JPH11297407A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH11297407A
JPH11297407A JP10097935A JP9793598A JPH11297407A JP H11297407 A JPH11297407 A JP H11297407A JP 10097935 A JP10097935 A JP 10097935A JP 9793598 A JP9793598 A JP 9793598A JP H11297407 A JPH11297407 A JP H11297407A
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JP
Japan
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connector
connector housing
male
terminal
female
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JP10097935A
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English (en)
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Shinji Kodama
晋司 兒玉
Kei Sato
慶 佐藤
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Priority to US09/283,147 priority patent/US6093040A/en
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62905Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/193Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/73Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
    • H01R13/74Means for mounting coupling parts in openings of a panel
    • H01R13/741Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means
    • H01R13/743Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means integral with the housing

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雌雄両コネクタハウジングの嵌合離脱を小さ
な操作力で容易に行うことができる多極で小型のコネク
タを提供する。 【解決手段】 一方のコネクタハウジング11と、ホル
ダー17内にスライド移動自在に保持された他方のコネ
クタハウジング13とを嵌合離脱自在に設け、両コネク
タハウジング11,13の嵌合完了時に両端子12,1
4同士を接触自在にしたコネクタ10において、ホルダ
ー17と他方のコネクタハウジング13のいずれか一方
に傾斜カム18を設けると共に、他方に傾斜カム18に
沿って移動するカムフォロア16を設け、両コネクタハ
ウジング11,13の嵌合後に一方のコネクタハウジン
グ11に対してホルダー17をコネクタ嵌合方向Aに更
に押し込んで傾斜カム18及びカムフォロア16を介し
て他方のコネクタハウジング13を両端子12,14同
士が接触する方向にスライド移動自在にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌雄両コネクタハ
ウジングの嵌合離脱(嵌脱)を小さな操作力で行うこと
ができるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとして、図4〜図6に
示す特開平6−325822号公報に開示されたものが
ある。このコネクタ1は、両側面に突出した支軸2aに
レバー3を回動自在に支持すると共に、ブラケット4を
介してパネル本体5に対して前後方向に移動自在に取り
付けられた雄コネクタハウジング2と、両側面にレバー
3の一対のアーム部3a,3aをそれぞれ挾むように摺
動する嵌合用及び嵌合解除用の突起6a,6bを突設し
て、フード部6c内に雄コネクタハウジング2を嵌脱さ
せる雌コネクタハウジング6とで構成されている。
【0003】この雌コネクタハウジング6の下方には、
ネジ部材7の先端部に枢支されたスライダ8を前後方向
に移動自在に支持するレール部9が設けられている。ま
た、スライダ8の凹部8aにはレバー3の棒状のスライ
ダ当接部3bが収容されるようになっている。そして、
図5,図6に示すように、ネジ部材7の回動によりレバ
ー3を雄,雌両コネクタハウジング2,6の前後方向に
回動させると、レバー3のてこ作用(倍力機構)により
各突起6a,6bを介して小さな力で雄,雌両コネクタ
ハウジング2,6の嵌脱が行われるようになっている。
【0004】尚、このコネクタ1に関する類似技術は、
特許第2599329号公報等に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のコネクタ1では、レバー3を作動させるため、コネ
クタ全体が大型化した。また、ネジ部材7をドライバー
等の工具を使って回動させなければならないため、雄,
雌両コネクタハウジング2,6同士の嵌脱操作が煩雑で
あった。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、雌雄両コネクタハウジングの
嵌脱を簡単な操作でしかも小さな操作力で行うことがで
きる多極で小型のコネクタを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、雌雄
両コネクタハウジングの一方のコネクタハウジングと、
ホルダー内にスライド移動自在に保持された他方のコネ
クタハウジングとを嵌合離脱自在に設け、これら両コネ
クタハウジングの嵌合完了時に前記一方のコネクタハウ
ジングの一方の端子と前記他方のコネクタハウジングの
他方の端子の両端子同士を接触自在にしたコネクタにお
いて、前記ホルダーと前記他方のコネクタハウジングの
いずれか一方に傾斜カムを設けると共に、他方に該傾斜
カムに沿って移動するカムフォロアを設け、前記両コネ
クタハウジングの嵌合後に前記一方のコネクタハウジン
グに対して前記ホルダーをコネクタ嵌合方向に更に押し
込んで前記傾斜カム及び前記カムフォロアを介して前記
他方のコネクタハウジングを前記両端子同士が接触する
方向にスライド移動自在にしたことを特徴とする。
【0008】このコネクタでは、一方のコネクタハウジ
ングに他方のコネクタハウジングを嵌合した後で、一方
のコネクタハウジングに対して他方のコネクタハウジン
グをスライド移動自在に保持したホルダーをコネクタ嵌
合方向に更に押し込んで傾斜カム及びカムフォロアを介
して他方のコネクタハウジングを雌雄両コネクタハウジ
ングの両端子同士が接触する方向にスライド移動自在に
したので、小さな操作力でかつ簡単な操作により雌雄両
コネクタハウジングが嵌脱される。また、ホルダーと他
方のコネクタハウジングのいずれか一方に傾斜カムを設
け、他方に傾斜カムに沿って移動するカムフォロアを設
けるだけで済むので、従来のレバーを用いる場合に比べ
て、コネクタ全体の構造の簡素化及び小型化が図られ
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のコネク
タであって、前記傾斜カムを長孔状の傾斜溝で構成する
と共に、前記カムフォロアを円柱状の突起で構成し、前
記傾斜溝内に前記他方のコネクタハウジングのスライド
前の前記突起の位置とスライド後の該突起の位置を規制
する係止部を設けたことを特徴とする。
【0010】このコネクタでは、雌雄両コネクタハウジ
ングの両端子の接触嵌合状態及び離脱状態が傾斜溝内の
係止部と円柱状の突起との係止により容易かつ確実に保
持される。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載のコネク
タであって、前記一方の端子を一側部にテーパ面を有し
た板状の雄端子で構成すると共に、前記他方の端子をコ
字状の先端部内にU字状の折曲片を有した雌端子で構成
し、これら両端子の接触時に前記雄端子のテーパ面を介
して前記雌端子の先端部内の折曲片に該雄端子を接触嵌
合自在にしたことを特徴とする。
【0012】このコネクタでは、雄端子のテーパ面側か
ら雌端子のコ字状の先端部が挿入されて該先端部内の折
曲片と雄端子とが接触する際に、雄端子のテーパ面によ
り雌端子の先端部がスムーズに挿入され、接触後は折曲
片の弾性付勢力により両端子の接触嵌合状態は確実に保
持される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1(a)は本発明の一実施形態の車輌用
コネクタの嵌合前の状態を一部断面で示す平面図、図1
(b)は同コネクタに用いられる雄,雌端子の接触前の
状態を示す部分斜視図、図2は同コネクタの嵌合時の状
態を一部断面で示す平面図、図3は同コネクタの嵌合後
の雄,雌端子の接触状態を一部断面で示す平面図であ
る。
【0015】図1(a),図2,図3に示すように、コ
ネクタ10は、図示しない計器盤側に固定され、箱型の
フード部11aに複数の雄端子(一方の端子)12を内
蔵した合成樹脂製の雌コネクタハウジング(一方のコネ
クタハウジング)11と、この雌コネクタハウジング1
1のフード部11a内に嵌合離脱自在にされ、上記複数
の雄端子12と接触する複数の雌端子(他方の端子)1
4を内蔵した合成樹脂製で箱型の雄コネクタハウジング
(他方のコネクタハウジングと)13と、この雄コネク
タハウジング13を内包すると共に、該雄コネクタハウ
ジング13をコネクタ嵌合方向Aと直交する左右方向に
スライド移動自在に保持した合成樹脂製で四角筒状のホ
ルダー17とで構成され、これら雄コネクタハウジング
13及びホルダー17は図示しないインストルメントパ
ネル側に取り付けられるようになっている。
【0016】雌コネクタハウジング11の基部11cは
図示しない計器盤側に固定されるようになっている。ま
た、雌コネクタハウジング11のフード部11aは前側
が開口しており、該フード部11a内の底面11b側に
上記雄端子12を上下左右方向に等間隔毎に所定数突設
してある。さらに、図1(b)に示すように、各雄端子
12は矩形の板状に形成してあり、その一側部(図中右
側)にはテーパ面12aを形成してある。
【0017】雄コネクタハウジング13は上,下壁13
a,13bと左,右側壁13c,13d及び底壁13e
とで前面側が開口した箱型になっている。この雄コネク
タハウジング13の上,下壁13a,13bの外面前側
の中央には円柱状の突起(カムフォロア)16を一体突
出形成してある。また、雄コネクタハウジング13の底
壁13eに前記雌端子14を上下左右方向に等間隔毎に
所定数突設してある。図1(a),(b)に示すよう
に、各雌端子14はコ字状の先端部14aと電線15を
圧着接続する加締部14bとを有していて、該先端部1
4a内にはU字状の折曲片14cを折り曲げ形成してあ
る。この雌端子14のコ字状の先端部14a内の折曲片
14cと該先端部14aの上片との間で雄端子12のテ
ーパ面12aを介して左側より雄端子12が挿入されて
両端子12,14が接触嵌合されるようになっている。
尚、各雌端子14に圧着接続された電線15は束ねられ
てワイヤハーネスWを構成している。
【0018】ホルダー17は、上,下壁17a,17b
と左,右側壁17c,17dとで前後面側がそれぞれ開
口した四角筒状になっている。そして、ホルダー17の
上,下壁17a,17bの各内面間に雄コネクタハウジ
ング13をコネクタ嵌合方向Aと直交する左右方向にス
ライド移動自在に保持してある。また、ホルダー17の
上,下壁17a,17bの前側中央の右側壁17d寄り
の位置には長孔状の傾斜溝(傾斜カム)18をそれぞれ
穿設してある。この各傾斜溝18内に沿って雄コネクタ
ハウジング13の上,下壁13a,13bに突出した円
柱状の各突起16が摺動するようになっている。さら
に、各傾斜溝18内の相対向する面の略中央には雄コネ
クタハウジング13のスライド前の各突起16の位置
(図2に示す両端子12,14の接触嵌合前の状態の位
置)とスライド後の該各突起16の位置(図3に示す両
端子12,14の接触嵌合後の状態の位置)を規制する
逆U字状で一対の凸部(係止部)18a,18aを一体
突出形成してある。
【0019】図2に示すように、雄コネクタハウジング
13の各突起16がホルダー17の各傾斜溝18の一対
の凸部18a,18aより前側に位置している際に、雄
コネクタハウジング13の上,下壁13a,13b及び
右側壁13dとホルダー17の上,下壁17a,17b
及び右側壁17dとの間に雌コネクタハウジング11の
フード部11aの上,下壁及び右側壁が挿入される幅狭
の隙間が形成され、雄コネクタハウジング13の左側壁
13cとホルダー17の左側壁17cとの間に雌コネク
タハウジング11のフード部11aの左側壁が余裕を持
って挿入される幅広の隙間(スライド空間)が形成され
るようになっている。そして、雌雄両コネクタハウジン
グ11,13の嵌合後に雌コネクタハウジング11に対
してホルダー17をコネクタ嵌合方向Aに更に押し込む
と、各突起16と各傾斜溝18を介して雄コネクタハウ
ジング13が図中左方向(両端子12,14同士が接触
する方向)にスライド移動するようになっている。
【0020】尚、図1(a)に示すように、雌コネクタ
ハウジング11のフード部11aの上下壁の雄コネクタ
ハウジング13の各突起16に対向する位置には、各突
起16が挿通するL字状の逃げ溝11dをそれぞれ形成
してある。また、雌コネクタハウジング11のフード部
11aの前端部及びホルダー17の前端部にはテーパ面
11e,17eをそれぞれ形成してある。さらに、ホル
ダー17の左,右側壁17c,17dの外面後部には、
パネル本体(被取付体)20の取付孔21の回りの前後
面側に挾持される各一対の弾性挾持片19,19をそれ
ぞれ一体突出形成してある。
【0021】以上実施形態のコネクタ10によれば、図
1(a)に示すように、ホルダー17の傾斜溝18の一
対の凸部18a,18aにより突起16を介して仮係止
された雄コネクタハウジング13を固定側の雌コネクタ
ハウジング11のフード部11a内に挿入する。この
時、雌コネクタハウジング11の雄端子12と雄コネク
タハウジング13の雌端子14は接触していないため、
雄コネクタハウジング13は雌コネクタハウジング11
のフード部11a内の底面11bに当接するまで極めて
小さな挿入力により挿入される。
【0022】次に、図2に示すように、雄コネクタハウ
ジング13の先端が雌コネクタハウジング11のフード
部11a内の底面11bに当接した正規の位置に来る
と、雄コネクタハウジング13の雌コネクタハウジング
11のフード部11a内への挿入が終了する。これら両
コネクタハウジング11,13の挿入終了(嵌合)後に
雌コネクタハウジング11の基部11cに対してホルダ
ー17をコネクタ嵌合方向Aに更に押し込むと、雄コネ
クタハウジング13の突起16はホルダー17の傾斜溝
18により誘導され、図3に示すように、雄コネクタハ
ウジング13は左側にスライドする。このスライドによ
り雄コネクタハウジング13の雌端子14の先端部14
a側と雌コネクタハウジング11の雌端子12とが接触
して両コネクタハウジング11,13の嵌合が完結す
る。
【0023】このように、雌コネクタハウジング11の
フード部11aに雄コネクタハウジング13を嵌合した
後で、雌コネクタハウジング11のフード部11aに対
して雄コネクタハウジング13をスライド移動自在に保
持したホルダー17をコネクタ嵌合方向Aに更に押し込
むことにより、カム機構を構成する突起16と傾斜溝1
8を介して雄コネクタハウジング13を雌雄両コネクタ
ハウジング11,13の両端子12,14同士が接触す
る方向にスライド移動自在にしたので、小さな操作力で
かつ簡単な操作により雄雌両コネクタハウジング11,
13を嵌合することができる。同様にしてホルダー17
を雌コネクタハウジング11側から引き抜くことによ
り、小さな操作力でかつ簡単な操作により雄雌両コネク
タハウジング11,13を離脱することができる。
【0024】また、雄コネクタハウジング13の突起1
6及びホルダー17の傾斜溝18は外部に大きく突出す
ることがないので、従来のレバーを用いる場合に比べ
て、コネクタ全体の構造の簡素化及び小型化を図ること
ができる。さらに、長孔状の傾斜溝18の略中央に形成
された一対の凸部18a、18aと突起16との係止に
より、雌雄両コネクタハウジング11,13の両端子1
2,14の接触嵌合状態及び離脱状態を容易かつ確実に
保持することができる。さらにまた、雌コネクタハウジ
ング11の雄端子12のテーパ面12a側から雄コネク
タハウジング13の雌端子14のコ字状の先端部14a
が挿入されて該先端部14a内の折曲片14cと雄端子
12とが接触する際に、雄端子12のテーパ面12aに
より雌端子14の先端部14aをスムーズに挿入するこ
とができ、接触後は折曲片14cの弾性付勢力により両
端子12,14の接触嵌合状態を確実に保持することが
できる。
【0025】尚、前記実施形態によれば、雄コネクタハ
ウジング側にカムフォロアとしての突起を設け、ホルダ
ー側に傾斜カムとしての傾斜溝を設けたが、雄コネクタ
ハウジング側に傾斜カムとしての傾斜溝を設け、ホルダ
ー側にカムフォロアとしての突起を設けしても良い。ま
た、傾斜カムの形状は長孔状の傾斜溝に限らず、凹状の
傾斜凹部でも良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、一方のコネクタハウジングに他方のコネクタハ
ウジングを嵌合した後で、一方のコネクタハウジングに
対して他方のコネクタハウジングをスライド移動自在に
保持したホルダーをコネクタ嵌合方向に更に押し込んで
傾斜カム及びカムフォロアを介して他方のコネクタハウ
ジングを雌雄両コネクタハウジングの両端子同士が接触
する方向にスライド移動自在にしたので、小さな操作力
でかつ簡単な操作により雄雌両コネクタハウジングを嵌
脱することができる。また、ホルダーと他方のコネクタ
ハウジングのいずれか一方に傾斜カムを設け、他方に傾
斜カムに沿って移動するカムフォロアを設けるだけで済
むので、従来のレバーを用いる場合に比べて、コネクタ
全体の構造の簡素化及び小型化を図ることができる。
【0027】請求項2の発明によれば、傾斜カムを長孔
状の傾斜溝で構成すると共に、カムフォロアを円柱状の
突起で構成し、傾斜溝内に他方のコネクタハウジングの
スライド前の突起の位置とスライド後の該突起の位置を
規制する係止部を設けたことにより、雌雄両コネクタハ
ウジングの両端子の接触嵌合状態及び離脱状態を傾斜溝
内の係止部と円柱状の突起との係止により容易かつ確実
に保持することができる。
【0028】請求項3の発明によれば、一方のコネクタ
ハウジングの一方の端子を一側部にテーパ面を有した板
状の雄端子で構成すると共に、他方のコネクタハウジン
グの他方の端子をコ字状の先端部内にU字状の折曲片を
有した雌端子で構成し、これら両端子の接触時に雄端子
のテーパ面を介して雌端子の先端部内の折曲片に雄端子
を接触嵌合自在にしたことにより、雄端子のテーパ面側
から雌端子のコ字状の先端部が挿入されて該先端部内の
折曲片と雄端子とが接触する際に、雄端子のテーパ面に
より雌端子の先端部をスムーズに挿入することができ、
接触後は折曲片の弾性付勢力により両端子の接触嵌合状
態を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態のコネクタの嵌合
前の状態を一部断面で示す平面図、(b)は同コネクタ
に用いられる雄,雌端子の接触前の状態を示す部分斜視
図である。
【図2】上記コネクタを構成する雄,雌コネクタハウジ
ングの嵌合時の状態を一部断面で示す平面図である。
【図3】上記雄,雌コネクタハウジングの嵌合後の上記
雄,雌端子の接触状態を一部断面で示す平面図である。
【図4】(a)は従来例のコネクタの雌コネクタハウジ
ング側の斜視図、(b)は同コネクタの雄コネクタハウ
ジング側の斜視図である。
【図5】上記従来例のコネクタの雄,雌コネクタハウジ
ングの仮嵌合の状態を一部断面で示す側面図である。
【図6】上記従来例のコネクタの雄,雌コネクタハウジ
ングの嵌合完了の状態を一部断面で示す側面図である。
【符号の説明】
10 コネクタ 11 雌コネクタハウジング(一方のコネクタハウジン
グ) 12 雄端子(一方の端子) 12a テーパ面 13 雄コネクタハウジング(他方のコネクタハウジン
グ) 14 雌端子(他方の端子) 14a 先端部 14c 折曲部 16 円柱状の突起(カムフォロア) 17 ホルダー 18 傾斜溝(カム) 18a 凸部(係止部) A コネクタ嵌合方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌雄両コネクタハウジングの一方のコネ
    クタハウジングと、ホルダー内にスライド移動自在に保
    持された他方のコネクタハウジングとを嵌合離脱自在に
    設け、これら両コネクタハウジングの嵌合完了時に前記
    一方のコネクタハウジングの一方の端子と前記他方のコ
    ネクタハウジングの他方の端子の両端子同士を接触自在
    にしたコネクタにおいて、 前記ホルダーと前記他方のコネクタハウジングのいずれ
    か一方に傾斜カムを設けると共に、他方に該傾斜カムに
    沿って移動するカムフォロアを設け、前記両コネクタハ
    ウジングの嵌合後に前記一方のコネクタハウジングに対
    して前記ホルダーをコネクタ嵌合方向に更に押し込んで
    前記傾斜カム及び前記カムフォロアを介して前記他方の
    コネクタハウジングを前記両端子同士が接触する方向に
    スライド移動自在にしたことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタであって、 前記傾斜カムを長孔状の傾斜溝で構成すると共に、前記
    カムフォロアを円柱状の突起で構成し、前記傾斜溝内に
    前記他方のコネクタハウジングのスライド前の前記突起
    の位置とスライド後の該突起の位置を規制する係止部を
    設けたことを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコネクタであって、 前記一方の端子を一側部にテーパ面を有した板状の雄端
    子で構成すると共に、前記他方の端子をコ字状の先端部
    内にU字状の折曲片を有した雌端子で構成し、これら両
    端子の接触時に前記雄端子のテーパ面を介して前記雌端
    子の先端部内の折曲片に該雄端子を接触嵌合自在にした
    ことを特徴とするコネクタ。
JP10097935A 1998-04-09 1998-04-09 コネクタ Pending JPH11297407A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10097935A JPH11297407A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 コネクタ
US09/283,147 US6093040A (en) 1998-04-09 1999-04-01 Terminal housing connecting structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10097935A JPH11297407A (ja) 1998-04-09 1998-04-09 コネクタ

Publications (1)

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JPH11297407A true JPH11297407A (ja) 1999-10-29

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