JP2578447B2 - ドアハンドル装置 - Google Patents

ドアハンドル装置

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JP2578447B2
JP2578447B2 JP28512887A JP28512887A JP2578447B2 JP 2578447 B2 JP2578447 B2 JP 2578447B2 JP 28512887 A JP28512887 A JP 28512887A JP 28512887 A JP28512887 A JP 28512887A JP 2578447 B2 JP2578447 B2 JP 2578447B2
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lever
opening
door
stopper
push lever
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勝博 森川
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Yuhshin Seiki Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等に用いられるドアハンドル装置に
関するものである。
(従来の技術) 一般に、自動車等では、衝突時に開閉ハンドル自身に
作用するドア内側から外側方向に向かう慣性力(30G)
によりドアが開くのを防止しなければならない。
このため、従来、第8図に示すように、ベース31の裏
面に設けた支持部材32に支軸33を介して回動自在に設け
た開閉ハンドル34においては、支軸33に対して取っ手と
反対側にカウンターウェイト35を取り付け、衝突時にカ
ウンターウェイト35の慣性力により開閉ハンドル34に開
方向と反対方向のモーメントが作用するようにしてい
る。
ところで、近年、車体の空気抵抗の減少等のため、開
閉ハンドルに手を掛け易いように設けた操作凹部をカバ
ーレバーで覆って、当該開閉ハンドルとカバーレバーの
表面を面一に形成したドアハンドル装置が提供されてい
る。
この種のドアハンドル装置においても、前記衝撃時の
ドア開放を防止するため、カウンターウェイトを取り付
ける必要がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記カウンターウェイトを取り付ける
と、その分だけ部品点数が多くなり、製品重量が増加し
てコストアップとなるという問題があった。
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、部品
点数が少なく、軽量で簡単な構造により衝撃によるドア
の開放を防止することができるドアハンドル装置を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため、本発明は、開閉ハンドル
と、該開閉ハンドルの操作凹部を開閉ハンドルと面一と
なるように覆うカバーレバーと、前記開閉ハンドルの開
動作に応動してドアロックを解除するプッシュレバーを
備えたドアハンドル装置において、 前記カバーレバーにストッパーを設けて、カバーレバ
ーの閉状態では当該ストッパーがプッシュレバーに対向
してプッシュレバーの動作方向への回動を阻止し、カバ
ーレバーの閉状態では当該ストッパーがプッシュレバー
から離脱してプッシュレバーの動作方向への回動を可能
に形成したものである。
(作用) 前記構成によれば、ドア閉鎖時に衝突等により開閉ハ
ンドルにドア内側から外側に向かう慣性力が作用する
と、開閉ハンドルは開動作方向に回動し、プッシュレバ
ーはこれに応動して動作方向に回動しようとするが、カ
バーレバーが閉状態にあってそのストッパーがプッシュ
レバーに対向しているため、プッシュレバーはストッパ
ーに圧接してその動作方向への回動が阻止され、ドアは
開放されない。
また、ドアを開放する際には、カバーレバーを押し開
くと、そのストッパーがプッシュレバーから離脱するた
め、開閉ハンドルを引けばプッシュレバーがこれに応動
して動作方向に回動し、ドアが開放される。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を添付図面に従って説明す
る。
第1図〜第5図は本発明に係るドアハンドル装置を示
し、ベース1に、開閉ハンドル2、カバーレバー3、プ
ッシュレバー4及びロックスプリング5等を組み付け
て、ドアパネル6に装着するようにしたものである。
ベース1は、その表面に略矩形の操作凹部9が形成さ
れ、裏面にはシリンダ錠装着部10が形成されるととも
に、ドアパネル6への取付用ナット11,11が埋設されて
いる。
開閉ハンドル2は、操作凹部9の片半分を覆うよう
に、支軸12によりベース1に回動自在に取り付けられて
いる。そして、図示しないばねにより操作凹部9を閉じ
る方向に付勢され、図示しないストッパーに当接した状
態で、第3図に示すようにドアパネル6と略面一となっ
て操作凹部9を閉じるようになっている。また、この開
閉ハンドル2より駆動レバー13が延設されてベース1の
裏面側に突出するようになっている。
カバーレバー3は、操作凹部9の他の半分を覆うよう
に、支軸14によりベース1に回動自在に取り付けられて
いる。そして、ばね15により操作凹部9を閉じる方向に
付勢され、図示しないストッパーがベース1に当接した
状態で、第3図に示すように、開閉ハンドル2と面一に
なって操作凹部9を閉じるようになっている。また、こ
のカバーレバー3よりストッパー7が延設されてベース
1の裏面側に突出するようになっている。
プッシュレバー4は、第2図,第3図に示すように、
支軸17によりベース1の裏面に回動自在に取り付けられ
ている。このプッシュレバー4の一端には、前記開閉ハ
ンドル2の駆動レバー13に押圧される駆動レバー係当部
19が形成され、他端には、前記カバーレバー3のストッ
パー7に圧接するストッパー圧接部20と、支軸17を中心
とする円弧に沿った鎌刃状の弾性片21と、該弾性片21の
先端に爪部22と、が形成されている。そして、ばね18に
より第2図中時計回り方向に付勢され、駆動レバー係当
部19が駆動レバー13に圧接した状態で停止している。ま
た、このプッシュレバー4はロッド23を介して図示しな
いドアロック装置に連結されている。
前記弾性片21の先端の爪部22は、プッシュレバー4が
第2図中反時計回りに回動した位置(以下、プッシュレ
バー4の動作位置という。)から同図中時計回りに回動
した位置(以下、プッシュレバー4の復帰位置とい
う。)に復帰する直前に、後述するロックスプリング5
の先端の押圧するようになっている。
ロックスプリング5は、第5図に示すように、一端を
「形に折曲し、またその中間をレ形に折曲してロック爪
部24を形成したもので、その「形の端部がカバーレバー
3の内側に回動自在に取り付けられている。また、この
ロックスプリング5の先端は、ベース1に形成した貫通
穴25に挿入されて、その壁面に形成した段部26に自らの
付勢力により圧接されている。そして、カバーレバー3
が押し開かれると、ロックスプリング5の先端が貫通穴
25を進入して裏面に突出するとともに、ロック爪部24が
段部26に係止してカバーレバー3が開状態にロックされ
るようになっている。
以上の構成からなるドアハンドル装置において、ドア
閉鎖時には、第1図〜第5図に示すように、開閉ハンド
ル2及びカバーレバー3は操作凹部9を閉じ、プッシュ
レバー4は復帰位置にあってその駆動レバー係当部19が
開閉ハンドル2の駆動レバー13に圧接し、またそのスト
ッパー圧接部20とカバーレバー3のストッパー7とが対
向しており、ロックスプリング5は、第5図に示すよう
に、その先端が段部26に圧接している。
このドア閉鎖状態において、第3図に示すように、衝
突等により開閉ハンドル2にドア内側から外側に向かう
30Gの慣性力Pが作用したとすると、開閉ハンドル2の
駆動レバー13を介して駆動力Fがプッシュレバー4の駆
動レバー係当部19に加えられ、プッシュレバー4は第2
図中反時計回りに回動しようとするが、ストッパー圧接
部20がカバーレバー3のストッパー7に圧接するため、
駆動レバー係当部19に作用する駆動力Fは、ストッパー
圧接部20がストッパー7から受ける反力Rと均り合っ
て、プッシュレバー4は回動せず、ドアは開放されな
い。
次に、このドア閉鎖状態からドアを開放する際のドア
ハンドル装置の各部材の動作について説明する。
まず、第3図,第4図中2点鎖線で示すように、カバ
ーレバー3をばね15の付勢力に抗して押し開くと、第5
図中2点鎖線で示すように、ロックスプリング5の先端
が貫通穴25に進入してロック爪部24が段部26に係止すう
ことにより、カバーレバー3は押し開かれた状態にロッ
クされると同時に、操作凹部9が開口する。また、カバ
ーレバー3のストッパー7は第2図中右方向に移動して
プッシュレバー4のストッパー圧接部20より離脱し、プ
ッシュレバー4の動作位置への回動が可能となる。
そして、操作凹部9に手を差し入れて開閉ハンドル2
をその図示しないばねの付勢力に抗して引くと、第2図
に示すように、開閉ハンドル2の駆動レバー13がプッシ
ュレバー4の駆動レバー係当部19を押圧する。これによ
り、プッシュレバー4はばね18の付勢力に抗して第2図
中反時計回りに回動して行き、第6図,第7図に示す動
作位置まで回動する。
この動作位置への回動の途中に、プッシュレバー4の
爪部22の背面側がロックスプリング5を第2図,第5図
中上方向に押圧するが、ロックスプリング5は段部26に
圧接していて同方向への移動が拘束されているため、弾
性片21が内方に撓んでロックスプリング5を乗り越える
ことになる。
そして、開閉ハンドル2から手を離し、又は引く力を
弱めると、開閉ハンドル2は自ら付勢力により、操作凹
部9を閉じる方向に回動して元に戻る。これにより、開
閉ハンドル2の駆動レバー13のプッシュレバー4の駆動
レバー係当部19への押圧力が無くなり、プッシュレバー
4は自らの付勢力により、第6図に示す動作位置から時
計回りに回動してゆく。
そして、このプッシュレバー4が復帰位置に復帰する
直前に、弾性片21の爪部22がロックスプリング5の先端
を第6図中上方から押圧する。このとき、ロックスプリ
ング5は第5図,第6図中下方に押し下げられ、そのロ
ック爪部24が段部26から離脱してロックが解除される。
これにより、カバーレバー3は自らの付勢力により操作
凹部9を閉じる方向に回動して、第3図に示す状態に戻
り、開閉ハンドル2と面一になって操作凹部9を完全に
閉じる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ド
ア閉鎖時に衝突等により開閉ハンドル自身に慣性力が作
用しても、開閉ハンドルに応動するプッシュレバーがカ
バーレバーのストッパーに圧接してプッシュレバーの回
動が阻止されるため、ドアは開放されず、安全である。
また、カバーレバーにストッパーを形成するだけでよい
ため、部品点数が増加することはないうえ、軽量で構造
が簡単であるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るドアロック装置の正面図、第2図
はそのドアロック装置の背面図、第3図は第2図のI−
I線断面図、第4図は第2図のII−II線断面図、第5図
は第2図のIII−III線断面図、第6図は開閉ハンドルを
引いた状態のドアロック装置の背面図、第7図は第6図
のIV−IV線断面図、第8図は従来のドアハンドル装置の
断面図である。 2……開閉ハンドル、3……カバーレバー、 4……プッシュレバー、7……ストッパー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉ハンドルと、該開閉ハンドルの操作凹
    部を開閉ハンドルと面一になるように覆うカバーレバー
    と、前記開閉ハンドルの開動作に応動してドアロックを
    解除するプッシュレバーとを備えたドアハンドル装置に
    おいて、 前記カバーレバーにストッパーを設けて、カバーレバー
    の閉状態では当該ストッパーがプッシュレバーに対向し
    てプッシュレバーの動作方向への回動を阻止し、カバー
    レバーの閉状態では当該ストッパーがプッシュレバーか
    ら離脱してプッシュレバーの動作方向への回動を可能に
    形成したことを特徴とするドアハンドル装置。
JP28512887A 1987-11-10 1987-11-10 ドアハンドル装置 Expired - Lifetime JP2578447B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100428165B1 (ko) * 2001-11-23 2004-04-28 현대자동차주식회사 도어 아웃사이드 핸들
ITMI20101450A1 (it) * 2010-07-30 2012-01-30 Valeo Spa Maniglia di portiera di veicolo comprendente una parte di presa
JP6265086B2 (ja) * 2014-08-29 2018-01-24 トヨタ自動車株式会社 車両用ドア装置

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