JP2578262B2 - クローラ型壁面吸着走行ロボット - Google Patents

クローラ型壁面吸着走行ロボット

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JP2578262B2
JP2578262B2 JP3028341A JP2834191A JP2578262B2 JP 2578262 B2 JP2578262 B2 JP 2578262B2 JP 3028341 A JP3028341 A JP 3028341A JP 2834191 A JP2834191 A JP 2834191A JP 2578262 B2 JP2578262 B2 JP 2578262B2
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弘幸 森谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面に凹凸等があって
も自由に走行することの可能なクローラ型壁面吸着走行
ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な床面はもちろんのこと、垂直な
壁面等を自由に走行して各種作業を行うための作業ロボ
ットとして、左右一対のクローラを走行壁面に吸着させ
るようにしたクローラ型壁面吸着走行ロボットが提案さ
れている。
【0003】このような従来のクローラ型壁面吸着走行
ロボットの平面形状を表す図7及びその側面形状を表す
図8に示すように、矩形状をなすフレーム101の前端
部には、左右一対の前部ローラ102が回転自在に取り
付けられており、これと同様に、左右一対の後部ローラ
103がフレーム101の後端部に回転自在に取り付け
られている。回転軸心がそれぞれ一直線状をなす前部ロ
ーラ102と後部ローラ103とには、ゴム製の無端ベ
ルト104がそれぞれ左右に巻き掛けられている。
【0004】前部ローラ102の一方には、フレーム1
01の前端部に固定された前部エア駆動モータ105が
連結され、これと同様に、フレーム101の後端部に固
定された後部エア駆動モータ106が、後部ローラ10
3の一方に連結されている。又、前記フレーム101の
中央部前後には、図示しない可撓配管を介して圧縮空気
供給源に接続するヘッダー管107が取り付けられてお
り、このヘッダー管107には図示しない分岐配管を介
して前部エア駆動モータ105及び後部エア駆動モータ
106がそれぞれ連通している。
【0005】従って、前部エア駆動モータ105に対す
る圧縮空気の供給を行うことによって、一方の前部ロー
ラ102側に巻き掛けられた無端ベルト104が旋回
し、後部エア駆動モータ106に対する圧縮空気の供給
を行うことによって、一方の後部ローラ103側に巻き
掛けられた無端ベルト104が旋回する。つまり、これ
ら前部エア駆動モータ105及び後部エア駆動モータ1
06に対する圧縮空気の供給の組合せを切り換えること
により、クローラ型壁面吸着走行ロボットの走行方向を
直進状態や旋回状態に任意に設定することができる。
【0006】走行壁面108に接する側の左右の無端ベ
ルト104の内周面には、フレーム101に取り付けら
れたベルト受け部材109が摺動自在に密着しており、
無端ベルト104の内周面に対するこのベルト受け部材
109の摺接面には、無端ベルト104の移動方向に沿
った矩形状に窪む減圧室110が一定間隔で形成されて
いる。又、このベルト受け部材109と対向する左右の
無端ベルト104の外周面には、矩形状に窪んだ吸着室
111が一定間隔で形成されており、前記減圧室110
と複数の吸着室111とは、無端ベルト104に形成さ
れた連通孔112を介して連通状態となっている。
【0007】前記ヘッダー管107の左右両側には、こ
のヘッダー管107に供給される圧縮空気によって駆動
される複数のエアエジェクタポンプ113が前記減圧室
110に対応して取り付けられており、これらエアエジ
ェクタポンプ113の吸引ポート114には、可撓配管
115を介して減圧室110がそれぞれ連通している。
【0008】従って、ベルト受け部材109に形成され
た減圧室110内は、可撓配管115及び吸引ポート1
14を介してエアエジェクタポンプ113により真空引
きされる結果、この減圧室110に連通孔112を介し
てそれぞれ連通する吸着室111内も真空状態となり、
無端ベルト104の外周面が強力に走行壁面108に吸
着した状態となり、この無端ベルト104を駆動するこ
とによって垂直な壁面等でも自由に走行することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図7及び図8に示した
従来のクローラ型壁面吸着走行ロボットにおいては、走
行壁面108に接する側の無端ベルト104の内周面
が、常にベルト受け部材109に密着していないと、こ
れらの隙間からエア漏れが起こり、吸着室111内を真
空状態に保持することができなくなる。例えば、走行壁
面108と減圧室110が形成された側のベルト受け部
材109の表面とが平行状態にない場合、走行壁面10
8に接する側の無端ベルト104の内周面とベルト受け
部材109との間に隙間が形成されたり、或いは走行壁
面108とこれに接する側の無端ベルト104の外周面
との間に隙間が形成され、吸着室111内の減圧が不十
分となってしまう。
【0010】このように、従来のクローラ型壁面吸着走
行ロボットでは、走行壁面108の平面性が減圧室11
0を形成した側のベルト受け部材109の表面の平面性
と同程度か、或いはそれ以上であることが要求され、凹
凸のある走行壁面108に対する走行追従性が殆どなか
った。
【0011】
【発明の目的】本発明は、凹凸のある走行壁面に対する
走行追従性を従来のものよりも大幅に改善したクローラ
型壁面吸着走行ロボットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるクローラ型
壁面吸着走行ロボットは、フレームの前後両端部にそれ
ぞれ回転自在に取り付けられた左右一対のスプロケット
と、これら左右一対のスプロケットをそれぞれ独立に駆
動する左右一対の駆動モータと、前記前後のスプロケッ
トに巻き掛けられる左右一対の無端チェーンと、これら
無端チェーンの一部を構成するチェーンリンクにそれぞ
れ基端部が取り付けられ且つ外側に付勢されたベローズ
と、これらベローズの先端部にそれぞれ取り付けられ且
つ走行壁面に対して密着し得る吸着パッドと、前記フレ
ームに設けられ且つ前記ベローズの弾性変形を伴って前
記走行壁面に密着する前記吸着パッドに対応した当該ベ
ローズ内をそれぞれ真空引きする吸引手段と、前記チェ
ーンリンクの側端部からそれぞれ前記ベローズの付勢方
向と平行な方向に突設され且つ前記ベローズ内の真空引
きに伴い走行壁面に対して押し付けられる滑り止めブロ
ックとを具えたものである。
【0013】
【作用】左右何れか一方の駆動モータを作動することに
よって、左右何れか一方の無端チェーンが旋回し、左右
何れか他方の駆動モータを作動することによって、左右
何れか他方の無端チェーンが旋回する。つまり、これら
左右一対の駆動モータに対する作動の組合せを切り換え
ることにより、クローラ型壁面吸着走行ロボットの走行
方向が直進状態や旋回状態に任意に設定される。
【0014】走行壁面と対向するベローズは、その外側
への付勢力によって先端部に取り付けられた吸着パッド
を走行壁面に対して隙間なく密着させ、吸引手段は走行
壁面に密着するこれら吸着パッドに対応するベローズ内
をそれぞれ真空引きする。この結果、チェーンリンクの
側端部から突出する滑り止めブロックが走行壁面に対し
て押し付けられると共に走行壁面に密着する吸着パッド
内が真空状態となり、走行壁面と滑り止めブロックとの
間の摩擦力によって、ベローズに作用するロボットの自
重に伴う剪断力が緩和されると共に吸着パッドが強力に
走行壁面に吸着した状態となる。
【0015】このように、走行壁面に凹凸があってもベ
ローズの外側への付勢力によって吸着パッドが確実に走
行壁面に密着し、この状態で無端チェーンを駆動するこ
とによって、凹凸のある走行壁面でも何ら問題なく走行
して行く。
【0016】
【実施例】本発明によるクローラ型壁面吸着走行ロボッ
トの一実施例における側面形状を表す図1及びそのII−
II矢視断面構造を表す図2に示すように、矩形状をなす
フレーム11の前端部には、左右一対の連結軸12L,
12Rがそれぞれ回転自在に取り付けられており、これ
と同様に、左右一対の駆動軸13L,13Rがフレーム
11の後端部に回転自在に取り付けられている。又、左
右一対の駆動軸13L,13Rにはそれぞれ従動歯車1
4L,14Rが一体的に嵌着され、これら従動歯車14
L,14Rにはフレーム11の後端部にそれぞれ固定さ
れた左右一対の駆動モータ15L,15Rによって駆動
される駆動歯車16L,16Rが噛み合っている。
【0017】回転軸心が一直線状をなす連結軸12L,
12Rの両端部には、それぞれ二つの従動スプロケット
17L,17Rが一体的に嵌着され、これと同様に、同
軸に配置された二つの駆動スプロケット18L,18R
が駆動軸13L,13Rの両端部にそれぞれ一体的に嵌
着されている。そして、これら従動スプロケット17
L,17Rと駆動スプロケット18L,18Rとには左
右一対の無端チェーン19L,19Rがそれぞれ巻き掛
けられている。
【0018】従って、図2中、上側に位置する一方の駆
動モータ15Lを作動させることにより、この一方側の
駆動スプロケット18L側に巻き掛けられた無端チェー
ン19Lが旋回し、図2中、下側に位置する他方の駆動
モータ15Rを作動させることにより、この他方側の駆
動スプロケット18R側に巻き掛けられた無端チェーン
19Rが旋回する。つまり、これら左右一対の駆動モー
タ15L,15Rに対する作動の組合せを選択すること
によって、クローラ型壁面吸着走行ロボットの走行方向
を直進状態や旋回状態に任意に設定することができる。
【0019】前記無端チェーン19L,19Rはそれぞ
れ複数のチェーンリンク20とこれらチェーンリンク2
0を相互に連結する複数本の連結ピン21とで形成さ
れ、各チェーンリンク20には連結ピン21に沿ったブ
ラケット22がそれぞれ固定されている。
【0020】図1及び図2並びに図1における一つのチ
ェーンリンク20の部分を拡大抽出した図3及びその正
面形状を表す図4及びその底面形状を表す図5に示すよ
うに、前記ブラケット22には可撓性を有する二つのベ
ローズ23の基端部が並列状態で固定され、ブラケット
側22から無端チェーン19L,19Rの外周側(図3
中、下側)へのばね力を包含するこれらベローズ23の
先端には、それぞれベローズ23内に連通する連通する
二つの吸引穴24を形成したパッドベース25が固定さ
れている。このパッドベース25の先端面の周縁部に
は、弾性変形可能な発泡樹脂等で形成されたシールリン
グ26が装着され、本実施例ではこれらシールリング2
6及びパッドベース25にて吸着パッドを構成してい
る。
【0021】前記各ブラケット22には、それぞれ連通
孔27を介して二つのベローズ23内に連通するエアエ
ジェクタポンプ28がそれぞれ取り付けられ、これらエ
アエジェクタポンプ28には、無端チェーン19L,1
9Rに沿って配管された可撓性を有する無端連結管29
がそれぞれ接続している。又、これら左右の無端連結管
29にはフレーム11の中央部左右から図示しない回転
継手を介してそれぞれ引き出された接続管30の先端が
弛んだ状態で連結されており、この接続管30の基端側
にはフレーム11外から導かれた可撓性を有する圧縮空
気供給管31を介して図示しない圧縮空気の供給源が接
続している。
【0022】更に、前記エアエジェクタポンプ28に
は、フレーム11側に突出するエア切替ロッド32が図
4中、左右に移動可能に突設されており、このエア切替
ロッド32を操作してエアエジェクタポンプ28に対す
る無端連結管29側からの圧縮空気の供給停止を切り換
えるためのロッド駆動用ドッグ33がフレーム11の左
右下側に固定されている。
【0023】なお、走行壁面34と対向する前記チェー
ンリンク20の外周端には、ベローズ23内の真空引き
に伴って走行壁面34に押し付けられる滑り止めブロッ
ク35がベローズ23の付勢力と平行な方向(図4中、
上下方向)にそれぞれ突設されており、これら滑り止め
ブロック35は走行壁面34との摩擦力を大きくできる
ようなゴム等で形成される。この場合、ベローズ23に
外力が作用していない状態では、図4に示すようにブラ
ケット22を基準として滑り止めブロック35よりもシ
ールリング26が突出するように、ベローズ23のばね
力が設定されている。
【0024】つまり、走行壁面34に対し吸着パッドが
吸着している状態を表す図6に示すように、走行壁面3
4にシールリング26が当接した状態では、このシール
リング26に対応するベローズ23内がエアエジェクタ
ポンプ28により真空引きされるため、ベローズ23の
ばね力に抗して無端チェーン19L,19Rが走行壁面
34側へ引き寄せられる。ここで、走行壁面34が水平
面に対して傾斜している場合には、ロボットの自重によ
りベローズ23には鉛直方向の剪断力が作用するが、チ
ェーンリンク20と一体の滑り止めブロック35が走行
壁面34に押し付けられており、これらの間で発生する
摩擦力がロボットの自重による鉛直方向の剪断力を緩和
する結果、前記剪断力によるベローズ23の破損等を未
然に防止することができる。
【0025】従って、無端チェーン19L,19Rの旋
回に伴って無端連結管29もこれと一体的に旋回し、接
続管30もその基端部の回転継手を中心に弛み量が変化
しつつ先端側が旋回する。ここで、シールリング26が
走行壁面34に当接するベローズ23と対応したエアエ
ジェクタポンプ28のエア切替ロッド32は、ロッド駆
動用ドッグ33に当接して図4中、右側に押し戻され、
このエアエジェクタポンプ28と無端連結管29とが連
通状態となるため、圧縮空気がこのエアエジェクタポン
プ28に供給されてベローズ23内が連通孔27を介し
て真空引きされる。この結果、パッドベース25とブラ
ケット22とが近づくようにベローズ23のばね力に抗
して当該ベローズ23が撓み変形し、シールリング26
が走行壁面34に対して強力に吸着すると同時に、滑り
止めブロック35が走行壁面34に押し付けられる。こ
の状態で駆動モータ15L,15Rを作動し、無端チェ
ーン19L,19Rを駆動することによって、凹凸のあ
る壁面や垂直な壁面等でも自由に走行することができ
る。
【0026】なお、図中の符号で36はフレーム11の
前端部に設けられて図示しない引き上げワイヤが連結さ
れるフックアーム、37は無端チェーン19L,19R
の左右の位置ずれを防止するためのチェーン案内板であ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明のクローラ型壁面吸着走行ロボッ
トによると、無端チェーンの一部を構成するチェーンリ
ンクにそれぞれ外側へ付勢されたベローズの基端部を取
り付け、これらベローズの先端部にそれぞれ走行壁面に
対して密着し得る吸着パッドを取り付け、ベローズのば
ね力により走行壁面に密着する吸着パッドに対応したベ
ローズ内をそれぞれ真空引きする吸引手段をフレームに
設けたので、走行壁面と対向するベローズの弾性変形に
伴って吸着パッドが走行壁面に対して隙間なく密着し、
走行壁面に密着するこれら吸着パッドに対応するベロー
ズ内が吸引手段にて真空引きされる結果、走行壁面に密
着する吸着パッド内が真空状態となり、これら吸着パッ
ドが強力に走行壁面に吸着した状態となって、凹凸のあ
る垂直な壁面等でも自由に走行することができる。
【0028】又、チェーンリンクの側端部からそれぞれ
ベローズの付勢方向と平行な方向に滑り止めブロックを
突設し、これら滑り止めブロックがベローズ内の真空引
きに伴い走行壁面に対して押し付けられるようにしたの
で、走行壁面と滑り止めブロックとの間にて発生する摩
擦力によりベローズに作用する剪断力を緩和でき、ベロ
ーズの破損等を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクローラ型壁面吸着走行ロボット
の一実施例を表す側面図である。
【図2】そのII−II矢視断面図である。
【図3】図1における一つのチェーンリンクの部分を抽
出してそのベローズ及び吸着パッドを表す拡大側面図で
ある。
【図4】その正面図である。
【図5】図4の底面図である。
【図6】走行壁面に対して吸着状態にある一つのチェー
ンリンクの部分の図4に対応した正面図である。
【図7】従来のクローラ型壁面吸着走行ロボットの一例
を表す平面図である。
【図8】その一部を破断状態で表す側面図である。
【符号の説明】
11はフレーム11、12L,12Rは連結軸、13
L,13Rは駆動軸、15L,15Rは駆動モータ、1
7L,17Rは従動スプロケット、18L,18Rは駆
動スプロケット、19L,19Rは無端チェーン、20
はチェーンリンク、21は連結ピン21、22はブラケ
ット、23はベローズ、24は吸引穴、25はパッドベ
ース、26はシールリング、27は連通孔、28はエア
エジェクタポンプ、29は無端連結管、30は接続管、
31は圧縮空気供給管、32はエア切替ロッド、33は
ロッド駆動用ドッグ、34は走行壁面、35は滑り止め
ブロックである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲嶋 正訓 兵庫県尼崎市若王字三丁目11番20号 関 西電力株式会社 総合技術研究所内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの前後両端部にそれぞれ回転自
    在に取り付けられた左右一対のスプロケットと、これら
    左右一対のスプロケットをそれぞれ独立に駆動する左右
    一対の駆動モータと、前記前後のスプロケットに巻き掛
    けられる左右一対の無端チェーンと、これら無端チェー
    ンの一部を構成するチェーンリンクにそれぞれ基端部が
    取り付けられ且つ外側に付勢されたベローズと、これら
    ベローズの先端部にそれぞれ取り付けられ且つ走行壁面
    に対して密着し得る吸着パッドと、前記フレームに設け
    られ且つ前記ベローズの弾性変形を伴って前記走行壁面
    に密着する前記吸着パッドに対応した当該ベローズ内を
    それぞれ真空引きする吸引手段と、前記チェーンリンク
    の側端部からそれぞれ前記ベローズの付勢方向と平行な
    方向に突設され且つ前記ベローズ内の真空引きに伴い走
    行壁面に対して押し付けられる滑り止めブロックとを具
    えたクローラ型壁面吸着走行ロボット。
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