JPH0745796Y2 - 離脱機構付コネクタ - Google Patents

離脱機構付コネクタ

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JPH0745796Y2
JPH0745796Y2 JP1991069254U JP6925491U JPH0745796Y2 JP H0745796 Y2 JPH0745796 Y2 JP H0745796Y2 JP 1991069254 U JP1991069254 U JP 1991069254U JP 6925491 U JP6925491 U JP 6925491U JP H0745796 Y2 JPH0745796 Y2 JP H0745796Y2
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JP
Japan
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connector
plate
frame
mating connector
fulcrum
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JP1991069254U
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Inventor
裕章 木下
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は離脱機構付コネクタに関
するものであり、さらに詳しくは小型電子機器などに用
いられてICカードやメモりカードなどの相手側コネク
タとの離脱を行なう機構を具えたコネクタの改良に関す
るものである。なおこの明細書においては記載上の便宜
のため、各構成要素の嵌合側を「前」、離脱側を
「後」、とそれぞれ呼ぶ。
【0002】
【従来の技術】従来、離脱機構付コネクタとしては図5
〜図7に示すような実開平2―41378号に記載され
たものが知られている。このコネクタは相手側コネクタ
を載せる平板状のプレート11と、これを内部に収容す
るフレーム13と、端部に列設されたコンタクト15を
具えたインシュレータ17とから構成されている。フレ
ーム13内部に設けられた支柱23にはレバー27が中
央において軸承されており、このレバー27の一端はプ
レート11に他端はフレーム13の一側部に挿入された
イジェクタ34にそれぞれ軸承連結されている。
【0003】図6に示すのは、このようなコネクタが相
手側コネクタ19(図示の場合はカードである)と嵌合
した状態であって、この状態ではイジェクタ34は若干
フレーム13から突出している。この状態でイジェクタ
34を前方に押しやると、これに連結されたレバー27
の支柱23についての回動によりプレート11が図7に
示すように後方に移動して相手側コネクタが離脱する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】以上のような構成によ
ると、相手側コネクタ19は嵌合状態においても離脱直
後もインシュレータ17上のコンタクト1とほぼ同一面
内に位置することになる。そして嵌合と離脱はイジェク
ター34により行なわれるのであるが、機器内でのコネ
クタの配置や機器の使用状態いかんではイジェクタでは
嵌合、離脱が円滑に行なわれない場合がある。
【0005】それ故に本考案の課題は、いかなる条件下
にあってもコネクタ同志の嵌合、離脱を円滑に行なわし
めること、すなわち離脱機構付コネクタの嵌合、離脱に
おける操作性の向上した離脱機構付コネクタを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、相手側
コネクタとの嵌合を解く離脱機構を具えたコネクタであ
って、前後端部に相手側コネクタの前後端部と係合する
爪を有したプレートと、該プレートを前後方向に可動に
収容したフレームとを含み、前記プレートの少なくとも
一側部には突片が形成されており、前記フレームの対応
する側部には前記突片を前後方向に案内するガイド溝が
形成されており、前記フレームの前端部には支点が設け
られており、該支点には平板状のカバーが一端において
軸承連結されており、前記カバーの側部と前記プレート
の側部とに連結アームの両端が夫々軸承されていること
を特徴とする離脱機構付コネクタが得られる。
【0007】
【実施例】図1は本考案の一実施例による離脱機構付コ
ネクタを示す。このコネクタは、前端内面に列設された
コンタクト1を具えたフレーム3と、連結アーム8を介
してこのフレーム3に対して開閉可能に架設されたカバ
ー7と、相手側コネクタ9を載置してこのフレーム3内
に収容されるプレート6とを含んでいる。
【0008】図2に示すように、プレート6の前端部に
は、相手側コネクタ9を載置したときにその前端部91
と係合する爪61が左右1対形成されている。プレート
6の後端部にも同様に左右1対の爪62が形成されてい
る。またその少なくとも一側部、図示の例では両側部、
には突片63が形成されている。
【0009】このようなプレート6を収容するフレーム
3の少なくとも一側部、図示の例では両側部、には前後
方向に延在するガイド溝33が形成されている。このガ
イド溝33はプレート6を収容したときに突片63を収
受できる位置に設けられている。フレーム3の前端両側
部には支点31にはカバー7の一端が軸承されている。
【0010】プレート6およびカバー7の前後端部の中
間位置には各側部に対応して連結アーム8が設けられて
いる。この連結アーム8はその一端81においてはカバ
ー7側部上の支点に、他端82においてはプレート6上
の支点に、それぞれ軸承連結されている。
【0011】嵌合時には相手側コネクタ9をフレーム6
上に載置してカバー7の開口部71を押し下げると、こ
れに連動して連結アーム8が揺動し、プレート6はその
突片63がフレーム3のガイド溝33に導かれて図2中
a方向に移動する。これに伴いプレート6の爪62が相
手側コネクタ9を同方向に押しやり、本考案のコネクタ
と相手側のコネクタとが嵌合して図3に示す状態とな
る。
【0012】離脱時には上記の手順とは逆にカバー7の
開口部71を上方に押し上げる。これに連動して連結ア
ーム8が揺動し、プレート6はその突片63がフレーム
3のガイド溝33に導かれて図2中b方向に移動する。
これに伴いプレート6の爪61が相手側コネクタ9を同
方向に押しやり、本考案のコネクタと相手側のコネクタ
とが離脱して図4に示す状態となる。この状態で相手側
コネクタ9を取り去ると作業が完了する。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
相手側コネクタはプレートの上に置くだけでよく、カバ
ーの開閉のみにより嵌合、離脱が行なわれるので、作業
性が大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるコネクタの概略構成を
示す斜視図である。
【図2】図1のコネクタの詳細構成を示す斜視図であ
る。
【図3】図1のコネクタの一状態を示す側面図である。
【図4】図1のコネクタの他の状態を示す側面図であ
る。
【図5】従来の離脱機構付コネクタを分解状態で示す斜
視図である。
【図6】図5のコネクタの嵌合状態を示す斜視図であ
る。
【図7】図5のコネクタの離脱状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 プレート 13 フレーム 15 コンタクト 17 インシュレータ 19 相手側コネクタ 27 レバー 34 エジェクタ 1 コンタクト 3 フレーム 33 ガイド溝 6 プレート 63 突片 7 カバー 8 連結アーム 9 相手側コネクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側コネクタとの嵌合を解く離脱機構
    を具えたコネクタであって、前後端部に相手側コネクタ
    の前後端部と係合する爪を有したプレートと、該プレー
    トを前後方向に可動に収容したフレームとを含み、前記
    プレートの少なくとも一側部には突片が形成されてお
    り、前記フレームの対応する側部には前記突片を前後方
    向に案内するガイド溝が形成されており、前記フレーム
    の前端部には支点が設けられており、該支点には平板状
    のカバーが一端において軸承連結されており、前記カバ
    ーの側部と前記プレートの側部とに連結アームの両端が
    夫々軸承されていることを特徴とする離脱機構付コネク
    タ。
JP1991069254U 1991-08-06 1991-08-06 離脱機構付コネクタ Expired - Fee Related JPH0745796Y2 (ja)

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JPH0517764U JPH0517764U (ja) 1993-03-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024090795A1 (ko) * 2022-10-26 2024-05-02 삼성전자주식회사 커넥터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2560189Y2 (ja) * 1992-01-17 1998-01-21 ホシデン株式会社 コネクタ用のカートリッジ脱着装置
JP2581432Y2 (ja) * 1992-03-19 1998-09-21 オリンパス光学工業株式会社 メモリカード着脱装置及びそれを用いた電子スチルカメラ

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JPH0517764U (ja) 1993-03-05

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