JPH0556685U - 自動車用シートにおけるシートベルトの アンカー取付構造 - Google Patents
自動車用シートにおけるシートベルトの アンカー取付構造Info
- Publication number
- JPH0556685U JPH0556685U JP11349891U JP11349891U JPH0556685U JP H0556685 U JPH0556685 U JP H0556685U JP 11349891 U JP11349891 U JP 11349891U JP 11349891 U JP11349891 U JP 11349891U JP H0556685 U JPH0556685 U JP H0556685U
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- JP
- Japan
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- escutcheon
- base
- seat belt
- seat
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Abstract
(57)【要約】
【目的】シートクッションの側面に固定したシートベル
トのアンカーを覆うことにより、アンカーの表面への露
出を防ぐことを目的とする。 【構成】シートクッションSCに固定したリクライニン
グデバイス用ベース5と、このベース5の側面を覆うフ
ィニッシャー7とからなり、前記フィニッシャー7には
シートベルト1が挿通するエスカッション9を取付ける
エスカッション取付用孔73を形成し、前記ベース5に
は前記シートベルト1のアンカー11を固定している。
トのアンカーを覆うことにより、アンカーの表面への露
出を防ぐことを目的とする。 【構成】シートクッションSCに固定したリクライニン
グデバイス用ベース5と、このベース5の側面を覆うフ
ィニッシャー7とからなり、前記フィニッシャー7には
シートベルト1が挿通するエスカッション9を取付ける
エスカッション取付用孔73を形成し、前記ベース5に
は前記シートベルト1のアンカー11を固定している。
Description
【0001】
本考案は自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造に関する。
【0002】
自動車用シートにおけるシートベルトは、図4に示す様に、そのアンカー11 がスライドレール2のロアレール21に取付けたブラケット3に固定して取付け られている。 シートベルト1のアンカー11は、前述の様に、ブラケット3の外側面31に ボルトによって固定している。
【0003】
従って、シートベルト1のアンカー11は表面に露出することになり、外観上 見栄えが悪くなるという不具合があった。 そこで、本考案は上記不具合を解消すべくなされたものであり、シートベルト のアンカーが表面に露出することがなく、外観上の見栄えが良くなることを目的 とする。
【0004】
上記課題を解決するため、本考案の自動車用シートにおけるシートベルトのア ンカー取付構造は、シートクッションに固定したリクライニングデバイス用ベー スと、このベースの側面を覆うフィニッシャーとからなり、前記フィニッシャー には、シートベルトが挿通するエスカッションを取付けるエスカッション取付用 孔を形成し、前記ベースには前記シートベルトのアンカーを固定してなるもので ある。
【0005】
フィニッシャーのエスカッション取付用孔から、シートベルトのアンカーをベ ースに固定し、エスカッション取付用孔にエスカッションを取付けると、アンカ ーはエスカッションにより覆われ、アンカーが表面に露出することがなく、又、 シートベルトのアンカーはシートクッションに固定したベースに固定しているの で、アンカーの強度も向上する。
【0006】
本考案に係る実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 シートクッションSCにはリクライニングデバイス4を介してシートバックS Bが傾動可能に取付けられている。 そして、シートクッションSCの側面SC1には、リクライニングデバイス用 ベース5が設けられ、このベース5がシートクッションSCにベース用ボルト8 、8、8で固定している。 ベース5にはそのシートバックSB側に、リクライニングデバイス4のロアア ーム42が固定して設けられ、リクライニングデバイス4のアッパーアーム41 にはシートバックSBが取付けられている。 ベース5の後端部51にはL字状からなるアンカー取付部52がベース5に一 体形成している。 このアンカー取付部52にはアンカー11をアンカー用ボルト6により固定す るための取付孔53が設けられている。 更に、ベース5にはこのベース5を覆うフィニッシャー7が取付けられている 。 フィニッシャー7はベース5を覆う様に、本体部71とこの本体部71の端部 からベース5の方向へ折曲した側部72とからなり、ボルト10、10でベース 5に取付けられている。 そして、フィニッシャー7にはその後部に、シートベルト1が挿通するエスカ ッション9を取付けるエスカッション取付用孔73が形成されている。 このエスカッション取付用孔73の近傍におけるフィニッシャー7にはそのベ ース側の内面に、エスカッション9が係止する係止部74、74が設けられてい る。 エスカッション9はエスカッション取付用孔73と略同形状からなり、エスカ ッション9の内側91にはフィニッシャー7の係止部74、74に係止するため の係止片92、92が形成され、更に、エスカッション9にはシートベルト1が 挿通する挿通孔93が形成されている。
【0007】 上記構成によれば、フィニッシャー7をベース5にボルト10、10で固定し 、シートベルト1のアンカー11をエスカッション取付用孔73からベース5の アンカー取付部52にアンカー用ボルト6で固定すると、アンカー11をベース 5に固定して取付けることができる。 そして、シートベルト1が挿通したエスカッション9の係止片92、92をフ ィニッシャー7の係止部74、74に係止すると、エスカッション9をフィニッ シャー7に取付けることができると共に、フィニッシャー7のエスカッション取 付用孔73を覆うことができ、アンカー11の表面への露出が防止できる。 シートベルト1はエスカッション9の挿通孔93から外部へ通すことができ、 着座者を支持することができる。
【0008】 本考案によれば、フィニッシャーのエスカッション取付用孔から、シートベル トのアンカーをベースに固定し、エスカッションをエスカッション取付用孔に取 付けると、アンカーはエスカッションに覆われ、表面にアンカーが露出すること がなく、外観上見栄えが良くなる。 又、シートベルトのアンカーは、シートクッションに固定したベースに固定し ているので、アンカーの強度も向上し、着座者を確実にホールドすることができ る。
【図1】本案構造を下いた自動車用シートの斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示すシートの分解斜視図である。
【図3】図1のIIIーIII線に沿う部分断面図である。
【図4】従来構造を用いた自動車用シートの側面図であ
る。
る。
5 リクライニングデバイス用ベース 7 フィニッシャー 11 シートベルトのアンカー 9 エスカッション 73 エスカッション取付用孔
Claims (1)
- 【請求項1】 シートクッションに固定したリクライニ
ングデバイス用ベースと、このベースの側面を覆うフィ
ニッシャーとからなり、 前記フィニッシャーには、シートベルトが挿通するエス
カッションを取付けるエスカッション取付用孔を形成
し、 前記ベースには前記シートベルトのアンカーを固定して
なる自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991113498U JP2577268Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991113498U JP2577268Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556685U true JPH0556685U (ja) | 1993-07-27 |
JP2577268Y2 JP2577268Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=14613846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991113498U Expired - Lifetime JP2577268Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577268Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63104162U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | ||
JPH02127574U (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-22 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP1991113498U patent/JP2577268Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63104162U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | ||
JPH02127574U (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2577268Y2 (ja) | 1998-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |