JP2581432Y2 - メモリカード着脱装置及びそれを用いた電子スチルカメラ - Google Patents

メモリカード着脱装置及びそれを用いた電子スチルカメラ

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JP2581432Y2 JP1992014925U JP1492592U JP2581432Y2 JP 2581432 Y2 JP2581432 Y2 JP 2581432Y2 JP 1992014925 U JP1992014925 U JP 1992014925U JP 1492592 U JP1492592 U JP 1492592U JP 2581432 Y2 JP2581432 Y2 JP 2581432Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、たとえば、電子スチル
カメラ,ノート型パーソナルコンピュータ等のパーソナ
ル機器に多様な機能を付加・活用する目的で、メモリカ
ードを簡便に着脱自在に取り付けるためのメモリカード
着脱装置及びそれを用いた電子スチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ記録媒体として携帯に便利
なメモリカードが普及している。このメモリカードは電
子スチルカメラ等のディジタル画像記憶装置にも用いら
れ、本体に装着して画像データ等の読み出しおよび書き
込み等を行っている。
【0003】図7は、従来の電子スチルカメラと上記メ
モリカードを示した斜視図であり、該メモリカードをカ
メラ本体のメモリカード着脱装置(以下、第1のメモリ
カード着脱装置という)に装着する様子を示している。
【0004】この電子スチルカメラは、カメラ本体10
1の一側方に撮影レンズ102と接眼部103とを有す
る撮影光学系を具備しており、上記撮影レンズの上方に
は測光受光部105が、また、カメラ本体前方の他側方
にはストロボ発光窓104が配設されている。さらに、
カメラ本体上面の一側方寄りにはシャッターボタン10
9が配設されている。
【0005】また、カメラ本体101の他側面前方寄り
にはビデオ出力等の外部出力端子が配設され、さらに後
方寄りには、メモリカード挿入口106が開口されてお
り、メモリカード110を挿入してカメラ本体101内
に装着するようになっている。また、上記メモリカード
挿入口106の近傍には、イジェクトボタン107が配
設されていて、このイジェクトボタン107を押圧する
と、カメラ本体101内の図示しない機構により作動さ
れ、一度装着された上記メモリカード110が上記メモ
リカード挿入口106より一部突出するように付勢され
るようになっている。
【0006】さらに、実開平3−78360号公報に
は、イジェクトボタンの押圧操作のみでICカードを挿
抜できるICカード装着装置が開示されている。このI
Cカード装着装置も基本的には上述した電子スチルカメ
ラにおけるメモリカードの着脱装置と同等な機能を有す
るものである。
【0007】一方、特開昭62−137689号公報に
は、回動して開閉する蓋部の裏面に設けられ該蓋部と共
に回動開閉するホルダー部にメモリカードを挿入し、該
蓋部の閉時に該メモリカードの下面に設けられた凹部接
点と、カメラ本体側の、上記凹部接点と対向する位置に
設けられた凸部接点とが接合するように装着されるメモ
リカード着脱装置が開示されている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した電
子スチルカメラの第1のメモリカードの着脱装置の場
合、メモリカード110をカメラ本体101に装着、あ
るいは同カメラ本体101より抜脱する際には共に数k
gの力が必要となり、操作者に対して過大な負担を掛け
ている。これに対しては、上記イジェクトボタン107
を含む抜脱機構のてこ比を大きくすることで、抜脱時に
必要な力を抑えることができるが、カメラ本体が大型化
するといった不都合が生じる。また、装着時に関しては
力を抑えることが難しく約4kgの押圧力が必要とな
る。
【0009】一方、上記イジェクトボタン107がカメ
ラ本体101の筐体より突出しているため美観を損ねて
いるといった問題点も生じている。
【0010】さらに、上記メモリカード挿入口106が
空間に対して大きく開口しているために、美観を損ねて
いるだけでなく、この開口よりごみ,水分等が進入しカ
メラ自体に悪影響を及ぼしていることも見逃せない。
【0011】また、上記実開平3−78360号公報に
おけるICカード装着装置も、上述した問題点を抱えて
いることには変わりない。
【0012】さらに、上記特開昭62−137689号
公報に開示されている技術手段は、蓋部の閉時に上記メ
モリカードの凹部接点とカメラ本体側の凸部接点部があ
る角度を有して接合するので、この接合部に無理な力が
加わり、確実な接合が得られにくいだけでなく、場合に
よっては上記凸部接点が破損してしまうといった不具合
が生じていた。
【0013】本考案はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、上記問題点を解消し、利便性に優れ、屋外で
使用する携帯機器に適用した場合にゴミや水分等が侵入
して機器に悪影響を及ぼすおそれを最小限に抑えること
ができるメモリカード着脱装置を提供するとともに、利
便性に優れ、屋外で使用する場合にゴミや水分等が侵入
して機器に悪影響を及ぼすおそれを最小限に抑えること
ができ、さらに、メモリカードの着脱をより小さな力で
且つ確実に行うことができ、この着脱にかかわる突起操
作ボタン及び開口部を必要としない電子スチルカメラを
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案によるメモリカード着脱装置は、入出力端子
を有するメモリカードを所定の位置に保持可能なカード
ホルダーと、上記カードホルダーと係合する係合部を有
する蓋部材と、上記蓋部材を開放方向に付勢する弾性部
材と、上記弾性部材の付勢力により開放しないように上
記蓋部材を係止するロック体と、を具備し、上記蓋部材
は、開放角度が異なる2段階の開放状態を有してなるこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】本考案による電子スチルカメラは、入出力端子
を有するメモリカードを所定の位置に保持可能なカード
ホルダーと、上記カードホルダーと係合する係合部を有
する蓋部材と、上記蓋部材を開放方向に付勢する弾性部
材と、上記弾性部材の付勢力により開放しないように上
記蓋部材を係止するロック体と、を有するメモリカード
着脱装置を具備し、上記蓋部材は、開放角度が異なる2
段階の開放状態を有してなることを特徴とする。 また、
本考案による他の電子スチルカメラは、入出力端子を有
するメモリカードを所定の位置に保持可能なカードホル
ダーと、上記カードホルダーと係合する係合部を有し、
この係合部の回動動作に応じて上記カードホルダーを摺
動させる蓋部材と、上記蓋部材を開放方向に付勢する弾
性部材と、上記弾性部材の付勢力により開放しないよう
に上記蓋部材を係止するロック体と、を有するメモリカ
ード着脱装置を具備し、上記ロック体は、上記蓋部材を
開放させるべくカメラ本体の外装に沿って移動させる移
動方向が上記蓋部材の開放に連動して摺動される上記カ
ードホルダーの摺動方向に対して直交するように構成さ
れていることを特徴とする。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
【0017】図1は、本考案の第1実施例を示すメモリ
カード着脱装置の主要部の分解斜視図、図2は、同メモ
リカード着脱装置を組立てた後の外観を示す斜視図であ
る。なお、図中、右下方向を該メモリカード着脱装置の
前方側として説明する。
【0018】このメモリカード着脱装置はベース部10
の底辺前方部において左右に突設した支持部10a,1
0bでカメラ本体に(図示せず)にビス等で固着される
ようになっている。このベース部10の側壁11,12
には、それぞれガイド孔11a,12aが穿設されてい
ると共に、該側壁11,12の後端部には共にガイド溝
13が設けられている。
【0019】また、ベース部10の底面前部に下方に垂
設された係合部15には、ロック体18が取り付けられ
ている。このロック体18には2つのガイド孔18a,
18bが穿設されていると共に、中央付近の上面には後
述する蓋部材30の回動を係止するロック爪18eが突
設している。該ロック体18は、上記ガイド孔18a,
18bを挿通して上記係合部15のビス孔15a,15
bに固定されている段ビス状のガイドピン18c,18
dによって摺動自在に取り付けられている。そして、同
ロック体18は、その一端とベース部10前部の突設さ
れたばね掛け部16との間に張設されたばね19によっ
て図中、矢印Y1の方向に付勢されるようになってい
る。
【0020】一方、上記ベース部10の後方には、メモ
リカード50(図3参照)の入出力端子と接合する端子
を有するコネクタ17が、2つのビス17aで上記側壁
11,12のそれぞれの後部に設けられた係合部11
b,12bに取り付けられている。
【0021】さらに、メモリカード50を保持するカー
ドホルダー20が、その底面後方部の左右に突設した2
つのラック部23を上記ベース部10の2つのガイド溝
13にそれぞれ係合して、上記側壁11および12に挟
まれた位置に配設されている。このカードホルダー20
は、段ビス状のガイドピン14a,14bがそれぞれ上
記ベース部10のガイド孔11a,12aを挿通して該
カードホルダー20の側壁21,22に穿設されたビス
孔21a,22aに固定されることで、前後方向に摺動
自在に取り付けられている。また、上記カードホルダー
20の前後部にはそれぞれストッパー24,25が設け
られていて、このストッパー24,25と、上記側壁2
1,22とで囲まれる位置にメモリカード50を保持す
るようになっている。また、カードホルダー20の底面
前部の左右には、後述するようにメモリカード50の着
脱をスムースに行えるように切欠20a,20bが設け
られている。
【0022】上記カードホルダー20の上方には該カー
ドホルダー20を覆うように蓋部材30が配設されてい
る。この蓋部材30の後部の左右にはそれぞれ、略半円
形状の、該カードホルダー20と係合する係合部である
ピニオンギヤー33が該蓋部30と一体に突設されてい
て、該ピニオンギヤー33はカードホルダー20の上記
ラック部23上に前後方向に連設された噛合部23aと
噛合している。このピニオンギヤー33は、段ビス状の
軸35により上記ベース部材の側壁11,12にそれぞ
れ設けられたビス孔11c,12cに回動自在に取り付
けられていて、さらにトーションばね34が該軸35の
段部35aに回動自在に軸支されている。このトーショ
ンばね34は、図2に示すように、上記蓋部材30の、
上記2つのピニオンギヤー33のやや前方寄りの裏面と
前記ベース部10の係合部11b,12bとの間にかけ
られている。上記ベース部10は前述したようにカメラ
本体に固定されているので、これにより、上記蓋部材3
0が上記ピニオンギヤー33の中心を軸に図中、矢印Y
2方向に回動するように付勢されている。また、蓋部材
30が該付勢力により矢印Y2方向に回動すると、ピニ
オンギヤー33と上記噛合部23aとの関係によりカー
ドホルダー20が前方方向に摺動するようになってい
る。
【0023】一方、上記蓋部材30の前部は下方に曲折
されていて壁部30aを形成し、閉じたときに上記カー
ドホルダー20の前部を覆うようになっている。また、
該壁部30aの中央付近には前記ロック体18のロック
爪18eと係合するロック爪30bが突設しており、同
蓋部材30が閉じているときには互いにロックし、前記
ばね19の付勢力により該蓋部材30が図中、Y2方向
に回動、すなわち開放しないように係止している。そし
て、該ロック体18が図3に示す、矢印Y3の方向に摺
動されると、上記ロック爪18eとロック爪30bとが
離反し、蓋部材30が前述したようにトーションばね3
4の付勢力によって図中、矢印Y2の方向に回動し開放
する。
【0024】また、図1中、符号40は、上記蓋部材3
0を覆うカバーであり、図に示すようにカメラ本体の
外面の一部を成す。さらに、同図に示すように、カメ
ラ本体の一側面にはガイド孔61が穿設されていて、こ
のガイド孔61に沿って上記ロック体18に固着された
イジェクトつまみ60が摺動自在に配設され、該ロック
体18がこれに連動して摺動するようになっている。
【0025】次に、メモリカード50の着脱方法を説明
する。
【0026】ここで、メモリカード50の着脱方法の説
明の前に、該メモリカード50に装着されるメモリバッ
クアップ用電池の着脱方法について説明する。
【0027】蓋部材30は、メモリカード50の着脱時
と該バックアップ電池の着脱時とでは、開放角度が異な
るように設定されていて、すなわち、2段階の開放状態
を有しており、次に詳細に説明する。
【0028】図3は、該蓋部材30の開放状態を示す斜
視図であり、図4は、上記ピニオンギヤー33と上記ラ
ック部23との関係を示した線図である。
【0029】図4に示すように、ラック部23の噛合部
23aには図中、符号Gで示されるがたがある。ピニオ
ンギヤー33が図中、2点鎖線M1で示される位置にあ
るときは上記蓋部材30の閉時の状態を示しており、実
線M2で示される位置にあるときは同蓋部材30が開放
されている状態を示している。
【0030】本実施例においては、上記ロック体18を
図3に示すように、図中、矢印Y3の方向に摺動させる
と、ピニオンギヤー33が上記がたG程動く程度に回動
して、該蓋部材30が図3に示すように若干開放するよ
うに、上記トーションばね34の付勢力が設定されてい
る。このとき上記噛合部23aには該ピニオンギヤー3
3の回動力が伝達されていないため、前記カードホルダ
ー20は摺動しない。したがって、この状態では、メモ
リカード50の入出力端子は前記コネクタ17と接合し
たままである。したがって、該入出力端子が接合した状
態で、電池ホルダー52に保持されたバックアップ用電
池51をメモリカード50に着脱することが可能とな
る。これにより、メモリカード50にカメラ本体から通
電した状態でバックアップ電池の交換を行うことがで
き、メモリの消去等の虞が無くなった。なお、このバッ
クアップ電池51の着脱が容易に行えるようにカードホ
ルダー20の前記ストッパー24は、メモリカード50
の該バックアップ電池挿入口に対応する位置が切り欠か
れている。
【0031】一方、上記蓋部材30を図中、矢印Y2の
方向にさらに回動させると、ピニオンギヤー33の回動
力が上記噛合部23aに伝達され、カードホルダー20
が前方に摺動し、メモリカード50の着脱体勢に移行す
る。
【0032】図はこのときの状態を示した斜視図であ
り、図に示すように、メモリカード50の装着時には、
操作者は指でメモリカード50を支持しながらカードホ
ルダー20に装着し、蓋部材30(実際には前記カバー
40)を押圧する。すると、前述したように該蓋部材3
0の回動力によってカードホルダー20がカメラ本体内
に装着される。また、メモリカード50の抜脱時には操
作者は、図に示すイジェクトつまみ60を摺動させ、
若干開放した蓋部材30をさらに上方に押し上げてカー
ドホルダー20を前方に摺動させた後、指でメモリカー
ド50を支持しながらカードホルダー20より抜脱す
る。
【0033】なお、このときに操作者がメモリカード5
0を支持しやすいようにカードホルダー20の底面前部
の左右には上述したように切欠20a,20bが設けら
れている。
【0034】この第1実施例によれば、若干の力で蓋部
材30の開閉が行え、容易にメモリカードの着脱が行え
る。またカメラ本体の外装部には突起物や開口部が存在
せず、美観が保てると同時にごみや水分等の進入を防ぐ
ことが可能となる。さらに、メモリカードの入出力端子
とカメラ本体側の端子とは無理なく接合されるので、確
実な接合が可能になると同時に接点部を破損させる虞も
ない。一方、メモリカードを本体に装着したままでバッ
クアップ用電池の交換が可能となるため、誤ってメモリ
を消去してしまう虞もない。
【0035】次に、上記第1実施例の変形例を説明す
る。
【0036】上記実施例では、ピニオンギヤー33の回
動力をラック部23の噛合部23aに伝達することで、
カードホルダー20を前後に摺動させていたが、この変
形例では、上記ピニオンギヤー33をゴムローラ等に置
き換え、上記ラック部23を噛合部のない摩擦係数の大
きい平面状の部材で形成することで、該ゴムローラと該
ラック部との摩擦力でカードホルダー20を摺動させる
ものである。
【0037】その他の構成・作用は上記実施例と同様で
あり、また、効果も同様であるので、ここでの説明は省
略する。
【0038】次に、本考案の第2実施例について説明す
る。
【0039】この第2実施例は上記第1実施例における
カードホルダー20(図1参照)からラック部23を廃
止し、該ラック部23の役目をメモリカード自体に負わ
せるものである。すなわち、メモリカード上の上記ピニ
オンギヤー33に対向する位置に上記ラック部23と同
形状の噛合部を設け、該ピニオンギヤー33の回動力を
直接メモリカードに伝達し、これを摺動させるものであ
る。その他の構成・作用は上記第1実施例と同様であ
る。
【0040】これにより、上記第1実施例では必要だっ
たカードホルダー20を廃止することができるので、よ
り簡単な構成で、かつ確実に上記第1実施例と同様な効
果を生むことができる。なお、本第2実施例において
も、上記第1実施例の変形例で採用したゴムローラと摩
擦係数の大きい平面状部材との組み合わせを採用するこ
とができ、すなわち、メモリカードの所定位置部を摩擦
係数の大きい部材で形成することで実現できる。
【0041】
【考案の効果】以上説明したように本考案のメモリカー
ド着脱装置によれば、必要に応じて蓋部材の開放角度を
2段階に変えられるので、利便性に優れ、屋外で使用す
る携帯機器に適用した場合にゴミや水分等が侵入して機
器に悪影響を及ぼすおそれを最小限に抑えることができ
る。 また、本考案の電子スチルカメラによれば、必要に
応じて蓋部材の開放角度を2段階に変えられるので、利
便性に優れ、屋外で使用する場合にゴミや水分等が侵入
して機器に悪影響を及ぼすおそれを最小限に抑えること
ができる。さらに、メモリカードの着脱をより小さな力
で且つ確実に行うことができ、この着脱にかかわる突起
操作ボタン及び開口部を必要としない電子スチルカメラ
を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すメモリカード着脱装
置の主要部の分解斜視図。
【図2】上記実施例のメモリカード着脱装置の組立てた
後の外観を示す斜視図。
【図3】上記実施例のメモリカード着脱装置におけるメ
モリカードのバックアップ電池の装着時の様子を示した
要部拡大斜視図。
【図4】上記実施例のメモリカード着脱装置におけるピ
ニオンギヤーとラック部との関係を示した線図。
【図5】上記実施例のメモリカード着脱装置を適用した
電子スチルカメラの外観斜視図。
【図6】上記実施例のメモリカード着脱装置における、
メモリカードの着脱時の様子を示した要部拡大斜視図。
【図7】従来の電子スチルカメラとメモリカードを示し
た斜視図。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出力端子を有するメモリカードを所定の
    位置に保持可能なカードホルダーと、上記カードホルダーと係合する係合部を有する蓋部材
    と、 上記蓋部材を開放方向に付勢する弾性部材と、 上記弾性部材の付勢力により開放しないように上記蓋部
    材を係止するロック体と、 を具備し、 上記蓋部材は、開放角度が異なる2段階の開放状態を有
    してなることを特徴とするメモリカード着脱装置。
  2. 【請求項2】入出力端子を有するメモリカードを所定の
    位置に保持可能なカードホルダーと、 上記カードホルダーと係合する係合部を有する蓋部材
    と、 上記蓋部材を開放方向に付勢する弾性部材と、 上記弾性部材の付勢力により開放しないように上記蓋部
    材を係止するロック体と、 を有するメモリカード着脱装置を具備し、 上記蓋部材は、開放角度が異なる2段階の開放状態を有
    してなることを特徴とする電子スチルカメラ。
  3. 【請求項3】入出力端子を有するメモリカードを所定の
    位置に保持可能なカードホルダーと、 上記カードホルダーと係合する係合部を有し、この係合
    部の回動動作に応じて上記カードホルダーを摺動させる
    蓋部材と、 上記蓋部材を開放方向に付勢する弾性部材と、 上記弾性部材の付勢力により開放しないように上記蓋部
    材を係止するロック体と、 を有するメモリカード着脱装置を具備し、 上記ロック体は、上記蓋部材を開放させるべくカメラ本
    体の外装に沿って移動させる移動方向が上記蓋部材の開
    放に連動して摺動される上記カードホルダーの摺動方向
    に対して直交するように構成されていることを特徴とす
    る電子スチルカメラ。
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JPH0745795Y2 (ja) * 1991-08-06 1995-10-18 日本航空電子工業株式会社 離脱機構付コネクタ

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