JP2895902B2 - ターボチャージャー付エンジン - Google Patents

ターボチャージャー付エンジン

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JP2895902B2
JP2895902B2 JP8067090A JP8067090A JP2895902B2 JP 2895902 B2 JP2895902 B2 JP 2895902B2 JP 8067090 A JP8067090 A JP 8067090A JP 8067090 A JP8067090 A JP 8067090A JP 2895902 B2 JP2895902 B2 JP 2895902B2
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勉 永松
雄洋 鷲巣
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、排気によって駆動されるターボチャージャ
ーにて昇圧された吸気をインタークーラー及びサージタ
ンクを経て気筒内に吸引するターボチャージャー付エン
ジンに関する。
(従来の技術) 斯かるターボチャージャー付エンジンの中にはインタ
ークーラーを備えるものがあり、これによれば吸気はイ
ンタークーラーにて冷却されてその比重量が高められる
ために吸気の充填効率が高められる。
ところで、従来、上記インタークーラーはエンジン本
体の上方に配置されていた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記のようにインタークーラーがエンジン
本体の上方に配置されると、エンジンの全高が高くな
り、特に自動車にあってはボンネットの高さが高くなる
ために前方の視界が悪くなるという問題がある。
又、エンジンの分解等に際しては、その都度インター
クーラーを取り外す必要があるため、エンジンのメンテ
ナンス性が悪いという問題もあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、全高を低く抑えることができるとともに、
メンテナンス性及び応答性の向上を図ることができるタ
ーボチャージャー付エンジンを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、排気によって駆
動されるターボチャージャーにて昇圧された吸気をイン
タクーラー及びサージタンクを経て気筒内に吸引するタ
ーボチャージャー付エンジンにおいて、前記サージタン
クとターボチャジャーをエンジン本体の吸気側と排気側
に振り分けて配置するとともに、サージタンクをエンジ
ン本体の上方に配置し、該サージタンクの入口をエンジ
ン本体に直結された変速機ケース側に開口せしめ、変速
機ケースの上方であって、且つ、エンジン本体の側方に
前記インタークーラーを配置したことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、インタークーラーはエンジン本体の
上方を避けて変速機ケースの上方に配されるため、エン
ジンの全高が低く抑えられるとともに、エンジンの分解
等に際してインタークーラーを取り外す必要がなくな
り、エンジンのメンテナンス性が高められる。
又、インタークーラーに接続されるサージタンクの入
口を変速機ケース側(つまり、インタークーラー側)に
開口せしめたため、サーボチャージャーからインターク
ーラー及びサージタンクを経て気筒に至る吸気系配管の
長さを短縮することができ、この結果、吸気系の容積が
縮小してスロットルバルブの開閉に対するエンジン回転
数の応答性が高められる。
更に、サージタンクとターボチャジャーをエンジン本
体の吸気側と排気側に振り分けて配置したため、サージ
タンクに接続される吸気管とターボチャージャーに接続
される排気管の取り廻しが簡素化されて吸気管と排気管
の長さを短縮することができ、吸気管の長さの短縮によ
ってスロットルバルブの開閉に対するエンジン回転数の
応答性が更に高められる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係るターボチャージャー付エンジン
の側面図(第2図の矢視A方向の図)、第2図は同エン
ジンの平面図である。
図示のターボチャージャー付エンジン1は自動車用直
列4気筒エンジンであり、該エンジン1は第1図及び第
2図において左方が前方である自動車に対して横置きさ
れており、気筒は車幅方向(第2図の上下方向)に配列
されている。
而して、エンジン1の本体2の一側(図の手前側)に
はクラッチハウジング3とミッションケース4とを一体
化して成る変速機ケース5が直結されており、同エンジ
ン本体2の上部後方にはターボチャージャー6が横向き
(第1図の紙面垂直方向)に配されている。尚、エンジ
ン本体2は、シリンダブロック、シリンダヘッド、シリ
ンダヘッドカバー等を含んで構成されている。
又、前記変速機ケース5の上方であって、且つ、エン
ジン本体2の頂部より低い高さ位置にはインタークーラ
ー7が配され、エンジン本体2の上方にはサージタンク
8が車幅方向に長く配されている。尚、サージタンク8
は本実施例のようにエンジン本体2の真上に配置される
必要は必ずしもなく、エンジン本体2から多少ズレた位
置に配置されても良い。
以上のように、本実施の形態に係るターボチャージャ
ー付エンジン1においては、前記サージタンク8とター
ボチャージャー6が本体2の吸気側と排気側に振り分け
て配置されている。
ところで、前記ターボチャージャー6のコンプレッサ
ー10の軸方向中央部に開口する吸入口には吸入管11が接
続されており、同コンプレッサー10の外周部に接線方向
に開口する吐出口にはゴムホース12が接続されている。
尚、上記吸入管11は不図示のエアークリーナーに接続さ
れている。
そして、前記ゴムホース12はコンプレッサー10の吐出
口から一旦下がった後に斜め上方に向かって延び、前記
インタークーラー7の入口に接続されている。
一方、インタークーラー7の出口は上方に向かって開
口しており、これにはゴムホース13の一端が接続されて
おり、該ゴムホース13はインタークーラー7の出口から
上方に延びた後、略90゜曲げられて車体後方に略水平に
延び、そこから略90゜サージタンク8側に向かって略水
平に曲げられてスロットルボディ14に接続されている。
尚、スロットルボディ14には不図示のスロットルバルブ
が内蔵されており、該スロットルボディ14はサージタン
ク8の変速機ケース5(インタークーラー7)側に開口
する入口に接続されている。
上記サージタンク8からは4本の吸気マニホールド15
…が車体前方に向かって延出しており、これらはエンジ
ン本体2に各気筒毎に形成された不図示の吸気通路にそ
れぞれ接続されている。
又、エンジン本体2には各気筒毎に不図示の排気通路
が形成されており、各排気通路からは不図示の排気マニ
ホールドが導出しており、4本の排気マニホールドは集
合して前記ターボチャージャー6の排気タービン16の入
口に接続されている。そして、第1図に示すように、排
気タービン16の下方からは排気管17が下方に向かって一
体に導出している。
次に、本ターボチャージャー付エンジン1の作用を説
明する。
エンジン本体2の各気筒での混合気の燃焼によって生
じた高温・高圧の排気ガスは、排気マニホールドを経て
ターボチャジャー6の排気タービン16に導かれて排気タ
ービン16を駆動した後、排気管17及びこれに接続された
不図示のマフラー等を経て大気中に排出される。
一方、ターボチャージャー6のコンプレッサー10は排
気タービン16によって回転駆動され、不図示のエアーク
リーナー及び吸入管11を経て導入される吸気を昇圧し、
これをゴムホース12に向かって吐出する。そして、この
吸気はゴムホース12を経てインタークーラー7に導か
れ、インタークーラー7を流れる間に冷却され、ゴムホ
ース13及びスロットルボディ14を経てサージタンク8に
導かれる。
而して、サージタンク8に導入された吸気は、吸気マ
ニホールド15…を流れる間に不図示のインジェクターか
ら燃料が付加され、このようにして形成された混合気は
エンジン本体2に形成された吸気通路を経て各気筒に導
入されて燃焼に供される。そして、各気筒での混合気の
燃焼によって生じた排気ガスは前述の過程を経て大気中
に排出され、以後は上述の同様の作用が連続的に繰り返
される。
以上において、本実施例ではインタークーラー7はエ
ンジン本体2の上方を避けて変速機ケース5の上方に配
され、これがエンジン本体2の上方へ突出することがな
いため、エンジン1の全高が低く抑えられ、従って、第
1図に鎖線にて示すボンネット20の高さも低く抑えら
れ、ドライバーにとって前方の視界が悪くなるという問
題が生じない。
そして、エンジン1の分解等に際しては、インターク
ーラー7を取り外す必要がなくなるため、当該エンジン
1のメンテナンス性が高められる。
又、インタークーラー7に接続されるサージタンク8
の入口が変速機ケース5側(つまり、インタークーラー
7側)に開口するため、ターボチャージャー6からイン
タークーラー7及びサージタンク8を経て各気筒に至る
吸気系配管の長さが短くなり、この結果、吸気系の容積
が縮小してスロットルバルブの開閉に対するエンジン回
転数の応答性が高められる。
更に、サージタンク8とターボチャジャー6がエンジ
ン本体2の吸気側と排気側に振り分けて配置されるた
め、サージタンク8に接続されるゴムホース13とターボ
チャージャー6に接続される不図示の排気管の取り廻し
が簡素化され、特にゴムホース13の長さを短縮すること
によって吸気系配管の長さが更に短くなり、この結果、
スロットルバルブの開閉に対するエンジン回転数の応答
性が更に高められる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、排気
によって駆動されるターボチャージャーにて昇圧された
吸気をインタークーラー及びサージタンクを経て気筒内
に吸引するターボチャージャー付エンジンにおいて、前
記サージタンクとターボチャジャーをエンジン本体の吸
気側と排気側に振り分けて配置するとともに、サージタ
ンクをエンジン本体の上方に配置し、該サージタンクの
入口をエンジン本体に直結された変速機ケース側に開口
せしめ、変速機ケースの上方であって、且つ、エンジン
本体の側方に前記インタークーラーを配置したため、当
該ターボチャージャー付エンジンの全高を低く抑えるこ
とができるとともに、そのメンテナンス性及び応答性の
向上を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るターボチャージャー付エンジンの
側面図(第2図の矢視A方向の図)、第2図は同エンジ
ンの平面図である。 1……ターボチャージャー付エンジン、2……エンジン
本体、5……変速機ケース、 6……ターボチャージャー、7……インタークーラー、
8……サージタンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 35/10 F02B 37/00 301H 35/16 F02M 35/10 301P

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気によって駆動されるターボチャージャ
    ーにて昇圧された吸気をインタークーラー及びサージタ
    ンクを経て気筒内に吸引するターボチャージャー付エン
    ジンにおいて、 前記サージタンクとターボチャジャーをエンジン本体の
    吸気側と排気側に振り分けて配置するとともに、サージ
    タンクをエンジン本体の上方に配置し、該サージタンク
    の入口をエンジン本体に直結された変速機ケース側に開
    口せしめ、変速機ケースの上方であって、且つ、エンジ
    ン本体の側方に前記インタークーラーを配置したことを
    特徴とするターボチャージャー付エンジン。
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