JP2582076B2 - 複写機のペ−ジ連写方法 - Google Patents

複写機のペ−ジ連写方法

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JP2582076B2
JP2582076B2 JP62163588A JP16358887A JP2582076B2 JP 2582076 B2 JP2582076 B2 JP 2582076B2 JP 62163588 A JP62163588 A JP 62163588A JP 16358887 A JP16358887 A JP 16358887A JP 2582076 B2 JP2582076 B2 JP 2582076B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5095Matching the image with the size of the copy material, e.g. by calculating the magnification or selecting the adequate copy material size

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、複写機のページ連写方法に関する。
従来技術 近年、複写機にあつては、その機能の多様化により、
変倍コピー等とともにページ連写機能を持たせたものが
ある。このページ連写機能によれば、例えばブツク状原
稿のような見開き原稿の場合に左右両ページの画像を各
々別葉の転写紙に分離してコピーすることができる。
ところが、従来のページ連写方式によると、スキヤナ
の走査方向に画像を2分割する方式であり、原稿のセツ
ト方向が固定されているものである。つまり、一般には
原稿の長手方向が走査方向に一致するようにセツトし、
かつ、転写紙は短手方向が走査方向に一致するようにセ
ツトする必要がある。このような原稿及び転写紙のセツ
トが正しく行なわれないと、ページ連写不可(例えば、
用紙方向確認なるメツセージ表示がなされる)となつた
り、画像欠損を生じるコピーとなつたりしてしまう。よ
つて、ページ連写に際してはオペレータに細心の注意を
要することになり、精神的負担の大きいものである。
目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、原稿
台への原稿のセツト方向に関係なく良好なる状態でコピ
ーを得ることができる操作性のよい複写機のページ連写
方法を提供することを目的とする。
構成 本発明は、上記目的を達成するため、コンタクトガラ
スの縦方向と横方向とに原稿センサを配設して原稿を前
記コンタクトガラスに載置することにより原稿サイズを
検出するようにした原稿サイズ検出手段を設け、この原
稿サイズ検出手段と転写紙サイズ検出手段と縦方向変倍
手段と横方向変倍手段とを備え、原稿台上にセツトされ
た原稿のサイズと長手方向とを原稿を前記コンタクトガ
ラス上に載置することにより得られる前記原稿サイズ検
出手段からの信号により判別し、原稿の長手方向を2分
割した原稿半サイズと選択された転写紙サイズとにより
縦方向倍率及び横方向倍率を前記縦方向変倍手段及び横
方向変倍手段で決定して2分割した原稿半サイズの領域
の一方を1回目にスキヤニングし、前記原稿の他方の領
域を2回目にスキヤニングすることによりページ連写の
コピーをすることを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本実施例の適用されるデジタル複写機の原理的な
る概略構成を第3図により説明する。概略的には、イメ
ージスキヤナ部100とイメージプロセツサ部200とプリン
タ部300とからなる。まず、イメージスキヤナ部100では
原稿台(コンタクトガラス)101上に原稿面を下向きに
セツトされた原稿102を露光ランプ103により照明し、原
稿102からの反射光を第1〜3ミラー104,105,106及び結
像レンズ107を介してCCDイメージセンサ108に結像させ
るように構成されている。ここで、前記露光ランプ103
及び第1ミラー104は第1スキヤナとして原稿面を第3
図中の左右方向である操作方向に往復移動し、第2,3ミ
ラー105,106は第2スキヤナとして第1スキヤナの1/2の
速度で同一方向に移動するものである。
CCDイメージセンサ108により受光された原稿102から
の光信号は、イメージプロセツサ部200内において電気
信号に変換され、更に操作部からのキー入力に基づき必
要な画像処理がなされる。これにより、イメージプロセ
ツサ部200からは原稿画像に対応したデジタル的な画像
信号が得られる。
イメージプロセツサ部200からの画像信号は、プリン
タ部300の半導体レーザ301に印加される。これにより、
光信号となつて、ポリゴンミラー302、fθレンズ303、
ミラー304を介して感光体305上を走査することになる。
この感光体305は半導体レーザ301からのレーザ光に対し
て分光感度を有する有機光導電体よりなるため、周知の
電子写真プロセスにて作像される。このため、感光体30
5の周囲には帯電部306、レーザ光照射部307、現像部30
8、転写部309、クリーニング部310等が順に配置されて
いる。感光体305上に形成された現像後の可視像は給紙
部311から給紙された転写紙312に転写され、定着部313
を経て排紙部314から機外に排出される。
ここで、前記イメージスキヤナ部100に対するスキヤ
ナ制御部の構成を第4図に示す。概略的にはスキヤナ制
御ユニツト151を制御主体とするものであり、このスキ
ヤナ制御ユニツト151には位置センサ(ホームポジシヨ
ンHPセンサ)152が接続されているとともに信号a−1
が取込まれている。又、スキヤナ制御ユニツト151には
スキヤナモータ153及びエンコーダ154が接続された走査
モータ制御ユニツト155が接続され、かつ、発振器156に
接続されたタイミング制御ユニツト157が接続されてい
る。このスキヤナ制御ユニツト151には前記露光ランプ1
03用のランプ制御ユニツト158も接続されている。この
ランプ制御ユニツト158は前記露光ランプ103のオン・オ
フ制御及び光量の一定化制御を行うものである。更に
は、前記タイミング制御ユニツト157を介して光電変換
ユニツト158が接続されている。この光電変換ユニツト1
58は前記CCDイメージセンサ108とともに増幅器159を備
えたものである。又、この増幅器159の出力側及び前記
スキヤナ制御ユニツト151に接続された信号処理ユニツ
ト160が設けられている。この信号処理ユニツト160はA/
D変換器161とシエーデイング処理回路162と変倍処理回
路163と中間調処理・2値化処理・写真/文字自動分離
処理回路164とからなる。
このような構成において、まず、スキヤナ制御ユニツ
ト151に対してスキヤナイニシヤライズ信号a−1が入
力されると、位置センサ152が正常に作動しているかチ
エツクされる。作動していればスキヤナ制御ユニツト15
1は走査モータ制御ユニツト155に指令を出し、スキヤナ
モータ153を駆動させる。これにより、露光ランプ103及
び第1ミラー104による第1スキヤナを第3図中左側へ
移動させる。そして、位置センサ152が作動しなくなつ
たらスキヤナ制御ユニツト151はスキヤナモータ153を停
止させる。その後、スキヤナ制御ユニツト151はスキヤ
ナモータ153を逆転駆動させる信号を出力して第1スキ
ヤナをホームポジシヨン側へ向けてリターン移動させ
る。ホームポジシヨンへの復帰は位置センサ152により
検出される。
又、発振器156に接続されたタイミング制御ユニツト1
57はCCDイメージセンサ108用の光電変換ユニツト158及
び信号処理ユニツト160に対して基本タイミング信号を
出力するためのものである。
ところで、原稿102の原稿画像の読取り処理について
説明する。まず、露光ランプ103からの光が原稿面に照
射され、原稿102からの反射光がCCDイメージセンサ108
により受光される。ここに、反射光を考えると、一般に
原稿102は白色地肌部分が大半を占めるために白い部分
が多くて黒い部分は弱い。よつて、CCDイメージセンサ1
08により受光される光は、白い部分は強く黒い部分は弱
く入る。このような光信号をCCDイメージセンサ108によ
り電気的な信号に変換し、増幅器159により増幅する。
この増幅器159はAGC(自動利得コントロール)機能付き
のものである。よつて、露光ランプ103の劣化、露光ラ
ンプ間の光量のバラツキ、原稿台101、ミラー104,105,1
06、レンズ107の汚れ等に起因する光量変化によるCCDイ
メージセンサ108の出力変化を、この増幅器159のAGC機
能によりゲインを可変させることで、出力が常に一定と
なるように制御される。
このようなCCDイメージセンサ108により検出された画
像信号はアナログ信号であるが、信号処理ユニツト160
内のA/D変換器161に入力されてデジタル信号に変換され
る。このA/D変換器161は高速(約15MHz)のものが必要
であるので、例えばフラツシユ型のものが用いられる。
A/D変換器161によるデジタル信号はシエーデイング処理
回路162に入力され、CCDイメージセンサ108の各ビツト
間の出力電圧のバラツキ、光学系のバラツキを抑えるよ
うに補正処理される。即ち、CCDイメージセンサ108の読
取りビツト数と同一メモリ(多値データメモリ)を持
ち、白色基準板を読取り、その値をメモリに格納する。
この時、光学系やCCDイメージセンサ108が理想的なる状
態であれば、CCDイメージセンサ108の各ビツトの出力は
全て同一である。しかるに、実際はバラツキがあるので
各ビツト間の出力に差を生ずる。よつて、このような状
態での読取りデータをそのまま画像データとして用いる
と、原稿102の実際の白黒レベルとCCD出力の白黒レベル
とが異なり、正しい画像とならない。そこで、白黒基準
板を読取つたCCDイメージセンサ108の出力をメモリに格
納し、次に実際に原稿画像を読取つた時のCCDイメージ
センサ108の出力データを格納データを基に演算処理し
て正しい画像データを得るようにしている。具体的に
は、原稿面からの出力をVOGとし、白色基準板からの出
力をVSTとすると、出力データSを求める演算式は、S
=VOG/VSTとなる。
次に、変倍処理回路163は原稿画像を所定の大きさに
拡大し又は縮小するための回路である。より具体的に
