JP2578732B2 - コンテナ格納装置 - Google Patents

コンテナ格納装置

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JP2578732B2
JP2578732B2 JP6332843A JP33284394A JP2578732B2 JP 2578732 B2 JP2578732 B2 JP 2578732B2 JP 6332843 A JP6332843 A JP 6332843A JP 33284394 A JP33284394 A JP 33284394A JP 2578732 B2 JP2578732 B2 JP 2578732B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を収容したコンテ
ナを棚小間にその奥行方向に複数個並べて格納するよう
にしたコンテナ格納装置に関する。
【0002】
【従来技術】このようなコンテナ格納装置が特公昭61−
25602 号公報に開示されているが、このコンテナ格納装
置は、上下水平方向に亘り多数の棚小間が設けられた立
体棚の間口面に沿い形成された通路にコンテナ搬送機を
配設し、該搬送機により棚小間へのコンテナの搬出入を
行うようになされている。
【0003】棚小間には2個のコンテナが棚奥行方向に
並べて格納されるが、各コンテナの両端面にそれぞれ取
手が設けられており、2個のコンテナは対向する端面の
取手どうしが係合し互いに連結された状態で棚小間に格
納される。
【0004】前記搬送機は、前記通路内を走行する台車
に設けられたマストと、このマストに取付けられた昇降
テーブルとからなり、コンテナは、棚小間および昇降テ
ーブルの支持面上を摺動しながら棚小間から昇降テーブ
ルへ、もしくは昇降テーブルから棚小間へ移載される。
このため、昇降テーブルに係合爪が往復動可能に設けら
れており、この係合爪をコンテナの前記取手に係合させ
て該コンテナを棚小間から昇降テーブル上に引き出し、
またこの係合爪によりコンテナを押して昇降テヘーブル
から棚小間へ移動させるようになっている。
【0005】
【解決しようとする課題】上記コンテナ格納装置におい
て、棚小間の棚間口面側に格納されているコンテナ(以
下、間口面のコンテナと称する)を該棚小間から搬出す
る場合には、このコンテナを前記係合爪により昇降テー
ブル上に引き出すが、この時、奥に格納されているコン
テナ(以下、奥のコンテナと称する)もいっしょに引き
出される。そして間口面のコンテナが昇降テーブル上に
完全に引き出され、奥のコンテナが棚間口面に臨む位置
まで移動したところで、両コンテナ間の取手係合を外
し、間口面のコンテナだけを搬送機により搬送する。こ
の間口面のコンテナをもとに戻す時には、上記のように
して棚間口面に臨んでいる奥のコンテナと昇降テーブル
上の間口面のコンテナとをそれぞれの取手を互いに係合
させて連結し、しかる後両コンテナを前記係合爪により
押して、棚小間内のもとの格納位置に戻す。
【0006】このように、間口面のコンテナを出し入れ
する度に、出し入れの必要がない奥のコンテナも同時に
棚小間内において移動させなければならないので、出し
入れに大きな動力を必要とし、また両コンテナ間の取手
係合を外すという動作が加わるので、操作が複雑にな
り、かつ出し入れ速度がおそくなって時間を要する。
【0007】一般に、上記のように棚小間に複数のコン
テナを棚奥行方向に配置して格納するコンテナ格納装置
においては、利用頻度の高いコンテナを棚間口面側に格
納し、利用頻度の低いものを奥に格納するのがよいが、
かかる場合、利用頻度の低いコンテナによって上記のよ
うな動力上もしくは操作、時間上等の不利を蒙ることは
好ましくない。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用効果】本発明
は、このような難点を克服したコンテナ格納装置の改良
に係り、物品を収容したコンテナを棚小間にその奥行方
向に沿い複数個並べて格納するようにし、該棚小間への
コンテナの搬出入を、昇降荷台を備え棚間口面に沿って
走行するコンテナ搬送機により行うコンテナ収納装置に
おいて、前記棚小間および昇降荷台には、前記コンテナ
を奥行方向に沿い往復摺動可能に支持する支持部材がそ
れぞれ設けられ、前記コンテナの端面に取手が設けら
れ、前記昇降荷台には、該昇降荷台上のコンテナを、該
昇降荷台および棚小間の支持部材上にて摺動させなが
ら、前記棚小間の棚間口側に移載させ、または該棚小間
の棚間口側コンテナの取手に後記移載装置の係合部材を
係合させた状態で、該棚小間および昇降荷台の支持部材
上にて摺動させながら、前記昇降荷台側に移動させて該
コンテナを前記昇降荷台上に移載させる移載装置と、後
記移動装置の構成部材が搬出入しようとする棚小間の支
持部材支持面より上方に位置した状態で、前記棚小間の
棚間口側コンテナを奥側に移動させ、または該棚小間奥
側コンテナの取手に後記移動装置のフックを係合させて
棚間口側に移動させる移動装置とが、棚間口水平方向に
沿って配設され、前記棚小間に奥行方向に並べられた複
数個のコンテナはそれぞれ相互に連結されずに分離され
たことを特徴とするものである。
【0009】本発明では、前記したように棚小間の奥に
格納されたコンテナを前記移動装置でもって棚小間の棚
間口側まで移動させることができるので、棚小間の奥行
方向に沿い複数個並んで格納されたコンテナを相互に連
結する必要がなくなり、棚小間の奥側コンテナとは関係
なく、棚小間の棚間口側コンテナのみを前記移載装置に
より搬出し、またはコンテナを棚小間の棚間口側に搬入
することができ、従って前記コンテナ底面および棚小
間、昇降荷台の支持部材の上面の摩耗をできるだけ抑制
することができ、コンテナの棚小間への搬出入に必要な
動力を大巾に軽減でき、棚小間の棚間口側コンテナの搬
出入動作を高速化して、搬出入所要時間を短縮すること
ができる。また棚小間奥側のコンテナを搬出する場合に
は、前記したように間口側のコンテナを前記移載装置で
もって搬出してこれを適当な場所に仮置きした後、前記
移動装置により該棚小間奥側のコンテナを棚間口側に臨
む位置まで移動させ、次に該コンテナを前記移載装置に
より昇降荷台上に移載すればよく、棚小間奥側へのコン
テナの搬入は前記した作業と逆の順序を実行すればよ
い。
【0010】さらに本発明では、移載装置は、奥行方向
に1個のコンテナを保管するコンテナ格納装置における
昇降荷台への転載装置と同様な単純な動作で構造の簡単
な単機能の装置で足り、また移動装置も棚小間内でその
前後方向にのみコンテナを移動させるだけの構造の簡単
な単機能の装置で足るため、移載装置と移動装置を設け
ても、装置全体が特に複雑化することがなく、安価で軽
量である。さらにまた本発明においては、前記コンテナ
の重量を、常に棚小間の支持部材と昇降荷台の支持部材
とに負担させて、前記移載装置および移動装置には負担
させないようにしたため、これら移載装置および移動装
置を小型軽量化を図ることができる。しかも本発明で
は、移動装置の構成部材が搬出入しようとする棚小間の
支持部材支持面より上方へ位置した状態で該棚小間内の
コンテナの移動を行うようになっているため、棚小間の
上下間隔を必要最小限にして立体棚の収納効率を向上さ
せることができる。
【0011】また本発明を請求項2記載のように構成す
ることにより、前記アーム装置を伸長させる場合に、前
記上下2個の取手の内の上方の取手に係合させたため、
前記摺動アーム部材が、搬出入を行う棚小間の下面より
下方に突出することがなく、棚小間上下間隔がコンテナ
の高さを僅かに上回る値に設定可能となり、立体棚の収
納効率が頗る高くなる。さらに請求項2記載の発明で
は、アーム装置を収縮させることにより、コンテナを昇
降荷台上に移載した時の移載装置の全長をコンテナ奥行
き寸法にほぼ等しくすることができ、移載装置の一部が
コンテナから著しく張り出すことがないので、コンテナ
搬送機の通路巾をコンテナ奥行き寸法に近い巾にして場
所を有効に利用し、コンテナ収納効率を高めることがで
きる。
【0012】さらに本発明を請求項3記載のように構成
することにより、取手およびフックの構造を変えるだけ
で、該取手の個数を減少させながら、前記請求項2記載
の発明と同様な作用効果を奏することができる。
【0013】また本発明を前記請求項2記載のように構
成することにより、前記昇降荷台を昇降させることなく
該昇降荷台を棚間口面に沿って水平に走行させるだけ
で、前記移載装置と移動装置とを選択的に動作状態に設
定することができ、コンテナ格納装置を短時間内に能率
良く動作させることができる。
【0014】そして前記移載装置と移動装置とを同一高
さにしたため、前記昇降荷台の昇降範囲を棚の上下端位
置と略同一にすることができ、コンテナ格納装置全体を
コンパクトにまとめることができる。
【0015】さらに本発明を請求項3記載のように構成
することにより、コンテナ端部の取手を上下2個設ける
必要がなくなり、コンテナのコストを大巾に低下させる
ことができる。
【0016】
【実施例】以下図1ないし図11に図示された本発明の一
実施例について説明する。
【0017】図1は本発明によるコンテナ格納装置1の
側面図である。このコンテナ格納装置1は、多数の棚小
間2を上下、水平両方向に配列した格納棚3を備え、こ
のような格納棚3が2個棚間口面4を対向させて配設さ
れている。そしてこれらの格納棚3の間に棚間口面4に
沿って延びる棚通路5が形成されている。
【0018】各棚小間2には、その底部両側に設けられ
たレール状の支持部材6上に載置して、2個のコンテナ
7,7が棚奥行方向に並べて格納される。コンテナ7は
図2に示すように直方体状をなし、両端部にそれぞれ上
下2個の取手8a,8bが突設されている。各取手8は
先端において下方へ屈曲している。
【0019】棚通路5の底部と頂部とにその長手方向に
指向して走行レール9とガイドレール10とが敷設され、
これらのレールに支持案内されてコンテナ搬送機11が棚
通路5内を走行する。
【0020】コンテナ搬送機11は、走行レール9上を走
行する走行台車12と、該走行台車12に鉛直に立設された
マスト13と、該マスト13に上下に昇降可能に取付けられ
た昇降荷台14とからなり、かつ走行台車12を走行させる
走行モータと昇降荷台14を昇降させるリフトモータ(い
ずれも図示していない)を内蔵している。
【0021】図3は格納されているコンテナ7を搬出し
ようとする棚小間2と、搬出のため該棚小間位置に来た
昇降荷台14とを示す平面図である。棚小間2には前記の
ように支持部材6上に載置されて2個のコンテナ7が棚
奥行方向に格納されているが、以下必要に応じ、棚間口
面4側に格納されているコンテナを7a、奥に格納され
ているコンテナを7bとして両者を区別する。昇降荷台
14上には、棚小間2の前記1対の支持部材6の延長線上
にそれぞれこれと同様な支持部材15が設けられており、
コンテナ7は支持部材6、15上を摺動して棚小間2から
昇降荷台14へ移される。
【0022】昇降荷台14には移載装置16と移動装置17が
並設されている。移載装置16は棚小間2において棚間口
面4に臨んでいるコンテナ7を棚小間2から昇降荷台14
に移すためのものであり、移動装置17は奥のコンテナ7
bを棚間口面4に臨む位置まで棚小間2内で移動させる
ためのものである。すなわち、コンテナ7aは、移載装
置16によりそのまま直接昇降荷台14へ移載されるが、コ
ンテナ7bはいったん移動装置17によりコンテナ7aの
占めていた位置まで移動され、しかる後移載装置16によ
り昇降荷台14へ移載される。
【0023】次に、移載装置16の構造を説明する。図4
は図3のIV−IV線に沿う概略断面図、図5は移載装置16
の平面図、図8はその端面図である。これらの図および
図3から分かるように、前記両側の支持部材15間の中央
部にこれに平行に案内レール18が配設され、該案内レー
ル18上を係合ブロック19が前後に摺動する。係合ブロッ
ク19上には左右1対の係合片20が案内レール18に関して
対称的に互いに拡開、縮閉可能に枢着され、各係合片20
の先端にはそれぞれ上方へ指向した係合ローラ21が設け
られている。なお、図5は係合ブロック19が案内レール
18の後端(図の右端)に位置している時の状態を示すも
のであるが、同図にはこの係合ブロック19が中間位置お
よび先端位置すなわち図3,4と同じ位置に在る時の状
態もそれぞれ係合ブロック19a,19bとしてあわせて図
示してある。
【0024】図9に示すように、左右の係合片20はそれ
ぞれ一体の枢軸22を介して係合ブロック19に軸支されて
いるが、これらの枢軸22は互いに噛合う同形の歯車23を
介して連動している(図5には一方の歯車23だけを図示
してある)。2本の枢軸22のいずれか一方にはさらにピ
ニオン24が固着され、このピニオン24が左右方向に延び
るラック25と噛合っている。従ってラック25が左右に摺
動することにより1対の係合片20に前記したような拡
開、縮閉運動が与えられる。
【0025】案内レール18の横にこれに対し傾斜した斜
行レール26が配設されている。斜行レール26と案内レー
ル18との間隔は後端において広く、前端において狭くな
っている。斜行レール26の両端内側に従動スプロケット
27が回転自在に枢着され、後端の従動スプロケット27に
隣接して駆動スプロケット28とアイドラスプロケット29
が設けられ、これらのスプロケットに無端チェン30が架
渡されている(図6,7)。駆動スプロケット28はカッ
プリング31を介して進退モータ32に連結され、該進退モ
ータ32により駆動される。無端チェン30には、斜行レー
ル26上に摺動自在に嵌装された駆動ブロック33が結着さ
れている。従って進退モータ32を作動させると駆動ブロ
ック33が斜行レール26上を進退モータ32の回転方向に応
じて前後に走行する。
【0026】駆動ブロック33は前記係合ブロック19のラ
ック25に連結されており、係合ブロック19はラック25を
介して駆動ブロック33により駆動され、案内レール18上
を前後に走行する。例えば、係合ブロック19が駆動ブロ
ック33に駆動されて案内レール18上を図5図示の後端位
置(右端位置)から中間位置19aを経て前端位置19bま
で前進すると、前進に応じて駆動ブロック33と係合ブロ
ック19との間隔が次第に短縮するので、ラック25が係合
ブロック19内に漸次押し込まれて行き、前記ピニオン24
および歯車23からなる機構により、左右の係合片20は後
端における後方へ向った平行状態から次第に拡開し、中
間19aにおける左右に一直線に拡開した状態を過ぎた後
は、前方へ向って縮閉して行き、前端19bにおいては前
方へ向った平行状態となる。すなわち、係合片20はは前
端位置においては前方の棚小間2のコンテナ7と、後端
位置においては後方の棚小間2のコンテナ7と係合可能
な状態となる。
【0027】案内レール18は前後1対の昇降片34に取付
けられている、昇降片34は、昇降荷台14に固設されたブ
ラケット35に、上下方向に延びるガイド片36を介して上
下に摺動自在に装着されている。昇降片34にはまた上下
方向のラック37が設けられており、該ラック37が、ブラ
ケット35に軸支されて案内レール18に平行に延びる回転
軸38の両端に設けられたピニオン39と係合している。回
転軸38は、昇降モータ40から歯車41a,41bを介して駆
動され正逆転する。このような構成により、昇降モータ
40が作動するとその回転方向に応じて案内レール18が係
合ブロック19とともに昇降するが、この昇降運動を許容
するために、係合ブロック19と駆動ブロック33はガイド
片36と同様なガイド片42を介して相対的に上下動可能に
連結されている。
【0028】以上説明した移載装置16により図3のコン
テナ7aを昇降荷台14上に移載する場合には、案内レー
ル18を下降させ係合ブロック19をコンテナ7a側に位置
させた状態で移載装置16をコンテナ7aに正対させ、か
つ昇降荷台14の高さを支持部材6,15の面が同じ高さに
なるように設定する。この時、係合片20の係合ローラ21
はコンテナ7aの下方の取手8b(図2)より低い高さ
位置に在るので、係合ブロック19を若干前進させて係合
ローラ21を取手8bの下側に押し込み、次いで昇降モー
タ40を作動させて案内レール18を上昇させると、係合ロ
ーラ21が取手8bと係合する。
【0029】この状態で進退モータ32を作動させ、係合
ブロック19を案内レール18に沿って後退させると、コン
テナ7aは支持部材6,15上を摺動しながら棚小間2か
ら昇降荷台14上へ引き出され、係合ブロック19が案内レ
ール18の後端に達したところで完全に昇降荷台14上に移
載される。この間、左右の係合片20は前記のような拡
開、縮閉運動を行うが、これによって係合ローラ21が取
手8bから外れることはない。移載完了後係合ローラ21
と取手8bの係合を外すには昇降モータ40によって案内
レール18を下降位置に復帰させればよい。昇降荷台の前
後方向の長さはコンテナ1個の長さでよく、かつこの昇
降荷台により前後いずれの棚小間に対してもコンテナの
搬出入を行えるので、前記棚通路5を充分狭くして収納
効率を高めることができる。
【0030】上記と逆の手順で、係合ローラ21によりコ
ンテナ7aの端面を押しながら、昇降荷台14上のコンテ
ナ7aを棚小間2に移載することができる。
【0031】コンテナ7aを棚小間2から取り出した
時、コンテナ7bはそのまま棚小間2の奥に残ってい
る。このコンテナ7bを搬出するには、先ずコンテナ搬
送機11を走行レール9に沿って移動させ、図10に示すよ
うに移動装置17を棚小間2の間口面に正対させる。
【0032】移動装置17は伸縮可能なスライド装置で、
スライド駆動モータ43により駆動されて図10,11に示す
ように昇降荷台14から伸長する中間スライド部材44と、
該中間スライド部材44の伸長に伴ってこれからさらに伸
長する先端スライド部材45とからなっている。これらの
スライド部材44,45は、通常は図3に示すように昇降荷
台14上に重ねられているが、コンテナ7bの搬出に際し
ては棚小間2内に伸長し、先端スライド部材45の前端に
設けられたフック46をコンテナ7bの上方の取手8aに
係合させる。移動装置17は昇降荷台14の前後いずれの棚
小間2にも対応できるよう、前後いずれの方向にも伸長
可能であり、かつ先端スライド部材45の両端にそれぞれ
フック46が設けられている。
【0033】通常、コンテナをフォークによって棚小間
に出し入れするコンテナ格納装置では、フォークをコン
テナの底面に差し込み持ち上げて出し入れする。従って
棚小間内において、コンテナの底面と棚小間の下面との
間にはフォークを差し込めるだけの間隙を必要とし、ま
たコンテナの上面と棚小間の上面との間にもコンテナを
持ち上げるだけの隙間を必要とし、特に奥行方向に2個
のコンテナを格納する場合には一層大きな隙間を必要と
する。また巾方向にも大きな隙間を必要とし、この結
果、棚小間の高さおよび巾が増す。これは所定の格納棚
に設け得る棚小間の段数および列数が減少することを意
味する。
【0034】ところで、図書、資料、マイクロフィル
ム、磁気記録媒体、光記録媒体等を保管する場合には、
上記格納棚を設置する保管設備全体の温度や湿度等を管
理しなければならないので設備コストが高くなり、格納
棚の棚小間数を多くして保管効率を上げることが重要と
なる。本実施例においては、前記のようにスライド装置
をコンテナ7bの上方の取手8aに係合させ、該コンテ
ナ7bをそのまま支持部材6上を摺動させて移動させる
ので、棚小間2の高さ、巾はコンテナ7bの高さ、巾と
ほぼ同じでよく、従って棚小間2の段数および列数を増
して保管効率を向上させることができる。
【0035】スライド部材44,45は、先端のフック46が
取手8aと取手8bとの間に位置するような高さで、従
って棚小間2の下部もしくは上部とは何等干渉すること
なく、棚小間2内に進入する。そしてフック46がコンテ
ナ7bの端面に突き当たったところで昇降荷台14全体を
僅かに上昇させることによりフック46が取手8aに係合
する。次いでスライド駆動モータ43を逆転させてスライ
ド部材44,45を縮小させると、コンテナ7bは支持部材
6上を摺動して棚小間2内を間口面側へ移動する。
【0036】コンテナ7bがコンテナ7aの格納位置す
なわち取手8a,8bが棚間口面4に臨む位置まで来た
ところで移動を停止させる。この時スライド部材44,45
は棚間口面4から抜け出しているので、ここで昇降荷台
14を僅かに下降させて取手8aとフック46の係合を外し
た後、スライド部材44,45を昇降荷台14上に完全に後退
させる。かくしてコンテナ搬送機11は棚間口面4に沿っ
て走行できるようになるので、図3のように移載装置16
が棚小間2に正対する位置に移動させ、前記コンテナ7
aの場合と同じ操作でコンテナ7bを昇降荷台14の支持
部材15上に移載する。この時、前に取り出したコンテナ
7aは例えば空いている他の棚小間に仮置きしておき、
用済み後のコンテナ7bを棚小間2に返した後、コンテ
ナ7aを仮置き棚小間からもとの棚小間2に移せばよ
い。この場合にはコンテナ7bはコンテナ7aによって
奥に押し込んでもよい。
【0037】上記コンテナ7a,7bの搬出入はコンピ
ュータ制御により所定のプログラムに従って自動的に行
われる。
【0038】図12は本発明の他の実施例を示す。本実施
例においては昇降荷台14上に前記移載装置16と同様な2
個の移載装置16A,16Bが移動装置17を挟んでその両側
に設けられている。このコンテナ搬送機11によれば、1
台のコンテナ搬送機11で同時に2個のコンテナ7を搬送
できるのはもちろん、奥のコンテナ7bを搬出する時、
例えば間口面側のコンテナ7aを一方の移載装置16Aに
より昇降荷台14上に移載してそのままその位置に仮置き
し、次いで移動装置17により移動させた奥のコンテナ7
bを他方の移載装置16Bにより昇降荷台14上に移載でき
る等、作業効率が向上する。
【0039】前記実施例におけるコンテナ7の各端面に
は、下向きに屈曲した上下2個の取手8a,8bが設け
られているが、図13に示すように、断面T字状の1個の
取手47をコンテナ7の各端面に設けてもよい。この場合
には、前記移載装置16の係合ローラ21は下方から取手47
に係合し、移動装置17のフック46は上方から取手47に係
合するようにする。
【0040】また図14ないし図22に図示の本発明の他の
実施例について説明する。
【0041】本実施例においても、格納棚3およびコン
テナ搬送機11の全体構造は図1ないし図11に図示の実施
例と同様に構成されているが、図14ないし図22に図示の
実施例ではコンテナ搬送機には符号50が符されている。
【0042】しかし直方体状コンテナ7の両端部には、
図1ないし図11に図示の実施例における下方の取手8a
に対応する取手8のみが突設されている。
【0043】コンテナ搬送機50の昇降荷台51上には、棚
小間2における1対の支持部材6の延長線上に位置して
1対の支持部材52が設けられ、該1対の支持部材52間に
移載装置53が配設されるとともに、該移載装置53の棚間
口水平方向一側に移動装置54が配設されている。
【0044】また移載装置53は、支持部材52と平行な案
内レール55を上下に昇降させる昇降手段58と、案内レー
ル55に摺動自在に嵌装された係合ブロック56を前後に駆
動する係合ブロック駆動手段59と、係合ブロック56に旋
回自在に枢支された左右1対の係合片57を、係合ブロッ
ク56の移動に対応して、案内レール55に関し対称的に互
いに拡開、縮閉可能に旋回駆動させる係合片旋回手段60
とよりなっている。
【0045】さらに図15および図17に図示されるように
昇降手段58では、昇降荷台51から鉛直上方に起立した前
後1対のブラケット61が植設され、該ブラケット61に昇
降案内レール62がそれぞれ固着され、該昇降案内レール
62に昇降片63が上下に昇降自在に取付けられ、該昇降片
63は案内レール55から側方へ延長したアーム64の先端一
体に装着されている。
【0046】さらにまた昇降荷台51に昇降モータ65が据
付けられ、該昇降モータ65の回転軸に駆動歯車66が一体
に嵌着され、駆動歯車66と噛合う従動歯車67はブラケッ
ト61に回転自在に枢支され、該従動歯車67と一体のピニ
オン68は、昇降片63と一体のラック69に噛合されてお
り、昇降モータ65が正転また逆転されると、昇降片63す
なわちこれと一体の案内レール55は上下に昇降されるよ
うになっている。
【0047】また図14および図16に図示されるように、
案内レール55を挟んで昇降モータ65と反対側に位置して
昇降荷台51に係合ブロック駆動モータ70が配設され、該
係合ブロック駆動モータ70の回転軸に一体に駆動スプロ
ケット71が嵌着され、昇降荷台51の前後端に従動スプロ
ケット72が枢着され、一方の従動スプロケット72および
駆動スプロケット71より昇降荷台51の中央寄りにアイド
ラスプロケット73が配設され、係合ブロック駆動モータ
70が設けられた側の一方の支持部材52の直下でこれと平
行して昇降荷台51に前後部材74(図16,図17参照)が一
体に設けられ、該前後部材74上に前後案内レール75が一
体に装着され、該前後案内レール75上を前後に摺動自在
に前後動片76が取付けられ、前記駆動スプロケット71、
従動スプロケット72およびアイドラスプロケット73に架
渡されたチェン77の両端が、前後動片76と一体の突起78
(図16参照)に一体に結着されており、係合片20が正逆
転すると、前後動片76は前後案内レール75上を前後に往
復動しうるようになっている。
【0048】さらに前後動片76の内側に鉛直方向に指向
した駆動レール79が装着され、該駆動レール79の前後両
面に接する前後1対の昇降ローラ80が前記係合ブロック
56の側面に回転自在に枢着されており、前記昇降手段58
により係合ブロック56が上下に昇降しても、該係合ブロ
ック56は駆動レール79、昇降ローラ80を介して前後動片
76と係合状態を保持し、前後動片76とともに前後に往復
動しうるようになっている。
【0049】さらにまた案内レール55の一側面にラック
81が一体に装着され、該ラック81に噛合う従動歯車82が
係合ブロック56に枢着され、図16に図示されるように、
該従動歯車82より小径でこれと一体の駆動歯車83に減速
歯車対の大歯車84が噛合され、左右1対の係合片57と一
体の回転軸86の下端には、相互に噛合う歯車87が一体に
設けられ、該歯車87は減速歯車対の小歯車85に噛合さ
れ、係合片57が昇降荷台51の前端から後端に移動した際
に、左右1対の係合片57は、案内レール55に関して対称
的に互いに拡開、縮閉して180 °旋回するような減速比
となるように、駆動歯車83と、減速歯車対の大歯車84お
よび小歯車85と歯車87との歯数が設定されている。
【0050】また図18ないし図21に詳細に図示された移
動装置54について説明する。
【0051】図18、図19および図22に図示されるよう
に、昇降荷台51の一体に固定された基端スライド部材88
に、該基端スライド部材88の頂板88aより下方に位置し
て中間スライド部材89が前後に摺動自在に嵌装され、該
中間スライド部材89の下方に位置して該中間スライド部
材89に先端スライド部材90が前後に摺動自在に嵌装され
ている。
【0052】また図22に図示されるように、基端スライ
ド部材88の両側板88bの内側に案内溝91から形成される
とともに、先端スライド部材90の両側立上り板90bの外
側に案内溝92が形成され、中間スライド部材89の両側板
89bの外側面と内側面とに中間スライド部材89の水平巾
方向を中心として回転自在に案内ローラ93、94が枢着さ
れており、中間スライド部材89は基端スライド部材88に
対し、先端スライド部材90は中間スライド部材89に対し
前後に軽快に摺動しうるようになっている。
【0053】さらに図20および図21に図示されるよう
に、基端スライド部材88の一端上方にスライド駆動モー
タ95(図18および図19では中央に図示されているが、理
解を助けるために示されている)が据付けられ、該スラ
イド駆動モータ95に鉛直下方に突出した回転軸に駆動ス
プロケット96が一体に嵌着され、基端スライド部材88の
長手方向中央に鉛直線を中心に回転自在に枢着された回
転軸98の上端に従動スプロケット97が嵌着され、両駆動
スプロケット96、従動スプロケット97に無端チェーン99
が架渡され、図22に図示されるように、該回転軸98の下
端に嵌着された駆動ピニオン100 は、中間スライド部材
89の頂板89aに一体に装着されたラック101 に噛合され
ており、スライド駆動モータ95が正逆転すると、中間ス
ライド部材89は基端スライド部材88に対して前後に摺動
されるようになっている。
【0054】さらにまた基端スライド部材88の頂板88a
の下面にラック102 が一体に装着され、中間スライド部
材89の頂板89aの長手方向中央に鉛直線を中心として回
転自在に回転軸103 が枢着され、該回転軸103 の上下端
に歯車104 、105 が一体に嵌着され、該上方の歯車104
を挟んで前後に位置し該歯車104 に噛合するとともに前
記ラック102 に噛合する1対のピニオン106 が中間スラ
イド部材89の頂板89aに枢着され、前記先端スライド部
材90の頂板90aにラック107 が一体に装着され、前記下
方の歯車105 を挟んで前後に位置し該歯車105 に噛合す
るとともにラック107 に噛合する1対のピニオン108 が
先端スライド部材90の頂板90aに枢着されており、中間
スライド部材89が基端スライド部材88に対して前後に摺
動すると、先端スライド部材90が中間スライド部材89に
対してこれと同じ距離だけ前後に摺動し、基端スライド
部材88、中間スライド部材89および先端スライド部材90
は全体として伸縮しうるようになっている。
【0055】しかも先端スライド部材90の両端には、ス
ライド軸109 を介して係合片支持部材110 が前後に摺動
自在に枢着され、該係合片支持部材110 の先端に係合片
111が一体に起立して取付けられ、先端スライド部材90
と係合片支持部材110 とに緩衝コイルスプリング(図示
されず)が介装されており、該係合片111 はコンテナ7
の取手8に係脱自在に係合しうるとともに、移動装置54
が動作した際に、緩衝コイルスプリングが圧縮されて、
コンテナ7の取手8に大きな衝撃力が作用しないように
なっている。
【0056】図14ないし図22に図示の実施例も、図1な
いし図11に図示の実施例と同様に、移載装置53により、
棚間口面4側のコンテナ7aを昇降荷台51に搬出し、ま
たは昇降荷台51上のコンテナ7aを棚間口面4側に搬入
することができるとともに、移動装置54により、奥側の
コンテナ7bを棚間口面4側に移動させ、または棚間口
面4側のコンテナ7bを奥側に移動させることができ
る。
【0057】また移載装置53においては、係合ブロック
56の前後動に対応し、係合ブロック56の移動方向に沿っ
て設けられたラック81に噛合う歯車群によって係合片57
が直接的に旋回駆動されるため、重量の大きなコンテナ
7でも、確実に棚小間2から昇降荷台51に、または昇降
荷台51から棚小間2へコンテナ7を移載することができ
る。
【0058】さらに基端スライド部材88に対して中間ス
ライド部材89、先端スライド部材90を順次下方へ垂下し
た状態で取付けているため、先端スライド部材90の両端
に設けられている係合片111 の高さを、移載装置53の係
合片57と同程度に設定することができ、コンテナ7の両
端に取付けられている取手8を1個にして、コンテナ7
のコストダウンを図ることができる。
【0059】さらにまた歯車104 を挟んで前後に1対の
ピニオン106 を設けるとともに、歯車105 を挟んで前後
に1対のピニオン108 を設けたため、中間スライド部材
89が基端スライド部材88に対してその長さ半分に相当す
る長さ突出するとともに、先端スライド部材90が中間ス
ライド部材89に対しその長さの半分に相当する長さ突出
しても、各1対のピニオン106 およびピニオン108 の内
の1個のピニオン106およびピニオン108 が常時歯車104
および歯車105 に噛合しているため、基端スライド部
材88、中間スライド部材89および先端スライド部材90は
常時相互に連結状態を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンテナ格納装置の側面図であ
る。
【図2】コンテナの斜視図である。
【図3】コンテナ移載時における棚小間と昇降荷台の平
面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う概略断面図である。
【図5】移載装置の全体平面図である。
【図6】同移載装置の斜行レール部分の平面図である。
【図7】同斜行レール部分の側面図である。
【図8】移載装置の端面図である。
【図9】係合ブロックと駆動ブロックの連結部分を示す
平面図である。
【図10】コンテナ移動時における棚小間と昇降荷台の
平面図である。
【図11】同棚小間および昇降荷台の概略側面図であ
る。
【図12】他の実施例を示す図3と同様な平面図であ
る。
【図13】コンテナの他の実施例を示す斜視図である。
【図14】本発明のさらに他の実施例の平面図である。
【図15】図14のXV−XV矢視正面図である。
【図16】図14の移載部材の拡大平面図である。
【図17】図15の移載部材の拡大正面図である。
【図18】移動装置の全体傾斜図である。
【図19】移動装置の分解斜視図である。
【図20】図14のXX−XX矢視側面図である。
【図21】図20の平面図である。
【図22】図20のXXII−XXII線に沿って截断した横
断面図である。
【符号の説明】
1…コンテナ格納装置、2…棚小間、3…格納棚、4…
棚間口面、5…棚通路、6…支持部材、7…コンテナ、
8…取手、9…走行レール、10…ガイドレール、11…コ
ンテナ搬送機、12…走行台車、13…マスト、14…昇降荷
台、15…支持部材、16…移載装置、17…移動装置、18…
案内レール、19…係合ブロック、20…係合片、21…係合
ローラ、22…枢軸、23…歯車、24…ピニオン、25…ラッ
ク、26…斜行レール、27…従動スプロケット、28…駆動
スプロケット、29…アイドラスプロケット、30…無端チ
ェン、31…カップリング、32…進退モータ、33…駆動ブ
ロック、34…昇降片、35…ブラケット、36…ガイド片、
37…ラック、38…回転軸、39…ピニオン、40…昇降モー
タ、41…歯車、42…ガイド片、43…スライド駆動モー
タ、44…中間スライド部材、45…先端スライド部材、46
…フック、47…取手、50…コンテナ搬送機、51…昇降荷
台、52…支持部材、53…移載部材、54…移動装置、55…
案内レール、56…係合ブロック、57…係合片、58…昇降
手段、59…係合ブロック駆動手段、60…係合片旋回手
段、61…ブラケット、62…昇降案内レール、63…昇降
片、64…アーム、65…昇降モータ、66…駆動歯車、67…
従動歯車、68…ピニオン、69…ラック、70…係合ブロッ
ク駆動モータ、71…駆動スプロケット、72…従動スプロ
ケット、73…アイドラスプロケット、74…前後部材、75
…前後案内レール、76…前後動片、77…チェン、78…突
起、79…駆動レール、80…昇降ローラ、81…ラック、82
…従動歯車、83…駆動歯車、84…大歯車、85…小歯車、
86…回転軸、87…歯車、88…基端スライド部材、89…中
間スライド部材、90…先端スライド部材、91,92…案内
溝、93,94…案内ローラ、95…スライド駆動モータ、96
…駆動スプロケット、97…従動スプロケット、98…回転
軸、99…無端チェーン、100 …駆動ピニオン、101 ,10
2 …ラック、103 …回転軸、104 ,105 …歯車、106 …
ピニオン、107 …ラック、108 …ピニオン、109 …スラ
イド軸、110 …係合片支持部材、111 …係合片。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収容したコンテナを棚小間にその
    奥行方向に沿い複数個並べて格納するようにし、該棚小
    間へのコンテナの搬出入を、昇降荷台を備え棚間口面に
    沿って走行するコンテナ搬送機により行うコンテナ収納
    装置において、 前記棚小間および昇降荷台には、前記コンテナを奥行方
    向に沿い往復摺動可能に支持する支持部材がそれぞれ設
    けられ、 前記コンテナの端面に取手が設けられ、 前記昇降荷台には、該昇降荷台上のコンテナを、該昇降
    荷台および棚小間の支持部材上にて摺動させながら、前
    記棚小間の棚間口側に移載させ、または該棚小間の棚間
    口側コンテナの取手に後記移載装置の係合部材を係合さ
    せた状態で、該棚小間および昇降荷台の支持部材上にて
    摺動させながら、前記昇降荷台側に移動させて該コンテ
    ナを前記昇降荷台上に移載させる移載装置と、 後記移動装置の構成部材が搬出入しようとする棚小間の
    支持部材支持面より上方に位置した状態で、前記棚小間
    の棚間口側コンテナを奥側に移動させ、または該棚小間
    奥側コンテナの取手に後記移動装置のフックを係合させ
    て棚間口側に移動させる移動装置とが、棚間口水平方向
    に沿って配設され、 前記棚小間に奥行方向に並べられた複数個のコンテナは
    それぞれ相互に連結さ れずに分離された ことを特徴とす
    るコンテナ格納装置。
  2. 【請求項2】 前記取手は上下に所要間隔を存して配設
    され、 該上下の取手はそれぞれ前記移載装置の係合部材および
    前記移動装置のフックに係合される ことを特徴とする前
    記請求項1記載のコンテナ格納装置。
  3. 【請求項3】 前記取手は前記コンテナの一端面に1個
    設けられ、該取手に上下方向に指向した係合爪が設けら
    れ、該取手の上下係合爪は、それぞれ前記移載装置の係
    合部材および該移動装置のフックに係合されることを特
    徴とする前記請求項1記載のコンテナ格納装置。
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