JPH0415075Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0415075Y2 JPH0415075Y2 JP11777887U JP11777887U JPH0415075Y2 JP H0415075 Y2 JPH0415075 Y2 JP H0415075Y2 JP 11777887 U JP11777887 U JP 11777887U JP 11777887 U JP11777887 U JP 11777887U JP H0415075 Y2 JPH0415075 Y2 JP H0415075Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat cushion
- width
- frame
- cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 4
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車などの車両用シート、詳しく
は、シートクツシヨンに対するシートバツクの取
付構造に関するものである。
は、シートクツシヨンに対するシートバツクの取
付構造に関するものである。
(従来の技術とその問題点)
第5図は従来の一般的な自動車用シートを示
し、シートクツシヨンaにシートバツクbを取付
けるためのシートバツクbにおけるバツクフレー
ムの左右両下端に設けた取付部11,12又はリ
クライニングデバイスは、シートクツシヨンaの
後部外側面に固定している。
し、シートクツシヨンaにシートバツクbを取付
けるためのシートバツクbにおけるバツクフレー
ムの左右両下端に設けた取付部11,12又はリ
クライニングデバイスは、シートクツシヨンaの
後部外側面に固定している。
従つて、シートクツシヨンaの後部はシートバ
ツクbを取付けるために、第6図に示すように、
左右の幅wに対してw1+w1の幅分狭小に形成し
なければならない。即ち、幅wは車両等によつて
一定に規制されているため、シートバツクbの取
付部をシートクツシヨンaに取付けることによ
り、その取付部の幅が前記幅wより広くならない
ようにするためである。
ツクbを取付けるために、第6図に示すように、
左右の幅wに対してw1+w1の幅分狭小に形成し
なければならない。即ち、幅wは車両等によつて
一定に規制されているため、シートバツクbの取
付部をシートクツシヨンaに取付けることによ
り、その取付部の幅が前記幅wより広くならない
ようにするためである。
そのため、シートバツクbを取付けるために、
シートクツシヨンaの後部が削り剔り取つたよう
な外形形状を呈し、シートクツシヨンaの後部の
着座面の幅が、全部の幅wに対して狭小になる。
従つて、前部左右に設けた隆起状の土手部a1,a1
が後部まで連続しないため、ホールド性が不足
し、座り心地が悪い。
シートクツシヨンaの後部が削り剔り取つたよう
な外形形状を呈し、シートクツシヨンaの後部の
着座面の幅が、全部の幅wに対して狭小になる。
従つて、前部左右に設けた隆起状の土手部a1,a1
が後部まで連続しないため、ホールド性が不足
し、座り心地が悪い。
そこで、本考案はシートクツシヨンの後部着座
面の幅を拡大して着座者の尻部のホールド性を向
上することを目的とするものである。
面の幅を拡大して着座者の尻部のホールド性を向
上することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
以上の目的を達成するための本考案車両用シー
トは、シートクツシヨンの底部左右に、前後方向
に向けてスライドレールを配設すると共に、シー
トクツシヨンの後部左右に、上下方向に貫通する
貫通孔を開孔し、該貫通孔にシートバツクのバツ
クフレームの下端を貫通すると共に、該バツクフ
レームの下端を前記スライドレールのアツパーレ
ールに取付けて、シートクツシヨンの後部側の左
右幅を拡大し、その拡大した着座面に前部側の土
手部を延設することにより、着座者の尻部のホー
ルド性を向上している。
トは、シートクツシヨンの底部左右に、前後方向
に向けてスライドレールを配設すると共に、シー
トクツシヨンの後部左右に、上下方向に貫通する
貫通孔を開孔し、該貫通孔にシートバツクのバツ
クフレームの下端を貫通すると共に、該バツクフ
レームの下端を前記スライドレールのアツパーレ
ールに取付けて、シートクツシヨンの後部側の左
右幅を拡大し、その拡大した着座面に前部側の土
手部を延設することにより、着座者の尻部のホー
ルド性を向上している。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図は、本考案の要部を分解して示すもので
あり、図中bはシートバツクで、このシートバツ
クbの下部左右より、シートバツクaのバツクフ
レーム11a,12aと一体の取付部11,12
が下方に突出しており、この取付部11,12は
シートクツシヨンaの後部を貫通して、スライド
レールcのアツパーレール31にボルト33,3
3で連結される。
あり、図中bはシートバツクで、このシートバツ
クbの下部左右より、シートバツクaのバツクフ
レーム11a,12aと一体の取付部11,12
が下方に突出しており、この取付部11,12は
シートクツシヨンaの後部を貫通して、スライド
