JP2000348820A - コネクタ支持機構 - Google Patents

コネクタ支持機構

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JP2000348820A
JP2000348820A JP11152790A JP15279099A JP2000348820A JP 2000348820 A JP2000348820 A JP 2000348820A JP 11152790 A JP11152790 A JP 11152790A JP 15279099 A JP15279099 A JP 15279099A JP 2000348820 A JP2000348820 A JP 2000348820A
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Toshiaki Okabe
敏明 岡部
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 組み付け作業が容易かつ確実に行えるコネク
タ支持機構を提供する。 【解決手段】 取付け用開口部26が形成され、第1コ
ネクタ30が、第1コネクタ本体31とこの第1コネク
タ本体31の後端面から突出するように枢支軸33に枢
支された係合用レバー32とでなる。また、係合用レバ
ー32の一端部に、取付け用開口部26の周囲の被取付
け用プレート21の裏面側に係当する係合用突起43
と、この係合用突起43より枢支軸33に近い位置に被
取付け用プレート21の表面側に係当するカムレバー4
2とが突設され、係合用レバー32の他端部に、結合用
突起40Dが突設されている。第2コネクタ50の第1
コネクタ30を嵌合する内壁に、第1コネクタ30との
嵌合初期に結合用突起40Dを嵌合方向に案内する導入
溝部54Aと、第1コネクタ30との嵌合後期に結合用
突起40Dを嵌合方向以外の方向へ案内する湾曲溝部5
4Bと、が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコネクタ支持機構
に関し、さらに詳しくは、互いに結合する対をなす雌雄
のコネクタを、支持体側へ支持・固定するコネクタ支持
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタ支持機構として
は、特開平10−21992号公報記載に係る技術が知
られている。この従来技術は、図9〜図11に示すよう
な構成を備えている。以下、図9〜図11を用いて従来
のコネクタの結合機構について説明する。
【0003】このコネクタ結合機構は、図9に示すよう
な自動車のステー部材などの被取付け部1に形成された
装着孔1Aに取り付けられるホルダ2と、このホルダ2
内にスライド可能にはめ込まれる第1コネクタ3と、電
子ユニット4側に接続された第2コネクタ5と、この第
2コネクタ5を第1コネクタ3に結合させる方向に駆動
する、第1コネクタ3に揺動自在に枢支軸6Aで軸支さ
れた揺動レバー6と、で構成される。
【0004】ホルダ2は略角筒形状をなし、図9に示す
ように、上下一対の水平板7、8と、左右一対の側板
9、10を備える。ホルダ2は、上記した被取付け部1
に形成された装着孔1Aに挿入された状態で、ビスなど
の固定手段により固定される。ホルダ2の側板9、10
の内壁面には、第1コネクタ3をスライド自在に案内す
るガイド溝11、12が前後方向に沿って形成されてい
る。また、水平板7には、揺動レバー6の後端部上面に
突設された係合ピン6Bが係合して案内される案内溝1
3が形成されている。この案内溝13は、ホルダ2の前
端部からその後方に延びる導入部13Aと、この導入部
13Aの端部から後部内方側に伸びる円弧状の駆動溝部
13Bと、この駆動溝部13Bの端部から後方側に伸び
る係止溝部13Cと、からなる。上記した駆動溝部13
Bは、第1コネクタ3がホルダ2内に挿入される動作に
伴って係合ピン6Bを、円弧を描くように案内する。こ
の係合ピン6Bの動作に伴い、揺動レバー6は揺動を行
うようになっている。
【0005】この揺動レバー6の前端部下面には、第2
コネクタ5に突設された被駆動ピン5Aが係合される係
合溝6Cが形成されている。なお、揺動レバー6は第1
コネクタ3の他方の側面にも形成されている。この他方
の側面に形成された揺動レバー6に対応するように、第
2コネクタ5の他方の側面にも図示しな被駆動ピン5A
が突設されている。なお、図9中、符号3Aは第1コネ
クタ3の両側部の後端に突設されたスライド突起であ
る。これにスライド突起3Aは、上記したホルダ2の両
側板9、10の内壁に形成されたガイド溝11、12で
案内されるようになっている。第1コネクタ3における
それぞれの側部に形成された一対のスライド突起3Aの
間には、図9および図11に示すように、ホルダ2の前
端開口部に仮止めされる仮止め部3Bが形成されてい
る。また、図9および図11に示すように、第1コネク
タ3の上下面の後端両側部には、それぞれ一対の抜け止
め用の突部3C、3Cが突設されている。これに対応し
て、図10に示すように、ホルダ2の前端開口部周縁部
に形成された抜け止め部2Aが形成されている。上記し
た突部3Cは、ホルダ2の仮止め位置にはめ込まれた状
態で、抜け止め部2Aで抜け止めされるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たコネクタの結合機構では、パネル側に形成した開口部
に取り付けるホルダ2のロックアームで第1コネクタ3
の支持を行っているが、第1コネクタ3のこじりなどの
要因により本嵌合の前に第1コネクタ3の係合が外れて
半嵌合状態となる惧れがあった。
【0007】また、上記したコネクタの結合機構では、
自動車のステー部材などの被取付け部1に、第1コネク
タ3および第2コネクタ5を取り付けるのにさきがけて
被取付け部1に形成された装着孔1Aにホルダ2を取り
付ける必要があるため、部品点数が多くなるという問題
点があった。特に、従来の技術では、ホルダ2の案内溝
13に係合された係合ピン6Bが案内されることで揺動
レバー6が回転駆動される構成であるため、ホルダ2に
形成される案内溝13の寸法や形状が厳密に設定される
必要があった。
【0008】さらに、上記した従来の機構では、ホルダ
2に対して第1コネクタ3を挿入初期位置で仮止めする
ために、第1コネクタ3側に仮止め部3Bを形成してお
く必要がある。これに伴い、図11に示すように、ホル
ダ2側にも仮止め用の突起2Bを形成しておく必要があ
る。加えて、このような挿入初期位置に挿入された第1
コネクタ3がホルダ2から抜けてしまうのを防止するた
めに、第1コネクタ3に抜け止め用の突起3Cを形成す
るとともに、ホルダ2側にも抜け止め部2Aを形成する
必要がある。このように、従来の機構では各部材に仮止
め機構と抜け止め機構とを形成しているため、機構が複
雑になるという問題点があった。このように、従来のコ
ネクタ結合機構では、部品点数が多く機構が複雑である
ため、取付スペースを要するとともに、取付作業が煩雑
であった。このような理由から、従来の係合機構では、
部品コストならびに作業コストが高くなるという問題点
があった。
【0009】また、第1コネクタ3に形成された仮止め
部3Bやホルダ2に形成された抜け止め部2Aは、ホル
ダ2へ第1コネクタ3を挿入する際に弾性変形を起こす
ように設定された部分であるが、これらの部分では、例
えば第1コネクタ3に接続されたワイヤハーネスの取り
回し操作や、ホルダ2と第1コネクタ3との不適切な位
置での組み付け操作などに起因する強い外力によって、
これらの部分が折れ曲がったり破損されたりする惧れが
あった。
【0010】さらに、従来のコネクタ結合機構では、自
動車のステー部材などの被取付け部1に、第1コネクタ
3を挿入するに際して、揺動レバー6の後端に突設した
係合ピン6Bをはめ込む必要がある。このように第1コ
ネクタ3をホルダ2へ挿入する状態では、揺動レバー6
は自由に揺動し得る状態であるため、係合ピン6Bを案
内溝13の導入部13Aへ入れる作業に熟練を要し、組
み付け作業が煩雑であるという問題点があった。
【0011】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、組み付け作業が容易かつ確実に行え、しかも部品点
数の少ない、低コストなコネクタ支持機構を得るには、
どのような手段を講じればよいかという点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被取付け用プレートと、前記被取付け用プレートに支持
される第1コネクタと、前記第1コネクタを嵌合する第
2コネクタとを備え、前記第1コネクタと前記第2コネ
クタとを電気的に接続する、コネクタ支持機構であっ
て、前記被取付け用プレートに取付け用開口部が形成さ
れ、前記第1コネクタが、第1コネクタ本体と該第1コ
ネクタ本体の一方の端面から一端部側が突出するように
回転支持軸に枢支された係合用レバーとでなり、該係合
用レバーの前記一端部に、前記取付け用開口部の周囲の
前記被取付け用プレートの裏面側に係当する第1係合用
突起と、該第1係合用突起より前記回転支持軸に近い位
置に前記被取付け用プレートの表面側に係当する第2係
合用突起と、が突設され、かつ前記係合用レバーの他端
部に、結合用突起が突設され、前記第2コネクタの前記
第1コネクタを嵌合する内壁に、前記第1コネクタとの
嵌合初期に前記結合用突起を嵌合方向に案内する直線案
内溝部と、前記第1コネクタとの嵌合後期に前記結合用
突起を前記嵌合方向以外の方向へ案内する屈曲案内溝部
と、が形成されていることを特徴とする。
【0013】したがって、請求項1記載の発明では、被
取付け用プレートに形成された取付け用開口部からプレ
ート裏面側に挿通された、係合用レバー先端部の第1係
合用突起が被取付け用プレートの裏面に係当することで
支持される。第1コネクタに第2コネクタを嵌合する際
に、結合用突起が第2コネクタ側に形成された直線案内
溝部に沿って移動することにより、係合用レバーが第1
コネクタ本体に対して回動を規制できる。このため、嵌
合初期段階で第1コネクタと第2コネクタとを確実に嵌
合・組み付けすることができる。また、第2コネクタの
屈曲案内溝部が第1コネクタとの嵌合後期においては、
結合用突起を嵌合方向以外の方向へ案内するため、係合
用レバーが回動して第1係合用突起が被取付け用パネル
の裏面に確実に係当して支持される。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のコネクタ支持機構であって、前記取付け用開口部の
周縁には、少なくとも一カ所以上切り欠き部が形成さ
れ、該切り欠き部を介して前記第1係合用突起を前記被
取付け用パネルの裏面側へ挿通させることを特徴とす
る。
【0015】したがって、請求項2記載の発明では、請
求項1記載の発明の作用に加えて、被取付け用パネルの
取付け用開口部周縁に形成された切り欠き部に第1係合
用突起を挿通することができる。このため、第1コネク
タを被取付け用パネルに容易に取り付けることが可能と
なる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載のコ
ネクタ支持機構であって、前記第2係合用突起は、前記
第1係合用突起を前記切り欠き部を挿通する際に、前記
被取付け用パネルの表面側に係当するように、前記第1
係合用突起と前記回転支持軸とを結ぶ線の側方に位置す
ることを特徴とする。
【0017】したがって、請求項3記載の発明では、請
求項2記載の発明の作用に加えて、第2係合用突起を、
第1係合用突起と回転支持軸とを結ぶ線の側方に位置さ
せることで、第1係合用突起を切り欠き部を挿通させた
状態で第2係合用突起が被取付け用パネルに係当させる
ことができる。このため、係合用レバーを回動させるこ
となく、被取付け用パネルと第2係合用突起とを当接で
き、第2コネクタを第1コネクタに組みつける際に第2
係合用突起の先端が支点となり第1コネクタを保持する
作用をもつ。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載のコネクタ支持機構であって、
前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合初期状態
で、前記結合用突起が前記直線案内溝部を摺動し、且つ
嵌合後期に前記係合用レバーを回動させるように前記結
合用突起が前記屈曲案内溝部を摺動するように、前記直
線案内溝部と前記屈曲案内溝部とが形成され、前記係合
用レバーの回動に伴って前記第1係合用突起が前記被取
付け用パネルの裏面側へ圧接することを特徴とする。
【0019】したがって、請求項4記載の発明では、結
合用突起が、第1コネクタと第2コネクタとが嵌合初期
状態で、直線案内溝部を摺動して係合用レバーが回動す
るのを規制し、嵌合後期に結合用突起が屈曲案内溝部を
摺動して係合用レバーを回動させる作用をもつ。すなわ
ち、第2コネクタが第1コネクタを嵌合した状態で第1
係合用突起が被取付け用パネルの裏面側へ圧接してコネ
クタ支持を完了する。このため、第2コネクタを第1コ
ネクタに組みつける作業において、嵌合初期に係合用レ
バーが回動することがないため、第1コネクタ側へ第2
コネクタを押し込むときに、第2係合用突起が支点とし
て働いて押圧力を受け止めることができ、確実な嵌合を
行うことができる。また、第2コネクタが第1コネクタ
に大部分が嵌合された状態では、第1係合用突起が被取
付け用パネルの裏面側に圧接して、第1コネクタおよび
第2コネクタを確実に支持することができる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4のいずれかに記載のコネクタ支持機構であって、
前記第1コネクタ本体の前記一方の端部両側に、前記被
取付け用パネルに支持した状態で該被取付け用パネルの
裏面側に位置し該裏面に当接可能なストッパ部が突設さ
れ、該ストッパ部の他端側に該裏面に反発力をもって当
接する弾性部材が設けられ、前記第1コネクタのみを前
記被取付け用パネルに支持した状態で前記第2係合用突
起と二つの前記弾性部材とが前記被取付け用パネルに圧
接することを特徴とする。
【0021】したがって、請求項5記載の発明では、請
求項1から請求項4に記載の発明の作用に加えて、第1
係合用突起を被取付け用パネルの裏面側へ挿通し、かつ
第2係合用突起を被取付け用パネルの表面側へ係当させ
た際に、第1コネクタ本体両側の弾性部材が被取付け用
パネル裏面に反発力をもって係当するため、弾性部材の
二か所と第2係合用突起の先端との三カ所で支持される
ため、第1コネクタを被取付け用パネルへ仮止めするこ
とができる。この状態では、第1コネクタは被取付け用
パネルから落下することはなく、何ら固定手段を要する
こともない。このため、本発明では、コネクタ支持機構
の部品点数を削減することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコネクタ支持
機構の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0023】図1〜図8は、本発明に係るコネクタ支持
機構の実施形態を示している。本実施形態のコネクタ支
持機構は、被取付け部20と、この被取付け部20に装
着される、雄コネクタとしての第1コネクタ30と、第
1コネクタ30へ装着される、雌コネクタとしての第2
コネクタ50と、で構成されている。
【0024】まず、被取付け部20の構成を説明する。
被取付け部20は、例えば自動車のステー部材21に形
成されている。この被取付け部20は、図1に示すよう
に、ステー部材21の基準面22に対して凹溝を形成す
る2つの斜面部23、24と底面部25とを有するとと
もに、後記する第1コネクタ30の最大幅よりも狭い幅
の取付け用開口部26が、斜面部23、24と底面部2
5とで形成される凹溝の幅全体と両側の基準面22、2
2に亙って形成されている。
【0025】また、底面部25における取付け用開口部
26に臨む上下両側縁部には、それぞれ、後記する第1
コネクタ30側に形成された係合用突起43を挿通する
ための、挿通用切り欠き27A、27Bが形成されてい
る。また、取付け用開口部26に臨む基準面22、22
の裏面には、この開口部26から幅方向外側に向けて所
定長さを有する凹溝状の段差部22Aがそれぞれ形成さ
れている。
【0026】次に、第1コネクタ30の構成について説
明する。第1コネクタ30は、図1に示すように、略直
方体形状の第1コネクタ本体31の上下両面に、係合用
レバー32が枢支軸33、33で枢支されてなる。図1
および図2(b)に示すように、第1コネクタ本体31
には、前後方向に貫通する、複数の端子収納空間34が
形成されている。本実施形態では、これら端子収納空間
34に雌端子金具が収納配置される。これら雌端子金具
には、配線がそれぞれ接続される。そして、これらの配
線は、第1コネクタ本体31の一方の端部(以下、後端
部という)側から導出され取付け用開口部26を介して
ステー部材21の裏面側へ配索されるようになってい
る。
【0027】また、図1および図2(a)、(b)に示
すように、この第1コネクタ本体31における配線が導
出される後端部両側には、それぞれ、側方へ突出するス
トッパ部35が突設されている。なお、図2(a)〜
(c)は、第1コネクタ本体31に、係合用レバー32
を装着していない状態を示している。これらストッパ部
35の先端部どうしの間の長さ寸法L1は、図1に示す
ように、ステー部材21の取付け用開口部26の幅寸法
Lより長く設定されている。また、第1コネクタ本体3
1の幅寸法L2は、取付け用開口部26の幅寸法Lより
わずかに短くなるように設定されている。また、ストッ
パ部35の前側には、ストッパ部35から離れる方向へ
付勢された弾性片39が設けられている。後述するが、
この弾性片39は、第1コネクタ30を被取付け部20
へ取り付ける初期段階で仮止めを行う際の保持力を付与
する。
【0028】さらに、第1コネクタ30の他方の端部
(以下、前端部という)側の両側部には、それぞれ、上
下方向へ突出する、対をなすガイド用突部36、36が
形成されている。また、第1コネクタ30の前端部側の
上下面のそれぞれには、係合用レバー32の回転範囲を
規制する、平面略三角形状の第1突部37と、平面矩形
状の第2突部38とが形成されている。なお、図2
(a)、(b)中、符号31Aは、係合用レバー32を
仮止めするための仮止め突起である。
【0029】係合用レバー32は、上記した枢支軸33
により、基端側が第1コネクタ本体31の上下面にそれ
ぞれ枢支される、一対のレバープレート40、40と、
これらレバープレート40、40の自由端どうしを一体
的に連結する連結プレート41と、から構成されてい
る。なお、図3(a)〜(c)は、第1コネクタ本体3
1に装着していない状態の係合用レバー32を示してい
る。
【0030】レバープレート40、40の基端側の一方
の側部周縁40Aは、枢支軸33を中心として円弧をな
すように設定されている。また、この側部周縁40A
と、上記した平面略三角形状の第1突部37の前部側面
37Aとは、互いに対向する位置となるように設定され
ている。なお、この前部側面37Aは、レバープレート
40の側部周縁40Aに対応して湾曲するように形成さ
れている。このため、側部周縁40Aは、枢支軸33を
中心にして、第1突部37の前部側面37Aに沿って回
動するようなっている。
【0031】また、レバープレート40、40における
第1突部37に面する側面部40Bは、第1突部37の
後部側面37Bと対向するように設定されている。この
後部側面37Bは、前部側面37Aの後方に延在される
側面であり、平面で構成されている。このような構成に
より、第1突部37の後部側面37Bは、レバープレー
ト40の側面部40Bと当接することにより係合用レバ
ー32の回動範囲を規定している。上記した第2突部3
8は、第1コネクタ本体31の上下面の前端部に配置・
形成されている。この第2突部38の後側面は、レバー
プレート40の基端側の側面40Cに当接することで、
係合用レバー32の回動範囲を規定している。
【0032】さらに、それぞれのレバープレート40の
前端部における、湾曲した側部周縁40Aの近傍には、
突出する結合用突起40Dが形成されている。さらに、
レバープレート40における、枢支軸33を挟んで結合
用突起40Dの反対側には、カムレバー42が形成され
ている。また、レバープレート40における、カムレバ
ー42より自由端側の位置には、カムレバー42より高
さの低い係合用突起43が突設されている。なお、この
係合用突起43は、カムレバー42と枢支軸33とを結
ぶ線よりも側方(レバープレート40の側面部40Bか
ら離れる方向に)に配置されている。上記したように、
この係合用突起43は、取り付け時に、被取付け部20
における取付け用開口部26の上下両側縁部に形成した
挿通用切り欠き27A、27Bに挿通される。この際、
カムレバー42は係合用突起43よりも突出する高さが
高くしかも、係合用突起43に対して側方(レバープレ
ート40の側面部40Bに近づく方向に)に亙って形成
されているため、挿通用切り欠き27A、27Bを通る
ことができないようになっている。
【0033】また、レバープレート40における、枢支
軸33で枢支される部分の側方(レバープレート40の
側面部40Bから離れる方向)の周縁部には、上記した
第1コネクタ本体31の上下面に突設した仮止め突起3
1Aに係脱可能な仮止め用切り欠き44が形成されてい
る。
【0034】次に、第2コネクタ50の構成を図6を用
いて説明する。第2コネクタ50は、同図に示すよう
に、第1コネクタ30を嵌合・収容する角筒形状の第2
コネクタ本体51と、第2コネクタ本体51内に配置さ
れる、複数の雄端子金具52とから構成される。第2コ
ネクタ本体51の上下の内壁面の両側には、それぞれ、
第1コネクタ本体31のガイド用突部36が案内される
ガイド溝53、53が形成されている。また、第2コネ
クタ本体51の上下の内壁面には、それぞれ、第1コネ
クタ30の係合用レバー32に形成された結合用突起4
0Dが案内される結合用案内溝54が形成されている。
この結合用案内溝54は、第2コネクタ50の開口縁か
ら内奥へ直線的に延びる導入溝部54Aと、導入溝部5
4Aの端部から側方へ向けて湾曲して延びる湾曲溝部5
4Bと、からなる。さらに、第2コネクタ本体51の開
口部における上下内壁面には、図6に示すように、上記
した第1コネクタ本体31の前端部を導き易くする案内
斜面55が形成されている。
【0035】以上、本実施形態のコネクタの支持機構を
構成する、被取付け部20と、第1コネクタ30と、第
2コネクタ50との構成について説明した。次に、本実
施形態の組み付け操作方法と、作用・動作とについて説
明する。
【0036】まず、本実施形態では、図1に示すよう
に、第1コネクタ30の後端部側を被取付け部20に対
向させる。このとき、第1コネクタ30内に収納・配置
される雌端子金具に接続された配線群は、被取付け部2
0の取付け用開口部26を介して被取付け部20の裏側
へ予め配索しておいてもよいし、被取付け部20の裏側
から取付け用開口部26を介して配線群を取り出した後
に、配線群を第1コネクタ本体31側へ接続する手順と
してもよい。なお、図1に示すように、本実施形態では
係合用レバー32の先端部が一側方に向けて屈曲した形
状であるため、第1コネクタ本体31の後端部から配線
群を導出し易い機構となっている。
【0037】次に、図4(a)に示すように、第1コネ
クタ30における一方のストッパ部35を被取付け部2
0の取付け用開口部26を通す。そして、同図(a)に
示すように第1コネクタ30を、ステー部材21の基準
面に対して傾けた状態にすると、他方のストッパ部35
を取付け用開口部26に通することが可能になる。な
お、このとき、係合用レバー32のレバープレート40
に形成された仮止め用切り欠き44に、第1コネクタ本
体31に突設した仮止め突起31Aが係止されているた
め、係合用レバー32は、第1コネクタ本体31の後端
面から所定の角度(略直角)をなして突出した状態に保
たれている。このため、レバープレート40の前端部側
に形成された係合用突起43は、取付け用開口部26の
周縁に形成された挿通用切り欠き27A、27Aを通っ
て底面部25の裏側へ移動する。
【0038】そして、このように、第1コネクタ30の
両方のストッパ部35が取付け用開口部26を通ってス
テー部材21の裏側へ移動した後、図4(b)に示すよ
うに、両方の弾性片39を、取付け用開口部26の両側
の基準面22、22の裏面(段差部22A)に圧接させ
る。この結果、第1コネクタ30は、弾性片39の反発
力により取付け用開口部26内に挿入される方向へ付勢
されるが、レバープレート40に設けたカムレバー42
の前端が底面部25の前面に係当するためこの付勢力は
維持される。このため、第1コネクタ30は、被取付け
部20に仮止め状態となる。すなわち、本実施形態で
は、第1コネクタ30を取付け用開口部26へ挿入して
弾性片39、39を基準面22、22の裏面(段差部2
2A)に圧接させるという簡単な操作で第1コネクタ3
0を仮止め状態にすることができる。なお、図5(a)
は第1コネクタ30が被取付け部20へ取り付けられた
状態を示す正面図、図5(b)は(a)のA−A断面図
である。図5(a)に示すように、ステー部材21の裏
面側にはリブ21Aを適宜形成することにより、ステー
部材21を補強を図っている。なお、このリブ21A
は、必要に応じて設けても設けなくてもよい。
【0039】次に、図6および図7に示すように、被取
付け部20へ取り付けられた第1コネクタ30に対し
て、第2コネクタ50を装着する。すなわち、第2コネ
クタ50の開口端面側を第1コネクタ30の前端面と対
向させた状態で近接させ、第1コネクタ30を開口部内
に嵌合する。まず、第2コネクタ50の開口端面が第1
コネクタ30の前端部に浅く嵌合すると、第1コネクタ
30側のガイド用突部36が第2コネクタ50の上下内
壁面両側に形成されたガイド溝53、53に入り込む。
本実施形態では、ガイド用突部36の前端面が斜面とな
っているため、ガイド用突部36はガイド溝53へ容易
に案内される。
【0040】これと同時に、第1コネクタ30の係合用
レバー32の上下のレバープレート40にそれぞれ形成
された結合用突起40Dは、第2コネクタ50の上下内
壁面に形成された、結合用案内溝54における導入溝部
54Aに案内される。なお、第1コネクタ30と第2コ
ネクタ50とを装着する初期段階では、第1コネクタ3
0において、係合用レバー32に形成された仮止め用切
り欠き44に、第1コネクタ本体31に突設した仮止め
突起31Aが係止されているため、導入溝部54Aと結
合用突起40Dは対応する位置に配置されている。
【0041】その後、さらに第2コネクタ50を第1コ
ネクタ30が嵌合される方向へ押すと、結合用突起40
Dは導入溝部54Aの終端に形成された湾曲溝部54B
に達する。そして、さらに第2コネクタ50を押し込む
ことにより、結合用突起40Dは湾曲溝部54Bの湾曲
面に沿って摺動する。このように、結合用突起40Dが
第2コネクタ50側の湾曲溝部54Bに沿って移動する
ことにより、係合用レバー32は、仮止め用切り欠き4
4が仮止め突起31Aを乗り越えて仮止め係合が外れ、
枢支軸33を中心にして回動する。このとき被取付け部
20の底面部25の前面に当接しているカムレバー42
は、係合用レバー32に伴って底面部25の前面を滑っ
て移動する。このカムレバー42の先端部は図に示すよ
うにアール状に形成されているため、係合用レバー32
の回動に伴って底面部25の前面を円滑に移動する。
【0042】この結果、図8に示すように係合用レバー
32が回動してレバープレート40の先端部側に突設さ
れた係合用突起43が底面部25の裏面に圧接する。こ
のとき、カムレバー42の先端部も後方へ押されるが、
底面部25の前面に圧接するため、係合用レバー32が
図8において時計回り方向に回転駆動されて、図8に示
すように、底面部25を係合用突起43とカムレバー4
2とで挟持する状態となる。この状態では、同図に示す
ように、レバープレート40の周側面と仮止め突起31
Aとが係当してレバープレート40が逆方向へ回動する
のを防止している。この結果、第1コネクタ30は被取
付け部20に支持・固定される。また、第2コネクタ5
0は、第1コネクタ30側のレバープレート40に突設
された結合用突起40Dと湾曲溝部54Bとで係合して
いるため、嵌合状態が保持される。なお、このように第
1コネクタ30と第2コネクタ50とが嵌合する過程で
第1コネクタ30側に設けられた雌端子金具と、第2コ
ネクタ50側に設けられた雄端子金具52とが嵌合して
電気的な接続が行われる。
【0043】以上、本実施形態の組み付け操作方法と、
作用・動作とについて説明したが、本実施形態では、被
取付け部20へ第1コネクタ30を一旦仮止めした状態
で、第1コネクタ30へ第2コネクタ50を装着するよ
うになっている。そして、第2コネクタ50の装着が終
了した状態で、第1コネクタ30が被取付け部20へ確
実に本固定され、第2コネクタ50も第1コネクタ30
へ確実に装着される構成となっている。
【0044】特に、本実施形態では、第1コネクタ30
を被取付け部20に対して、ネジ固定などの特別な固定
手段を用いずに固定することができるため、取り付け作
業が極めて容易になる。また、第1コネクタ30を被取
付け部20へ仮止めした状態で第2コネクタ50を差し
込む力を利用して、被取付け部20と第1コネクタ30
と第2コネクタ50とが一体的に強固に固定できるた
め、作業に用いる力の効率的な利用を図ることができ、
迅速かつ確実な取付けを行うことができる。このよう
に、本実施形態では、部品点数が削減でき、組み付け作
業が容易かつ確実に行える、低コストなコネクタ支持機
構を実現することができる。
【0045】なお、第2コネクタ50、第1コネクタ3
0を被取付け部20から取り外すには、第2コネクタ5
0を引っ張ることにより、係合用レバー32が仮止め突
起31Aを乗り越えて逆方向へ回転して、結合用突起4
0Dが湾曲溝部54Bから導入溝部54Aへ移動して第
2コネクタ50を引き抜くこと可能になる。さらに、第
1コネクタ30の一方のストッパ部35および弾性片3
9を被取付け部20から外し、他方のストッパ部35お
よび弾性片39を外すことで第1コネクタ30を被取付
け部20から取り外すことができる。
【0046】以上、実施形態について説明したが、本発
明はこれらに限定されるものではなく、構成の要旨に付
随する各種の設計変更が可能である。たとえば、上記し
た実施形態では、第1コネクタ本体31の後端部両側に
ストッパ部35と弾性片39とを設けたが、これらを省
略した構成も本発明の適用範囲である。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、第1コネクタに第2コネクタを
嵌合する際に、結合用突起が第2コネクタ側に形成され
た直線案内溝部に沿って移動することにより、係合用レ
バーが第1コネクタ本体に対して回動を規制できるた
め、嵌合初期段階で第1コネクタと第2コネクタとを確
実に嵌合・組み付けすることができるという効果があ
る。また、第2コネクタの屈曲案内溝部が第1コネクタ
との嵌合後期においては、結合用突起を嵌合方向以外の
方向へ案内するため、係合用レバーが回動して第1係合
用突起が被取付け用パネルの裏面に確実に係当して支持
され、被取付け用パネル、第1コネクタおよび第2コネ
クタを強固に固定できるという効果がある。
【0048】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加えて、被取付け用パネルの取
付け用開口部周縁に形成された切り欠き部に第1係合用
突起を挿通することができるため、第1コネクタを被取
付け用パネルに容易に取り付けることができ、作業性を
向上する効果がある。
【0049】さらに、請求項3記載の発明によれば、請
求項2記載の発明の効果に加えて、第2係合用突起を、
第1係合用突起と回転支持軸とを結ぶ線の側方に位置さ
せることで、第1係合用突起を切り欠き部を挿通させた
状態で第2係合用突起が被取付け用パネルに係当させる
ことができるため、係合用レバーを回動させることな
く、被取付け用パネルと第2係合用突起とを当接でき、
第2コネクタを第1コネクタに組みつける際に第2係合
用突起の先端が支点となり第1コネクタを保持できる。
このため、第2コネクタを第1コネクタへ確実に嵌合で
き、両コネクタ間の電気的な接続を確実に行うことがで
きる。
【0050】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1から請求項3に記載の発明の効果に加えて、第2コ
ネクタが第1コネクタに大部分が嵌合された状態では、
第1係合用突起が被取付け用パネルの裏面側に圧接し
て、第1コネクタおよび第2コネクタを確実に支持する
ことができ、第2コネクタを第1コネクタへ嵌合させる
押圧力を利用して、被取付け用パネルと第1コネクタと
第2コネクタとの一体化を効率よく行うことができる。
【0051】さらに、請求項5記載の発明は、請求項1
から請求項4に記載の発明の効果に加えて、弾性部材の
二か所と第2係合用突起の先端との三カ所で支持される
ため、第1コネクタを被取付け用パネルへ容易に仮止め
することができる。この状態では、第1コネクタは被取
付け用パネルから落下することはなく、何ら固定手段を
要することもない。このため、本発明によれば、、コネ
クタ支持機構の部品点数を削減できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態におけるコネクタ支持機
構を構成する被取付け部と第1コネクタとを示す斜視図
である。
【図2】(a)は実施形態における第1コネクタ本体を
示す平面図、(b)は同正面図、(c)は同側面図であ
る。
【図3】(a)は実施形態における係合用レバーを示す
平面図、(b)は同側面図、(c)は同正面図である。
【図4】(a)は実施形態における被取付け部と第1コ
ネクタとの組み付け初期段階の平面説明図、(b)は実
施形態における被取付け部へ第1コネクタを仮止めした
状態を示す平面説明図である。
【図5】(a)は実施形態における被取付け部へ第1コ
ネクタを仮止めした状態を示す平面図、(b)は(a)
のA−A断面図である。
【図6】実施形態における仮止め状態の第1コネクタへ
第2コネクタを取付ける状態を示す斜視図である。
【図7】実施形態における仮止め状態の第1コネクタへ
第2コネクタを取付ける状態を示す平面部分断面図であ
る。
【図8】実施形態における第1コネクタへ第2コネクタ
を取付けた状態を示す平面部分断面図である。
【図9】従来のコネクタ支持機構を示す分解斜視図であ
る。
【図10】従来のコネクタ支持機構を示す部分断面側面
図である。
【図11】従来のコネクタ支持機構を示す要部断面平面
図である。
【符号の説明】
21 ステー部材 26 取付け用開口部 27A 挿通用切り欠き 30 第1コネクタ 31 第1コネクタ本体 32 係合用レバー 33 枢支軸 40D 結合用突起 42 カムレバー 43 係合用突起 50 第2コネクタ 51 第2コネクタ本体 54 案内溝部 54A 導入溝部 54B 湾曲溝部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付け用プレートと、前記被取付け用
    プレートに支持される第1コネクタと、前記第1コネク
    タを嵌合する第2コネクタとを備え、前記第1コネクタ
    と前記第2コネクタとを電気的に接続する、コネクタ支
    持機構であって、 前記被取付け用プレートに取付け用開口部が形成され、 前記第1コネクタが、第1コネクタ本体と該第1コネク
    タ本体の一方の端面から一端部側が突出するように回転
    支持軸に枢支された係合用レバーとでなり、 該係合用レバーの前記一端部に、前記取付け用開口部の
    周囲の前記被取付け用プレートの裏面側に係当する第1
    係合用突起と、該第1係合用突起より前記回転支持軸に
    近い位置に前記被取付け用プレートの表面側に係当する
    第2係合用突起と、が突設され、かつ前記係合用レバー
    の他端部に、結合用突起が突設され、 前記第2コネクタの前記第1コネクタを嵌合する内壁
    に、前記第1コネクタとの嵌合初期に前記結合用突起を
    嵌合方向に案内する直線案内溝部と、前記第1コネクタ
    との嵌合後期に前記結合用突起を前記嵌合方向以外の方
    向へ案内する屈曲案内溝部と、が形成されていることを
    特徴とするコネクタ支持機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタ支持機構であっ
    て、 前記取付け用開口部の周縁には、少なくとも一カ所以上
    に切り欠き部が形成され、該切り欠き部を介して前記第
    1係合用突起を前記被取付け用パネルの裏面側へ挿通さ
    せることを特徴とするコネクタ支持機構。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコネクタ支持機構であっ
    て、 前記第2係合用突起は、前記第1係合用突起を前記切り
    欠き部を挿通する際に、前記被取付け用パネルの表面側
    に係当するように、前記第1係合用突起と前記回転支持
    軸とを結ぶ線の側方に位置することを特徴とするコネク
    タ支持機構。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のコネクタ支持機構であって、 前記第1コネクタと前記第2コネクタとが嵌合初期状態
    で、前記結合用突起が前記直線案内溝部を摺動し、且つ
    嵌合後期に前記係合用レバーを回動させるように前記結
    合用突起が前記屈曲案内溝部を摺動するように、前記直
    線案内溝部と前記屈曲案内溝部とが形成され、前記係合
    用レバーの回動に伴って前記第1係合用突起が前記被取
    付け用パネルの裏面側へ圧接することを特徴とするコネ
    クタ支持機構。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のコネクタ支持機構であって、 前記第1コネクタ本体の前記一方の端部両側に、前記被
    取付け用パネルに支持した状態で該被取付け用パネルの
    裏面側に位置して該裏面に当接可能なストッパ部が突設
    され、該ストッパ部の他端側に該裏面に反発力をもって
    当接する弾性部材が設けられ、前記第1コネクタのみを
    前記被取付け用パネルに支持した状態で前記第2係合用
    突起と二つの前記弾性部材とが前記被取付け用パネルに
    圧接することを特徴とするコネクタ支持機構。
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