JP2575131Y2 - レンズのアクセサリ着脱機構 - Google Patents

レンズのアクセサリ着脱機構

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JP2575131Y2
JP2575131Y2 JP1993000127U JP12793U JP2575131Y2 JP 2575131 Y2 JP2575131 Y2 JP 2575131Y2 JP 1993000127 U JP1993000127 U JP 1993000127U JP 12793 U JP12793 U JP 12793U JP 2575131 Y2 JP2575131 Y2 JP 2575131Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レンズ鏡筒の先端部に
レンズフード等のアクセサリを着脱するための着脱機構
に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】レンズ鏡筒には、レンズ
画角以外からの有害光線を防止するためのレンズフード
等のアクセサリをその鏡筒先端部に取り付け可能とした
ものがある。レンズ鏡筒にレンズフード等のアクセサリ
を着脱する手段としてバヨネット機構を採用したもので
は、レンズ鏡筒側またはアクセサリ側に金属性のバネ部
材を設け、このバネ部材により互いのバヨネット爪の重
り合った部分を前後方向またはレンズ鏡筒の半径方向に
押圧して両爪間の摩擦力で固定するものが一般的であ
る。この従来の構造では、金属バネと摺動する摺動部材
に傷が付き易いという欠点があった。レンズ鏡筒の先端
部は特に目に付き易い箇所であるため、傷が付くことは
外観上好ましくない。
【0003】また、アクセサリ本体を合成樹脂等の弾性
変形可能な材料で形成し、該アクセサリ側に設けられた
複数の爪部によりアクセサリ本体を半径方向に変形さ
せ、その反力によりレンズ鏡筒側に固定するものが知ら
れている。この従来の構造では、温度変化によりアクセ
サリ本体が膨張または収縮するので、アクセサリを着脱
する際における着脱トルクの変動が大きいという欠点が
ある。なお、この着脱トルクとは、アクセサリの脱落防
止、装着状態でのがたつき防止、回動装着および回動脱
着途中での着脱感を与える等のためのもので、アクセサ
リの回動装着および回動脱着時、レンズ鏡筒とアクセサ
リそれぞれの所定の部材の互いの摺動摩擦により発生す
る一定のトルクのことである。
【0004】
【考案の目的】本考案は、上述のような従来の問題点に
鑑みて成されたもので、レンズ鏡筒の先端部にレンズフ
ード等のアクセサリをバヨネット機構を用いて着脱可能
とする着脱機構において、レンズ鏡筒先端部の摺動部分
に傷が付きにくく、温度変化による着脱トルクの変動が
少なく、またコストパフォーマンスに優れたレンズのア
クセサリ着脱機構を提供することを目的とする。
【0005】
【考案の概要】本考案によるレンズのアクセサリ着脱機
構は、レンズ鏡筒先端の筒状部に、アクセサリの筒状部
を着脱するための機構であって、上記レンズ鏡筒先端の
筒状部は、その外周に等角度間隔で突出形成された複数
のバヨネット爪を備え、上記アクセサリの筒状部は、そ
の内周に、隣り合うバヨネット爪の間に進入可能な幅を
有し、このバヨネット爪に係合可能な等角度間隔で形成
された複数の係合駒を備え、この係合駒は、バヨネット
爪が形成されている円周方向に関し、対称形状をなす一
対が交互に設けられており、その一方の係合駒は、バヨ
ネット爪の裏面に弾性係合し、他方の係合駒は、上記一
方の係合駒がバヨネット爪の裏面に弾性係合していると
き、他のバヨネット爪の前面に弾性係合することを特徴
としている。
【0006】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本考案を説明す
る。図1ないし図9は、本考案による着脱機構の第1実
施例を示すものである。図1および図2は、本考案によ
る着脱機構を適用したレンズ鏡筒10、および該レンズ
鏡筒10の前端部に着脱可能なレンズフード20をそれ
ぞれに示している。レンズ鏡筒10は、例えば一眼レフ
カメラに用いられる交換式レンズの鏡筒であり、その前
方(図1の左側)内部に撮影レンズLを備えている。レ
ンズ鏡筒10の外装を構成する外環11は、剛性を有す
る合成樹脂材料または金属材料で構成されており、その
前方に位置する筒状部12の外周面12aに等角度間隔
で4か所、半径方向外側に突出形成されたバヨネット爪
13を備えている。
【0007】一方、図2に示すレンズフード20は、弾
性変形可能な合成樹脂材料で構成されており、レンズ鏡
筒10の筒状部12を含むその前端部に嵌合すべき筒状
部21を備えている。この筒状部21は、その内周面2
1aに等角度間隔で4か所、半径方向内側に突出形成さ
れた所定の形状を呈する係合駒22を一体に備えてい
る。レンズフード20をレンズ鏡筒10に装着する際、
これら係合駒22をバヨネット爪13に係合させる構成
となっている。
【0008】図3は、外周面12a上での各バヨネット
爪13の位置を示す、外周面12aの展開図である。各
バヨネット爪13は、レンズ鏡筒10の光軸Xと垂直に
交差する平面内に位置する、円周方向に延びた一点鎖線
で示す仮想線Tに沿って、またこの仮想線Tを中心線と
して外周面12aに等角度間隔で4か所即ち90度毎に
設けられている。バヨネット爪13は、光軸X方向での
前後に摺動面13a、13bをそれぞれ有しており、円
周方向での両端部に端面13cを有している。光軸X方
向においての全てのバヨネット爪13の幅は同一であ
り、本実施例では図に示すように寸法Aとして設定され
ている。また、バヨネット爪13は円周方向での長さも
全て同一であり、その円周方向の長さは寸法Qとして設
定されている。さらに、光軸Xからバヨネット爪13の
上端面までの長さは、レンズフード20の中心軸Cから
内周面21aまでの長さより若干短く設定されている。
【0009】図4は、レンズフード20の内周面21a
上での各係合駒22の位置を示す、内周面21aの展開
図である。係合駒22は、レンズフード20の中心軸C
と垂直に交差する平面内に位置する、円周方向に延びた
一点鎖線で示す仮想線Wに関し、対称形状をなす略凸形
状の一対が交互に等角度間隔で4か所即ち90度毎に設
けられている。各係合駒22は、レンズフード20がレ
ンズ鏡筒10に装着される際に、バヨネット爪12の摺
動面13aまたは13bと摺動接触すべき摺動面22a
を備えており、この摺動面22aは、仮想線Wに対して
所定の距離(B/2)を置いて対向しかつ平行してい
る。したがって、任意の係合駒22の摺動面22aと、
その係合駒22と隣り合う係合駒22の摺動面22aと
の中心軸C方向での距離は、図4に示すBとされる。こ
の距離Bは、バヨネット爪13の幅Aよりも若干短く設
定されている。また、仮想線Wに沿った円周方向でのそ
れぞれの係合駒22間の距離Sは、バヨネット爪13が
隣接する2つの係合駒22間に進入可能なように、バヨ
ネット爪13の距離Q以上に設定されている。この実施
例では距離Qは、距離Sより若干短く設定されている。
さらに係合駒22は、摺動面22aの中央部から中心軸
C方向に延びる係止突起部22bを備えており、また摺
動面22aの円周方向おける両端部には、仮想線Wから
離れる方向に傾斜させた傾斜摺動面22cを備えてい
る。
【0010】以下、本考案に関わる各種部材の機能を、
レンズフード20の装着手順を追って説明する。図5
は、レンズフード20の筒状部21とレンズ鏡筒10の
筒状部12を嵌合させた状態でバヨネット爪13に対し
て係合駒22を係合させる直前の状態を示したものであ
る。レンズフード20をレンズ鏡筒10に対して装着さ
せる場合には、先ず同図に示すように、各バヨネット爪
13の間に各係合駒22を位置させるべくレンズフード
20の筒状部21をレンズ鏡筒10の筒状部12に嵌合
させる。同図に示す状態から、レンズフード20をレン
ズ鏡筒10に対して左右どちらか一方向に回動させる。
すると、係合駒22のどちらか一方の傾斜摺動面22c
が、隣接するバヨネット爪13の端面13cと摺動し始
め、さらに該傾斜摺動面22cに接続する摺動面22a
がバヨネット爪13側の摺動面13aまたは13bと摺
動接触し、その後係止突起部22bがバヨネット爪13
の端面13cに当接する。これにより、レンズフード2
0はその回動が規制されて、図6に示す装着完了状態に
至る。この装着完了状態におけるバヨネット爪13と係
合駒22の関係を図7および図8に拡大して示す。
【0011】図7は、装着完了時、弾性変形可能な材料
で構成されるレンズフード20が弾性変形しないと仮定
した場合でのバヨネット爪13と係合駒22の関係を説
明する図である。図3および図4で説明したように、光
軸X方向でのバヨネット爪13の幅はAであり、隣り合
う係合駒22の摺動面22a間の中心軸C方向での距離
はBであり、かつ距離Bは、幅Aより所定量短く設定さ
れているため、装着完了時、即ちバヨネット爪13と係
合駒22の係合時、係合駒22とこの係合駒22と係合
すべきバヨネット爪13との互いの摺動面13aまたは
13bと摺動面22aが光軸X方向(中心軸C方向)で
移動を生じる。この移動量は、図7に示すレンズフード
20側の仮想線Wとレンズ鏡筒10側の仮想線Tが光軸
X方向(中心軸C方向)で一致した状態で(A−B)/
2となる。実際上は、レンズフード20が弾性変形可能
な材料で構成されているので、一つの係合駒22が光軸
X方向の前方向に(A−B)/2、かつ該係合駒22に
隣接する係合駒22が後方向に同じく(A−B)/2ず
つ移動するべくレンズフード20が変形することにな
る。この実際にレンズフード20が弾性変形した場合で
のバヨネット13と係合駒22の関係を図8に示す。
【0012】図8では、隣り合う係合駒22が光軸X方
向での前後方向にそれぞれ(A−B)/2ずつ、合計で
A−Bの距離分移動、即ちレンズフード20側が変形し
ているのが示されている。この変形により距離A−Bに
相当する応力が発生し、係合駒22の摺動面22aがバ
ヨネット爪13の摺動面13aまたは13bに向かって
押圧する力Fが生じる。ここで、光軸X(中心軸C)か
ら係合駒22までの距離をR、係合駒22の数をN、摺
動面13aと摺動面22a間の摩擦係数をμとすると、
T=FμRNなる着脱トルクTが発生する。したがっ
て、4つのバヨネット爪13に対して係合駒22が光軸
X方向に互い違いに噛み合い、そしてこの着脱トルクT
の存在によりレンズフード20のレンズ鏡筒10への保
持は確実に行なわれる。なお、レンズフード20の脱着
は、レンズフード20を装着する際に回転させた方向と
逆の方向にレンズフード20をレンズ鏡筒10に対して
回転させればよい。
【0013】なお、光軸X方向でのバヨネット爪13の
幅Aと、隣り合う係合駒22の摺動面22a間の中心軸
C方向での距離Bとの関係はA−B>0であり、このA
−Bの値を大きく設定する程、着脱トルクTは大きくな
る。したがって、A−Bの値を変更することにより着脱
トルクTの大きさを調整できる。
【0014】図10ないし図13は、本考案の第2実施
例を示すものである。この実施例では、レンズ鏡筒が、
第1実施例でのレンズ鏡筒10にストッパ部15または
16を形成したレンズ鏡筒10’となっている。その他
の構成は、第1実施例と同様である。レンズ鏡筒10’
は、各バヨネット爪13の円周方向におけるどちらか一
方の端部の摺動面13b側に、ストッパ部を備えてい
る。
【0015】図11は、レンズ鏡筒10’の外周面12
aの展開図である。図12は、レンズフード20の筒状
部21とレンズ鏡筒10’の筒状部12を嵌合させた状
態でバヨネット爪13に対して係合駒22を係合させる
直前の状態を示したものであり、図13は、レンズフー
ド20の装着完了状態を示す図である。ストッパ部15
または16の存在により、レンズフード20をレンズ鏡
筒10に装着する際の回動方向を限定できる。即ち、ス
トッパ部15を設けた場合には、レンズフード20の回
動方向はレンズ鏡筒10’側に向かって右回転のみとな
り、図中破線で示すストッパ部16を設けた場合には左
回転のみとなる。これにより、レンズフード20をレン
ズ鏡筒10から脱着する際、レンズフード20のレンズ
鏡筒10に対する脱着位置を明確とすることができる。
【0016】ところで図14は、複数の爪部32により
その本体31を半径方向に弾性変形させ、その反力でレ
ンズ鏡筒に固定するアクセサリの従来例であるが、この
アクセサリ30は、半径方向における寸法Aを変化させ
てその本体31をレンズ鏡筒先端の筒状部に固定する構
成であるため、温度変化により本体31が周方向で一定
に伸縮し、よって温度変化による寸法Aの変動が大き
い。したがって、アクセサリを着脱する際の着脱トルク
が温度変化によって大きく変化される。これに対して、
本考案に係る上記第1、第2の実施例では、筒状部21
の前後方向における僅かな距離B(図4)を変化させて
レンズフード20をレンズ鏡筒10に装着する構成とな
っているから、距離Bは温度変化によりさほど変化せ
ず、したがって、温度変化による着脱トルクの変動が従
来と比べて大幅に小さくなる。
【0017】上記両実施例では、レンズフード20の各
係合駒22が、仮想線Wに関して線対称に形成されてい
るので、レンズフード20の前後を逆にしてレンズ鏡筒
10または10’に対して装着可能である。よって、レ
ンズフード20の非使用時にもレンズ鏡筒20に装着で
きるため、携帯時、収納時に有利である。
【0018】本実施例では、レンズ鏡筒の先端部に取り
付けるアクセサリをレンズフードに関して説明したが、
本考案はそれに限定されない。レンズフードに限らず、
他の筒またはリング形状を有するアクセサリとレンズ鏡
筒の先端部を着脱可能とする装着機構であればよい。さ
らに、レンズ鏡筒は撮影用のレンズ鏡筒に限らず、望遠
鏡等多種のレンズ鏡筒でもよいことは言うまでもない。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、アクセサ
リ側に形成された係合駒が、レンズ鏡筒側のバヨネット
爪が形成されている円周方向に関し、対称形状をなす一
対が交互に設けられ、その一方の係合駒は、バヨネット
爪の裏面に弾性係合し、他方の係合駒は、上記一方の係
合駒がバヨネット爪の裏面に弾性係合しているとき、他
のバヨネット爪の前面に弾性係合する構成としたので、
レンズ鏡筒側またはアクセサリの何れの側にも金属性の
バネ部材等を用いていないため、摺動部における傷の発
生を防ぐことができる。
【0020】また、本考案によるアクセサリは、隣接す
る係合駒間を前後方向に弾性変形させ、その反力により
レンズ鏡筒に装着されるので、アクセサリ側に設けられ
た複数の爪部によりアクセサリ本体を半径方向に変形さ
せ、その反力によりレンズ鏡筒に固定する従来のものに
比し、温度変化による着脱トルクの変動が少ない。
【0021】さらに、本考案によるアクセサリは、隣接
する係合駒間の円周方向における長いスパンでアクセサ
リ本体を前後方向に弾性変形させるので、アクセサリに
設けられた複数の爪部により、アクセサリ本体を該爪部
が形成される局部で変形させてその反力によりレンズ鏡
筒に固定する従来のものに比し、同様の着脱トルクを得
る場合に最大歪、最大応力とも小さくとれ、したがっ
て、幅広い着脱トルクを設定することが可能となる。
【0022】さらに、アクセサリが一体成型できるた
め、部品点数が少なくて済み、コストパフォーマンスに
優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例でのレンズ鏡筒を示す斜視
外観図である。
【図2】本考案によるレンズフードを示す斜視外観図で
ある。
【図3】図1に示すレンズ鏡筒の外周面の展開図であ
る。
【図4】図2に示すレンズフードの内周面の展開図であ
る。
【図5】第1実施例での係合駒とバヨネット爪の装着途
中での状態を示す、レンズ鏡筒の外周面とレンズフード
の内周面の透視展開図である。
【図6】第1実施例での係合駒とバヨネット爪の装着完
了時での状態を示す、レンズ鏡筒の外周面とレンズフー
ドの内周面のレンズ鏡筒の外側から視た透視展開図であ
る。
【図7】図6中の2点鎖線で囲まれた部分Zを示す、レ
ンズフードが変形しないと仮定した場合での拡大図であ
る。
【図8】図6中の2点鎖線で囲まれた部分Zを示す拡大
図である。
【図9】図6のIX-IX 線に沿わせて断面とした、光軸X
から上部のみを示す断面図である。
【図10】本考案の第2実施例でのレンズ鏡筒を示す斜
視外観図である。
【図11】図10に示すレンズ鏡筒の外周面の展開図で
ある。
【図12】第2実施例での係合駒とバヨネット爪の装着
途中での状態を示す、レンズ鏡筒の外周面とレンズフー
ドの内周面の透視展開図である。
【図13】第2実施例での係合駒とバヨネット爪の装着
完了時での状態を示す、レンズ鏡筒の外周面とレンズフ
ードの内周面の透視展開図である。
【図14】レンズのアクセサリ着脱機構の従来例を示
す、レンズ鏡筒側から視たアクセサリの概略正面図であ
る。
【符号の説明】
10、10’ レンズ鏡筒 11 外環 12 筒状部 12a 外周面 13 バヨネット爪 13a、13b 摺動面 13c 端面 15、16 ストッパ部 20 レンズフード(アクセサリ) 21 筒状部 21a 内周面 22 係合駒 22a 摺動面 22b 係止突起部(ストッパ部) 22c 傾斜摺動面 C 中心線 T、W 仮想線 X 光軸

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ鏡筒先端の筒状部に、アクセサリ
    の筒状部を着脱するための機構であって、 上記レンズ鏡筒先端の筒状部は、その外周に等角度間隔
    で突出形成された複数のバヨネット爪を備え、 上記アクセサリの筒状部は、その内周に、隣り合うバヨ
    ネット爪の間に進入可能な幅を有し、このバヨネット爪
    に係合可能な等角度間隔で形成された複数の係合駒を備
    え、 この係合駒は、バヨネット爪が形成されている円周方向
    に関し、対称形状をなす一対が交互に設けられており、
    その一方の係合駒は、バヨネット爪の裏面に弾性係合
    し、他方の係合駒は、上記一方の係合駒がバヨネット爪
    の裏面に弾性係合しているとき、他のバヨネット爪の前
    面に弾性係合することを特徴とするレンズのアクセサリ
    着脱機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記一方と他方の係
    合駒はそれぞれ、その中心位置に、バヨネット爪と係合
    して相対回動位置を規制するストッパ部を備えているレ
    ンズのアクセサリ着脱機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、レンズ鏡筒
    先端の筒状部には、アクセサリの筒状部をバヨネット爪
    と係合駒の係合状態から非係合方向に回動させる際、そ
    れ迄係合していた係合駒の隣りの係合駒の端部と当接し
    てバヨネット爪の相対回動位置を規制するストッパ部が
    形成されているレンズのアクセサリ着脱機構。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、アクセサリの筒状部は、合成樹脂材料によって構成
    されているレンズのアクセサリ着脱機構。
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