JP2581420Y2 - カメラの撮影ファンクション切換制御装置 - Google Patents

カメラの撮影ファンクション切換制御装置

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JP2581420Y2
JP2581420Y2 JP1991040926U JP4092691U JP2581420Y2 JP 2581420 Y2 JP2581420 Y2 JP 2581420Y2 JP 1991040926 U JP1991040926 U JP 1991040926U JP 4092691 U JP4092691 U JP 4092691U JP 2581420 Y2 JP2581420 Y2 JP 2581420Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、単一の操作部材で2つ
の撮影ファンクションの切換を可能とするカメラの撮影
ファンクション切換制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セルフタイマ撮影が可能なカメラ
において、セルフタイマの計時時間(以下、セルフ秒時
と呼ぶ)が変更可能なものが知られている。またこの種
のカメラで、単一の操作部材の操作によりセルフタイマ
モードの設定/解除(第1の撮影ファンクションの切換
え)と、上記セルフ秒時の切換え(第2の撮影ファンク
ションの切換え)とを可能としたものがある。すなわ
ち、この操作部材が操作されると、その操作直後にセル
フタイマモードの設定/解除(設定されているときには
解除、解除されているときには設定)が行われ、また操
作部材の操作が所定時間以上継続してなされると、セル
フ秒時の切換えが可能となる。これによれば、それぞれ
専用の操作部材を設けた場合と比べて操作部材の設置ス
ペースが節約できる。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】しかしながら、上述
した従来装置の構成では、例えばセルフタイマモードが
設定されている状態で、セルフ秒時を変更してセルフタ
イマ撮影を行おうとした場合、上記操作部材を操作する
とセルフタイマモードが解除されてしまい、その後、セ
ルフ秒時の変更を行ってから再度操作部材を操作してセ
ルフタイマモードを設定し直さなければならなかった。
すなわち、第1のファンクションはそのままで第2の撮
影ファンクションの切換えのみを行いたいにも拘らず、
操作部材を操作すると必ず第1の撮影ファンクションの
切換えが行われてしまい、その後に第1のファンクショ
ンを元に戻す操作が必要となり、操作性が悪いという問
題があった。
【0004】本考案の目的は、第1の撮影ファンクショ
ンはそのままで第2のファンクションのみを切換えるこ
とが可能なカメラの撮影ファンクション切換制御装置を
提供することにある。
【0005】請求項1の考案に係るカメラの撮影ファン
クション切換制御装置は、第1および第2の操作部材
と、第1の操作部材の操作に伴って第1の撮影ファンク
ションの切換えを行うとともに、第1の操作部材の操作
が所定時間継続してなされた場合には、第1の撮影ファ
ンクションの切換えを解除する第1の切換制御手段と、
第1の操作部材の操作が所定時間に達してからその操作
が解除されるまでの間に第2の操作部材が操作される
と、第2の撮影ファンクションの切換えを行う第2の切
換制御手段とを具備し、これにより上記問題点を解決す
る。請求項2の考案に係るカメラの撮影ファンクション
切換制御装置は、第1および第2の操作部材と、第1の
操作部材が操作されその操作が所定時間以内に解除され
た場合、その解除動作に伴って第1の撮影ファンクショ
ンの切換えを行う第1の切換制御手段と、第1の操作部
材が前記所定時間を越えて操作された場合には、その操
作が解除されても第1の切換制御手段による第1の撮影
ファンクションの切換えを禁止する禁止手段と、第1の
操作部材の操作が所定時間に達してからその操作が解除
されるまでの間に第2の操作部材が操作されると、第2
の撮影ファンクションの切換えを行う第2の切換制御手
段とを具備する。
【0006】
【作用】(1)請求項1の考案 第1の操作部材が操作されると、その操作に伴って第1
の撮影ファンクションの切換えが行われるが、第1の操
作部材の操作が所定時間継続してなされた場合には、第
1の撮影ファンクションの切換えが解除される。第1の
操作部材の操作が所定時間に達してからその操作が解除
されるまでの間に第2の操作部材が操作されると、第2
の撮影ファンクションの切換えが行われる。
【0007】(2)請求項2の考案 第1の操作部材が操作されその操作が所定時間以内に解
除されると、その解除動作に伴って第1の撮影ファンク
ションの切換えが行われるが、第1の操作部材が所定時
間を越えて操作された場合には、その操作が解除されて
も第1の撮影ファンクションの切換えは行われない。第
1の操作部材の操作が所定時間に達してからその操作が
解除されるまでの間に第2の操作部材が操作されると、
第2の撮影ファンクションの切換えが行われる。
【0008】
【実施例】−第1の実施例− 図1〜図8により本考案をセルフタイマ撮影が可能なカ
メラに適用した場合の第1の実施例を説明する。図1は
本考案に係るカメラの撮影ファンクション切換制御装置
を示すブロック図である。カメラ全体のシーケンスを制
御するCPU2は、ワンチップマイクロコンピュータか
ら成り、このCPU2には、セルフタイマモードの選択
およびセルフタイマ秒時を設定するためのモードスイッ
チ8と、不図示のレリーズ釦の半押し操作でオンする半
押しスイッチ9と、レリーズ釦の全押し操作でオンする
レリーズスイッチ10と、カメラの動作を開始するため
のメインスイッチ11と、セルフタイマ秒時を増加させ
るためのデータアップスイッチ12と、セルフタイマ秒
時を減少させるためのデータダウンスイッチ13とが接
続されている。また、液晶表示装置(以下、LCDと呼
ぶ)3と、測光回路4と、測距回路5と、SB回路6
と、フィルム巻上げ回路7も接続されている。
【0009】LCD3はカメラボディ上に配置されてお
り、CPU2からの指令に応答して種々の情報(例え
ば、後述するようなセルフタイマ情報)を外部に表示す
る。測光回路4は、被写体の輝度を検出してCPU2に
入力する。測距回路5は、被写体までの距離を検出して
CPU2に入力する。SB回路6は、CPU2が低輝度
と判断したときにシャッタレリーズに同期して電子閃光
装置(不図示)の発光管を発光させる。巻上げ回路7は
CPU2の指示によりフィルムを1駒分巻き上げる。そ
して、上記CPU2,測光回路4,測距回路5,SB回
路6および巻上げ回路7は電池1から給電される。
【0010】ここで本実施例では、セルフタイマモード
として、1駒のみのセルフタイマ撮影を行う通常のセル
フタイマモード(以下、単に「セルフ」と呼ぶ)と、1
回のレリーズ操作で2駒のセルフタイマ撮影を行うモー
ド(以下、「ダブルセルフ」と呼ぶ)が設定可能であ
り、その切換えは、上記モードスイッチ8の操作ごとに
「セルフ解除」、「セルフ」、「ダブルセルフ」の順で
サイクリックに切り換わるものとする。また、セルフタ
イマの計時時間(セルフ秒時)は10秒を標準とし、5
秒から30秒まで5秒おきに変更(切換え)可能であ
り、その切換えは、モードスイッチ8を押しながらデー
タアップスイッチ12およびデータダウンスイッチ13
を操作することにより可能である。
【0011】また図2は、上記LCD3の表示パターン
のうちセルフタイマモードに関わる部分を示す。セルフ
が解除されているときはセルフマーク71,72がとも
に消灯される。またセルフのときはマーク71が点灯、
72が消灯する。ダブルセルフのときはマーク71,7
2がともに点灯する。さらに73は7セグメントの2桁
のカウンタで、現在設定されているセルフ秒時が表示さ
れる。
【0012】なお以下の説明中でLCD表示処理では、
そのときに設定されているセルフモードとセルフタイマ
秒時に対応して、図2の表示が切り換わるものとする。
また、LCD上の省スペースのために、2桁のカウンタ
をフィルム駒数等の表示と兼用し、必要なときだけセル
フタイマ秒時を表示するように構成してもよい。
【0013】次に、図3〜図8のフローチャートに基づ
いてCPU2による制御の手順を説明する。図3はセル
フタイマモード設定と撮影処理に関わる部分の全体の流
れを示したメインのフローチャートであり、電池1がカ
メラボディに装填された状態でメインスイッチ11がオ
ンされるとステップS100から処理がスタートする。
まず、ステップS101でセルフタイマの秒時設定を1
0秒に初期設定する。続いてステップS102,S10
3,S104のループでモードスイッチ8および半押し
スイッチ9のいずれかがオンされるか、あるいはメイン
スイッチ11がオフされるのを待つ。ステップS102
でモードスイッチ8のオンが判定されるとステップS1
06へ進み、セルフモード設定処理をコールする。
【0014】またステップS103で半押しスイッチ9
のオンが判定されるとステップS107へ進み、撮影処
理をコールする。セルフモード設定処理と撮影処理につ
いては後で詳述するが、それらが終了するとステップS
102,S103,S104のループに戻り、再度モー
ドスイッチ8か半押しスイッチ9がオンされるのを待
つ。ステップS104でメインスイッチ11のオフが判
定されるとステップS105に進み、処理を終了する。
その後、再度メインスイッチ11がオンされるのを待
ち、メインスイッチ11がオンされると、ステップS1
00から処理を再開する。
【0015】図4および図5は上記セルフモード設定処
理(ステップS106)の詳細を示すサブル−チンフロ
ーチャートである。処理の流れを詳細に説明する。図3
のステップS102でモードスイッチ8のオンが判定さ
れるとセルフモード設定処理がコールされ、図4のステ
ップS200から処理を開始する。ステップS201,
S202で現在選択されているファンクションを判定
し、ステップS203,S204,S205のいずれか
で新しいファンクションを設定する。すなわちステップ
S201で現在セルフが設定されていると判定された場
合にはステップS203へ進んでダブルセルフを設定
し、ステップS202で現在ダブルセルフが設定されて
いると判定された場合にはステップS205へ進んでセ
ルフを解除する。またステップS202でダブルセルフ
がセットされていないと判定された場合、すなわちセル
フが解除されている場合には、ステップS204へ進ん
でセルフをセットする。これらの処理の後、ステップS
206へ進みLCD3上に新たにセットされたモードを
表示する。
【0016】次に、ステップS207でモードスイッチ
8のオン時間をカウントするための3秒タイマ(不図
示)をスタートする。このタイマはCPU2に内蔵され
ており、CPU内のプログラムによって所望の時間をカ
ウントできる機能を持っているものとする。3秒タイマ
スタート後、ステップS208,S209のループを回
りながらモードスイッチ8がオフされるか、3秒が経過
するかを待つ。ステップS208でモードスイッチ8の
オフを確認すると、ステップS210から図3のルーチ
ンへ戻る。またステップS209で3秒タイマのタイム
アップを判定すると、図5のステップS211へ進む。
【0017】ステップS211〜S215の処理は上述
したステップS201〜S205の処理と対応してお
り、ステップS201〜S205で、セルフ解除ならセ
ルフへ、セルフならダブルセルフへ、ダブルセルフなら
セルフ解除へとモード設定を変更したものに対し、それ
らをそれぞれ元に戻す動作を行う。すなわち、ステップ
S211でセルフ設定と判定された場合にはステップS
213でセルフを解除し、ステップS212でダブルセ
ルフ設定と判定された場合にはステップS215でセル
フを設定する。またステップS211とステップS21
2でセルフもダブルセルフも設定されていないと判定さ
れた場合には、ステップS214でダブルセルフを設定
する。これによりモードは、モードスイッチ8をオンす
る前の状態に戻る。これらの処理の後、ステップS21
6で、LCD3上に新たにセットされたファンクション
(つまり、モードスイッチ8をオンする前と同じファン
クション)を表示する。その後ステップS217,S2
18,S219のループへ進む。
【0018】ステップS217でモードスイッチ8のオ
フが判定されると、ステップS220から図3のルーチ
ンへ戻る。ステップS218でデータアップスイッチ1
2のオンが判定されるとステップS221へ進み、図6
の秒時アップ処理をコールする。同様に、ステップS2
19でデータダウンスイッチ13のオンが判定されると
ステップS222へ進み、図7の秒時ダウン処理をコー
ルする。
【0019】図6により秒時アップ処理について説明す
る。ステップS300から秒時アップ処理がスタートす
るとステップS301で0.5秒タイマをスタートす
る。この0.5秒は、使用者がセルフ秒時設定の変更を
確認しながらデータアップスイッチ12を操作出来るよ
うにするための待機時間である。0.5秒タイマスター
ト後、ステップS302,S303,S304のループ
を回る。ステップS302でモードスイッチ8のオフが
判定されるとステップS305から図5のルーチンへ戻
り、ステップS217でモードスイッチ8がオフなので
ステップS220から図3のルーチンへ戻る。一方、ス
テップS303でデータアップスイッチ12のオフが判
定されるとステップS305から図5のルーチンへ戻
る。
【0020】ステップS304で0.5秒タイマのタイ
ムアップが判定されると、ステップS306へ進み、現
在の設定秒時が30秒であるか否かを判定し、30秒で
あればステップS308へ進み、30秒以上の秒時が設
定されることを禁止する。30秒以外のときはステップ
S307へ進んで設定秒時を5秒だけ増加させ、その
後、ステップS308で新たな設定秒時をLCD3上に
表示する。次いでステップS301へ戻り、0.5秒タ
イマを再度スタートする。以上の制御によりモードスイ
ッチ8とデータアップスイッチ12をオンのままにすれ
ば0.5秒ごとに設定秒時を増加して行くことが出来
る。
【0021】図7の秒時ダウン処理も同様であり、ステ
ップS404で0.5秒タイマがタイムアップしたと
き、ステップS406で設定秒時が5秒以外のときはス
テップS407で設定秒時を5秒だけ減少させ、それ以
外の場合は図6と同様である。
【0022】以上の手順によれば、モードスイッチ8を
操作すると、これに伴ってモード(セルフ,ダブルセル
フ,セルフ解除)の切換えが行われ、上記スイッチ8の
操作が3秒間継続してなされると、上記モードが元の状
態に戻る。つまり実質的にはモードの切換は行われなか
ったことになる。そして、スイッチ8の操作が3秒間経
過した後は、スイッチ8を操作したままデータアップス
イッチ12,データダウンスイッチ13を操作すること
によりセルフ秒時が5秒から30秒の間で切換可能とな
る。すなわち、スイッチ8の操作によりモードをそのま
まにしてセルフ秒時の切換えのみが可能となる。なお上
記時間は3秒に限定されない。
【0023】次に、図8によりステップS107(図
3)の撮影処理の詳細を説明する。図3のステップS1
03で半押しスイッチ9のオンが判定されるとステップ
S107へ進み、図8の撮影処理をコールする。ステッ
プS500から撮影処理がスタートし、まずステップS
501で測光回路4により測光処理を実行する。測光処
理の詳細は省略するが、測光回路4内の受光素子に入力
した光量から被写体の輝度を算出し、シャッタの開口時
間を求める。同時に低輝度かどうかの判別をし、不図示
の電子閃光装置(以下、SBと呼ぶ)の発光が必要か否
か判断する。
【0024】次いでステップS502では測距回路5に
測距開始信号を送り、測距処理を開始させる。測距処理
の詳細は省略するが、測距が完了すると測距回路5はC
PU2へ測距結果を出力する。次に、ステップS503
でSB発光が必要か否かを判定し、必要でなければステ
ップS506に進む。SB発光が必要であればステップ
S504へ進み、SBの充電が完了しているか否かを判
定する。充電が完了していたらステップS506へ進
み、充電が完了していなかったらステップS505で半
押しスイッチ9のオフを待つ。このとき撮影は行われな
い。またステップS505で半押しスイッチ9のオフが
判定されるとステップS515から図3のルーチンへ戻
る。
【0025】SB発光以外かSB発光で充電が完了して
いるときは撮影可能であり、ステップS506,S50
7のループへ進む。ステップS507で半押しスイッチ
9のオフが判定されると、ステップS515から図3の
ルーチンに戻る。ステップS506でレリーズスイッチ
10のオンが判定されるとステップS508へ進み、セ
ルフあるいはダブルセルフが設定されているか否かを判
定し、設定されていなければ、すなわちセルフ解除であ
ればステップS511へ進む。設定されていればステッ
プS509へ進み、現在設定されているセルフ秒時(ス
テップS101で初期設定された10秒、もしくは図
6,図7の処理で変更された秒時)を読み出す。続い
て、ステップS510で読みだしたセルフ秒時時間だけ
待機する。
【0026】その後、ステップS511へ進み、シャッ
タの開閉と、SB発光モードならばSB回路6によりS
Bの発光を実行し、つづいてステップS512で巻上げ
回路7によりフィルムを1駒分巻き上げる。続いて、今
回の撮影がダブルセルフの1駒目であったかどうか判定
し、ダブルセルフの1駒目であったらステップS156
でセルフ秒時を5秒にセットしてステップS10に戻
り、撮影を繰り返す。すなわちダブルセルフの1駒目か
ら2駒目までのセルフ秒時は一律に5秒となる。またダ
ブルセルフの1駒目以外のときはステップS513から
ステップS514へ進み、半押しスイッチ9がオフにな
るのを待つ。ステップS514で半押しスイッチ9のオ
フが判定されると、ステップS515から図3のルーチ
ンに戻る。
【0027】以上の第1の実施例の構成において、モー
ドスイッチ8が第1の操作部材を、データアップスイッ
チ12およびデータダウンスイッチ13が第2の操作部
材を、CPU2が第1および第2の切換制御手段をそれ
ぞれ構成する。また、モード(セルフ,ダブルセルフ,
セルフ解除)が第1の撮影ファンクションに、セルフ秒
時が第2の撮影ファンクションに相当する。
【0028】−第2の実施例− 次に、図9および図10により第2の実施例を説明す
る。図9,図10は上記図4および図5のモード設定処
理の内容を変更したものである。相違点のみ説明する
と、まず最初に図9のステップS207で3秒タイマを
スタートさせ、その後、上述したステップS208,S
209のループを回る。ステップS208でモードスイ
ッチ8がオフされたと判定されると、ステップS201
に進み、ステップS201〜S206(図4で説明済
み)の処理を行い、その後、ステップS210から図3
の処理に戻る。一方、ステップS209でタイムアップ
が判定された場合には、図10のステップS217に進
み、ステップS217〜S222の処理(図5で説明済
み)を行う。
【0029】以上の手順によれば、モードスイッチ8が
操作され3秒以内にその操作が解除された場合には、そ
の解除動作に伴って撮影モードの切換えが行われる。一
方、上記操作が所定時間以上継続してなされた場合に
は、撮影モードの切換えは行われずにセルフ秒時の切換
えが可能となる。以上の第2の実施例の構成において、
モードスイッチ8が第1の操作部材を、データアップス
イッチ12およびデータダウンスイッチ13が第2の操
作部材を、CPU2が第1,第2の切換制御手段および
禁止手段をそれぞれ構成する。また、モード(セルフ,
ダブルセルフ,セルフ解除)が第1の撮影ファンクショ
ンに、セルフ秒時が第2の撮影ファンクションに相当す
る。
【0030】なお以上では、モードスイッチ8により、
セルフモードの設定/解除(第1の撮影ファンクショ
ン)とセルフタイマ秒時の設定(第2の撮影ファンクシ
ョン)を行う例を示したが、これに限定されず、例えば
第1の撮影ファンクションとしてのSBのモード(例え
ば、自動発光、発光禁止、強制発光、スローシンクロ発
光)の切換えと、第2の撮影ファンクションとしての露
出補正値の切換えとをSBモード切換スイッチで兼用し
た場合、あるいはその他の第1,第2のファンクション
を単一の操作部材で切換えるものに対しても同様に本考
案を適用することができる。
【0031】
【考案の効果】請求項1の考案によれば、第1の操作部
材の操作に伴って第1の撮影ファンクションの切換えを
行うとともに、その操作が所定時間以上継続してなされ
た場合には第1の撮影ファンクションの切換えを解除し
て第2の操作部材による第2の撮影ファンクションの切
換を可能としたので、実質的に第1のファンクションの
切換えを行わずに第2の撮影ファンクションの切換えの
みを行うことが可能となる。したがって、従来のように
不所望に切換わった第1のファンクションを元に戻す操
作が不要となり、操作性の向上が図れる。また請求項2
の考案によれば、第1の操作部材が操作されると、所定
時間以内にその操作が解除された場合にのみその解除動
作に伴って第1の撮影ファンクションの切換えを行うと
ともに、第1の操作部材が所定時間以上継続して操作さ
れた場合に第2の操作部材による第2の撮影ファンクシ
ョンの切換えを可能としたので、第1のファンクション
の切換えを行わずに第2の撮影ファンクションの切換え
のみを行うことが可能となり、上述と同様の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカメラの撮影ファンクション切換
制御装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】液晶表示装置によるセルフタイマ関連の表示例
を示す図である。
【図3】カメラの制御を示すメインのフローチャートで
ある。
【図4】セルフモード設定処理の手順を示すサブル−チ
ンフローチャートである。
【図5】図4に続くフローチャートである。
【図6】秒時アップ処理の手順を示すサブル−チンフロ
ーチャートである。
【図7】秒時ダウン処理の手順を示すサブル−チンフロ
ーチャートである。
【図8】撮影処理の詳細を示すサブル−チンフローチャ
ートである。
【図9】他の実施例を示すセルフモード設定処理のサブ
ルーチンフローチャートである。
【図10】図9に続くフローチャートである。
【符号の説明】
2 CPU 3 LCD 4 測光回路 5 測距回路 6 SB回路 7 巻上回路 71,72 セルフマーク 73 カウンタ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の撮影ファンクションを
    切換えるカメラの撮影ファンクション切換制御装置にお
    いて、 第1および第2の操作部材と、 前記第1の操作部材の操作に伴って前記第1の撮影ファ
    ンクションの切換えを行うとともに、該第1の操作部材
    の操作が所定時間継続してなされた場合には、前記第1
    の撮影ファンクションの切換えを解除する第1の切換制
    御手段と、 前記第1の操作部材の操作が前記所定時間に達してから
    その操作が解除されるまでの間に前記第2の操作部材が
    操作されると、前記第2の撮影ファンクションの切換え
    を行う第2の切換制御手段とを具備することを特徴とす
    るカメラの撮影ファンクション切換制御装置。
  2. 【請求項2】 第1および第2の撮影ファンクションを
    切換えるカメラの撮影ファンクション切換制御装置にお
    いて、 第1および第2の操作部材と、 前記第1の操作部材が操作されその操作が所定時間以内
    に解除された場合、その解除動作に伴って前記第1の撮
    影ファンクションの切換えを行う第1の切換制御手段
    と、 前記第1の操作部材が前記所定時間を越えて操作された
    場合には、その操作が解除されても前記第1の切換制御
    手段による第1の撮影ファンクションの切換えを禁止す
    る禁止手段と、 前記第1の操作部材の操作が前記所定時間に達してから
    その操作が解除されるまでの間に前記第2の操作部材が
    操作されると、前記第2の撮影ファンクションの切換え
    を行う第2の切換制御手段とを具備することを特徴とす
    るカメラの撮影ファンクション切換制御装置。
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