JP2581632Y2 - 間仕切壁 - Google Patents

間仕切壁

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JP2581632Y2
JP2581632Y2 JP1137792U JP1137792U JP2581632Y2 JP 2581632 Y2 JP2581632 Y2 JP 2581632Y2 JP 1137792 U JP1137792 U JP 1137792U JP 1137792 U JP1137792 U JP 1137792U JP 2581632 Y2 JP2581632 Y2 JP 2581632Y2
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JP
Japan
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frame
floor
ceiling
pair
partition wall
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JP1137792U
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JPH0573119U (ja
Inventor
邦和 藤田
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建築物の部屋の間に
設ける間仕切壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、従来例の間仕切壁1
10は、木枠101の両面に石膏ボード102を貼着し
てなる壁パネル103を複数枚準備し、これらの壁パネ
ル103を並設したものであった。各壁パネル103
は、建築物の床部104および天井部105に木枠10
1の上下部を固定していた。隣接する壁パネル103同
士は、木枠101の側部を互いに固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来例の間仕切壁11
0では、壁パネル103の木枠101の各部を固定する
に当たって縫い釘107を用いていたので、作業が煩雑
なことに加え位置決めが困難であった。しかも、壁パネ
ル103は重量物であるため移動や起立させる作業が大
掛かりで、施工が困難であった。また、壁パネル103
は内部が空洞であるため遮音性が低く、隣室の音声が透
過し易かった。
【0004】この考案の目的は、施工が容易で遮音効果
の高い間仕切壁を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の間仕切壁は、
一対のハーフパネルと天井固定具および床固定具とから
なる。ハーフパネルは、枠体の一面に面材を貼りこの面
材の内側面に発泡樹脂層を設けている。天井固定具およ
び床固定具は、発泡樹脂層を対面させてかつ互いの間に
空気層を介した状態で一対のハーフパネルの枠体の上下
部を各々保持するとともに、天井および床に固定してい
る。
【0006】
【作用】この考案の間仕切壁は、枠体の一面に面材を貼
りこの面材の内側面に発泡樹脂層を設けた一対のハーフ
パネルと、この一対のハーフパネルの発泡樹脂層を対面
させた状態で枠体の上下部を各々保持するとともに天井
および床に固定した天井固定具および床固定具とを設け
たため、一対のハーフパネルを天井および床に固定する
に当たって縫い釘を用いる必要がない。また、発泡樹脂
層により吸音性が向上すると共に、ハーフパネル間に形
成した空気層によっても遮音性が向上する。
【0007】
【実施例】この考案の一実施例の間仕切壁について図1
ないし図3に基づいて説明する。図1に示すように、間
仕切壁10は、枠体1の一面に面材2を貼りこの面材2
の内側面に発泡樹脂層4を設けた一対のハーフパネル5
と、一対のハーフパネル5の発泡樹脂層4を対面させ
かつ互いの間に空気層を介した状態で枠体1の上下部を
各々保持するとともに天井パネルの枠材6および床面7
に固定した天井固定具8および床固定具9とからなるも
のである。
【0008】図1および図2に示すように、天井固定具
8は、溝形鋼からなる溝形レール11と、鋼板を略U字
形状に屈曲形成したクリップ12と、溝形鋼を短く切断
して得たコ字形金具13とからなる。クリップ12は、
溝形レール11の両フランジの間に嵌入した固定部12
aと、両側に突出した突起部12b,12cとを有す
る。床固定具9は、溝形鋼である溝形ランナ14とクリ
ップ15とからなる。クリップ15は、溝形ランナ14
の両フランジ間の中央に固定した固定部15aと、両側
に突出した突起部15b,15cとを有する。
【0009】図1および図3に示すように、枠体1は、
スリット1aを有するリップ溝形鋼を枠組したものであ
る。面材2は、石膏ボードからなる化粧板で枠体1にビ
ス止めされている。面材2の上下の端面は、枠体1の上
下の端面より内側に位置する。発泡樹脂層4は、発泡フ
ェノールを堆積し硬化したものであり、面材2の内側面
に釘打用の木板3を当接させた状態でこれを固定してい
る。木板3は、枠体1が位置する場所以外でも面材2に
釘打ちが行えるように設けている。一対のハーフパネル
5は、それぞれ枠体1の上部を溝形金具13の両フラン
