JP2576961B2 - 発電機の制御装置 - Google Patents

発電機の制御装置

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JP2576961B2 JP63280923A JP28092388A JP2576961B2 JP 2576961 B2 JP2576961 B2 JP 2576961B2 JP 63280923 A JP63280923 A JP 63280923A JP 28092388 A JP28092388 A JP 28092388A JP 2576961 B2 JP2576961 B2 JP 2576961B2
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/30Measuring the maximum or the minimum value of current or voltage reached in a time interval
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P9/04Control effected upon non-electric prime mover and dependent upon electric output value of the generator

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、発電機の制御装置に関し、特にその負荷検
出の改良に関する。
[従来の技術] ディーゼル発電機においては、発電機に接続された負
荷に変動が生じた場合でも、出力周波数を所定の値に維
持するのが望ましい。
実公昭58−7072号では、基本的には、発電機の回転速
度を検出し、この回転速度を設定速度に合致させるよう
にディーゼルエンジンへの燃料供給量を制御することに
より、出力周波数を所定の値に維持する。しかし、この
制御手段だけでは、負荷の変動直後に瞬間的に生じる出
力周波数の変動を防ぐことができない。そこで、上記公
報の装置は負荷検出装置を備えている。
上記負荷検出装置は、負荷を流れる交流電流から、カ
レントトランス及び抵抗により交流電圧信号を得、つい
でこの交流電圧信号を整流器およびリップルフィルタを
介して整流平滑することによって、負荷の大きさに対応
した直流電圧信号を作り出している。そして、この直流
電圧信号をフィードバック信号として用い、エンジンへ
の燃料供給量を制御することにより、負荷変動直後にお
ける出力周波数の瞬間的変動をも防止しようとしてい
る。
しかし、上記負荷検出装置は、リップルフィルタを用
いて平滑するため、負荷変動が生じてからそれに対応す
る直流電圧信号の変動が現れるまでに遅れがあり、上記
出力周波数の瞬間的変動を満足できる程度に抑えるのが
困難であった。
そこで、特開昭61−135396号公報に記載されている負
荷検出装置が開発されている。詳述すると、前述した公
報の装置と同様にして交流電圧信号が得られ、交流電圧
信号が全波整流回路で整流されて波形電圧信号が得られ
る。更に、この公報の装置は、サンプルホールド回路と
サンプルホールド指令手段を備えている。サンプルホー
ルド指令手段は、エンジンの回転を検出し、その回転角
度が波形電圧信号のピーク時点と一致する角度に達した
時に、非常に短い時間幅のサンプリング指令信号を出力
する。サンプルホールド回路はこの指令信号を受けて、
波形電圧信号のピーク電圧をサンプルホールドする。こ
のようにして得られたピーク電圧がフィードバック信号
として用いられ、燃料噴射量が制御される。
このような負荷検出装置によれば、リップルフィルタ
を用いず、波形電圧信号のピーク電圧を検出するので、
負荷変動を大きな遅れなく検出することができ、出力周
波数の瞬間的変動を防止できることが理論上可能になっ
た。
[発明が解決しようとする課題] 特開昭61−135396号公報に記載の負荷検出手段では、
波形電圧信号のピーク時にサンプルホールドするため、
サンプリング指令信号の出力タイミングを高精度に電圧
波形信号のピーク時に一致させる必要がある。しかし、
エンジンの出力軸と発電機の入力軸の連結部のガタ等に
起因して、両者を高精度に一致させるのは困難である。
このため、実際には、サンプルホールドのタイミング
が、波形電圧信号のピーク時点に対して変化してしま
い、負荷の変動を正確に検出できず、出力周波数の瞬間
的変動を確実に防止することができなかった。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するためになされたもので、
その要旨は、(イ)発電機に接続された負荷を流れる交
流電流から、これに対応する波形電圧信号を得る波形電
圧信号発生手段と、(ロ)上記波形電圧信号を受け、そ
のピーク電圧を検出してホールドするピークホールド手
段と、(ハ)サンプリング指令信号を受けた時にサンプ
リングモードになって、上記ピークホールド手段からの
出力電圧をサンプリングし、ホールド指令信号を受けた
時には、ホールドモードになって上記ピークホールド手
段からの出力電圧をホールドするサンプルホールド手段
と、(ニ)上記波形電圧信号を、ゼロクロス点で交互に
切り換わる第1電圧レベルと第2電圧レベルを有する矩
形波に波形整形し、上記第1電圧レベルを上記サンプリ
ング指令信号として出力し、上記第2電圧レベルを上記
ホールド指令信号として出力する波形整形手段と、
(ホ)上記矩形波の第1電圧レベルから第2電圧レベル
への切り換わりに応答して、この切り換わり時点の直後
に上記ピークホールド手段にリセット信号を出力するリ
セット手段と、(ヘ)上記波形電圧信号の入力停止を所
定時間の遅れをもって検出し、上記サンプルホールド手
段にサンプリング指令信号を出力する入力停止検出手段
と、(ト)上記サンプルホールド手段からの出力電圧を
フィードバック信号として用いて、上記発電機に連結さ
れたエンジンへの燃料供給を制御する制御手段と、を備
えたことを特徴とする発電機の制御装置にある。
[作用] 波形電圧発生手段は、ピーク電圧が発電機の負荷の大
きさに対応した波形電圧信号を出力する。この波形電圧
信号は、波形整形手段で矩形波に整形される。この矩形
波が、上記ピーク電圧を検出ための制御信号の基本とな
る。
詳述すると、この矩形波の第1電圧レベルから第2電
圧レベルへの切り換わりに応答して、この切り換わり時
点の直後に、リセット手段からピークホールド手段にリ
セット信号が出力される。これにより、ピークホールド
手段は、波形電圧信号の一つの波形のピークホールドを
開始する。この波形は、上記切り換わり時点後の第2電
圧レベルと同時期に生じるものである。ピークホールド
手段は、波形がピーク電圧に達した後は、このピーク電
圧をホールドする。そのため、正確にピーク電圧を検出
することができる。また、ピークホールド手段は、上記
波形電圧信号の一周期毎にリセットされて新たな波形の
ピーク電圧をホールドするから、ホールドされたピーク
電圧は、波形電圧信号の1周期に相当する期間より短い
遅れ時間で発電機の負荷変動を表すことになる。
上記矩形波の第1電圧レベルは、サンプリング指令信
号としてサンプルホールド手段に送られる。このため、
サンプルホールド手段はサンプルモードになって上記ピ
ークホールド手段からの出力電圧をサンプリングする。
この第1電圧レベルの期間では、ピークホールド手段か
らの出力電圧は上記波形のピーク電圧となっているか
ら、サンプルホールド手段の出力も発電機の負荷の大き
さに対応したピーク電圧となっている。そして、上記ピ
ークホールド手段がリセットされる前に、波形整形手段
から矩形波の第2電圧レベルに相当するホールド信号が
出力されるため、このピーク電圧をホールドすることが
できる。このようにして、サンプルホールド手段は、常
に波形電圧信号のピーク電圧を出力できる。換言すれば
常に発電機の負荷の大きさに対応する電圧を出力でき
る。しかも、発電機の負荷変動に伴うピーク電圧の変動
は、ピークホールド手段でのピーク電圧検出から1/4周
期だけの短い遅れ時間で、サンプルホールド手段の出力
電圧に現れる。
制御手段では、サンプルホールド手段からの出力電圧
をフィードバック信号として用いてエンジンへの燃料供
給量を制御する。この制御において、発電機の負荷の変
動は、非常に短い遅れ時間で、サンプルホールド手段の
出力電圧に現れるから、発電機の負荷変動に伴う回転数
の変動を極めて低いレベルに抑えることができる。ま
た、入力停止検出手段が波形電圧信号の入力停止を所定
時間の遅れをもって検出し、サンプルホールド手段にサ
ンプリング指令信号を出力するので、負荷がゼロになっ
た時には、所定時間の遅れをもってサンプリングホール
ド手段の出力をゼロVにすることができ、制御部はこの
出力ゼロVすなわち負荷ゼロに応答して適切な処理を実
行することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図から第3図までの図
面に基づいて説明する。第2図において、1は発電機で
あり、この発電機1はディーゼルエンジン2の回転力を
伝達されて発電を行なう。エンジン2は、燃料噴射ポン
プ3から燃料の供給を受ける。燃料噴射ポンプ3は電子
制御式ガバナ(図示しない)を備えており、このガバナ
で燃料調節部材(図示しない)の位置を調節することに
より、燃料噴射量を調節できる。
上記エンジン2の出力軸の回転は、回転検出装置4に
より検出される。回転検出装置4は、例えば、エンジン
2の出力軸に固定され周面に複数個のコグ(図示しな
い)を有するパルサ4aと、このパルサ4aの周面近傍に配
置された電磁ピックアップ4bとを備えている。そして、
エンジンの1回転毎に電磁ピックアップ4bから複数個の
パルス信号Psが出力されるようになっている。
上記燃料噴射ポンプ3のガバナは、制御部5(制御手
段)からの制御信号Ctに応答して作動する。この制御部
5は、基本的には、回転検出装置4からのパルス信号を
受けて、エンジン2の回転速度を検出または演算し、こ
の検出された回転速度と設定回転速度との偏差に基づい
て、両者が一致するように制御信号Ctを出力する。
上記発電機1には、負荷Lが接続されており、この負
荷Lの変動は本発明に係わる負荷検出装置8により検出
される。この負荷検出装置8は、カレントトランスCTと
可変抵抗器Rとからなる波形電圧発生部9と、ピーク電
圧検出部10とを備えている。
上記カレントトランスCTの一次側には、発電機1と負
荷Lが接続されている。カレントトランスCTの二次側に
は上記可変抵抗器Rが接続されている。そして、この可
変抵抗器Rが上記ピーク電圧検出部10に接続されてい
る。
このピーク電圧検出部10は、第1図に示すように、ゲ
イン調整回路11と、ピークホールド回路12(ピークホー
ルド手段)と、サンプルホールド回路13(サンプルホー
ルド手段)と、増幅回路14を備えているとともに、サン
プルホールド回路13にサンプルホールド指令信号を出力
する波形整形回路15(波形整形手段)と、ピークホール
ド回路12にリセット指令信号を出力する立ち下がり検出
回路16(リセット手段)と、入力停止検出回路17と、2
つのオア回路18,19とを備えている。
上述構成の発電システムにおける負荷検出装置8の作
用について、第3図のタイムチャートを参照しながら説
明する。カレントトランスCTの二次側には、振幅が負荷
Lを流れる交流電流I1に比例し、これより小さい交流電
流信号I2が流れる。可変抵抗器Rの両端間には、この交
流電流信号I2に比例した振幅を有する正弦波の交流電圧
信号Vs(波形電圧信号)が生じる。
上記交流電圧信号Vsは、ピーク電圧検出部10の波形整
形回路15に入力される。波形整形回路15では、この交流
電圧信号を矩形波Vrに整形する。この矩形波Vrは、入力
信号Vsの正弦波が下り坂の時のゼロクロス点で立ち上が
り、上り坂の時のゼロクロス点で立ち下がる。したがっ
て、矩形波Vrは交流電圧信号と極性を逆にしている。こ
の矩形波Vrは、オア回路19を介してサンプルホールド回
路13に送られる。この矩形波Vrのハイレベル部分(第1
電圧レベル)がサンプリング指令信号となり、ローレベ
ル部分(第2電圧レベル)がホールド指令信号となる。
また、上記矩形波Vrは、立ち下がり検出回路16にも送
られる。この立ち下がり検出回路16は、上記矩形波Vrを
微分することにより立ち下がりを検出し、この立ち下が
り時点の直後にハイレベルのリセット信号Reを出力す
る。このリセット信号Reは、オア回路18を介してピーク
ホールド回路12に送られる。
上記矩形波Vrは、さらに入力停止検出回路17にも送ら
れる。この入力停止検出回路17は、上記矩形波Vrを積分
する回路と、その積分出力が所定レベルまで下がった時
にハイレベルの入力停止検出信号Stを出力する回路とを
備えている。したがって、交流電圧信号Vsがピーク電圧
検出部10に入力しなくなった時には、上記積分回路の時
定数によって決定される遅れ時間の後に、ハイレベルの
入力停止検出信号Stを出力する。この入力停止検出信号
Stは、リセット信号として、オア回路18を介してピーク
ホールド回路12に送られるとともに、サンプリング指令
信号としてオア回路19を介してサンプルホールド回路13
にも送られる。
一方、上記交流電圧信号Vsは、ゲイン調整回路11に送
られ、ここで、調整されたゲインに応じて振幅が増幅ま
たは減衰される。なお、以下の説明では、作用を分かり
やすくするために、ゲインが1の場合を想定して説明す
る。調整された交流電圧信号Vsは、ピークホールド回路
12に送られる。ピークホールド回路12では、前述したよ
うに、矩形波Vrの立ち下がり時点の直後、換言すれば、
交流電圧信号Vsがマイナスのピーク電圧からプラスのピ
ーク電圧に向かう過程でのゼロクロス点の直後に出力さ
れるリセット信号Reによってリセットされ、そのリセッ
ト直後から交流電圧信号Vsのピーク値を検出する。リセ
ット時点では、交流電圧信号Vsは昇り坂にあるから、ピ
ーク値は更新され続ける。そして、交流電圧信号Vsがピ
ーク電圧Vpに達した後は、このピーク電圧Vpをホールド
する。このように、ピークホールド回路12を用いること
により、ピーク電圧Vpを正確に検出することができる。
そして、このピーク電圧Vpは、交流電圧信号Vsの次の昇
り坂でのゼロクロス点直後に発せられるリット信号Reを
受けるまでホールドされる。
サンプルホールド回路13は、ピークホールド回路12の
出力Phを受ける。サンプルホールド回路13では、波形整
形回路15からの矩形波Vrを受ける。そして、この矩形波
Vrがハイレベルの時にサンプリングモードとなり、上記
ピークホールド回路12からの出力Phをサンプリングす
る。このサンプリングモードにある期間では、ピークホ
ールド回路12からの出力Phが、交流電圧信号Vsのピーク
電圧Vpと一致するから、サンプルホールド回路13の出力
Shは、ピーク電圧Vpを表わしている。矩形波Vrがローレ
ベルに切り換わった時にサンプリングモードが解消され
てホールドモードになり、この時点で上記サンプルホー
ルド回路13は、ピーク電圧Vpと一致した出力Phのホール
ドを行なう。
上記サンプリングモードからホールドモードに切り換
わった直後に、立ち下がり検出回路16からのリセット信
号によりピークホールド回路12はリセットされて出力Ph
がゼロになるが、サンプルホールド回路13は、既に上記
ピーク電圧Vpをホールドしている。
サンプルホールド回路13の出力Shは、増幅回路14に送
られて増幅され、さらに制御部5に送られる。この出力
Shは、常に負荷Lを流れる電流I1に比例した交流電圧信
号Vsのピーク電圧Vpを表わしており、換言すれば負荷L
の大きさに関する情報を表わしており、制御部5では、
この出力Shをフィードバック信号として用い、燃料噴射
量を制御する。
負荷Lが変動すると、この変動は交流電圧信号Vsのピ
ーク電圧Vpの変動となって現われるが、このピーク電圧
Vpは、矩形波Vrの立ち上がり時点で、換言すれば交流電
圧信号Vsのピーク時点から僅かに1/4周期の遅れをもっ
てサンプルホールド回路13の出力Shとなって現われる。
したがって、負荷の変動に即座に応答して燃料噴射量を
調節でき、発電機1の出力周波数の瞬間的変動を防止す
ることができる。
なお、発電機1と負荷Lとの間の接続を図示しない電
源スイッチOFFにより解除した場合や波形電圧信号発生
部9が故障した場合には、交流電圧信号Vsはピーク電圧
検出部10に入力しなくなる。この時、矩形波Vrの最後の
立ち下がりの直後にピークホールド回路12がリセットさ
れて出力Phがゼロとなる。しかし、サンプルホールド回
路13は、このリセット直前にピークホールド回路12でホ
ールドされていたピーク電圧Vpをサンプルホールドする
から、交流電圧信号Vsの入力が停止した後も、このピー
ク電圧Vpを出力し続ける。
本実施例の負荷検出装置8では、入力停止検出回路17
を備えていて、交流電圧信号Vsの入力が停止した時から
所定の遅れ時間をもってハイレベルの入力停止検出信号
Stを継続して出力する。上記入力停止検出信号Stはピー
クホールド回路12にリセット信号として送られるから、
ピークホールド回路12の出力Phが安定してゼロVに維持
される。また、サンプルホールド回路13はこの信号Stを
受けてサンプリングモードとなり、ピークホールド回路
12のゼロVを表わす出力Phをサンプリングすることにな
る。この結果、サンプルホールド回路13の出力Shがゼロ
Vに維持され、負荷がゼロになったことを確実に制御部
5に知らせることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の制御装置によれば、ピ
ークホールド手段,サンプルホールド手段,波形整形手
段,リセット手段を用いることにより、発電機の負荷変
動を、波形電圧信号の1周期毎に正確に検出でき、この
検出の遅れ時間を非常に短くすることができる。これに
より、発電機の負荷変動に伴う回転数の変動を極めて低
いレベルに抑えることができる。また、入力停止検出手
段により、負荷ゼロ時に、サンプルホールド手段の出力
を確実にゼロVにすることができ、制御部で負荷ゼロに
応答して適切な処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までの図面は本発明の一実施例を示す
ものであり、第1図は負荷検出装置の回路ブロック図、
第2図は第1図の負荷検出装置を組み込んだ発電機の制
御装置の回路ブロック図、第3図は第1図の負荷検出装
置の作用を示すタイムチャートである。 1……発電機、8……負荷検出装置、9……波形電圧信
号発生手段、12……ピークホールド手段、13……サンプ
ルホールド手段、15……波形整形回路(波形整形手
段)、16……立ち下がり検出回路(リセット手段)、L
……負荷。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)発電機に接続された負荷を流れる交
    流電流から、これに対応する波形電圧信号を得る波形電
    圧信号発生手段と、 (ロ)上記波形電圧信号を受け、そのピーク電圧を検出
    してホールドするピークホールド手段と、 (ハ)サンプリング指令信号を受けた時にサンプリング
    モードになって、上記ピークホールド手段からの出力電
    圧をサンプリングし、ホールド指令信号を受けた時に
    は、ホールドモードになって上記ピークホールド手段か
    らの出力電圧をホールドするサンプルホールド手段と、 (ニ)上記波形電圧信号を、ゼロクロス点で交互に切り
    換わる第1電圧レベルと第2電圧レベルを有する矩形波
    に波形整形し、上記第1電圧レベルを上記サンプリング
    指令信号として出力し、上記第2電圧レベルを上記ホー
    ルド指令信号として出力する波形整形手段と、 (ホ)上記矩形波の第1電圧レベルから第2電圧レベル
    への切り換わりに応答して、この切り換わり時点の直後
    に上記ピークホールド手段にリセット信号を出力するリ
    セット手段と、 (ヘ)上記波形電圧信号の入力停止を所定時間の遅れを
    もって検出し、上記サンプルホールド手段にサンプリン
    グ指令信号を出力する入力停止検出手段と、 (ト)上記サンプルホールド手段からの出力電圧をフィ
    ードバック信号として用いて、上記発電機に連結された
    エンジンへの燃料供給を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする発電機の制御装置。
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