JP2646975B2 - 情報処理システム - Google Patents
情報処理システムInfo
- Publication number
- JP2646975B2 JP2646975B2 JP5294989A JP29498993A JP2646975B2 JP 2646975 B2 JP2646975 B2 JP 2646975B2 JP 5294989 A JP5294989 A JP 5294989A JP 29498993 A JP29498993 A JP 29498993A JP 2646975 B2 JP2646975 B2 JP 2646975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk cache
- storage means
- value
- data
- backup
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク装置の記憶内容
をアクセスするときディスクキャッシュとしての半導体
メモリに同じ内容を格納しておき、ディスク装置への見
かけ上のアクセス時間を短縮させるディスクキャッシュ
処理をする情報処理システムに関する。
をアクセスするときディスクキャッシュとしての半導体
メモリに同じ内容を格納しておき、ディスク装置への見
かけ上のアクセス時間を短縮させるディスクキャッシュ
処理をする情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−156611号公報には、停
電時にキャッシュメモリ上の未書込データをディスク装
置の退避領域に一旦退避させる装置が示されている。こ
の装置では、停電発生後無停電電源装置6aのバッテリ
からの電源供給に切り替えられると、中央処理ユニット
4では電源の切断に備えOS内部データの書き替え処理
終了後、ディスク制御ユニット1に停電の通知を行う。
これまでの間に停電が復旧すれば復旧処理が可能であ
る。しかし停電を通知されたあとはディスク制御ユニッ
ト1はディスクメモリ1a上のデータを磁気ディスク装
置2に退避させる。
電時にキャッシュメモリ上の未書込データをディスク装
置の退避領域に一旦退避させる装置が示されている。こ
の装置では、停電発生後無停電電源装置6aのバッテリ
からの電源供給に切り替えられると、中央処理ユニット
4では電源の切断に備えOS内部データの書き替え処理
終了後、ディスク制御ユニット1に停電の通知を行う。
これまでの間に停電が復旧すれば復旧処理が可能であ
る。しかし停電を通知されたあとはディスク制御ユニッ
ト1はディスクメモリ1a上のデータを磁気ディスク装
置2に退避させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】システム性能向上を図
るためにディスクキャッシュのライトデータ容量を多く
すればするほど、停電発生時にディスクキャッシュ内の
書込みデータを書出す時間が長くなる。そのため、バッ
テリ容量が大きくバックアップ可能な時間が長い無停電
電源装置を接続し、停電発生後速やかに磁気ディスク制
御ユニット1に通知し、シャットダウン処理を開始しな
ければならない。しかし、この通知後シャットダウン処
理を開始すると、短時間で復電した場合にもシステム停
止に至ってしまい業務の中断を余儀なくされる。この停
電発生後のシャットダウン処理開始からシステム停止に
至るシャットダウン処理時間のほとんどは、キャッシュ
メモリの格納データをディスク装置のような二次記憶装
置に記憶する処理に費やされている。したがって、キャ
ッシュメモリ格納データの容量を減少させることによ
り、停電発生からユニット1へのその旨の通知までの時
間を長くすることができる。
るためにディスクキャッシュのライトデータ容量を多く
すればするほど、停電発生時にディスクキャッシュ内の
書込みデータを書出す時間が長くなる。そのため、バッ
テリ容量が大きくバックアップ可能な時間が長い無停電
電源装置を接続し、停電発生後速やかに磁気ディスク制
御ユニット1に通知し、シャットダウン処理を開始しな
ければならない。しかし、この通知後シャットダウン処
理を開始すると、短時間で復電した場合にもシステム停
止に至ってしまい業務の中断を余儀なくされる。この停
電発生後のシャットダウン処理開始からシステム停止に
至るシャットダウン処理時間のほとんどは、キャッシュ
メモリの格納データをディスク装置のような二次記憶装
置に記憶する処理に費やされている。したがって、キャ
ッシュメモリ格納データの容量を減少させることによ
り、停電発生からユニット1へのその旨の通知までの時
間を長くすることができる。
【0004】本発明の目的はディスクキャッシュメモリ
の容量を無停電電源装置でバックアップ可能な時間に応
じて動的に可変にすることにより、ユーザへの警告やア
プリケーションプログラムの停止処理等のシャットダウ
ン処理の開始を無停電電源装置によるバックアップ限界
に近い時点まで遅らせて極力業務継続を可能にするよう
にしたシステムを提供することにある。
の容量を無停電電源装置でバックアップ可能な時間に応
じて動的に可変にすることにより、ユーザへの警告やア
プリケーションプログラムの停止処理等のシャットダウ
ン処理の開始を無停電電源装置によるバックアップ限界
に近い時点まで遅らせて極力業務継続を可能にするよう
にしたシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のシステム
は、無停電電源装置でバックアップ可能な時間に対応す
る値を初期値として格納する格納手段(以下レジスタ)
と、このレジスタの値を停電発生時減少させるタイマー
手段(以下タイマー)と、データ格納容量が可変になる
ディスクキャッシュ記憶手段(以下ディスクキャッシュ
メモリ)と、このディスクキャッシュメモリからのデー
タを記憶する二次記憶手段(以下二次記憶装置)と、前
記レジスタの値を監視しながらディスクキャッシュメモ
リのデータ格納容量を減少させ、シャットダウン処理開
始時に該データ格納容量を零にするため、前記ディスク
キャッシュメモリのデータを前記二次記憶装置に移送す
るオペレーティングシステム(以下OS)とを含む。
は、無停電電源装置でバックアップ可能な時間に対応す
る値を初期値として格納する格納手段(以下レジスタ)
と、このレジスタの値を停電発生時減少させるタイマー
手段(以下タイマー)と、データ格納容量が可変になる
ディスクキャッシュ記憶手段(以下ディスクキャッシュ
メモリ)と、このディスクキャッシュメモリからのデー
タを記憶する二次記憶手段(以下二次記憶装置)と、前
記レジスタの値を監視しながらディスクキャッシュメモ
リのデータ格納容量を減少させ、シャットダウン処理開
始時に該データ格納容量を零にするため、前記ディスク
キャッシュメモリのデータを前記二次記憶装置に移送す
るオペレーティングシステム(以下OS)とを含む。
【0006】本発明の第2のシステムは、複数のバッテ
リとこれらバッテリの充電完了を監視し充電の完了して
いるバッテリのバックアップ容量の総和からバックアッ
プ可能時間を割出して、値を生成する充電監視手段(以
下充電監視ユニット)と、この充電監視手段からの値を
格納する格納手段(以下レジスタ)と、データ格納容量
が可変になるディスクキャッシュメモリと、このディス
クキャッシュメモリからのデータを記憶する二次記憶装
置と、前記レジスタの値を監視しながらディスクキャッ
シュメモリのデータ格納容量を減少させ、シャットダウ
ン処理開始時に該データ格納容量を零にするため、前記
ディスクキャッシュメモリのデータを二次記憶装置に移
送するオペレーティングシステムとを含む。
リとこれらバッテリの充電完了を監視し充電の完了して
いるバッテリのバックアップ容量の総和からバックアッ
プ可能時間を割出して、値を生成する充電監視手段(以
下充電監視ユニット)と、この充電監視手段からの値を
格納する格納手段(以下レジスタ)と、データ格納容量
が可変になるディスクキャッシュメモリと、このディス
クキャッシュメモリからのデータを記憶する二次記憶装
置と、前記レジスタの値を監視しながらディスクキャッ
シュメモリのデータ格納容量を減少させ、シャットダウ
ン処理開始時に該データ格納容量を零にするため、前記
ディスクキャッシュメモリのデータを二次記憶装置に移
送するオペレーティングシステムとを含む。
【0007】本発明の第3のシステムは、バッテリーと
このバッテリーの出力電圧を監視する出力電圧監視手段
(以下出力電圧監視ユニット)と、この出力電圧監視ユ
ニットの出力と、前記バッテリーの放電特性とに基づい
てバックアップ可能時間に対応する値を出力する変換手
段(以下変換ユニット)と、この変換ユニットからの値
を格納する格納手段(以下レジスタ)と、データ格納容
量が可変になるディスクキャッシュメモリと、このディ
スクキャッシュメモリからのデータを記憶する二次記憶
装置と、前記レジスタの値を監視しながらディスクキャ
ッシュメモリのデータ格納容量を減少させ、シャットダ
ウン処理開始時に該データ格納容量を零にするため、前
記ディスクキャッシュメモリのデータを二次記憶装置に
移送するオペレーティングシステムとを含む。
このバッテリーの出力電圧を監視する出力電圧監視手段
(以下出力電圧監視ユニット)と、この出力電圧監視ユ
ニットの出力と、前記バッテリーの放電特性とに基づい
てバックアップ可能時間に対応する値を出力する変換手
段(以下変換ユニット)と、この変換ユニットからの値
を格納する格納手段(以下レジスタ)と、データ格納容
量が可変になるディスクキャッシュメモリと、このディ
スクキャッシュメモリからのデータを記憶する二次記憶
装置と、前記レジスタの値を監視しながらディスクキャ
ッシュメモリのデータ格納容量を減少させ、シャットダ
ウン処理開始時に該データ格納容量を零にするため、前
記ディスクキャッシュメモリのデータを二次記憶装置に
移送するオペレーティングシステムとを含む。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0009】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
はコンピュータ1と無停電電源装置2とを備えている。
はコンピュータ1と無停電電源装置2とを備えている。
【0010】無停電電源装置2は、外部からの電源供給
9が絶たれると、自動的に自装置2のバッテリに切替え
て電源の供給を継続する。このあと装置2は、異常通知
インタフェース11を介してその旨をコンピュータ1に
通知する。
9が絶たれると、自動的に自装置2のバッテリに切替え
て電源の供給を継続する。このあと装置2は、異常通知
インタフェース11を介してその旨をコンピュータ1に
通知する。
【0011】コンピュータ1は、無停電電源装置のバッ
クアップ可能時間に対応したデータを格納するレジスタ
7と、このレジスタ7の値を線12を介した指示により
減少させるためのタイマ6と、線13を介してレジスタ
7の値を監視して停電回復の際、バックアップ可能な時
間内でデータ移送等の処理を終了するようにディスクキ
ャッシュメモリ8の格納データ容量を線14を介して変
更するよう制御するオペレーティングシステム(OS)
3と、このOS3により書込みデータ容量の制御を受け
るディスクキャッシュメモリ8と、このディスクキャッ
シュメモリ8の書込みデータ容量減少とともにディスク
キャッシュメモリ8に格納できなくなったデータを線1
5を介して格納するディスク装置、好ましくは磁気ディ
スク装置のような二次記憶装置5と、主記憶装置4とを
含む。
クアップ可能時間に対応したデータを格納するレジスタ
7と、このレジスタ7の値を線12を介した指示により
減少させるためのタイマ6と、線13を介してレジスタ
7の値を監視して停電回復の際、バックアップ可能な時
間内でデータ移送等の処理を終了するようにディスクキ
ャッシュメモリ8の格納データ容量を線14を介して変
更するよう制御するオペレーティングシステム(OS)
3と、このOS3により書込みデータ容量の制御を受け
るディスクキャッシュメモリ8と、このディスクキャッ
シュメモリ8の書込みデータ容量減少とともにディスク
キャッシュメモリ8に格納できなくなったデータを線1
5を介して格納するディスク装置、好ましくは磁気ディ
スク装置のような二次記憶装置5と、主記憶装置4とを
含む。
【0012】次に本発明の第1の実施例の動作について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0013】本発明の第1の実施例の無停電電源装置2
から異常通知インタフェース11を介して与えられたト
リガ信号に応答して、タイマ6はレジスタ7に対して減
算処理が開始される。
から異常通知インタフェース11を介して与えられたト
リガ信号に応答して、タイマ6はレジスタ7に対して減
算処理が開始される。
【0014】なお、レジスタ7には無停電電源装置2の
バックアップ可能時間に対応する初期値が予め設定され
ている。このタイマ6によるレジスタ7の値の減算処理
は無停電電源装置2のバッテリ放電特性に合わせるよう
に調整される。
バックアップ可能時間に対応する初期値が予め設定され
ている。このタイマ6によるレジスタ7の値の減算処理
は無停電電源装置2のバッテリ放電特性に合わせるよう
に調整される。
【0015】OS3は、停電発生後レジスタの値を定期
的に監視してバックアップ可能時間内で所定の処理が正
常に終了できるよう、ディスクキャッシュメモリ8の書
込みデータ容量を動的に可変させる。書込みデータ容量
を減少させた場合、ディスクキャッシュメモリ8に格納
できなくなったデータは、二次記憶装置5に書込まれ
る。ディスクキャッシュメモリ8のライトデータ容量が
減少するにつれて、システム性能は低下するが、二次記
憶装置5に書き出すキャッシュ容量が零になるまでシャ
ットダウン処理の開始を遅らせることができる。
的に監視してバックアップ可能時間内で所定の処理が正
常に終了できるよう、ディスクキャッシュメモリ8の書
込みデータ容量を動的に可変させる。書込みデータ容量
を減少させた場合、ディスクキャッシュメモリ8に格納
できなくなったデータは、二次記憶装置5に書込まれ
る。ディスクキャッシュメモリ8のライトデータ容量が
減少するにつれて、システム性能は低下するが、二次記
憶装置5に書き出すキャッシュ容量が零になるまでシャ
ットダウン処理の開始を遅らせることができる。
【0016】シャットダウン処理開始前に停電が回復し
た場合、異常通知インタフェース11を介して与えられ
る停電発生通知の解除に応答して、レジスタ7のデータ
に対する減算処理が停止させる。無停電電源装置2のバ
ッテリが充電されるだけの時間が経過した後に、レジス
タ7を初期値に設定し直せばディスクキャッシュメモリ
8の書込みデータ容量が初期値に戻ることでキャッシュ
性能も回復する。
た場合、異常通知インタフェース11を介して与えられ
る停電発生通知の解除に応答して、レジスタ7のデータ
に対する減算処理が停止させる。無停電電源装置2のバ
ッテリが充電されるだけの時間が経過した後に、レジス
タ7を初期値に設定し直せばディスクキャッシュメモリ
8の書込みデータ容量が初期値に戻ることでキャッシュ
性能も回復する。
【0017】この第1の実施例では、従来から存在する
無停電電源装置2をそのまま利用できるという効果があ
る。
無停電電源装置2をそのまま利用できるという効果があ
る。
【0018】次に本発明の第2の実施例について図2を
参照して詳細に説明する。
参照して詳細に説明する。
【0019】図2を参照すると、本発明の第2の実施例
における無停電電源装置2は、本発明の第1の実施例に
おける無停電電源装置2に加えて、バッテリ16〜18
とこれらバッテリ16〜18の充電状態を監視し、充電
完了しているバッテリのバックアップ容量の総和からバ
ックアップ可能時間を割出して値を作成する充電監視ユ
ニット19とを備えている。
における無停電電源装置2は、本発明の第1の実施例に
おける無停電電源装置2に加えて、バッテリ16〜18
とこれらバッテリ16〜18の充電状態を監視し、充電
完了しているバッテリのバックアップ容量の総和からバ
ックアップ可能時間を割出して値を作成する充電監視ユ
ニット19とを備えている。
【0020】本発明の第2の実施例におけるコンピュー
タ1は、充電監視ユニット19から線12を介して与え
られる値を格納するレジスタ7と、第1の実施例におけ
るOS3,主記憶装置4,ディスクキャッシュメモリ8
および二次記憶装置5と同じ要素を備えている。第1の
実施例における異常通知インタフェース11と同じイン
タフェース11を第2の実施例は備えているが、本発明
の要旨であるディスクキャッシュ制御では使用されな
い。
タ1は、充電監視ユニット19から線12を介して与え
られる値を格納するレジスタ7と、第1の実施例におけ
るOS3,主記憶装置4,ディスクキャッシュメモリ8
および二次記憶装置5と同じ要素を備えている。第1の
実施例における異常通知インタフェース11と同じイン
タフェース11を第2の実施例は備えているが、本発明
の要旨であるディスクキャッシュ制御では使用されな
い。
【0021】次に本発明の第2の実施例の動作を図2を
参照して詳細に説明する。
参照して詳細に説明する。
【0022】充電監視ユニット19は、バッテリ16〜
18の充電状態を監視し充電完了しているバッテリのバ
ックアップ容量の総和から、バックアップ可能時間を割
り出した値を線12に出力するとともに、複数の無停電
電源装置の充電完了を逐次線12に出力する。
18の充電状態を監視し充電完了しているバッテリのバ
ックアップ容量の総和から、バックアップ可能時間を割
り出した値を線12に出力するとともに、複数の無停電
電源装置の充電完了を逐次線12に出力する。
【0023】停電発生後の処理動作は第1の実施例の動
作と同じである。
作と同じである。
【0024】バッテリ16〜18は1個ずつ使用され
る。充電監視ユニット6はバッテリ出力がなくなったこ
とを検出する毎に、消費されたバッテリ容量に応じてレ
ジスタ7の値を減少させる。
る。充電監視ユニット6はバッテリ出力がなくなったこ
とを検出する毎に、消費されたバッテリ容量に応じてレ
ジスタ7の値を減少させる。
【0025】停電回復時には充電監視ユニット19はバ
ッテリ充電完了の検出毎に、回復したバッテリ容量に応
じてレジスタ7の値を増加させる。
ッテリ充電完了の検出毎に、回復したバッテリ容量に応
じてレジスタ7の値を増加させる。
【0026】本発明の第2の実施例は第1の実施例と比
較し、バッテリ16〜18の台数を増加すると、バック
アップ可能時間の算定制度を増加させることができる。
較し、バッテリ16〜18の台数を増加すると、バック
アップ可能時間の算定制度を増加させることができる。
【0027】次に本発明の第3の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
参照して詳細に説明する。
【0028】図3を参照すると、本発明の第3の実施例
における無停電電源装置2は、本発明の第2の実施例で
用いられるバッテリ17と、このバッテリ17の出力電
圧を監視する出力電圧監視ユニット20と、この出力電
圧監視ユニット20の出力とバッテリの放電特性とを元
にバックアップ可能時間に変換し、変換結果であるバッ
クアップ可能時間に対応する値を出力する変換ユニット
21とを備えている。
における無停電電源装置2は、本発明の第2の実施例で
用いられるバッテリ17と、このバッテリ17の出力電
圧を監視する出力電圧監視ユニット20と、この出力電
圧監視ユニット20の出力とバッテリの放電特性とを元
にバックアップ可能時間に変換し、変換結果であるバッ
クアップ可能時間に対応する値を出力する変換ユニット
21とを備えている。
【0029】本発明の第3の実施例におけるコンピュー
タ1は、変換装置20から線12を介して与えられる値
を格納するレジスタ7と、第1および第2の実施例と同
様の要素であるOS3,主記憶装置4,ディスクキャッ
シュメモリ8および二次記憶装置5と同じ要素を備えて
いる。第1および第2の実施例における異常通知インタ
フェース11と同じインタフェース11を第3の実施例
は備えているが、本発明の要旨であるディスクキャッシ
ュ制御では使用されない。
タ1は、変換装置20から線12を介して与えられる値
を格納するレジスタ7と、第1および第2の実施例と同
様の要素であるOS3,主記憶装置4,ディスクキャッ
シュメモリ8および二次記憶装置5と同じ要素を備えて
いる。第1および第2の実施例における異常通知インタ
フェース11と同じインタフェース11を第3の実施例
は備えているが、本発明の要旨であるディスクキャッシ
ュ制御では使用されない。
【0030】
【発明の効果】本発明は無停電電源装置のバックアップ
可能時間減少に応じてディスクキャッシュメモリのライ
トデータ容量を減少させ、シャットダウン処理開始時に
は二次記憶装置に書き出すキャッシュ容量を零にする。
この場合、シャットダウン処理は速やかに終了するた
め、シャットダウン処理開始は無停電電源装置によるバ
ックアップ限界に近い時点まで遅らせることができ、そ
の間は業務の継続ができるようになるという効果があ
る。
可能時間減少に応じてディスクキャッシュメモリのライ
トデータ容量を減少させ、シャットダウン処理開始時に
は二次記憶装置に書き出すキャッシュ容量を零にする。
この場合、シャットダウン処理は速やかに終了するた
め、シャットダウン処理開始は無停電電源装置によるバ
ックアップ限界に近い時点まで遅らせることができ、そ
の間は業務の継続ができるようになるという効果があ
る。
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す図である。
1 コンピュータ 2 無停電電源装置 3 オペレーティングシステム 4 主記憶装置 5 二次記憶装置 6 タイマー 7 レジスタ 8 ディスクキャッシュ 9 電源供給 10 電源入力 11 異常通知インタフェース 12,13,14,15 線 16,17,18 バッテリ 19 充電監視ユニット 20 出力電圧監視ユニット 21 変換ユニット
Claims (3)
- 【請求項1】 無停電電源装置でバックアップ可能な時
間に対応する値を格納する格納手段と、 この格納手段の値を停電発生時減少させるタイマー手段
と、 データ格納容量が可変になるディスクキャッシュ記憶手
段と、 このディスクキャッシュ記憶手段に記憶されたデータを
記憶する二次記憶手段と、 前記格納手段の値を監視し、前記無停電電源装置による
バックアップ可能時間の減少に応じて前記ディスクキャ
ッシュ記憶手段のデータ格納容量を減少させて、前記デ
ィスクキャッシュ記憶手段に記憶されたデータの一部
を、前記二次記憶手段に移送するオペレーティングシス
テムとを含むことを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項2】 複数のバッテリー手段と、 これら複数のバッテリー手段の充電完了を監視し充電の
完了しているバッテリー手段のバックアップ容量の総和
から、バックアップ可能時間を割出して値を生成する充
電監視手段と、 この充電監視手段からの値を格納する格納手段と、 データ格納容量が可変になるディスクキャッシュ記憶手
段と、 このディスクキャッシュ記憶手段に記憶されたデータを
記憶する二次記憶手段と、 前記格納手段の値を監視し、前記無停電電源装置による
バックアップ可能時間の減少に応じて前記ディスクキャ
ッシュ記憶手段のデータ格納容量を減少させて、前記デ
ィスクキャッシュ記憶手段に記憶されたデータの一部を
前記二次記憶手段に移送するオペレーティングシステム
とを含むことを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項3】 バッテリー手段と、 このバッテリー手段の出力電圧を監視する出力電圧監視
手段と、 この出力電圧監視手段の出力と前記バッテリーの放電特
性とに基づいてバックアップ可能時間に対応する値を出
力する変換手段と、 この変換手段からの値を格納する格納手段と、 データ格納容量が可変になるディスクキャッシュ記憶手
段と、 このディスクキャッシュ記憶手段に記憶されたデータを
記憶する二次記憶手段と、 前記格納手段の値を監視し、前記無停電電源装置による
バックアップ可能時間の減少に応じて前記ディスクキャ
ッシュ記憶手段のデータ格納容量を減少させて、前記デ
ィスクキャッシュ記憶手段に記憶されたデータの一部を
前記二次記憶手段に移送するオペレーティングシステム
とを含むことを特徴とする情報処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5294989A JP2646975B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5294989A JP2646975B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 情報処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07146822A JPH07146822A (ja) | 1995-06-06 |
JP2646975B2 true JP2646975B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=17814910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5294989A Expired - Fee Related JP2646975B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2646975B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011101917A1 (en) * | 2010-02-19 | 2011-08-25 | Hitachi,Ltd. | Disk array control device with shortened time recovery following power restoration and method therefor |
JP6805525B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2020-12-23 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置及びキャッシュ制御方法 |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP5294989A patent/JP2646975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07146822A (ja) | 1995-06-06 |
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