JP2577939Y2 - キャブオーバ型自動車用排気ターボ過給式内燃機関における吸気装置 - Google Patents

キャブオーバ型自動車用排気ターボ過給式内燃機関における吸気装置

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JP2577939Y2
JP2577939Y2 JP1993000266U JP26693U JP2577939Y2 JP 2577939 Y2 JP2577939 Y2 JP 2577939Y2 JP 1993000266 U JP1993000266 U JP 1993000266U JP 26693 U JP26693 U JP 26693U JP 2577939 Y2 JP2577939 Y2 JP 2577939Y2
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JP
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internal combustion
combustion engine
cab
over type
intake
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勝啓 生駒
恒夫 田中
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キャブオーバ型の自動
車に搭載される排気ターボ過給式の内燃機関において、
該内燃機関に対する排気ターボ過給機からの過給空気
を、前記内燃機関に対する吸気経路に導くための吸気装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャブオーバ型自動車における排
気ターボ過給式の内燃機関は、例えば、実開平2−35
959号公報等に記載されているように、キャブオーバ
型自動車の前後方向に延びる左右一対のサイドフレーム
の間に搭載し、この内燃機関の一側面に、排気ターボ過
給機を、他側面に吸気マニホールド等の吸気経路を設け
る一方、前記排気ターボ過給機のブロワー圧縮機におけ
る吐出口からの過給空気管路を、前記内燃機関の上部を
横切るように通して、内燃機関の他側面側における吸気
マニホールド等の吸気経路に接続すると言う構成にして
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように、
排気ターボ過給機のブロワー圧縮機における吐出口から
の過給空気管路を、内燃機関の上部に横切るように通す
ことは、キャブオーバ型の自動車において、内燃機関と
その上部に配設される運転座席との間に、前記過給空気
管路を配設するだけの空間を設けるようにしなければな
らないから、運転座席の高さが高くなるばかりか、内燃
機関の保守・点検等に際して、前記過給空気管路が邪魔
になるから、内燃機関の整備性が低下すると言う問題が
あった。
【0004】また、前記過給空気管路を、内燃機関の後
部を通すように配設した場合には、運転座席の高さを低
くすることができるものの、運転座席よりも後方におけ
る後部座席が狭くなると言う問題がある。本考案は、こ
れらの問題を一挙に解消した吸気装置を提供することを
技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本考案は、自動車の前後方向に延びる左右一対の
サイドフレームの間に搭載した内燃機関の一側面に、排
気ターボ過給機を、他側面に吸気マニホールド等の吸気
経路を設けて成るキャブオーバ型自動車用排気ターボ過
給式内燃機関において、前記排気ターボ過給機のブロワ
ー圧縮機における吐出口を下向きにして、この吐出口に
接続した過給空気管路を、前記両サイドフレームのうち
一方のサイドフレームに対して下面側から外側を経て上
面側に至るように巻付け状に湾曲し、更に、この過給空
気管路を、前記内燃機関より前方の部位まで延長したの
ち、内燃機関の他側面における吸気マニホールド等の吸
気経路に接続する構成にした。
【0006】
【作 用】このように構成することにより、排気ター
ボ過給機のブロワー圧縮機における吐出口から吸気経路
に至る過給空気管路を、従来のように、内燃機関の上部
を通すように配設したり、或いは、内燃機関の後部を通
すように配設することなく、内燃機関の前部を通すよう
に配設することができる一方、内燃機関と一方のサイド
フレームとの間に、前記過給空気管路を通すための空間
を設けることを回避できるのである。
【0007】
【考案の効果】従って、キャオーバー型の自動車におい
て、内燃機関の一側面における排気ターボ過給機のブロ
ワー圧縮機における吐出口から内燃機関の他側面におけ
る吸気経路に至る過給空気管路によって、内燃機関に対
する整備性が低下すること、及び自動車における後部座
席が狭くなることを、両サイドフレーム間隔の増大、ひ
いては、自動車の横幅寸法の増大を招来することなく、
確実に回避できる効果を有する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図面について説明
する。図において、符号1a,1bは、キャブオーバ型
の自動車において前後方向に延びる左右一対のサイドフ
レームを示し、この両サイドフレーム1a,1bのうち
両前輪2a,2bよりも後方の部位には、その間に内燃
機関3が搭載され、且つ、この両サイドフレーム1a,
1bは、平面視において、前記内燃機関3の箇所でその
間隔が狭くなるように互いに内向きに屈曲している。ま
た、前記内燃機関3の上部には、運転座席4が配設され
ている。
【0009】前記内燃機関3の一側面と一方のサイドフ
レーム1aとの間の部位には、内燃機関3からの排気ガ
スによって駆動されるブロワー圧縮機6を備えた排気タ
ーボ過給機5が配設され、また、前記内燃機関3の他側
面には、吸気マニホールド7が接続され、この吸気マニ
ホールド7には、気化器8を介してサージタンク9が接
続されている。
【0010】符号10は、前記両サイドフレーム1a,
1bのうら他方のサイドフレーム1bの前端部に取付け
たインタークーラを示し、該インタークーラ10の入口
ヘッダー10aは、第1吸気管路11を介して前記サー
ジタンク9に、また、インタークーラ10の出口ヘッダ
ー10bは、第2吸気管路12を介して前記サージタン
ク9に各々接続され、また、前記排気ターボ過給機5の
ブロワー圧縮機6における吐出口6aからの過給空気管
路13を、前記第1吸気管路11の途中に設けた吸気切
換弁14に対して接続することにより、この吸気切換弁
14にて、ブロワー圧縮機6からの過給空気を、インタ
ークーラ10を通すことなく直接サージタンク9に供給
したり、或いは、ブロワー圧縮機6からの過給空気をイ
ンタークーラ10を通してサージタンク9に供給したり
するように切り換えるように構成されている。
【0011】なお、前記排気ターボ過給機5のブロワー
圧縮機6における吸入口には、一方のサイドフレーム1
aの上面に搭載したエアクリーナ15からの吸気管路1
6が接続されている。そして、前記排気ターボ過給機5
のブロワー圧縮機6における吐出口6aを下向きにし、
この吐出口6aからの過給空気管路13を、前記両サイ
ドフレーム1a,1bのうち一方のサイドフレーム1a
に対して下面側から外側を経て上面側に至るように巻付
け状に湾曲し、更に、この過給空気管路13を、前記内
燃機関3より前方の部位まで延長したのち前記吸気切換
弁14に対して接続する構成にする。
【0012】このように構成することにより、排気ター
ボ過給機5のブロワー圧縮機6における吐出口6aから
吸気経路に至る過給空気管路13を、従来のように、内
燃機関3の上部を通すように配設したり、或いは、内燃
機関3の後部を通すように配設することなく、内燃機関
3の前部を通すように配設することができる一方、内燃
機関3と一方のサイドフレーム1aとの間に、前記過給
空気管路13を通すための空間を設けることを回避でき
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す平面図である。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【符号の説明】
1a,1b サイドフレーム 2a,2b 前輪 3 内燃機関 4 運転座席 5 排気ターボ過給機 6 ブロワー圧縮機 7 吸気マニホールド 8 気化器 9 サージタンク 10 インタークーラ 13 過給空気管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 35/16 B60K 13/02 F02B 37/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の前後方向に延びる左右一対のサイ
    ドフレームの間に搭載した内燃機関の一側面に、排気タ
    ーボ過給機を、他側面に吸気マニホールド等の吸気経路
    を設けて成るキャブオーバ型自動車用排気ターボ過給式
    内燃機関において、前記排気ターボ過給機のブロワー圧
    縮機における吐出口を下向きにして、この吐出口に接続
    した過給空気管路を、前記両サイドフレームのうち一方
    のサイドフレームに対して下面側から外側を経て上面側
    に至るように巻付け状に湾曲し、更に、この過給空気管
    路を、前記内燃機関より前方の部位まで延長したのち、
    内燃機関の他側面における吸気マニホールド等の吸気経
    路に接続することを特徴とするキャブオーバ型自動車用
    排気ターボ過給式内燃機関における吸気装置。
JP1993000266U 1993-01-08 1993-01-08 キャブオーバ型自動車用排気ターボ過給式内燃機関における吸気装置 Expired - Lifetime JP2577939Y2 (ja)

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