JP2576288B2 - 苗植機における苗供給装置 - Google Patents
苗植機における苗供給装置Info
- Publication number
- JP2576288B2 JP2576288B2 JP6155558A JP15555894A JP2576288B2 JP 2576288 B2 JP2576288 B2 JP 2576288B2 JP 6155558 A JP6155558 A JP 6155558A JP 15555894 A JP15555894 A JP 15555894A JP 2576288 B2 JP2576288 B2 JP 2576288B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- seedlings
- bottom plate
- feed
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、苗植機の苗供給
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】この種の従来技術としては、実
開昭56−30726号公報に示すように、底板に2つ
の苗送りベルトを設けて、それにより底板上に載置され
た苗を送り出すものがある。併し乍ら、該従来の2つの
苗送りベルトはその横幅よりも幅広い間隔をおいて底板
に対して配設されているために、苗の送りが確実に行な
われず欠株や苗崩れの原因となっていた。また、載置さ
れた苗の減少を検出する手段も施されていないものであ
った。
開昭56−30726号公報に示すように、底板に2つ
の苗送りベルトを設けて、それにより底板上に載置され
た苗を送り出すものがある。併し乍ら、該従来の2つの
苗送りベルトはその横幅よりも幅広い間隔をおいて底板
に対して配設されているために、苗の送りが確実に行な
われず欠株や苗崩れの原因となっていた。また、載置さ
れた苗の減少を検出する手段も施されていないものであ
った。
【0003】この発明は、苗の送りが確実で欠株や苗崩
れが発生することを防止し、適確な苗の減少を検出でき
る苗供給装置を得ることを目的とする。
れが発生することを防止し、適確な苗の減少を検出でき
る苗供給装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来の課題
を解決するために、機体に支持されて左右往復動する苗
載台13の底板13bの上下方向の中央部よりも下側に
幅狭な苗受板部を残して設けた左右孔に各々苗床を受け
て移送する苗送りベルト21・21を配置して、該2つ
の苗送りベルト21・21は、そのベルト横幅よりも狭
い間隔をあけて左右に並設された構成とすると共に、2
つの苗送りベルト21・21が苗送り作用をする上下方
向の幅内の苗Aの有無を検出する検出体30を設けて、
苗載台13に載置された苗の減少を検出する構成とした
ことを特徴とする苗植機における苗供給装置としたもの
である。
を解決するために、機体に支持されて左右往復動する苗
載台13の底板13bの上下方向の中央部よりも下側に
幅狭な苗受板部を残して設けた左右孔に各々苗床を受け
て移送する苗送りベルト21・21を配置して、該2つ
の苗送りベルト21・21は、そのベルト横幅よりも狭
い間隔をあけて左右に並設された構成とすると共に、2
つの苗送りベルト21・21が苗送り作用をする上下方
向の幅内の苗Aの有無を検出する検出体30を設けて、
苗載台13に載置された苗の減少を検出する構成とした
ことを特徴とする苗植機における苗供給装置としたもの
である。
【0005】
【発明の作用効果】この発明によると、2つの苗送りベ
ルト21・21はそのベルト横幅よりも狭い間隔をあけ
て左右に並設されているので、底板13b上に載置され
た苗Aは適確に幅広の2つの苗送りベルト21・21に
て受けられて移送され欠株や苗崩れ等が生じることを防
止でき、また、2つの苗送りベルト21・21が苗送り
作用をする上下方向の幅内の苗Aの有無を検出する検出
体30を設けたので、上述のように適確に幅広の2つの
苗送りベルト21・21にて受けられて苗の横移動等が
防止されている部分の苗を検出することになり、誤検出
が防止されて適確な苗減少の検出ができ、適切な苗植え
作業が行なえる。そして、上記のように底板13bの上
下方向の中央部よりも下側に設けた2つの苗送りベルト
21・21にて受けられている部分の苗を検出する検出
体30が苗の減少を検出した場合には、2つの苗送りベ
ルト21・21は底板13bの上下方向の中央部よりも
下側にあるので、作業者はその苗を供給する際に、苗の
供給時には苗が下方向に滑り難い苗送りベルト21・2
1がない苗載台13の上下方向の中央部よりも上側の広
い底板13b部分に苗を載置供給することができて苗供
給が容易であると共に、供給された苗は上側の広い底板
13b部分を下方に滑らかに移動し、残り苗の上端にき
れいに接合して欠株の発生を防止することができる。
ルト21・21はそのベルト横幅よりも狭い間隔をあけ
て左右に並設されているので、底板13b上に載置され
た苗Aは適確に幅広の2つの苗送りベルト21・21に
て受けられて移送され欠株や苗崩れ等が生じることを防
止でき、また、2つの苗送りベルト21・21が苗送り
作用をする上下方向の幅内の苗Aの有無を検出する検出
体30を設けたので、上述のように適確に幅広の2つの
苗送りベルト21・21にて受けられて苗の横移動等が
防止されている部分の苗を検出することになり、誤検出
が防止されて適確な苗減少の検出ができ、適切な苗植え
作業が行なえる。そして、上記のように底板13bの上
下方向の中央部よりも下側に設けた2つの苗送りベルト
21・21にて受けられている部分の苗を検出する検出
体30が苗の減少を検出した場合には、2つの苗送りベ
ルト21・21は底板13bの上下方向の中央部よりも
下側にあるので、作業者はその苗を供給する際に、苗の
供給時には苗が下方向に滑り難い苗送りベルト21・2
1がない苗載台13の上下方向の中央部よりも上側の広
い底板13b部分に苗を載置供給することができて苗供
給が容易であると共に、供給された苗は上側の広い底板
13b部分を下方に滑らかに移動し、残り苗の上端にき
れいに接合して欠株の発生を防止することができる。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例である乗用型田植機を図
面に基づき詳細に説明する。1は、乗用牽引車で、その
機体2の前側上部に搭載されていてボンネット3で覆わ
れた原動機によって伝動回転される左右一対の前車輪4
・4と後車輪5・5とが下側部に設けられ、ボンネット
3の後側にステアリングポストを設けてこれにハンドル
6を設け、そのハンドルの後方に操縦席7を設けてい
る。8は、チエンケースで、機体2の一部を構成するミ
ッションケースの左右から斜後下に伸び、その下端に前
記の後車輪5・5が装着されている。
面に基づき詳細に説明する。1は、乗用牽引車で、その
機体2の前側上部に搭載されていてボンネット3で覆わ
れた原動機によって伝動回転される左右一対の前車輪4
・4と後車輪5・5とが下側部に設けられ、ボンネット
3の後側にステアリングポストを設けてこれにハンドル
6を設け、そのハンドルの後方に操縦席7を設けてい
る。8は、チエンケースで、機体2の一部を構成するミ
ッションケースの左右から斜後下に伸び、その下端に前
記の後車輪5・5が装着されている。
【0007】9は、操縦席7の支枠で、左右のチエンケ
ース8・8を連結して背視面で門型に設けられている。
10は、予備苗載置台で、前記支枠9の左右両側に設け
られている。11は、照準器で、前記ボンネット3の中
央の前部上に設けられている。そして、この照準器11
にはランプLが内装されており、後述する苗タンク内に
苗が少なくなったときにランプLが点灯して信号(警
告)を発するようになっている。12は、田植機枠で、
主植付ミッションケース12aが主体となっており、こ
の機枠12の上部に左右に往復移動するよう苗載台13
を後方が下位になるよう斜設してあり、機枠12の後端
側に苗植付装置14…を装着している。
ース8・8を連結して背視面で門型に設けられている。
10は、予備苗載置台で、前記支枠9の左右両側に設け
られている。11は、照準器で、前記ボンネット3の中
央の前部上に設けられている。そして、この照準器11
にはランプLが内装されており、後述する苗タンク内に
苗が少なくなったときにランプLが点灯して信号(警
告)を発するようになっている。12は、田植機枠で、
主植付ミッションケース12aが主体となっており、こ
の機枠12の上部に左右に往復移動するよう苗載台13
を後方が下位になるよう斜設してあり、機枠12の後端
側に苗植付装置14…を装着している。
【0008】即ち、第3図は、4条用の苗載台13で、
左右に側板13a・13aが設けられた4枚の底板13
b…で構成され、底板13b…の後端と前端とはいずれ
も開放されている。15・16は、苗載台13の裏面を
支持して左右に往復動可能とした支持体である。
左右に側板13a・13aが設けられた4枚の底板13
b…で構成され、底板13b…の後端と前端とはいずれ
も開放されている。15・16は、苗載台13の裏面を
支持して左右に往復動可能とした支持体である。
【0009】17は、苗受け枠で、側面視で略々L字状
になっていて前記支持体15と一体に設けられ、前記苗
載台13の下端で田植機枠12に固着され、苗載台13
の全幅よりも長く設けられ、それぞれの底板13b…に
対応して苗分割口18…が設けられている。また、苗植
付装置14…は、苗載台13の下側に位置する主植付ミ
ッションケース12aから左右に所定の間隔をおいて後
方へ延ばした一対の副植付ミッションケース12b・1
2bの後端に左右にクランクと揺動作動体とによって取
付けられ、その植付爪14a…が前記苗分割口18…を
上から下に向って通り抜けるように旋回して苗を欠ぎ取
り、下の土壌面へ植付けるように設けられている。
になっていて前記支持体15と一体に設けられ、前記苗
載台13の下端で田植機枠12に固着され、苗載台13
の全幅よりも長く設けられ、それぞれの底板13b…に
対応して苗分割口18…が設けられている。また、苗植
付装置14…は、苗載台13の下側に位置する主植付ミ
ッションケース12aから左右に所定の間隔をおいて後
方へ延ばした一対の副植付ミッションケース12b・1
2bの後端に左右にクランクと揺動作動体とによって取
付けられ、その植付爪14a…が前記苗分割口18…を
上から下に向って通り抜けるように旋回して苗を欠ぎ取
り、下の土壌面へ植付けるように設けられている。
【0010】19・20・20は、中央部及び側部の整
地フロートで前記田植機枠12の下部に前部が上下動自
在に設けられている。21…は、苗送りベルトで、左右
側板13a・13a近くから底板13bの横幅の1/3
以上の中央側に至る広幅のゴムベルトからなり、その上
面には突起a…が多数設けられており、前記苗載台13
の下側位の底板13b…の左右中央部を縦方向に少し残
して(苗送りベルト21の横幅よりも幅狭に残して)前
後に長く穿った長孔22…内に上面が底板13b…より
も上に突出するよう設けられていて、これらの苗送りベ
ルト21…が巻き掛けている上下一組の従動ローラ24
…・駆動ローラ23…が苗載台13に一体に架設されて
いる。そして、この下側の駆動ローラ23…は、ラチェ
ット(図示せず)が介装される軸25によって支架さ
れ、そのラチェットレバー26が、前記主植付ミッショ
ンケース12aの側部で回転している駆動回転子27に
係合するとき、駆動ローラ23…が回転して苗送りベル
ト21…を矢印イ方向に回転するよう設けられている。
そして、該回転子27とラチェットレバー26とは、苗
載台13が左右の横端に至ったときにのみ係合するよう
に設けられている。
地フロートで前記田植機枠12の下部に前部が上下動自
在に設けられている。21…は、苗送りベルトで、左右
側板13a・13a近くから底板13bの横幅の1/3
以上の中央側に至る広幅のゴムベルトからなり、その上
面には突起a…が多数設けられており、前記苗載台13
の下側位の底板13b…の左右中央部を縦方向に少し残
して(苗送りベルト21の横幅よりも幅狭に残して)前
後に長く穿った長孔22…内に上面が底板13b…より
も上に突出するよう設けられていて、これらの苗送りベ
ルト21…が巻き掛けている上下一組の従動ローラ24
…・駆動ローラ23…が苗載台13に一体に架設されて
いる。そして、この下側の駆動ローラ23…は、ラチェ
ット(図示せず)が介装される軸25によって支架さ
れ、そのラチェットレバー26が、前記主植付ミッショ
ンケース12aの側部で回転している駆動回転子27に
係合するとき、駆動ローラ23…が回転して苗送りベル
ト21…を矢印イ方向に回転するよう設けられている。
そして、該回転子27とラチェットレバー26とは、苗
載台13が左右の横端に至ったときにのみ係合するよう
に設けられている。
【0011】28…は、検出器で、マイクロスイッチ2
9…と検出体30…とからなり、それぞれの検出体30
が前記の左右一対の苗送りベルト21・21間でその苗
送り作用をする上下方向の幅内の平板状の苗Aの有無を
検出するように、苗タンク底板13bに穿たれた孔31
から苗送りベルト21の上面位よりも高く突出した形態
にばね32で弾持されている。そして、検出体30は、
側面視で、ローラ23・24間の苗送りベルト21が直
線的な位置で起立している。33は、検出体30の回転
支軸である。マイクロスイッチ29…は、苗載台13の
底板13bの裏側に取付けられていて、前記検出体30
…が平板状の苗Aの重量で押付けられるとスイッチ29
…がOFFとなり、押付けられないとばね32…の附勢
力によってスイッチ29…がONするように設けられて
いる。
9…と検出体30…とからなり、それぞれの検出体30
が前記の左右一対の苗送りベルト21・21間でその苗
送り作用をする上下方向の幅内の平板状の苗Aの有無を
検出するように、苗タンク底板13bに穿たれた孔31
から苗送りベルト21の上面位よりも高く突出した形態
にばね32で弾持されている。そして、検出体30は、
側面視で、ローラ23・24間の苗送りベルト21が直
線的な位置で起立している。33は、検出体30の回転
支軸である。マイクロスイッチ29…は、苗載台13の
底板13bの裏側に取付けられていて、前記検出体30
…が平板状の苗Aの重量で押付けられるとスイッチ29
…がOFFとなり、押付けられないとばね32…の附勢
力によってスイッチ29…がONするように設けられて
いる。
【0012】そして、第4図に示した通りの電気回路で
各検出器28のマイクロスイッチ29は、ランプLに通
電されている。34は、メインスイッチである。35
は、昇降リンクで、上リンク35aと下リンク35bの
基部を前記支柱枠9に枢着し、両リンクの先端部を縦リ
ンク35cで連結して、この縦リンク35cに前記田植
機枠12をローリング軸を介して回動自由に取付けてい
る。
各検出器28のマイクロスイッチ29は、ランプLに通
電されている。34は、メインスイッチである。35
は、昇降リンクで、上リンク35aと下リンク35bの
基部を前記支柱枠9に枢着し、両リンクの先端部を縦リ
ンク35cで連結して、この縦リンク35cに前記田植
機枠12をローリング軸を介して回動自由に取付けてい
る。
【0013】36は、油圧シリンダー装置で、牽引車1
の機体側にシリンダーの基部が枢着され、ピストンの先
端と前記上リンク35aに止着のアームとを連結して、
昇降リンク35を上下に作動させて田植機枠12を上下
動するよう構成したものである。上例の構成において、
マット状に成育した平面視で長方形の平板状の苗A…を
苗タンク13の各底板13b…上に供給して田植機を稼
動する。
の機体側にシリンダーの基部が枢着され、ピストンの先
端と前記上リンク35aに止着のアームとを連結して、
昇降リンク35を上下に作動させて田植機枠12を上下
動するよう構成したものである。上例の構成において、
マット状に成育した平面視で長方形の平板状の苗A…を
苗タンク13の各底板13b…上に供給して田植機を稼
動する。
【0014】このとき、それぞれの検出体30…は、平
板状の苗A…の下にあって倒伏し、それぞれのスイッチ
29…がOFFとなってランプLが消えている。ここ
に、その平板状の苗A…の下端が苗受け枠17の内壁面
に接触した状態で苗載台13が左右に移動するので、苗
分割口18…を上から下に通り抜けている植付爪14a
…でそれぞれ一株分の苗が欠ぎ取られ、この欠ぎ取られ
た苗は、そのまま下降して下の泥面に差し込まれる。そ
れぞれの平板状の苗A…は、横向に一株分ごと欠ぎ取ら
れ、苗載台13が横端に達したとき、横の一列分が欠ぎ
取られるが、このとき、回転子27がラチェットレバー
26を押し回し、軸25が下の駆動ローラ23…を回
し、苗送りベルト21…が矢印イ方向に旋回し、平板状
の苗A…が欠ぎ取られた分だけ下降する。このようにし
て田植作業が進むと、平板状の苗A…の上端が下降し、
その1つが検出体30の上を通り過ぎる。すると、検出
体30がばね32で引かれて起立し、マイクロスイッチ
29がONしてランプLが灯火する。オペレータは、こ
の灯火されたランプLを見て、田植機の運転を止め、予
備苗載台10上の予備の平板状の苗Aを、苗が残り少な
くなった部位の底板13b上に供給してその上の平板状
の苗Aの上端に継ぎ足す。
板状の苗A…の下にあって倒伏し、それぞれのスイッチ
29…がOFFとなってランプLが消えている。ここ
に、その平板状の苗A…の下端が苗受け枠17の内壁面
に接触した状態で苗載台13が左右に移動するので、苗
分割口18…を上から下に通り抜けている植付爪14a
…でそれぞれ一株分の苗が欠ぎ取られ、この欠ぎ取られ
た苗は、そのまま下降して下の泥面に差し込まれる。そ
れぞれの平板状の苗A…は、横向に一株分ごと欠ぎ取ら
れ、苗載台13が横端に達したとき、横の一列分が欠ぎ
取られるが、このとき、回転子27がラチェットレバー
26を押し回し、軸25が下の駆動ローラ23…を回
し、苗送りベルト21…が矢印イ方向に旋回し、平板状
の苗A…が欠ぎ取られた分だけ下降する。このようにし
て田植作業が進むと、平板状の苗A…の上端が下降し、
その1つが検出体30の上を通り過ぎる。すると、検出
体30がばね32で引かれて起立し、マイクロスイッチ
29がONしてランプLが灯火する。オペレータは、こ
の灯火されたランプLを見て、田植機の運転を止め、予
備苗載台10上の予備の平板状の苗Aを、苗が残り少な
くなった部位の底板13b上に供給してその上の平板状
の苗Aの上端に継ぎ足す。
【0015】このとき、左右の平板状の苗A…のうち、
その上端が苗送りベルト21…の上端にかかって、苗送
りベルト21…の上端が現れているものがあると、ラン
プLが灯火していなくても、その上に新たな平板状の苗
Aを継ぎ足し、田植機の運転を停止する頻度を少くして
能率の良い作業を行う。特に、2つの苗送りベルト21
・21はそのベルト横幅よりも狭い間隔をあけて左右に
並設されているので、底板13b上に載置された苗Aは
適確に幅広の2つの苗送りベルト21・21にて受けら
れて移送され欠株や苗崩れ等が生じることを防止でき、
また、2つの苗送りベルト21・21が苗送り作用をす
る上下方向の幅内の苗Aの有無を検出する検出体30を
設けたので、上述のように適確に幅広の2つの苗送りベ
ルト21・21にて受けられて苗の横移動等が防止され
ている部分の苗を検出することになり、誤検出が防止さ
れて適確な苗減少の検出ができ、適切な苗植え作業が行
なえる。
その上端が苗送りベルト21…の上端にかかって、苗送
りベルト21…の上端が現れているものがあると、ラン
プLが灯火していなくても、その上に新たな平板状の苗
Aを継ぎ足し、田植機の運転を停止する頻度を少くして
能率の良い作業を行う。特に、2つの苗送りベルト21
・21はそのベルト横幅よりも狭い間隔をあけて左右に
並設されているので、底板13b上に載置された苗Aは
適確に幅広の2つの苗送りベルト21・21にて受けら
れて移送され欠株や苗崩れ等が生じることを防止でき、
また、2つの苗送りベルト21・21が苗送り作用をす
る上下方向の幅内の苗Aの有無を検出する検出体30を
設けたので、上述のように適確に幅広の2つの苗送りベ
ルト21・21にて受けられて苗の横移動等が防止され
ている部分の苗を検出することになり、誤検出が防止さ
れて適確な苗減少の検出ができ、適切な苗植え作業が行
なえる。
【0016】そして、上記のように底板13bの上下方
向の中央部よりも下側に設けた2つの苗送りベルト21
・21にて受けられている部分の苗を検出する検出体3
0が苗の減少を検出した場合には、2つの苗送りベルト
21・21は底板13bの上下方向の中央部よりも下側
にあるので、作業者はその苗を供給する際に、苗の供給
時には苗が下方向に滑り難い苗送りベルト21・21が
ない苗載台13の上下方向の中央部よりも上側の広い底
板13b部分に苗を載置供給することができて苗供給が
容易であると共に、供給された苗は上側の広い底板13
b部分を下方に滑らかに移動し、残り苗の上端にきれい
に接合して欠株の発生を防止することができる。
向の中央部よりも下側に設けた2つの苗送りベルト21
・21にて受けられている部分の苗を検出する検出体3
0が苗の減少を検出した場合には、2つの苗送りベルト
21・21は底板13bの上下方向の中央部よりも下側
にあるので、作業者はその苗を供給する際に、苗の供給
時には苗が下方向に滑り難い苗送りベルト21・21が
ない苗載台13の上下方向の中央部よりも上側の広い底
板13b部分に苗を載置供給することができて苗供給が
容易であると共に、供給された苗は上側の広い底板13
b部分を下方に滑らかに移動し、残り苗の上端にきれい
に接合して欠株の発生を防止することができる。
【図1】乗用型田植機の全体側面図である。
【図2】要部の一部断面側面図である。
【図3】要部の平面図である。
【図4】電気回路図である。
13 苗載台 13a 側板 13b 底板 14a 植付爪 21 苗送りベルト 23 駆動ロー
ラ 24 従動ローラ 30 検出体 A 苗
ラ 24 従動ローラ 30 検出体 A 苗
Claims (1)
- 【請求項1】 機体に支持されて左右往復動する苗載台
13の底板13bの上下方向の中央部よりも下側に幅狭
な苗受板部を残して設けた左右孔に各々苗床を受けて移
送する苗送りベルト21・21を配置して、該2つの苗
送りベルト21・21は、そのベルト横幅よりも狭い間
隔をあけて左右に並設された構成とすると共に、2つの
苗送りベルト21・21が苗送り作用をする上下方向の
幅内の苗Aの有無を検出する検出体30を設けて、苗載
台13に載置された苗の減少を検出する構成としたこと
を特徴とする苗植機における苗供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6155558A JP2576288B2 (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 苗植機における苗供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6155558A JP2576288B2 (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 苗植機における苗供給装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9942993A Division JPH0622619A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 苗植機における苗供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746918A JPH0746918A (ja) | 1995-02-21 |
JP2576288B2 true JP2576288B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=15608687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6155558A Expired - Lifetime JP2576288B2 (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | 苗植機における苗供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576288B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109258022A (zh) * | 2018-08-17 | 2019-01-25 | 江苏大学 | 一种断秧监测及消除装置及控制方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5959430A (en) * | 1997-03-07 | 1999-09-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power conversion system |
CN101939901B (zh) | 2008-02-13 | 2013-09-04 | 三菱电机株式会社 | 功率转换装置 |
WO2010049976A1 (ja) | 2008-10-31 | 2010-05-06 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
JP5156149B1 (ja) | 2012-01-18 | 2013-03-06 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4723538U (ja) * | 1971-04-09 | 1972-11-16 | ||
JPS5910762B2 (ja) * | 1975-10-01 | 1984-03-12 | イセキノウキ カブシキガイシヤ | タウエキノナエジドウキヨウキユウソウチ |
JPS5760835Y2 (ja) * | 1978-08-26 | 1982-12-25 | ||
JPS619534Y2 (ja) * | 1978-10-16 | 1986-03-26 | ||
JPS5588609A (en) * | 1978-12-23 | 1980-07-04 | Sato Zoki Co Ltd | Vertical conveying device of nursery plant |
JPS5589973A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-08 | Fujitsu Ltd | Mounting method of magnetic bubble memory chip |
JPS5518500U (ja) * | 1979-05-29 | 1980-02-05 | ||
JPS6314596Y2 (ja) * | 1979-06-07 | 1988-04-23 | ||
JPS56129217U (ja) * | 1980-02-28 | 1981-10-01 | ||
JPS6140091Y2 (ja) * | 1980-06-25 | 1986-11-17 | ||
JPS5716604A (en) * | 1980-06-30 | 1982-01-28 | Iseki Agricult Mach | Nursery plant transplanter |
JPS57100833U (ja) * | 1980-12-15 | 1982-06-21 | ||
JPS57152819A (en) * | 1981-03-14 | 1982-09-21 | Iseki Agricult Mach | Nursery plant tank slider of nursery plant planting device |
-
1994
- 1994-07-07 JP JP6155558A patent/JP2576288B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109258022A (zh) * | 2018-08-17 | 2019-01-25 | 江苏大学 | 一种断秧监测及消除装置及控制方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0746918A (ja) | 1995-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2576288B2 (ja) | 苗植機における苗供給装置 | |
JP4798345B2 (ja) | 複数条植えの苗移植機 | |
JP2011030434A (ja) | 苗植機 | |
JP2011072232A (ja) | 苗移植機 | |
JP2010172208A (ja) | 苗植機 | |
JPH0622619A (ja) | 苗植機における苗供給装置 | |
JPH0446526B2 (ja) | ||
JP4982133B2 (ja) | 苗箱並べ機 | |
JP5088723B2 (ja) | 苗植機 | |
JP2002253010A (ja) | 移植機の苗トレイ縦送り機構 | |
JP6956690B2 (ja) | 田植機 | |
JP2556301B2 (ja) | 苗植機の苗載台 | |
JP2001016931A (ja) | 田植機 | |
JP5070786B2 (ja) | 苗植機 | |
JP2000060228A (ja) | 移植機 | |
JP3594327B2 (ja) | 結球野菜収穫機 | |
JP2001016928A (ja) | 田植機の苗植付装置 | |
JPH0711544Y2 (ja) | 苗載台の苗送り機構 | |
JPH0722450B2 (ja) | 田植機 | |
JP2006121967A (ja) | 苗移植機 | |
JP4036811B2 (ja) | 苗植付装置の苗のせ台 | |
JPH0974834A (ja) | 移植機の機体高さ調整装置 | |
JP2001016930A (ja) | 田植機の苗植付装置 | |
KR20200077502A (ko) | 전식기 | |
JPH052608U (ja) | 移植機における植付部のスタンド装置 |