JP2566239Y2 - バルブソケット - Google Patents
バルブソケットInfo
- Publication number
- JP2566239Y2 JP2566239Y2 JP1991043922U JP4392291U JP2566239Y2 JP 2566239 Y2 JP2566239 Y2 JP 2566239Y2 JP 1991043922 U JP1991043922 U JP 1991043922U JP 4392291 U JP4392291 U JP 4392291U JP 2566239 Y2 JP2566239 Y2 JP 2566239Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- cathode terminal
- width
- valve
- insertion groove
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Connecting Device With Holders (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用灯等に用いられ
るバルブソケットに関し、詳しくは、バルブソケットに
形成する陰極端子挿入溝の形状を改良して、陰極用端子
の挿入方向を矯正するものである。
るバルブソケットに関し、詳しくは、バルブソケットに
形成する陰極端子挿入溝の形状を改良して、陰極用端子
の挿入方向を矯正するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバルブソケットでは、図
8及び図9に示すように、ソケット1の上部にバルブ挿
入口1aを、下部にコネクタ挿入口1bを隔壁1cを介
して形成し、上記バルブ挿入口1aの周壁1dに対向し
て断面略T字状の陰極端子挿入溝1eと陽極端子挿入溝
1fとを形成し、それぞれ1枚の金属板を折曲加工して
形成した陰極用端子2、陽極用端子3を挿入して組み付
けている。そして、バルブ挿入口1aに挿入するバルブ
4の陰極面Aに陰極端子2のバルブ側接続子2aが接触
すると共に、陽極面Bに陽極用端子3のバルブ側接続子
3aが接触する。また、陰極用及び陽極用端子2,3の
コネクタ側接続子2b,3bがコネクタ挿入口1bに挿
入するコネクタ(図示せず)と接続される。
8及び図9に示すように、ソケット1の上部にバルブ挿
入口1aを、下部にコネクタ挿入口1bを隔壁1cを介
して形成し、上記バルブ挿入口1aの周壁1dに対向し
て断面略T字状の陰極端子挿入溝1eと陽極端子挿入溝
1fとを形成し、それぞれ1枚の金属板を折曲加工して
形成した陰極用端子2、陽極用端子3を挿入して組み付
けている。そして、バルブ挿入口1aに挿入するバルブ
4の陰極面Aに陰極端子2のバルブ側接続子2aが接触
すると共に、陽極面Bに陽極用端子3のバルブ側接続子
3aが接触する。また、陰極用及び陽極用端子2,3の
コネクタ側接続子2b,3bがコネクタ挿入口1bに挿
入するコネクタ(図示せず)と接続される。
【0003】上記した陰極端子挿入溝1eと陰極用端子
2とは、詳細には、図10及び図11に示す形状とされ
ている。即ち、陰極用端子2は、細帯状金属片から形成
しており、基板部2c上端近傍の中央部分を長さ方向に
わたって切り起こして弾性的に撓むバルブ側接続子2a
を形成している。また、陰極用端子2の下端部では、幅
方向の半側部を折り曲げて基板部2cに対して直角に突
出する基部2dを設けている。該基部2dの先端部に
は、基板部2cと反対方向(図10及び図11において
下向き。)に伸張するコネクタ側接続子2bを設けてい
る。
2とは、詳細には、図10及び図11に示す形状とされ
ている。即ち、陰極用端子2は、細帯状金属片から形成
しており、基板部2c上端近傍の中央部分を長さ方向に
わたって切り起こして弾性的に撓むバルブ側接続子2a
を形成している。また、陰極用端子2の下端部では、幅
方向の半側部を折り曲げて基板部2cに対して直角に突
出する基部2dを設けている。該基部2dの先端部に
は、基板部2cと反対方向(図10及び図11において
下向き。)に伸張するコネクタ側接続子2bを設けてい
る。
【0004】陰極端子挿入溝1eは基板部2cの幅W1
よりやや広い幅W2を有する広幅部1e−1と、バルブ
側接続子2aの幅W3よりやや広い幅W4を有する細幅
部1e−2とからなる断面略T字状で、細幅部1e−2
がバルブ挿入口1aの周壁1dの内側面に開口してい
る。該陰極端子挿入溝1eの下端は、周壁1dの内面よ
り中心に向かって突出する隔壁1c上のコネクタ側接続
子ガイド部1hに形成した端子挿入穴1gに連続してい
る。
よりやや広い幅W2を有する広幅部1e−1と、バルブ
側接続子2aの幅W3よりやや広い幅W4を有する細幅
部1e−2とからなる断面略T字状で、細幅部1e−2
がバルブ挿入口1aの周壁1dの内側面に開口してい
る。該陰極端子挿入溝1eの下端は、周壁1dの内面よ
り中心に向かって突出する隔壁1c上のコネクタ側接続
子ガイド部1hに形成した端子挿入穴1gに連続してい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記図10及び図11
に示す陰極用端子2をソケット1の陰極端子挿入溝1e
に挿入する際には、図12に示すように、下端のコネク
タ側接続子2b側より挿入していく。この際、基板部2
cは陰極端子挿入溝1eの広幅部1e−1内に存在する
が、基部2dは細幅部1e−2から陰極端子挿入溝1e
の外に突出しており、基部2dの先端に設けたコネクタ
側接続端子2bも陰極端子挿入溝1e外に位置してい
る。そして、基部2dの幅は、細幅部1e−2の幅より
も遥かに狭いため、上記図12に示すように、陰極用端
子2が陰極端子挿入溝1e内で傾いた状態となる。
に示す陰極用端子2をソケット1の陰極端子挿入溝1e
に挿入する際には、図12に示すように、下端のコネク
タ側接続子2b側より挿入していく。この際、基板部2
cは陰極端子挿入溝1eの広幅部1e−1内に存在する
が、基部2dは細幅部1e−2から陰極端子挿入溝1e
の外に突出しており、基部2dの先端に設けたコネクタ
側接続端子2bも陰極端子挿入溝1e外に位置してい
る。そして、基部2dの幅は、細幅部1e−2の幅より
も遥かに狭いため、上記図12に示すように、陰極用端
子2が陰極端子挿入溝1e内で傾いた状態となる。
【0006】上記のように、陰極用端子2が角度θ傾斜
して挿入されると、コネクタ側接続子2bの下端が端子
挿入穴1gの周囲のガイド部1hに当接し、スムーズに
端子挿入穴1gにコネクタ側接続子2bを挿入すること
ができなくなる。上記状態となった場合、再度、挿入作
業を行わなければならず、また、無理に入れようとする
と、コネクタ側接続子2bを変形あるいは破損する不具
合があった。
して挿入されると、コネクタ側接続子2bの下端が端子
挿入穴1gの周囲のガイド部1hに当接し、スムーズに
端子挿入穴1gにコネクタ側接続子2bを挿入すること
ができなくなる。上記状態となった場合、再度、挿入作
業を行わなければならず、また、無理に入れようとする
と、コネクタ側接続子2bを変形あるいは破損する不具
合があった。
【0007】本考案は、上記した問題に鑑みてなされた
ものであり、挿入時に、陰極用端子が端子挿入溝内で斜
めに傾斜しても、自動的に矯正され、正しい挿入方向で
挿入でき、再挿入作業を不要とすると共に陰極用端子の
変形・破損の発生を防止することを目的とするものであ
る。
ものであり、挿入時に、陰極用端子が端子挿入溝内で斜
めに傾斜しても、自動的に矯正され、正しい挿入方向で
挿入でき、再挿入作業を不要とすると共に陰極用端子の
変形・破損の発生を防止することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、バルブ挿入口と、コネクタ挿入口と、こ
れらを仕切る隔壁とを備え、周壁に上記バルブ挿入口の
開口部から上記隔壁まで伸張し、広幅部と該広幅部と連
通すると共に周壁内側に開口する細幅部とを備える断面
略T字状の陰極端子挿入溝を設けたソケットと、基坂部
の一端側を切り起こして形成したバルブ側接続子と、基
板部の他端側を直角に切り起こしてなる基部の先端から
基板部と反対向きに延在するコネクタ側接続子とを設け
た陰極端子とを備え、上記陰極端子挿入溝に上記バルブ
挿入口の開口部側から上記陰極用端子を挿入し、上記バ
ルブ側接続子を陰極端子挿入溝の開口よりソケット内に
突出させたバルブの陰極面と接続させ、上記基部を陰極
端子挿入溝の開口より突出させたコネクタ側接続子を、
上記隔壁に形成した端子挿入穴を通してコネクタ挿入口
に突出させたバルブソケットにおいて、上記陰極端子挿
入溝は、上記広幅部の幅を上記陰極用端子の基板部の幅
より僅かに広い一定幅とすると共に、バルブ挿入口の開
口部側から、中間位置までを上記細幅部の幅が上記バル
ブ接続子より広い幅とした第1部分とし、該第1部分の
隔壁側の端部から隔壁側に向けて細幅部の幅を連続的に
狭めた略V字状の矯正用ガイド部としたことを特徴とす
るバルブソケットを提供するものである。
め、本考案は、バルブ挿入口と、コネクタ挿入口と、こ
れらを仕切る隔壁とを備え、周壁に上記バルブ挿入口の
開口部から上記隔壁まで伸張し、広幅部と該広幅部と連
通すると共に周壁内側に開口する細幅部とを備える断面
略T字状の陰極端子挿入溝を設けたソケットと、基坂部
の一端側を切り起こして形成したバルブ側接続子と、基
板部の他端側を直角に切り起こしてなる基部の先端から
基板部と反対向きに延在するコネクタ側接続子とを設け
た陰極端子とを備え、上記陰極端子挿入溝に上記バルブ
挿入口の開口部側から上記陰極用端子を挿入し、上記バ
ルブ側接続子を陰極端子挿入溝の開口よりソケット内に
突出させたバルブの陰極面と接続させ、上記基部を陰極
端子挿入溝の開口より突出させたコネクタ側接続子を、
上記隔壁に形成した端子挿入穴を通してコネクタ挿入口
に突出させたバルブソケットにおいて、上記陰極端子挿
入溝は、上記広幅部の幅を上記陰極用端子の基板部の幅
より僅かに広い一定幅とすると共に、バルブ挿入口の開
口部側から、中間位置までを上記細幅部の幅が上記バル
ブ接続子より広い幅とした第1部分とし、該第1部分の
隔壁側の端部から隔壁側に向けて細幅部の幅を連続的に
狭めた略V字状の矯正用ガイド部としたことを特徴とす
るバルブソケットを提供するものである。
【0009】上記陰極端子挿入溝は、矯正用ガイド部か
ら隔壁までを上記細幅部を上記コネクタ接続部の基部が
挿通可能な幅とした第2部分とし、該第2部分の長さ
を、上記陰極用端子の基部からコネクタ側接続子の先端
までの距離よりも長く設定することが好ましい。
ら隔壁までを上記細幅部を上記コネクタ接続部の基部が
挿通可能な幅とした第2部分とし、該第2部分の長さ
を、上記陰極用端子の基部からコネクタ側接続子の先端
までの距離よりも長く設定することが好ましい。
【0010】
【作用】上記したように、陰極端子挿入溝に連続的に細
幅部の幅が狭くなる矯正用ガイド部を設けているため、
陰極用端子が陰極挿入溝に対して斜めに挿入された場合
であっても、挿入方向が矯正され、コネクタ側接続部が
確実に端子挿入穴に挿入される。すなわち、陰極用端子
を斜めに挿入しても、コネクタ側接続子の基部が矯正用
ガイド部と接触して該矯正用ガイド部が構成する傾斜面
に案内され、その結果、挿入方向が陰極端子挿入溝に対
して真直に矯正される。
幅部の幅が狭くなる矯正用ガイド部を設けているため、
陰極用端子が陰極挿入溝に対して斜めに挿入された場合
であっても、挿入方向が矯正され、コネクタ側接続部が
確実に端子挿入穴に挿入される。すなわち、陰極用端子
を斜めに挿入しても、コネクタ側接続子の基部が矯正用
ガイド部と接触して該矯正用ガイド部が構成する傾斜面
に案内され、その結果、挿入方向が陰極端子挿入溝に対
して真直に矯正される。
【0011】また、上記陰極端子挿入溝の矯正用ガイド
部から隔壁までの部分である第2部分の長さを、陰極用
端子の基部からコネクタ側接続子の先端までの距離より
も長く設定すれば、陰極用端子が斜めに挿入された場合
であっても、陰極用端子の下端が隔壁に接触する前に、
コネクタ側接続子の基部が矯正用ガイド部と確実に接触
し、陰極用端子の挿入方向が矯正される。
部から隔壁までの部分である第2部分の長さを、陰極用
端子の基部からコネクタ側接続子の先端までの距離より
も長く設定すれば、陰極用端子が斜めに挿入された場合
であっても、陰極用端子の下端が隔壁に接触する前に、
コネクタ側接続子の基部が矯正用ガイド部と確実に接触
し、陰極用端子の挿入方向が矯正される。
【0012】
【実施例】以下、本考案を図1から図4に示す実施例に
より説明する。尚、前記従来例と同一の構成の部分は同
一符号を付して説明を省略する。ソケット1のバルブ挿
入口1aの周壁1dに形成する陰極端子挿入溝10は図
1に示すように、前記した従来例と同様の断面略T字状
で、陰極用端子2の基板部2cの幅W1よりやや広い広
幅部10aと、該広幅部10aと連通すると共に周壁1
dの内側面に開口する細幅部10eを備えている。
より説明する。尚、前記従来例と同一の構成の部分は同
一符号を付して説明を省略する。ソケット1のバルブ挿
入口1aの周壁1dに形成する陰極端子挿入溝10は図
1に示すように、前記した従来例と同様の断面略T字状
で、陰極用端子2の基板部2cの幅W1よりやや広い広
幅部10aと、該広幅部10aと連通すると共に周壁1
dの内側面に開口する細幅部10eを備えている。
【0013】図1及び図5に示すように、陰極端子挿入
溝10は、上端開口から下方の隔壁1cに達するまでの
上下方向の中間位置までの第1部分10bでは、上記細
幅部10eの幅を陰極用端子2のバルブ側接続子2aの
幅W3よりやや広い幅W4に設定している。また、上記
上下方向の中間位置にある第1部分10bの下端側から
細幅部10eの幅を連続的に狭くし、下方傾斜して略V
字状を呈する矯正用ガイド部10cを形成している。さ
らに、該矯正用ガイド部10cの下端から隔壁1cまで
の第2部分10dでは、細幅部10eの幅を陰極用端子
2のコネクタ側接続端子2bが挿入出来る程度の細い幅
W5としている。
溝10は、上端開口から下方の隔壁1cに達するまでの
上下方向の中間位置までの第1部分10bでは、上記細
幅部10eの幅を陰極用端子2のバルブ側接続子2aの
幅W3よりやや広い幅W4に設定している。また、上記
上下方向の中間位置にある第1部分10bの下端側から
細幅部10eの幅を連続的に狭くし、下方傾斜して略V
字状を呈する矯正用ガイド部10cを形成している。さ
らに、該矯正用ガイド部10cの下端から隔壁1cまで
の第2部分10dでは、細幅部10eの幅を陰極用端子
2のコネクタ側接続端子2bが挿入出来る程度の細い幅
W5としている。
【0014】上記第2部分10dの長さ、すなわち上記
矯正用ガイド部10cから隔壁1cの上面までの距離L
1は、陰極用端子2のコネクタ側接続子2bの長さL2
より長く設定している。
矯正用ガイド部10cから隔壁1cの上面までの距離L
1は、陰極用端子2のコネクタ側接続子2bの長さL2
より長く設定している。
【0015】陰極端子挿入溝10を上記形状としている
ため、図2及び図6に示すように、陰極用端子2が陰極
端子挿入溝10に斜め方向に挿入された場合、コネクタ
側接続子2bの先端が隔壁1cの上端面に当接する前
に、コネクタ側接続子2bの基部2dが矯正用ガイド部
10cの一方の斜面に接触する。その際、陰極端子挿入
溝10の他方側の開口端縁に基板部2cが接触する。
ため、図2及び図6に示すように、陰極用端子2が陰極
端子挿入溝10に斜め方向に挿入された場合、コネクタ
側接続子2bの先端が隔壁1cの上端面に当接する前
に、コネクタ側接続子2bの基部2dが矯正用ガイド部
10cの一方の斜面に接触する。その際、陰極端子挿入
溝10の他方側の開口端縁に基板部2cが接触する。
【0016】この状態からさらに陰極端子挿入溝10内
に挿入するために、図において下向きに陰極用端子2を
付勢すると、基部2dの肩部が矯正用ガイド部10cに
よって構成される斜面によって案内される。よって、図
3及び図7に示すように、陰極用端子2の挿入方向が垂
直方向に矯正される。かつ、隔壁1cに形成した端子挿
入穴1gの開口部が上記矯正用ガイド部10cと同様に
斜面1kとなっているため、陰極用端子2のコネクタ側
接続子2bの先端は斜面1kに沿って端子挿入穴1g内
へスムーズに案内され、これによっても陰極用端子2の
挿入方向が垂直方向に矯正される。
に挿入するために、図において下向きに陰極用端子2を
付勢すると、基部2dの肩部が矯正用ガイド部10cに
よって構成される斜面によって案内される。よって、図
3及び図7に示すように、陰極用端子2の挿入方向が垂
直方向に矯正される。かつ、隔壁1cに形成した端子挿
入穴1gの開口部が上記矯正用ガイド部10cと同様に
斜面1kとなっているため、陰極用端子2のコネクタ側
接続子2bの先端は斜面1kに沿って端子挿入穴1g内
へスムーズに案内され、これによっても陰極用端子2の
挿入方向が垂直方向に矯正される。
【0017】よって、最終的には、図4及び図8に示す
ように、斜め方向に挿入された陰極用端子2は垂直方向
に自動的に矯正され、コネクタ側接続子2bは端子挿入
穴1gへ正確に挿入される。上記のように矯正ガイド部
10cはソケット1の上下方向中心部に設けられている
ため、挿入完了時には矯正ガイド部10cはバルブ側接
続子2aの下方に位置している。よって、バルブ側接続
子2aは矯正用ガイド部10cより幅の広い上部10a
よりソケット中心側に向かって問題なく突出させること
が出来る。
ように、斜め方向に挿入された陰極用端子2は垂直方向
に自動的に矯正され、コネクタ側接続子2bは端子挿入
穴1gへ正確に挿入される。上記のように矯正ガイド部
10cはソケット1の上下方向中心部に設けられている
ため、挿入完了時には矯正ガイド部10cはバルブ側接
続子2aの下方に位置している。よって、バルブ側接続
子2aは矯正用ガイド部10cより幅の広い上部10a
よりソケット中心側に向かって問題なく突出させること
が出来る。
【0018】陰極用端子2が図示の傾斜方向と逆方向に
傾斜して挿入された場合においても、矯正用ガイド部1
0cはV字状であるため、他方の斜面に案内されて、上
記と同様に垂直方向に挿入方向が矯正され、スムーズに
挿入出来る。
傾斜して挿入された場合においても、矯正用ガイド部1
0cはV字状であるため、他方の斜面に案内されて、上
記と同様に垂直方向に挿入方向が矯正され、スムーズに
挿入出来る。
【0019】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
によれば、バルブソケットに形成する陰極端子挿入溝
に、連続的に開口部の幅が狭くなる略V字状の矯正用ガ
イド部を設けただけの極めて簡単な形状で、斜め方向に
挿入されやすい陰極用端子の挿入方向を垂直方向へ矯正
することが出来る。
によれば、バルブソケットに形成する陰極端子挿入溝
に、連続的に開口部の幅が狭くなる略V字状の矯正用ガ
イド部を設けただけの極めて簡単な形状で、斜め方向に
挿入されやすい陰極用端子の挿入方向を垂直方向へ矯正
することが出来る。
【0020】よって、コネクタ側接続子を端子挿入穴に
スムーズに挿入でき、再度挿入作業をやり直す必要がな
く、作業性が向上する。また、斜め方向に挿入されて、
コネクタ側接続子に変形あるいは損傷が発生することが
なく、コネクタとも安定した接続を行うことが出来る。
スムーズに挿入でき、再度挿入作業をやり直す必要がな
く、作業性が向上する。また、斜め方向に挿入されて、
コネクタ側接続子に変形あるいは損傷が発生することが
なく、コネクタとも安定した接続を行うことが出来る。
【図1】 本考案に係るバルブソケットの断面図であ
る。
る。
【図2】 本考案のバルブソケットに対する陰極用端子
の挿入状態を示す断面図である。
の挿入状態を示す断面図である。
【図3】 本考案のバルブソケットに対する陰極用端子
の挿入状態を示す断面図である。
の挿入状態を示す断面図である。
【図4】 本考案のバルブソケットに対する陰極用端子
の挿入状態を示す断面図である。
の挿入状態を示す断面図である。
【図5】 本考案のバルブソケットに対する陰極端子の
挿入状態を示す斜視図である。
挿入状態を示す斜視図である。
【図6】 本考案のバルブソケットに対する陰極端子の
挿入状態を示す斜視図である。
挿入状態を示す斜視図である。
【図7】 本考案のバルブソケットに対する陰極端子の
挿入状態を示す斜視図である。
挿入状態を示す斜視図である。
【図8】 従来のバルブソケットの断面図である。
【図9】 図8の平面図である。
【図10】 陰極用端子の正面図である。
【図11】 陰極用端子の斜視図である。
【図12】 従来の問題点を説明するためのバルブソケ
ットの断面図である。
ットの断面図である。
1 ソケット 1a バルブ挿入口 1b コネクタ挿入口 1c 隔壁 2 陰極用端子 2a バルブ側接続子 2b コネクタ側接続子 2d 基部 10 陰極端子挿入溝 10b 第1部分 10c 矯正用ガイド部 10d 第2部分
Claims (2)
- 【請求項1】 バルブ挿入口と、コネクタ挿入口と、こ
れらを仕切る隔壁とを備え、周壁に上記バルブ挿入口の
開口部から上記隔壁まで伸張し、広幅部と該広幅部と連
通すると共に周壁内側に開口する細幅部とを備える断面
略T字状の陰極端子挿入溝を設けたソケットと、 基板部の一端側を切り起こして形成したバルブ側接続子
と、基坂部の他端側を直角に切り起こしてなる基部の先
端から基板部と反対向きに延在するコネクタ側接続子と
を設けた陰極端子とを備え、上記陰極端子挿入溝に上記
バルブ挿入口の開口部側から上記陰極用端子を挿入し、
上記バルブ側接続子を陰極端子挿入溝の開口よりソケッ
ト内に突出させたバルブの陰極面と接続させ、上記基部
を陰極端子挿入溝の開口より突出させたコネクタ側接続
子を、上記隔壁に形成した端子挿入穴を通してコネクタ
挿入口に突出させたバルブソケットにおいて、 上記陰極端子挿入溝は、上記広幅部の幅を上記陰極用端
子の基板部の幅より僅かに広い一定幅とすると共に、バ
ルブ挿入口の開ロ部側から、中間位置までを上記細幅部
の幅が上記バルブ接続子より広い幅とした第1部分と
し、該第1部分の隔壁側の端部から隔壁側に向けて細幅
部の幅を連続的に狭めた略V字状の矯正用ガイド部とし
たことを特徴とするバルブソケット。 - 【請求項2】 上記陰極端子挿入溝は、矯正用ガイド部
から隔壁までを上記細幅部を上記コネクタ接続部の基部
が挿通可能な幅とした第2部分とし、該第2部分の長さ
を、上記陰極用端子の基部からコネクタ側接続子の先端
までの距離よりも長く設定していることを特徴とする請
求項1に記載のバルブソケット。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991043922U JP2566239Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | バルブソケット |
US07/896,661 US5320553A (en) | 1991-06-11 | 1992-06-10 | Bulb socket and terminal installed thereon |
EP96116203A EP0756356B1 (en) | 1991-06-11 | 1992-06-11 | Bulb socket and terminal installed thereon |
EP92305378A EP0518671B1 (en) | 1991-06-11 | 1992-06-11 | Bulb socket and terminal installed thereon |
DE69231009T DE69231009T2 (de) | 1991-06-11 | 1992-06-11 | Lampenfassung und daran montierte Anschlussklemme |
DE69219673T DE69219673T2 (de) | 1991-06-11 | 1992-06-11 | Lampenfassung und daran montierte Anschlussklemme |
US08/206,946 US5411412A (en) | 1991-06-11 | 1994-03-07 | Bulb socket and terminal installed thereon |
US08/388,486 US5511988A (en) | 1991-06-11 | 1995-02-14 | Bulb socket and terminal installed thereon |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991043922U JP2566239Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | バルブソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573891U JPH0573891U (ja) | 1993-10-08 |
JP2566239Y2 true JP2566239Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=12677203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991043922U Expired - Lifetime JP2566239Y2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-12 | バルブソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566239Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0336060Y2 (ja) * | 1988-07-27 | 1991-07-31 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP1991043922U patent/JP2566239Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0573891U (ja) | 1993-10-08 |
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