量コンデンサ又はスーパーキャパシ
タが放電している有効放電時間以下か否かを判断する有
効判断手段と、この有効判断手段により停電時間が有効
放電時間以下と判断されたときに第2のメモリに記憶さ
れた第2の中央処理手段の動作状態データに基づいて第
2の中央処理手段を停電前の状態に復帰させる第2の停
電復帰処理手段とを設けたものである。
【0018】
【作用】このような構成の本発明において、停電発生時
に、第1の状態記憶制御手段及び第2の状態記憶制御手
段により、それぞれ第1の中央処理手段及び第2の中央
処理手段の動作状態データが、それぞれ第1のメモリ及
び第2のメモリに記憶される。また時刻記憶制御手段に
より、時計回路から得た時刻データが第1のメモリに記
憶される。
【0019】第2のメモリは停電中において、大容量コ
ンデンサ又はスーパーキャパシタによる放電電圧が、第
2のメモリの記憶保持するのに必要な電圧以上の間は、
第2の中央処理手段の動作状態データを記憶保持し続け
る。
【0020】停電復帰時に、第1の停電復帰処理手段に
より、第1のメモリに記憶された第1の中央処理手段の
動作状態データに基づいて、第1の中央処理手段が停電
前の状態に復帰する。また、停電時間算出手段により算
出された停電時間が大容量コンデンサ又はスーパーキャ
パシタの有効放電時間以下と有効判断手段により判断さ
れると、第2の停電処理手段により、第2のメモリに記
憶された第2の中央処理手段の動作状態データに基づい
て、第2の中央処理手段が停電前の状態に復帰する。
【0021】なお、大容量コンデンサ及びスーパーキャ
パシタとは、通例的に、容量が数千μF以上のコンデン
サを大容量コンデンサと呼び、さらに容量が0.1F以
上のコンデンサをスーパーキャパシタと呼んでいる。そ
して、これらのコンデンサの寿命は一般に10年以上で
ある。従って、電子機器の製品の寿命が10年を越える
事はほとんど無いので、これらのコンデンサに関しては
交換の必要がない。
【0022】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なおこの実施例はこの発明をPOS端末装置
に適用したもので、図1において11は制御部本体を構
成する第1の中央処理手段としてのメインCPUであ
る。このメインCPU11は第2の中央処理手段として
のサブCPU12とインターフェイス部13を介してデ
ータの交換を行うようになっている。メインCPU11
が行う処理のプログラムデータが記憶されるROM(リ
ード・オンリー・メモリ)14及び前記メインCPU1
1が処理を行うときに使用する各種エリアが形成されて
いると共にバッテリー15によりバッテリーバックアッ
プされた第1のメモリ16は、第1のシステムバス17
を介して前記メインCPU11と接続されている。
【0023】また、前記バッテリー15によりバッテリ
ーバックアップされた時計回路18、ホストコンピュー
タと回線を介して接続された通信I/F(インターフェ
イス)19、キーボード20及び表示器21と接続され
たI/O(インプット・アウトプット・インターフェイ
ス)部22も、前記第1のシステムバス17を介して前
記メインCPU11と接続されている。
【0024】一方サブCPU12は第2のシステムバス
23を介して、前記サブCPU12が行う処理のプログ
ラムデータが記憶された第2のROM24、容量0.47F
のスーパーキャパシタ25が電源に並列に接続された第
2のメモリ26、印字を行う印字部27と接続されてい
る。なお前記第2のメモリには、放電電流10μA、バ
ックアップ最低電圧2VのSRAM(スタティック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ)を使用している。さらに停
電を検出する停電検出回路28からの停電信号が、前記
メインCPU11及び前記サブCPU12に供給される
ようになっている。図2(a)にメインCPU11が行
う停電処理の流れ図を示す。
【0025】停電検出回路28から停電信号が供給され
ると、メインCPU11についてのレジスタの状態及び
プログラムアドレス等の動作状態データを第1のメモリ
16に書き込む。(第1の状態記憶制御手段) 次に時計回路18から時刻データを読み取り、その読み
取った時刻データを第1のメモリ16に記憶させる。
(時刻記憶制御手段) そしてこの停電処理を終了するようになっている。図2
(b)にメインCPU11が行う停電復帰処理の流れ図
を示す。
【0026】再び電力が供給されると、第1のメモリ1
6に書き込んだ時刻データを読み取り、また時計回路1
8からの時刻データを読み取って、それらの時刻の差を
停電時間として算出する。(停電時間算出手段) 算出された停電時間のデータをサブCPU12へインタ
ーフェイス部13を介して送信する。
【0027】次に第1のメモリ16に記憶されたメイン
CPU11についての動作状態データを読み取る。その
読み取った動作状態データに基づいて、停電時に行って
いたルーチンにジャンプする。(第1の停電復帰処理手
段) 図3(a)に前記サブCPU12が行う停電処理の流れ
図を示す。停電検出回路28から停電信号が供給される
と、サブCPU12についての動作状態データを第2の
メモリ26に記憶させる。(第2の状態記憶制御手段) そしてこの停電処理を終了するようになっている。図3
(b)に前記サブCPU12が行う停電復帰処理の流れ
図を示す。
【0028】再び電力が供給されると、まず、メインC
PU11からインターフェイス部13を介して送信され
た停電時間のデータを受信する。この受信された停電時
間のデータが、スーパーキャパシタ25の有効放電時間
以下か否か確認する(有効判断手段)。なお、有効放電
時間tは、スーパーキャパシタの容量0.47F、第2のメ
モリの放電電流10μA、バックアップ最低電圧2Vよ
り、 t=0.47×3 ÷0.00001 =141000s=約39h と計算される。
【0029】停電時間が有効放電時間以下と確認される
と、第2のメモリ26からサブCPUについての動作状
態データを読み取る。この読み取った動作状態データに
基づいて、停電時に行っていたルーチンにジャンプして
(第2の停電復帰処理手段)、この停電復帰処理を終了
するようになっている。また、停電時間が有効放電時間
より長いと確認されると、初期化を行ってホストコンピ
ュータから送信されるコマンド待機状態となって、この
停電復帰処理を終了するようになっている。
【0030】このような構成の本実施例においては、停
電が発生すると、停電検出回路28が停電を検出して、
メインCPU11及びサブCPU12に停電信号を供給
する。メインCPU11及びサブCPU12は停電信号
により、その時のそれぞれの動作状態データをそれぞれ
第1のメモリ16及び第2のメモリ26に記憶する。さ
らにメインCPU11は、時計回路からその時の時刻デ
ータを読み取って、第1のメモリ16に記憶する。
【0031】再び電力が供給されると、メインCPU1
1は、第1のメモリ16に記憶した時刻データを読み取
ると共に、時計回路18から時刻データを読み取って、
それらの時刻データの差を停電時間として算出する。そ
して、この算出された停電時間のデータはサブCPU1
2に送信される。すると、メインCPU11は第1のメ
モリ16からメインCPU11についての動作状態デー
タを読み取り、この読み取った動作状態データに基づい
て、メインCPU11は停電前の状態に復帰する。
【0032】一方サブCPU12は、メインCPU11
から送信された停電時間のデータを受信し、その受信し
た停電時間のデータがスーパーキャパシタ25による有
効放電時間以下か否かを確認する。ここで図3(c)に
第2のメモリ26及びスーパーキャパシタ25に印加さ
れている電圧のタイミングの図を示す。ここでは停電時
間Tbkがほぼ有効放電時間と同時間となっている。
【0033】停電時間が有効放電時間以下と確認された
ならば、例えば図3(c)においてT1 及びTbkの場合
のように2V以上の電圧がまだ印加されているので、第
2のメモリ26に記憶されたサブCPUについての動作
状態データを読み取り、この読み取った動作状態データ
に基づいて、サブCPU12は停電前の状態に復帰す
る。また停電時間が有効放電時間より長いと確認される
と、例えば図3(c)のT2 の場合のように印加されて
いる電圧がすでに2Vを下回っているので、第2のメモ
リ26に記憶されている内容が消えていると判断して、
まず初期化を行い、次にホストコンピュータからのコマ
ンド入力待ちとなる。
【0034】このように本実施例によれば、スーパーキ
ャパシタ25の充電された電荷の放電により、停電時に
バッテリーバックアップされていない第2のメモリ26
を所定時間(有効放電時間)バックアップできる。従っ
て、停電時のサブCPU12についての動作状態データ
をスーパーキャパシタ25のバックアップにより第2の
