JP2577268Y2 - 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 - Google Patents
自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造Info
- Publication number
- JP2577268Y2 JP2577268Y2 JP1991113498U JP11349891U JP2577268Y2 JP 2577268 Y2 JP2577268 Y2 JP 2577268Y2 JP 1991113498 U JP1991113498 U JP 1991113498U JP 11349891 U JP11349891 U JP 11349891U JP 2577268 Y2 JP2577268 Y2 JP 2577268Y2
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- JP
- Japan
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- escutcheon
- anchor
- seat belt
- base
- finisher
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用シートにおける
シートベルトのアンカー取付構造に関する。
シートベルトのアンカー取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用シートにおけるシートベルト
は、図4に示す様に、そのアンカー11がスライドレー
ル2のロアレール21に取付けたブラケット3に固定し
て取付けられている。シートベルト1のアンカー11
は、前述の様に、ブラケット3の外側面31にボルトに
よって固定している。
は、図4に示す様に、そのアンカー11がスライドレー
ル2のロアレール21に取付けたブラケット3に固定し
て取付けられている。シートベルト1のアンカー11
は、前述の様に、ブラケット3の外側面31にボルトに
よって固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、シートベルト
1のアンカー11は表面に露出することになり、外観上
見栄えが悪くなるという不具合があった。そこで、本考
案は上記不具合を解消すべくなされたものであり、シー
トベルトのアンカーが表面に露出することがなく、外観
上の見栄えが良くなることを目的とする。
1のアンカー11は表面に露出することになり、外観上
見栄えが悪くなるという不具合があった。そこで、本考
案は上記不具合を解消すべくなされたものであり、シー
トベルトのアンカーが表面に露出することがなく、外観
上の見栄えが良くなることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案の自動車シートにおけるシートベルトのアン
カー取付構造は、シートクッションに固定したリクライ
ニングデバイス用ベースと、このベースを覆うフィニッ
シャー、前記ベースに固定するシートベルトのアンカー
とからなり、前記フィニッシャーには、シートベルトが
挿通するエスカッションを取付けるエスカッション取付
用孔を形成し、前記エスカッション取付用孔にエスカッ
ションを挿通して前記ベースに前記シートベルトのアン
カーを固定すると共に前記フィニッシャーのエスカッシ
ョン取付用孔にエスカッションを取付けてなるものであ
る。
め、本考案の自動車シートにおけるシートベルトのアン
カー取付構造は、シートクッションに固定したリクライ
ニングデバイス用ベースと、このベースを覆うフィニッ
シャー、前記ベースに固定するシートベルトのアンカー
とからなり、前記フィニッシャーには、シートベルトが
挿通するエスカッションを取付けるエスカッション取付
用孔を形成し、前記エスカッション取付用孔にエスカッ
ションを挿通して前記ベースに前記シートベルトのアン
カーを固定すると共に前記フィニッシャーのエスカッシ
ョン取付用孔にエスカッションを取付けてなるものであ
る。
【0005】
【作用】フィニッシャーのエスカッション取付用孔か
ら、シートベルトのアンカーをベースに固定し、エスカ
ッション取付用孔にエスカッションを取付けると、アン
カーはエスカッションにより覆われ、アンカーが表面に
露出することがなく、又、シートベルトのアンカーはシ
ートクッションに固定したベースに固定しているので、
アンカーの強度も向上する。
ら、シートベルトのアンカーをベースに固定し、エスカ
ッション取付用孔にエスカッションを取付けると、アン
カーはエスカッションにより覆われ、アンカーが表面に
露出することがなく、又、シートベルトのアンカーはシ
ートクッションに固定したベースに固定しているので、
アンカーの強度も向上する。
【0006】
【実施例】本考案に係る実施例を図1乃至図3に基づい
て説明する。シートクッションSCにはリクライニング
デバイス4を介してシートバックSBが傾動可能に取付
けられている。そして、シートクッションSCの側面S
C1には、リクライニングデバイス用ベース5が設けら
れ、このベース5がシートクッションSCにベース用ボ
ルト8、8、8で固定している。ベース5にはそのシー
トバックSB側に、リクライニングデバイス4のロアア
ーム42が固定して設けられ、リクライニングデバイス
4のアッパーアーム41にはシートバックSBが取付け
られている。ベース5の後端部51にはL字状からなる
アンカー取付部52がベース5に一体形成している。こ
のアンカー取付部52にはアンカー11をアンカー用ボ
ルト6により固定するための取付孔53が設けられてい
る。更に、ベース5にはこのベース5を覆うフィニッシ
ャー7が取付けられている。フィニッシャー7はベース
5を覆う様に、本体部71とこの本体部71の端部から
ベース5の方向へ折曲した側部72とからなり、ボルト
10、10でベース5に取付けられている。そして、フ
ィニッシャー7にはその後部に、シートベルト1が挿通
するエスカッション9を取付けるエスカッション取付用
孔73が形成されている。このエスカッション取付用孔
73の近傍におけるフィニッシャー7にはそのベース側
の内面に、エスカッション9が係止する係止部74、7
4が設けられている。エスカッション9はエスカッショ
ン取付用孔73と略同形状からなり、エスカッション9
の内側91にはフィニッシャー7の係止部74、74に
係止するための係止片92、92が形成され、更に、エ
スカッション9にはシートベルト1が挿通する挿通孔9
3が形成されている。
て説明する。シートクッションSCにはリクライニング
デバイス4を介してシートバックSBが傾動可能に取付
けられている。そして、シートクッションSCの側面S
C1には、リクライニングデバイス用ベース5が設けら
