JP2581826B2 - 遠赤外線放射性ポリエステル複合繊維 - Google Patents

遠赤外線放射性ポリエステル複合繊維

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JP2581826B2 JP2098673A JP9867390A JP2581826B2 JP 2581826 B2 JP2581826 B2 JP 2581826B2 JP 2098673 A JP2098673 A JP 2098673A JP 9867390 A JP9867390 A JP 9867390A JP 2581826 B2 JP2581826 B2 JP 2581826B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、伸縮性,弾性回復性が優れていると同時に
保温性に優れた不織布を得るのに適した遠赤外線放射性
ポリエステル複合繊維に関する。さらに詳しくは、パッ
プ材用、中入綿用として保温性及びフィット性の良好な
不織布を得るのに適した、優れた潜在捲縮能を有する遠
赤外線放射性ポリエステル複合繊維に関する。
<従来技術> ポリエステル繊維は、力学的性質,熱安定性,ウォッ
シャブル性等に優れているため、現在では極めて広い用
途に使用されている。その中で、近年、打身、捻挫等の
関節炎の治療用として薬剤を塗布したパップ材あるいは
スポーツ衣料の中入綿にポリエステル不織布が用いられ
てきている。これらの用途には、機能性及びフィット性
等の要求から、伸縮性,弾性回復性に優れ、不織布とし
た時容易に嵩密度があげられ、さらに治療用の薬剤の効
能を十分発揮するため保温性のより優れた繊維が要求さ
れている。
これらの要求のうち、不織布に伸縮性、弾性回復性を
付与するためには、繊維密度を高めた状態(嵩密度を大
きくする)にして繊維間の抱合性を強くし、しかも強固
な捲縮を数多く付与する必要がある。かかる方法として
例えば特開昭52−53027号公報には、潜在捲縮性複合繊
維に機械捲縮を付与して、複合繊維のスパイラル捲縮を
機械捲縮で補う方法が提案されている。しかし、原綿製
造工程でこのような多くの強固な捲縮を有する原綿を得
ることは困難であるばかりか、たとえできたとしてもカ
ード工程でネップや未開繊部が発生するため外観が悪く
目付斑が多くかつ風合の硬い不織布しか得られない。従
って、現状では潜在捲縮能を有する複合繊維をカード機
でウエッブとした後、弛緩熱処理する方法が望ましい
が、この方法は捲縮発現と同時に熱収縮が起こって、目
付斑が大きくなったり、風合が硬くなったり、伸縮性が
低下するという問題があった。
かかる欠点を改良するため特開昭62−78214号公報に
は、特定の2種のポリエステルからなる高スパイラル捲
縮発現能を有する複合繊維に特定の数の機械捲縮を付与
すると共に、繊維自身の熱収縮率を低くする方法が提案
されている。
この方法によれば不織布は良好な伸縮性と弾性回復性
を示すが、複合繊維の一方の成分として金属塩スルホネ
ート基を有する成分の共重合率が高い共重合ポリエステ
ルすなわち溶融粘度の高いポリエステルを使用するた
め、他方のポリエステルとして溶融粘度の高い、すなわ
ち固有粘度の高いポリエステルを用いる必要がでてく
る。その結果、得られた不織布の嵩密度は前述のパップ
材,中入綿用としては不十分なものとなる。また保温性
の点では不十分であり、さらには共重合率が高いことか
ら、ポリエステルの融点、結晶性等が低下し、原綿の性
能が低下するという問題もあった。
本発明者らは、かかる問題点を解決するために、先に
金属塩スルホネート基を有する成分の共重合量が0.5〜
2.9モル%で固有粘度が0.3〜0.5のポリエステルAと固
有粘度が0.3〜0.45の金属塩スルホネート基を有さない
ポリエステルBとからなる複合繊維であって、特定の熱
収縮率及び潜在捲縮発現能を有する複合繊維を提案した
(特願昭63−286904号:特開平2−133615号公報)。こ
の複合繊維から得られる複合繊維は、確かに優れた伸縮
性と弾性回復性能を有するとともに嵩密度も高いもので
あった。しかしながら、中入綿用,パップ材用として使
用する場合には特に保温性の良好なものが要求されるの
で、さらに保温効果の高い繊維が望まれている。
<発明の目的> 本発明の目的は、従来の不織布が有していなかった中
入れ綿もしくはパップ材用に要求される性能、すなわち
優れた伸縮性、弾性回復性、及び高い嵩密度を有すると
同時に、保温性にも優れた不織布を得るに適した遠赤外
線放射性ポリエステル複合繊維を提供することにある。
<発明の構成> 本発明者らは、かかる目的を達成すべく鋭意検討した
結果、前述の特定の固有粘度を有する特定の2種のポリ
エステルA、Bからなる複合繊維の固有粘度の低い方の
ポリエステルに遠赤外線放射能を有するセラミックスを
添加した複合繊維が、該目的達成のために有効であるこ
とを見い出し本発明に到達した。
すなわち本発明は、主たる繰り返し単位がエチレンテ
レフタレートで金属塩スルホネート基を有する繰り返し
単位を0.5〜2.9モル%含有しその固有粘度が0.4以上の
共重合ポリエテルAと、遠赤外線放射性を有するセラミ
ックスを3〜30重量%含有する、主たる繰り返し単位が
エチレンテレフタレートでその固有粘度が0.4以下の実
質的に金属塩スルホネート基を有する繰り返し単位を含
有しないポリエステルBとを複合紡糸してなる複合繊維
であって、乾熱170℃における自由収縮熱処理時の収縮
率が10%以下で、同じく熱処理後のスパイラル捲縮数が
50個/25mm以上となる潜在捲縮能を有し、かつ8〜18個/
25mmの機械捲縮が付与されていることを特徴とする遠赤
外線放射性ポリエステル複合繊維である。
本発明で用いられる共重合ポリエステルAは、主たる
繰り返し単位がエチレンテレフタレートであって、金属
塩スルホネート基を有する繰り返し単位を全繰り返し単
位に対して0.5〜2.9モル%、好ましくは1.0〜2.8モル
%、さらに好ましくは1.5〜2.8モル%含有する必要があ
る。0.5モル%未満では捲縮発現性が不十分であり、一
方2.9モル%を越えると共重合ポリエステルの溶融粘度
が高くなりすぎ安定な紡糸を行なうためにはポリエステ
ルBの固有粘度をあげざるを得なくなる。その結果、最
終的に得られる不織布の嵩密度が小さくなって嵩高とな
りすぎるため好ましくない。また、フェノール/四塩化
エタン1/1混合溶媒中20℃で測定した時の固有粘度は0.4
以上とする必要がある。0.4未満では繊維の強力低下が
著しく、パップ材用,スポーツ衣料の中入綿用に適さな
くなる。尚、ポリエステルAとポリエステルBの溶融粘
度差をより大きくさせないために、ポリエステルAはセ
ラミックスを実質的に含有させない方が好ましい。
かかる共重合ポリエステルは任意の方法によって製造
することができる。例えば、テレフタル酸とエチレング
リコールとを直接エステル化反応させるか、テレフタル
酸ジメチルの如きテレフタル酸の低級アルキルエステル
とエチレングリコールとをエステル交換反応させるかし
てテレフタル酸のグリコールエステル及び/又はその低
重合体を生成させる第1段階の反応と、この反応生成物
を減圧下加熱して重縮合反応させる第2段階の反応によ
って製造する際に、金属塩スルホネート基を有する共重
合成分、例えば5−ナトリウムスルホイソフタル酸,5−
カリウムスルホイソフタル酸,4−ナトリウムスルホフタ
ル酸,4−ナトリウムスルホ−2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸等のジカルボン酸又はこれらのエステル形成性誘導
体を所望量共重合させれば良い。この際、テレフタル酸
成分の一部及び/又はエチレングリコール成分の一部を
最終的に得られる複合繊維の熱的,力学的特性が損われ
ない範囲で他種ポリエステル形成成分にかえて共重合し
ても良い。通常この量はエチレンテレフタレート単位に
対して10モル%以下である。
本発明に用いられる実質的に金属塩スルホネート基を
含有しないポリエステルBは、主たる繰り返し単位をエ
チレンテレフタレート単位とし、固有粘度は0.4以下と
する必要がある。0.4を越える場合には、捲縮発現性が
低下して、不織布の伸度が低下し風合が硬くなる。
本発明においては、遠赤外線放射性を有するセラミッ
クスを、ポリエステルBの方へ3〜30重量%好ましくは
5〜15重量%含有させる必要がある。含有量が3重量%
未満の場合には、遠赤外線放射性能が不十分となり保温
性に劣る。また、紡糸時に2種のポリマーの溶融粘度差
が大きくなりすぎて中実タイプのサイドバイサイド型複
合構造とすることが困難となる。そのため、中空タイプ
にせざるを得なくなり、得られる不織布の嵩密度が低下
してパップ材用等には適さなくなる。一方30重量%を越
えると、複合繊維の紡糸性が悪くなって繊維化が困難に
なるだけでなく、繊維物性も劣ったものとなるため好ま
しくない。
本発明で用いられる遠赤外線放射性を有するセラミッ
クスとは、30℃における遠赤外線放射率が4.5〜30μm
の領域で65%以上を有することが好ましく、特に75%以
上が望ましい。かかるセラミックスとしては、特に酸化
物セラミックス、例えば、アルミナ(Al2O3)系,マグ
ネシア(MgO)系,ジルコニア(ZrO2),チタニア(TiO
2)系の外、二酸化ケイ素(SiO2),酸化クロム(Cr
O3),フェライト(FeO2・Fe3O4),スピネル(MgO・Al
2O3),セリア(CeO2),ベリリア(BO)等が例示され
る。
遠赤外線放射性を有するセラミックスは、粉砕して本
発明の複合繊維製造に支障のない程度に充分小さくする
ことが望ましく、通常は粒径を5μm以下、好ましくは
1μm以下として使用される。しかし、あまりに小さく
しすぎると粒子の凝集が起り易く、逆に複合繊維製造の
工程安定性低下の要因となることが多い。
セラミックスを前記ポリエステルB中に含有せしめる
方法は特に限定されず、該ポリエステルBの重合工程で
添加する方法、あらかじめセラミックスの含有量の多い
マスターチップを作成しておき紡糸工程においてベース
チップと混練する方法等、いずれの方法をも採用するこ
とができる。なかでも、2軸ルーダー混練機を用いてマ
スターチップとベースチップとを溶融混合後紡糸する方
法は、簡便でかつセラミックスの分散状態が均一となっ
て紡糸性も良好なため、特に好ましい。
本発明の複合繊維は、前記した共重合ポリエステルA
と、遠赤外線放射性を有するセラミックスを含有したポ
リエステルBとを複合紡糸により偏芯的に接合したもの
であって、弛緩熱処理することによりスパイラル捲縮を
発現する潜在捲縮性複合繊維である。複合形態は特に限
定する必要はないが、芯鞘型よりサイドバイサイド型の
方が2種のポリマーの中心がはなれているのでスパイラ
ル捲縮発生のためのモーメントが大きくなり潜在捲縮数
が多くなるので好ましい。繊維の断面についても特に限
定する必要はなく、丸断面,三角断面,扁平断面,T字状
断面等いづれであってもよい。しかし、中空部を設ける
と嵩密度が小さくなって嵩高となるので望ましくない。
さらに、不織布に高い伸縮性を付与するには、熱処理
によって捲縮を発現させたとき30個/25mm以上のスパイ
ラル捲縮を有するようにする事が必要である。そのため
には、原綿の状態で乾熱170℃30分熱処理した時、50個/
25mm以上のスパイラル捲縮発現能を有することが必要で
ある。
また熱処理時の収縮率が大きいと不織布が著しく硬く
なったり目付斑が大きくなるので、熱収縮率は小さくす
る必要があり、繊維を乾熱170℃で自由収縮熱処理した
ときの後述の方法で測定した実質的熱収縮率は10%以下
にする必要がある。かかる潜在捲縮性と熱収縮率を有す
る複合繊維を得るには、前述の共重合ポリエステルAと
ポリエステルBの、固有粘度,金属塩スルホネート基を
有する繰り返し単位の共重合割合,複合繊維の複合割合
等を適宜選択して紡糸した後、延伸工程において1.5〜
4.0倍に延伸し、120〜160℃の温度で緊張熱処理を施せ
ば良い。
また、カード工程でネップや未開繊部の発生しない原
綿とする必要がある。一般にネップや未開繊部の発生
は、捲縮数,捲縮形態と密接な関係にあり、機械捲縮の
場合、捲縮数が8個/25mm未満では未開繊部が発生しや
すく、18個/25mmを超えるとネップが発生しやすい。ま
たカード工程以前でスパイラル捲縮を発現させた場合、
ネップが発生しやすく、ウエブの均斉度が悪くなり不織
布の目付斑となる。したがって、潜在捲縮性複合繊維に
8〜18個/25mmの機械捲縮を付与する必要がある。
機械捲縮を付与する方法は、スタッフィングボックス
を用いて常法にしたがって行なえばよい。
なお、本発明の繊維は艶消剤,光沢改良剤,制電剤,
難燃剤,柔軟平滑剤等の改質剤を含有していてもよい。
<発明の効果> 本発明の複合繊維は、適度の機械捲縮が付与された遠
赤外線放射性を有する潜在捲縮性繊維であるため、カー
ド工程でネップや未開繊部を発生することがなく、ま
た、不織布とした後に熱処理することにより、強固なス
パイラル捲縮を発現するため、高伸縮性,高弾性回復性
を有し、嵩高性が低く、保温性が高く、目付斑のない不
織布とすることができ、その工業的意義は極めて大であ
る。なお本発明の複合繊維は紡績糸又は織編物とするこ
ともでき、伸縮性,弾性回復性に優れたものが得られ
る。
<実施例> 以下実施例によって本発明を詳しく説明する。
なお、実施例における特性値等の測定法は次の通りで
ある。
(1) 固有粘度 フェノールと四塩化エタン1:1混合溶媒中20℃で測定 (2) 捲縮数 JIS L−1015−7−12−1の方法により測定 (3) 繊度 JIS L−1015−7−5−1Aの方法により測定 (4) 熱収縮率 JIS L−1015−7−15の方法によりデニール当り300
mgの荷重で測定 実施例1 5−ナトリウムスルホイソフタル酸(SIPと略称す
る)成分を2.5モル%共重合した[η]=0.48のポリエ
チレンテレフタレート系共重合ポリエステル(共重合ポ
リエステルA)と、[η]=0.35のポリエチレンテレフ
タレート(ポリエステルB)に波長4.5〜30μmの範囲
内の放射率が30℃において70%以上で平均放射率が75
%,平均粒径0.9μmのセラミックス酸化物(ZrO2/SiO2
/Fe2O3=64/35/1)を10重量%含有させたポリマーと
を、サイドバイサイド型複合繊維用口金(孔数300孔)
を用いて、紡糸温度290℃,吐出量240g/分,引き取り速
度1150m/分で紡糸して複合重量比1:1の未延伸糸を得
た。
この未延伸糸を延伸後のトウデニールが40万deになる
ように集め、延伸倍率2.5倍、延伸温度70℃で延伸し、
続いて、緊張熱処理温度140℃で熱処理し、スタフィン
グボックスにて捲縮を付与した後、51mmにカットして短
繊維を得た。
この短繊維をカードにかけて、目付100g/m2のウエッ
ブを作成した。このウエッブを繊維間の交絡点向上の為
にフェラー社製ニードルパンチ機にてハーブ36,レギ
ュラーパンチ密度30F/cm2,両面打ち、挿入深度9mmの条
件にて、ニードリングした。
次にこのウエッブを熱風乾燥機にて160℃で2分間自
由熱処理して、不織布を得た。この不織布を幅25mm,長
さ100mmに切り重量を測定し、また不織布の厚さを測定
して嵩性を算出した。
得られた不織布の破断強度,破断伸度は、定速伸長型
引張試験機により、試料巾25mm,試料長100mm,引張速度1
00mm/分で測定した。
伸長弾性回復率は定速伸長型引張試験機により試料巾
50mm,試料長200mm,引張速度20mm/分,伸長率20%で、下
記方法により算出した。
初荷重を加え長さLmmを測定し、伸長率20%で1分間
放置し、次に除重し、3分間放置したのち再び初荷重を
かけ、長さL1mmを測定し、下式により算出した。
保温性は、人体の左腕部に目付100g/m2,200mm×100mm
(長さ×巾)の不織布をまき、15分間保温前後の皮フ温
度をサーモグラムを用いて測定し、上昇温度を算出し
た。
風合は 柔軟性,伸縮性の両方が良好 ◎ 一方が良好で、一方がやや劣る ○ 両方がやや劣る △ 一方がまったく劣る × で判定した。
また、紡糸性は1日当り断糸回数で判定した。
2回/日 未満 ○ 2〜5回/日 △ 5回/日 以上 × 結果は表−1に示す。
実施例2〜7 比較例1〜6 表1に示すように、条件を一部変更した以外は実施例
1と同様に実施した結果を表−1に合せて示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 1/42 D04H 1/42 T 1/48 1/48 A (56)参考文献 特開 平2−259110(JP,A) 特開 平1−169000(JP,A) 特開 昭63−92720(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレ
    ートで金属塩スルホネート基を有する繰り返し単位を0.
    5〜2.9モル%含有しその固有粘度が0.4以上の共重合ポ
    リエテルAと、遠赤外線放射性を有するセラミックスを
    3〜30重量%含有する、主たる繰り返し単位がエチレン
    テレフタレートでその固有粘度が0.4以下の実質的に金
    属塩スルホネート基を有する繰り返し単位を含有しない
    ポリエステルBとを複合紡糸してなる複合繊維であっ
    て、乾燥170℃における自由収縮熱処理時の収縮率が10
    %以下で、同じく熱処理後のスパイラル捲縮数が50個/2
    5mm以上となる潜在捲縮能を有し、かつ8〜18個/25mmの
    機械捲縮が付与されていることを特徴とする遠赤外線放
    射性ポリエステル複合繊維。
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