JP2576456B2 - 磁気センサ - Google Patents

磁気センサ

Info

Publication number
JP2576456B2
JP2576456B2 JP3002849A JP284991A JP2576456B2 JP 2576456 B2 JP2576456 B2 JP 2576456B2 JP 3002849 A JP3002849 A JP 3002849A JP 284991 A JP284991 A JP 284991A JP 2576456 B2 JP2576456 B2 JP 2576456B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage value
neutral voltage
magnetoresistive element
magnetic sensor
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3002849A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04348089A (ja
Inventor
順寿 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3002849A priority Critical patent/JP2576456B2/ja
Publication of JPH04348089A publication Critical patent/JPH04348089A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2576456B2 publication Critical patent/JP2576456B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気センサに関し、
さらに詳しくは、磁気抵抗素子を用いた磁気センサに関
する。
【0002】
【従来の技術】図は、従来の磁気センサの一例の等価
回路図である。この磁気センサ51aは、2個の磁気抵
抗素子M1,M2を直列接続した磁気抵抗素子組と2個
の磁気抵抗素子M3,M4を直列接続した磁気抵抗素子
組の2組の磁気抵抗素子組を、電源ライン−Gndライン
間にはしご状に接続し、磁気抵抗素子M1,M4に抵抗
器R1,R4を並列接続して、各磁気抵抗素子組の中性
電圧値Va,Vbが電源電圧Viのほぼ1/2となるよ
うに調整した構成である。
【0003】この磁気センサ51aでは、抵抗器R1,
R4がないと、中性電圧値Va<Vi/2,中性電圧値
Vb>Vi/2となるため、抵抗器R1により中性電圧
値Vaをプルアップし、抵抗R4により中性電圧値Vb
をプルダウンしている。
【0004】しかし、製造上のバラツキにより、中性電
圧値Va>Vi/2,中性電圧値Vb<Vi/2となる
場合もある。この場合には、図に示す磁気センサ51
bのように、抵抗器R2により中性電圧値Vaをプルダ
ウンし、抵抗R3により中性電圧値Vbをプルアップし
て、中性電圧値Va,Vbが電源電圧Viのほぼ1/2
となるように調整する。
【0005】同様に、中性電圧値Va<Vi/2,中性
電圧値Vb<Vi/2となる場合には、図に示す磁気
センサ51cのように、抵抗器R1により中性電圧値V
aをプルアップし、抵抗R3により中性電圧値Vbをプ
ルアップする。また、中性電圧値Va>Vi/2,中性
電圧値Vb>Vi/2となる場合には、図に示す磁気
センサ51dのように、抵抗器R2により中性電圧値V
aをプルダウンし、抵抗R4により中性電圧値Vbをプ
ルダウンする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の磁気センサ
51a〜51dでは、各磁気抵抗素子組ごとに抵抗器を
接続しているが、抵抗器を接続すると、中性電圧値のピ
ークツピークが小さくなってしまい、感度が低下する問
題点がある。また、図〜図の4通りの構造の各々で
温度特性が異なるが、いずれの構造となるかは製造上の
バラツキで決り,不定であるため、ユーザ側でどの様な
温度特性を想定すればよいか決められず、対処が困難と
なる問題点がある。
【0007】そこで、この発明の第1の目的は、中性電
圧値のピークツピークが大きい磁気センサを提供するこ
とにある。また、この発明の第2の目的は、温度特性を
揃えることが出来る磁気センサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の磁気センサ
は、2個の磁気抵抗素子を直列接続した磁気抵抗素子組
を電源ラインとGndライン間に2組並列に接続し、各磁
気抵抗素子組の中で中性電圧値が最高値または最低値の
もの以外の磁気抵抗素子組の電源ライン側の磁気抵抗素
子またはGndライン側の磁気抵抗素子に抵抗器を並列に
接続し、2組の磁気抵抗素子組の中性電圧値がほぼ前記
最高値または最低値となるように調整したことを構成上
の特徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明の磁気センサでは、各磁気抵抗素子組
の中で中性電圧値が最高値(または最低値)のもの以外
の磁気抵抗素子組には抵抗器を接続するが、中性電圧値
が最高値(または最低値)のものには抵抗器を接続しな
い。
【0010】このため、中性電圧値のピークツピークが
抵抗器により小さくなってしまうことが防止され、高い
感度が得られる。また、抵抗器が電源ライン側の磁気抵
抗素子に接続されるか,または,Gndライン側の磁気抵
抗素子に接続され、両者が混在することがないので、温
度特性を揃えることが出来る。
【0011】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を
さらに詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限
定されるものではない。
【0012】図1は、この発明の一実施例の磁気センサ
1aの等価回路図である。この磁気センサ1aは、2個
の磁気抵抗素子M1,M2を直列接続した磁気抵抗素子
組と2個の磁気抵抗素子M3,M4を直列接続した磁気
抵抗素子組の2組の磁気抵抗素子組を、電源ライン−G
ndライン間にはしご状に接続し、磁気抵抗素子M3に抵
抗器R3を並列接続して、中性電圧値Vbが中性電圧値
Vaにほぼ一致するように調整した構成である。
【0013】なお、抵抗器R3がないと中性電圧値Va
>中性電圧値Vbとなるため、中性電圧値の低い方の磁
気抵抗素子組の電源ライン側の磁気抵抗素子M3に抵抗
器R3を並列接続して中性電圧値Vbをプルアップして
いるが、もし、抵抗器R3がないと中性電圧値Va<中
性電圧値Vbとなるなら、中性電圧値の低い方の磁気抵
抗素子組の電源ライン側の磁気抵抗素子M1に抵抗器R
1を並列接続し、中性電圧値Vaをプルアップすればよ
い。しかし、これらは実質的に同一の構成である。
【0014】以上の磁気センサ1aでは、中性電圧値の
高い方の磁気抵抗素子組には抵抗器が接続されないた
め、ピークツピークが抵抗器により小さくなることが防
止され、高い感度が得られる。また、構造が1通りであ
るため、温度特性も1通りに決り、ユーザ側で容易に対
処することが可能となる。
【0015】図2は、この発明の他の実施例の磁気セン
サ1bの等価回路図である。この磁気センサ1bは、2
個の磁気抵抗素子M1,M2を直列接続した磁気抵抗素
子組と2個の磁気抵抗素子M3,M4を直列接続した磁
気抵抗素子組の2組の磁気抵抗素子組を、電源ライン−
Gndライン間にはしご状に接続し、磁気抵抗素子M4に
抵抗器R4を並列接続して、中性電圧値Vbが中性電圧
値Vaにほぼ一致するように調整した構成である。
【0016】抵抗器R4がないと中性電圧値Va<中性
電圧値Vbとなるため、中性電圧値の高い方の磁気抵抗
素子組のGndライン側の磁気抵抗素子M4に抵抗器R4
を並列接続して中性電圧値Vbをプルダウンしている
が、もし、抵抗器R4がないと中性電圧値Va>中性電
圧値Vbとなるなら、中性電圧値の低い方の磁気抵抗素
子組の電源ライン側の磁気抵抗素子M2に抵抗器R2を
並列接続し、中性電圧値Vaをプルダウンすればよい。
しかし、これらは実質的に同一の構成である。
【0017】以上の磁気センサ1bでは、中性電圧値の
低い方の磁気抵抗素子組には抵抗器が接続されないた
め、ピークツピークが抵抗器により小さくなることが防
止され、高い感度が得られる。また、構造が1通りであ
るため、温度特性も1通りに決り、ユーザ側で容易に対
処することが可能となる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【発明の効果】この発明の磁気センサによれば、中性電
圧値の最高値または最低値の磁気抵抗素子組には抵抗器
が接続されないため、ピークツピークが抵抗器により小
さくなることが防止され、高い感度が得られる。
【0025】また、構造が1通りとなるため、温度特性
も1通りに決り、ユーザ側で容易に対処することが可能
となり、システムとしての温度特性を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の磁気センサの等価回路図
である。
【図2】この発明の他の実施例の磁気センサの等価回路
図である。
【図3】従来の磁気センサの一例の等価回路図である。
【図4】従来の磁気センサの他の一例の等価回路図であ
る。
【図5】従来の磁気センサのさらに他の一例の等価回路
図である。
【図6】従来の磁気センサのさらにまた他の一例の等価
回路図である。
【符号の説明】
1a 磁気センサ 1b 磁気センサ M1 磁気抵抗素子 M2 磁気抵抗素子 M3 磁気抵抗素子 M4 磁気抵抗素子 R1 抵抗 R2 抵抗 R3 抵抗 R4 抵抗 Va 中性電圧値 Vb 中性電圧値 Vi 電源電圧値

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個の磁気抵抗素子を直列接続した磁気
    抵抗素子組を電源ラインGndライン間2組並列に
    続し、各磁気抵抗素子組の中で中性電圧値が最高値また
    は最低値のもの以外の磁気抵抗素子組の電源ライン側の
    磁気抵抗素子またはGndライン側の磁気抵抗素子に抵抗
    器を並列に接続し、2組の磁気抵抗素子組の中性電圧値
    がほぼ前記最高値または最低値となるように調整したこ
    とを特徴とする磁気センサ。
JP3002849A 1991-01-14 1991-01-14 磁気センサ Expired - Lifetime JP2576456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3002849A JP2576456B2 (ja) 1991-01-14 1991-01-14 磁気センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3002849A JP2576456B2 (ja) 1991-01-14 1991-01-14 磁気センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04348089A JPH04348089A (ja) 1992-12-03
JP2576456B2 true JP2576456B2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=11540850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3002849A Expired - Lifetime JP2576456B2 (ja) 1991-01-14 1991-01-14 磁気センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2576456B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009054182A1 (ja) 2007-10-25 2009-04-30 Fuji Electric Holdings Co., Ltd. スピンバルブ素子及びその製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5684764U (ja) * 1979-12-03 1981-07-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04348089A (ja) 1992-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5051628A (en) Integrated filter circuit
JP2576456B2 (ja) 磁気センサ
JPH0537822A (ja) ガンマ補正回路
JP2591301B2 (ja) 折れ線特性回路
JPH0534028Y2 (ja)
US20050206442A1 (en) Constant current circuit and active filter circuit using the same
JPH06101671B2 (ja) 電圧比較回路
JPS62109296A (ja) トランジスタ回路
JP3270304B2 (ja) ホールバイアス回路
JPS60153612A (ja) 電流反転回路
JP3523103B2 (ja) 半導体トリミング回路およびそのトリミング方法
JPH0425210A (ja) 出力電圧制御回路
JP2579932B2 (ja) ヒステリシスコンパレ−タ
JPS5873213A (ja) カレントミラ−回路
JP2730107B2 (ja) カレントミラー回路
JP2815038B2 (ja) 半導体集積回路のトリミング装置
JP3166806B2 (ja) 電流検出回路
JPH08307205A (ja) 複数入力フィルタ回路
JPH10282158A (ja) 電流検出回路
JPH02137510A (ja) 電流制御型利得可変増幅器
JPH05343975A (ja) 半導体集積回路
JPS5872299A (ja) ダンピング回路
JPH0389704A (ja) 光集積回路
JPH0247559A (ja) 電圧弁別回路
JPH04273486A (ja) 磁気抵抗素子およびその中点電圧の調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 15