れ、このベース5がシートクッションSCにベース用ボ
ルト8、8、8で固定している。ベース5にはそのシー
トバックSB側に、リクライニングデバイス4のロアア
ーム42が固定して設けられ、リクライニングデバイス
4のアッパーアーム41にはシートバックSBが取付け
られている。ベース5の後端部51にはL字状からなる
アンカー取付部52がベース5に一体形成している。こ
のアンカー取付部52にはアンカー11をアンカー用ボ
ルト6により固定するための取付孔53が設けられてい
る。更に、ベース5にはこのベース5を覆うフィニッシ
ャー7が取付けられている。フィニッシャー7はベース
5を覆う様に、本体部71とこの本体部71の端部から
ベース5の方向へ折曲した側部72とからなり、ボルト
10、10でベース5に取付けられている。そして、フ
ィニッシャー7にはその後部に、シートベルト1が挿通
するエスカッション9を取付けるエスカッション取付用
孔73が形成されている。このエスカッション取付用孔
73の近傍におけるフィニッシャー7にはそのベース側
の内面に、エスカッション9が係止する係止部74、7
4が設けられている。エスカッション9はエスカッショ
ン取付用孔73と略同形状からなり、エスカッション9
の内側91にはフィニッシャー7の係止部74、74に
係止するための係止片92、92が形成され、更に、エ
スカッション9にはシートベルト1が挿通する挿通孔9
3が形成されている。
【0007】上記構成によれば、フィニッシャー7をベ
ース5にボルト10、10で固定し、シートベルト1の
アンカー11をエスカッション取付用孔73からベース
5のアンカー取付部52にアンカー用ボルト6で固定す
ると、アンカー11をベース5に固定して取付けること
ができる。そして、シートベルト1が挿通したエスカッ
ション9の係止片92、92をフィニッシャー7の係止
部74、74に係止すると、エスカッション9をフィニ
ッシャー7に取付けることができると共に、フィニッシ
ャー7のエスカッション取付用孔73を覆うことがで
き、アンカー11の表面への露出が防止できる。シート
ベルト1はエスカッション9の挿通孔93から外部へ通
すことができ、着座者を支持することができる。
ース5にボルト10、10で固定し、シートベルト1の
アンカー11をエスカッション取付用孔73からベース
5のアンカー取付部52にアンカー用ボルト6で固定す
ると、アンカー11をベース5に固定して取付けること
ができる。そして、シートベルト1が挿通したエスカッ
ション9の係止片92、92をフィニッシャー7の係止
部74、74に係止すると、エスカッション9をフィニ
ッシャー7に取付けることができると共に、フィニッシ
ャー7のエスカッション取付用孔73を覆うことがで
き、アンカー11の表面への露出が防止できる。シート
ベルト1はエスカッション9の挿通孔93から外部へ通
すことができ、着座者を支持することができる。
【0008】本考案によれば、フィニッシャーのエスカ
ッション取付用孔から、シートベルトのアンカーをベー
スに固定し、エスカッションをエスカッション取付用孔
に取付けると、アンカーはエスカッションに覆われ、表
面にアンカーが露出することがなく、外観上見栄えが良
くなる。又、シートベルトのアンカーは、シートクッシ
ョンに固定したベースに固定しているので、アンカーの
強度も向上し、着座者を確実にホールドすることができ
る。
ッション取付用孔から、シートベルトのアンカーをベー
スに固定し、エスカッションをエスカッション取付用孔
に取付けると、アンカーはエスカッションに覆われ、表
面にアンカーが露出することがなく、外観上見栄えが良
くなる。又、シートベルトのアンカーは、シートクッシ
ョンに固定したベースに固定しているので、アンカーの
強度も向上し、着座者を確実にホールドすることができ
る。
【図1】本案構造を下いた自動車用シートの斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示すシートの分解斜視図である。
【図3】図1のIIIーIII線に沿う部分断面図である。
【図4】従来構造を用いた自動車用シートの側面図であ
る。
る。
5 リクライニングデバイス用ベース 7 フィニッシャー 11 シートベルトのアンカー 9 エスカッション 73 エスカッション取付用孔
Claims (1)
- 【請求項1】 シートクッションに固定したリクライニ
ングデバイス用ベースと、このベースを覆うフィニッシ
ャー、前記ベースに固定するシートベルトのアンカーと
からなり、 前記フィニッシャーには、シートベルトが挿通するエス
カッションを取付けるエスカッション取付用孔を形成
し、 前記エスカッション取付用孔にエスカッションを挿通し
て前記ベースに前記シートベルトのアンカーを固定する
と共に前記フィニッシャーのエスカッション取付用孔に
エスカッションを取付けてなる自動車シートにおけるシ
ートベルトのアンカー取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991113498U JP2577268Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991113498U JP2577268Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556685U JPH0556685U (ja) | 1993-07-27 |
JP2577268Y2 true JP2577268Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=14613846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991113498U Expired - Lifetime JP2577268Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577268Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63104162U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | ||
JPH02127574U (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-22 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP1991113498U patent/JP2577268Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0556685U (ja) | 1993-07-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |