JPH0650042U - レンズフ−ド - Google Patents
レンズフ−ドInfo
- Publication number
- JPH0650042U JPH0650042U JP9014992U JP9014992U JPH0650042U JP H0650042 U JPH0650042 U JP H0650042U JP 9014992 U JP9014992 U JP 9014992U JP 9014992 U JP9014992 U JP 9014992U JP H0650042 U JPH0650042 U JP H0650042U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood
- lens
- lens barrel
- engaging
- claw portion
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Blocking Light For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レンズフ−ドをレンズ鏡筒に装着するに際
し、取り付け時は弱い力で装着でき、取り外すときは少
し強い力で脱却できるようにすると共に、順装着と逆装
着を可能とし、どちらも同じ装着感が得られるようにす
る。 【構成】 レンズ鏡筒1の先端部に円弧状係合部1fが
形成されており、小径爪部1aには傾斜部1gが形成さ
れ、大径爪部1cに起立端部1dが形成されている。フ
−ド本体3にはフ−ド取付環2とフ−ドバネ4が固定さ
れ、内径部には逆装着時に円弧状係合部1fと係合する
係合爪部3bが形成されている。フ−ド取付環の係合爪
部2は順装着時に円弧状爪部1fと係合し、ストッパ−
突起部2aは起立端部1dと接触して逆回転を阻止す
る。フ−ドバネ4の凸部4a,4bはクリック溝部1b
に係入する。
し、取り付け時は弱い力で装着でき、取り外すときは少
し強い力で脱却できるようにすると共に、順装着と逆装
着を可能とし、どちらも同じ装着感が得られるようにす
る。 【構成】 レンズ鏡筒1の先端部に円弧状係合部1fが
形成されており、小径爪部1aには傾斜部1gが形成さ
れ、大径爪部1cに起立端部1dが形成されている。フ
−ド本体3にはフ−ド取付環2とフ−ドバネ4が固定さ
れ、内径部には逆装着時に円弧状係合部1fと係合する
係合爪部3bが形成されている。フ−ド取付環の係合爪
部2は順装着時に円弧状爪部1fと係合し、ストッパ−
突起部2aは起立端部1dと接触して逆回転を阻止す
る。フ−ドバネ4の凸部4a,4bはクリック溝部1b
に係入する。
Description
【0001】
本考案は、レンズ鏡筒に装着するレンズフ−ドに関するものである。
【0002】
レンズの画角以外からの有害光線を防止するため、レンズ鏡筒先端部にレンズ フ−ドが装着されることはよく知られている。このレンズフ−ドの装着方式には スクリュ−式、ネジ止め式、スプリング式、バヨネット式などがある。
【0003】 スクリュ−式はレンズ鏡筒外周面とレンズフ−ド内周面にネジを形成して互い に螺合させる方式であるが、高精度のネジを形成しなければならず、着脱も面倒 であるという問題がある。またネジ止め式は、レンズフ−ド周面に内径方向に出 没するネジを設け、このネジを締め込んでレンズ鏡筒と固定する方式であるが、 着脱の迅速性に欠け、装着後ネジが緩んでレンズフ−ドが外れたり、撮影レンズ 光軸に対して傾いたりする問題がある。
【0004】 スプリング式は例えば特開昭62−234139号に開示されているように、 レンズフ−ドにフ−ド内径方向に付勢された押えバネを設け、この押えバネによ りレンズ鏡筒外周面を挾持する方式である。しかしこの方式でも押えバネの弾性 力に限度があるため、装着したレンズフ−ドに外力が加わったときに外れたり、 押えバネに有する爪部によりレンズ鏡筒外面にキズが付いたりする問題がある。
【0005】 バヨネット方式は、例えば実開昭63−2929号に開示されているように、 レンズ鏡筒の先端外周面とレンズフ−ド内周面にそれぞれ複数の係合爪を形成し 、所定位置で合わせた後、レンズフ−ドを回転させて両係合爪同士を係合する方 式である。この方式は簡単確実にレンズフ−ドを装着できるが、係合爪同士の保 持力を強くしようとすると、装着の際、比較的強い力でレンズフ−ドを回転しな ければならず不便である。また従来は取り外したレンズフ−ドをレンズとは別に 保管したり、レンズ鏡筒部に単に逆向きに被せてレンズと共に保管しているため 、持ち運びが不便であり、紛失しやすいなどの問題がある。
【0006】
本考案が解決しようとする課題は、簡単な構成でレンズフ−ドをレンズ鏡筒に 確実に保持することができ、しかも装着時には弱い力で、脱却時には強い力で着 脱することができるようにすることである。またレンズフ−ドの順装着と逆装着 を可能にし、しかもいずれの装着時にも同じ着脱感で装着できるようにすること である。
【0007】
上記課題を解決するために採用した本考案の第1の手段は、 レンズ鏡筒外周に形成される係合部を用いて着脱を行うレンズフ−ドにおい
て 、 フ−ド本体と、 前記フ−ド本体に設けられ、該フ−ド本体を順装着させたとき前記レンズ鏡筒 の係合部と係合する第1の係合手段と、 前記フ−ド本体に設けられ、該フ−ド本体を逆装着させたとき前記レンズ鏡筒 の係合部と係合する第2の係合手段と、 前記フ−ド本体に設けられ、該フ−ド本体を順装着又は逆装着させたとき前記 レンズ鏡筒の係合部に形成した溝部に係入するバネ部材を備え、 前記第1係合手段と第2係合手段は、それぞれ前記レンズ鏡筒の係合部と係合 してレンズ光軸方向の移動を規制する爪部と、フ−ド本体を逆回転させたとき前 記レンズ鏡筒の係合部と干渉してレンズフ−ドの装着を阻止するストッパ−部を 有していることを特徴とする。 また本考案の第2の手段は、前記レンズ鏡筒の係合部は円弧形状であって、小 径爪部と、大径爪部と、これら小径爪部と大径爪部の間に形成されたクリック溝 部を有し、 前記小径爪部の外端部にはレンズ鏡筒外周面から徐々に半径を増す傾斜面を形 成し、前記大径爪部の外端部には前記第1係合手段又は第2係合手段のストッパ −部が干渉する起立端部を形成すると共に、 前記バネ部材には、前記小径爪部の傾斜面に沿って移動し、前記クリック溝部 に飛び込む凸部を設けたことを特徴とする。
て 、 フ−ド本体と、 前記フ−ド本体に設けられ、該フ−ド本体を順装着させたとき前記レンズ鏡筒 の係合部と係合する第1の係合手段と、 前記フ−ド本体に設けられ、該フ−ド本体を逆装着させたとき前記レンズ鏡筒 の係合部と係合する第2の係合手段と、 前記フ−ド本体に設けられ、該フ−ド本体を順装着又は逆装着させたとき前記 レンズ鏡筒の係合部に形成した溝部に係入するバネ部材を備え、 前記第1係合手段と第2係合手段は、それぞれ前記レンズ鏡筒の係合部と係合 してレンズ光軸方向の移動を規制する爪部と、フ−ド本体を逆回転させたとき前 記レンズ鏡筒の係合部と干渉してレンズフ−ドの装着を阻止するストッパ−部を 有していることを特徴とする。 また本考案の第2の手段は、前記レンズ鏡筒の係合部は円弧形状であって、小 径爪部と、大径爪部と、これら小径爪部と大径爪部の間に形成されたクリック溝 部を有し、 前記小径爪部の外端部にはレンズ鏡筒外周面から徐々に半径を増す傾斜面を形 成し、前記大径爪部の外端部には前記第1係合手段又は第2係合手段のストッパ −部が干渉する起立端部を形成すると共に、 前記バネ部材には、前記小径爪部の傾斜面に沿って移動し、前記クリック溝部 に飛び込む凸部を設けたことを特徴とする。
【0008】
以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。図1は本発明に係るレン ズ鏡筒を含むレンズフ−ドの分解斜視図、図2は断面図であり、レンズ鏡筒1に 装着されるレンズフ−ドは、フ−ド本体3とフ−ドバネ4とフ−ド取付環2から 構成されている。
【0009】 レンズ鏡筒部1の先端外周面には円弧状係合部1fが周方向の複数箇所に突設 されており、レンズ鏡筒部1の先端部と本体部の境界部には外径差による壁部1 eが形成されている。
【0010】 円弧状係合部1fは、小径爪部1aと大径爪部1cを有しており、これら小径 爪部1aと大径爪部1cの間には、後述するフ−ドバネ4の凸部4a,4bが係 入し、フ−ドをクリックストップさせるためのクリック溝部1bが形成されてい る。小径爪部1aの外端部には図3及び図4に詳示するように鏡筒外周面から徐 々に半径を増す傾斜部1gが形成されており、大径爪部1cの外端部にはフ−ド の逆回転による装着を阻止するための起立端部1dが形成されている。
【0011】 フ−ド取付環2には順装着用の円弧状爪部2bが周方向に複数形成されており 、その円弧状爪部2bの一端側面部にはフ−ドの逆回転による装着を阻止するス トッパ−突起部2aが突設されている。
【0012】 フ−ド本体3の後端内径突縁部3dには、逆装着用の円弧状爪部3bが周方向 に複数形成されており、同円弧状爪部3bの一端側面部には、図5及び図6に示 すようにフ−ドの逆回転による装着を阻止するストッパ−突起部3aが突設され ている。
【0013】 フ−ドバネ4はフ−ド内径に対応した湾曲形状となっており、両端部が上下方 向に弾発力を有している。フ−ドバネ4の一端部には上述のクリック溝1bに飛 び込む順装着用凸部4aが形成され、他端部には逆装着用凸部4bが形成されて いる。またフ−ドバネ4の上面一端部にはフ−ド取付環2又はフ−ド本体3の内 径に接する順装着用突起4cが形成され、他端部には逆装着用突起4dが形成さ れている。フ−ドバネ4はこの実施例では合成樹脂で構成されており、フ−ド本 体3の円周方向の複数箇所に取り付けられている。
【0014】 フ−ドバネ4は中央部がフ−ド本体3の内径突縁部3dにビス4eで固定され 、フ−ド取付環2はこのフ−ドバネ4を挟み込むようにしてビス3cによりフ− ド本体3の内径突縁部3dに固定されている。
【0015】 次に上述したレンズフ−ドをレンズ鏡筒1の先端部に順装着及び逆装着する場 合について説明する。なお、ここで順装着とは図2の上半分に示すようにレンズ 鏡筒1の前方を覆うようにレンズフ−ドを装着することであり(撮影時)、逆装 着とは同図下半分に示すようにレンズ鏡筒1の本体側を覆うようにレンズフ−ド を装着することである(格納時)。
【0016】 まず、レンズフ−ドを順装着する場合は、図3に示すようにレンズフ−ド装着 時、レンズ鏡筒1の円弧状係合部1fとフ−ド取付環2の円弧状爪部2bが干渉 しない位置に合わせ、レンズ鏡筒1に対してレンズフ−ドを押し込み、時計方向 にレンズフ−ドを回転させる。このとき、誤って半時計方向に回転させようとす ると、フ−ド取付環2の逆回転防止用のストッパ−突起部2aがレンズ鏡筒1の 大径爪部1cの起立端部1dに接触し、回転が阻止される。
【0017】 レンズフ−ドを時計方向に回転すると、図4に示すようにフ−ド取付環2の円 弧状爪部2bがレンズ鏡筒1の円弧状係合部1fと壁部1eの間に入り込む。こ れによりレンズフ−ドの光軸方向の動きが規制される。
【0018】 レンズフ−ドの回転初期においては、フ−ドバネ4の凸部4a,4bがレンズ 鏡筒1の外周面と無負荷で摺接する。レンズフ−ドをさらに回転させ、フ−ドバ ネ4の順装着用凸部4aがレンズ鏡筒1の小径爪部1aの傾斜部1gにさしかか ると、フ−ドバネ4の上面に形成された順装着用突起4cを支点として順装着用 凸部4aに引張力が働き、フ−ドバネ4のア−ム部が上方にたわみ、順装着用凸 部4aが傾斜部1gに沿って持ち上げられ、フ−ド装着トルクが徐々に増大する 。このとき、小径爪部1aの傾斜部1gがなだらなに形成されているため、フ− ド装着トルクの変化率は小さく、大きな装着力(回転力)を必要としない。
【0019】 フ−ドバネ4の順装着用凸部4aが小径爪部1aの頂部にさしかかると、フ− ド装着トルクは、ある一定の値となり、クリック溝部1bに順装着用凸部4aが 飛び込むと装着トルクは急激に下がり、適度なクリック感が得られる。また順装 着用凸部4aがクリック溝部1bの入り込むことにより、レンズフ−ドが容易に 外れないように保持される。
【0020】 この状態からレンズフ−ドをさらに回転させようとすると、フ−ドバネ4の順 装着用凸部4aが大径爪部1cのクリック溝部側の端部に当たり、フ−ドバネ4 の順装着用凸部4aを押し上げようとするが、順装着用凸部4aの上面部がフ− ド本体3又はフ−ド取付環2の内径に当たるため、回転が阻止される。
【0021】 レンズフ−ドの脱却は、レンズフ−ドを反時計方向に回転させて行う。レンズ フ−ドを取り外す場合、順装着用凸部4aがクリック溝部1bを乗り越えるため のトルクのほかに、順装着用凸部4aと順装着用突起4cの間に圧縮力を加えて フ−ドバネ4のア−ムをたわませるトルクが必要となり、脱却トルクは装着トル クより大きくなる。したがって、レンズフ−ドを脱却するときは、装着するとき よりも少し強い力が必要となる。
【0022】 順装着用凸部4aがクリック溝部1bから外れ、小径爪部1a及び傾斜部1g を乗り越えるとフ−ドバネ4は無負荷状態となってレンズ鏡筒1の外面部を摺動 する。さらにレンズフ−ドを回転させると、フ−ド取付環2の逆回転防止のスト ッパ−突起2aがレンズ鏡筒1の大径爪部起立端部1dに接触し、回転が阻止さ れる。この状態でレンズ鏡筒1の円弧状係合部1fとフ−ド取付環2の円弧状爪 部2bが干渉しない位置となり、レンズフ−ドをレンズ鏡筒1から引き抜くこと ができる。
【0023】 次にレンズフ−ドを逆装着する場合は、フ−ド本体3を逆向きにレンズ鏡筒1 に被せ、フ−ド本体3の円弧状爪部3bをレンズ鏡筒1の円弧状係合部1fに係 合させるものであり、その過程は上述の順装着と同じである。
【0024】 即ち、図5に示すように、レンズフ−ド装着時、レンズ鏡筒1の円弧状係合部 1fとフ−ド本体3の円弧状爪部3bが干渉しない位置に合わせ、レンズ鏡筒1 に対してレンズフ−ドを押し込み、時計方向にレンズフ−ドを回転させる。この とき誤って反時計方向に回転させようとすると、フ−ド本体3の逆回転防止用ス トッパ−突起部3aがレンズ鏡筒1の大径爪部起立端部1dに接触し、回転が阻 止される。
【0025】 レンズフ−ドを時計方向に回転すると、図6に示すようにフ−ド本体3の円弧 状爪部3bがレンズ鏡筒1の円弧状係合部1fと壁部1eの間に入り込む。これ によりレンズフ−ドの光軸方向の動きが規制される。
【0026】 レンズフ−ドの回転初期においては、フ−ドバネ4の凸部4a,4bがレンズ 鏡筒1の外周面と無負荷で摺接する。レンズフ−ドをさらに回転させ、フ−ドバ ネ4の逆装着用凸部4bがレンズ鏡筒1の小径爪部1aの傾斜部1gにさしかか ると、フ−ドバネ1の上面に形成された逆装着用突起4dを支点として逆装着用 凸部4bに引張力が働き、フ−ドバネ1のア−ム部がたわみ、逆装着用凸部4b が傾斜部1gに沿って持ち上げられ、フ−ド装着トルクが徐々に増大する。この とき、小径爪部1aの傾斜部1gがなだらかに形成されているため、フ−ド装着 トルクの変化率は小さく、大きな装着力(回転力)を必要としない。
【0027】 フ−ドバネ4の逆装着用凸部4bが小径爪部1aの頂部にさしかかると、フ− ド装着トルクは、ある一定の値となり、クリック溝部1bに逆装着用凸部4bが 飛び込むと装着トルクは急激に下がり、適度なクリック感が得られる。また逆装 着用凸部4bがクリック溝部1bの入り込むため、レンズフ−ドが容易に外れな いように保持される。
【0028】 この状態からレンズフ−ドをさらに回転させようとすると、フ−ドバネ4の逆 装着用凸部4bがレンズ鏡筒1の大径爪部1cの端部に当たり、フ−ドバネ4の 逆装着用凸部4bを押し上げようとするが、逆装着用凸部4bの上面部がフ−ド 本体3又はフ−ド取付環2の内径に当たり、回転が阻止される。
【0029】 レンズフ−ドの脱却は、レンズフ−ドを反時計方向に回転させて行う。レンズ フ−ドを取り外すとき、逆装着用凸部4bがクリック溝部1bを乗り越えるため のトルクのほかに、逆装着用凸部4bと順装着用突起4cとの間に圧縮力を加え てフ−ドバネ4のア−ムをたわませるトルクが必要となり、脱却トルクは装着ト ルクより大きくなる。したがって、レンズフ−ドを脱却するときは、装着すると きよりも少し強い力が必要となる。
【0030】 逆装着用凸部4bがクリック溝部1bから外れ、小径爪部1a及び傾斜部1g を乗り越えるとフ−ドバネ4は無負荷状態となってレンズ鏡筒1の外面部を摺動 する。さらにレンズフ−ドを回転させると、フ−ド本体3の逆回転防止用ストッ パ−突起3aがレンズ鏡筒1の大径爪部起立端部1dに接触し、回転が阻止され る。この状態でレンズ鏡筒1の円弧状係合部1fとフ−ド本体3の円弧状爪部3 bが干渉しない位置となり、レンズフ−ドをレンズ鏡筒1から引き抜くことがで きる。
【0031】 上述した実施例は本考案の一例であり、例えば図2に示したレンズの構成は便 宜的に示したものであり、広角レンズ、望遠レンズ等のレンズフ−ドにも適用す ることができる。またレンズ鏡筒1の円弧状係合部1f、フ−ド取付環2、フ− ドバネ4、フ−ド本体3等の細部の構成は装着する撮影レンズの構成などに応じ て任意に変更することができる。
【0032】
以上説明した本考案によれば、簡単な構成でレンズフ−ドをレンズ鏡筒に確実 に保持することができ、しかも装着時には弱い力で、脱却時には強い力で着脱す ることができる。またレンズフ−ドの順装着と逆装着が可能となり、同じ着脱感 で装着できる。
【図1】本考案の実施例を示した分解斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す側断面図であり、上断面
図は順装着時の状態、下断面図は逆装着時の状態を示し
ている。
図は順装着時の状態、下断面図は逆装着時の状態を示し
ている。
【図3】レンズフ−ドの順装着時の回転初期の状態を示
す要部正面図である。
す要部正面図である。
【図4】レンズフ−ドの順装着時の回転完了の状態を示
す要部正面図である。
す要部正面図である。
【図5】レンズフ−ドの逆装着時の回転初期の状態を示
す要部正面図である。
す要部正面図である。
【図6】レンズフ−ドの逆装着時の回転完了の状態を示
す要部正面図である。
す要部正面図である。
1 レンズ鏡筒 1a 小径爪部 1b クリック溝部 1c 大径爪部 1d 起立端部 1e 壁部 1f 円弧状係合部 2 フ−ド取付環 2a ストッパ−突起部 2b 円弧状爪部 3 フ−ド本体 3a ストッパ−突起部 3b 円弧状爪部 3c ビス 3d 突縁部 4 フ−ドバネ 4a 順装着用凸部 4b 逆装着用凸部 4c 順装着用突起 4d 逆装着用突起 4e ビス
Claims (2)
- 【請求項1】 レンズ鏡筒外周に形成される係合部を用
いて着脱を行うレンズフ−ドにおいて、 フ−ド本体と、 前記フ−ド本体に設けられ、該フ−ド本体を順装着させ
たとき前記レンズ鏡筒の係合部と係合する第1の係合手
段と、 前記フ−ド本体に設けられ、該フ−ド本体を逆装着させ
たとき前記レンズ鏡筒の係合部と係合する第2の係合手
段と、 前記フ−ド本体に設けられ、該フ−ド本体を順装着又は
逆装着させたとき前記レンズ鏡筒の係合部に形成した溝
部に係入するバネ部材を備え、 前記第1係合手段と第2係合手段は、それぞれ前記レン
ズ鏡筒の係合部と係合してレンズ光軸方向の移動を規制
する爪部と、フ−ド本体を逆回転させたとき前記レンズ
鏡筒の係合部と干渉してレンズフ−ドの装着を阻止する
ストッパ−部を有していることを特徴とするレンズフ−
ド。 - 【請求項2】 前記レンズ鏡筒の係合部は円弧形状であ
って、小径爪部と、大径爪部と、これら小径爪部と大径
爪部の間に形成されたクリック溝部を有し、 前記小径爪部の外端部にはレンズ鏡筒外周面から徐々に
半径を増す傾斜面を形成し、前記大径爪部の外端部には
前記第1係合手段又は第2係合手段のストッパ−部が干
渉する起立端部を形成すると共に、 前記バネ部材には、前記小径爪部の傾斜面に沿って移動
し、前記クリック溝部に飛び込む凸部を設けたことを特
徴とする請求項1に記載のレンズフ−ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9014992U JPH0650042U (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | レンズフ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9014992U JPH0650042U (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | レンズフ−ド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650042U true JPH0650042U (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=13990449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9014992U Pending JPH0650042U (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | レンズフ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650042U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013054317A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-21 | Nikon Corp | レンズフード、レンズ鏡筒及び着脱構造 |
-
1992
- 1992-12-08 JP JP9014992U patent/JPH0650042U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013054317A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-21 | Nikon Corp | レンズフード、レンズ鏡筒及び着脱構造 |
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