JP2517759B2 - エンジンの回転数検知装置 - Google Patents

エンジンの回転数検知装置

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JP2517759B2
JP2517759B2 JP1083015A JP8301589A JP2517759B2 JP 2517759 B2 JP2517759 B2 JP 2517759B2 JP 1083015 A JP1083015 A JP 1083015A JP 8301589 A JP8301589 A JP 8301589A JP 2517759 B2 JP2517759 B2 JP 2517759B2
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久雄 尾野
武司 畑佐
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンの回転数を検知する装置に関する。
〔従来の技術〕
エンジンには通常の場合交流発電機が連結されてお
り、その回転により交流発電を行っている。交流発電機
からの交流出力は整流器で直流に整流され蓄電池に充電
されている。整流器からの直流出力は完全には平滑され
ずリップル状の交流成分が含まれている。この交流成分
の周波数は交流発電機の回転数即ち、エンジンの回転数
に比例する。
従って交流成分の周波数を検知すればエンジンの回転
数を検知することが出来る。
従来の装置は実開昭62−176758号公報に開示されてい
るように、この周波数を検知する為に周波数電圧変換器
を用い、整流器からの直流出力に含まれている交流成分
の周波数を電圧に変換し、機器の制御を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
エンジンの蓄電池の出力には交流発電機からの交流成
分以外にイグニッション、各種モータ、リレー、エアー
コンディショナー等からのノイズが重畳している。これ
らのノイズはデューテイ比の大きなパルス性で、上記従
来技術は、周波数電圧変換器により周波数検出を行った
場合ノイズと交流発電機からの交流成分が混合した周波
数を検出し、ノイズの有無によりその周波数が変動する
点について配慮がされておらず、検出した周波数値の信
頼性に問題があった。
本発明の目的は、正確に、早くエンジンの回転数を検
知することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、エンジンに連結されその回転により発電
を行う交流発電機からの交流出力を直流に整流して充電
する蓄電池の出力側に接続しその出力に含まれる交流分
を増幅する交流増幅回路と、該増幅された交流分を入力
してパルスに整形する波形整形回路と、該パルスを入力
してその周期からエンジンの回転数を検知するパルス幅
検知回路とを備えたエンジンの回転数検知器において、
前記パルス幅検知回路が前記波形整形回路出力にダイオ
ードを介して接続される積分回路と、一方の入力に該積
分回路が接続される比較器と、該比較器の出力を分圧し
て該比較器の他方の入力に供給する分圧回路と、前記波
形整形回路が出力するパルスを入力し前記比較器の他方
の入力へリセットトリガパルスを出力するリセットトリ
ガ回路とを有することにより達成される。
〔作用〕
上記構成によれば、パルス幅検知回路の比較器の他方
の入力へ基準電圧として比較器の出力を分圧して供給す
ることにより、比較器の基準電圧が比較器の出力レベル
に応じて変化し、一方の入力である発電機のリッブルを
整形したパルスが比較器の他方の入力を越えた時に比較
器の出力がHighからlowに反転し、比較器の他方の入力
も低下し比較器の一方の入力が無入力となっても比較器
の他方の入力より高いから比較器の出力はLowを次の比
較器の一方の入力パルスの立上りによりリセットトリガ
パルスの入力まで保持し、比較器が出力するパルスの周
期は比較器の一方の入力パルスの周期と同一で比較器の
出力のHighの状態は、比較器の一方の入力が分圧された
比較器の出力を越えるまでの間即ち積分回路の積分時間
で常に一定であるから比較器の出力のLowの状態は、比
較器の一方の入力パルスの周期からこの一定の積分時間
を差し引いた値であり、比較器からエンジン回転数にダ
イレクトに対応した出力が得られ、ノイズによる影響を
受けず正確に、早くエンジンの回転数を検知することが
できる。
〔発明の実施例〕
本発明の実施例を図や図表を用いて説明する。
第1図は本実施例の構成を示すブロック図である。交
流増幅器1は蓄電池の出力端子から直流出力に重畳して
いる交流分を取り出して増幅する。波形整形器2は交流
増幅器1で増幅した交流分をリミッタアンプ、ヒステリ
シスアンプ等を用いてパルスに整形する。パルス幅検知
回路3は波形整形器2で整形したパルスを入力して、予
めプリセットされた幅より長いか、短かいかを判定検知
して検知信号を出力する。駆動回路4はパルス幅検知回
路3からの検知信号を入力して機器又は他の回路を制御
する。
次に本実施例に用いるパルス幅検知回路3の説明をす
る。本実施例ではパルス幅検知回路3に回路構成が単純
なアナログ式を用いる。アナログ式とは入力波形がHigh
又はLowを維持している時間即ち、パルス幅をアナログ
タイマで検出する回路といえる。サンプリングするパル
ス幅は半周期分若しくは1周期分で十分である。アナロ
グタイマはコンデンサを定電流で充電若しくは放電した
時、コンデンサ両端の電圧はその時間に比例して上昇若
しくは下降するすることを利用する。アナログタイマに
精密さが要求されない場合の定電流回路は、電流を制限
する抵抗器に用いることが出来る。
第2図にパルス幅検知回路3の基本回路を示す。コン
デンサC1、抵抗器R1、コンパレータQ1でアナログタイマ
回路を構成し、ダイオードD1はアナログタイマのセッ
ト、リセット用ダイオードスイッチで抵抗器R2、抵抗器
R3はコンパレータQ1の出力を分圧してコンパレータQ1の
基準電圧を設定する。ダイオードD2、コンデンサC2、抵
抗器R4は出力リセット用トリガ回路を構成する。検知す
べきパルス幅はコンデンサC1、抵抗器R1及び基準電圧に
より設定出来る。アナログタイマはダイオードD1の入力
がLowの時間を検知するが、Highの時間を検知する為に
は反転入力とすれば良い。これら半周期分の時間である
が入力波形の立ち下り又は立ち上りでコンデンサC1をリ
セットすれば1周期分の時間が検知出来る。コンパレー
タQ1の出力に駆動回路4を接続し目的の機器を制御す
る。コンパレータQ1の出力はパルスなので駆動回路4の
入力側には一定時間のホールド回路を必要とする。
第3図を用いてパルス幅検知回路3の動作を説明す
る。波形整形器2の出力をパルス幅検知回路3に入力し
半周期分又は1周期分の時間を検知する。波形整形器2
の出力がLowの時コンデンサC1は放電しリセット状態と
なり、Highの時抵抗器R1を介して電流が流れコンデンサ
C1は允電される。コンパレータQ1の基準電圧Bはコンパ
レータQ1の出力電圧が抵抗器R2、抵抗器R3の分割比で設
定される。コンデンサC1の允電時間の経過につれてコン
パレータQ1の入力電圧Aが上昇し基準電圧Bを越えると
コンパレータQ1の出力は反転しLowとなり抵抗器R2を介
して得ていた基準電圧Bがグランド電位となりコンパレ
ータQ1の入力電圧Aが基準電圧Bを越えた状態にあるの
で、コンパレータQ1の反転出力はLowの状態を維持す
る。そして波形整形器2の出力がLowになるとコンデン
サC1は放電するが、ダイオードD1の順方向電圧がコンパ
レータQ1の入力電圧Aとして残っているので、基準電圧
Bのグランド電位より高くコンパレータQ1の反転出力は
Lowの状態を維持する。次の波形整形器2の出力の立上
りでダイオードD2、コンデンサC2、抵抗器R4からなる出
力リセット用トリガ回路がパルスの微分波形を出力しコ
ンパレータQ1の基準電圧側をトリガしその出力をHighと
する。波形整形器2の出力波形がHighの間にコンパレー
タQ1の入力電圧Aが基準電圧Bを越えなかった場合、コ
ンパレータQ1の出力はHighを維持して反転せず、波形整
形器2の出力がLowとなってもコンパレータQ1のHigh出
力を分圧した基準電圧Bは維持され、従ってコンパレー
タQ1の出力はそのままHighを維持する。即ち,第3図に
示すように波形整形器2の出力がLowの間コンパレータQ
1の出力は直前の状態を維持し、その出力パルス幅は1/2
デューテイ以上に長くなり後続の駆動回路4での処理が
容易になる。
デューテイ比の大きなパルス性のノイズは比較的短い
時間内で単発パルスとみなせる。パルス幅検知回路3は
個々のパルス毎にパルス幅を検知判定する為、パルス幅
検知回路3の出力が一定時間連続した時のみ後続の駆動
回路4を動作させれば単発パルス性のノイズによる影響
を受けずに正確な検知が可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、パルス幅検知回路の比較器の他方の
入力へ基準電圧として比較器の出力を分圧して供給する
ことにより、比較器からエンジン回転数にダイレクトに
対応した出力が得られ、ノイズによる影響を受けず正確
に、早くエンジンの回転数を検知することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る装置の構成を示すブロッ
ク図、第2図は本発明の実施例に係るパルス幅検知回路
の回路図、第3図は本発明の実施例に係るパルス幅検知
回路の波形図である。 1……交流増幅器、2……波形整形器、 3……パルス幅検知回路、4……駆動回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンに連結されその回転により発電を
    行う交流発電機からの交流出力を直流に整流して充電す
    る蓄電池の出力側に接続しその出力に含まれる交流分を
    増幅する交流増幅回路と、該増幅された交流分を入力し
    てパルスに整形する波形整形回路と、該パルスを入力し
    てその周期からエンジンの回転数を検知するパルス幅検
    知回路とを備えたエンジンの回転数検知器において、 前記パルス幅検知回路が前記波形整形回路出力にダイオ
    ードを介して接続される積分回路と、一方の入力に該積
    分回路が接続される比較器と、該比較器の出力を分圧し
    て該比較器の他方の入力に供給する分圧回路と、前記波
    形整形回路が出力するパルスを入力し前記比較器の他方
    の入力へリセットトリガパルスを出力するリセットトリ
    ガ回路とを有すること特徴とするエンジンの回転数検知
    器。
JP1083015A 1989-03-31 1989-03-31 エンジンの回転数検知装置 Expired - Lifetime JP2517759B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618226Y2 (ja) * 1979-08-16 1986-03-13
JPH0762686B2 (ja) * 1985-07-10 1995-07-05 松下電器産業株式会社 タコメ−タ入力回路
JPS62162967A (ja) * 1986-01-13 1987-07-18 Honda Motor Co Ltd 内燃機関のエンジン回転数検出装置

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JPH02262062A (ja) 1990-10-24

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