JP2532527Y2 - シートベルトのかみ込み防止構造 - Google Patents
シートベルトのかみ込み防止構造Info
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- JP2532527Y2 JP2532527Y2 JP6561691U JP6561691U JP2532527Y2 JP 2532527 Y2 JP2532527 Y2 JP 2532527Y2 JP 6561691 U JP6561691 U JP 6561691U JP 6561691 U JP6561691 U JP 6561691U JP 2532527 Y2 JP2532527 Y2 JP 2532527Y2
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- JP
- Japan
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- seat
- striker
- seat belt
- belt
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はシートベルトのかみ込み
防止構造に関する。
防止構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車のリヤシートには、荷台を拡大す
るためにシートバックを可倒式にしたものがある。この
場合、シートバックに設けられたロック装置に係合する
リヤシートストライカを室内のクォータパネルに配設し
ている。一方、リヤシートにもフロントシートと同様に
３点式のシートベルトを採用する場合がある。
るためにシートバックを可倒式にしたものがある。この
場合、シートバックに設けられたロック装置に係合する
リヤシートストライカを室内のクォータパネルに配設し
ている。一方、リヤシートにもフロントシートと同様に
３点式のシートベルトを採用する場合がある。
【０００３】この場合、シートベルトのベルトが垂下し
ているため、リヤシートのシートバックを前倒しにする
際、あるいはシートバックを引き起こす際に、ベルトが
シートバックの後側に入り込んだり、シートバックロッ
ク装置とリヤシートストライカにかみ込まれることがあ
る。
ているため、リヤシートのシートバックを前倒しにする
際、あるいはシートバックを引き起こす際に、ベルトが
シートバックの後側に入り込んだり、シートバックロッ
ク装置とリヤシートストライカにかみ込まれることがあ
る。
【０００４】図６は可倒式リヤシート１と３点式シート
ベルト２を備えた自動車のシートベルトのかみ込み防止
構造を示したものである。可倒式リヤシート１はシート
クッション３と、シートバック４から成り、ボディ５に
装着されたリヤシートストライカ６に係合するロック装
置（図示せず）を備えたものである。
ベルト２を備えた自動車のシートベルトのかみ込み防止
構造を示したものである。可倒式リヤシート１はシート
クッション３と、シートバック４から成り、ボディ５に
装着されたリヤシートストライカ６に係合するロック装
置（図示せず）を備えたものである。
【０００５】車室内表面には室内トリム７が配設されて
おり、この室内トリム７表面にシートベルトのかみ込み
防止用のシートベルトフック８を装備してある。そし
て、シートベルト２のベルト９をシートベルトフック８
に係合させてシートロック時等のベルト９のかみ込みを
防止している。
おり、この室内トリム７表面にシートベルトのかみ込み
防止用のシートベルトフック８を装備してある。そし
て、シートベルト２のベルト９をシートベルトフック８
に係合させてシートロック時等のベルト９のかみ込みを
防止している。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、シート
ベルトフック８を取付けるのに適した場所に他の部品が
あった場合、シートベルトフック８を適切な位置に設定
できないことになる。また、シートベルトフック８を別
途用意しなければならないため１部品が追加となる。さ
らに、シートベルトフック８がシートバック４より前方
に出ると乗員の邪魔になる。
ベルトフック８を取付けるのに適した場所に他の部品が
あった場合、シートベルトフック８を適切な位置に設定
できないことになる。また、シートベルトフック８を別
途用意しなければならないため１部品が追加となる。さ
らに、シートベルトフック８がシートバック４より前方
に出ると乗員の邪魔になる。
【０００７】本考案は上記課題を解決し、シートバック
ストライカカバーにシートベルトフックの機能を持たせ
て部品点数の減少を図り、かつシートベルトフックを適
切な位置に設定することができるシートベルトのかみ込
み防止構造を提供することを目的とする。
ストライカカバーにシートベルトフックの機能を持たせ
て部品点数の減少を図り、かつシートベルトフックを適
切な位置に設定することができるシートベルトのかみ込
み防止構造を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するため、可倒式リヤシートのシートバックに設けられ
たロック装置に係合するリヤシートストライカをクォー
タパネルに設け、かつ該リヤシートに３点式のシートベ
ルトを備えた自動車におけるシートロック時のシートベ
ルトのかみ込み防止構造において、上記リヤシートスト
ライカの表面に配設されるストライカカバーに上記シー
トベルトを引っ掛けるシートベルトフックを一体成形し
たことにある。
するため、可倒式リヤシートのシートバックに設けられ
たロック装置に係合するリヤシートストライカをクォー
タパネルに設け、かつ該リヤシートに３点式のシートベ
ルトを備えた自動車におけるシートロック時のシートベ
ルトのかみ込み防止構造において、上記リヤシートスト
ライカの表面に配設されるストライカカバーに上記シー
トベルトを引っ掛けるシートベルトフックを一体成形し
たことにある。
【０００９】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１０】図１ないし図３において、１０は可倒式リ
ヤシートであり、シートクッション１１とシートバック
１２で構成されている。１３はリヤシート１０用に採用
した３点式シートベルトであり、室内パネル１４内側に
配装したリトラクタ（図示せず）から引き出されたベル
ト１３ａをスルーリング１５を通して車室内に垂下して
いる。
ヤシートであり、シートクッション１１とシートバック
１２で構成されている。１３はリヤシート１０用に採用
した３点式シートベルトであり、室内パネル１４内側に
配装したリトラクタ（図示せず）から引き出されたベル
ト１３ａをスルーリング１５を通して車室内に垂下して
いる。
【００１１】１６は室内トリム１７下面に配設されたク
ォータパネル１８にネジ１９を介して固定されたリヤシ
ートストライカである。このリヤシートストライカ１６
はストライカベース２０にＵ字形のストライカ本体２１
を突設したもので、ストライカベース２０に設けられた
取付穴２２にネジ１９を介してクォータパネル１８に螺
着されている。２３はクォータパネル１８に溶着された
ナットである。
ォータパネル１８にネジ１９を介して固定されたリヤシ
ートストライカである。このリヤシートストライカ１６
はストライカベース２０にＵ字形のストライカ本体２１
を突設したもので、ストライカベース２０に設けられた
取付穴２２にネジ１９を介してクォータパネル１８に螺
着されている。２３はクォータパネル１８に溶着された
ナットである。
【００１２】２４はストライカ本体２１に嵌合して組付
けられ、ストライカベース２０の表面を覆うストライカ
カバーであり、このストライカカバー２４は図４および
図５に示すように板面にストライカ本体２１を挿通する
通し穴２５を形成し、かつボルト穴２６に挿通したボル
ト２７を介してクォータパネル１８に固定されている。
けられ、ストライカベース２０の表面を覆うストライカ
カバーであり、このストライカカバー２４は図４および
図５に示すように板面にストライカ本体２１を挿通する
通し穴２５を形成し、かつボルト穴２６に挿通したボル
ト２７を介してクォータパネル１８に固定されている。
【００１３】このストライカカバー２４の一側には、シ
ートベルト１３のベルト１３ａを保持する扇状のシート
ベルトフック２８が延設され、かつ該シートベルトフッ
ク２８の基端側のストライカカバー２４裏面には上記ス
トライカベース２０の一端に係合する係合部２９が突設
されている。
ートベルト１３のベルト１３ａを保持する扇状のシート
ベルトフック２８が延設され、かつ該シートベルトフッ
ク２８の基端側のストライカカバー２４裏面には上記ス
トライカベース２０の一端に係合する係合部２９が突設
されている。
【００１４】上記構成によるシートベルトのかみ込み防
止構造によると、シートベルト不使用時にはベルト１３
ａをシートベルトフック２８に引掛けておく。こうし
て、リヤシート１０のシートバック１２の引起し時等
に、ベルト１３ａをかみ込むことを防止する。
止構造によると、シートベルト不使用時にはベルト１３
ａをシートベルトフック２８に引掛けておく。こうし
て、リヤシート１０のシートバック１２の引起し時等
に、ベルト１３ａをかみ込むことを防止する。
【００１５】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によるシート
ベルトのかみ込み防止構造によると、シートバックスト
ライカの表面に配設されるストライカカバーにシートベ
ルトを引っ掛けるシートベルトフックを一体成形したの
で、部品点数が増加することなくシートベルトフックの
機能を持たせることができる。シートバックストライカ
のそばにリヤシートフックを配設できるので、シートベ
ルトがシートバックストライカとロック装置にかみ込ま
れることなくリヤシートフックによってベルトを保持す
ることができる。さらに、ストライカカバーにリヤシー
トフックを一体成形したので、比較的小型で、かつ型費
も安価である。
ベルトのかみ込み防止構造によると、シートバックスト
ライカの表面に配設されるストライカカバーにシートベ
ルトを引っ掛けるシートベルトフックを一体成形したの
で、部品点数が増加することなくシートベルトフックの
機能を持たせることができる。シートバックストライカ
のそばにリヤシートフックを配設できるので、シートベ
ルトがシートバックストライカとロック装置にかみ込ま
れることなくリヤシートフックによってベルトを保持す
ることができる。さらに、ストライカカバーにリヤシー
トフックを一体成形したので、比較的小型で、かつ型費
も安価である。
【図１】本考案の一実施例によるシートベルトのかみ込
み防止構造を示す斜視図である。
み防止構造を示す斜視図である。
【図２】図１の部分拡大斜視図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】ストライカカバーを示す正面図である。
【図５】図４のＡ−Ａ線断面図である。
【図６】従来のシートベルトのかみ込み防止構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
１０ 可倒式リヤシート １２ シートバック １３ ３点式シートベルト １４ 室内パネル １６ リヤシートストライカ １７ 室内トリム １８ クォータパネル ２１ ストライカ本体 ２４ ストライカカバー ２８ シートベルトフック
Claims (1)
- 【請求項１】 可倒式リヤシートのシートバックに設け
られたロック装置に係合するリヤシートストライカをク
ォータパネルに設け、かつ該リヤシートに３点式のシー
トベルトを備えた自動車におけるシートロック時のシー
トベルトのかみ込み防止構造において、上記リヤシート
ストライカの表面に配設されるストライカカバーに上記
シートベルトを引っ掛けるシートベルトフックを一体成
形したことを特徴とするシートベルトのかみ込み防止構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6561691U JP2532527Y2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | シートベルトのかみ込み防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6561691U JP2532527Y2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | シートベルトのかみ込み防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510129U JPH0510129U (ja) | 1993-02-09 |
| JP2532527Y2 true JP2532527Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13292136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6561691U Expired - Fee Related JP2532527Y2 (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | シートベルトのかみ込み防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532527Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP6561691U patent/JP2532527Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0510129U (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |