JP2578905B2 - 製パン機 - Google Patents

製パン機

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JP2578905B2
JP2578905B2 JP11721888A JP11721888A JP2578905B2 JP 2578905 B2 JP2578905 B2 JP 2578905B2 JP 11721888 A JP11721888 A JP 11721888A JP 11721888 A JP11721888 A JP 11721888A JP 2578905 B2 JP2578905 B2 JP 2578905B2
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JP
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temperature
container
bread
containers
kneading
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周史 佐藤
邦夫 浜田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はパン材料を収納する容器を複数備えた製パン
機に関するものである。
従来の技術 近年、容器にパン材料を入れて運転を開始すると、自
動的にパンを焼き上げる製パン機が普及してきている。
しかも、容器の個数を増やし、一度に多くのパンを焼き
上げることのできる製パン機が要望されてきている。
従来のこの種の製パン機は第4図に示すような構成と
なっている。すなわち、本体1内に収納庫2を設け、こ
の収納庫2内に2つの容器3a,3bが配設されている。そ
してこの容器3a,3bの内底部には、投入されるパン材料
を混練するための羽根5a,5bが回転自在に配設され、こ
の羽根5a,5bにモータ8の回転力がプーリー6a,6bおよび
ベルト7を介して伝達される構成となっている。以上の
羽根5a,5b、プーリー6a,6b、ベルト7およびモータ8で
混練手段を構成している。また、容器3a,3bの下方に
は、加熱手段4a,4bが配設され、容器3aの側壁には、そ
の容器3aの温度を検知する温度センサ9が当接してい
る。そしてこの温度センサ9は温度検知手段10に接続さ
れ、そしてこの温度検知手段10から容器3aの温度信号を
制御手段11に出力する構成になっている。この制御手段
11は温度信号にもとづいてモータ駆動手段12、ヒータ駆
動手段13を動作させ、モータ8、ヒータ4a,4bを制御し
ている。
次に制御手段11の制御について説明する。まず、運転
を開始すると、モータ駆動手段12が動作して、容器3a,3
b内のパン材料を羽根5a,5bによって混練する(練り工
程)。この練り工程が終了すると、ヒータ駆動手段13を
動作させて、容器3a,3bの温度を発酵温度に制御する
(発酵工程)。このとき、制御手段11は温度検知手段10
から温度信号を入力し、容器3aの温度が発酵温度に達す
るようにヒータ駆動手段13を動作させ、ヒータ4a,4bの
加熱量を制御している。このとき温度検知手段10の温度
信号は容器3a側のみの温度情報であるが、制御手段11は
容器3b側の温度も容器3a側の温度とほぼ等しいとみなし
て、ヒータ4a,4bの加熱制御をするものである。
そして発酵工程が終了すれば、パン焼き温度まで容器
3a,3bの温度を上昇させる焼成工程に移行する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成では、ヒータ4a,4bを
容器3a側の温度信号のみにより制御しているため、たと
えば、容器3a側に定格量のパン材料を投入し、容器3b側
に少量のパン材料を投入した場合、少量の容器3b側のパ
ン生地が過発酵になってしまうという問題点を有してい
た。この原因は、パン材料の少ない方の容器3bは温度上
昇が早く、これによって定格量の容器3aの温度が発酵温
度に達するときには、少量の容器3bの温度はそれ以上と
なってしまうためである。
本発明は上記の問題点に鑑み、複数の容器に異なった
量のパン材料を投入した場合にも、パン生地が過発酵状
態になるのを防止することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、パン材料を収納
する複数の容器と、前記各容器内のパン材料を混練する
混練手段と、前記各容器に対応して設けられた加熱手段
と、前記各容器の温度を検知するために前記各容器に対
応して設けられた温度検知手段と、前記温度検知手段の
信号を入力し、前記加熱手段、前記混練手段を制御して
練り工程・発酵工程・焼成工程を有するパン製造工程を
進行させ、かつ発酵工程においては前記温度検知手段の
うち最も早く所定の設定温度に達したいずれか1つの前
記温度検知手段の信号により前記加熱手段を制御するよ
うにした制御手段とを備えたものである。
作用 上記構成によれば、パン材料の量が異なる複数の容器
の各温度を温度検知手段により検知し、その検知した温
度のうち最も早く設定値に達する温度信号、すなわち最
もパン材料の少ない容器の温度信号にもとづいて加熱手
段を制御するため、パン生地が過発酵状態になるのを確
実に防止することができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図にもと
づいて説明する。
本実施例における製パン機の構成を第1図に示すが、
従来の構成と同一部分には同一番号を付し、その説明は
省略する。
第1図において、10a,10bは、容器3a,3bに当接した温
度センサ9a,9bが接続される温度検知手段で、この温度
検知手段10a,10bの温度信号は切替手段14および比較手
段15に出力されている。そしてこの比較手段15は設定値
記憶手段16からの設定温度値と、温度検知手段10a,10b
からの温度信号とを比較し、最も早く設定温度値に達す
る温度検知手段10aあるいは10bを判定する。この判定結
果にもとづいて切替手段14は温度検知手段10aあるいは1
0bからの温度信号を切替え、制御手段11に出力する。そ
して、制御手段11は、切替手段14からの温度信号にもと
づいて、発酵工程におけるヒータ4a,4bの加熱量を制御
する。上記制御手段11、切替手段14、比較手段15および
設定値記憶手段16は、マイクロコンピュータ17で構成さ
れている。
次に、マイクロコンピュータ17の制御フローを第2図
により説明する。まず、運転を開始すると、ステップ21
で練り工程を実行する。練り工程が終了すると、ヒータ
4a,4bに通電を開始し、容器3a,3bを加熱する発酵工程に
移行する。この発酵工程において、まず、ステップ22
で、容器3aと3bの温度が設定値に達したかどうかを判定
し、もし容器3aが先に達していればステップ23へ進み、
容器3bが先に達していればステップ25へ進み、もしどち
らも達していなければステップ22を繰り返している。ス
テップ23では、温度検知手段10aからの入力によりヒー
タ4a,4bの通電制御を行ない、ステップ25に進んだ場合
には、温度検知手段10bからの入力によりヒータ4a,4bの
通電制御を行なう。そして各々、ステップ24とステップ
26で、発酵時間を測定し、所定時間経過した後、ステッ
プ27の焼成工程でパンの焼き上げを終了する。
上記発酵工程における各容器3a,3bの温度変化を第3
図により説明する。図中の曲線Aは少量のパン材料を投
入した容器の温度変化を示し、曲線Bは定格量のパン材
料を投入した容器の温度変化を示している。発酵工程に
移行してヒータ4a,4bが入った場合、容器の温度は上昇
しはじめる。そして、設定温度Tbにどちらか一方の容器
(この場合は少量の容器)が達すれば、曲線Aの温度と
なるように制御手段11はヒータ4a,4bを制御する。すな
わち、パン生地発酵温度Ta(Ta>Tb)に達するまでヒー
タ4a,4bに通電し、その温度Taに達した時点taでヒータ4
a,4bの通電をオン,オフし、発酵温度Taを保持する。一
方、容量の多い容器の温度は曲線Bのように上昇し、ta
時点でヒータ4a,4bの加熱量が減少するため、温度上昇
率はさらに低下し、最終的には発酵温度Taに達する。こ
の場合、ta時点でヒータ4a,4bをオン,オフ制御してい
るが、定格容量の容器側のヒータ4aあるいは4bを制御
し、少量の容器側のヒータ4aあるいは4bの通電を停止す
れば、定格容量の容器側へ伝達される熱量が増加するた
め、定格容量の容器の温度上昇率の低下を防止すること
ができ、2つの容器のパンの発酵状態をより良好にする
ことができる。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、最も早く設定値に達する温度信号にもとづいて発酵
工程における加熱手段を制御するようにしているため、
複数の容器に異なった量のパン材料を投入した場合にお
いても、パン生地が過発酵状態になるのを確実に防止す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における製パン機の構成図、
第2図は同マイクロコンピュータの制御を示すフローチ
ャート、第3図は同各容器の温度変化を示すグラフ、第
4図は従来例を示す製パン機の構成図である。 3a,3b……容器、4a,4b……ヒータ、5a,5b……羽根、8
……モータ、9a,9b……温度センサ、10a,10b……温度検
知手段、11……制御手段、12……モータ駆動手段、13…
…ヒータ駆動手段、14……切替手段、15……比較手段、
16……設定値記憶手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パン材料を収納する複数の容器と、前記各
    容器内のパン材料を混練する混練手段と、前記各容器に
    対応して設けられた加熱手段と、前記各容器の温度を検
    知するために前記各容器に対応して設けられた温度検知
    手段と、前記温度検知手段の信号を入力し、前記加熱手
    段、前記混練手段を制御して練り工程・発酵工程・焼成
    工程を有するパン製造工程を進行させ、かつ発酵工程に
    おいては前記温度検知手段のうち最も早く所定の設定温
    度に達したいずれか1つの前記温度検知手段の信号によ
    り前記加熱手段を制御するようにした制御手段とを備え
    た製パン機。
JP11721888A 1988-05-13 1988-05-13 製パン機 Expired - Lifetime JP2578905B2 (ja)

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JPH01285226A JPH01285226A (ja) 1989-11-16
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