ジの間に嵌入した状態で枠体1の上部のスリット1aを
突起部12b,12cに各々掛止するとともに、枠体1
の下部を溝形ランナ14の両フランジの間に嵌入した状
態で枠体1の下部のスリット1aを突起部15b,15
cに各々掛止している。
【0010】施工する際には、先ずクリップ12を固定
した溝形レール11のウェブを天井パネルの枠材6の下
面にビス止めするとともに、溝形ランナ14のウェブを
床面7にビス止めすることによって、クリップ12を固
定した溝形レール11および床固定具9を互いにクリッ
プ12およびクリップ15の先端を向かい合わせた状態
で並設する。次いで、一のハーフパネル5の枠体1の下
部を溝形ランナ14の内周部に嵌入し、枠体1の上下部
のスリット1aを各々クリップ12,15の突起部12
b,15bに掛止して、一のハーフパネル5を位置決め
する。他のハーフパネル5の枠体1の下部を溝形ランナ
14の内周部に嵌入し、枠体1の上下部のスリット1a
を各々クリップ12,15の突起部12c,15cに掛
止して、他のハーフパネル5を位置決めする。この状態
で各ハーフパネル5の配置等の微調整をした後、コ字形
金具13のウェブを天井パネルの枠材6の上面にビス止
めするとともに、コ字形金具13の両フランジを一対の
ハーフパネル5の枠体1の上部に外嵌しビス止めするこ
とによって、一対のハーフパネル5を固定する。
【0011】このように、一対のハーフパネル5を位置
決めした後に縫い釘を用いることなく固定できるので、
施工が迅速にかつ精度良く行える。しかも、各ハーフパ
ネル5を個別に移動したり起立させることができるの
で、少人数でも容易に施工することができる。また、発
泡樹脂層4により吸音性が向上すると共に、ハーフパネ
ル5間に形成した空気層20によっても遮音性が向上
隣室の音声等を効果的に遮音することができる。
【0012】
【考案の効果】この考案の間仕切壁は、枠体の一面に面
材を貼りこの面材の内側面に発泡樹脂層を設けた一対の
ハーフパネルと、この一対のハーフパネルの発泡樹脂層
を対面させた状態で枠体の上下部を各々保持するととも
に天井および床に固定した天井固定具および床固定具と
を設けたため、一対のハーフパネルを天井および床に縫
い釘を用いることなく固定できるので、施工が迅速にか
つ精度良く行える。しかも、各ハーフパネルを個別に移
動したり起立させることができるので、少人数でも容易
に施工することができる。また、発泡樹脂層により吸音
性が向上すると共に、ハーフパネル間に形成した空気層
によっても遮音性が向上し隣室の音声等を効果的に遮音
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の間仕切壁を建築物に固定
した状態を示す断面図。
【図2】(a)はコ字形金具の斜視図、(b)は溝形レ
ールにクリップを取付けた状態を示す斜視図、(c)は
床固定具の斜視図。
【図3】一対のハーフパネルの斜視図。
【図4】(a)は従来例の間仕切壁を建築物に固定した
状態を示す縦断面図、(b)はその水平断面図。
【符号の説明】
1 枠体 2 面材 4 発泡樹脂層 5 ハーフパネル 6 天井パネルの枠材 7 床面 8 天井固定具 9 床固定具20 空気層

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体の一面に面材を貼りこの面材の内側
    面に発泡樹脂層を設けた一対のハーフパネルと、この一
    対のハーフパネルの前記発泡樹脂層を対面させてかつ互
    いの間に空気層を介した状態で前記枠体の上下部を各々
    保持するとともに天井および床に固定した天井固定具お
    よび床固定具とを備えた間仕切壁。
JP1137792U 1992-03-06 1992-03-06 間仕切壁 Expired - Lifetime JP2581632Y2 (ja)

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JP1137792U JP2581632Y2 (ja) 1992-03-06 1992-03-06 間仕切壁

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JP1137792U JP2581632Y2 (ja) 1992-03-06 1992-03-06 間仕切壁

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JPH0573119U JPH0573119U (ja) 1993-10-05
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ID=11776328

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0835271A (ja) * 1994-07-25 1996-02-06 Natl House Ind Co Ltd 間仕切り壁

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JPH0573119U (ja) 1993-10-05

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