JP3879145B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、直管形けい光ランプを支持するランプソケットが取付けられるソケット取付け金具を、シャーシの長手方向両端部に夫々爪係合により取付けるようにした照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば天井直付け式逆富士形照明器具等のシャーシの長手方向両端部には夫々ソケット取付け金具が取付けられており、その組立てにおいて爪係合によりソケット取付け金具をシャーシに取付ける構造は、ソケット取付け金具を固定する部品等を必要としない点で優れており、そうしたソケット取付け金具の取付け構造の従来例が図8および図9に示されている。
【0003】
これらの図中1は、シャーシであって、そのシャーシベース板部1aの両側に相対向するシャーシ側板部1bを折り曲げてなる。このシャーシ1の長手方向の端部において側板部1bには、スリット状をなして上下方向に延びる一対の爪係合孔2、3が夫々形成されている。
【0004】
また、図8および図9中4はソケット取付け金具である。この金具4は、相対向する一対の金具側板部5、およびこれら側板部5を一体に連続させる金具べース板部6を有しており、例えば金具ベース板部6にはランプソケット7が取付けられるようになっている。さらに、両金具側板部5の先端部にはその幅方向両端から外向きに突出する一対の係合爪8、9が夫々折り曲げられている。
【0005】
このソケット取付け金具4はシャーシ1の端部に手作業により配置される。この取付け作業は、図8等に示されるようにシャーシ1の端部上にソケット取付け金具4を位置させ、目見当で合計4か所の爪係合孔2、3に対して4つの係合爪8、9を夫々位置合わせしながら、金具側板部5の先端側がシャーシ側板部1bの内面に重なるようにソケット取付け金具4をシャーシ1の端部の内側に押し込む(図8中矢印は押し込み方向を示している。)ことにより行われる。
【0006】
それにより、係合爪8、9が、シャーシ側板部1bを弾性変形させながらシャーシ側板部1bの上縁部を乗越え、その直後に、対応する爪係合孔2、3を外側に通ってこれらに夫々係合され、したがって、シャーシ1の端部にソケット取付け金具4が取付けられる。
【0007】
また、こうした後に、爪係合孔2、3を貫通した係合爪8、9が、夫々かしめ加工によりシャーシ側板部1bの外面に沿うように折り曲げられて、ソケット取付け金具4が外れないように固定される(図9参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように従来のものは、シャーシ1の端部内側にソケット取付け金具4を押し込む際に、これら両者が何等の結合関係を持っていないので、組立てにあたってシャーシ1の合計4か所の爪係合孔2、3とソケット取付け金具4の4つの係合爪8、9とを、夫々目見当で位置合わすることを余儀なくされている。そのため、シャーシ1の端部へのソケット取付け金具4の取付けに手間が掛かり易いという問題がある。
【0009】
したがって、本発明が解決しようとする課題は、シャーシへのソケット取付け金具の取付け作業性を向上できるようにした照明器具を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シャーシベース板部の両側に相対向するシャーシ側板部が夫々折り曲げられたシャーシと、このシャーシの長手方向両端部に夫々取付けられるソケット取付け金具とを具備し、前記取付け金具が、前記シャーシ側板部の内面に重ねられる一対の金具側板部、およびこれら側板部を一体に連続させる金具べース板部を有し、前記金具側板部を前記シャーシ側板部に夫々爪係合させて、前記ソケット取付け金具を前記シャーシに取付けた照明器具を前提とする。
【0011】
そして、前記課題を解決するために、請求項1の発明は、前記シャーシ側板部の長手方向両端部に、その端面に開放される爪係合凹部を夫々設けるとともに、この凹部よりも前記シャーシ側板部の長手方向中央部側に位置してスリット状の爪係合孔を夫々設け、前記金具側板部に、前記爪係合凹部に係合される第1係合爪を夫々前記金具側板部の外面に突出させて設けるとともに、前記爪係合孔に係合される第2係合爪を夫々前記金具側板部の外面に突出させて設け、前記第1係合爪を、平板状に形成して前記金具側板部に対して直角に折り曲げて前記第2係合爪よりも長く突出させ、かつ、前記第2係合爪の下端面が先端に向かうに従い次第に上向きとなるテーパを有しており、前記第1係合爪を前記爪係合凹部に係合させた状態で、この係合部を支点として前記ソケット取付け金具を前記シャーシの内側に回動させることにより、前記第2係合爪を前記爪係合孔に係合させて、前記ソケット取付け金具を前記シャーシに取付けることを特徴とするものである。
【0012】
請求項1の発明において、爪係合凹部とこれに引掛けて係合される第1係合爪とは、互いの係合により、シャーシの端部にソケット取付け金具を取付ける基準となる結合関係をシャーシとソケット取付け金具との両者に持たせて、ソケット取付け金具をシャーシの端部内側に押し込む作業を、爪係合凹部と第1係合爪との係合部を支点として行わせることができる。
【0013】
それにより、第2係合爪を爪係合孔に対して格別に位置合わせする手間を要することなく、これらを確実に係合させることができる。しかも、前記爪係合凹部への第1係合爪の係合は、爪係合凹部がシャーシ側板部の端面に開放されていることから、見当間違いもなく容易に引掛けて係合させることができる。更に、シャーシ側板部を第2係合爪が押し開く際に、第2係合爪がシャーシ側板部に引っ掛かってしまうことがなく、円滑に前記押し開きを実現できるとともに、シャーシ側板部の押し開きに拘らず、第2係合爪よりも長い第1係合爪と爪係合凹部との係合が外れてしまう恐れがない。したがって、シャーシの端部にソケット取付け金具を取付ける作業を、以上のように爪係合凹部に第1係合爪を係合させるのに引き続いてソケット取付け金具を回動させるという一挙動で行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図6を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1(A)(B)は第1の実施形態に係る天井直付け式逆富士形照明器具全体の構成を示す断面図であって、この図に示されるようにこの照明器具は、シャーシ11と、2本の直管形けい光ランプ12を支持する偶数個のランプソケット13と、これらソケット13が固定される2個の2灯用ソケット取付け金具14(一方のみ図示)と、反射板15等を備えている。
【0015】
板金製のシャーシ11は、水平状のシャーシベース板部16の両側縁に下向きに突出するシャーシ側板部17を夫々略直角に折り曲げて、下面が開放された断面略コ字形をなす樋状に形成されている。このシャーシ11は、シャーシベース板部16を下方から挿通して天井に螺合される図示しないねじを介して天井に直付けされる。図1中16aはシャーシベース板部16の複数箇所を上側に膨出させて形成されたスペーサ凸部であって、これらの先端が天井に当接されるようになっている。シャーシべース板部16の下面には、複数の反射板取付け台26(一方のみ図示)、およびいずれも図示しないが放電灯安定器等の点灯装置、端子台などが夫々取付けられている。
【0016】
シャーシ側板部17の先端側は筒状をなして内側に折り返されており、したがって、シャーシ側板部17の先端は丸みを帯びて形成されている。図2〜図6に示されるようにシャーシ11におけるシャーシ側板部17には、その端面に開放される爪係合凹部18が夫々設けられているとともに、この凹部18よりもシャーシ側板部17の長手方向中央部側に位置して爪係合孔19が夫々設けられている。これら爪係合凹部18および爪係合孔19はいずれもシャーシ側板部17の筒状部を避けてシャーシべース板部16側の平板部分に形成されている。シャーシ11の幅方向に相対向する爪係合凹部18はコの字形状の切り欠きからなる。同様にシャーシ11の幅方向に相対向する爪係合孔19は上下方向に延びるスリットからなる。
【0017】
シャーシ11の長手方向両端部には夫々金属製のソケット取付け金具14が、後述のようにねじなどの固定具を用いたり、溶接止めによることなく爪係合により取付けられている。図1、図3〜図6に示されるようにソケット取付け金具14は、シャーシ側板部17の内面に重ねられる一対の金具側板部20と、これら側板部20を一体に連続させる金具べース板部21と、ソケット取付け部22とから形成された一体のプレス成型品である。このソケット取付け金具14を構成する板金の厚みはシャーシ11を構成する板金の厚みよりも大きく、したがって、シャーシ11よりも強度が大きく変形しずらくなっている。
【0018】
両金具側板部20はシャーシ側板部17よりも長く上下方向に延びる板部である。これら側板部20の上端に直角に折れ曲がって両側板部20を一体につないだ金具ベース板部21は、水平状に設けられていて、両側板部20とともにコ字状の主部をなしている。ソケット取付け部22は、金具側板部20の下端から外方であって、かつ、斜め上方に向けて一体に折り曲げられている。
【0019】
ソケット取付け金具14の両金具側板部20の幅方向両側縁には、補強のためのフランジ20a、20bが外面に突出して直角に折り曲げられている。さらに、両側板部20にはその外面に夫々突出する第1係合爪23と第2係合爪24とが設けられている。第1係合爪23の方が第2係合爪24よりも長く突出されている。
【0020】
第1係合爪23は、シャーシ11にソケット取付け金具14を取付けた際にシャーシ11の長手方向の端面部に位置される一方のフランジ20aの下端部から一体に突設されている。この第1係合爪23の突出基部は括れており(符号23aで括れを示す。)、それによって折り曲げが容易にできるようにしてある。第2係合爪24は、シャーシ11にソケット取付け金具14を取付けた際に前記第1係合爪23よりもシャーシ11の中央部側に位置される他方のフランジ20bの下端部から一体に突設されている。この第2係合爪24の下端面24aは先端に向かうに従い次第に上向きとなるテーパを有している。
【0021】
なお、本発明において両係合爪23、24は前記フランジ20、20bではなく、金具側板部20の一部を切り起こして形成してもよいが、この第1の実施の形態の構成のようにする場合には、第1係合爪23をソケット取付け金具14の幅方向一端に設けることができるので、爪係合凹部18の切欠深さを浅くできる。したがって、ソケット取付け金具14をシャーシ11の長手方向の端部に対して可能な限り長手方向端面側に寄せて取付けることができる点で優れている。
【0022】
前記構成のソケット取付け金具14は次のような手作業によりシャーシ11の長手方向の端部に取付けられる。まず、図5に示すようにシャーシ11の爪係合凹部18にソケット取付け金具14の第1係合爪23を斜めに引掛けて係合させる。こうしたシャーシ11とソケット取付け金具14との組み合わせにより、シャーシ11の端部にソケット取付け金具14を取付ける基準となる結合関係を得ることができる。次に、前記係合状態を保ったままで、爪係合凹部18と第1係合爪23との係合部を回動支点として、図5中矢印に示すようにソケット取付け金具14を回動させて、ソケット取付け金具14をシャーシ11の端部内側に嵌まり込むように押し込む。
【0023】
そうすると、第2係合爪24がシャーシ側板部17の筒状部に当たって、このシャーシ側板部17をその弾性力に抗して押し開きながら前記筒状部を通過し、その直後、シャーシ側板部17が弾性復帰するに伴い爪係合孔19を外方に挿通してこの孔19に係合される。こうして、第1係合爪23と爪係合凹部18との係合下において、第2係合爪24が爪係合孔19に係合されて、ソケット取付け金具14がシャーシ11の長手方向の端部に取付けられる。この取付け状態は図3および図6等に示されている。
【0024】
以上の取付け作業において、爪係合凹部18への第1係合爪23の係合は、爪係合凹部18がシャーシ側板部17の端面に開放されていることから、見当間違いをすることなく容易に係合させることができる。その上、これら爪係合凹部18と第1係合爪23との係合により、シャーシ11の端部に対してソケット取付け金具14を位置決めしてシャーシ11内側への前記の押し込み操作をすることができるので、第2係合爪24を爪係合孔19に対して格別に位置合わせする手間を要することなく、これらを前記回動を伴う押し込み操作により確実に係合させることができる。
【0025】
したがって、既述のように爪係合凹部18に第1係合爪23を係合させるのに引き続いてソケット取付け金具14を回動させるという一挙動で、シャーシ11の端部にソケット取付け金具14を爪係合により取付けることができるから、その作業が容易である。
【0026】
しかも、シャーシ側板部17の先端部が丸みを帯びているとともに、第2係合爪24の下端面24aがテーパを持っているので、シャーシ側板部17を第2係合爪24が押し開く際に、第2係合爪24がシャーシ側板部17に引っ掛かってしまうことがなく、円滑に前記押し開きを実現して、ソケット取付け金具14を取付けることができる。なお、第1係合爪23は第2係合爪24よりも長いので、シャーシ側板部17の押し開きに拘らず、第1係合爪23と爪係合凹部18との係合が外れてしまう恐れはない。
【0027】
また、こうしたシャーシ取付け金具14の取付後において、その取付状態をより確実に保持するために、第1、第2係合爪23、24の内の少なくとも一方を、シャーシ側板部17の外面に沿うように折り曲げるとよく、その際第1係合爪23を図3に示すように折り曲げる場合には、第1係合爪23が括れ23aを有していることにより、容易に折り曲げることができる。
【0028】
図3〜図4に示されるように取付けられたソケット取付け金具14のソケット取付け部22には夫々ソケット取付け孔22aが設けられており、この孔22aの縁部にランプソケット13を係合して、このソケット13がソケット取付け金具14をその厚み方向に通って取付けられている。なお、図1(A)中13aは図示しない接触端子ばねで裏面側から付勢された口金受けであって、それが有した一対のランプピン通孔13bに挿入されるランプピンが前記接触端子ばねに接触されるようになっている。さらに、図1(A)中13cはランプソケット13内において自己鎖錠される図示しない器具内配線の差し込み孔である。
【0029】
図1に示されるように金属板からなる反射板15は、断面V字状をなすとともに、長手方向両端に夫々図示しない端板を設けて、上面が開放された構造をなしている。この反射板15は、そのV字部の先端を下側から挿通して前記反射板取付け台26に螺合される複数の化粧ねじ25を介して取付けられ、シャーシ11全体を覆い隠している。反射板15の上端開口縁は天井に当接されるようになっている。
【0030】
この反射板15の長手方向両端部には一対の図示しないソケット通孔が夫々設けられていて、これらの通孔を通って前記ランプソケット13が斜め下方に突出されている。反射板15の長手方向に対応して配置されたランプソケット13間には反射板15の傾斜面と対向してけい光ランプ12が着脱可能に取付けられるようになっている。
【0031】
図7は本発明の第2の実施の形態の要部を示している。この第2の実施の形態に係る照明器具は1灯用のものであり、その関係でソケット取付け金具の構成のみが前記第1の実施の形態とは異なり、それ以外の構成は図7に図示されない部分を含めて図1〜図6に示された前記第1の実施の形態の照明器具と同一ないしは同様な構成である。そのため、図示されない構成については図1〜図6をもって代用するとともに、図示される同一ないしは同様な構成部分には第1の実施の形態と同一の符号を付して、それらの構成の説明およびそれに基づく作用効果の説明については省略するが、これら同一ないしは同様な構成部分についても第2の実施の形態に係る天井直付け式逆富士形照明器具の構成の一部をなすものである。
【0032】
この第2の実施の形態において、シャーシ11よりも強度が大きいプレス成型品からなるソケット取付け金具14は、シャーシ側板部17の内面に重ねられる一対の金具側板部20と、これら側板部20の下端(なお、組立て状態では図7に示されるように上端)に直角に折れ曲がって両側板部20を一体につないだ水平状の金具ベース板部21とから、コ字状をなして形成されている。第1、第2の係合爪23、24は、金具側板部20の幅方向の両端から外方に折り曲げられて夫々突設されている。金具ベース板部21にはソケット取付け孔22aが設けられていて、このベース板部21はソケット取付け部を兼ねている。そして、ソケット取付け孔22aの縁部にランプソケットを係合して、このソケットがソケット取付け金具14をその厚み方向に通って取付けられるようになっている。
【0033】
また、こうした1灯用のソケット取付け金具14を設けたことに応じて図示しない反射板には、水平な底板部の両側に斜状の側板部を夫々折り曲げるとともに、長手方向両端を端板で閉鎖して、上面が開放された構造のものが採用され、前記底板部の長手方向両端部に開けられたソケット通孔にランプソケットが通されるようになっている。なお、以上の点以外の構成は前記第1の実施の形態と同じである。
【0034】
したがって、この第2の実施の形態においても、ソケット取付け金具14の金具側板部20に設けた第1、第2の係合爪23、24と、シャーシ側板部17に設けた爪係合凹部18と爪係合孔19とによって、第1係合爪23を爪係合凹部18に引掛けて係合させて、シャーシ11とソケット取付け金具14とに結合関係を持たせた状態で、この係合部を回動支点としてソケット取付け金具14をシャーシ11の内側に嵌まり込むように回動させることにより、第2係合爪24を爪係合孔19に係合させて、ソケット取付け金具14をシャーシ11に取付けることができる。したがって、この第2の実施の形態においても、前記第1の実施の形態と同様の作用を得て、本発明の課題を解決できるものである。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0036】
請求項1の発明によれば、シャーシの端部にソケット取付け金具を取付けるのに、シャーシの爪係合凹部へのソケット取付け金具の第1係合爪の係合に引き続いてソケット取付け金具を回動させることにより、シャーシの爪係合孔にソケット取付け金具の第2係合爪を係合させてソケット取付金具をシャーシに取付けることができるから、その取付け操作が一挙動で済むとともに目見当での位置合わせが不要である。しかも、シャーシ側板部を第2係合爪が押し開く際に、第2係合爪がシャーシ側板部に引っ掛かってしまうことがなく、円滑に前記押し開きを実現できるとともに、シャーシ側板部の押し開きに拘らず、第2係合爪よりも長い第1係合爪と爪係合凹部との係合が外れてしまう恐れがない。したがって、シャーシの端部に対するソケット取付け金具の取付け作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係る天井直付け式逆富士形照明器具の構成を器具中央部側から器具の端部方向を見て示す断面図。
(B)は第1の実施の形態に係る照明器具の構成を器具端面側から器具中央部方向を見て示す断面図。
【図2】(A)は第1の実施の形態に係る照明器具が備えるシャーシの端部の構造を示す側面図。
(B)は第1の実施の形態に係る照明器具が備えるシャーシの端部の構造を示す下面図。
【図3】第1の実施の形態に係る照明器具が備えるシャーシとソケット取付け金具との組立て完了状態を一部断面して示す平面図。
【図4】第1の実施の形態に係る照明器具が備えるシャーシの端部とそこに取付けられるソケット取付け金具とを分解して示す斜視図。
【図5】第1の実施の形態に係る照明器具が備えるシャーシの端部へのソケット取付け金具の取付け方を示す斜視図。
【図6】第1の実施の形態に係る照明器具が備えるシャーシとソケット取付け金具との組立て完了状態を示す斜視図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る照明器具が備えるシャーシの端部とそこに取付けられるソケット取付け金具とを分解して示す斜視図。
【図8】従来例に係る照明器具が備えるシャーシの端部とそこに取付けられるソケット取付け金具とを分解して示す斜視図。
【図9】(A)は従来例に係る照明器具が備えるシャーシの端部にソケット取付け金具が取付けられた状態を示す側面図。
(B)は図9(A)中矢印Z方向から見て示す図。
【符号の説明】
11…シャーシ、
13…ランプソケット、
14…ソケット取付け金具、
15…反射板、
17…シャーシ側板部、
18…爪係合凹部、
19…爪係合孔、
20…金具側板部、
21…金具ベース板部、
23…第1係合爪、
24…第2係合爪。

Claims (1)

  1. シャーシベース板部の両側に相対向するシャーシ側板部が夫々折り曲げられたシャーシと、このシャーシの長手方向両端部に夫々取付けられるソケット取付け金具とを具備し、前記取付け金具が、前記シャーシ側板部の内面に重ねられる一対の金具側板部、およびこれら側板部を一体に連続させる金具べース板部を有し、前記金具側板部を前記シャーシ側板部に夫々爪係合させて、前記ソケット取付け金具を前記シャーシに取付けた照明器具において、
    前記シャーシ側板部の長手方向両端部に、その端面に開放される爪係合凹部を夫々設けるとともに、この凹部よりも前記シャーシ側板部の長手方向中央部側に位置してスリット状の爪係合孔を夫々設け、
    前記金具側板部に、前記爪係合凹部に係合される第1係合爪を夫々前記金具側板部の外面に突出させて設けるとともに、前記爪係合孔に係合される第2係合爪を夫々前記金具側板部の外面に突出させて設け、前記第1係合爪を、平板状に形成して前記金具側板部に対して直角に折り曲げて前記第2係合爪よりも長く突出させ、かつ、前記第2係合爪の下端面が先端に向かうに従い次第に上向きとなるテーパを有しており、
    前記第1係合爪を前記爪係合凹部に係合させた状態で、この係合部を支点として前記ソケット取付け金具を前記シャーシの内側に回動させることにより、前記第2係合爪を前記爪係合孔に係合させて、前記ソケット取付け金具を前記シャーシに取付けることを特徴とする照明器具。
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