メモリ26に記憶保持させ、停電復帰時にその記憶され
た動作状態データに基づいてサブCPU12を停電前の
動作状態に復帰させることができる。しかも、スーパー
キャパシタ25はメンテナンスを行う必要もなく安価で
ある。もちろんメインCPU11は、バッテリーバック
アップされた第1のメモリ16に停電時のメインCPU
11についての動作状態を記憶させるので、メインCP
U11を停電前の動作状態に復帰させることができる。
【0035】また、時計回路を設けて停電復帰時に停電
時間を算出し、この停電時間がスーパーキャパシタ25
の放電による第2のメモリ26のバックアップ時間(有
効放電時間)以下か否か確認しているので、その第2の
メモリ26に記憶されたサブCPU12についての動作
状態データがその停電復帰時まで記憶保持されているか
否かを確認できる。従って、その確認結果に応じてサブ
CPU12の復帰処理を変更することができる。
【0036】なお、本実施例においては、第2のメモリ
26をバックアップするのにスーパーキャパシタ25を
使用したが、このスーパーキャパシタの代わりに容量が
数千μFの大容量コンデンサを使用しても良いものであ
る。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
2個の中央処理装置を使用しているものにおいて、停電
復帰時に各中央処理装置の状態を停電前の状態に復帰で
き、安価でしかもメンテナンスがより簡単な電子機器の
停電回復装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図。
【図2】同実施例のメインCPUが行う処理の流れを示
す図。
【図3】同実施例のサブCPUが行う処理の流れを示す
図及びスーパーキャパシタの放電電圧と停電及び停電復
帰のタイミングを示す図。
【図4】従来例の回路構成を示すブロック図及びメイン
CPU及びサブCPUが行う処理の流れを示す図。
【図5】他の従来例の回路構成を示すブロック図及びメ
インCPUが行う処理の流れを示す図。
【図6】他の実施例のサブCPUが行う処理の流れを示
す図。
【符号の説明】
11…メインCPU、12…サブCPU、15…バッテ
リー、16…第1のメモリ、18…時計回路、25…ス
ーパーキャパシタ、26…第2のメモリ、28…停電検
出回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーバックアップされた第1のメ
    モリと、この第1のメモリに形成された各種エリアを使
    用する第1の中央処理手段と、この第1の中央処理手段
    とデータの交換が行われる第2の中央処理手段と、この
    第2の中央処理手段が処理を行うときに使用される各種
    エリアが形成された第2のメモリと、この第2のメモリ
    の電源に並列に接続された大容量コンデンサと、バッテ
    リーバックアップされた時計回路と、停電発生時に前記
    第1の中央処理手段の動作状態データを前記第1のメモ
    リに記憶させる第1の状態記憶制御手段と、停電発生時
    に前記第2の中央処理手段の動作状態データを前記第2
    のメモリに記憶させる第2の状態記憶制御手段と、停電
    発生時に前記時計回路から得る時刻データを前記第1の
    メモリに記憶させる時刻記憶制御手段と、停電復帰時に
    前記第1のメモリに記憶された前記第1の中央処理手段
    の動作状態データに基づいて第1の中央処理手段を停電
    前の状態に復帰させる第1の停電復帰処理手段と、停電
    復帰時に前記第1のメモリに記憶された時刻データと前
    記時計回路から得られる時刻データに基づいて停電時間
    を算出する停電時間算出手段と、この停電時間算出手段
    により算出された停電時間が、前記第2のメモリが記憶
    保持できる電圧を前記大容量コンデンサが放電している
    有効放電時間以下か否かを判断する有効判断手段と、こ
    の有効判断手段により前記停電時間が前記有効放電時間
    以下と判断されたときに前記第2のメモリに記憶された
    第2の中央処理手段の動作状態データに基づいて第2の
    中央処理手段を停電前の状態に復帰させる第2の停電復
    帰処理手段とを設けたことを特徴とする電子機器の停電
    回復装置。
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