JP3516754B2 - ポリエステル複合繊維 - Google Patents
ポリエステル複合繊維Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伸縮性に優れているとと
もに、嵩高性の小さい不織布を得るのに適したポリエス
テル繊維に関する。さらに詳しくは、通常のポリエステ
ル繊維等と混合してパップ剤用、中入綿用としてフィッ
ト性の良好な伸縮性不織布を得るのに適した潜在捲縮能
を有する複合繊維に関する。
もに、嵩高性の小さい不織布を得るのに適したポリエス
テル繊維に関する。さらに詳しくは、通常のポリエステ
ル繊維等と混合してパップ剤用、中入綿用としてフィッ
ト性の良好な伸縮性不織布を得るのに適した潜在捲縮能
を有する複合繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】伸縮性が付与された織布、編地、不織布
等はスポ−ツ衣料に代表される衣料用として、また中入
綿やパップ剤等の医療衛生剤用の基布とし非常に多量に
使用されてきている。これらの用途には機能性、フィッ
ト性等の要求から伸縮性、弾性回復性に優れると同時に
織布、編地、不織布等にしたときに容易に嵩高性を小さ
くすることができる繊維が要求されている。
等はスポ−ツ衣料に代表される衣料用として、また中入
綿やパップ剤等の医療衛生剤用の基布とし非常に多量に
使用されてきている。これらの用途には機能性、フィッ
ト性等の要求から伸縮性、弾性回復性に優れると同時に
織布、編地、不織布等にしたときに容易に嵩高性を小さ
くすることができる繊維が要求されている。
【0003】不織布に伸縮性、弾性回復性を付与するた
めに、仮撚加工糸を使用すること、コンジュゲ−トタイ
プのフィラメントを使用すること、潜在捲縮性複合繊維
を使用すること等が提案されている。しかしながら、こ
れらにはいくつかの欠点がある。すなわち、仮撚加工糸
を使用する場合には強い捲縮のためにカ−ドの通過性が
悪く均一性のある不織布を得ることは困難である。ま
た、コンジュゲ−トタイプのフィラメントを使用する場
合には繊維が一方向に配向しているために伸縮性の方向
性が著しく、用途分野によっては実用に供しがたい場合
がある。
めに、仮撚加工糸を使用すること、コンジュゲ−トタイ
プのフィラメントを使用すること、潜在捲縮性複合繊維
を使用すること等が提案されている。しかしながら、こ
れらにはいくつかの欠点がある。すなわち、仮撚加工糸
を使用する場合には強い捲縮のためにカ−ドの通過性が
悪く均一性のある不織布を得ることは困難である。ま
た、コンジュゲ−トタイプのフィラメントを使用する場
合には繊維が一方向に配向しているために伸縮性の方向
性が著しく、用途分野によっては実用に供しがたい場合
がある。
【0004】さらに潜在捲縮性複合繊維を使用する場合
には均一性、弾性回復性、方向性の点からは良好ではあ
るが、従来の潜在捲縮性フィラメントでは捲縮熱処理後
の繊維物性が大きく低下したり、硬化したりして布地、
不織布としての風合、柔軟性が大きく損なわれることが
あった。この理由としては、従来の該複合繊維は収縮率
は大きくても収縮応力が小さいことから、布地や不織布
のような緊張化では捲縮がほとんど発現されず、伸縮
性、弾性回復性に非常に乏しいものしか得られないこと
が挙げられる。また、従来の該複合繊維は捲縮発現処理
(熱処理)前にすでに多くのスパイラル捲縮が発現して
いるため、カット、カ−ド処理時に該複合繊維が塊とな
ったり、斑となったりして多くのトラブルの原因となっ
ていることが挙げられる。
には均一性、弾性回復性、方向性の点からは良好ではあ
るが、従来の潜在捲縮性フィラメントでは捲縮熱処理後
の繊維物性が大きく低下したり、硬化したりして布地、
不織布としての風合、柔軟性が大きく損なわれることが
あった。この理由としては、従来の該複合繊維は収縮率
は大きくても収縮応力が小さいことから、布地や不織布
のような緊張化では捲縮がほとんど発現されず、伸縮
性、弾性回復性に非常に乏しいものしか得られないこと
が挙げられる。また、従来の該複合繊維は捲縮発現処理
(熱処理)前にすでに多くのスパイラル捲縮が発現して
いるため、カット、カ−ド処理時に該複合繊維が塊とな
ったり、斑となったりして多くのトラブルの原因となっ
ていることが挙げられる。
【0005】このような捲縮発現処理前の捲縮の発現を
抑制させるために、繊維製造時に収縮処理と共に熱履歴
を繊維に付与することが提案され実行されている。しか
しながら、この方法によると、繊維が有する収縮能を低
減化するとともに前述の捲縮の発現は抑制されるが、そ
の後の捲縮発現処理による潜在捲縮の発現性が著しく低
下してしまい、要求する伸縮性、弾性回復性に優れた不
織布を得ることは非常に困難である。
抑制させるために、繊維製造時に収縮処理と共に熱履歴
を繊維に付与することが提案され実行されている。しか
しながら、この方法によると、繊維が有する収縮能を低
減化するとともに前述の捲縮の発現は抑制されるが、そ
の後の捲縮発現処理による潜在捲縮の発現性が著しく低
下してしまい、要求する伸縮性、弾性回復性に優れた不
織布を得ることは非常に困難である。
【0006】このように、捲縮発現処理後の捲縮の発現
性を重要視するとカット、カ−ド処理等の工程性、生産
性が低下することになり、また、工程性、生産性を重要
視すると捲縮発現処理後の捲縮の発現性が低下すること
になり、工程性、生産性および捲縮発現処理後の捲縮の
発現性の両方を同時に満足するような潜在捲縮性能を有
する複合繊維は今だ提案されていないのが実情である。
性を重要視するとカット、カ−ド処理等の工程性、生産
性が低下することになり、また、工程性、生産性を重要
視すると捲縮発現処理後の捲縮の発現性が低下すること
になり、工程性、生産性および捲縮発現処理後の捲縮の
発現性の両方を同時に満足するような潜在捲縮性能を有
する複合繊維は今だ提案されていないのが実情である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような工程性、生産性の悪化の解消および捲縮発現処理
後の捲縮の発現性の両方を同時に満足し、伸縮性、弾性
回復性の優れた布地、不織布を得ることが可能な潜在捲
縮性能を有するポリエステル複合繊維を提供することに
ある。
ような工程性、生産性の悪化の解消および捲縮発現処理
後の捲縮の発現性の両方を同時に満足し、伸縮性、弾性
回復性の優れた布地、不織布を得ることが可能な潜在捲
縮性能を有するポリエステル複合繊維を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、ノルボルナン骨格を有する化合物を共重合させ
たポリエチレンテレフタレ−ト系ポリエステルまたはポ
リブチレンテレフタレ−ト系ポリエステルと、ポリエス
テルとが偏心的に接合されており、かつ130℃におけ
る潜在捲縮数が40個/25mm以上である複合繊維で
あって、捲縮処理前の捲縮数が13個/25mm以下で
あることを特徴とするポリエステル複合繊維を提供する
ことによって達成される。
目的は、ノルボルナン骨格を有する化合物を共重合させ
たポリエチレンテレフタレ−ト系ポリエステルまたはポ
リブチレンテレフタレ−ト系ポリエステルと、ポリエス
テルとが偏心的に接合されており、かつ130℃におけ
る潜在捲縮数が40個/25mm以上である複合繊維で
あって、捲縮処理前の捲縮数が13個/25mm以下で
あることを特徴とするポリエステル複合繊維を提供する
ことによって達成される。
【0009】本発明において、「ノルボルナン骨格を有
する化合物」とは下記式Iまたは下記式IIで示される
化合物である。
する化合物」とは下記式Iまたは下記式IIで示される
化合物である。
【0010】
【化3】
(式中、X1 およびX2 はそれぞれCH2 OHまたはC
OORを表し、Rは低級アルキル基、mは0または1を
表す。)
OORを表し、Rは低級アルキル基、mは0または1を
表す。)
【0011】
【化4】
(式中、X3 およびX4 はそれぞれCH2 OHまたはC
OOR’を表し、R’は低級アルキル基を表す。)
OOR’を表し、R’は低級アルキル基を表す。)
【0012】式Iで示される化合物の具体例としては、
ノルボルナン−2,3−ジメタノ−ル、ノルボルナン−
2,3−ジカルボン酸およびそのジエステル、パ−ヒド
ロ−1,4:5,8−ジメタノナフタレン−2,3−ジ
メタノ−ル、パ−ヒドロ−1,4:5,8−ジメタノナ
フタレン−2,3−ジカルボン酸およびそのジエステル
等が挙げられ、これらの化合物の立体構造はシス体、ト
ランス体のいずれでもよく、それらの混合物でもよい。
またそれらの脂環構造部分はエンド体、エキソ体のいず
れでもよく。それらの混合物でもよい。
ノルボルナン−2,3−ジメタノ−ル、ノルボルナン−
2,3−ジカルボン酸およびそのジエステル、パ−ヒド
ロ−1,4:5,8−ジメタノナフタレン−2,3−ジ
メタノ−ル、パ−ヒドロ−1,4:5,8−ジメタノナ
フタレン−2,3−ジカルボン酸およびそのジエステル
等が挙げられ、これらの化合物の立体構造はシス体、ト
ランス体のいずれでもよく、それらの混合物でもよい。
またそれらの脂環構造部分はエンド体、エキソ体のいず
れでもよく。それらの混合物でもよい。
【0013】式IIで示される化合物の具体例として
は、トリシクロデカンジメタノ−ル、トリシクロデカン
ジカルボン酸およびそのジエステル等が挙げられ、これ
らの混合物でもよい。またそれらの脂環構造部分はエン
ド体、エキソ体のいずれでもよく、それらの混合物でも
よい。なお、式Iおよび式II中におけるRおよびR’
の低級アルキル基とは、炭素数が1〜4のアルキル基を
示す。
は、トリシクロデカンジメタノ−ル、トリシクロデカン
ジカルボン酸およびそのジエステル等が挙げられ、これ
らの混合物でもよい。またそれらの脂環構造部分はエン
ド体、エキソ体のいずれでもよく、それらの混合物でも
よい。なお、式Iおよび式II中におけるRおよびR’
の低級アルキル基とは、炭素数が1〜4のアルキル基を
示す。
【0014】これらの化合物の共重合量は、ポリエチレ
ンテレフタレ−ト系ポリエステルまたはポリブチレンテ
レフタレ−ト系ポリエステルを構成するジカルボン酸成
分の5〜15モル%、好ましくは8〜13モル%であ
る。該共重合量が5モル%未満の場合、該ポリエステル
の結晶化度の低下、収縮率の上昇が不十分であり、目的
とする潜在捲縮性能を有する複合繊維を得ることができ
ない。一方該共重合量が15モル%を越える場合には、
該ポリエステルの重合性が低下し、結晶性のポリエステ
ルを得ることができなくなり、たとえ得られたとしても
該ポリエステルの融点が低くなり、耐熱性等の点で実用
的でなくなる。
ンテレフタレ−ト系ポリエステルまたはポリブチレンテ
レフタレ−ト系ポリエステルを構成するジカルボン酸成
分の5〜15モル%、好ましくは8〜13モル%であ
る。該共重合量が5モル%未満の場合、該ポリエステル
の結晶化度の低下、収縮率の上昇が不十分であり、目的
とする潜在捲縮性能を有する複合繊維を得ることができ
ない。一方該共重合量が15モル%を越える場合には、
該ポリエステルの重合性が低下し、結晶性のポリエステ
ルを得ることができなくなり、たとえ得られたとしても
該ポリエステルの融点が低くなり、耐熱性等の点で実用
的でなくなる。
【0015】該化合物の共重合量は多くなるほどポリエ
ステルの結晶化度、融点が低下するが、該ポリエステル
を一成分とする複合繊維の収縮率は上昇するので、不織
布の用途に応じて、上述の共重合量範囲内で変化させれ
ばよい。
ステルの結晶化度、融点が低下するが、該ポリエステル
を一成分とする複合繊維の収縮率は上昇するので、不織
布の用途に応じて、上述の共重合量範囲内で変化させれ
ばよい。
【0016】またこれらの化合物を共重合せしめたポリ
エチレンテレフタレ−ト系ポリエステルまたはポリブチ
レンテレフタレ−ト系ポリエステル(以下、Aポリマ−
と称する場合がある)とは、該化合物を共重合したポリ
エチレンテレフタレ−ト、あるいはポリブチレンテレフ
タレ−ト、あるいはポリエチレンテレフタレ−トまたは
ポリブチレンテレフタレ−トの単位を70モル%以上含
むものでもよく、それらの残余の共重合成分としてはイ
ソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ビフ
ェニルジカルボン酸、4,4’−ジフェニルエ−テルジ
カルボン酸、4,4’−ジフェニルメタンジカルボン
酸、4,4’−ジフェニルスルフォンジカルボン酸、
4,4’−ジフェニルイソプロピリデンジカルボン酸、
1,2−ジフェノキシエタン−4’,4”−ジカルボン
酸、アントラセンジカルボン酸、2,5−ピリジンジカ
ルボン酸、ジフェニルケトンジカルボン酸、スルホイソ
フタル酸ナトリウム等の芳香族ジカルボン酸;マロン
酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸
等の脂肪族ジカルボン酸;デカリンジカルボン酸、シク
ロヘキサンジカルボン酸等の脂環式ジカルボン酸;β−
ヒドロキシエトキシ安息香酸、p−オキシ安息香酸、ヒ
ドロキシプロピオン酸、ヒドロキシアクリル酸等のヒド
ロキシカルボン酸;またはこれらのエステル形成性誘導
体;ε−カプロラクトン等の脂肪族ラクトン;トリメチ
レングリコ−ル、テトラメチレングリコ−ル、ヘキサメ
チレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、ジエチレ
ングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル等の脂肪族ジオ
−ル;ヒドロキノン、カテコ−ル、ナフタレンジオ−
ル、レゾルシン、ビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルA
のエチレンオキサイド付加物、ビスフェノ−ルS、ビス
フェノ−ルSのエチレンオキサイド付加物等の芳香族ジ
オ−ル;シクロヘキサンジメタノ−ル等の脂環式ジオ−
ルなどを挙げることができる。これらの共重合成分は1
種のみでもよく、2種以上を使用してもよい。
エチレンテレフタレ−ト系ポリエステルまたはポリブチ
レンテレフタレ−ト系ポリエステル(以下、Aポリマ−
と称する場合がある)とは、該化合物を共重合したポリ
エチレンテレフタレ−ト、あるいはポリブチレンテレフ
タレ−ト、あるいはポリエチレンテレフタレ−トまたは
ポリブチレンテレフタレ−トの単位を70モル%以上含
むものでもよく、それらの残余の共重合成分としてはイ
ソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ビフ
ェニルジカルボン酸、4,4’−ジフェニルエ−テルジ
カルボン酸、4,4’−ジフェニルメタンジカルボン
酸、4,4’−ジフェニルスルフォンジカルボン酸、
4,4’−ジフェニルイソプロピリデンジカルボン酸、
1,2−ジフェノキシエタン−4’,4”−ジカルボン
酸、アントラセンジカルボン酸、2,5−ピリジンジカ
ルボン酸、ジフェニルケトンジカルボン酸、スルホイソ
フタル酸ナトリウム等の芳香族ジカルボン酸;マロン
酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸
等の脂肪族ジカルボン酸;デカリンジカルボン酸、シク
ロヘキサンジカルボン酸等の脂環式ジカルボン酸;β−
ヒドロキシエトキシ安息香酸、p−オキシ安息香酸、ヒ
ドロキシプロピオン酸、ヒドロキシアクリル酸等のヒド
ロキシカルボン酸;またはこれらのエステル形成性誘導
体;ε−カプロラクトン等の脂肪族ラクトン;トリメチ
レングリコ−ル、テトラメチレングリコ−ル、ヘキサメ
チレングリコ−ル、ネオペンチルグリコ−ル、ジエチレ
ングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル等の脂肪族ジオ
−ル;ヒドロキノン、カテコ−ル、ナフタレンジオ−
ル、レゾルシン、ビスフェノ−ルA、ビスフェノ−ルA
のエチレンオキサイド付加物、ビスフェノ−ルS、ビス
フェノ−ルSのエチレンオキサイド付加物等の芳香族ジ
オ−ル;シクロヘキサンジメタノ−ル等の脂環式ジオ−
ルなどを挙げることができる。これらの共重合成分は1
種のみでもよく、2種以上を使用してもよい。
【0017】さらに、該ポリエチレンテレフタレ−ト系
ポリエステルまたはポリブチレンテレフタレ−ト系ポリ
エステルには、該ポリエステルが実質的に直線状である
範囲内でトリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット
酸、トリカルバリル酸等の多価カルボン酸;グリセリ
ン、トリメチロ−ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、
ペンタエリスリト−ル等の多価アルコ−ルが含有されて
いてもよい。
ポリエステルまたはポリブチレンテレフタレ−ト系ポリ
エステルには、該ポリエステルが実質的に直線状である
範囲内でトリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット
酸、トリカルバリル酸等の多価カルボン酸;グリセリ
ン、トリメチロ−ルエタン、トリメチロ−ルプロパン、
ペンタエリスリト−ル等の多価アルコ−ルが含有されて
いてもよい。
【0018】また、フェノ−ル/テトラクロロエタン混
合溶媒(重量比1/1)中で測定した該Aポリマ−の固
有粘度〔η〕A は0.55〜0.80の範囲であること
が好ましく、該固有粘度が0.55未満の場合には複合
繊維の強力低下が著しく、一方固有粘度が0.80を越
えると、複合繊維から得られる不織布の風合が硬くな
り、実用的でなくなる。
合溶媒(重量比1/1)中で測定した該Aポリマ−の固
有粘度〔η〕A は0.55〜0.80の範囲であること
が好ましく、該固有粘度が0.55未満の場合には複合
繊維の強力低下が著しく、一方固有粘度が0.80を越
えると、複合繊維から得られる不織布の風合が硬くな
り、実用的でなくなる。
【0019】かかるAポリマ−は任意の方法によって製
造することができる。たとえば、テレフタル酸とエチレ
ングリコ−ルあるいはテトラメチレングリコ−ルまた
1,4−ブタンジオ−ルとを直接エステル化反応させる
か、テレフタル酸ジメチルのごときテレフタル酸の低級
アルキルエステルとエチレングリコ−ルまたはテトラメ
チレングリコ−ルとをエステル交換反応させるかしてテ
レフタル酸のグリコ−ルエステルおよび/またはその低
重合体を生成させる第1段階の反応と、この反応性生物
を減圧下に加熱して重縮合反応させる第2段階の反応に
よって製造する際に、ノルボルナン骨格を有する化合物
を所望量共重合させればよい。
造することができる。たとえば、テレフタル酸とエチレ
ングリコ−ルあるいはテトラメチレングリコ−ルまた
1,4−ブタンジオ−ルとを直接エステル化反応させる
か、テレフタル酸ジメチルのごときテレフタル酸の低級
アルキルエステルとエチレングリコ−ルまたはテトラメ
チレングリコ−ルとをエステル交換反応させるかしてテ
レフタル酸のグリコ−ルエステルおよび/またはその低
重合体を生成させる第1段階の反応と、この反応性生物
を減圧下に加熱して重縮合反応させる第2段階の反応に
よって製造する際に、ノルボルナン骨格を有する化合物
を所望量共重合させればよい。
【0020】本発明の複合繊維を構成する他方のポリエ
ステル(以下、Bポリマ−と称する場合がある)はノル
ボルナン骨格を有する化合物を共重合していないポリエ
ステルであって、その種類にとくに限定はなく、ポリエ
チレンテレフタレ−ト、あるいはポリブチレンテレフタ
レ−ト、あるいはそれらの単位を80モル%以上含むも
のでもよい。そして、上述のノルボルナン骨格を有する
化合物以外の共重合成分が共重合されたポリエステルで
もよい。
ステル(以下、Bポリマ−と称する場合がある)はノル
ボルナン骨格を有する化合物を共重合していないポリエ
ステルであって、その種類にとくに限定はなく、ポリエ
チレンテレフタレ−ト、あるいはポリブチレンテレフタ
レ−ト、あるいはそれらの単位を80モル%以上含むも
のでもよい。そして、上述のノルボルナン骨格を有する
化合物以外の共重合成分が共重合されたポリエステルで
もよい。
【0021】また、フェノ−ル/テトラクロロエタン混
合溶媒(重量比1/1)中で測定した該Bポリマ−の固
有粘度〔η〕B は0.50〜0.75の範囲であること
が、Aポリマ−との複合化において好ましい。
合溶媒(重量比1/1)中で測定した該Bポリマ−の固
有粘度〔η〕B は0.50〜0.75の範囲であること
が、Aポリマ−との複合化において好ましい。
【0022】また、Aポリマ−とBポリマ−との固有粘
度差は複合繊維の紡糸性を考慮すると、〔η〕A >
〔η〕B であることが好ましく、とくに〔η〕A −
〔η〕B =0.005〜0.06であることが好まし
い。Aポリマ−の固有粘度〔η〕A がBポリマ−の固有
粘度〔η〕B と同じか小さい場合には、延伸後に必要以
上に捲縮が発現してしまい、また潜在捲縮性が乏しくな
る場合がある。またその差が大きすぎても紡糸時に斜向
が生じ、紡糸口金の汚れ、断糸・毛羽などが発生する場
合があり好ましくない。
度差は複合繊維の紡糸性を考慮すると、〔η〕A >
〔η〕B であることが好ましく、とくに〔η〕A −
〔η〕B =0.005〜0.06であることが好まし
い。Aポリマ−の固有粘度〔η〕A がBポリマ−の固有
粘度〔η〕B と同じか小さい場合には、延伸後に必要以
上に捲縮が発現してしまい、また潜在捲縮性が乏しくな
る場合がある。またその差が大きすぎても紡糸時に斜向
が生じ、紡糸口金の汚れ、断糸・毛羽などが発生する場
合があり好ましくない。
【0023】本発明の複合繊維は、Aポリマ−とBポリ
マ−とを複合紡糸により偏心的に接合したものであっ
て、捲縮発現熱処理である弛緩熱処理をすることにより
スパイラル捲縮を発現する潜在捲縮能を有する複合繊維
である。複合形態はとくに限定はないが、偏心芯鞘型、
サイドバイサイド型が用いられ、捲縮の発現性を考慮す
るとサイドバイサイド型が好ましい。また繊維の断面に
ついてもとくに限定する必要はなく、丸断面、三〜八角
断面、偏平断面、T字断面、U字断面等いずれであって
もよい。さらにこれらに中空部が設けられたものであっ
ても、中実繊維であってもよい。
マ−とを複合紡糸により偏心的に接合したものであっ
て、捲縮発現熱処理である弛緩熱処理をすることにより
スパイラル捲縮を発現する潜在捲縮能を有する複合繊維
である。複合形態はとくに限定はないが、偏心芯鞘型、
サイドバイサイド型が用いられ、捲縮の発現性を考慮す
るとサイドバイサイド型が好ましい。また繊維の断面に
ついてもとくに限定する必要はなく、丸断面、三〜八角
断面、偏平断面、T字断面、U字断面等いずれであって
もよい。さらにこれらに中空部が設けられたものであっ
ても、中実繊維であってもよい。
【0024】かかる偏心的に接合された複合繊維を製造
するには従来公知の紡糸・延伸方法をそのまま使用する
ことができる。
するには従来公知の紡糸・延伸方法をそのまま使用する
ことができる。
【0025】本発明の複合繊維を構成するAポリマ−
は、ノルボルナン骨格を有する化合物を共重合成分とす
ることにより配向しやすいが、結晶化がしにくいという
特異的な分子構造を有し、そのため該Aポリマ−からな
る単独繊維は収縮率が大きいにもかかわらず、ポリエチ
レンテレフタレ−ト繊維並の大きな収縮応力をも合わせ
持っている。このような性能を有するAポリマ−を複合
繊維の一構成成分とすることにより、130℃で熱処理
したとき、40個/25mm以上のスパイラル捲縮発現
能を有する複合繊維となすことができる。
は、ノルボルナン骨格を有する化合物を共重合成分とす
ることにより配向しやすいが、結晶化がしにくいという
特異的な分子構造を有し、そのため該Aポリマ−からな
る単独繊維は収縮率が大きいにもかかわらず、ポリエチ
レンテレフタレ−ト繊維並の大きな収縮応力をも合わせ
持っている。このような性能を有するAポリマ−を複合
繊維の一構成成分とすることにより、130℃で熱処理
したとき、40個/25mm以上のスパイラル捲縮発現
能を有する複合繊維となすことができる。
【0026】本発明の複合繊維は、上述のように130
℃で熱処理したとき、40個/25mm以上のスパイラ
ル捲縮発現能を有するにもかかわらず、紡糸・延伸後の
捲縮数、すなわち捲縮発現処理前の捲縮数は13個/2
5mm以下、とくに10個/25mm以下と非常に少な
く、従来なされていた捲縮数の抑制のための熱処理を行
う必要性がなく、したがって、捲縮発現処理後の捲縮の
発現の低下が生じず、優れた弾性回復性、伸縮性を有す
る不織布を得ることができるのである。なお、本発明の
複合繊維は捲縮発現処理前の捲縮数が非常に少ないが、
捲縮数をよりゼロに近くするために前述の熱処理を行っ
てもさしつかえない。
℃で熱処理したとき、40個/25mm以上のスパイラ
ル捲縮発現能を有するにもかかわらず、紡糸・延伸後の
捲縮数、すなわち捲縮発現処理前の捲縮数は13個/2
5mm以下、とくに10個/25mm以下と非常に少な
く、従来なされていた捲縮数の抑制のための熱処理を行
う必要性がなく、したがって、捲縮発現処理後の捲縮の
発現の低下が生じず、優れた弾性回復性、伸縮性を有す
る不織布を得ることができるのである。なお、本発明の
複合繊維は捲縮発現処理前の捲縮数が非常に少ないが、
捲縮数をよりゼロに近くするために前述の熱処理を行っ
てもさしつかえない。
【0027】かかる複合繊維がこのような捲縮性能を有
するためには、Aポリマ−とBポリマ−の複合比(重量
比)がA/B=2/1〜2/3、好ましくは4/3〜1
/1である。この範囲外の場合には、上述の特異的な捲
縮性能は発現しにくい。また該複合繊維の平均繊度は用
途によって適宜設定し得ることができる。たとえば、パ
ップ剤等の不織布を得る場合には、平均繊度は1.5〜
2.5デニ−ルの範囲であることが好ましい。平均繊度
が2.5デニ−ルを越える場合には不織布にしたとき風
合が悪くなり、一方1.5デニ−ル未満の場合にはウエ
ッブにする場合のカ−ドの通過性が悪く、ウエッブのネ
ップ斑が大きい。
するためには、Aポリマ−とBポリマ−の複合比(重量
比)がA/B=2/1〜2/3、好ましくは4/3〜1
/1である。この範囲外の場合には、上述の特異的な捲
縮性能は発現しにくい。また該複合繊維の平均繊度は用
途によって適宜設定し得ることができる。たとえば、パ
ップ剤等の不織布を得る場合には、平均繊度は1.5〜
2.5デニ−ルの範囲であることが好ましい。平均繊度
が2.5デニ−ルを越える場合には不織布にしたとき風
合が悪くなり、一方1.5デニ−ル未満の場合にはウエ
ッブにする場合のカ−ドの通過性が悪く、ウエッブのネ
ップ斑が大きい。
【0028】このようにして得られた複合繊維から不織
布を作成する場合カット工程、カ−ド工程にかけられる
が、本発明の複合繊維は、紡糸・延伸後の捲縮数が13
個/25mm以下と非常に少ないため、かかる工程でネ
ップや未開繊部が発生しにくく、均斉度の高い不織布が
得られるのである。
布を作成する場合カット工程、カ−ド工程にかけられる
が、本発明の複合繊維は、紡糸・延伸後の捲縮数が13
個/25mm以下と非常に少ないため、かかる工程でネ
ップや未開繊部が発生しにくく、均斉度の高い不織布が
得られるのである。
【0029】本発明の複合繊維は紡糸・延伸後の繊維を
カ−ド工程にかけてもよいが、よりカ−ド通過性を向上
させるために、8〜18個/25mmの範囲の機械捲縮
が施されていてもよい。機械捲縮を付与する方法は、押
込捲縮機等を用いて常法にしたがって行えばよい。
カ−ド工程にかけてもよいが、よりカ−ド通過性を向上
させるために、8〜18個/25mmの範囲の機械捲縮
が施されていてもよい。機械捲縮を付与する方法は、押
込捲縮機等を用いて常法にしたがって行えばよい。
【0030】なお、本発明の複合繊維は艶消剤、光沢改
良剤、制電剤、難燃剤、柔軟平滑剤等の改質剤が含有さ
れていてもよい。
良剤、制電剤、難燃剤、柔軟平滑剤等の改質剤が含有さ
れていてもよい。
【0031】本発明の複合繊維は潜在捲縮能が高いにも
かかわらず、紡糸・延伸後の繊維の捲縮数が非常に少な
いためにカ−ド工程でネップや未開繊部を発生すること
がなく、不織布にした後に熱処理をすることにより捲縮
数が40個/25mm以上という高伸縮性、高弾性回復
性を有する不織布を得ることができる。該熱処理温度は
120℃以上であることが好ましく、熱処理温度が高く
なればなる程発現する捲縮数が多くなるが、得られる不
織布の諸物性を考慮すると130〜180℃の範囲で行
うことが好ましい。この場合の熱処理温度とは乾燥熱風
処理における温度を示すものであるが、均一に不織布に
熱をかけることが困難な場合には、蒸気等の湿気下に、
たとえば90℃に加熱して捲縮を発現させることができ
る。なお本発明の複合繊維は他の繊維と混合して不織布
としてもよく、その際には不織布製造条件を適切に選択
することによって高伸縮性、高弾性回復性を有する不織
布を得ることができる。
かかわらず、紡糸・延伸後の繊維の捲縮数が非常に少な
いためにカ−ド工程でネップや未開繊部を発生すること
がなく、不織布にした後に熱処理をすることにより捲縮
数が40個/25mm以上という高伸縮性、高弾性回復
性を有する不織布を得ることができる。該熱処理温度は
120℃以上であることが好ましく、熱処理温度が高く
なればなる程発現する捲縮数が多くなるが、得られる不
織布の諸物性を考慮すると130〜180℃の範囲で行
うことが好ましい。この場合の熱処理温度とは乾燥熱風
処理における温度を示すものであるが、均一に不織布に
熱をかけることが困難な場合には、蒸気等の湿気下に、
たとえば90℃に加熱して捲縮を発現させることができ
る。なお本発明の複合繊維は他の繊維と混合して不織布
としてもよく、その際には不織布製造条件を適切に選択
することによって高伸縮性、高弾性回復性を有する不織
布を得ることができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例において本発明を詳述するが、
本発明はこれら実施例に何等限定されるものではない。
なお実施例における各測定値は以下の方法により測定し
たものである。 (1) 各ポリマ−の固有粘度(〔η〕dl/g) フェノ−ル/テトラクロロエタン混合溶媒(重量比1/
1)中、30℃で測定した。 (2) 捲縮発現処理前の捲縮数の測定(個/25mm) 単糸を取り出し、2mg/デニ−ルの荷重下、25mm
間の捲縮数を測定した。20本の単糸の平均値をスパイ
ラル捲縮数とした。 (3) 捲縮発現処理後の捲縮数の測定(個/25mm) 延伸糸に1mg/デニ−ルの荷重下、130℃で120
秒の乾燥熱風処理を行い、捲縮を発現させて25mm間
の捲縮数を測定した。20本の延伸糸の平均値を捲縮数
とした。
本発明はこれら実施例に何等限定されるものではない。
なお実施例における各測定値は以下の方法により測定し
たものである。 (1) 各ポリマ−の固有粘度(〔η〕dl/g) フェノ−ル/テトラクロロエタン混合溶媒(重量比1/
1)中、30℃で測定した。 (2) 捲縮発現処理前の捲縮数の測定(個/25mm) 単糸を取り出し、2mg/デニ−ルの荷重下、25mm
間の捲縮数を測定した。20本の単糸の平均値をスパイ
ラル捲縮数とした。 (3) 捲縮発現処理後の捲縮数の測定(個/25mm) 延伸糸に1mg/デニ−ルの荷重下、130℃で120
秒の乾燥熱風処理を行い、捲縮を発現させて25mm間
の捲縮数を測定した。20本の延伸糸の平均値を捲縮数
とした。
【0033】実施例1
Aポリマ−として、ノルボルナン−2,3−ジメタノ−
ルを10モル%共重合したポリエチレンテレフタレ−ト
(〔η〕A =0.670)を、Bポリマ−としてポリエ
チレンテレフタレ−ト(〔η〕B =0.600)を用い
て、複合重量比1/1のサイドバイサイド型複合繊維を
紡糸温度297℃、引取速度1000m/分で得た。得
られた紡出糸を80℃の温水浴中、最大延伸倍率の0.
8倍の延伸倍率で延伸を施し5250デニ−ル/252
0フィラメントの延伸糸を得た。該延伸糸のスパイラル
捲縮数は8.5個/25mmであった。一方、得られた
延伸糸に12個/25mmの機械捲縮を施して51mm
にカット後、カ−ド処理を行ったところ、カ−ド通過性
は良好で、ネップや未開繊部の発生がなかった。機械捲
縮を施していない延伸糸のカ−ド通過後の糸を用いて紡
績糸を作成し、130℃で捲縮発現処理を行ったとこ
ろ、多数の捲縮が発現しており、良好な伸縮性と弾性回
復性を有する糸となっていた。また、カ−ド通過後の繊
維とポリエチレンテレフタレ−ト繊維とを重量比2:1
で水流絡合して目付60g/m2 の不織布を作成した。
この不織布に140℃で5分間、乾燥熱風処理を施した
ところ、41.6%の面積収縮が確認され、これらの不
織布は伸縮性、弾性回復性共に良好であった。
ルを10モル%共重合したポリエチレンテレフタレ−ト
(〔η〕A =0.670)を、Bポリマ−としてポリエ
チレンテレフタレ−ト(〔η〕B =0.600)を用い
て、複合重量比1/1のサイドバイサイド型複合繊維を
紡糸温度297℃、引取速度1000m/分で得た。得
られた紡出糸を80℃の温水浴中、最大延伸倍率の0.
8倍の延伸倍率で延伸を施し5250デニ−ル/252
0フィラメントの延伸糸を得た。該延伸糸のスパイラル
捲縮数は8.5個/25mmであった。一方、得られた
延伸糸に12個/25mmの機械捲縮を施して51mm
にカット後、カ−ド処理を行ったところ、カ−ド通過性
は良好で、ネップや未開繊部の発生がなかった。機械捲
縮を施していない延伸糸のカ−ド通過後の糸を用いて紡
績糸を作成し、130℃で捲縮発現処理を行ったとこ
ろ、多数の捲縮が発現しており、良好な伸縮性と弾性回
復性を有する糸となっていた。また、カ−ド通過後の繊
維とポリエチレンテレフタレ−ト繊維とを重量比2:1
で水流絡合して目付60g/m2 の不織布を作成した。
この不織布に140℃で5分間、乾燥熱風処理を施した
ところ、41.6%の面積収縮が確認され、これらの不
織布は伸縮性、弾性回復性共に良好であった。
【0034】実施例2〜4
実施例1において、Bポリマ−の固有粘度を表1に示す
ごとく変更し、延伸糸に収縮処理0%で75℃の熱処理
を行った以外は同様にして、乾燥熱風処理を行って捲縮
を発現させた。結果を表1に示す。また、実施例1と同
様にして、75℃の熱処理を行った延伸糸に機械捲縮を
施して原綿を得、カ−ド処理を行ったところ、カ−ド通
過性は良好で、ネップや未開繊部の発生がなかった。さ
らに、機械捲縮を施していない延伸糸のカ−ド通過後の
糸とポリエチレンテレフタレ−ト繊維とを重量比2:1
で水流絡合して目付60g/m2 の不織布を作成した。
この不織布に140℃で5分間、乾燥熱風処理を施した
ところ、約30〜60%の面積収縮が確認され、これら
の不織布は伸縮性、弾性回復性共に良好であった。
ごとく変更し、延伸糸に収縮処理0%で75℃の熱処理
を行った以外は同様にして、乾燥熱風処理を行って捲縮
を発現させた。結果を表1に示す。また、実施例1と同
様にして、75℃の熱処理を行った延伸糸に機械捲縮を
施して原綿を得、カ−ド処理を行ったところ、カ−ド通
過性は良好で、ネップや未開繊部の発生がなかった。さ
らに、機械捲縮を施していない延伸糸のカ−ド通過後の
糸とポリエチレンテレフタレ−ト繊維とを重量比2:1
で水流絡合して目付60g/m2 の不織布を作成した。
この不織布に140℃で5分間、乾燥熱風処理を施した
ところ、約30〜60%の面積収縮が確認され、これら
の不織布は伸縮性、弾性回復性共に良好であった。
【0035】実施例5
実施例4において、延伸後の収縮処理を5%に変更した
以外は同様にして熱処理を行った延伸糸に12個/25
mmの機械捲縮を施して原綿を得、カ−ド処理を行った
ところ、カ−ド通過性は良好で、ネップや未開繊部の発
生がなかった。このカ−ド通過後の繊維とポリエチレン
テレフタレ−ト繊維とを重量比2:1で水流絡合して目
付60g/m2 の不織布を作成した。この不織布に14
0℃で5分間、熱風処理を施したところ、52.0%の
面積収縮が確認され、これらの不織布は伸縮性、弾性回
復性共に良好であった。
以外は同様にして熱処理を行った延伸糸に12個/25
mmの機械捲縮を施して原綿を得、カ−ド処理を行った
ところ、カ−ド通過性は良好で、ネップや未開繊部の発
生がなかった。このカ−ド通過後の繊維とポリエチレン
テレフタレ−ト繊維とを重量比2:1で水流絡合して目
付60g/m2 の不織布を作成した。この不織布に14
0℃で5分間、熱風処理を施したところ、52.0%の
面積収縮が確認され、これらの不織布は伸縮性、弾性回
復性共に良好であった。
【0036】比較例1〜2
実施例1において、ノルボルナン−2,3−ジメタノ−
ルの共重合量を0.5モル%(比較例1)、30モル%
(比較例2)に変更する以外は同様にして複合繊維を紡
糸・延伸した。比較例2の繊維は延伸が困難であり、満
足な延伸糸を得ることができなかった。比較例1の延伸
糸の捲縮数は2.1個/25mmであった。この延伸糸
に1mg/デニ−ルの荷重下、130℃で120秒間の
乾燥熱風処理を行い、捲縮を発現させたところ、11.
4個/25mmであった。得られた延伸糸に12個/2
5mmの機械捲縮を施して51mmにカット後、カ−ド
処理を行ったところ、カ−ド通過性は良好で、ネップや
未開繊部の発生はなかったが、カ−ド通過後の繊維とポ
リエチレンテレフタレ−ト繊維とを重量比2:1で水流
絡合して作成された不織布は、140℃で5分間、乾燥
熱風処理を施しても面積収縮率は9.8%程度であり、
伸縮性、弾性回復性共に不良であった。
ルの共重合量を0.5モル%(比較例1)、30モル%
(比較例2)に変更する以外は同様にして複合繊維を紡
糸・延伸した。比較例2の繊維は延伸が困難であり、満
足な延伸糸を得ることができなかった。比較例1の延伸
糸の捲縮数は2.1個/25mmであった。この延伸糸
に1mg/デニ−ルの荷重下、130℃で120秒間の
乾燥熱風処理を行い、捲縮を発現させたところ、11.
4個/25mmであった。得られた延伸糸に12個/2
5mmの機械捲縮を施して51mmにカット後、カ−ド
処理を行ったところ、カ−ド通過性は良好で、ネップや
未開繊部の発生はなかったが、カ−ド通過後の繊維とポ
リエチレンテレフタレ−ト繊維とを重量比2:1で水流
絡合して作成された不織布は、140℃で5分間、乾燥
熱風処理を施しても面積収縮率は9.8%程度であり、
伸縮性、弾性回復性共に不良であった。
【0037】実施例6
実施例1において、ノルボルナン−2,3−ジメタノ−
ルに代えてトリシクロデカンジメタノ−ルを用いた以外
は同様にして複合繊維を紡糸・延伸した。該延伸糸のス
パイラル捲縮数は0個/25mmであった。該延伸糸に
1mg/デニ−ルの荷重下、130℃で120秒間の乾
燥熱風処理を行い、捲縮を発現させたところ、74.3
個/25mmであった。一方、得られた延伸糸に12個
/25mmの機械捲縮を施して51mmにカット後、カ
−ド処理を行ったところ、カ−ド通過性は良好で、ネッ
プや未開繊部の発生がなかった。また、機械捲縮を施し
ていない延伸糸のカ−ド通過後の繊維とポリエチレンテ
レフタレ−ト繊維とを重量比2:1で水流絡合して目付
60g/m2 の不織布を作成した。この不織布に140
℃で5分間、乾燥熱風処理を施したところ、62.2%
の面積収縮が確認され、これらの不織布は伸縮性、弾性
回復性共に良好であった。
ルに代えてトリシクロデカンジメタノ−ルを用いた以外
は同様にして複合繊維を紡糸・延伸した。該延伸糸のス
パイラル捲縮数は0個/25mmであった。該延伸糸に
1mg/デニ−ルの荷重下、130℃で120秒間の乾
燥熱風処理を行い、捲縮を発現させたところ、74.3
個/25mmであった。一方、得られた延伸糸に12個
/25mmの機械捲縮を施して51mmにカット後、カ
−ド処理を行ったところ、カ−ド通過性は良好で、ネッ
プや未開繊部の発生がなかった。また、機械捲縮を施し
ていない延伸糸のカ−ド通過後の繊維とポリエチレンテ
レフタレ−ト繊維とを重量比2:1で水流絡合して目付
60g/m2 の不織布を作成した。この不織布に140
℃で5分間、乾燥熱風処理を施したところ、62.2%
の面積収縮が確認され、これらの不織布は伸縮性、弾性
回復性共に良好であった。
【0038】実施例7〜9
実施例1において、Bポリマ−の固有粘度を表1に示す
ごとく変更し、延伸糸に収縮処理0%で90℃の熱処理
を行った以外は同様にして、乾燥熱風処理を行って捲縮
を発現させた。結果を表1に示す。また、実施例1と同
様にして、熱処理を行った延伸糸に12個/25mmの
機械捲縮を施して原綿を得、カ−ド処理を行ったとこ
ろ、カ−ド通過性は良好で、ネップや未開繊部の発生が
なかった。さらに、機械捲縮を施していない延伸糸のカ
−ド通過後の糸とポリエチレンテレフタレ−ト繊維とを
重量比2:1で水流絡合して目付60g/m2 の不織布
を作成した。この不織布に140℃で5分間、乾燥熱風
処理を施したところ、約40〜57%の面積収縮が確認
され、これらの不織布は伸縮性、弾性回復性共に良好で
あった。
ごとく変更し、延伸糸に収縮処理0%で90℃の熱処理
を行った以外は同様にして、乾燥熱風処理を行って捲縮
を発現させた。結果を表1に示す。また、実施例1と同
様にして、熱処理を行った延伸糸に12個/25mmの
機械捲縮を施して原綿を得、カ−ド処理を行ったとこ
ろ、カ−ド通過性は良好で、ネップや未開繊部の発生が
なかった。さらに、機械捲縮を施していない延伸糸のカ
−ド通過後の糸とポリエチレンテレフタレ−ト繊維とを
重量比2:1で水流絡合して目付60g/m2 の不織布
を作成した。この不織布に140℃で5分間、乾燥熱風
処理を施したところ、約40〜57%の面積収縮が確認
され、これらの不織布は伸縮性、弾性回復性共に良好で
あった。
【0039】実施例10
実施例9において、延伸後の収縮処理を5%に変更した
以外は同様にして熱処理を行った延伸糸に機械捲縮を施
して原綿を得、カ−ド処理を行ったところ、カ−ド通過
性は良好で、ネップや未開繊部の発生がなかった。この
カ−ド通過後の繊維とポリエチレンテレフタレ−ト繊維
とを重量比2:1で水流絡合して目付60g/m2 の不
織布を作成した。この不織布に140℃で5分間、乾燥
熱風処理を施したところ、45.2%の面積収縮が確認
され、これらの不織布は伸縮性、弾性回復性共に良好で
あった。
以外は同様にして熱処理を行った延伸糸に機械捲縮を施
して原綿を得、カ−ド処理を行ったところ、カ−ド通過
性は良好で、ネップや未開繊部の発生がなかった。この
カ−ド通過後の繊維とポリエチレンテレフタレ−ト繊維
とを重量比2:1で水流絡合して目付60g/m2 の不
織布を作成した。この不織布に140℃で5分間、乾燥
熱風処理を施したところ、45.2%の面積収縮が確認
され、これらの不織布は伸縮性、弾性回復性共に良好で
あった。
【0040】比較例3〜4
実施例7において、トリシクロデカンジメタノ−ルの共
重合量を0.5モル%(比較例3)、30モル%(比較
例4)に変更する以外は同様にして複合繊維を紡糸・延
伸した。比較例4の繊維は延伸が困難であり、満足な延
伸糸を得ることができなかった。比較例3の延伸糸の捲
縮数は0個/25mmであった。この延伸糸に1mg/
デニ−ルの荷重下、130℃で120秒間の乾燥熱風処
理を行い、捲縮を発現させたところ、21.0個/25
mmであった。得られた延伸糸に12個/25mmの機
械捲縮を施して51mmにカット後、カ−ド処理を行っ
たところ、カ−ド通過性は良好で、ネップや未開繊部の
発生はなかったが、このカ−ド通過後の繊維とポリエチ
レンテレフタレ−ト繊維とを重量比2:1で水流絡合し
て作成された不織布は、140℃で5分間、乾燥熱風処
理を施しても面積収縮率は11.4%程度であり、伸縮
性、弾性回復性共に不良であった。
重合量を0.5モル%(比較例3)、30モル%(比較
例4)に変更する以外は同様にして複合繊維を紡糸・延
伸した。比較例4の繊維は延伸が困難であり、満足な延
伸糸を得ることができなかった。比較例3の延伸糸の捲
縮数は0個/25mmであった。この延伸糸に1mg/
デニ−ルの荷重下、130℃で120秒間の乾燥熱風処
理を行い、捲縮を発現させたところ、21.0個/25
mmであった。得られた延伸糸に12個/25mmの機
械捲縮を施して51mmにカット後、カ−ド処理を行っ
たところ、カ−ド通過性は良好で、ネップや未開繊部の
発生はなかったが、このカ−ド通過後の繊維とポリエチ
レンテレフタレ−ト繊維とを重量比2:1で水流絡合し
て作成された不織布は、140℃で5分間、乾燥熱風処
理を施しても面積収縮率は11.4%程度であり、伸縮
性、弾性回復性共に不良であった。
【0041】比較例5
実施例1において、ノルボルナン−2,3−ジメタノ−
ルに代えて、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を2.
5モル%およびイソフタル酸を5.0モル%用いた以外
は同様にして複合繊維を紡糸・延伸した。得られた紡出
糸を75℃の温水浴中、最大延伸倍率の0.85倍の延
伸倍率で延伸を施し4500デニ−ル/2160フィラ
メントの延伸糸を得た。該延伸糸のスパイラル捲縮数は
19.2個/25mmであった。得られた延伸糸に12
個/25mmの機械捲縮を施して51mmにカット後、
カ−ド処理を行ったが、ネップや未開繊部が多数発生し
ていた。一方、該機械捲縮を施していない延伸糸に90
℃の熱処理を施し、捲縮数を8個/25mmに低減させ
た繊維に、12個/25mmの機械捲縮を施して51m
mにカット後、カ−ド処理を行ったところ、カ−ド通過
性はまずまずであった。このカ−ド通過後の繊維とポリ
エチレンテレフタレ−ト繊維とを重量比2:1で水流絡
合して目付60g/m2 の不織布を作成した。この不織
布に150℃で5分間、乾燥熱風処理を施したが、25
%の面積収縮率しかなく、該不織布は伸縮性、弾性回復
性共に不良であった。
ルに代えて、5−ナトリウムスルホイソフタル酸を2.
5モル%およびイソフタル酸を5.0モル%用いた以外
は同様にして複合繊維を紡糸・延伸した。得られた紡出
糸を75℃の温水浴中、最大延伸倍率の0.85倍の延
伸倍率で延伸を施し4500デニ−ル/2160フィラ
メントの延伸糸を得た。該延伸糸のスパイラル捲縮数は
19.2個/25mmであった。得られた延伸糸に12
個/25mmの機械捲縮を施して51mmにカット後、
カ−ド処理を行ったが、ネップや未開繊部が多数発生し
ていた。一方、該機械捲縮を施していない延伸糸に90
℃の熱処理を施し、捲縮数を8個/25mmに低減させ
た繊維に、12個/25mmの機械捲縮を施して51m
mにカット後、カ−ド処理を行ったところ、カ−ド通過
性はまずまずであった。このカ−ド通過後の繊維とポリ
エチレンテレフタレ−ト繊維とを重量比2:1で水流絡
合して目付60g/m2 の不織布を作成した。この不織
布に150℃で5分間、乾燥熱風処理を施したが、25
%の面積収縮率しかなく、該不織布は伸縮性、弾性回復
性共に不良であった。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明の複合繊維は紡糸・延伸後の状態
でのスパイラル捲縮数が13個/25mm以下と非常に
少ないため、カ−ド処理時の工程性が良好でネップや未
開繊部の発生がなく、しかも後の熱処理による捲縮発現
能にも優れるため、不織布または織編物としたときに伸
縮性、弾性回復性に富んだものとなすことが可能とな
る。
でのスパイラル捲縮数が13個/25mm以下と非常に
少ないため、カ−ド処理時の工程性が良好でネップや未
開繊部の発生がなく、しかも後の熱処理による捲縮発現
能にも優れるため、不織布または織編物としたときに伸
縮性、弾性回復性に富んだものとなすことが可能とな
る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
D01F 8/14
D01F 6/84 309
Claims (4)
- 【請求項1】ノルボルナン骨格を有する化合物を共重合
させたポリエチレンテレフタレ−ト系ポリエステルまた
はポリブチレンテレフタレ−ト系ポリエステルと、ポリ
エステルとが偏心的に接合されており、かつ130℃に
おける潜在捲縮数が40個/25mm以上である複合繊
維であって、捲縮処理前の捲縮数が13個/25mm以
下であることを特徴とするポリエステル複合繊維。 - 【請求項2】ノルボルナン骨格を有する化合物を共重合
させたポリエチレンテレフタレ−ト系ポリエステルまた
はポリブチレンテレフタレ−ト系ポリエステルと、ポリ
エステルとが偏心的に接合されており、かつ130℃に
おいて40個/25mm以上のスパイラル捲縮を発現す
る潜在捲縮能を有する複合繊維であって、捲縮処理後の
捲縮数が40個/25mm以上であることを特徴とする
ポリエステル複合繊維。 - 【請求項3】ノルボルナン骨格を有する化合物が下記式
Iで示される化合物であることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載のポリエステル複合繊維。 【化1】 (式中、X1 およびX2 はそれぞれCH2 OHまたはC
OORを表し、Rは低級アルキル基、mは0または1を
表す。) - 【請求項4】ノルボルナン骨格を有する化合物が下記式
IIで示される化合物であることを特徴とする請求項1
または請求項2記載のポリエステル複合繊維。 【化2】 (式中、X3 およびX4 はそれぞれCH2 OHまたはC
OOR’を表し、R’は低級アルキル基を表す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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