JPH021147Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH021147Y2 JPH021147Y2 JP1983196211U JP19621183U JPH021147Y2 JP H021147 Y2 JPH021147 Y2 JP H021147Y2 JP 1983196211 U JP1983196211 U JP 1983196211U JP 19621183 U JP19621183 U JP 19621183U JP H021147 Y2 JPH021147 Y2 JP H021147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- bracket
- vehicle interior
- main frame
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はバス等における片持ち式のシートの支
持装置に関し、特に二人掛けシートに用いて好適
なものである。
持装置に関し、特に二人掛けシートに用いて好適
なものである。
バス等のシートを片持ち式にすると乗客の足元
のスペースが広くとれ、又床の清掃がしやすくな
るというメリツトがある。従来の片持ち式シート
の支持構造は、車体の内張り側の3点ないし4点
でシートのフレームを留めるというものであつた
ので強度的に弱く、せいぜい一人掛けのシートに
しか適用できなかつた。しかし、前述の如く、シ
ートを片持ち式にすると色々のメリツトがあるの
で、片持ち式構造を二人掛けシートにも適用でき
るようにすることが従来より望まれていた。
のスペースが広くとれ、又床の清掃がしやすくな
るというメリツトがある。従来の片持ち式シート
の支持構造は、車体の内張り側の3点ないし4点
でシートのフレームを留めるというものであつた
ので強度的に弱く、せいぜい一人掛けのシートに
しか適用できなかつた。しかし、前述の如く、シ
ートを片持ち式にすると色々のメリツトがあるの
で、片持ち式構造を二人掛けシートにも適用でき
るようにすることが従来より望まれていた。
そこで、本考案は上記要望に応えるべくなされ
たもので、その要旨は、車室内の壁面に固着され
たブラケツトと、一端及び他端が上記ブラケツト
の上部に支持されて上記車室内中央にU字状に延
びると共にシートを装着するメインフレームと、
該メインフレームと上記ブラケツトの下部とを連
結する補強材と、基端が上記ブラケツト上方の壁
面に支持されて上記シートのシートバツク背面に
沿つて上記車室内中央に延びると共に先端が上記
メインフレームと連結されたサポートフレームと
を備え、該サポートフレームが上記シートバツク
背面と所定間隔を有して配設されてグリツプ機能
を兼ね備えたことを特徴とする。
たもので、その要旨は、車室内の壁面に固着され
たブラケツトと、一端及び他端が上記ブラケツト
の上部に支持されて上記車室内中央にU字状に延
びると共にシートを装着するメインフレームと、
該メインフレームと上記ブラケツトの下部とを連
結する補強材と、基端が上記ブラケツト上方の壁
面に支持されて上記シートのシートバツク背面に
沿つて上記車室内中央に延びると共に先端が上記
メインフレームと連結されたサポートフレームと
を備え、該サポートフレームが上記シートバツク
背面と所定間隔を有して配設されてグリツプ機能
を兼ね備えたことを特徴とする。
以下、本考案に係るシート支持装置を図面に示
す一実施例に基づき詳細に説明する。
す一実施例に基づき詳細に説明する。
第1図には一実施例に係るシート支持装置の斜
視外観を示し、又第2,3,4図にはその側面、
背面、平面を示す。二人掛けシート1の座(シー
ト部分)2が組付けられる。U字状をなすパイプ
製のメインフレーム3の端部は、ブラケツト4を
介して車体の内張り5側(即ち、車室内の壁面)
に取付けられ、又ブラケツト4の下部に一端が取
付けられ斜め上方に延びるパイプ製の補強材6
a,6bがメインフレーム3の前側直線部3a、
後側直線部3bの中程に結合されている。図中、
7はブラケツト4を内張り5に取付けるためのボ
ルト穴である。
視外観を示し、又第2,3,4図にはその側面、
背面、平面を示す。二人掛けシート1の座(シー
ト部分)2が組付けられる。U字状をなすパイプ
製のメインフレーム3の端部は、ブラケツト4を
介して車体の内張り5側(即ち、車室内の壁面)
に取付けられ、又ブラケツト4の下部に一端が取
付けられ斜め上方に延びるパイプ製の補強材6
a,6bがメインフレーム3の前側直線部3a、
後側直線部3bの中程に結合されている。図中、
7はブラケツト4を内張り5に取付けるためのボ
ルト穴である。
シートバツク8の背面側において、内張り5側
には、シートバツク8背面にその略全幅に沿つて
略水平に延びるパイプ製のサポートフレーム9の
基端が固定支持されており、このサポートフレー
ム9と前記メインフレーム3の後側直線部3bと
がパイプ製の連結部材10,11により連結され
ている。
には、シートバツク8背面にその略全幅に沿つて
略水平に延びるパイプ製のサポートフレーム9の
基端が固定支持されており、このサポートフレー
ム9と前記メインフレーム3の後側直線部3bと
がパイプ製の連結部材10,11により連結され
ている。
このシート支持装置によれば、座2にかかる荷
重はメインフレーム3と補強材6a,6bだけで
なく、連結部材10,11を介してサポートフレ
ーム9でも受けられるので、二人掛けの状態を十
分支えることが可能となる。尚、サポートフレー
ム9は後側のシートにすわる乗客のグリツプとな
り、わざわざシート1のシートバツク8やその他
の部分にグリツプを設ける必要がなくなる。又、
シート1は軽量であることが好ましく、例えばポ
リプロピレンなどの合成樹脂で射出成形によりシ
ート状に形成したものなどが使われる。
重はメインフレーム3と補強材6a,6bだけで
なく、連結部材10,11を介してサポートフレ
ーム9でも受けられるので、二人掛けの状態を十
分支えることが可能となる。尚、サポートフレー
ム9は後側のシートにすわる乗客のグリツプとな
り、わざわざシート1のシートバツク8やその他
の部分にグリツプを設ける必要がなくなる。又、
シート1は軽量であることが好ましく、例えばポ
リプロピレンなどの合成樹脂で射出成形によりシ
ート状に形成したものなどが使われる。
上記実施例では、サポートフレーム9と一の連
結部材10とを一体にL形に形成してあるが、両
者を別部材とし、溶接等により一体としてもよ
い。又、連結部材は少なくとも一本あればよい。
上記実施例では各フレーム部材としてパイプを使
つているが、断面形状が矩形あるいはその他の形
状の筒状部材や樋状部材及びその他の採用が可能
である。上記実施例は二人掛けシートに適用した
ものであるが、勿論一人用シートあるいは数人掛
けのシートにも適用可能である。
結部材10とを一体にL形に形成してあるが、両
者を別部材とし、溶接等により一体としてもよ
い。又、連結部材は少なくとも一本あればよい。
上記実施例では各フレーム部材としてパイプを使
つているが、断面形状が矩形あるいはその他の形
状の筒状部材や樋状部材及びその他の採用が可能
である。上記実施例は二人掛けシートに適用した
ものであるが、勿論一人用シートあるいは数人掛
けのシートにも適用可能である。
以上、実施例に基づき詳細に説明したように、
本考案に係るシート支持装置によれば、シートに
かかる荷重を片持ちのメインフレームだけでな
く、片持ちのサポートフレームや補強材でも分担
するようにしたので、数人掛けの片持ち式シート
が可能となり、又サポートフレームはシートバツ
ク背面に所定間隔を有して通されるので、後側の
シートのグリツプを兼ね、別にグリツプを設ける
必要がなくなる。勿論片持ち式シートの効果、つ
まり足元スペースが広がり、床の清掃が容易とな
るメリツトもある。
本考案に係るシート支持装置によれば、シートに
かかる荷重を片持ちのメインフレームだけでな
く、片持ちのサポートフレームや補強材でも分担
するようにしたので、数人掛けの片持ち式シート
が可能となり、又サポートフレームはシートバツ
ク背面に所定間隔を有して通されるので、後側の
シートのグリツプを兼ね、別にグリツプを設ける
必要がなくなる。勿論片持ち式シートの効果、つ
まり足元スペースが広がり、床の清掃が容易とな
るメリツトもある。
第1図は本考案に係るシート支持装置の一実施
例の斜視図、第2,3,4図はその側面図、背面
図、平面図である。 図面中、1は二人掛けシート、2はシートの
座、3はメインフレーム、4はブラケツト、5は
内張り、6a,6bは補強材、8はシートバツ
ク、9はサポートフレーム、10,11は連結部
材である。
例の斜視図、第2,3,4図はその側面図、背面
図、平面図である。 図面中、1は二人掛けシート、2はシートの
座、3はメインフレーム、4はブラケツト、5は
内張り、6a,6bは補強材、8はシートバツ
ク、9はサポートフレーム、10,11は連結部
材である。
Claims (1)
- 車室内の壁面に固着されたブラケツトと、一端
及び他端が上記ブラケツトの上部に支持されて上
記車室内中央にU字状に延びると共にシートを装
着するメインフレームと、該メインフレームと上
記ブラケツトの下部とを連結する補強材と、基端
が上記ブラケツト上方の壁面に支持されて上記シ
ートのシートバツク背面に沿つて上記車室内中央
に延びると共に先端が上記メインフレームと連結
されたサポートフレームとを備え、該サポートフ
レームが上記シートバツク背面と所定間隔を有し
て配設されてグリツプ機能を兼ね備えたことを特
徴とするシート支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983196211U JPS60104328U (ja) | 1983-12-22 | 1983-12-22 | シ−ト支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983196211U JPS60104328U (ja) | 1983-12-22 | 1983-12-22 | シ−ト支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60104328U JPS60104328U (ja) | 1985-07-16 |
JPH021147Y2 true JPH021147Y2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=30421091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983196211U Granted JPS60104328U (ja) | 1983-12-22 | 1983-12-22 | シ−ト支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60104328U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56106653U (ja) * | 1980-01-19 | 1981-08-19 |
-
1983
- 1983-12-22 JP JP1983196211U patent/JPS60104328U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60104328U (ja) | 1985-07-16 |