は、CCDイメージセンサ108で読む方向である主走査方向
についての変倍処理を行うための回路であり、横方向変
倍手段として機能する。一方、光学系スキヤニング方向
である副走査方向には光学系の走査速度を可変制御する
ことにより行うものであり、これが縦方向変倍手段を構
成するものとなる。従つて、主走査方向と副走査方向と
の倍率を個々に可変設定することにより、縦・横の独立
した変倍が可能とされている。
又、中間調処理・2値化処理・写真/文字自動分離処
理回路164は、変倍処理回路163までにおける多値データ
(即ち、1画素が階調性を持つデータであり、例えば00
0000なる6ビツトデータを黒データとすると、111111が
白データを示し、100000が灰色を示す如きデータ)を、
白・黒の2値データに変換処理するための回路である。
もつとも、写真画像のように中間調を含むものについて
は、中間調処理にてマトリツクス法、デイザ法などによ
り2値のデータに変換する。又、文字と写真との双方の
画像を含む原稿の場合には、中間調処理すると文字部が
ボケて見にくくなり、かといつて、2値化処理すると文
字が見やすくなるものの、写真部分の中間調が再現され
ないのでのつぺらとした画像となつてしまう。そこで、
写真/文字自動分離処理回路部分にて、文字部分と写真
部分とを自動的に分離し、文字部分については2値化処
理を施し、写真部分には中間調処理を施すようにしてい
るものである。ちなみに、文字/写真の自動分離につい
ては、例えば多値データにつき灰色等の中間調を含んだ
部分が一定以上続いたら写真領域と判断させ、白・黒の
はつきりしたデータが続く場合には文字領域と判断させ
ればよい。
このようにして処理された信号がa−4として処理回
路164から出力される。
次に、複写機本体の上面に配置された操作パネル170
の構成を第5図に示す。この操作パネルには、多数のキ
ースイツチK1,K2,K3,K4a,K4b,K5,K6a,K6b,K7,K8,K9a,K9
b,K9c,K10,K11,K12a,K12b,K13,K14,K15,KC,KS,K#,KI及
びKPが設けられ、更に多数の表示器D1,D2,D3,D4,D5等が
設けられている。これらのキースイツチ中の代表的なキ
ー及び表示器につき、簡単に説明する。まず、K6a,K6b,
K9a,K9b及びK9cはコピー倍率の指定に使用されるキース
イツチである。K8,K11は各々原稿サイズ及び給紙系選択
指定用のキースイツチである。K10はテンキーであり、
コピー枚数の指定等に用いられる。K12a,K12bはコピー
濃度指定用である。K14,K15はページ連写モードを指定
するためのキーである。KCはクリア/ストツプキーで、
テンキーK10によるコピー枚数指定のクリア及びコピー
動作の停止指示に用いられる。KSはプリントスタートを
指示するキーである。一方、D1は7セグメント2桁の数
値表示器であり、通常モードでは、待機時はコピー枚数
設定値を表示し、コピー中はコピー枚数を表示する。D2
はコピー濃度の設定状態を表示する。D3は各給紙系の紙
サイズ、紙の向き及び選択された給紙系を表示する。D4
は7セグメント3桁の数字表示器であり、通常の動作モ
ードではコピー倍率を1%単位で表示する。D5は指定さ
れた原稿サイズを表示する。
又、イメージプロセツサ部200に組込まれたメイン制
御系のブロツク図を第6図に示す。この制御系はマイク
ロプロセツサ210と読出し専用メモリ(ROM)211と読み
書きメモリ(RAM)212とパラレルI/Oポート213とシリア
ルI/Oポート214とA/Dコンバータ215とをバスラインによ
り接続してなる。なお、電池216によりバツクアツプさ
れた時計回路(タイマ)217も設けられている。
次に、プリンタ部300中の書込みユニツトの構成を第
7図に示す。この書込みユニツトは書込み制御ユニツト
320を制御主体として前記半導体レーザ301及びポリゴン
ミラー302用のポリゴンモータ321に対するモータ制御ユ
ニツト322を制御するものである。ここに、ポリゴンミ
ラー302はポリゴンモータ321により例えば14173rpmなる
高速で回転駆動され、半導体レーザ301からのレーザ光
を感光体305上を主走査させる。又、感光体305の主走査
ラインの一端にはビームセンサ323が設けられている。
このビームセンサ323はレーザ光の感光体305上での書込
み開始位置P0を規制するための信号を作成するためのも
のである。即ち、第8図に示すようにビームセンサ323
がレーザ光を検知してから時間t1経過した位置が書込み
開始位置P0となるものであり、この時点から書込みデー
タに応じて出力5mWなる半導体レーザ301をオン・オフさ
せることにより、感光体305上に画像に応じた光が断続
的に照射され静電潜像が形成される。その後は複写機で
周知の電子写真プロセスにて現像、転写紙312上への転
写等の動作がなされる。
しかして、本実施例の対象となるページ連写コピーに
ついて考える。まず、コピー動作自体は第9図に示すよ
うに原稿102がセツトされたコンタクトガラス101下面を
露光ランプ102等のスキヤナが矢印方向に走査すること
によりなされるものである。ここに、原稿102は見開き
原稿であつて、一方の頁の画像をA、他方の頁の画像を
Bとする。このような状況下に、従来のページ連写によ
ると、転写紙312のサイズにより光学系の先端読取り位
置が決まつていたので、原稿102によつては、転写紙312
上への転写状態が頁毎に2分されず、例えば第10図
(b)に示すように一枚の転写紙312上にA画像ととも
にB画像の一部が転写されたり、B画像の一部が欠損し
たコピー状態となつてしまう。
しかして、本実施例では、原稿102のサイズは勿論、
原稿102のコンタクトガラス101上でのセツト状態を検知
し、かつ、選択された転写紙312のサイズをも知り、こ
れらのデータに基づきページ連写時の光学系の読取り位
置を決定することにより、2つの画像A,Bが第10図
(a)に示すように転写紙312上に正しく転写されるよ
うに制御するものである。
ここで、原稿サイズ検知手段について第1図及び第2
図により説明する。第1図に示すようにコンタクトガラ
ス101の横方向(主走査方向)には基準位置Oから順に
等間隔で配設させた例えば6個の原稿センサS1〜S6が設
けられている。一方、コンタクトガラス101の縦方向
(副走査方向)には基準位置Oから順に等間隔で配設さ
せた例えば10個の原稿センサS10〜S19が設けられてい
る。ここに、これらの原稿センサSは、第2図に示すよ
うにコンタクトガラス101より下部側に配置され原稿102
に対向し得るようにした反射型フオトセンサ構造のもの
である。即ち、コンタクトガラス101上に原稿102が存在
する部分であれば原稿センサSから発した光が原稿102
により反射されて戻るが、原稿102の存在しない部分で
あれば原稿センサSから発した光がセンサ側に戻らない
ので、センサ配置部分での原稿102の有無を検知し得る
ものとなる。従つて、原稿センサS1〜S6側の検知状態と
原稿センサS10〜S19側の検知状態とを組合せれば、コン
タクトガラス101上にセツトされている原稿102のサイズ
は勿論、原稿102の長手方向が副走査方向側であるか主
走査方向側であるかも判別し得る。
簡単な具体例で考えて見る。第1図において、各原稿
センサSは50mm刻みで配設されているものとする。例え
ば、第1図(b)に示すように原稿102がセツトされ、
原稿センサS1〜S4及び原稿センサS10〜S15が原稿102を
検知したとすると、この原稿102のサイズは縦200mm×横
300mmであり、かつ、横方向(副走査方向)が長手方向
であることが判る。即ち、通常のページ連写に適したセ
ツト状態である。このような原稿102のセツト状態下に
ページ連写をするには、原稿長手方向を2枚の転写紙31
2に振り分けコピーすることになるので、スキヤナによ
る読取り動作が2分割される。具体的には、長手方向の
半分の長さを考慮し、1回目の走査ではO点から原稿セ
ンサS12の位置までの長さ分とし、2回目の走査では原
稿センサS12〜S15分とすればよい。
一方、第1図(b)に示すように原稿102がセツトさ
れた場合を考える。この場合、例えば原稿センサS1〜S6
及び原稿センサS10〜S12が原稿102を検知したとする
と、この原稿102のサイズは縦300mm×横150mmであり、
かつ、縦方向(主走査方向)が長手方向であることが判
る。このような原稿102のセツト状態下にページ連写を
するには、原稿長手方向を2枚の転写紙312に振り分け
コピーすることになるので、主走査方向の読取りが2分
割される。具体的には、長手方向の半分の長さを考慮
し、1回目の走査ではO点から原稿センサS3分の主走査
範囲を有効とし、2回目の走査では原稿センサS3〜S6
の主走査範囲を有効とすればよい。
このような縦セツトの原稿102についてもページ連写
を可能とするため、第11図に示すような回路が設けられ
ている。この回路では主走査方向の画像始まり位置につ
いてのプリセツト値1がセツトされる第1カウンタ401
と、主走査方向の画像終り位置を示すプリセツト値2が
セツトされる第2カウンタ402とが設けられている。こ
れらの第1,2カウンタ401,402には主走査方向の同期信号
LSYNCが入力されるとともに、クロツク信号CLKに同期さ
せた画像先端信号にてリセツトさせるため、ANDゲート4
03からの信号がクロツク端子に入力されている。又、第
1カウンタ401からの出力信号と第2カウンタ402からの
出力をインバータ404で反転させてなる信号とを入力と
するANDゲート405が設けられている。そして、このAND
ゲート405の出力がD端子に入力され、クロツク端子に
Cクロツク信号CLKが入力されるDフリツプフロツプ40
6,407が2段構成で設けられている。Dフリツプフロツ
プ406のQ出力とDフリツプフロツプ407の出力とをAN
Dゲート408に入力させることにより、同期信号LSYNCが
出力される。又、Dフリツプフロツプ407のQ出力と前
記ANDゲート405の出力とを入力とするANDゲート409が設
けられ、このANDゲート409の出力はFゲート信号として
画像データとともにANDゲート410に入力され、このAND
ゲート410から縦用のページ連写用の2分割データが出
力されるものである。即ち、Fゲート信号は主走査方向
についてのデータの有効範囲を抑制するためのものであ
る。
このような構成において、まず、第1図(b)に示し
たような原稿102のセツト状態の時のページ連写動作に
ついて、第12図ないし第13図を参照して説明する。ま
ず、第12図は原稿102と光学系(露光ランプ103)との関
係を示すもので、が画像A用の1回目の走査スタート
位置、が画像B用の2回目の走査スタート位置を示
す。又、第13図はスキヤナ(露光ランプ103等)、レジ
スト電磁クラツチ、Fゲート信号及び画像データのタイ
ミング関係を示すものである。このような動作を含め、
第14図のフローチヤートを参照して動作説明する。最初
にコンタクトガラス101上にセツトされた原稿102のサイ
ズ読取りがなされる。これは、原稿センサSによるもの
で、読取りデータは長さデータに変換される。ここに、
読取られた原稿サイズ中、原稿センサS10〜S19による横
方向の長さをa、原稿センサS1〜S6による縦方向の長さ
をbとし、各々メモリに格納される。次に、これらの長
さa,bにつき大小比較がなされ、原稿102の長手方向の判
定がなされる。ここでは、横方向の長さaの方が長いの
で、この長手寸法aを半分にする。即ち、原稿半サイズ
a/2を得る。このデータa/2はメモリM1に格納される。そ
して、1回目コピー用のフラグがセツトする。ここに、
ページ連写時には1枚の原稿102に対して2回の読取り
動作を行うので、読取り動作に先立ち、制御系では1回
目のコピーであるか否かをフラグにより判別する。ここ
では、1回目の読取り動作を実行する。まず、スキヤナ
をスタートさせて画像先端位置まで進行させ(第13図で
は、フオワードFとして示す)、画像先端に達したらそ
の位置から原稿画像の読取りを開始し、読取りデータの
書込み、即ちプリンタ部300側に出力して転写紙312への
プリントに供する。この際、転写紙312の給紙タイミン
グ、即ちレジスト電磁クラツチの動作タイミングT1だけ
遅れる。又、原稿長手方向の半分なる寸法a/2の位置ま
で進行したがメモリM1分の読取りとなつたかにより判別
される。メモリM1分の読取りとなれば、1回目の動作は
終りとなり、2回目に供するためスキヤナをリターンさ
せ(第13図ではRで示す)、ホームポジシヨンに戻す。
この際、1回目コピーフラグは0とされ、2回目フラグ
が1にセツトされる。
従つて、スキヤナがホームポジシヨンに戻つたことが
検知されると、2回目コピー動作に移行する。即ち、画
像B側の読取りコピー動作である。2回目コピーにあつ
ては位置からの画像読取りとなるので、スキヤナの進
行は原稿長手サイズの半分、即ち原稿先端からのメモリ
M1に格納のa/2なる位置まで行われる。この位置までス
キヤナが進行すると、2回目コピー動作における読取り
動作が実際に開始され、原稿102中の残りの半分側の画
像Bの読取りプリントがなされる。この読取り・プリン
ト動作自体は1回目と同様である。もつとも、原稿画像
の読取り開始が位置からであるので、転写紙312の給
紙タイミングは原稿先端からみるとT2だけ送らせたタイ
ミングとなる。又、画像を読取る期間はT3で同一であ
る。2回目のコピー動作が終了すると、1回目コピーフ
ラグ、2回目コピーフラグがともに0とされ、ページ連
写動作を終了する。
一方、第1図(c)に示したような原稿102のセツト
の場合のページ連写方法について説明する。ここに、こ
の原稿102の主走査方向に2分される各々の画像をC,Dで
あるとする。この場合には第11図に示した回路により処
理される。ここに、第1カウンタ401にセツトするプリ
セツト値1、第2カウンタ402にセツトするプリセツト
値2は、第15図に示すように同期信号LSYNCから原稿102
の先端までの長さをl1とし、原稿102中の実際のコピー
すべき半分の領域、例えばC画像領域の長さをl2(=b/
2)とした時、プリセツト値1=l1/PLS、プリセツト値
2=(l1+l2)/PLS(但し、PLSは所定の固定値)にセ
ツトするのがよい。
まず、原稿サイズの縦横の長さ比較において、b>a
の時、長手方向である原稿102の縦寸法を半分にする。
即ち、原稿半サイズb/2を得る。このデータb/2(=l2
はメモリM2に格納される。そして、1回目コピー用のフ
ラグをセツトする。ここに、実際のコピー動作に先立ち
第1,2カウンタ401,402にプリセツト値1,2を各々セツト
する。これらの値は前述したように、プリセツト値1=
l1/PLS(=例えば、8)、プリセツト値2=(l1+原稿
幅)/PLS=(l1+M2)/PLSなるデータがセツトされる。
そして、スキヤナを画像先端まで移動させる。画像先端
に到達すると、第11図に示した回路に従い原稿画像の実
際の読取りが行われる。即ち、同期信号LSYNCに応じた
タイミングで第1,2カウンタ401,402にプリセツト値1,2
がプリセツトされ、画像先端検出信号により第1,2カウ
ンタ401,402が計数動作を開始する。これらの第1,2カウ
ンタ401,402からはプリセツト値と等しい計数値となつ
た時点で出力が出る。第16図及び第17図はこのような動
作のタイミングチヤートを示すものである。即ち、プリ
セツト値1,2により基準信号となる同期信号LSYNCを基準
にどの領域の画像を抜き出すかを決定することができ
る。つまり、主走査方向の画像中の有効なものが半分に
規制される。このように読取られた画像Cについてのデ
ータはプリンタ部300に出力されハードコピーされる。
このような動作が進み、原稿102の副走査方向の長さで
あるa幅分の走査読取りが終了したかのチエツクがなさ
れ、このa幅分の読取りが終了するとスキヤナをリター
ンさせ、2回目のコピー動作に供される。この時、1回
目コピーフラグが0とされ、2回目コピーフラグがセツ
トされるので、スキヤナがホームポジシヨンに復帰した
ことが検知されれば、2回目のコピー動作に移行する。
この場合にも第1,2カウンタ401,402に対するプリセツト
値1,2のセツトがなされる。この場合のプリセツト値1,2
は原稿102中の残りの半分の画像Dについての読取りコ
ピーであるので、プリセツト値1=(l1+M2)/PLSとさ
れ、プリセツト値2=(L1+b)とされる。このような
プリセツト状態で同様に原稿102の読取り動作が行われ
ると、今度は主走査方向中の画像D側のデータのみが有
効となつて出力され、ハードコピーに供される。このよ
うにして主走査方向が長手方向となる状態でセツトされ
た原稿102についても、その長手方向を2分してなるペ
ージ連写コピーが得られることとなる。
ところで、上述した説明では、例えば原稿半サイズと
転写紙サイズとが同一である場合を想定したものである
が、実際には第18図に示すように原稿半サイズと転写紙
サイズとが一致しない選択の場合もある。即ち、a/2≠
a′、b≠b′の場合である。このような場合、本実施
例では第19図に示すフローチヤート処理に従い原稿半サ
イズと転写紙サイズとに応じて変倍処理をし、選択され
た転写紙サイズに適したピツタリサイズのページ連写コ
ピーが得られるように制御される。なお、第19図中Fは
原稿102についてのスキヤニング方向、転写紙312につい
ての搬送方向を示す。
まず、前述した場合と同様に原稿サイズを読取るとと
もに、選択された転写紙サイズをも読込む。この転写紙
サイズはオペレータの選択によるものであり、カセツト
サイズ等により検知される。これらの読込み処理によ
り、原稿102についてのa,b及び転写紙312についてのデ
ータa′,b′が得られる。そこで、まず、原稿102のセ
ツト方向を判別するためa,bの大小比較がなされ、a>
bであれば副走査方向に長手方向が一致するセツト状態
であると判定される。この場合には、メモリM1に長手方
向半サイズデータa/2が格納される。又、この横方向の
変倍率m1を決定するためにa′/M1なる演算がなされ
る。又、縦方向の変倍率m2を決定するためにb′/bなる
演算がなされる。これらのm1,m2により縦横の倍率が設
定される。このようにして算出された縦横の変倍率デー
タが変倍ユニツトに送られ、所定の変倍位置をとる。以
後は第14図に示した場合と同様にページ連写についての
実際の読取りコピー動作がなされる。
ここに、横方向、即ち送り方向に対する変倍率m1の計
算について説明する。例えば、原稿102がA3サイズ(a
×b=420mm×297mm)で転写紙312がB5サイズ(a′×
b′=182mm×257mm)なる関係の下にページ連写を行う
場合を考えると、原稿の大きさは半サイズとしてa/2×
b=210mm×297mmとなる。よつて、このサイズ画像をB5
サイズにコピーするには、210mm→182mm(=0.867
倍)、297mm→257mm(=0.865倍)に変倍すればよい。
又、例えば原稿102は上例とし、転写紙サイズがB4サイ
ズ(=364mm×257mm)の場合を考えると、同様に、210m
m→364mm(=1.73倍)、297mm→257mm(=0.865倍)な
る変倍率に設定すればよい。
このような変倍率設定は、a<bなる状態に原稿102
がセツトされている場合であつても同様である。この場
合、長手方向の寸法はbであるので、その半分のデータ
b/2がメモリM2に格納され、横変倍率m1としてはa′/a
により算出され、縦変倍率m2としてはb′/M2により算
出される。
もつとも、このような縦・横別々の変倍設定に限ら
ず、例えば切換えスイツチ等を用いて縦又は横の寸法を
見て片方により規定される変倍率に決めるようにしても
よい。又、縮小時には縦、横で大きく縮小するほうの縮
小率に合せて変倍させるとか、拡大時であれば縦、横で
小さく拡大するほうの拡大率に合せて変倍させるように
してもよい。これによれば、文字等の画像の縦横の比率
を変更することなく転写紙312に収まり得る変倍コピー
をなし得る。
更に、原稿102のサイズと転写紙312のサイズとを比較
した場合において、転写紙312のほうが大きいときに転
写紙312の中央に画像が入るようにコピーさせる場合を
考える。即ち、第20図(a)に示すような原稿102の画
像「ABC」と「EFG」とを、同図(b)に示すように転写
紙312にコピーさせる場合である。第21図はこのための
処理を示すフローチヤートである。まず、前述した場合
と同様の原稿サイズの読込み及び選択された転写紙サイ
ズの読込みをした後、原稿102の縦bと横aとでどちら
が大きいかを判別する。例えば、a>bの場合であれ
ば、メモリM1にa/2なるデータを格納する。しかして、
このような半原稿サイズa/2と転写紙312のサイズa′と
で何れが大きいかを判別する。メモリM1に格納されたa/
2に対して転写紙312のサイズa′のほうが大きい場合に
は、メモリM3に両者の差、即ちa′−M1なるデータが格
納される。このM3は画像を転写紙中央にするためにレジ
ストタイミングを進める量を表すものであり、具体的に
はM3=a′−M1=a′−(a/2)となる。一方、転写紙3
12のサイズa′のほうが小さい場合にはこのような中央
寄せ処理を必要とせず、レジストタイミング調整がなさ
れないのでメモリM3には0がセツトされる。その後、原
稿102の半分につき1回目のコピー動作を実行する。こ
の処理は前述した場合に準するものであるが、原稿読取
りに並行して行われるプリント動作につき、前述の演算
処理で算出された量M3分だけ転写紙312のレジストタイ
ミングを早めて転写動作に供する。これにより、原稿画
像と転写画像との位置関係は第20図に示すようになり、
転写紙中央に配置するコピーとなる。そして、スキヤナ
動作がM1分行われると、前述の場合と同様にスキヤナを
リターンさせ、2回目コピーに供する。この2回目コピ
ー動作も1回目と同様であるが、既に原稿102の半分の
読取りコピーは終了しているので、M1分に相当する原稿
副走査方向の半分位置までスキヤナを進めてから読取り
動作及びコピー動作が開始される。この場合にも転写紙
レジストタイミングはM3分だけ早められ、転写紙中央へ
の転写状態となるように制御される。
一方、a<bであり、主走査方向に幅広の原稿102の
場合について考える。この場合も基本的には同様であ
り、長手方向の半サイズb/2なるデータがメモリM2に格
納された後、この半サイズb/2と転写紙サイズb′との
大小比較がなされ、転写紙312のほうが大きい場合には
画像を主走査方向の中央に移す量についてb′−M2なる
演算を行い、メモリM4に格納する。転写紙312のほうが
小さい場合には中央寄せ処理を要しないのでメモリM4に
は0がセツトされる。その後の実際の1回目コピー動作
や2回目コピー動作は前述した場合と同様にプリセツト
に基づき行われる。もつとも、この場合には画像の主走
査方向へのシフトを伴う点では異なる。このような主走
査方向の画像シフト処理はプリンタ部300側にて行わ
れ、スキヤナ等は前述の場合と同様に動作する。
しかして、プリンタ部300における主走査方向の画像
位置調整(シフト)について説明する。即ち、第22図に
実線で示す画像「A」を破線で示す位置にシフトさせる
方法である。このため、第23図に示す回路が備えられて
いる。まず、コントローラ450により制御される各々1
ラインバツフアメモリ構成の第1,2メモリ451,452が設け
られている。又、これらの第1,2メモリ451,452にはコン
トローラ450により制御される第1,2セレクタ453,454が
接続されている。ここに、第1セレクタ453にはDATA1,F
ゲート,PMSYNC,LSYNC,CLK1,CLK2、シフトの各信号が入
力されている。ここに、DATA1はスキヤナにより読取ら
れた画像信号である。Fゲート信号はANDゲート409から
出力されるDATA1の有効範囲(主走査方向)を示す信号
である。PMSYNC信号はビームセンサ323に基づく信号と
同様の書込みユニツトにおける基準信号である。LSYNC
信号は読取り系の基準信号であり、PMSYNCを基にして作
成される。CLK1はCCDイメージセンサ108にて読取る際の
クロツク信号である。CLK2は半導体レーザ301にて感光
体305上に書込む際のクロツク信号である。
即ち、第23図に示す回路では、第1,2メモリ451,452な
る2つのバツフアメモリを備え、各ライン毎にドグル切
換えする構成であり、CLK1,2等しくなくてもよい。
しかして、このような回路構成の下、動作タイミング
を第24図に示す。まず、内部切換え信号が“1"の時には
DATA1をCLK1のタイミングに同期させて第1メモリ451に
格納する。同時に、第2メモリ452に格納されている内
容をCLK2のタイミングに同期させて読出し、第2セレク
タ454を通してDATA出力する。そして、次のPMSYNC信号
が入力され、内部切換え信号が“0"となるとDATA1はCLK
1に同期させて、今後は第2メモリ452に格納させる。同
時に、前回第1メモリ451に格納した内容をCLK2のタイ
ミングで読出し出力する。以後は、PMSYNC信号に応じて
内部切換え信号が交互に“1",“0"状態をとるので、同
様のトグル動作を繰返す。つまり、第23図の回路では第
1,2メモリ451,452への書込みと第2,1メモリ452,451から
の読出しとを別のクロツク信号に同期させて行つている
ものである。
ここに、PMSYNC、CLK2及びDATA出力の関係について説
明する。まず、第7図においてPMSYNC発生用のビームセ
ンサ323は感光体305の画像領域外にあり、このビームセ
ンサ323がレーザ光を受けてから時間t1後にレーザ光が
感光体305上の基準位置P0に到達することになる。ここ
に、このP0が書込みの原点であるとすると、ビームセン
サ323が検知してからt1後に画像データを出力させれば
転写紙312のエツジ部分より印字されることになる。し
かるに、画像を転写紙312上にて第22図に示すように右
側(中央側)に移動させて形成したい場合であれば、ビ
ームセンサ323が検知してから(t1+α)時間後に画像
データを出力させて感光体305上に書込みを行わせれば
よいことになる。このような遅れタイミングα分を制御
する信号が第1セレクタ453に入力されているシフト信
号である。即ち、第21図のフローチヤートにおいて、M4
幅分だけシフトさせるためには、M4/CLK2に対する値を
第1セレクタ453のシフト端子に加え、このM4/CLK2分だ
けクロツクを遅らせてDATA出力を行わせるようにすれ
ば、画像は転写紙312上で中央寄りにシフトされること
になる。
効果 本発明は上述のように、コンタクトガラスの縦方向と
横方向とに原稿センサを配設して原稿を前記コンタクト
ガラスに載置することにより原稿サイズを検出するよう
にした原稿サイズ検出手段を設け、この原稿サイズ検出
手段と転写紙サイズ検出手段と縦方向変倍手段と横方向
変倍手段とを備え、原稿台上にセツトされた原稿のサイ
ズと長手方向とを原稿を前記コンタクトガラス上に載置
することにより得られる前記原稿サイズ検出手段からの
信号により判別し、原稿の長手方向を2分割した原稿半
サイズと選択された転写紙サイズとにより縦方向倍率及
び横方向倍率を前記縦方向変倍手段及び横方向変倍手段
で決定して2分割した原稿半サイズの領域の一方を1回
目にスキヤニングし、前記原稿の他方の領域を2回目に
スキヤニングすることによりページ連写のコピーをする
ようにしたので、原稿を走査方向に長い状態にセツトし
た場合に限らず縦長、横長セツトの何れであつてもペー
ジ連写することができ、オペレータにセツト方向の負担
をかけることがなく、又、転写紙サイズに適した良好な
る大きさのコピーを得ることができ、ページ連写操作を
向上させることができ、しかも、ページ連写も2分割し
た原稿半サイズの領域の一方を1回目にスキヤニング
し、前記原稿の他方の領域を2回目にスキヤニングする
2回のスキヤニングでページ連写することができるた
め、コピー速度が速いと云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は原稿サ
イズ検知を示す概略平面図、第2図はその断面図、第3
図は装置全体の概略側面図、第4図は読取り処理系のブ
ロツク図、第5図は操作パネルの平面図、第6図はメイ
ン制御系のブロツク図、第7図は書込み処理系の概略平
面図、第8図はタイミングチヤート、第9図は原稿読取
り動作を示す概略側面図、第10図はコピー状態を従来例
と対比して示す平面図、第11図は主走査側のページ連写
用のブロツク図、第12図は横長手時の読取り動作を示す
概略側面図、第13図はタイミングチヤート、第14図はフ
ローチヤート、第15図は縦長手時の読取り動作を示す説
明図、第16図はタイミングチヤート、第17図はタイミン
グチヤート、第18図は原稿及び転写紙の平面図、第19図
はフローチヤート、第20図は原稿及び転写紙の平面図、
第21図はフローチヤート、第22図は転写紙の平面図、第
23図はブロツク図、第24図はタイミングチヤートであ
る。 101……原稿台、102……原稿、312……転写紙、S……
原稿センサ(原稿サイズ検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 政司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 早坂 年昭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭60−114855(JP,A) 特開 昭60−194436(JP,A) 特開 昭58−54359(JP,A) 特開 昭60−158464(JP,A) 特開 昭55−17119(JP,A) 特開 昭59−72856(JP,A) 特開 昭61−189568(JP,A) 特開 昭61−42647(JP,A) 特開 昭63−229962(JP,A) 特開 昭63−229968(JP,A) 特開 昭63−229965(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンタクトガラスの縦方向と横方向とに原
    稿センサを配設して原稿を前記コンタクトガラスに載置
    することにより原稿サイズを検出するようにした原稿サ
    イズ検出手段を設け、この原稿サイズ検出手段と転写紙
    サイズ検出手段と縦方向変倍手段と横方向変倍手段とを
    備え、原稿台上にセツトされた原稿のサイズと長手方向
    とを原稿を前記コンタクトガラス上に載置することによ
    り得られる前記原稿サイズ検出手段からの信号により判
    別し、原稿の長手方向を2分割した原稿半サイズと選択
    された転写紙サイズとにより縦方向倍率及び横方向倍率
    を前記縦方向変倍手段及び横方向変倍手段で決定して2
    分割した原稿半サイズの領域の一方を1回目にスキヤニ
    ングし、前記原稿の他方の領域を2回目にスキヤニング
    することによりページ連写のコピーをすることを特徴と
    する複写機のページ連写方法。
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