JPH0517764U - 離脱機構付コネクタ - Google Patents
離脱機構付コネクタInfo
- Publication number
- JPH0517764U JPH0517764U JP069254U JP6925491U JPH0517764U JP H0517764 U JPH0517764 U JP H0517764U JP 069254 U JP069254 U JP 069254U JP 6925491 U JP6925491 U JP 6925491U JP H0517764 U JPH0517764 U JP H0517764U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- plate
- frame
- mating
- fulcrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 いかなる条件下にあってもコネクタ同志の嵌
合、離脱を円滑に行なわしめること、すなわち離脱機構
付コネクタの嵌合、離脱における操作性の向上。 【構成】 プレート6の前後端部に相手側コネクタの前
後端部と係合する爪61、62を形成するとともに少な
くとも一両側部には突片63を形成する。フレーム3の
対応する側部には突片63を前後方向に案内するガイド
溝33を形成する。フレーム3の前端部に設けられた支
点に平板状のカバ7ーを一端において軸承連結する。連
結アーム8の一端81をカバー7側部上の支点にまた他
端82をプレート6側部上の支点にそれぞれ軸承連結す
る。
合、離脱を円滑に行なわしめること、すなわち離脱機構
付コネクタの嵌合、離脱における操作性の向上。 【構成】 プレート6の前後端部に相手側コネクタの前
後端部と係合する爪61、62を形成するとともに少な
くとも一両側部には突片63を形成する。フレーム3の
対応する側部には突片63を前後方向に案内するガイド
溝33を形成する。フレーム3の前端部に設けられた支
点に平板状のカバ7ーを一端において軸承連結する。連
結アーム8の一端81をカバー7側部上の支点にまた他
端82をプレート6側部上の支点にそれぞれ軸承連結す
る。
Description
【0001】
本考案は離脱機構付コネクタに関するものであり、さらに詳しくは小型電子機 器などに用いられてICカードやメモりカードなどの相手側コネクタとの離脱を 行なう機構を具えたコネクタの改良に関するものである。なおこの明細書におい ては記載上の便宜のため、各構成要素の嵌合側を「前」、離脱側を「後」、とそ れぞれ呼ぶ。
【0002】
従来、離脱機構付コネクタとしては図5〜図7に示すような実開平2―413 78号に記載されたものが知られている。このコネクタは相手側コネクタを載せ る平板状のプレート11と、これを内部に収容するフレーム13と、端部に列設 されたコンタクト15を具えたインシュレータ17とから構成されている。フレ ーム13内部に設けられた支柱23にはレバー27が中央において軸承されてお り、このレバー27の一端はプレート11に他端はフレーム13の一側部に挿入 されたイジェクタ34にそれぞれ軸承連結されている。
【0003】 図6に示すのは、このようなコネクタが相手側コネクタ19(図示の場合はカ ードである)と嵌合した状態であって、この状態ではイジェクタ34は若干フレ ーム13から突出している。この状態でイジェクタ34を前方に押しやると、こ れに連結されたレバー27の支柱23についての回動によりプレート11が図7 に示すように後方に移動して相手側コネクタが離脱する。
【0004】
以上のような構成によると、相手側コネクタ19は嵌合状態においても離脱直 後もインシュレータ17上のコンタクト1とほぼ同一面内に位置することになる 。そして嵌合と離脱はイジェクター34により行なわれるのであるが、機器内で のコネクタの配置や機器の使用状態いかんではイジェクタでは嵌合、離脱が円滑 に行なわれない場合がある。
【0005】 それ故に本考案の課題は、いかなる条件下にあってもコネクタ同志の嵌合、離 脱を円滑に行なわしめること、すなわち離脱機構付コネクタの嵌合、離脱におけ る操作性の向上した離脱機構付コネクタを提供することにある。
【0006】
本考案によれば、相手側コネクタとの嵌合を解く離脱機構を具えたコネクタで あって、前後端部に相手側コネクタの前後端部と係合する爪を有したプレートと 、該プレートを前後方向に可動に収容したフレームとを含み、前記プレートの少 なくとも一側部には突片が形成されており、前記フレームの対応する側部には前 記突片を前後方向に案内するガイド溝が形成されており、前記フレームの前端部 には支点が設けられており、該支点には平板状のカバーが一端において軸承連結 されており、前記カバーの側部と前記プレートの側部とに連結アームの両端が夫 々軸承されていることを特徴とする離脱機構付コネクタが得られる。
【0007】
図1は本考案の一実施例による離脱機構付コネクタを示す。このコネクタは、 前端内面に列設されたコンタクト1を具えたフレーム3と、連結アーム8を介し てこのフレーム3に対して開閉可能に架設されたカバー7と、相手側コネクタ9 を載置してこのフレーム3内に収容されるプレート6とを含んでいる。
【0008】 図2に示すように、プレート6の前端部には、相手側コネクタ9を載置したと きにその前端部91と係合する爪61が左右1対形成されている。プレート6の 後端部にも同様に左右1対の爪62が形成されている。またその少なくとも一側 部、図示の例では両側部、には突片63が形成されている。
【0009】 このようなプレート6を収容するフレーム3の少なくとも一側部、図示の例で は両側部、には前後方向に延在するガイド溝33が形成されている。このガイド 溝33はプレート6を収容したときに突片63を収受できる位置に設けられてい る。フレーム3の前端両側部には支点31にはカバー7の一端が軸承されている 。
【0010】 プレート6およびカバー7の前後端部の中間位置には各側部に対応して連結ア ーム8が設けられている。この連結アーム8はその一端81においてはカバー7 側部上の支点に、他端82においてはプレート6上の支点に、それぞれ軸承連結 されている。
【0011】 嵌合時には相手側コネクタ9をフレーム6上に載置してカバー7の開口部71 を押し下げると、これに連動して連結アーム8が揺動し、プレート6はその突片 63がフレーム3のガイド溝33に導かれて図2中a方向に移動する。これに伴 いプレート6の爪62が相手側コネクタ9を同方向に押しやり、本考案のコネク タと相手側のコネクタとが嵌合して図3に示す状態となる。
【0012】 離脱時には上記の手順とは逆にカバー7の開口部71を上方に押し上げる。こ れに連動して連結アーム8が揺動し、プレート6はその突片63がフレーム3の ガイド溝33に導かれて図2中b方向に移動する。これに伴いプレート6の爪6 1が相手側コネクタ9を同方向に押しやり、本考案のコネクタと相手側のコネク タとが離脱して図4に示す状態となる。この状態で相手側コネクタ9を取り去る と作業が完了する。
【0013】
以上説明したように、本考案によれば、相手側コネクタはプレートの上に置く だけでよく、カバーの開閉のみにより嵌合、離脱が行なわれるので、作業性が大 きく向上する。
【図1】本考案の一実施例によるコネクタの概略構成を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図1のコネクタの詳細構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】図1のコネクタの一状態を示す側面図である。
【図4】図1のコネクタの他の状態を示す側面図であ
る。
る。
【図5】従来の離脱機構付コネクタを分解状態で示す斜
視図である。
視図である。
【図6】図5のコネクタの嵌合状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】図5のコネクタの離脱状態を示す斜視図であ
る。
る。
11 プレート 13 フレーム 15 コンタクト 17 インシュレータ 19 相手側コネクタ 27 レバー 34 エジェクタ 1 コンタクト 3 フレーム 33 ガイド溝 6 プレート 63 突片 7 カバー 8 連結アーム 9 相手側コネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 相手側コネクタとの嵌合を解く離脱機構
を具えたコネクタであって、前後端部に相手側コネクタ
の前後端部と係合する爪を有したプレートと、該プレー
トを前後方向に可動に収容したフレームとを含み、前記
プレートの少なくとも一側部には突片が形成されてお
り、前記フレームの対応する側部には前記突片を前後方
向に案内するガイド溝が形成されており、前記フレーム
の前端部には支点が設けられており、該支点には平板状
のカバーが一端において軸承連結されており、前記カバ
ーの側部と前記プレートの側部とに連結アームの両端が
夫々軸承されていることを特徴とする離脱機構付コネク
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991069254U JPH0745796Y2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 離脱機構付コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991069254U JPH0745796Y2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 離脱機構付コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0517764U true JPH0517764U (ja) | 1993-03-05 |
JPH0745796Y2 JPH0745796Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=13397412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991069254U Expired - Fee Related JPH0745796Y2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 離脱機構付コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745796Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0559700U (ja) * | 1992-01-17 | 1993-08-06 | ホシデン株式会社 | コネクタ用のカートリッジ脱着装置 |
JPH0579798U (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-29 | オリンパス光学工業株式会社 | メモリカード着脱装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20240058597A (ko) * | 2022-10-26 | 2024-05-03 | 삼성전자주식회사 | 커넥터 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP1991069254U patent/JPH0745796Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0559700U (ja) * | 1992-01-17 | 1993-08-06 | ホシデン株式会社 | コネクタ用のカートリッジ脱着装置 |
JPH0579798U (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-29 | オリンパス光学工業株式会社 | メモリカード着脱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0745796Y2 (ja) | 1995-10-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960416 |
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