JP3273337B2 - 過給機付エンジン - Google Patents
過給機付エンジンInfo
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- JP3273337B2 JP3273337B2 JP08549793A JP8549793A JP3273337B2 JP 3273337 B2 JP3273337 B2 JP 3273337B2 JP 08549793 A JP08549793 A JP 08549793A JP 8549793 A JP8549793 A JP 8549793A JP 3273337 B2 JP3273337 B2 JP 3273337B2
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- Japan
- Prior art keywords
- engine
- supercharger
- exhaust
- intercooler
- hose
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に搭載される過
給機付エンジンに関する。
給機付エンジンに関する。
【０００２】
【従来の技術】車両のエンジンルームに過給機付エンジ
ンを搭載するものがある。この過給機付エンジンには、
例えば排気系で過給機を駆動して空気を加圧し、この加
圧された空気をインタークーラを介して吸気系へ供給
し、吸気系での空気の供給量を正規の供給量以上とし、
それに応じて多量の燃料を燃焼させて出力を向上させる
ものがある。
ンを搭載するものがある。この過給機付エンジンには、
例えば排気系で過給機を駆動して空気を加圧し、この加
圧された空気をインタークーラを介して吸気系へ供給
し、吸気系での空気の供給量を正規の供給量以上とし、
それに応じて多量の燃料を燃焼させて出力を向上させる
ものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとす課題】このように、インターク
ーラを備える過給機付エンジンでは、インタークーラで
過給機で加圧された後の吸気温度を下げ、さらに過給圧
を上げて出力を増す目的で使用されるが、比較的容量が
ある。また、特に、車両のエンジンルームに搭載される
過給機付エンジンでは、配置スペースの確保等の問題か
ら、コンパクトなエンジンレイアウトが要求されてい
る。
ーラを備える過給機付エンジンでは、インタークーラで
過給機で加圧された後の吸気温度を下げ、さらに過給圧
を上げて出力を増す目的で使用されるが、比較的容量が
ある。また、特に、車両のエンジンルームに搭載される
過給機付エンジンでは、配置スペースの確保等の問題か
ら、コンパクトなエンジンレイアウトが要求されてい
る。
【０００４】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、吸気系及び排気系、過給機、インタークーラのコ
ンパクトなエンジンレイアウトを可能にする過給機付エ
ンジンを提供することを目的としている。
ので、吸気系及び排気系、過給機、インタークーラのコ
ンパクトなエンジンレイアウトを可能にする過給機付エ
ンジンを提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明の過給機付エンジンは、エンジン本体のク
ランク軸方向の一方にベルハウジングを備え、前記エン
ジン本体の排気側側部に連結された排気管に過給機を接
続し、一方前記エンジン本体の吸気側側部に連結された
吸気管にサージタンクを接続し、さらにインタークーラ
を前記ベルハウジングの上方に配置し、このインターク
ーラの一方をインレットホースを介して前記過給機と接
続し、このインタークーラの他方をアウトレットホース
を介して前記サージタンクに接続し、このアウトレット
ホースは前記ベルハウジングの側部に沿って配置され、
このアウトレットホースにスロットルバルブを備えるこ
とを特徴としている。
に、この発明の過給機付エンジンは、エンジン本体のク
ランク軸方向の一方にベルハウジングを備え、前記エン
ジン本体の排気側側部に連結された排気管に過給機を接
続し、一方前記エンジン本体の吸気側側部に連結された
吸気管にサージタンクを接続し、さらにインタークーラ
を前記ベルハウジングの上方に配置し、このインターク
ーラの一方をインレットホースを介して前記過給機と接
続し、このインタークーラの他方をアウトレットホース
を介して前記サージタンクに接続し、このアウトレット
ホースは前記ベルハウジングの側部に沿って配置され、
このアウトレットホースにスロットルバルブを備えるこ
とを特徴としている。
【０００６】
【作用】この発明の過給機付エンジンでは、エンジン本
体の排気側側部に過給機を配置し、吸気側側部にサージ
タンクを配置し、さらにインタークーラをベルハウジン
グの上方に配置している。そして、インタークーラをイ
ンレットホースで過給機と接続し、アウトレットホース
でサージタンクと接続し、このアウトレットホースはベ
ルハウジングの側部に沿って配置され、このアウトレッ
トホースにスロットルバルブを備えることで、ベルハイ
ジング周りのデッドスペースを利用してエンジン本体の
周りに吸気系及び排気系、過給機、インタークーラがコ
ンパクトに配置されている。
体の排気側側部に過給機を配置し、吸気側側部にサージ
タンクを配置し、さらにインタークーラをベルハウジン
グの上方に配置している。そして、インタークーラをイ
ンレットホースで過給機と接続し、アウトレットホース
でサージタンクと接続し、このアウトレットホースはベ
ルハウジングの側部に沿って配置され、このアウトレッ
トホースにスロットルバルブを備えることで、ベルハイ
ジング周りのデッドスペースを利用してエンジン本体の
周りに吸気系及び排気系、過給機、インタークーラがコ
ンパクトに配置されている。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の過給機付エンジンの実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。図１は過給機付エン
ジンの側面図、図２は過給機付エンジンの平面図、図３
は過給機の側面図、図４は図３のＡ視図である。
を図面に基づいて詳細に説明する。図１は過給機付エン
ジンの側面図、図２は過給機付エンジンの平面図、図３
は過給機の側面図、図４は図３のＡ視図である。
【０００８】この過給機付エンジンは、４気筒エンジン
で車両のエンジンルームに、エンジン本体１に設けたク
ランク軸２が進行方向に対して直交する方向に搭載され
る。エンジン本体１の下部にはオイルパン３が配置さ
れ、エンジン本体１の吸気側側部にはオルタネータ６が
設けられている。
で車両のエンジンルームに、エンジン本体１に設けたク
ランク軸２が進行方向に対して直交する方向に搭載され
る。エンジン本体１の下部にはオイルパン３が配置さ
れ、エンジン本体１の吸気側側部にはオルタネータ６が
設けられている。
【０００９】エンジン本体１の排気側側部にはエアコン
プレッサー７、オイルセパレータ８及びパワーステアリ
ングポンプ９が配置され、さらにエンジン本体１の側部
にはウォータポンプ１０が配置されている。これらのオ
ルタネータ６、エアコンプレッサー７、パワーステアリ
ングポンプ９、ウォータポンプ１０と、クランク軸２に
設けた駆動プーリ１１にはベルト１２が掛け渡され、ク
ランク軸２の回転によってこれらの補機は連動して駆動
される。
プレッサー７、オイルセパレータ８及びパワーステアリ
ングポンプ９が配置され、さらにエンジン本体１の側部
にはウォータポンプ１０が配置されている。これらのオ
ルタネータ６、エアコンプレッサー７、パワーステアリ
ングポンプ９、ウォータポンプ１０と、クランク軸２に
設けた駆動プーリ１１にはベルト１２が掛け渡され、ク
ランク軸２の回転によってこれらの補機は連動して駆動
される。
【００１０】エンジン本体１の排気側側部には各気筒１
３〜１６に排気管１７〜２０が連結され、これらの排気
管１７〜２０は集合され、この集合部２１に過給機２２
の排気入口部２２ａを接続し、過給機２２はエンジン本
体１の排気側側部に配置されている。この過給機２２の
排気入口部２２ａに形成された排気入口通路２２ｂにお
けるインペラ軸方向に中心線Ｏ2は、集合部２１の中心
線Ｏ1より距離Ｌ１だけエアコンプレッサー７から離れ
る方向へ変位して形成されている。そして、過給機２２
の排気入口部２２ａ側に排気出口部２２ｃが形成され、
この排気出口部２２ｃに排気管２３が接続されている。
この排気出口部２２ｃは斜め下向きに形成されており、
これで排気出口部２２ｃから排気管２３の接続部２３ａ
の曲率を小さくできるので排気抵抗を小さくできると共
に、エンジン本体１の排気側側部にエアコンプレッサー
７と干渉することなく、排気管２３と過給機２２とを配
置することができる。
３〜１６に排気管１７〜２０が連結され、これらの排気
管１７〜２０は集合され、この集合部２１に過給機２２
の排気入口部２２ａを接続し、過給機２２はエンジン本
体１の排気側側部に配置されている。この過給機２２の
排気入口部２２ａに形成された排気入口通路２２ｂにお
けるインペラ軸方向に中心線Ｏ2は、集合部２１の中心
線Ｏ1より距離Ｌ１だけエアコンプレッサー７から離れ
る方向へ変位して形成されている。そして、過給機２２
の排気入口部２２ａ側に排気出口部２２ｃが形成され、
この排気出口部２２ｃに排気管２３が接続されている。
この排気出口部２２ｃは斜め下向きに形成されており、
これで排気出口部２２ｃから排気管２３の接続部２３ａ
の曲率を小さくできるので排気抵抗を小さくできると共
に、エンジン本体１の排気側側部にエアコンプレッサー
７と干渉することなく、排気管２３と過給機２２とを配
置することができる。
【００１１】また、排気入口通路２２ｂの排気出口部２
２ｃへの開口２２ｄに中心線Ｏ3は、排気入口部２２ａ
の中心線Ｏ1よりも距離Ｌ２だけエンジン本体１側に偏
位している。このため、エンジン本体１の周りに過給機
２２をコンパクトに配置できる。
２ｃへの開口２２ｄに中心線Ｏ3は、排気入口部２２ａ
の中心線Ｏ1よりも距離Ｌ２だけエンジン本体１側に偏
位している。このため、エンジン本体１の周りに過給機
２２をコンパクトに配置できる。
【００１２】この過給機２２の排気出口部２２ｃと反対
側には空気入口部２２ｅが形成されており、この空気入
口部２２ｅから大気が吸い込まれる。この空気入口部２
２ｅ側に空気出口部２２ｆが形成され、この空気出口部
２２ｆはアルミ製のインレットホース２４を介してイン
タークーラ２５に接続され、過給機２２の駆動で空気を
加圧し、この加圧された空気をインタークーラ２５へ送
る。この過給機２２には過給圧コントロールアクチュエ
ータ２６が備えられ、この過給圧コントロールアクチュ
エータ２６のＯＮ−ＯＦＦ制御で過給機２１の過給圧を
制御する。
側には空気入口部２２ｅが形成されており、この空気入
口部２２ｅから大気が吸い込まれる。この空気入口部２
２ｅ側に空気出口部２２ｆが形成され、この空気出口部
２２ｆはアルミ製のインレットホース２４を介してイン
タークーラ２５に接続され、過給機２２の駆動で空気を
加圧し、この加圧された空気をインタークーラ２５へ送
る。この過給機２２には過給圧コントロールアクチュエ
ータ２６が備えられ、この過給圧コントロールアクチュ
エータ２６のＯＮ−ＯＦＦ制御で過給機２１の過給圧を
制御する。
【００１３】一方、エンジン本体１の吸気側側部には各
気筒１３〜１６に吸気管２７〜３０が連結され、これら
の吸気管２７〜３０は、容積部たるサージタンク３１に
接続され、サージタンク３１はエンジン本体１の吸気側
側部に配置されている。このサージタンク３１はアウト
レットホース３２を介してインタークーラ２５に接続さ
れている。このアウトレットホース３２は、アルミ製の
第１ホース３２ａ及び第２ホース３２ｃと、両者をつな
ぐゴム製のジョイント３２ｂから構成されており、第２
ホース３２ｃにスロットルバルブを収容するスロットル
ボディ３３が備えられている。水冷式インタークーラ２
５はエンジン本体１の上部に配置され、このインターク
ーラ２５はエンジン本体１のベルハウジング３４の上方
まで伸びている。インタークーラ２５のインレットホー
ス２４の接続部２５ａはエンジン本体１の中央側に位置
し、一方アウトレットホース３２の接続部２５ｂはベル
ハウジング３４の上方に位置しており、このアウトレッ
トホース３２はベルハウジング３４の側方に沿って下方
に伸びてサージタンク１０に接続されており、このアウ
トレットホース３２に備えられたスロットルバルブ３３
はサージタンク３１の側部に位置しており、ベルハウジ
ング３４の側部のデッドスペースを有効に利用して配置
されている。
気筒１３〜１６に吸気管２７〜３０が連結され、これら
の吸気管２７〜３０は、容積部たるサージタンク３１に
接続され、サージタンク３１はエンジン本体１の吸気側
側部に配置されている。このサージタンク３１はアウト
レットホース３２を介してインタークーラ２５に接続さ
れている。このアウトレットホース３２は、アルミ製の
第１ホース３２ａ及び第２ホース３２ｃと、両者をつな
ぐゴム製のジョイント３２ｂから構成されており、第２
ホース３２ｃにスロットルバルブを収容するスロットル
ボディ３３が備えられている。水冷式インタークーラ２
５はエンジン本体１の上部に配置され、このインターク
ーラ２５はエンジン本体１のベルハウジング３４の上方
まで伸びている。インタークーラ２５のインレットホー
ス２４の接続部２５ａはエンジン本体１の中央側に位置
し、一方アウトレットホース３２の接続部２５ｂはベル
ハウジング３４の上方に位置しており、このアウトレッ
トホース３２はベルハウジング３４の側方に沿って下方
に伸びてサージタンク１０に接続されており、このアウ
トレットホース３２に備えられたスロットルバルブ３３
はサージタンク３１の側部に位置しており、ベルハウジ
ング３４の側部のデッドスペースを有効に利用して配置
されている。
【００１４】なお、アウトレットホース３２の構成及び
スロットルボディ３３の位置を次のように変更しても良
い。例えば、スロットルボディ３３を、図１及び図２に
示すジョイント３２ｂの位置に本体が水平方向に延在す
るように配置する。即ち、アウトレットホース３２の中
間部に、スロットルボディ３３を配置しても良い。この
場合、ストロットルボディ３３よりも下流側（サージタ
ンク３１側）のアウトレットホース３２をサージタンク
３１と一体に形成し、このサージタンク３１と一体に形
成されたホースの上流端に設けたフランジにスロットル
ボディ３３を接合しても良い。
スロットルボディ３３の位置を次のように変更しても良
い。例えば、スロットルボディ３３を、図１及び図２に
示すジョイント３２ｂの位置に本体が水平方向に延在す
るように配置する。即ち、アウトレットホース３２の中
間部に、スロットルボディ３３を配置しても良い。この
場合、ストロットルボディ３３よりも下流側（サージタ
ンク３１側）のアウトレットホース３２をサージタンク
３１と一体に形成し、このサージタンク３１と一体に形
成されたホースの上流端に設けたフランジにスロットル
ボディ３３を接合しても良い。
【００１５】
【発明の効果】前記したように、この発明は、エンジン
本体の排気側側部に過給機を配置し、吸気側側部にサー
ジタンクを配置し、さらにインタークーラをベルハウジ
ングの上方に配置し、インタークーラをインレットホー
スで過給機と接続し、アウトレットホースでサージタン
クと接続し、このアウトレットホースはベルハウジング
の側部に沿って配置され、このアウトレットホースにス
ロットルバルブを備えるから、ベルハイジング周りのデ
ッドスペースを利用してエンジン本体の周りに吸気系及
び排気系、過給機、インタークーラをコンパクトに配置
することができる。
本体の排気側側部に過給機を配置し、吸気側側部にサー
ジタンクを配置し、さらにインタークーラをベルハウジ
ングの上方に配置し、インタークーラをインレットホー
スで過給機と接続し、アウトレットホースでサージタン
クと接続し、このアウトレットホースはベルハウジング
の側部に沿って配置され、このアウトレットホースにス
ロットルバルブを備えるから、ベルハイジング周りのデ
ッドスペースを利用してエンジン本体の周りに吸気系及
び排気系、過給機、インタークーラをコンパクトに配置
することができる。
【図１】過給機付エンジンの側面図である。
【図２】過給機付エンジンの平面図である。
【図３】過給機の側面図である。
【図４】図３のＡ視図である。
１ エンジン本体 １７〜２０ 排気管 ２４ インレットホース ２５ インタークーラ ２７〜３０ 吸気管 ３１ サージタンク ３２ アウトレットホース ３３ スロットルボディ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F02B 67/00 F02B 29/04 F02B 37/00 F02M 35/10
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジン本体のクランク軸方向の一方に
ベルハウジングを備え、前記エンジン本体の排気側側部
に連結された排気管に過給機を接続し、一方前記エンジ
ン本体の吸気側側部に連結された吸気管にサージタンク
を接続し、さらにインタークーラを前記ベルハウジング
の上方に配置し、このインタークーラの一方をインレッ
トホースを介して前記過給機と接続し、このインターク
ーラの他方をアウトレットホースを介して前記サージタ
ンクに接続し、このアウトレットホースは前記ベルハウ
ジングの側部に沿って配置され、このアウトレットホー
スにスロットルバルブを備えることを特徴とする過給機
付エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08549793A JP3273337B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 過給機付エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08549793A JP3273337B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 過給機付エンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06272569A JPH06272569A (ja) | 1994-09-27 |
| JP3273337B2 true JP3273337B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=13860577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08549793A Expired - Fee Related JP3273337B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 過給機付エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3273337B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002339758A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-27 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関補機の動力伝達部保護装置 |
| JP4710725B2 (ja) * | 2006-06-08 | 2011-06-29 | マツダ株式会社 | 過給機付きエンジン |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP08549793A patent/JP3273337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06272569A (ja) | 1994-09-27 |
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Legal Events
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