JPS59188418A - 樹脂成形用スクリユ - Google Patents
樹脂成形用スクリユInfo
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- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は押出成形機や射出成形機等の樹脂成形用スクリ
ュに関するものである。
ュに関するものである。
樹脂成形機における樹脂の可塑化溶融は極めて重要な問
題である。すなわち、樹脂の可塑化溶融の良否は、成形
品の品質、生産性、不良率2人件費等に大きく影響を与
えることになる。したがって、従来より、可塑化装置の
スクリュに関して種々研究され、数多くの提案がなされ
ている。
題である。すなわち、樹脂の可塑化溶融の良否は、成形
品の品質、生産性、不良率2人件費等に大きく影響を与
えることになる。したがって、従来より、可塑化装置の
スクリュに関して種々研究され、数多くの提案がなされ
ている。
本発明は可塑化装置のスクリュに関するものであり、目
的は、溶融効率に優れ、回り化能力が大きく、均一な溶
融で、混練に優れた可塑化用スクリュを提供するにある
。
的は、溶融効率に優れ、回り化能力が大きく、均一な溶
融で、混練に優れた可塑化用スクリュを提供するにある
。
一般に、成形機に供されている可塑化用スクリュは第1
図に示したものが多い。第1図で、スクリュlは材料供
給側から、スクリュ溝深さの深い供給ゾーン、スクリュ
溝深さが軸方向前方に漸次浅くなる圧縮ゾーン、スクリ
ュ溝深さが浅い計量ゾーンで構成されている。
図に示したものが多い。第1図で、スクリュlは材料供
給側から、スクリュ溝深さの深い供給ゾーン、スクリュ
溝深さが軸方向前方に漸次浅くなる圧縮ゾーン、スクリ
ュ溝深さが浅い計量ゾーンで構成されている。
このような通常のスクリュに関する熱可塑性樹脂の溶融
状態は、第2図(&)に示した溶融モデルによって説明
される。
状態は、第2図(&)に示した溶融モデルによって説明
される。
第2図(a)は、スクリュ溝2中で未溶融固体(ソリッ
ドベッド)3とメルト(溶融体)4とが分離共存する形
態を示す。しかしながら、このような溶融形態も、溶融
が進行し、フライト6間の間隔Wに対するソリッドベッ
ド3の幅Xの割合としてあられされる未溶融比率X/W
が小さくなると、ソリッドベッド3自体の昇温に伴う剛
性の変化、メルト4の剪断接触等により、この溶融形態
がくずれ、第2図(b)に示すようにメルト4中に未溶
融固体片5が浮遊した形態を示す。この形態はスクリュ
の回転を大きくした高速可塑化の場合に顕著にあられれ
、成形品への未溶融物の混入に伴い、成形品強度のムラ
、色調の変化、カラーリング成形の色ムラ、流動性の変
化、気泡の混入等の多くの好しくない結果をひき起す。
ドベッド)3とメルト(溶融体)4とが分離共存する形
態を示す。しかしながら、このような溶融形態も、溶融
が進行し、フライト6間の間隔Wに対するソリッドベッ
ド3の幅Xの割合としてあられされる未溶融比率X/W
が小さくなると、ソリッドベッド3自体の昇温に伴う剛
性の変化、メルト4の剪断接触等により、この溶融形態
がくずれ、第2図(b)に示すようにメルト4中に未溶
融固体片5が浮遊した形態を示す。この形態はスクリュ
の回転を大きくした高速可塑化の場合に顕著にあられれ
、成形品への未溶融物の混入に伴い、成形品強度のムラ
、色調の変化、カラーリング成形の色ムラ、流動性の変
化、気泡の混入等の多くの好しくない結果をひき起す。
又、この形態が可塑化工程で発生しないように、可塑化
能力の節約、即ち、サイクルや連続生産量の制約をする
ことになる。なお、第2図(a)、(b)において、1
はスクリュ、6はスクリュ1のフライト17は加熱筒で
ある。
能力の節約、即ち、サイクルや連続生産量の制約をする
ことになる。なお、第2図(a)、(b)において、1
はスクリュ、6はスクリュ1のフライト17は加熱筒で
ある。
このようなソリッドベッドの破壊を防ぎ、ソリッドベッ
ドとメルトを分#維持する溶融形態をもつスクリュに、
第3図に示すものがある。すなわち、第3図に示したス
クリュ1では、第1のフライト6aから分離した第2の
フライト6bがスクリュ軸前方で再び第1のフライト6
aに合致すべく配置され、この第2のフライ)6bによ
りスクリュ軸2中のソリッドベッドなメルトより分離区
分する。この溶融形態を第4図(’a)、(b)に示す
。
ドとメルトを分#維持する溶融形態をもつスクリュに、
第3図に示すものがある。すなわち、第3図に示したス
クリュ1では、第1のフライト6aから分離した第2の
フライト6bがスクリュ軸前方で再び第1のフライト6
aに合致すべく配置され、この第2のフライ)6bによ
りスクリュ軸2中のソリッドベッドなメルトより分離区
分する。この溶融形態を第4図(’a)、(b)に示す
。
第4図(a)は溶融初期を示し、第4図(b)は溶融の
後期を示す。したがって、未溶融固体片がメルト4中に
浮遊して流出することはなく、より改善された結果をも
たらすが、次の様な欠点がある。
後期を示す。したがって、未溶融固体片がメルト4中に
浮遊して流出することはなく、より改善された結果をも
たらすが、次の様な欠点がある。
第3図に示したスクリュ1はスクリュ溝2中のソリッド
ベッドの割合を示す未溶融比率X/Wに応じて第2のフ
ライト6bを第1のフライト6a間に設置することが望
ましい。しかしながら、第3図のようにこのスクリュ溝
展開長さに対する未溶融比率X/Wが固定されたスクリ
ュ形状では、非晶性樹脂、結晶性樹脂、高粘度樹脂、低
粘度樹脂、熱に敏感な樹脂とそうでない樹脂等の広範囲
な樹脂の種類や、加熱筒の温度分布、スクリュ回転、背
圧その他の運転条件等の種々の条件に対して柔軟性を欠
いていると言える。例えば、スクリュ1の高速回転下の
操業では、未溶融固体片5の流出は防ぐことができるが
、結晶性低粘度樹脂の場合にはスクリュ溝2の第2のフ
ライ)6bの上流側は未溶融固体のソリッドベッド3で
完全充填された状態となり、スクリュ回転に伴ない、ソ
リッドベッド3が加熱筒7の内壁と接触する面でのメル
トフィルム形成(溶融)が間に合わず、溶融律速となり
、第2フライ)6bと加熱筒7内壁との狭い間隙はソリ
ッドベッド3により閉塞され、可塑化能力の低下や変動
が生じ、安定の悪い可塑化となる。
ベッドの割合を示す未溶融比率X/Wに応じて第2のフ
ライト6bを第1のフライト6a間に設置することが望
ましい。しかしながら、第3図のようにこのスクリュ溝
展開長さに対する未溶融比率X/Wが固定されたスクリ
ュ形状では、非晶性樹脂、結晶性樹脂、高粘度樹脂、低
粘度樹脂、熱に敏感な樹脂とそうでない樹脂等の広範囲
な樹脂の種類や、加熱筒の温度分布、スクリュ回転、背
圧その他の運転条件等の種々の条件に対して柔軟性を欠
いていると言える。例えば、スクリュ1の高速回転下の
操業では、未溶融固体片5の流出は防ぐことができるが
、結晶性低粘度樹脂の場合にはスクリュ溝2の第2のフ
ライ)6bの上流側は未溶融固体のソリッドベッド3で
完全充填された状態となり、スクリュ回転に伴ない、ソ
リッドベッド3が加熱筒7の内壁と接触する面でのメル
トフィルム形成(溶融)が間に合わず、溶融律速となり
、第2フライ)6bと加熱筒7内壁との狭い間隙はソリ
ッドベッド3により閉塞され、可塑化能力の低下や変動
が生じ、安定の悪い可塑化となる。
次に第5図に示した形状のスクリュlはスクリュ溝2を
第2のフライ)6bで区分するが、第1のフライト6a
に対し始端も終端もともに接することがなく、第2のフ
ライ)6bの両側の通路断面積を、互いにいれ違いにな
るようにして、樹脂送出側に行くにしたがって順次減少
させたり、あるいは逆に増加させたりして、第6図(a
)。
第2のフライ)6bで区分するが、第1のフライト6a
に対し始端も終端もともに接することがなく、第2のフ
ライ)6bの両側の通路断面積を、互いにいれ違いにな
るようにして、樹脂送出側に行くにしたがって順次減少
させたり、あるいは逆に増加させたりして、第6図(a
)。
(b)に示す如く変化させたものである。第6図(a)
から第6図(b)に移る間に、左側のスクリュ溝2は次
第に浅くなり、右側のスクリュ溝2は次第に深くなり最
大深さになった後は次第に浅くなった状態を示す。この
スクリュlは、基本的には第2のフライ)6bの両側の
通路断面積を変化させることにより、第2のフライト6
bと加熱筒7内壁との間隙によりソリッドベッド3の移
動を防げてメルト4のみを通過させ、メルト4が通過す
るたびに混練りを向上させる事と、ソリッドベッド3を
圧縮したり弛緩させたりすることにより、溶融の向上を
はかることができる特徴をもっている。しかし、第2フ
ライト6bが第1のフライト6aに接することがなく、
第2フライト6bの両側の通路は閉塞されることがない
ため、基本的にはスクリュ回転の高速運転時には未溶融
固体片の流出を防げることができないという弱点を依然
として有する。
から第6図(b)に移る間に、左側のスクリュ溝2は次
第に浅くなり、右側のスクリュ溝2は次第に深くなり最
大深さになった後は次第に浅くなった状態を示す。この
スクリュlは、基本的には第2のフライ)6bの両側の
通路断面積を変化させることにより、第2のフライト6
bと加熱筒7内壁との間隙によりソリッドベッド3の移
動を防げてメルト4のみを通過させ、メルト4が通過す
るたびに混練りを向上させる事と、ソリッドベッド3を
圧縮したり弛緩させたりすることにより、溶融の向上を
はかることができる特徴をもっている。しかし、第2フ
ライト6bが第1のフライト6aに接することがなく、
第2フライト6bの両側の通路は閉塞されることがない
ため、基本的にはスクリュ回転の高速運転時には未溶融
固体片の流出を防げることができないという弱点を依然
として有する。
これら従来のスクリュにおける共通点は、溶融メカニズ
ムがソリッドベッドをメルトと分離させるという溶融形
態にあり、この事がスクリュの高速回転時に於ける溶融
速度に限界を生じる原因であり、本発明はこの溶融形態
を変え、溶融度を上げ、かつ、未溶融固体片の流出を防
ぎ、均質溶融を行い、品質の向上に寄与するとともに、
生産性の向上に貢献することを目的とするものである。
ムがソリッドベッドをメルトと分離させるという溶融形
態にあり、この事がスクリュの高速回転時に於ける溶融
速度に限界を生じる原因であり、本発明はこの溶融形態
を変え、溶融度を上げ、かつ、未溶融固体片の流出を防
ぎ、均質溶融を行い、品質の向上に寄与するとともに、
生産性の向上に貢献することを目的とするものである。
前述の従来のスクリュの溶融メカニズムを今少し詳細に
述べると、スクリュ溝で形成されたソリッドベッドは、
加熱筒内壁との接触面において、スクリュ溝内圧により
加熱筒内壁に押圧され、加熱筒内壁から受熱するととも
に、スクリュ回転による加熱筒内壁とソリッドベッドと
の間の剪断作用による樹脂の発熱により溶融し、メルト
フィルムを形成する。したがって、溶融はソリッドベ・
ンドが加熱筒内壁に接触している面から順次行われる形
態である。つまり、ソリッドベッドはソリッドベッドの
外周からの熱伝導による昇温か期待できるのみであるが
、樹脂は熱の不良導体であり多くは期待できない。
述べると、スクリュ溝で形成されたソリッドベッドは、
加熱筒内壁との接触面において、スクリュ溝内圧により
加熱筒内壁に押圧され、加熱筒内壁から受熱するととも
に、スクリュ回転による加熱筒内壁とソリッドベッドと
の間の剪断作用による樹脂の発熱により溶融し、メルト
フィルムを形成する。したがって、溶融はソリッドベ・
ンドが加熱筒内壁に接触している面から順次行われる形
態である。つまり、ソリッドベッドはソリッドベッドの
外周からの熱伝導による昇温か期待できるのみであるが
、樹脂は熱の不良導体であり多くは期待できない。
本発明では、この点に鑑み、上流でソリッドベッドを積
極的に破壊し溶融効率を上げ、又、下流では選別的溶融
を行うようにした。
極的に破壊し溶融効率を上げ、又、下流では選別的溶融
を行うようにした。
つぎに、図面に示した実施例によって、本発明を説明す
る。
る。
本発明の1実施例を示す第7図においてt±、スクリュ
溝2を構成する第1のフライト6aの中間に、第1のフ
ライト6bと加熱筒との間のクリアランスよりも少くと
も大きいクリアランスを形成する第2のフライト6bを
第1のフライト6aと接合することなく設け、第2のフ
ライト6bの両側の通路断面積を変化させ、この上流部
のこの通路面積が順次減少する箇所に第2のフライ)6
bを横切って反対側へ連通ずる四部8を複数個設けた。
溝2を構成する第1のフライト6aの中間に、第1のフ
ライト6bと加熱筒との間のクリアランスよりも少くと
も大きいクリアランスを形成する第2のフライト6bを
第1のフライト6aと接合することなく設け、第2のフ
ライト6bの両側の通路断面積を変化させ、この上流部
のこの通路面積が順次減少する箇所に第2のフライ)6
bを横切って反対側へ連通ずる四部8を複数個設けた。
すなわち、四部8は、その底が樹脂送出側に向って順次
浅くなるように変化している浅い方のスクリュ溝2の途
中からスクリュフライト6bを横切って深い方のスクリ
ュ溝2の底部の端に達するような状態で設けた。そして
、第2のフライト6bの両側のスクリュ溝2の深浅が入
れかわった位置に応じて、四部8の切欠方向は樹脂送出
側の方向へ向けたり、逆方向に向けたりした。
浅くなるように変化している浅い方のスクリュ溝2の途
中からスクリュフライト6bを横切って深い方のスクリ
ュ溝2の底部の端に達するような状態で設けた。そして
、第2のフライト6bの両側のスクリュ溝2の深浅が入
れかわった位置に応じて、四部8の切欠方向は樹脂送出
側の方向へ向けたり、逆方向に向けたりした。
第8図は第7図のA部の拡大図を示し、第9図はその展
開図を示す。第9図において、スクリュ溝2の深い所、
浅い所、中程度の左右同じ深さの所を深、浅、中として
示した。
開図を示す。第9図において、スクリュ溝2の深い所、
浅い所、中程度の左右同じ深さの所を深、浅、中として
示した。
スクリュ溝断面内の樹脂の動きを第9図の(a)〜(g
)の位置に対応させて、第10図に示す。
)の位置に対応させて、第10図に示す。
第10図において、(a)に示すように第2のフライト
6bの両側に形成されたソリッドベッド3は、(b)、
(C)に示すように第2のフライト6bの両側の通路断
面積のうち通路断面積が減少する側から第2のフライト
6bの反対側の通路へ連通ずる四部8を設けているため
、(b)。
6bの両側に形成されたソリッドベッド3は、(b)、
(C)に示すように第2のフライト6bの両側の通路断
面積のうち通路断面積が減少する側から第2のフライト
6bの反対側の通路へ連通ずる四部8を設けているため
、(b)。
(C)の段階でこの四部8でソリッドベッド3の一部が
陥没し、四部8を経て反対側へ移動する。
陥没し、四部8を経て反対側へ移動する。
このソリッドベッド3の一部が陥没するとき、この陥没
境界面9ヘメルト4が剪断接触する。したがって、ソリ
ッドベッド3の内部の昇温か十分でないこの陥没境界面
9で、メルト4がソリッドベッド3へ熱移動が行われ、
ソリッドベッド3の昇温が行われる。この陥没境界面9
はスクリュ溝2のフライト6a、6bに沿う方向と軸方
向に沿う方向の2方向で発生する。また、このソリッド
ベッド3の陥没は、前述の通路断面積が減少する領域の
複数個所で発生し、ソリッドベッド3のいたるところで
ソリッドベッド3の破壊が起る。このため、ソリッドベ
ッド3のいたるところでメルト4との接触が起り、ソリ
ッドベ・ンド3の昇温軟化が起る。即ち、この事はメル
ト4からソリッドベッド3への熱の移動が起り、メルト
4の昇温上昇が防止でき、本来の熱いメルト4と冷いソ
リッドベッド3の画然として分離併存から、より熱的な
接近、均質化が両者の間に起ることを意味し、溶融の促
進と混合の促進が行われることを意味する。この形態が
(d)、(e)と進み、(f)。
境界面9ヘメルト4が剪断接触する。したがって、ソリ
ッドベッド3の内部の昇温か十分でないこの陥没境界面
9で、メルト4がソリッドベッド3へ熱移動が行われ、
ソリッドベッド3の昇温が行われる。この陥没境界面9
はスクリュ溝2のフライト6a、6bに沿う方向と軸方
向に沿う方向の2方向で発生する。また、このソリッド
ベッド3の陥没は、前述の通路断面積が減少する領域の
複数個所で発生し、ソリッドベッド3のいたるところで
ソリッドベッド3の破壊が起る。このため、ソリッドベ
ッド3のいたるところでメルト4との接触が起り、ソリ
ッドベ・ンド3の昇温軟化が起る。即ち、この事はメル
ト4からソリッドベッド3への熱の移動が起り、メルト
4の昇温上昇が防止でき、本来の熱いメルト4と冷いソ
リッドベッド3の画然として分離併存から、より熱的な
接近、均質化が両者の間に起ることを意味し、溶融の促
進と混合の促進が行われることを意味する。この形態が
(d)、(e)と進み、(f)。
(g)でさらに繰り返され、一層の溶融の促進が行われ
る。更に、第2のフライト6bと加熱筒7内壁とのクリ
アランス部で、メルトは剪断作用を受は混練は促進され
る。これらの可塑化溶融の形態は第1のフライ)6aで
スクリュ溝2の全体としての推進圧を維持しつつも、第
2のフライト6bの両側が凹部8で連通ずるため局部的
な高圧は発生せず、局部過熱も防止できる特徴も有する
。
る。更に、第2のフライト6bと加熱筒7内壁とのクリ
アランス部で、メルトは剪断作用を受は混練は促進され
る。これらの可塑化溶融の形態は第1のフライ)6aで
スクリュ溝2の全体としての推進圧を維持しつつも、第
2のフライト6bの両側が凹部8で連通ずるため局部的
な高圧は発生せず、局部過熱も防止できる特徴も有する
。
前述の第2フライト6bと加熱筒7内壁とのクリアラン
ス部に於ける樹脂の剪断新作用は、第7図のAに引続く
下流のBの領域では、第2フライ)6bの両側の通路断
面積の変化により、溶融樹脂の移動がこのクリアランス
部を越えて起るが、未溶融固体片に対して選別的剪断新
作用を与える。即ち、無溶融固体片に対して選別的に強
い剪断作用を与え、又、溶融してはいるが、粘度が局部
的に高い箇所については、同様な強い剪断作用を与えて
、メルトの均質化を与える。
ス部に於ける樹脂の剪断新作用は、第7図のAに引続く
下流のBの領域では、第2フライ)6bの両側の通路断
面積の変化により、溶融樹脂の移動がこのクリアランス
部を越えて起るが、未溶融固体片に対して選別的剪断新
作用を与える。即ち、無溶融固体片に対して選別的に強
い剪断作用を与え、又、溶融してはいるが、粘度が局部
的に高い箇所については、同様な強い剪断作用を与えて
、メルトの均質化を与える。
第11図は、本発明の他の実施例を示すもので、第2フ
ライト6bの両側を四部8で連通した領域に引続く領域
で、第1のフライ)6aから派生したフライト6cが第
1フライト6aに再び結合する場合を示し、このフライ
)6Cですべての1 樹脂に対し選別的溶融を行うものである。
ライト6bの両側を四部8で連通した領域に引続く領域
で、第1のフライ)6aから派生したフライト6cが第
1フライト6aに再び結合する場合を示し、このフライ
)6Cですべての1 樹脂に対し選別的溶融を行うものである。
このように、本発明によれば、前述したように通路断面
積が変化する部分に第2フライトを横切って四部を設け
たので、早期ソリッドベッドの破壊とこれに引続く選別
的溶融により、熱的にも物理的にも均質にして熱効率の
よい可塑化溶融を得ることができる。
積が変化する部分に第2フライトを横切って四部を設け
たので、早期ソリッドベッドの破壊とこれに引続く選別
的溶融により、熱的にも物理的にも均質にして熱効率の
よい可塑化溶融を得ることができる。
第1図は本発明に類した従来のスクリュの第1例を示す
正面図、第2図(a)、(b)は第1図のスクリュにお
ける樹脂の溶融形態を示す説明図、第3図は従来のスク
リュの第2例を示す正面図、第4図(L) 、 (b
)は第3図のスクリュにおける樹脂の溶融形態を示す説
明図、第5図は従来のスクリュの第3例を示す正面図、
第6図(a)、(b)は第5図のスクリュにおける樹脂
の溶融形態を示す説明図、第7図は本発明の1実施例を
示す正面図、第8図は第7図の1部拡大図、第9図は第
7図のスクリュの展開図、第10図(a)〜(g)は第
7図のスクリュにおける樹2 脂の溶融形態を示す説明図、第11図は本発明の他の実
施例を示す正面図である。 ■・・・スクリュ、3・・・ソリッドベッド、4・・・
メルト、5・・・未溶融固体片、6,6a、6b・・・
フライト、7・・・加熱筒、8・・・四部 特許出願人 宇部興産株式会社 第10図 (9)
正面図、第2図(a)、(b)は第1図のスクリュにお
ける樹脂の溶融形態を示す説明図、第3図は従来のスク
リュの第2例を示す正面図、第4図(L) 、 (b
)は第3図のスクリュにおける樹脂の溶融形態を示す説
明図、第5図は従来のスクリュの第3例を示す正面図、
第6図(a)、(b)は第5図のスクリュにおける樹脂
の溶融形態を示す説明図、第7図は本発明の1実施例を
示す正面図、第8図は第7図の1部拡大図、第9図は第
7図のスクリュの展開図、第10図(a)〜(g)は第
7図のスクリュにおける樹2 脂の溶融形態を示す説明図、第11図は本発明の他の実
施例を示す正面図である。 ■・・・スクリュ、3・・・ソリッドベッド、4・・・
メルト、5・・・未溶融固体片、6,6a、6b・・・
フライト、7・・・加熱筒、8・・・四部 特許出願人 宇部興産株式会社 第10図 (9)
Claims (1)
- スクリュ溝を形成する第1のフライトの中間に、第1の
フライトと加熱筒内壁との間のクリアランスよりも少く
とも大きなりリアランスを形成する第2のフライトを第
1のフライトに接合することなく設け、第2のフライト
の両側の通路断面積を変化させ、該通路面積が樹脂送出
側に行くにしたがって順次減少している通路の少くとも
一つ以上の箇所に第2フライトを横切って反対側の通路
へ連通ずる凹部を複数個設けたことを特徴とする樹脂成
形用スクリュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58063008A JPS59188418A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 樹脂成形用スクリユ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58063008A JPS59188418A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 樹脂成形用スクリユ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59188418A true JPS59188418A (ja) | 1984-10-25 |
JPS6410174B2 JPS6410174B2 (ja) | 1989-02-21 |
Family
ID=13216855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58063008A Granted JPS59188418A (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 樹脂成形用スクリユ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59188418A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61227003A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-10-09 | Toshiba Mach Co Ltd | サブフライトを備えたプラスチツク成形用スクリユ |
US4673402A (en) * | 1985-05-15 | 1987-06-16 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with dual-layered cores |
JPH01156005U (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-26 | ||
US4935022A (en) * | 1988-02-11 | 1990-06-19 | The Procter & Gamble Company | Thin absorbent articles containing gelling agent |
JPH0725413A (ja) * | 1993-07-05 | 1995-01-27 | Murata Mach Ltd | スタッカークレーン |
JPH07206115A (ja) * | 1994-01-21 | 1995-08-08 | Nippon Filing Co Ltd | コンテナ格納装置 |
JPH07232803A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-09-05 | Nippon Filing Co Ltd | コンテナ格納装置 |
US5599097A (en) * | 1995-12-14 | 1997-02-04 | The Black Clawson Company | Extruder screw for plastic extruders |
US7014353B2 (en) * | 2002-02-25 | 2006-03-21 | New Castle Industries, Inc. | Plasticating screw and apparatus |
JP2009226823A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Meiki Co Ltd | 可塑化装置のスクリュ及びそれを用いた成形方法 |
-
1983
- 1983-04-12 JP JP58063008A patent/JPS59188418A/ja active Granted
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61227003A (ja) * | 1985-04-01 | 1986-10-09 | Toshiba Mach Co Ltd | サブフライトを備えたプラスチツク成形用スクリユ |
JPH0257494B2 (ja) * | 1985-04-01 | 1990-12-05 | Toshiba Machine Co Ltd | |
US4673402A (en) * | 1985-05-15 | 1987-06-16 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with dual-layered cores |
US4935022A (en) * | 1988-02-11 | 1990-06-19 | The Procter & Gamble Company | Thin absorbent articles containing gelling agent |
JPH01156005U (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-26 | ||
JPH0725413A (ja) * | 1993-07-05 | 1995-01-27 | Murata Mach Ltd | スタッカークレーン |
JPH07232803A (ja) * | 1993-12-29 | 1995-09-05 | Nippon Filing Co Ltd | コンテナ格納装置 |
JPH07206115A (ja) * | 1994-01-21 | 1995-08-08 | Nippon Filing Co Ltd | コンテナ格納装置 |
US5599097A (en) * | 1995-12-14 | 1997-02-04 | The Black Clawson Company | Extruder screw for plastic extruders |
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JP2009226823A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Meiki Co Ltd | 可塑化装置のスクリュ及びそれを用いた成形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6410174B2 (ja) | 1989-02-21 |
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