JP2578364Y2 - ユニット式カーテンウォールの接合部 - Google Patents
ユニット式カーテンウォールの接合部Info
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- JP2578364Y2 JP2578364Y2 JP1991031832U JP3183291U JP2578364Y2 JP 2578364 Y2 JP2578364 Y2 JP 2578364Y2 JP 1991031832 U JP1991031832 U JP 1991031832U JP 3183291 U JP3183291 U JP 3183291U JP 2578364 Y2 JP2578364 Y2 JP 2578364Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案はユニット化された４枚
のフレームユニットを互いに連結しながら、躯体に取り
付ける際にその位置決めを容易にした、ユニット式カー
テンウォールの接合部に関するものである。
のフレームユニットを互いに連結しながら、躯体に取り
付ける際にその位置決めを容易にした、ユニット式カー
テンウォールの接合部に関するものである。
【０００２】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】縦枠と横
枠を方形状に組み立ててユニット化されたフレームユニ
ットを用いたカーテンウォールは組み立てが単純化され
る結果、施工性と組立精度が高い等の利点を持つためカ
ーテンウォールの構成方法として多用される傾向にあ
る。
枠を方形状に組み立ててユニット化されたフレームユニ
ットを用いたカーテンウォールは組み立てが単純化され
る結果、施工性と組立精度が高い等の利点を持つためカ
ーテンウォールの構成方法として多用される傾向にあ
る。
【０００３】このユニット式のカーテンウォールでは、
４枚のフレームユニットが集合する接合部において、高
さ方向と横方向に隣接するユニット間の連結状態が外観
に直接的に表れるためユニットの建て入れには高い施工
精度が要求され、特に面外方向の位置決めが重要とな
る。
４枚のフレームユニットが集合する接合部において、高
さ方向と横方向に隣接するユニット間の連結状態が外観
に直接的に表れるためユニットの建て入れには高い施工
精度が要求され、特に面外方向の位置決めが重要とな
る。
【０００４】従来は例えば実開平２-49410号のように、
隣接するユニットの下枠と上枠の対向する面に突設され
た凹部と凸部とを噛み合わせることにより連結する構造
が一般的であるが、これらは概して面外方向の拘束が甘
いため確実性に欠け、建て入れ後の位置決め作業に時間
を費やすのが実情である。またユニットの下枠と上枠の
面外方向両端側にそれぞれ噛合い部を形成するため、フ
レームの見付け寸法が大きくなり、建物の外観を損なう
ことがある。
隣接するユニットの下枠と上枠の対向する面に突設され
た凹部と凸部とを噛み合わせることにより連結する構造
が一般的であるが、これらは概して面外方向の拘束が甘
いため確実性に欠け、建て入れ後の位置決め作業に時間
を費やすのが実情である。またユニットの下枠と上枠の
面外方向両端側にそれぞれ噛合い部を形成するため、フ
レームの見付け寸法が大きくなり、建物の外観を損なう
ことがある。
【０００５】この考案はフレームユニットの接合部にお
ける施工上の問題を踏まえてなされたもので、建物の外
観を良好にし、建て入れと位置決めを容易に行う構造を
新たに提案するものである。
ける施工上の問題を踏まえてなされたもので、建物の外
観を良好にし、建て入れと位置決めを容易に行う構造を
新たに提案するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案では上下に隣接す
る、下側のフレームユニットの上枠の室内側と、上側の
フレームユニットの下枠の室内側の各対向する面に互い
に凹溝と凸条とで面内方向に噛み合う噛合い部を形成す
ると共に、４枚のフレームユニットの隅角部が集合する
接合部に、下側で隣接する２枚のフレームユニットの上
枠間と、上側で隣接する２枚のフレームユニットの下枠
間に跨る連結ピースを設置し、上下に隣接するフレーム
ユニットを双方の噛合い部と連結ピースで連結すると共
に、横方向に隣接するフレームユニットを連結ピースで
連結することにより、４枚のフレームユニットの接合部
において上側のフレームユニットの建て入れと位置決め
の確実さと正確さを高めながら、４枚のフレームユニッ
トの一体性を高める。
る、下側のフレームユニットの上枠の室内側と、上側の
フレームユニットの下枠の室内側の各対向する面に互い
に凹溝と凸条とで面内方向に噛み合う噛合い部を形成す
ると共に、４枚のフレームユニットの隅角部が集合する
接合部に、下側で隣接する２枚のフレームユニットの上
枠間と、上側で隣接する２枚のフレームユニットの下枠
間に跨る連結ピースを設置し、上下に隣接するフレーム
ユニットを双方の噛合い部と連結ピースで連結すると共
に、横方向に隣接するフレームユニットを連結ピースで
連結することにより、４枚のフレームユニットの接合部
において上側のフレームユニットの建て入れと位置決め
の確実さと正確さを高めながら、４枚のフレームユニッ
トの一体性を高める。
【０００７】連結ピースの上面にはフレームユニットの
面内方向に平行に立ち上がる係合片が突設され、４枚の
フレームユニットの隅角部が集合する接合部において、
上側で横方向に隣接する２枚のフレームユニットの下枠
の下面には連結ピースの係合片が嵌合する嵌合溝が形成
される。
面内方向に平行に立ち上がる係合片が突設され、４枚の
フレームユニットの隅角部が集合する接合部において、
上側で横方向に隣接する２枚のフレームユニットの下枠
の下面には連結ピースの係合片が嵌合する嵌合溝が形成
される。
【０００８】連結ピースは下側で横方向に隣接する２枚
のフレームユニットの上枠間に跨って設置され、この下
側の２枚のフレームユニットを互いに連結する。
のフレームユニットの上枠間に跨って設置され、この下
側の２枚のフレームユニットを互いに連結する。
【０００９】上側の各フレームユニットはその下側に隣
接するフレームユニットに双方の噛合い部で互いに噛み
合うと同時に、下枠の嵌合溝に連結ピースの係合片が嵌
合することで下側のフレームユニットに連結され、結果
的に４枚のフレームユニットはそれぞれの隅角部におい
て１個の連結ピースによって面外方向に互いに係合した
状態で連結される。
接するフレームユニットに双方の噛合い部で互いに噛み
合うと同時に、下枠の嵌合溝に連結ピースの係合片が嵌
合することで下側のフレームユニットに連結され、結果
的に４枚のフレームユニットはそれぞれの隅角部におい
て１個の連結ピースによって面外方向に互いに係合した
状態で連結される。
【００１０】連結ピースは下側の２枚のフレームユニッ
トの両上枠に跨り、上側の２枚のフレームユニットの両
下枠に面外方向に係合することにより、接合部において
４枚のフレームユニットの一体性を確保し、各フレーム
ユニットの面内方向への層間変位を可能にしながら、接
合部の面外方向のせん断強度を高める働きをする。
トの両上枠に跨り、上側の２枚のフレームユニットの両
下枠に面外方向に係合することにより、接合部において
４枚のフレームユニットの一体性を確保し、各フレーム
ユニットの面内方向への層間変位を可能にしながら、接
合部の面外方向のせん断強度を高める働きをする。
【００１１】上側の各フレームユニットは下枠の嵌合溝
を連結ピースの係合片に単に係合させると同時に、その
室内側に位置する噛合い部を下側のフレームユニットの
上枠の噛合い部に面内方向に噛み合わせることにより、
見込み幅方向の２箇所で下側のフレームユニットと噛み
合い、面外方向の位置決めが行われた状態で建て入れら
れ、そのまま面外方向の移動を拘束された状態で面内方
向にスライドさせられることにより所定位置に配置され
る。
を連結ピースの係合片に単に係合させると同時に、その
室内側に位置する噛合い部を下側のフレームユニットの
上枠の噛合い部に面内方向に噛み合わせることにより、
見込み幅方向の２箇所で下側のフレームユニットと噛み
合い、面外方向の位置決めが行われた状態で建て入れら
れ、そのまま面外方向の移動を拘束された状態で面内方
向にスライドさせられることにより所定位置に配置され
る。
【００１２】上枠と下枠のそれぞれに噛合い部が形成さ
れることで、双方にはある程度の見付け幅が必要となる
が、噛合い部が室内側に位置することで、室外側の見付
け幅を小さく抑えることが可能であり、上下のフレーム
ユニットの横目地の寸法も縮小化され、建物の外観が良
好になる。
れることで、双方にはある程度の見付け幅が必要となる
が、噛合い部が室内側に位置することで、室外側の見付
け幅を小さく抑えることが可能であり、上下のフレーム
ユニットの横目地の寸法も縮小化され、建物の外観が良
好になる。
【００１３】
【実施例】この考案は縦枠F1，F2と上枠F3及び下枠F4を
方形状に組み立ててユニット化されたフレームユニット
Ｕを図３，図４に示すように高さ方向と横方向に連続さ
せて構成されるカーテンウォールの、４枚のフレームユ
ニットＵ，Ｕ，Ｕ，Ｕの隅角部が集合する接合部におい
て、この４枚のフレームユニットＵ，Ｕ，Ｕ，Ｕを連結
ピース５を介して連結したものである。
方形状に組み立ててユニット化されたフレームユニット
Ｕを図３，図４に示すように高さ方向と横方向に連続さ
せて構成されるカーテンウォールの、４枚のフレームユ
ニットＵ，Ｕ，Ｕ，Ｕの隅角部が集合する接合部におい
て、この４枚のフレームユニットＵ，Ｕ，Ｕ，Ｕを連結
ピース５を介して連結したものである。
【００１４】連結ピース５は図３のＹ−Ｙ線断面図であ
る図２に示すように横方向に隣接するフレームユニット
Ｕ，Ｕの上枠F3，F3間に跨って設置される。連結ピース
５の上面の、見込み幅方向の中間部には図３のＸ−Ｘ線
断面図である図１に示すようにフレームユニットＵの面
内方向、すなわちカーテンウォールの壁面に平行に立ち
上がる係合片5aが突設されている。
る図２に示すように横方向に隣接するフレームユニット
Ｕ，Ｕの上枠F3，F3間に跨って設置される。連結ピース
５の上面の、見込み幅方向の中間部には図３のＸ−Ｘ線
断面図である図１に示すようにフレームユニットＵの面
内方向、すなわちカーテンウォールの壁面に平行に立ち
上がる係合片5aが突設されている。
【００１５】図１に示すように高さ方向に隣接するフレ
ームユニットＵ，Ｕの上枠F3と下枠F4の、室内側の各対
向する面には互いに凹溝と凸条とで面内方向に噛み合う
噛合い部３，４が形成されており、上下に隣接するフレ
ームユニットＵ，Ｕはこの一対の噛合い部３，４が噛み
合うことにより連続する。図示する実施例では下側のフ
レームユニットＵの上枠F3の噛合い部３を凸条に形成
し、上側のフレームユニットＵの下枠F4の噛合い部４を
これと逆に凹溝に形成している。
ームユニットＵ，Ｕの上枠F3と下枠F4の、室内側の各対
向する面には互いに凹溝と凸条とで面内方向に噛み合う
噛合い部３，４が形成されており、上下に隣接するフレ
ームユニットＵ，Ｕはこの一対の噛合い部３，４が噛み
合うことにより連続する。図示する実施例では下側のフ
レームユニットＵの上枠F3の噛合い部３を凸条に形成
し、上側のフレームユニットＵの下枠F4の噛合い部４を
これと逆に凹溝に形成している。
【００１６】同様に図２に示すように横方向に隣接する
フレームユニットＵ，Ｕの縦枠F1，F2の各対向する面に
は互いに凹溝と凸条とで面内方向に噛み合う噛合い部
１，２が形成され、フレームユニットＵ，Ｕは高さ方向
と同じくこの噛合い部１，２が噛み合うことにより連続
する。
フレームユニットＵ，Ｕの縦枠F1，F2の各対向する面に
は互いに凹溝と凸条とで面内方向に噛み合う噛合い部
１，２が形成され、フレームユニットＵ，Ｕは高さ方向
と同じくこの噛合い部１，２が噛み合うことにより連続
する。
【００１７】連結ピース５の室内側には図１に示すよう
に上枠F3の噛合い部３に重なる起立片5bが形成されてお
り、上枠F3にはこの起立片5bが噛合い部３に内接して収
納される。連結ピース５は一方のフレームユニットＵの
上枠F3にのみビス等により固定され、他方のフレームユ
ニットＵの上枠F3には挿入されて保持される。連結ピー
ス５はこの下側のフレームユニットＵ，Ｕの上枠F3，F3
の噛合い部３，３に内接して重なることにより上枠F3，
F3を補強し、また横方向に隣接するフレームユニット
Ｕ，Ｕ間のせん断力に抵抗し、両フレームユニットＵ，
Ｕの一体性を確保する機能を持つ。
に上枠F3の噛合い部３に重なる起立片5bが形成されてお
り、上枠F3にはこの起立片5bが噛合い部３に内接して収
納される。連結ピース５は一方のフレームユニットＵの
上枠F3にのみビス等により固定され、他方のフレームユ
ニットＵの上枠F3には挿入されて保持される。連結ピー
ス５はこの下側のフレームユニットＵ，Ｕの上枠F3，F3
の噛合い部３，３に内接して重なることにより上枠F3，
F3を補強し、また横方向に隣接するフレームユニット
Ｕ，Ｕ間のせん断力に抵抗し、両フレームユニットＵ，
Ｕの一体性を確保する機能を持つ。
【００１８】上下に隣接するフレームユニットＵ，Ｕの
連結部分の、室内側の見付け幅は上枠F3と下枠F4の噛合
い部３，４の深さに相当する大きさになるが、噛合い部
３，４は室内側にのみ形成されることから室外側の見付
け幅、すなわち横目地の大きさは室内側のそれより小さ
く抑えられる。
連結部分の、室内側の見付け幅は上枠F3と下枠F4の噛合
い部３，４の深さに相当する大きさになるが、噛合い部
３，４は室内側にのみ形成されることから室外側の見付
け幅、すなわち横目地の大きさは室内側のそれより小さ
く抑えられる。
【００１９】上側のフレームユニットＵ，Ｕの下枠F4，
F4の見込み幅方向中央の下面には図１に示すように連結
ピース５の係合片5aが嵌合する嵌合溝f4，f4が形成され
ており、上側の各フレームユニットＵはこの下枠F4の嵌
合溝f4に係合片5aが差し込まれると共に、下枠F4の噛合
い部４が上枠F3の噛合い部３に噛み合うことにより面外
方向の規制を受けた状態で、下側の各フレームユニット
Ｕ上に建て入れられる。
F4の見込み幅方向中央の下面には図１に示すように連結
ピース５の係合片5aが嵌合する嵌合溝f4，f4が形成され
ており、上側の各フレームユニットＵはこの下枠F4の嵌
合溝f4に係合片5aが差し込まれると共に、下枠F4の噛合
い部４が上枠F3の噛合い部３に噛み合うことにより面外
方向の規制を受けた状態で、下側の各フレームユニット
Ｕ上に建て入れられる。
【００２０】連結ピース５の係合片5aは上側の２枚のフ
レームユニットＵ，Ｕの下枠F4，F4に係合することで、
上下に隣接するフレームユニットＵ，Ｕ間のせん断力に
抵抗し、両フレームユニットＵ，Ｕの一体性を確保す
る。
レームユニットＵ，Ｕの下枠F4，F4に係合することで、
上下に隣接するフレームユニットＵ，Ｕ間のせん断力に
抵抗し、両フレームユニットＵ，Ｕの一体性を確保す
る。
【００２１】係合片5aが嵌合溝f4，f4に係合すると同時
に、上枠F3の噛合い部３が下枠F4の噛合い部４に噛み合
って建て入れられた上側のフレームユニットＵ，Ｕはそ
のまま面内方向にスライドされることのみによって所定
位置に配置される。
に、上枠F3の噛合い部３が下枠F4の噛合い部４に噛み合
って建て入れられた上側のフレームユニットＵ，Ｕはそ
のまま面内方向にスライドされることのみによって所定
位置に配置される。
【００２２】上側のフレームユニットＵ，Ｕが所定位置
に建て入れられた状態では、図１に示すように嵌合溝
f4，f4と係合片5aとの間と、噛合い部４と噛合い部３と
の間には深さ方向にクリアランスが設けられるが、この
クリアランスはフレームユニットＵの面外方向の層間変
位時に、フレームユニットＵが躯体の支持点回りに回転
変形するときの鉛直変位量に対応している。
に建て入れられた状態では、図１に示すように嵌合溝
f4，f4と係合片5aとの間と、噛合い部４と噛合い部３と
の間には深さ方向にクリアランスが設けられるが、この
クリアランスはフレームユニットＵの面外方向の層間変
位時に、フレームユニットＵが躯体の支持点回りに回転
変形するときの鉛直変位量に対応している。
【００２３】図中、６は上下のフレームユニットＵ，Ｕ
間の横目地を塞ぐと同時に、カーテンウォールの壁面に
装飾性を持たせるための化粧材を、また７はフレームユ
ニットＵの中間に架設される無目をそれぞれ示す。
間の横目地を塞ぐと同時に、カーテンウォールの壁面に
装飾性を持たせるための化粧材を、また７はフレームユ
ニットＵの中間に架設される無目をそれぞれ示す。
【００２４】
【考案の効果】４枚のフレームユニットの隅角部が集合
する接合部の、下側で横方向に隣接する２枚のフレーム
ユニットの上枠間に、上面に係合片が突設された連結ピ
ースを跨設し、この係合片に嵌合する嵌合溝を有する下
枠を係合片に噛み合わせると共に、下枠の室内側と上枠
の室内側に形成された噛合い部を互いに噛み合わせるこ
とにより、４枚のフレームユニットをその面外方向に互
いに連結するため、上側で隣接する２枚のフレームユニ
ットを単に上方から落とし込むのみで面外方向に正確に
位置決めし、そのままスライドさせることで所定位置に
建て入れることができ、その作業を容易，且つ確実に行
うことができる。
する接合部の、下側で横方向に隣接する２枚のフレーム
ユニットの上枠間に、上面に係合片が突設された連結ピ
ースを跨設し、この係合片に嵌合する嵌合溝を有する下
枠を係合片に噛み合わせると共に、下枠の室内側と上枠
の室内側に形成された噛合い部を互いに噛み合わせるこ
とにより、４枚のフレームユニットをその面外方向に互
いに連結するため、上側で隣接する２枚のフレームユニ
ットを単に上方から落とし込むのみで面外方向に正確に
位置決めし、そのままスライドさせることで所定位置に
建て入れることができ、その作業を容易，且つ確実に行
うことができる。
【００２５】また連結ピースは下側の２枚のフレームユ
ニットの上枠間に跨りながら４枚のフレームユニットの
面外方向の移動を拘束し、これらを同時に連結するため
全フレームユニットの一体性が高まる。
ニットの上枠間に跨りながら４枚のフレームユニットの
面外方向の移動を拘束し、これらを同時に連結するため
全フレームユニットの一体性が高まる。
【００２６】加えて上枠の噛合い部と下枠の噛合い部を
室内側に形成しているため双方の噛み合いに拘わらず横
目地の幅を小さくすることができ、建物の外観を良好に
することができる。
室内側に形成しているため双方の噛み合いに拘わらず横
目地の幅を小さくすることができ、建物の外観を良好に
することができる。
【００２７】更に連結ピースと嵌合溝、及び上枠と下枠
の各噛合い部はフレームユニットの面内方向に噛み合う
ため、フレームユニットは隣接するフレームユニットと
の連結部分の水密性能を確保しながら、層間変位に追従
することができる。
の各噛合い部はフレームユニットの面内方向に噛み合う
ため、フレームユニットは隣接するフレームユニットと
の連結部分の水密性能を確保しながら、層間変位に追従
することができる。
【図１】高さ方向に隣接するフレームユニットの連結部
分を示した、図３のＸ−Ｘ線の断面図である。
分を示した、図３のＸ−Ｘ線の断面図である。
【図２】横方向に隣接するフレームユニットの連結部分
を示した、図３のＹ−Ｙ線の断面図である。
を示した、図３のＹ−Ｙ線の断面図である。
【図３】本考案のカーテンウォールの一部を示した立面
図である。
図である。
【図４】図３の縦断面図である。
Ｕ……フレームユニット、F1……縦枠、F2……縦枠、F3
……上枠、F4……下枠、f4……嵌合溝、１，２，３，４
……噛合い部、５……連結ピース、5a……係合片、5b…
…起立片、６……化粧材、７……無目。
……上枠、F4……下枠、f4……嵌合溝、１，２，３，４
……噛合い部、５……連結ピース、5a……係合片、5b…
…起立片、６……化粧材、７……無目。
Claims (1)
- 【請求項１】 縦枠F1，F2と上枠F3及び下枠F4を方形状
に組み立ててユニット化されたフレームユニットＵを高
さ方向と横方向に連続させて構成され、上下に隣接す
る、下側のフレームユニットＵの上枠F3の室内側と、上
側のフレームユニットＵの下枠F4の室内側の各対向する
面に互いに凹溝と凸条とで互いに面内方向に噛み合う噛
合い部３，４がそれぞれ形成されたユニット式カーテン
ウォールにおいて、４枚のフレームユニットＵ，Ｕ，
Ｕ，Ｕの隅角部が集合する接合部の、下側で横方向に隣
接する２枚のフレームユニットＵ，Ｕの上枠F3，F3間
に、上面にフレームユニットＵの面内方向に平行に立ち
上がる係合片5aが突設された連結ピース５が跨って設置
され、上側で横方向に隣接する２枚のフレームユニット
Ｕ，Ｕの下枠F4，F4の下面には前記連結ピース５の係合
片5aが嵌合する嵌合溝f4，f4が形成されており、下側の
２枚のフレームユニットＵ，Ｕは連結ピース５で互いに
連結され、上側の２枚のフレームユニットＵ，Ｕは下側
の２枚のフレームユニットＵ，Ｕに噛合い部３，４で互
いに噛み合うと同時に、下枠F4，F4が前記嵌合溝f4，f4
で連結ピース５の係合片5aに係合して連結されているユ
ニット式カーテンウォールの接合部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991031832U JP2578364Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | ユニット式カーテンウォールの接合部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991031832U JP2578364Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | ユニット式カーテンウォールの接合部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04119020U JPH04119020U (ja) | 1992-10-23 |
| JP2578364Y2 true JP2578364Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=31914986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991031832U Expired - Fee Related JP2578364Y2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | ユニット式カーテンウォールの接合部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578364Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5924050A (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-07 | ワイケイケイ株式会社 | 温度調節機能を有するユニツト式カ−テンウオ−ルにおけるカ−テンウオ−ルユニツトの上下連結装置 |
| JPS60152711U (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-11 | ワイケイケイ株式会社 | カ−テンウオ−ルのパネル支持部 |
| JPH0740006Y2 (ja) * | 1988-09-30 | 1995-09-13 | セントラル硝子株式会社 | カーテンウオールのパネル構造 |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP1991031832U patent/JP2578364Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04119020U (ja) | 1992-10-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |