JPH0736513Y2 - 車両等の座席 - Google Patents
車両等の座席Info
- Publication number
- JPH0736513Y2 JPH0736513Y2 JP1989096508U JP9650889U JPH0736513Y2 JP H0736513 Y2 JPH0736513 Y2 JP H0736513Y2 JP 1989096508 U JP1989096508 U JP 1989096508U JP 9650889 U JP9650889 U JP 9650889U JP H0736513 Y2 JPH0736513 Y2 JP H0736513Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- frame
- seat back
- bracket
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両等の座席、特に乗用車の座席に関する。
〔従来の技術〕 従来、車両、例えば乗用車の座席にはシートバックを両
側下部が下方に隆起状に延長された形状に形成し、シー
トクッションの後部に嵌合状に連結するようにしたもの
がある。
側下部が下方に隆起状に延長された形状に形成し、シー
トクッションの後部に嵌合状に連結するようにしたもの
がある。
この形状の座席のシートバックはバックフレームの両サ
イドフレームの下方に延長させてこの延長部もシートパ
ッドにより覆いシートバックの両側部が全体的に下方に
一体的に脚状に延長された形状に形成されている。
イドフレームの下方に延長させてこの延長部もシートパ
ッドにより覆いシートバックの両側部が全体的に下方に
一体的に脚状に延長された形状に形成されている。
このように形成される座席のシートバックはバックフレ
ームの両サイドフレームを一体に下方へ延長した構成で
あるため、サイドフレームの形状が大となって製造にお
ける型費が増大しコスト高になると共にシートフレーム
の全体の重量が増加することになって座席の軽量化を妨
げることになる等の不具合がある。
ームの両サイドフレームを一体に下方へ延長した構成で
あるため、サイドフレームの形状が大となって製造にお
ける型費が増大しコスト高になると共にシートフレーム
の全体の重量が増加することになって座席の軽量化を妨
げることになる等の不具合がある。
本考案は斯る点に鑑みてなされたもので、シートバック
のバックフレームの両サイドフレームを強度上必要な分
のみの大きさに形成することによりサイドフレームの小
型,軽量化を図り、この小型化により型費の低減を可能
とし又、シートバック全体の軽量化を可能とした車両等
の座席を提供するものである。
のバックフレームの両サイドフレームを強度上必要な分
のみの大きさに形成することによりサイドフレームの小
型,軽量化を図り、この小型化により型費の低減を可能
とし又、シートバック全体の軽量化を可能とした車両等
の座席を提供するものである。
上記目的を達成するために本考案は、シートバックのバ
ックフレームにサイドフレームを設け、シートクッショ
ン側との連結部材を取付けると共にシートバックを所要
形状に保持するようにした車両等の座席であって、上記
バックフレームの両側に設けられるサイドフレームの強
度に影響しないシートバックの両側下部の形状を保持す
る部分に鋼線材等の簡易部材により所要形状に形成され
るサブフレームを連設し、上記シートバックの両側下部
を所要形状に形成するように構成したものである。
ックフレームにサイドフレームを設け、シートクッショ
ン側との連結部材を取付けると共にシートバックを所要
形状に保持するようにした車両等の座席であって、上記
バックフレームの両側に設けられるサイドフレームの強
度に影響しないシートバックの両側下部の形状を保持す
る部分に鋼線材等の簡易部材により所要形状に形成され
るサブフレームを連設し、上記シートバックの両側下部
を所要形状に形成するように構成したものである。
このように構成される本考案の座席においては、シート
バックのバックフレームの両側に設けられるサイドフレ
ームは強度上必要とする大きさ及び形状に形成し、強度
に影響しないシートバックの両側下部の形状を保持する
部分に簡易部材により形成されるサブフレームを連設し
て形成されるので、サイドフレームの小型,軽量化が可
能となると共にサブフレームの取付位置或いは形状の変
更により幅広いシート形状に対応できることになる。
バックのバックフレームの両側に設けられるサイドフレ
ームは強度上必要とする大きさ及び形状に形成し、強度
に影響しないシートバックの両側下部の形状を保持する
部分に簡易部材により形成されるサブフレームを連設し
て形成されるので、サイドフレームの小型,軽量化が可
能となると共にサブフレームの取付位置或いは形状の変
更により幅広いシート形状に対応できることになる。
以下本考案の一実施例を第1図〜第5図を参照して説明
する。
する。
図において(1)は乗用車用の座席の全体を示し、
(2)はシートクッション、(3)はシートバックでこ
のシートバック(3)はシートクッション(2)に対し
てリクライニング装置(4)とフリーヒンジ(6)を介
して傾斜角度を可変調整できるように連結されている。
(2)はシートクッション、(3)はシートバックでこ
のシートバック(3)はシートクッション(2)に対し
てリクライニング装置(4)とフリーヒンジ(6)を介
して傾斜角度を可変調整できるように連結されている。
このシートクッション(2)に対するシートバック
(3)の連結はシートバック(3)側にリクライニング
装置(4)の可動側ブラケット(5a)及びフリーヒンジ
(6)の可動側ブラケット(7a)を取り付けることによ
り行われる。
(3)の連結はシートバック(3)側にリクライニング
装置(4)の可動側ブラケット(5a)及びフリーヒンジ
(6)の可動側ブラケット(7a)を取り付けることによ
り行われる。
この両可動側ブラケット(5a),(7a)は夫々シートバ
ック(3)のバックフレーム(8)の両側に固定される
サブフレーム(9),(10)に取り付けられる。本例に
おいては第5図に示すようにバックフレーム(8)の両
側辺部に固着されるサイドフレーム(9),(10)は左
右対称に形成され、この両サイドフレームの下端部に前
述した可動側ブラケット(5a)及び(7a)の取付け部
(9a)及び(10a)が形成されている。
ック(3)のバックフレーム(8)の両側に固定される
サブフレーム(9),(10)に取り付けられる。本例に
おいては第5図に示すようにバックフレーム(8)の両
側辺部に固着されるサイドフレーム(9),(10)は左
右対称に形成され、この両サイドフレームの下端部に前
述した可動側ブラケット(5a)及び(7a)の取付け部
(9a)及び(10a)が形成されている。
この取付け部(9a)及び(10a)には取付け捩子(11)
が螺合される捩子孔(12)が形成され、この捩子孔(1
2)は通孔(12a)の内側に雌捩子体(ナット)(12b)
を固着して形成される。又両サイドフレーム(9)及び
(10)の下端部には鋼線材を湾曲状に屈曲してなるサブ
フレーム(13)及び(14)を固着してある。
が螺合される捩子孔(12)が形成され、この捩子孔(1
2)は通孔(12a)の内側に雌捩子体(ナット)(12b)
を固着して形成される。又両サイドフレーム(9)及び
(10)の下端部には鋼線材を湾曲状に屈曲してなるサブ
フレーム(13)及び(14)を固着してある。
そして、このバックフレーム(8)の一方のサイドフレ
ーム(10)にフリーヒンジ(6)の可動側ブラケット
(7a)を固着する。すなわちこの可動側ブラケット(7
a)は基端部(7a1)に前述したサイドフレーム(10)の
取付け部(10a)の捩子孔(12)に対応して通孔(15)
が形成され又、自由端部(7a2)側に捩子孔(16)が形
成されている。この可動側ブラケット(7a)の前述した
通孔(15)をサイドフレーム(10)の捩子孔(12)に対
応させて取付け捩子(11)を挿通して捩子孔(12)に螺
合し締め付けることにより可動側ブラケット(7a)をサ
イドフレーム(10)に固着する。この状態でバックフレ
ーム(8)、すなわち両サイドフレーム(9),(10)
及びサブフレーム(13),(14)を含む全体をインサー
トするように発泡樹脂材によりシートパッド(17)を発
泡成形する。この成形によりシートパッド(17)の下端
部両側にはサブフレーム(13),(14)により下方へ突
出する隆起部(17a),(17b)が形成される。この際他
方、すなわちリクライニング装置(4)の可動側ブラケ
ット(5a)が取り付けられるサイドフレーム(9)の取
付け部(9a)を表出させると共にこの下端側、すなわち
隆起部(17a)の側面部にサブフレーム(13)の内側に
位置してリクライニング装置(4)の本体部(4a)が嵌
合される嵌合凹部(18)を形成する。又、フリーヒンジ
(6)の可動側ブラケット(7a)の自由端部(7a2)側
はシートパッド(15)の側面からその側面と平行に突出
させておく。
ーム(10)にフリーヒンジ(6)の可動側ブラケット
(7a)を固着する。すなわちこの可動側ブラケット(7
a)は基端部(7a1)に前述したサイドフレーム(10)の
取付け部(10a)の捩子孔(12)に対応して通孔(15)
が形成され又、自由端部(7a2)側に捩子孔(16)が形
成されている。この可動側ブラケット(7a)の前述した
通孔(15)をサイドフレーム(10)の捩子孔(12)に対
応させて取付け捩子(11)を挿通して捩子孔(12)に螺
合し締め付けることにより可動側ブラケット(7a)をサ
イドフレーム(10)に固着する。この状態でバックフレ
ーム(8)、すなわち両サイドフレーム(9),(10)
及びサブフレーム(13),(14)を含む全体をインサー
トするように発泡樹脂材によりシートパッド(17)を発
泡成形する。この成形によりシートパッド(17)の下端
部両側にはサブフレーム(13),(14)により下方へ突
出する隆起部(17a),(17b)が形成される。この際他
方、すなわちリクライニング装置(4)の可動側ブラケ
ット(5a)が取り付けられるサイドフレーム(9)の取
付け部(9a)を表出させると共にこの下端側、すなわち
隆起部(17a)の側面部にサブフレーム(13)の内側に
位置してリクライニング装置(4)の本体部(4a)が嵌
合される嵌合凹部(18)を形成する。又、フリーヒンジ
(6)の可動側ブラケット(7a)の自由端部(7a2)側
はシートパッド(15)の側面からその側面と平行に突出
させておく。
そして、このシートパッド(15)の表面側に表皮(19)
を被覆することにより下端部の両側に脚状部(3a),
(3b)を有するシートバック(3)が形成される。
を被覆することにより下端部の両側に脚状部(3a),
(3b)を有するシートバック(3)が形成される。
一方、シートクッション(2)はクッションフレーム
(20)にパッドサポートとして複数のシートスプリング
(21)を所要間隔で所要に高さを変えた状態が架張し、
このシートスプリング(21)上に所要形状、本例では後
端部の両側に凹部を有する形状に発泡形成されたシート
パッド(22)を載置し、クッションフレーム(20)の周
面部を含む表皮側を表皮(23)により被覆して後端部の
両側に凹部(2a),(2b)を有する形状に形成される。
(20)にパッドサポートとして複数のシートスプリング
(21)を所要間隔で所要に高さを変えた状態が架張し、
このシートスプリング(21)上に所要形状、本例では後
端部の両側に凹部を有する形状に発泡形成されたシート
パッド(22)を載置し、クッションフレーム(20)の周
面部を含む表皮側を表皮(23)により被覆して後端部の
両側に凹部(2a),(2b)を有する形状に形成される。
また、本例においては表皮(23)の被覆において、クッ
ションフレーム(20)の両側部(20a),(20b)の後
部、すなわちリクライニング装置(4)のベースブラケ
ット(5b)及びフリーヒンジ(6)の固定側ブラケット
(7b)が取り付けられる面部(20a1)及び20b1)を露出
するようになされている。このクッションフレーム(2
0)の取付け面部(20a1)及び(20b1)のうち、本例で
はリクライニング装置(4)のベースブラケット(5b)
が取り付けられる取付け部面(20a1)に捩子孔(24)が
形成されており、この捩子孔(24)は前述したバックフ
レーム(8)のサイドフレーム(9),(10)に形成し
た捩子孔(12)と同様に通孔(24a)の内側に雌捩子体
(ナット)(24b)を固定して形成されている。又、フ
リーヒンジ(6)の固定側ブラケット(7b)が取付けら
れる取付け面部(20b1)は本例においては軸支孔(25)
を有する固定側ブラケット(7b)が一体的に形成されて
いる。
ションフレーム(20)の両側部(20a),(20b)の後
部、すなわちリクライニング装置(4)のベースブラケ
ット(5b)及びフリーヒンジ(6)の固定側ブラケット
(7b)が取り付けられる面部(20a1)及び20b1)を露出
するようになされている。このクッションフレーム(2
0)の取付け面部(20a1)及び(20b1)のうち、本例で
はリクライニング装置(4)のベースブラケット(5b)
が取り付けられる取付け部面(20a1)に捩子孔(24)が
形成されており、この捩子孔(24)は前述したバックフ
レーム(8)のサイドフレーム(9),(10)に形成し
た捩子孔(12)と同様に通孔(24a)の内側に雌捩子体
(ナット)(24b)を固定して形成されている。又、フ
リーヒンジ(6)の固定側ブラケット(7b)が取付けら
れる取付け面部(20b1)は本例においては軸支孔(25)
を有する固定側ブラケット(7b)が一体的に形成されて
いる。
又、クッションフレーム(20)の両側部(20a)及び(2
0b)は下方へ延長されてシートアジャスタ(26)のアッ
パーレール(26a1)及び(26b1)が一体的に形成されて
床面側に固定されるロアレール(26a2)及び(26b2)に
摺動可能に嵌挿される。尚、(27)はシートアジャスタ
(26)のロック操作レバーである。
0b)は下方へ延長されてシートアジャスタ(26)のアッ
パーレール(26a1)及び(26b1)が一体的に形成されて
床面側に固定されるロアレール(26a2)及び(26b2)に
摺動可能に嵌挿される。尚、(27)はシートアジャスタ
(26)のロック操作レバーである。
以上のように構成されるシートクッション(2)とシー
トバック(3)は互いの端部、すなわちシートクッショ
ン(2)の後端部の両側凹部(2a)及び(2b)にシート
バック(3)の下端部の両側脚状部(3a)及び(3b)を
嵌挿させた状態でフリーヒンジ(6)の固定側ブラケッ
ト(7b)とシートバック側の可動側ブラケット(7a)を
横方向にワッシャー(28)を介して対向させて軸支孔
(25)と捩子孔(16)とを連通させると共に軸支孔(2
5)にブッシュ(29)を挿入しこのブッシュ(29)に段
付け軸ボルト(30)を挿通して先端捩子部(30a)を捩
子孔(16)に螺合することにより可動側ブラケット(7
a)は固定側ブラケット(7b)に対し軸支されてフリー
ヒンジ(6)が構成される。このフリーヒンジ(6)に
よりシートクッション(2)とシートバック(3)とは
一側面において連結される。そしてこの状態でシートク
ッション(2)とシートバック(3)の他側面において
リクライニング装置(4)の本体部(4a)及び可動側ブ
ラケット(5a)の取付け部(5a1)をシートバック
(3)の嵌合凹部(18)に嵌合すると共にベースブラケ
ット(5b)をクッションフレーム(20)の一側部(20
a)の取付け面部(20a1)に直接当接させてベースブラ
ケット(5b)の通孔(31)から取付け捩子(32)を挿入
して取付け面部(20a1)の捩子孔(24)に螺合し締め付
けベースブラケット(5b)をクッションフレーム(20)
の取付け面部(20a1)に固着する。
トバック(3)は互いの端部、すなわちシートクッショ
ン(2)の後端部の両側凹部(2a)及び(2b)にシート
バック(3)の下端部の両側脚状部(3a)及び(3b)を
嵌挿させた状態でフリーヒンジ(6)の固定側ブラケッ
ト(7b)とシートバック側の可動側ブラケット(7a)を
横方向にワッシャー(28)を介して対向させて軸支孔
(25)と捩子孔(16)とを連通させると共に軸支孔(2
5)にブッシュ(29)を挿入しこのブッシュ(29)に段
付け軸ボルト(30)を挿通して先端捩子部(30a)を捩
子孔(16)に螺合することにより可動側ブラケット(7
a)は固定側ブラケット(7b)に対し軸支されてフリー
ヒンジ(6)が構成される。このフリーヒンジ(6)に
よりシートクッション(2)とシートバック(3)とは
一側面において連結される。そしてこの状態でシートク
ッション(2)とシートバック(3)の他側面において
リクライニング装置(4)の本体部(4a)及び可動側ブ
ラケット(5a)の取付け部(5a1)をシートバック
(3)の嵌合凹部(18)に嵌合すると共にベースブラケ
ット(5b)をクッションフレーム(20)の一側部(20
a)の取付け面部(20a1)に直接当接させてベースブラ
ケット(5b)の通孔(31)から取付け捩子(32)を挿入
して取付け面部(20a1)の捩子孔(24)に螺合し締め付
けベースブラケット(5b)をクッションフレーム(20)
の取付け面部(20a1)に固着する。
次いで可動側ブラケット(5a)の取付け部(5a1)を嵌
合凹部(16)内に更に押し込んで他方のサイドプレート
(9)の取付け部(9a)に直接当接させ、この取付け部
(5a1)に穿設された通孔(33)に取付け捩子(11)を
挿通し捩子孔(12)に螺合して締め付けることにより可
動側ブラケット(5a)はサイドフレーム(9)に固着さ
れると共にリクライニング装置(4)の本体部(4a)が
嵌合凹部(18)内に完全に収まることになってシートク
ッション(2)とシートバック(3)とは他方の側面側
においてもリクライニング装置(4)を介して連結され
る。
合凹部(16)内に更に押し込んで他方のサイドプレート
(9)の取付け部(9a)に直接当接させ、この取付け部
(5a1)に穿設された通孔(33)に取付け捩子(11)を
挿通し捩子孔(12)に螺合して締め付けることにより可
動側ブラケット(5a)はサイドフレーム(9)に固着さ
れると共にリクライニング装置(4)の本体部(4a)が
嵌合凹部(18)内に完全に収まることになってシートク
ッション(2)とシートバック(3)とは他方の側面側
においてもリクライニング装置(4)を介して連結され
る。
このようにしてシートクッション(2)とシートバック
(3)とを両側において連結した状態でリクライニング
装置(4)側の側面にリクライニング装置(4)を含む
クッションフレーム(20)の取付け面部(20a1)を覆い
隠し、シートクッション(2)の側面に対応するように
サイドカバー(34)を固着し、このサイドカバー(34)
から突出するリクライニング装置(4)の操作軸(4b)
にノブ(35)を嵌着することによりリクライニング装置
を備えた座席(1)が構成される。
(3)とを両側において連結した状態でリクライニング
装置(4)側の側面にリクライニング装置(4)を含む
クッションフレーム(20)の取付け面部(20a1)を覆い
隠し、シートクッション(2)の側面に対応するように
サイドカバー(34)を固着し、このサイドカバー(34)
から突出するリクライニング装置(4)の操作軸(4b)
にノブ(35)を嵌着することによりリクライニング装置
を備えた座席(1)が構成される。
以上のように構成される本例の座席(1)はシートバッ
ク(3)のバックフレーム(8)に固着される両サイド
フレーム(9)及び(10)を、リクライニング装置
(4)の可動側ブラケット(5a)及びフリーヒンジ
(6)の可動側ブラケット(7a)を介してのクッション
フレーム(20)に対する連結強度上、必要な大きさに形
成し、そしてこの両サイドフレーム(9)及び(10)に
シートバック(3)の形状、特に両側下部の脚状部(3
a)及び(3b)の形状を保持する芯材となるフレーム部
分を鋼線材等による簡易部材を屈曲成形したサブフレー
ム(13)及び(14)を連設して形成したことにより、両
サイドフレーム(9)及び(10)は小型,軽量化が可能
となる。
ク(3)のバックフレーム(8)に固着される両サイド
フレーム(9)及び(10)を、リクライニング装置
(4)の可動側ブラケット(5a)及びフリーヒンジ
(6)の可動側ブラケット(7a)を介してのクッション
フレーム(20)に対する連結強度上、必要な大きさに形
成し、そしてこの両サイドフレーム(9)及び(10)に
シートバック(3)の形状、特に両側下部の脚状部(3
a)及び(3b)の形状を保持する芯材となるフレーム部
分を鋼線材等による簡易部材を屈曲成形したサブフレー
ム(13)及び(14)を連設して形成したことにより、両
サイドフレーム(9)及び(10)は小型,軽量化が可能
となる。
また、両サイドフレーム(9)及び(10)に対するサブ
フレーム(13)及び(14)の取付位置の変更により、形
状の異なるシートバックを容易に形成できることにな
る。
フレーム(13)及び(14)の取付位置の変更により、形
状の異なるシートバックを容易に形成できることにな
る。
以上、本考案の一実施例を説明したが本考案はこの実施
例に限定されるものではなく本考案の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更できるものである。
例に限定されるものではなく本考案の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変更できるものである。
例えばシートバック(3)はバックフレーム(8)にパ
ッド受けとしてのスプリングを架張し、このスプリング
の表面側にシートパッドを配し表皮により被覆して形成
することができる。又、その他の部材の形状も図示のも
のに限定されるものではなく必要に応じて種々変更でき
るものである。
ッド受けとしてのスプリングを架張し、このスプリング
の表面側にシートパッドを配し表皮により被覆して形成
することができる。又、その他の部材の形状も図示のも
のに限定されるものではなく必要に応じて種々変更でき
るものである。
以上のように本考案によれば、見栄えを良好にするため
に両側下部に脚状部が形成されるシートバックのバック
フレームに設けられるサイドフレームの強度に影響しな
いシートバックの両側下部の形状を保持する部分に、鋼
線材等の簡易部材により所要形状に形成されるサブフレ
ームを連設したことにより、バックフレームの両側下部
の形状を見栄え良く形成できると共に、サイドフレーム
を小型化できて製作における型費が低減できると共にバ
ックフレームの軽量化が可能になって座席全体の軽量化
を図ることができ、また、サイドフレームに対するサブ
フレームの連設位置の変更により幅広いシート形状に対
応できる等の効果を有する。
に両側下部に脚状部が形成されるシートバックのバック
フレームに設けられるサイドフレームの強度に影響しな
いシートバックの両側下部の形状を保持する部分に、鋼
線材等の簡易部材により所要形状に形成されるサブフレ
ームを連設したことにより、バックフレームの両側下部
の形状を見栄え良く形成できると共に、サイドフレーム
を小型化できて製作における型費が低減できると共にバ
ックフレームの軽量化が可能になって座席全体の軽量化
を図ることができ、また、サイドフレームに対するサブ
フレームの連設位置の変更により幅広いシート形状に対
応できる等の効果を有する。
第1図は本考案による座席の一例のカバーを取外した状
態を斜視図、第2図は同、分解斜視図、第3図は第1図
における一部省略したI−I線拡大断面図、第4図は第
1図における一部省略したII−II線拡大断面図、第5図
は本考案による座席の一例のシートフレームの分解斜視
図である。 図中、(2)はシートクッション、(2a),(2b)は凹
部、(3)はシートバック、(3a),(3b)は脚状部、
(4)はリクライニング装置、(6)はフリーヒンジ、
(8)はバックフレーム、(9),(10)はサイドフレ
ーム、(13),(14)はサブフレーム、(17)はシート
パッド、(17a),(17b)は隆起部、(19)は表皮であ
る。
態を斜視図、第2図は同、分解斜視図、第3図は第1図
における一部省略したI−I線拡大断面図、第4図は第
1図における一部省略したII−II線拡大断面図、第5図
は本考案による座席の一例のシートフレームの分解斜視
図である。 図中、(2)はシートクッション、(2a),(2b)は凹
部、(3)はシートバック、(3a),(3b)は脚状部、
(4)はリクライニング装置、(6)はフリーヒンジ、
(8)はバックフレーム、(9),(10)はサイドフレ
ーム、(13),(14)はサブフレーム、(17)はシート
パッド、(17a),(17b)は隆起部、(19)は表皮であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】シートバックのバックフレームにサイドフ
レームを設け、シートクッション側との連結部材を取付
けると共にシートバックを所要形状に保持するようにし
た車両等の座席であって、 上記バックフレームの両側に設けられるサイドフレーム
の強度に影響しないシートバックの両側下部の形状を保
持する部分に、鋼線材等の簡易部材により所要形状に形
成されるサブフレームを連設し、 上記シートバックの両側下部を所要形状に形成するよう
にしたことを特徴とする車両等の座席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989096508U JPH0736513Y2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 車両等の座席 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989096508U JPH0736513Y2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 車両等の座席 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335751U JPH0335751U (ja) | 1991-04-08 |
JPH0736513Y2 true JPH0736513Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31645704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989096508U Expired - Lifetime JPH0736513Y2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 車両等の座席 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736513Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01114855U (ja) * | 1988-01-28 | 1989-08-02 |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP1989096508U patent/JPH0736513Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0335751U (ja) | 1991-04-08 |
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