JP2546837Y2 - 超小型電球のベース - Google Patents
超小型電球のベースInfo
- Publication number
- JP2546837Y2 JP2546837Y2 JP1993021556U JP2155693U JP2546837Y2 JP 2546837 Y2 JP2546837 Y2 JP 2546837Y2 JP 1993021556 U JP1993021556 U JP 1993021556U JP 2155693 U JP2155693 U JP 2155693U JP 2546837 Y2 JP2546837 Y2 JP 2546837Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bulb
- base
- microminiature
- light bulb
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は超小型電球に関するもの
であり,詳細には通常にはベースレスとして形成される
この種の超小型電球に使用の便を図るなどの目的で取付
けられるベースに係るものである。
であり,詳細には通常にはベースレスとして形成される
この種の超小型電球に使用の便を図るなどの目的で取付
けられるベースに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のベース90の構成の例を
示すものが図2であり、このベース90の超小型電球1
0が挿着される部分は略有底円筒状の凹部91として形
成されるものであり、この凹部91の底面92には超小
型電球10のリード線11、11を貫通させるために、
所定ピッチとした一対のリード線貫通孔93、93が設
けられ、該リード線貫通孔93、93によりリード線1
1、11間のピッチを規正し、例えばプリント基板など
に取付けるときの作業性を向上させるものである。
示すものが図2であり、このベース90の超小型電球1
0が挿着される部分は略有底円筒状の凹部91として形
成されるものであり、この凹部91の底面92には超小
型電球10のリード線11、11を貫通させるために、
所定ピッチとした一対のリード線貫通孔93、93が設
けられ、該リード線貫通孔93、93によりリード線1
1、11間のピッチを規正し、例えばプリント基板など
に取付けるときの作業性を向上させるものである。
【0003】また、前記凹部91の底面92の内面側の
形状は浅い円錐状などとされて、超小型電球10の底部
12とは適宜な間隙を生じるものとされ、例えば、リー
ド線11、11とリード線貫通孔93、93との間にピ
ッチの差を生じているときには、この間隙中で調整が行
われるものとされている。尚、前記ベース90は樹脂等
の比較的に硬質な部材で形成されて、前記リード線1
1、11に対するピッチの規正が正確に行えるものとさ
れている。
形状は浅い円錐状などとされて、超小型電球10の底部
12とは適宜な間隙を生じるものとされ、例えば、リー
ド線11、11とリード線貫通孔93、93との間にピ
ッチの差を生じているときには、この間隙中で調整が行
われるものとされている。尚、前記ベース90は樹脂等
の比較的に硬質な部材で形成されて、前記リード線1
1、11に対するピッチの規正が正確に行えるものとさ
れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成においては、超小型電球10の底部12の
形状のバラツキにより期待した量の間隙が得られない場
合を生じ、このような場合にはリード線11、11に大
きい角度の折れ曲がりを生じるものとなって、挿着時に
大きな応力を前記超小型電球10の底部12に与えるも
のとなり、この応力により底部12にクラックを発生す
るなどして超小型電球10を破損させ、歩留まりを低下
させる問題点を生じ、この点の解決が課題とされるもの
となっている。
た従来の構成においては、超小型電球10の底部12の
形状のバラツキにより期待した量の間隙が得られない場
合を生じ、このような場合にはリード線11、11に大
きい角度の折れ曲がりを生じるものとなって、挿着時に
大きな応力を前記超小型電球10の底部12に与えるも
のとなり、この応力により底部12にクラックを発生す
るなどして超小型電球10を破損させ、歩留まりを低下
させる問題点を生じ、この点の解決が課題とされるもの
となっている。
【0005】尚、近年においては前記超小型電球10と
ベース90との挿着工程にも、産業ロボットなど使用さ
れる傾向にあり、この場合には熟練者による手作業の場
合に比較して微妙な挿着力の調整などは行い難いもので
あるので、一層に破損の度合いは増加し、上記の問題点
は益々に比重を増大するものとなっている。
ベース90との挿着工程にも、産業ロボットなど使用さ
れる傾向にあり、この場合には熟練者による手作業の場
合に比較して微妙な挿着力の調整などは行い難いもので
あるので、一層に破損の度合いは増加し、上記の問題点
は益々に比重を増大するものとなっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記した従来
の課題を解決するための具体的な手段として、ベースレ
スとした超小型電球に凹部で袴状に取付けられ、比較的
に硬質な部材で形成されて底面に所定ピッチとした一対
のリード線貫通孔が設けられて成る超小型電球のベース
において、前記ベースの底面内側の前記一対のリード線
貫通孔の間には前記超小型電球の挿入方向に向かい突出
するセットボスが設けられ、該セットボスが前記超小型
電球の底部に当接することで超小型電球とベースとの挿
着の位置決めが行われるものとされていることを特徴と
する超小型電球のベースを提供することで課題を解決す
るものである。
の課題を解決するための具体的な手段として、ベースレ
スとした超小型電球に凹部で袴状に取付けられ、比較的
に硬質な部材で形成されて底面に所定ピッチとした一対
のリード線貫通孔が設けられて成る超小型電球のベース
において、前記ベースの底面内側の前記一対のリード線
貫通孔の間には前記超小型電球の挿入方向に向かい突出
するセットボスが設けられ、該セットボスが前記超小型
電球の底部に当接することで超小型電球とベースとの挿
着の位置決めが行われるものとされていることを特徴と
する超小型電球のベースを提供することで課題を解決す
るものである。
【0007】
【実施例】つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。尚、理解を容易とするために従来例
と同じ部分には同じ符号を付して説明する。図1に符号
1で示すものはベースであり、このベース1は比較的に
硬質な部材で形成されて、超小型電球10を挿着する部
分に略有底円筒状の凹部2が設けられ、加えて前記凹部
2の底面3には所定ピッチとした一対のリード線貫通孔
4、4が設けられるものである点は従来例のものと同様
である。
て詳細に説明する。尚、理解を容易とするために従来例
と同じ部分には同じ符号を付して説明する。図1に符号
1で示すものはベースであり、このベース1は比較的に
硬質な部材で形成されて、超小型電球10を挿着する部
分に略有底円筒状の凹部2が設けられ、加えて前記凹部
2の底面3には所定ピッチとした一対のリード線貫通孔
4、4が設けられるものである点は従来例のものと同様
である。
【0008】ここで、本考案においては前記凹部2の底
面3の内側であり、且つ一対のリード線貫通孔4の中間
となる位置にセットボス5を設けるものであり、このセ
ットボス5は、例えば円筒状に超小型電球10の挿着方
向に向かい突出するものとされ、その高さは前記底面3
と超小型電球10の底部12との間に生じさせたい間隙
の寸法に一致させるものとする。
面3の内側であり、且つ一対のリード線貫通孔4の中間
となる位置にセットボス5を設けるものであり、このセ
ットボス5は、例えば円筒状に超小型電球10の挿着方
向に向かい突出するものとされ、その高さは前記底面3
と超小型電球10の底部12との間に生じさせたい間隙
の寸法に一致させるものとする。
【0009】尚、このときに前記セットボス5は上記の
円筒状にに限定されるものではなく、例えば梯形を回転
させたときに得られる頂面が平坦な円錐形、或いは角柱
状、パイプ状など如何なる形状としても良く、更には前
記凹部2の内面の前記セットボス5の高さに対応する位
置に段差6を設けるなどして、超小型電球10を挿着し
たときの、超小型電球10の底部12に加わる応力を前
記セットボス5とで分散しても良い。
円筒状にに限定されるものではなく、例えば梯形を回転
させたときに得られる頂面が平坦な円錐形、或いは角柱
状、パイプ状など如何なる形状としても良く、更には前
記凹部2の内面の前記セットボス5の高さに対応する位
置に段差6を設けるなどして、超小型電球10を挿着し
たときの、超小型電球10の底部12に加わる応力を前
記セットボス5とで分散しても良い。
【0010】次いで、上記の構成とした本考案のベース
1の作用及び効果について説明を行えば、前記セットボ
ス5を設けたことで、このベース1に超小型電球10の
挿着を行うときには、前記セットボス5と超小型電球1
0の底部12とが当接することで、ベース1と超小型電
球10との位置決めが行われるものとなるので、前記超
小型電球10の外径或いは、この超小型電球10の底面
形状にバラツキを生じているときにも、両者間には所定
の間隙が確実に得られるものとなる。
1の作用及び効果について説明を行えば、前記セットボ
ス5を設けたことで、このベース1に超小型電球10の
挿着を行うときには、前記セットボス5と超小型電球1
0の底部12とが当接することで、ベース1と超小型電
球10との位置決めが行われるものとなるので、前記超
小型電球10の外径或いは、この超小型電球10の底面
形状にバラツキを生じているときにも、両者間には所定
の間隙が確実に得られるものとなる。
【0011】従って、リード線11、11とリード線貫
通孔4、4との間にピッチの差が生じているときにも、
その規正時にリード線11、11側に過大な応力が生じ
ることはなくなり、これにより超小型電球10、特に底
部12に生じるクラックなどの破損は防止されるものと
なる。
通孔4、4との間にピッチの差が生じているときにも、
その規正時にリード線11、11側に過大な応力が生じ
ることはなくなり、これにより超小型電球10、特に底
部12に生じるクラックなどの破損は防止されるものと
なる。
【0012】また、同時に前記セットボス5で超小型電
球10の位置決めを行うものとしたことで、その停止位
置が挿着を行うときに加えられる力の大小などにより左
右されない正確なものとなり、例えば手作業で挿着を行
うときにも、或いは産業ロボットによる自動挿入を行う
ときにも全く同一の結果が得られるものとして、品質の
均一化も可能とするものとなる。
球10の位置決めを行うものとしたことで、その停止位
置が挿着を行うときに加えられる力の大小などにより左
右されない正確なものとなり、例えば手作業で挿着を行
うときにも、或いは産業ロボットによる自動挿入を行う
ときにも全く同一の結果が得られるものとして、品質の
均一化も可能とするものとなる。
【0013】
【考案の効果】以上に説明したように本考案により、ベ
ースの凹部の底面内側の一対のリード線貫通孔の間には
超小型電球の挿入方向に向かい突出するセットボスが設
けられ、該セットボスが前記超小型電球の底部に当接す
ることで超小型電球とベースとの挿着の位置決めが行わ
れる超小型電球のベースとしたことで、前記超小型電球
の製造上の寸法のバラツキなどに左右されることなくリ
ード線貫通孔と超小型電球の底部との間の間隙を一定に
保てるものとし、これによりリード線に過大な応力が加
わることをなくして、超小型電球の破損の防止を可能と
するものであり、以て、歩留りを向上させ生産性の向上
に卓越した優れた効果を奏するものである。
ースの凹部の底面内側の一対のリード線貫通孔の間には
超小型電球の挿入方向に向かい突出するセットボスが設
けられ、該セットボスが前記超小型電球の底部に当接す
ることで超小型電球とベースとの挿着の位置決めが行わ
れる超小型電球のベースとしたことで、前記超小型電球
の製造上の寸法のバラツキなどに左右されることなくリ
ード線貫通孔と超小型電球の底部との間の間隙を一定に
保てるものとし、これによりリード線に過大な応力が加
わることをなくして、超小型電球の破損の防止を可能と
するものであり、以て、歩留りを向上させ生産性の向上
に卓越した優れた効果を奏するものである。
【0014】また、上記の構成としたことで、前記超小
型電球とベースとを取付けるときの設定位置が正確に得
られるものとし、例えば自動挿入時と手作業時など作業
手段の違いによる製品バラツキも生じないものとして、
品質向上にも優れた効果を奏するものとなる。
型電球とベースとを取付けるときの設定位置が正確に得
られるものとし、例えば自動挿入時と手作業時など作業
手段の違いによる製品バラツキも生じないものとして、
品質向上にも優れた効果を奏するものとなる。
【図1】 本考案に係る超小型電球のベースの一実施例
を一部を破断した状態で示す斜視図である。
を一部を破断した状態で示す斜視図である。
【図2】 従来例を一部を破断した状態で示す斜視図で
ある。
ある。
1……ベース 2……凹部 3……底面 4……リード線貫通孔 5……セットボス 6……段差 10……超小型電球 11……リード線 12……底部
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースレスとした超小型電球に凹部で袴
状に取付けられ、比較的に硬質な部材で形成されて底面
に所定ピッチとした一対のリード線貫通孔が設けられて
成る超小型電球のベースにおいて、前記ベースの底面内
側の前記一対のリード線貫通孔の間には前記超小型電球
の挿入方向に向かい突出するセットボスが設けられ、該
セットボスが前記超小型電球の底部に当接することで超
小型電球とベースとの挿着の位置決めが行われるものと
されていることを特徴とする超小型電球のベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993021556U JP2546837Y2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 超小型電球のベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993021556U JP2546837Y2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 超小型電球のベース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677151U JPH0677151U (ja) | 1994-10-28 |
JP2546837Y2 true JP2546837Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=12058287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993021556U Expired - Lifetime JP2546837Y2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 超小型電球のベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2546837Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0622111B2 (ja) * | 1989-08-29 | 1994-03-23 | スタンレー電気株式会社 | 基板装着用電球及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP1993021556U patent/JP2546837Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0677151U (ja) | 1994-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |