JPH0762686B2 - タコメ−タ入力回路 - Google Patents
タコメ−タ入力回路Info
- Publication number
- JPH0762686B2 JPH0762686B2 JP15157685A JP15157685A JPH0762686B2 JP H0762686 B2 JPH0762686 B2 JP H0762686B2 JP 15157685 A JP15157685 A JP 15157685A JP 15157685 A JP15157685 A JP 15157685A JP H0762686 B2 JPH0762686 B2 JP H0762686B2
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- Japan
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- transistor
- output
- voltage
- current mirror
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車エンジンのイグニッションパルス信号を
入力とするタコメータ入力回路に関するものである。
入力とするタコメータ入力回路に関するものである。
従来の技術 一般に、自動車エンジンの回転数を検出するタコメータ
は、特公昭56-40300号公報に開示されているように、点
火装置のイグニッションコイルの一次側より得られる信
号電圧によってイグニッションパルス信号を得、このイ
グニッションパルス信号を信号処理することにより、エ
ンジンの回転数に比例した電圧を得る構成である。
は、特公昭56-40300号公報に開示されているように、点
火装置のイグニッションコイルの一次側より得られる信
号電圧によってイグニッションパルス信号を得、このイ
グニッションパルス信号を信号処理することにより、エ
ンジンの回転数に比例した電圧を得る構成である。
従来のタコメータの入力回路の一例を第2図に示す。第
2図において、イグニッションパルス信号が入力される
入力端子1の電圧は、電圧比較器3によって基準電圧2
と比較され、そしてその電圧比較器3の出力によってト
ランジスタQ7がONし、トランジスタQ8,Q9からなる双安
定マルチバイブレータ(以下、フリップフロップ(F.
F)という)をセットする。このF.Fはリセット信号入力
端子4に信号を入力し、トランジスタQ10をONすること
によりリセットされる。
2図において、イグニッションパルス信号が入力される
入力端子1の電圧は、電圧比較器3によって基準電圧2
と比較され、そしてその電圧比較器3の出力によってト
ランジスタQ7がONし、トランジスタQ8,Q9からなる双安
定マルチバイブレータ(以下、フリップフロップ(F.
F)という)をセットする。このF.Fはリセット信号入力
端子4に信号を入力し、トランジスタQ10をONすること
によりリセットされる。
発明が解決しようとする問題点 このような構成のタコメータ入力回路においては、入力
端子1に入力されるイグニッションパルス信号に外乱ノ
イズが含まれている場合、正常な信号が入力された時と
同様に、外乱ノイズによってF.Fがセットされて誤動作
をしてしまう恐れがある。
端子1に入力されるイグニッションパルス信号に外乱ノ
イズが含まれている場合、正常な信号が入力された時と
同様に、外乱ノイズによってF.Fがセットされて誤動作
をしてしまう恐れがある。
本発明はこのような従来の課題を解決するもので、従来
のF.Fと全く同じ動作を行うとともに、外乱ノイズの影
響を受け難いタコメータ入力回路を提供することを目的
とする。
のF.Fと全く同じ動作を行うとともに、外乱ノイズの影
響を受け難いタコメータ入力回路を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、入力レベルを比
較する電圧コンパレータと、この電圧コンパレータの出
力によってスイッチングされる第1のトランジスタと、
この第1のトランジスタによってスイッチングされるカ
レントミラーと、このカレントミラーの出力が抵抗を介
してベースに入力されかつコレクタが前記第1のトラン
ジスタのコレクタに接続された第2のトランジスタと、
前記カレントミラーの出力とグランド間に接続されたコ
ンデンサとを備え、前記カレントミラーと前記抵抗との
接続点より出力を取り出すとともに、前記第1のトラン
ジスタのエミッタと前記第2のトランジスタのエミッタ
を接地した構成としたものである。
較する電圧コンパレータと、この電圧コンパレータの出
力によってスイッチングされる第1のトランジスタと、
この第1のトランジスタによってスイッチングされるカ
レントミラーと、このカレントミラーの出力が抵抗を介
してベースに入力されかつコレクタが前記第1のトラン
ジスタのコレクタに接続された第2のトランジスタと、
前記カレントミラーの出力とグランド間に接続されたコ
ンデンサとを備え、前記カレントミラーと前記抵抗との
接続点より出力を取り出すとともに、前記第1のトラン
ジスタのエミッタと前記第2のトランジスタのエミッタ
を接地した構成としたものである。
作用 本発明は時間幅の狭い入力信号では動作せず、ある一定
時間以上のパルス幅をもった信号のみで動作するため外
乱ノイズによる誤動作がきわめて少なくなる。
時間以上のパルス幅をもった信号のみで動作するため外
乱ノイズによる誤動作がきわめて少なくなる。
実施例 第1図aは本発明のタコメータ入力回路の一実施例を示
す回路図である。第1図aにおいて、1はイグニッショ
ンパルス信号が入力される信号入力端子、2は基準電
圧、3は電圧コンパレータ、4′はリセット信号入力端
子である。Q1は電圧コンパレータ3の出力によってスイ
ッチングされる第1のトランジスタ、Q2は第1のトラン
ジスタQ1のコレクタ・エミッタにコレクタ・エミッタを
それぞれ接続した第2のトランジスタ、R1は第1のトラ
ンジスタQ1のコレクタに接続した抵抗、Q3,Q4は第1の
トランジスタQ1によってスイッチングされるカレントミ
ラーを構成するトランジスタであり、カレントミラーの
出力には抵抗R2を介して第2のトランジスタQ2のベース
が接続されている。
す回路図である。第1図aにおいて、1はイグニッショ
ンパルス信号が入力される信号入力端子、2は基準電
圧、3は電圧コンパレータ、4′はリセット信号入力端
子である。Q1は電圧コンパレータ3の出力によってスイ
ッチングされる第1のトランジスタ、Q2は第1のトラン
ジスタQ1のコレクタ・エミッタにコレクタ・エミッタを
それぞれ接続した第2のトランジスタ、R1は第1のトラ
ンジスタQ1のコレクタに接続した抵抗、Q3,Q4は第1の
トランジスタQ1によってスイッチングされるカレントミ
ラーを構成するトランジスタであり、カレントミラーの
出力には抵抗R2を介して第2のトランジスタQ2のベース
が接続されている。
第1図aにおいて、信号入力端子1が基準電圧2より高
くなると、電圧コンパレータ3の出力はハイレベルにな
り、第1のトランジスタQ1がONしてトランジスタQ3のコ
レクタに、I=(VCC−VBE)/R1の電流が流れる。な
お、VCCは電源電圧,VBEはトランジスタQ3のベース・エ
ミッタ間電圧である。そして、カレントミラーの作用に
よってトランジスタQ4のコレクタに同じ電流が流れ、カ
レントミラーの出力とグランド間に接続したコンデンサ
Cの端子電圧VCは、VC=It/Cの関係で上昇する。つま
り、コンデンサCの端子電圧はVC∝tの関係となる。
くなると、電圧コンパレータ3の出力はハイレベルにな
り、第1のトランジスタQ1がONしてトランジスタQ3のコ
レクタに、I=(VCC−VBE)/R1の電流が流れる。な
お、VCCは電源電圧,VBEはトランジスタQ3のベース・エ
ミッタ間電圧である。そして、カレントミラーの作用に
よってトランジスタQ4のコレクタに同じ電流が流れ、カ
レントミラーの出力とグランド間に接続したコンデンサ
Cの端子電圧VCは、VC=It/Cの関係で上昇する。つま
り、コンデンサCの端子電圧はVC∝tの関係となる。
第1図bに本実施例の回路における要部の信号波形を示
しており、この波形図を用いてさらに詳しく動作を説明
すると、まず正しいイグニッションパルス信号が信号入
力端子1に入力されると、電圧コンパレータ3の出力が
ハイレベルとなって第1のトランジスタQ1がONし、カレ
ントミラーのトランジスタQ4のコレクタに流れる電流に
よりコンデンサCが充電される。この時、正しいパルス
信号の場合、コンデンサCの端子電子VCが第2のトラン
ジスタQ2がONする値まで充電され、これによって第2の
トランジスタQ2がONし、第1図bのような出力信号が得
られる。
しており、この波形図を用いてさらに詳しく動作を説明
すると、まず正しいイグニッションパルス信号が信号入
力端子1に入力されると、電圧コンパレータ3の出力が
ハイレベルとなって第1のトランジスタQ1がONし、カレ
ントミラーのトランジスタQ4のコレクタに流れる電流に
よりコンデンサCが充電される。この時、正しいパルス
信号の場合、コンデンサCの端子電子VCが第2のトラン
ジスタQ2がONする値まで充電され、これによって第2の
トランジスタQ2がONし、第1図bのような出力信号が得
られる。
そして、一定時間後、リセット信号入力端子4′にリセ
ット信号が入力されると、トランジスタQ5がONし、コン
デンサCが放電して端子電圧VCが第2のトランジスタQ2
のベース・エミッタ間電圧VBEより低下した時点で、第
2のトランジスタQ2がOFFとなり、出力信号もOFFとな
る。
ット信号が入力されると、トランジスタQ5がONし、コン
デンサCが放電して端子電圧VCが第2のトランジスタQ2
のベース・エミッタ間電圧VBEより低下した時点で、第
2のトランジスタQ2がOFFとなり、出力信号もOFFとな
る。
一方、正しいイグニッションパルス信号よりもパルスパ
ルス幅の短かい外乱ノイズが信号入力端子1に入力され
た場合、電圧コンパレータ3の出力がハイレベルとな
り、第1のトランジスタQ1がONし、カレントミラーのト
ランジスタQ4に電流が流れてコンデンサCが充電される
が、外乱ノイズの場合、パルス幅が短かいため、コンデ
ンサCの端子電圧VCが第2のトランジスタQ2のベース・
エミッタ間電圧VBEを越えるまでには至らなく、従って
第2のトランジスタQ2がONしないため、出力信号はハイ
レベルとならない。
ルス幅の短かい外乱ノイズが信号入力端子1に入力され
た場合、電圧コンパレータ3の出力がハイレベルとな
り、第1のトランジスタQ1がONし、カレントミラーのト
ランジスタQ4に電流が流れてコンデンサCが充電される
が、外乱ノイズの場合、パルス幅が短かいため、コンデ
ンサCの端子電圧VCが第2のトランジスタQ2のベース・
エミッタ間電圧VBEを越えるまでには至らなく、従って
第2のトランジスタQ2がONしないため、出力信号はハイ
レベルとならない。
すなわち、この回路をセットするにはコンデンサCの端
子電圧VCが第2のトランジスタQ2のベースエ・ミッタ間
電圧VBE以上になるだけの時間幅tが必要であり、ノイ
ズ電圧の様な時間の短いパルスの信号には応答せずt>
C×VBE/Iの条件を満たす入力にだけ応答することとな
る。
子電圧VCが第2のトランジスタQ2のベースエ・ミッタ間
電圧VBE以上になるだけの時間幅tが必要であり、ノイ
ズ電圧の様な時間の短いパルスの信号には応答せずt>
C×VBE/Iの条件を満たす入力にだけ応答することとな
る。
発明の効果 以上述べてきた様に本発明によれば、ノイズに強いタコ
メータの入力回路が構成でき、実用的にきわめて有用で
ある。
メータの入力回路が構成でき、実用的にきわめて有用で
ある。
第1図aは本発明の一実施例におけるタコメータ入力回
路の回路図、第1図bは第1図aの各部のタイミングチ
ャート、第2図は従来のタコメータ入力回路の回路図で
ある。 1……信号入力端子、2……基準電圧、3……電圧コン
パレータ、4……リセット信号入力端子。
路の回路図、第1図bは第1図aの各部のタイミングチ
ャート、第2図は従来のタコメータ入力回路の回路図で
ある。 1……信号入力端子、2……基準電圧、3……電圧コン
パレータ、4……リセット信号入力端子。
Claims (1)
- 【請求項1】入力レベルを比較する電圧コンパレータ
と、この電圧コンパレータの出力によってスイッチング
される第1のトランジスタと、この第1のトランジスタ
によってスイッチングされるカレントミラーと、このカ
レントミラーの出力が抵抗を介してベースに入力されか
つコレクタが前記第1のトランジスタのコレクタに接続
された第2のトランジスタと、前記カレントミラーの出
力とグランド間に接続されたコンデンサとを備え、前記
カレントミラーと前記抵抗との接続点より出力を取り出
すとともに、前記第1のトランジスタのエミッタと前記
第2のトランジスタのエミッタを接地したタコメータ入
力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15157685A JPH0762686B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | タコメ−タ入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15157685A JPH0762686B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | タコメ−タ入力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212864A JPS6212864A (ja) | 1987-01-21 |
JPH0762686B2 true JPH0762686B2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=15521536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15157685A Expired - Fee Related JPH0762686B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | タコメ−タ入力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0762686B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2517759B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1996-07-24 | コピテル工業株式会社 | エンジンの回転数検知装置 |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP15157685A patent/JPH0762686B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6212864A (ja) | 1987-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |