JPH1012030A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH1012030A
JPH1012030A JP15986696A JP15986696A JPH1012030A JP H1012030 A JPH1012030 A JP H1012030A JP 15986696 A JP15986696 A JP 15986696A JP 15986696 A JP15986696 A JP 15986696A JP H1012030 A JPH1012030 A JP H1012030A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、シャーシへのソケット取付け金具の
取付け作業性を向上できるようにした照明器具を得るこ
とにある。 【解決手段】シャーシ11が有したシャーシ側板部17の長
手方向両端部に、その端面に開放される爪係合凹部18
と、この凹部18よりもシャーシ側板部17の長手方向中央
部側に位置するスリット状の爪係合孔19とを夫々設け
る。シャーシ11の両端部に夫々取付けられるソケット取
付け金具14が有した金具側板部20に、爪係合凹部18に係
合される第1係合爪23と、爪係合孔19に係合される第2
係合爪24とを夫々設ける。第1係合爪23を爪係合凹部18
に引掛けて、シャーシ11と前記取付け金具14とに結合関
係を持たせた状態で、この係合部を支点として前記取付
け金具14をシャーシ11の内側に回動させることにより、
第2係合爪24を爪係合孔19に係合させて、前記取付け金
具14をシャーシ11に取付けることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直管形けい光ラン
プを支持するランプソケットが取付けられるソケット取
付け金具を、シャーシの長手方向両端部に夫々爪係合に
より取付けるようにした照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば天井直付け式逆富士形照明器具等
のシャーシの長手方向両端部には夫々ソケット取付け金
具が取付けられており、その組立てにおいて爪係合によ
りソケット取付け金具をシャーシに取付ける構造は、ソ
ケット取付け金具を固定する部品等を必要としない点で
優れており、そうしたソケット取付け金具の取付け構造
の従来例が図8および図9に示されている。
【0003】これらの図中1は、シャーシであって、そ
のシャーシベース板部1aの両側に相対向するシャーシ
側板部1bを折り曲げてなる。このシャーシ1の長手方
向の端部において側板部1bには、スリット状をなして
上下方向に延びる一対の爪係合孔2、3が夫々形成され
ている。
【0004】また、図8および図9中4はソケット取付
け金具である。この金具4は、相対向する一対の金具側
板部5、およびこれら側板部5を一体に連続させる金具
べース板部6を有しており、例えば金具ベース板部6に
はランプソケット7が取付けられるようになっている。
さらに、両金具側板部5の先端部にはその幅方向両端か
ら外向きに突出する一対の係合爪8、9が夫々折り曲げ
られている。
【0005】このソケット取付け金具4はシャーシ1の
端部に手作業により配置される。この取付け作業は、図
8等に示されるようにシャーシ1の端部上にソケット取
付け金具4を位置させ、目見当で合計4か所の爪係合孔
2、3に対して4つの係合爪8、9を夫々位置合わせし
ながら、金具側板部5の先端側がシャーシ側板部1bの
内面に重なるようにソケット取付け金具4をシャーシ1
の端部の内側に押し込む(図8中矢印は押し込み方向を
示している。)ことにより行われる。
【0006】それにより、係合爪8、9が、シャーシ側
板部1bを弾性変形させながらシャーシ側板部1bの上
縁部を乗越え、その直後に、対応する爪係合孔2、3を
外側に通ってこれらに夫々係合され、したがって、シャ
ーシ1の端部にソケット取付け金具4が取付けられる。
【0007】また、こうした後に、爪係合孔2、3を貫
通した係合爪8、9が、夫々かしめ加工によりシャーシ
側板部1bの外面に沿うように折り曲げられて、ソケッ
ト取付け金具4が外れないように固定される(図9参
照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記のように従来のも
のは、シャーシ1の端部内側にソケット取付け金具4を
押し込む際に、これら両者が何等の結合関係を持ってい
ないので、組立てにあたってシャーシ1の合計4か所の
爪係合孔2、3とソケット取付け金具4の4つの係合爪
8、9とを、夫々目見当で位置合わすることを余儀なく
されている。そのため、シャーシ1の端部へのソケット
取付け金具4の取付けに手間が掛かり易いという問題が
ある。
【0009】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、シャーシへのソケット取付け金具の取付け作業性
を向上できるようにした照明器具を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャーシベー
ス板部の両側に相対向するシャーシ側板部が夫々折り曲
げられたシャーシと、このシャーシの長手方向両端部に
夫々取付けられるソケット取付け金具とを具備し、前記
取付け金具が、前記シャーシ側板部の内面に重ねられる
一対の金具側板部、およびこれら側板部を一体に連続さ
せる金具べース板部を有し、前記金具側板部を前記シャ
ーシ側板部に夫々爪係合させて、前記ソケット取付け金
具を前記シャーシに取付けた照明器具を前提とする。
【0011】そして、前記課題を解決するために、請求
項1の発明は、前記シャーシ側板部の長手方向両端部
に、その端面に開放される爪係合凹部を夫々設けるとと
もに、この凹部よりも前記シャーシ側板部の長手方向中
央部側に位置してスリット状の爪係合孔を夫々設け、前
記金具側板部に、前記爪係合凹部に係合される第1係合
爪を夫々設けるとともに、前記爪係合孔に係合される第
2係合爪を夫々設け、前記第1係合爪を前記爪係合凹部
に係合させた状態で、この係合部を支点として前記ソケ
ット取付け金具を前記シャーシの内側に回動させること
により、前記第2係合爪を前記爪係合孔に係合させて、
前記ソケット取付け金具を前記シャーシに取付けること
を特徴とするものである。
【0012】請求項1の発明において、爪係合凹部とこ
れに引掛けて係合される第1係合爪とは、互いの係合に
より、シャーシの端部にソケット取付け金具を取付ける
基準となる結合関係をシャーシとソケット取付け金具と
の両者に持たせて、ソケット取付け金具をシャーシの端
部内側に押し込む作業を、爪係合凹部と第1係合爪との
係合部を支点として行わせることができる。
【0013】それにより、第2係合爪を爪係合孔に対し
て格別に位置合わせする手間を要することなく、これら
を確実に係合させることができる。しかも、前記爪係合
凹部への第1係合爪の係合は、爪係合凹部がシャーシ側
板部の端面に開放されていることから、見当間違いもな
く容易に引掛けて係合させることができる。したがっ
て、シャーシの端部にソケット取付け金具を取付ける作
業を、以上のように爪係合凹部に第1係合爪を係合させ
るのに引き続いてソケット取付け金具を回動させるとい
う一挙動で行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。図1(A)(B)は
第1の実施形態に係る天井直付け式逆富士形照明器具全
体の構成を示す断面図であって、この図に示されるよう
にこの照明器具は、シャーシ11と、2本の直管形けい
光ランプ12を支持する偶数個のランプソケット13
と、これらソケット13が固定される2個の2灯用ソケ
ット取付け金具14(一方のみ図示)と、反射板15等
を備えている。
【0015】板金製のシャーシ11は、水平状のシャー
シベース板部16の両側縁に下向きに突出するシャーシ
側板部17を夫々略直角に折り曲げて、下面が開放され
た断面略コ字形をなす樋状に形成されている。このシャ
ーシ11は、シャーシベース板部16を下方から挿通し
て天井に螺合される図示しないねじを介して天井に直付
けされる。図1中16aはシャーシベース板部16の複
数箇所を上側に膨出させて形成されたスペーサ凸部であ
って、これらの先端が天井に当接されるようになってい
る。シャーシべース板部16の下面には、複数の反射板
取付け台26(一方のみ図示)、およびいずれも図示し
ないが放電灯安定器等の点灯装置、端子台などが夫々取
付けられている。
【0016】シャーシ側板部17の先端側は筒状をなし
て内側に折り返されており、したがって、シャーシ側板
部17の先端は丸みを帯びて形成されている。図2〜図
6に示されるようにシャーシ11におけるシャーシ側板
部17には、その端面に開放される爪係合凹部18が夫
々設けられているとともに、この凹部18よりもシャー
シ側板部17の長手方向中央部側に位置して爪係合孔1
9が夫々設けられている。これら爪係合凹部18および
爪係合孔19はいずれもシャーシ側板部17の筒状部を
避けてシャーシべース板部16側の平板部分に形成され
ている。シャーシ11の幅方向に相対向する爪係合凹部
18はコの字形状の切り欠きからなる。同様にシャーシ
11の幅方向に相対向する爪係合孔19は上下方向に延
びるスリットからなる。
【0017】シャーシ11の長手方向両端部には夫々金
属製のソケット取付け金具14が、後述のようにねじな
どの固定具を用いたり、溶接止めによることなく爪係合
により取付けられている。図1、図3〜図6に示される
ようにソケット取付け金具14は、シャーシ側板部17
の内面に重ねられる一対の金具側板部20と、これら側
板部20を一体に連続させる金具べース板部21と、ソ
ケット取付け部22とから形成された一体のプレス成型
品である。このソケット取付け金具14を構成する板金
の厚みはシャーシ11を構成する板金の厚みよりも大き
く、したがって、シャーシ11よりも強度が大きく変形
しずらくなっている。
【0018】両金具側板部20はシャーシ側板部17よ
りも長く上下方向に延びる板部である。これら側板部2
0の上端に直角に折れ曲がって両側板部20を一体につ
ないだ金具ベース板部21は、水平状に設けられてい
て、両側板部20とともにコ字状の主部をなしている。
ソケット取付け部22は、金具側板部20の下端から外
方であって、かつ、斜め上方に向けて一体に折り曲げら
れている。
【0019】ソケット取付け金具14の両金具側板部2
0の幅方向両側縁には、補強のためのフランジ20a、
20bが外面に突出して直角に折り曲げられている。さ
らに、両側板部20にはその外面に夫々突出する第1係
合爪23と第2係合爪24とが設けられている。第1係
合爪23の方が第2係合爪24よりも長く突出されてい
る。
【0020】第1係合爪23は、シャーシ11にソケッ
ト取付け金具14を取付けた際にシャーシ11の長手方
向の端面部に位置される一方のフランジ20aの下端部
から一体に突設されている。この第1係合爪23の突出
基部は括れており(符号23aで括れを示す。)、それ
によって折り曲げが容易にできるようにしてある。第2
係合爪24は、シャーシ11にソケット取付け金具14
を取付けた際に前記第1係合爪23よりもシャーシ11
の中央部側に位置される他方のフランジ20bの下端部
から一体に突設されている。この第2係合爪24の下端
面24aは先端に向かうに従い次第に上向きとなるテー
パを有している。
【0021】なお、本発明において両係合爪23、24
は前記フランジ20、20bではなく、金具側板部20
の一部を切り起こして形成してもよいが、この第1の実
施の形態の構成のようにする場合には、第1係合爪部2
3をソケット取付け金具14の幅方向一端に設けること
ができるので、爪係合凹部18の切欠深さを浅くでき
る。したがって、ソケット取付け金具14をシャーシ1
1の長手方向の端部に対して可能な限り長手方向端面側
に寄せて取付けることができる点で優れている。
【0022】前記構成のソケット取付け金具14は次の
ような手作業によりシャーシ11の長手方向の端部に取
付けられる。まず、図5に示すようにシャーシ11の爪
係合凹部18にソケット取付け金具14の第1係合爪2
3を斜めに引掛けて係合させる。こうしたシャーシ11
とソケット取付け金具14との組み合わせにより、シャ
ーシ11の端部にソケット取付け金具14を取付ける基
準となる結合関係を得ることができる。次に、前記係合
状態を保ったままで、爪係合凹部18と第1係合爪23
との係合部を回動支点として、図5中矢印に示すように
ソケット取付け金具14を回動させて、ソケット取付け
金具14をシャーシ11の端部内側に嵌まり込むように
押し込む。
【0023】そうすると、第2係合爪24がシャーシ側
板部17の筒状部に当たって、このシャーシ側板部17
をその弾性力に抗して押し開きながら前記筒状部を通過
し、その直後、シャーシ側板部17が弾性復帰するに伴
い爪係合孔19を外方に挿通してこの孔19に係合され
る。こうして、第1係合爪23と爪係合凹部18との係
合下において、第2係合爪24が爪係合孔19に係合さ
れて、ソケット取付け金具14がシャーシ11の長手方
向の端部に取付けられる。この取付け状態は図3および
図6等に示されている。
【0024】以上の取付け作業において、爪係合凹部1
8への第1係合爪23の係合は、爪係合凹部18がシャ
ーシ側板部17の端面に開放されていることから、見当
間違いをすることなく容易に係合させることができる。
その上、これら爪係合凹部18と第1係合爪23との係
合により、シャーシ11の端部に対してソケット取付け
金具14を位置決めしてシャーシ11内側への前記の押
し込み操作をすることができるので、第2係合爪24を
爪係合孔19に対して格別に位置合わせする手間を要す
ることなく、これらを前記回動を伴う押し込み操作によ
り確実に係合させることができる。
【0025】したがって、既述のように爪係合凹部18
に第1係合爪23を係合させるのに引き続いてソケット
取付け金具14を回動させるという一挙動で、シャーシ
11の端部にソケット取付け金具14を爪係合により取
付けることができるから、その作業が容易である。
【0026】しかも、シャーシ側板部17の先端部が丸
みを帯びているとともに、第2係合爪24の下端面24
aがテーパを持っているので、シャーシ側板部17を第
2係合爪24が押し開く際に、第2係合爪24がシャー
シ側板部17に引っ掛かってしまうことがなく、円滑に
前記押し開きを実現して、ソケット取付け金具14を取
付けることができる。なお、第1係合爪23は第2係合
爪24よりも長いので、シャーシ側板部17の押し開き
に拘らず、第1係合爪23と爪係合凹部18との係合が
外れてしまう恐れはない。
【0027】また、こうしたシャーシ取付け金具14の
取付後において、その取付状態をより確実に保持するた
めに、第1、第2係合爪23、24の内の少なくとも一
方を、シャーシ側板部17の外面に沿うように折り曲げ
るとよく、その際第1係合爪23を図3に示すように折
り曲げる場合には、第1係合爪23が括れ23aを有し
ていることにより、容易に折り曲げることができる。
【0028】図3〜図4に示されるように取付けられた
ソケット取付け金具14のソケット取付け部22には夫
々ソケット取付け孔22aが設けられており、この孔2
2aの縁部にランプソケット13を係合して、このソケ
ット13がソケット取付け金具14をその厚み方向に通
って取付けられている。なお、図1(A)中13aは図
示しない接触端子ばねで裏面側から付勢された口金受け
であって、それが有した一対のランプピン通孔13bに
挿入されるランプピンが前記接触端子ばねに接触される
ようになっている。さらに、図1(A)中13cはラン
プソケット13内において自己鎖錠される図示しない器
具内配線の差し込み孔である。
【0029】図1に示されるように金属板からなる反射
板15は、断面V字状をなすとともに、長手方向両端に
夫々図示しない端板を設けて、上面が開放された構造を
なしている。この反射板15は、そのV字部の先端を下
側から挿通して前記反射板取付け台26に螺合される複
数の化粧ねじ25を介して取付けられ、シャーシ11全
体を覆い隠している。反射板15の上端開口縁は天井に
当接されるようになっている。
【0030】この反射板15の長手方向両端部には一対
の図示しないソケット通孔が夫々設けられていて、これ
らの通孔を通って前記ランプソケット13が斜め下方に
突出されている。反射板15の長手方向に対応して配置
されたランプソケット13間には反射板15の傾斜面と
対向してけい光ランプ12が着脱可能に取付けられるよ
うになっている。
【0031】図7は本発明の第2の実施の形態の要部を
示している。この第2の実施の形態に係る照明器具は1
灯用のものであり、その関係でソケット取付け金具の構
成のみが前記第1の実施の形態とは異なり、それ以外の
構成は図7に図示されない部分を含めて図1〜図6に示
された前記第1の実施の形態の照明器具と同一ないしは
同様な構成である。そのため、図示されない構成につい
ては図1〜図6をもって代用するとともに、図示される
同一ないしは同様な構成部分には第1の実施の形態と同
一の符号を付して、それらの構成の説明およびそれに基
づく作用効果の説明については省略するが、これら同一
ないしは同様な構成部分についても第2の実施の形態に
係る天井直付け式逆富士形照明器具の構成の一部をなす
ものである。
【0032】この第2の実施の形態において、シャーシ
11よりも強度が大きいプレス成型品からなるソケット
取付け金具14は、シャーシ側板部17の内面に重ねら
れる一対の金具側板部20と、これら側板部20の下端
(なお、組立て状態では図7に示されるように上端)に
直角に折れ曲がって両側板部20を一体につないだ水平
状の金具ベース板部21とから、コ字状をなして形成さ
れている。第1、第2の係合爪23、24は、金具側板
部20の幅方向の両端から外方に折り曲げられて夫々突
設されている。金具ベース板部21にはソケット取付け
孔22aが設けられていて、このベース板部21はソケ
ット取付け部を兼ねている。そして、ソケット取付け孔
22aの縁部にランプソケットを係合して、このソケッ
トがソケット取付け金具14をその厚み方向に通って取
付けられるようになっている。
【0033】また、こうした1灯用のソケット取付け金
具14を設けたことに応じて図示しない反射板には、水
平な底板部の両側に斜状の側板部を夫々折り曲げるとと
もに、長手方向両端を端板で閉鎖して、上面が開放され
た構造のものが採用され、前記底板部の長手方向両端部
に開けられたソケット通孔にランプソケットが通される
ようになっている。なお、以上の点以外の構成は前記第
1の実施の形態と同じである。
【0034】したがって、この第2の実施の形態におい
ても、ソケット取付け金具14の金具側板部20に設け
た第1、第2の係合爪23、24と、シャーシ側板部1
7に設けた爪係合凹部18と爪係合孔19とによって、
第1係合爪23を爪係合凹部18に引掛けて係合させ
て、シャーシ11とソケット取付け金具14とに結合関
係を持たせた状態で、この係合部を回動支点としてソケ
ット取付け金具14をシャーシ11の内側に嵌まり込む
ように回動させることにより、第2係合爪24を爪係合
孔19に係合させて、ソケット取付け金具14をシャー
シ11に取付けることができる。したがって、この第2
の実施の形態においても、前記第1の実施の形態と同様
の作用を得て、本発明の課題を解決できるものである。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0036】請求項1の発明によれば、シャーシの端部
にソケット取付け金具を取付けるのに、シャーシの爪係
合凹部へのソケット取付け金具の第1係合爪の係合に引
き続いてソケット取付け金具を回動させることにより、
シャーシの爪係合孔にソケット取付け金具の第2係合爪
を係合させてソケット取付金具をシャーシに取付けるこ
とができるから、その取付け操作が一挙動で済むととも
に目見当での位置合わせが不要であり、したがって、シ
ャーシの端部に対するソケット取付け金具の取付け作業
性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る天井
直付け式逆富士形照明器具の構成を器具中央部側から器
具の端部方向を見て示す断面図。(B)は第1の実施の
形態に係る照明器具の構成を器具端面側から器具中央部
方向を見て示す断面図。
【図2】(A)は第1の実施の形態に係る照明器具が備
えるシャーシの端部の構造を示す側面図。(B)は第1
の実施の形態に係る照明器具が備えるシャーシの端部の
構造を示す下面図。
【図3】第1の実施の形態に係る照明器具が備えるシャ
ーシとソケット取付け金具との組立て完了状態を一部断
面して示す平面図。
【図4】第1の実施の形態に係る照明器具が備えるシャ
ーシの端部とそこに取付けられるソケット取付け金具と
を分解して示す斜視図。
【図5】第1の実施の形態に係る照明器具が備えるシャ
ーシの端部へのソケット取付け金具の取付け方を示す斜
視図。
【図6】第1の実施の形態に係る照明器具が備えるシャ
ーシとソケット取付け金具との組立て完了状態を示す斜
視図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る照明器具が備
えるシャーシの端部とそこに取付けられるソケット取付
け金具とを分解して示す斜視図。
【図8】従来例に係る照明器具が備えるシャーシの端部
とそこに取付けられるソケット取付け金具とを分解して
示す斜視図。
【図9】(A)は従来例に係る照明器具が備えるシャー
シの端部にソケット取付け金具が取付けられた状態を示
す側面図。(B)は図9(A)中矢印Z方向から見て示
す図。
【符号の説明】
11…シャーシ、 13…ランプソケット、 14…ソケット取付け金具、 15…反射板、 17…シャーシ側板部、 18…爪係合凹部、 19…爪係合孔、 20…金具側板部、 21…金具ベース板部、 23…第1係合爪、 24…第2係合爪。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシベース板部の両側に相対向するシ
    ャーシ側板部が夫々折り曲げられたシャーシと、このシ
    ャーシの長手方向両端部に夫々取付けられるソケット取
    付け金具とを具備し、前記取付け金具が、前記シャーシ
    側板部の内面に重ねられる一対の金具側板部、およびこ
    れら側板部を一体に連続させる金具べース板部を有し、
    前記金具側板部を前記シャーシ側板部に夫々爪係合させ
    て、前記ソケット取付け金具を前記シャーシに取付けた
    照明器具において、 前記シャーシ側板部の長手方向両端部に、その端面に開
    放される爪係合凹部を夫々設けるとともに、この凹部よ
    りも前記シャーシ側板部の長手方向中央部側に位置して
    スリット状の爪係合孔を夫々設け、 前記金具側板部に、前記爪係合凹部に係合される第1係
    合爪を夫々設けるとともに、前記爪係合孔に係合される
    第2係合爪を夫々設け、 前記第1係合爪を前記爪係合凹部に係合させた状態で、
    この係合部を支点として前記ソケット取付け金具を前記
    シャーシの内側に回動させることにより、前記第2係合
    爪を前記爪係合孔に係合させて、前記ソケット取付け金
    具を前記シャーシに取付けることを特徴とする照明器
    具。
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