レールcのアツパーレール31にボルト33,3
3で連結される。
図示するシートクツシヨンaはパン(皿状)の
金属板製ロアフレーム27と、鋼線を枠状に折曲
させたアツパーフレーム24とをS形ばね28で
弾力的に連結すると共に、アツパーフレーム24
の前後に渉つてS形ばね28を張架し、このアツ
パーフレーム24上に、ウレタンフオームなどの
発泡体からなるクツシヨン材22を載置し、これ
らを表皮23a,23bで被包したものであり、
前記アツパーフレーム24は、ロアフレーム27
に対して左右の幅が広く形成され、その後部左右
の端部には補強ワイヤ25がクリツプ止めされ、
アツパーフレーム24の後部左右の端部が変形し
ないように補強されている。
金属板製ロアフレーム27と、鋼線を枠状に折曲
させたアツパーフレーム24とをS形ばね28で
弾力的に連結すると共に、アツパーフレーム24
の前後に渉つてS形ばね28を張架し、このアツ
パーフレーム24上に、ウレタンフオームなどの
発泡体からなるクツシヨン材22を載置し、これ
らを表皮23a,23bで被包したものであり、
前記アツパーフレーム24は、ロアフレーム27
に対して左右の幅が広く形成され、その後部左右
の端部には補強ワイヤ25がクリツプ止めされ、
アツパーフレーム24の後部左右の端部が変形し
ないように補強されている。
そして、この補強ワイヤ25とアツパーフレー
ム24の端部との間に有する空間部に、前記シー
トバツクbの取付部11,12を挿通する。ま
た、このロアフレーム27に対して左右の幅が広
いアツパーフレーム24の左右両側部の真下に
は、ロアフレーム27の外側面より外方に突設す
るトリムワイヤ26が配設され、このトリムワイ
ヤ26とロアフレーム27の外側面との間に、前
記シートバツクbの取付部11,12が挿通して
スライドレールcのアツパーレール31に締結さ
れる。
ム24の端部との間に有する空間部に、前記シー
トバツクbの取付部11,12を挿通する。ま
た、このロアフレーム27に対して左右の幅が広
いアツパーフレーム24の左右両側部の真下に
は、ロアフレーム27の外側面より外方に突設す
るトリムワイヤ26が配設され、このトリムワイ
ヤ26とロアフレーム27の外側面との間に、前
記シートバツクbの取付部11,12が挿通して
スライドレールcのアツパーレール31に締結さ
れる。
前記シートクツシヨンaを構成するクツシヨン
材22に、その後部左右に切溝22aが上下方向
に貫通状に切欠され、この切溝22a内及びその
下方の補強ワイヤ25とアツパーフレーム24と
の間、更にトリムワイヤ26とロアフレーム27
との間に、筒状の布製タレ部29a,29bを挿
通し、このタレ部29a,29b内をシートバツ
クbの取付部11,12を貫通する貫通孔21と
する。そして、タレ部29a,29bの下部は左
右に分割され、その一方29bの下部はロアフレ
ーム27に掛止され、他方29aの下端はトリム
ワイヤ26に掛止される。そして、両タレ部29
a,29bの上部はクツシヨン材22を被覆する
表皮23a,23bに縫着される(第2図)。
材22に、その後部左右に切溝22aが上下方向
に貫通状に切欠され、この切溝22a内及びその
下方の補強ワイヤ25とアツパーフレーム24と
の間、更にトリムワイヤ26とロアフレーム27
との間に、筒状の布製タレ部29a,29bを挿
通し、このタレ部29a,29b内をシートバツ
クbの取付部11,12を貫通する貫通孔21と
する。そして、タレ部29a,29bの下部は左
右に分割され、その一方29bの下部はロアフレ
ーム27に掛止され、他方29aの下端はトリム
ワイヤ26に掛止される。そして、両タレ部29
a,29bの上部はクツシヨン材22を被覆する
表皮23a,23bに縫着される(第2図)。
また、シートバツクbの取付部11,12を一
体に締結するスライドレールcは、アツパーレー
ル31と、車体側に固定されるロアレール32と
から構成され、そのアツパーレール31はロアレ
ール32に対する嵌合部31aと、この嵌合部3
1aより上方に延設した起立部31bとから構成
され、この起立部31bに前記取付部11,12
がボルト33,33によつて固定されると共に、
該起立部31bにリンク34,35を介してシー
トクツシヨンaが上下移動可能に取付けられてい
る。第3図、第4図は本考案に係る自動車用シー
トの外観を呈し、シートクツシヨンaの前部と、
着座面の尻部を支持する後部との左右方向の幅は
略同一に形成され、着座面の左右に有する隆起状
の土手部a1,a1は着座面の前部から後部に向けて
配設されている。
体に締結するスライドレールcは、アツパーレー
ル31と、車体側に固定されるロアレール32と
から構成され、そのアツパーレール31はロアレ
ール32に対する嵌合部31aと、この嵌合部3
1aより上方に延設した起立部31bとから構成
され、この起立部31bに前記取付部11,12
がボルト33,33によつて固定されると共に、
該起立部31bにリンク34,35を介してシー
トクツシヨンaが上下移動可能に取付けられてい
る。第3図、第4図は本考案に係る自動車用シー
トの外観を呈し、シートクツシヨンaの前部と、
着座面の尻部を支持する後部との左右方向の幅は
略同一に形成され、着座面の左右に有する隆起状
の土手部a1,a1は着座面の前部から後部に向けて
配設されている。
なお、図示するものは、シートバツクbにおけ
るバツクフレーム11a,12aの下端に、板状
の取付部11,12を一体に設け、これをシート
クツシヨンaの貫通孔21に貫通してスライドレ
ールcのアツパーレール31に締結したものであ
るが、バツクフレーム11a,12aの下端を直
接スライドレールcに締結しても良い。また、バ
ツクフレーム11a,12aをリクライニングデ
バイスを介してスライドレールcに固定するも任
意であり、斯様にリクライニングデバイスを備え
たものは、該デバイスがシートクツシヨンa内に
内蔵されるため、ロツク解除用の操作レバーはシ
ートバツクbの頂部等に配設して、遠隔操作によ
りロツクを解除することが望ましい。
るバツクフレーム11a,12aの下端に、板状
の取付部11,12を一体に設け、これをシート
クツシヨンaの貫通孔21に貫通してスライドレ
ールcのアツパーレール31に締結したものであ
るが、バツクフレーム11a,12aの下端を直
接スライドレールcに締結しても良い。また、バ
ツクフレーム11a,12aをリクライニングデ
バイスを介してスライドレールcに固定するも任
意であり、斯様にリクライニングデバイスを備え
たものは、該デバイスがシートクツシヨンa内に
内蔵されるため、ロツク解除用の操作レバーはシ
ートバツクbの頂部等に配設して、遠隔操作によ
りロツクを解除することが望ましい。
(効果)
本考案は叙上の如く、シートクツシヨンの後部
左右に、シートバツクのバツクフレームの下端を
貫通する貫通孔を開孔し、この貫通孔にバツクフ
レームの下端を貫通して、スライドレールのアツ
パーレールに取付けてなるから、シートクツシヨ
ンの後部側着座面の左右幅を前部のそれと略同一
に形成できる。そのため、前記従来品と比べ後部
の幅を拡大でき、前部着座面に設けた土手部を後
部まで延設できるので、着座者の尻部に対するホ
ールド性が向上し、座り心地が向上する。加え
て、シートクツシヨンの左右方向の幅が全体に均
一で、従来品の如く、後部側を剔り取つた如く形
態でないため、外観に優れたシートを提供でき
る。
左右に、シートバツクのバツクフレームの下端を
貫通する貫通孔を開孔し、この貫通孔にバツクフ
レームの下端を貫通して、スライドレールのアツ
パーレールに取付けてなるから、シートクツシヨ
ンの後部側着座面の左右幅を前部のそれと略同一
に形成できる。そのため、前記従来品と比べ後部
の幅を拡大でき、前部着座面に設けた土手部を後
部まで延設できるので、着座者の尻部に対するホ
ールド性が向上し、座り心地が向上する。加え
て、シートクツシヨンの左右方向の幅が全体に均
一で、従来品の如く、後部側を剔り取つた如く形
態でないため、外観に優れたシートを提供でき
る。
第1図は本考案の車両用シートの分解斜視図、
第2図は要部の断面図、第3図は斜視図、第4図
は平面図、第5図は従来品の分解斜視図、第6図
は同シートクツシヨンの平面図である。 図中、aはシートクツシヨン、bはシートバツ
ク、cはスライドレール、21はシートクツシヨ
ンの貫通孔、11,12はシートバツクのバツク
フレーム、31はスライドレールのアツパーレー
ルを夫々示す。
第2図は要部の断面図、第3図は斜視図、第4図
は平面図、第5図は従来品の分解斜視図、第6図
は同シートクツシヨンの平面図である。 図中、aはシートクツシヨン、bはシートバツ
ク、cはスライドレール、21はシートクツシヨ
ンの貫通孔、11,12はシートバツクのバツク
フレーム、31はスライドレールのアツパーレー
ルを夫々示す。
Claims (1)
- シートクツシヨンの底部左右に、前後方向に向
けてスライドレールを配設すると共に、シートク
ツシヨンの後部左右に、上下方向に貫通する貫通
孔を開孔し、該貫通孔にシートバツクのバツクフ
レームの下端を貫通すると共に、該バツクフレー
ムの下端を前記スライドレールのアツパーレール
に取付けて、シートクツシヨンの後部側の左右方
向の幅を拡大してなる車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11777887U JPH0415075Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11777887U JPH0415075Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6423250U JPS6423250U (ja) | 1989-02-07 |
JPH0415075Y2 true JPH0415075Y2 (ja) | 1992-04-06 |
Family
ID=31361533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11777887U Expired JPH0415075Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415075Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-31 JP JP11777887U patent/JPH0415075Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6423250U (ja) | 1989-02-07 |
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