JP2581724Y2 - コンロバーナの取付構造 - Google Patents

コンロバーナの取付構造

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JP2581724Y2
JP2581724Y2 JP6413893U JP6413893U JP2581724Y2 JP 2581724 Y2 JP2581724 Y2 JP 2581724Y2 JP 6413893 U JP6413893 U JP 6413893U JP 6413893 U JP6413893 U JP 6413893U JP 2581724 Y2 JP2581724 Y2 JP 2581724Y2
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久雄 小島
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、混合管部の先端に設け
た環状部上にバーナトップを載置してなる板金製のバー
ナ本体をバーナ台へ固定し、前記バーナトップの下方に
電極と熱電対とを配置するコンロバーナの取付構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】前記コンロバーナの取付構造としては、
従来例えば実公平3−7730号公報に記載の構造が知
られている。その構造を図6によって説明すると、電極
36と熱電対37が固定された取付けベース34へ、ピ
ン挿通孔を設けた起立片35aと、フック状に形成した
起立片35bを夫々立設し、バーナ本体30の環状部3
1前方に突設された水平板部32に穿設された一対の角
孔33、33に、前記一対の起立片35a、35bを下
方から挿入させ、角孔33、33から頭出しした起立片
35a、35bに、ばね線材製で操作部分38aと水平
部分38bとに曲成された押えピン38を起立片35a
へ挿通、起立片35bへ係止させて回動操作することに
より、水平部分38bの山形の突曲部で水平板部32と
取付けベース34とを押圧せしめ、取付けベース34を
水平板部32の下面に固定させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】板金製のバーナ本体
は、上板と下板とをかしめ処理しなければならないが、
前記従来の取付構造にあっては、水平板部32に角孔3
3、33を形成することが極めて困難であるばかりか、
その角孔33、33のコーナー部分におけるシールが不
完全になりやすく、ガス漏れに対する信頼性に問題があ
った。しかし取付後のがたつきを考慮すると水平板部の
32側の透孔は起立片35a、35bと合致する角形状
にせざるを得ず、かといって上記シール性の確保のため
に角孔33、33を大きくしたり、形状を変更したりす
ると、取付後にがたつきやズレを起こしてしまう。又角
孔33、33と起立片35a、35bの位置が夫々2箇
所である上、水平板部32の下方から取付けベース34
をあてがって起立片35a、35bを夫々角孔33、3
3へ挿通し、押えピン38で押圧して一体的に結合する
構造であるから、起立片35a、35bを角孔33、3
3へスムーズに嵌めにくいし、頭出しした両起立片のピ
ン挿通部へ押えピン38を挿通、係止させる固定操作
も、起立片の外側に張り出した水平板部32が邪魔にな
り面倒であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、取付け操作が
簡単で、取付後の信頼性の高いコンロバーナの取付構造
であって、その構成は、バーナ本体の環状部下面前方へ
水平板部を突設する一方、バーナ台へ、電極と熱電対と
が止着された取付台を固定し、その取付台に、前記バー
ナ本体の水平板部より広幅の載置座を設けると共に、そ
の載置座の両サイドに、ピン挿通部を有した起立片を立
設し、更に前記水平板部と載置座との相互間に、水平断
面円形の凹状部と凸状部との嵌合により位置決めされる
係合部を夫々設け、それら係合部を嵌合させて前記水平
板部を載置座に載置し、前記ピン挿通部に挿通させたバ
ネ性を有する押えピンで押圧固定することを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】位置決め用の係合部を水平断面円形とすること
で、内周のかしめ処理が容易となり、板金性のバーナ本
体の場合はシール性に優れるのに加え、取付後のがたつ
きも生じない。更にバーナ本体を、その水平板部が取付
台の載置座上へ正確に載置されるよう固定する場合、水
平板部の両サイドに起立片が位置するようにして1つの
凹状部と凸状部との嵌め合わせのみで位置決めできるか
ら、その操作が簡単で手間がかからない。
【0006】
【実施例】以下本考案のコンロバーナの取付構造の一実
施例を図面に基づいて説明する。図1において、1は、
トンネル状の中空流路を有する混合管部2及び内部空洞
の環状部3の上半分をプレス加工した上板1aと、同じ
く前記混合管部2及び環状部3の下半分をプレス加工し
た下板1bとを対向させ、外周縁をかしめ処理して一体
化した板金製のバーナ本体で、環状部3には、真鍮製の
バーナヘッド4を載置するリング状の載置部5が設けら
れ、その先端部には貫通孔5aが穿設されている。又載
置部5の内縁に沿って落とし込み状に成形された水平部
6には複数の混合気流出孔6a、6a・・が形成されて
いる。7は環状部3の下面前方へ設けられた水平板部
で、この水平板部7は上板1a、下板1b夫々が水平に
延設され、外周縁をかしめ処理により圧接されてなり、
この水平板部7の1箇所には、上板1aの切り起こし加
工によりその内周をかしめ処理された水平断面円形の丸
孔8が設けられている。一方バーナ台9には取付台10
が固定される。取付台10は、垂直壁11の上下端を逆
方向に水平に折曲して、上側の載置座12と下側のバー
ナ台9への固定部13が夫々形成されており、固定部1
3は、ビス孔13bを貫通するビス14によってバーナ
台9の取付孔9bに螺着されると共に、固定部13の両
側方から垂設され、バーナ台9に設けた角孔9a、9a
に挿通する位置決め片13a、13aによってその位置
決めがなされる。又垂直壁11には電極15と熱電対1
6の把持板17が垂直壁11とほぼ平行に設けられてい
る。この把持板17は上下を夫々直角に折曲した断面コ
字状で、上下の折曲部17a、17aに夫々並設された
一方の切欠き18、18に、電極15の上下の角状部1
5a、15a間の筒状部15bが、他方の切欠き19、
19に、熱電対16の上下のフランジ部16a、16a
間の中間部16bが夫々把持されて、電極15と熱電対
16は位置決め及び上下移動の規制がなされる。更に下
側の折曲部17aの両端には、ピン挿通孔を設けた係止
片20a及び、ピン挿通孔に連通する導入溝を設けてフ
ック状に形成した係止片20bが立設されており、電極
15と熱電対16を把持板17に収容した状態で両係止
片間に抑えバネ21の両端を係止することで、抑えバネ
21の弾性により電極15と熱電対16を把持板17へ
取り付ける。
【0007】載置座12において、22は上方に向けて
突設された水平断面円形のボスで、ボス22は水平板部
7を載置座12に載置した状態において前記丸孔8と対
応する位置関係にあり、丸孔8と下方から嵌合する。更
に載置座12の両端には一対の起立片12a、12bが
立設される。起立片12a、12bは載置される水平板
部7の幅よりやや広めの間隔を有し、一方の起立片12
aにピン挿通孔を穿設すると共に、他方の起立片12b
をピン挿通孔に連通する導入溝を設けたフック状に形成
している。又23は載置座12上で水平板部7を押圧固
定する抑えピンで、抑えピン23は略W字状に折曲され
た水平部分23aと、水平部分23aから直角に曲げら
れた操作部分23bとからなり、水平部分23aの端部
を前記起立片12aのピン挿通孔に挿通し、操作部分2
3bとの折曲げ位置近傍をフック状の起立片12bの導
入溝から係止することで、抑えピン23は起立片12
a、12bに回動自在に係止される。
【0008】このように構成されたコンロバーナの取付
構造は、最初に図2の如く取付台10がビス14及び位
置決め片13aによってバーナ台9へ固着され、次にバ
ーナ本体1が取付台10に取り付けられる。即ちまず水
平板部7を載置座12の起立片12a、12bの間で載
置座12に載置させ、丸孔8にボス22を嵌入させる。
すると水平板部7は丸孔8とボス22との嵌合と共に、
電極15と熱電対16が載置部5の貫通孔5aから夫々
突出する所定位置に位置決めされ、バーナ本体1は前後
左右への移動を規制される。次に起立片12aのピン挿
通孔へ抑えピン23の水平部分23a端部を挿通して、
フック状の起立片12bの導入溝から水平部分23aの
折曲げ位置近傍を係止させ、操作部分23bを略水平に
倒伏操作すると、図3の如く略W字状の水平部分23a
が起立して逆W字の中央先端が水平板部7を弾性的に押
圧する。よって抑えピン23の押圧力によりバーナ本体
1は上下方向への移動を規制され、バーナ本体1は取付
台10を介してバーナ台9へしっかりと固定される。こ
の取付作業においては、載置座12に対する水平板部7
の位置決めが丸孔8とボス22との1箇所のみで行わ
れ、且つ同形状同士の嵌合となるから、取付操作がしや
すい上にがたつきが生じることもない。特に起立片12
a、12bに従来のように位置決め機能を付与せずに載
置座12の両サイドに立設させ、水平板部7の押圧固定
にのみ利用したことで、2箇所の起立片が邪魔にならず
より取付操作をスムーズに行えることとなる。
【0009】尚上記実施例においては、水平板部に丸孔
を、載置座にボスを設けたものであったが、逆にして水
平板部に下向きのボスを設けて載置座に丸孔を設けるも
のとしても良い。又本考案でいう水平断面円形の凹状部
とは、丸孔以外にも筒状部や凹部等も含み、例えば図4
の如く水平板部7へ載置座12のボス22と合致するボ
ス8を設け、ボス同士の嵌合で位置決めさせることもで
きる。このことは凸状部においても同様であり、図5の
如く載置座12側のボス22を、透孔22aを設けた筒
状部としても差し支えない。更に載置座へ立設する1対
の起立片の形状も上記実施例に限定するものでなく、水
平板部を押圧固定できるように抑えピンを係止させる形
状であれば、両方へピン挿通孔を設けたり、両方をフッ
ク状に形成したりしても良い。
【0010】
【考案の効果】以上本考案によれば、バーナ本体を取付
台の載置座の両起立片間に載置させ、水平断面円形の凹
状部と凸状部との嵌合により位置決めされる係合部を採
用したことで、起立片が邪魔にならず取付時の位置決め
が簡単に行えてがたつきもなく、作業性や信頼性に優れ
るのに加え、かしめ処理も確実に行えるから、ガス漏れ
もなくして取付後の良好なシール性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るコンロバーナの取付構造
を示す説明図である。
【図2】本考案の実施例に係るコンロバーナの取付状態
を示す説明図である。
【図3】本考案の実施例に係るコンロバーナの取付状態
を示す説明図である。
【図4】水平板部と載置座との位置決め構造の変更例を
示す説明図である。
【図5】水平板部と載置座との位置決め構造の変更例を
示す説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・バーナ本体、1a・・上板、1b・・下板、2・
・混合管部、3・・環状部、4・・バーナヘッド、5・
・載置部、5a・・貫通孔、6・・水平部、6a・・混
合気流出孔、7・・水平板部、8・・丸孔、9・・バー
ナ台、9a・・角孔、10・・取付台、11・・垂直
壁、12・・載置座、12a、12b・・起立片、13
・・固定部、13a・・位置決め片、14・・ビス、1
5・・電極、15a・・角状部、15b・・筒状部、1
6・・熱電対、16a・・フランジ部、16b・・中間
部、17・・把持板、18、19・・切欠き、20a、
20b・・係止片、21・・抑えバネ、22・・ボス、
23・・抑えピン、23a・・水平部分、23b・・操
作部分。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合管部の先端に設けた環状部上にバー
    ナトップを載置してなる板金製のバーナ本体をバーナ台
    へ固定し、前記バーナトップの下方に電極と熱電対とを
    配置するコンロバーナの取付構造において、前記バーナ
    本体の環状部下面前方へ水平板部を突設する一方、前記
    バーナ台へ、電極と熱電対とが止着された取付台を固定
    し、その取付台に、前記バーナ本体の水平板部より広幅
    の載置座を設けると共に、その載置座の両サイドに、ピ
    ン挿通部を有した起立片を立設し、更に前記水平板部と
    載置座との相互間に、水平断面円形の凹状部と凸状部と
    の嵌合により位置決めされる係合部を夫々設け、それら
    係合部を嵌合させて前記水平板部を載置座に載置し、前
    記ピン挿通部に挿通させたバネ性を有する押えピンで押
    圧固定することを特徴としたコンロバーナの取付構造。
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