JP2574745B2 - トラツキング制御装置 - Google Patents
トラツキング制御装置Info
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- JP2574745B2 JP2574745B2 JP10582185A JP10582185A JP2574745B2 JP 2574745 B2 JP2574745 B2 JP 2574745B2 JP 10582185 A JP10582185 A JP 10582185A JP 10582185 A JP10582185 A JP 10582185A JP 2574745 B2 JP2574745 B2 JP 2574745B2
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- Japan
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- signal
- gain
- output
- tracking control
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は光電式のコンパクトディスク（CD）プレー
ヤ、ビデオディスクプレーヤ等に係り、特にディスクの
トラックを忠実に追跡するためのトラッキングの制御装
置に関する。
ヤ、ビデオディスクプレーヤ等に係り、特にディスクの
トラックを忠実に追跡するためのトラッキングの制御装
置に関する。
従来、光学式のディスク再生装置に用いられてトラッ
キングの方法として、例えば特開昭51-8818号に記載の
ようにトラックからの反射光量を光電変換する１対の光
電変換器と、これらの出力信号からそれぞれ記録情報の
周波数成分のみを通過増幅させる１対の帯域アンプと、
この帯域アンプの出力信号波形のそれぞれの包絡線を検
出する１対の包絡線検出器を備え、これら包絡線検出器
の出力を比較することによりトラックずれ量に応じた誤
差信号を得るトラック誤差信号検出方式（以下AM検波方
式と称す）が知られている。
キングの方法として、例えば特開昭51-8818号に記載の
ようにトラックからの反射光量を光電変換する１対の光
電変換器と、これらの出力信号からそれぞれ記録情報の
周波数成分のみを通過増幅させる１対の帯域アンプと、
この帯域アンプの出力信号波形のそれぞれの包絡線を検
出する１対の包絡線検出器を備え、これら包絡線検出器
の出力を比較することによりトラックずれ量に応じた誤
差信号を得るトラック誤差信号検出方式（以下AM検波方
式と称す）が知られている。
このAM検波方式は原理的にディスクに記録されている
信号成分のみを帯域アンプによって通過させ、信号成分
とは無関係の傷などによるトラッキングに有害な低い周
波数成分を減衰してしまうため、ディスクの傷のため本
来のトラックをはずれて光ピックアップが傷上を追跡す
るのを防止することができ、傷に対するトラッカビリテ
ィに優れている。
信号成分のみを帯域アンプによって通過させ、信号成分
とは無関係の傷などによるトラッキングに有害な低い周
波数成分を減衰してしまうため、ディスクの傷のため本
来のトラックをはずれて光ピックアップが傷上を追跡す
るのを防止することができ、傷に対するトラッカビリテ
ィに優れている。
しかしながら、検出した信号成分は第１図のａに示す
ような光学的周波数特性を持ち振幅レベルが異なるた
め、１対のトラッキング検出用光ビームが第２図に示す
ように信号列に対し傾きを持ち、検出した信号に時間差
がある場合には、トラック誤差信号に不必要な信号が検
出される。その結果アクチュエータが不必要に駆動され
トラッカビリティの劣化、騒音の発生となるが、前記特
開昭51-8818号においてこの点については配慮されてい
なかった。
ような光学的周波数特性を持ち振幅レベルが異なるた
め、１対のトラッキング検出用光ビームが第２図に示す
ように信号列に対し傾きを持ち、検出した信号に時間差
がある場合には、トラック誤差信号に不必要な信号が検
出される。その結果アクチュエータが不必要に駆動され
トラッカビリティの劣化、騒音の発生となるが、前記特
開昭51-8818号においてこの点については配慮されてい
なかった。
本発明の目的は上述の欠点をなくし、有害なトラック
ずれや、騒音の発生をなくしトラックを忠実に追跡する
トラッキング制御装置を提供することにある。
ずれや、騒音の発生をなくしトラックを忠実に追跡する
トラッキング制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、検出した１対の
トラッキング信号の振幅レベル差を信号周波数帯域で打
ち消すような周波数特性を持つフィルタを介し、不必要
なトラッキング誤差信号の発生を抑え、忠実にトラッキ
ングを追跡できるようにしたことを特徴とする。
トラッキング信号の振幅レベル差を信号周波数帯域で打
ち消すような周波数特性を持つフィルタを介し、不必要
なトラッキング誤差信号の発生を抑え、忠実にトラッキ
ングを追跡できるようにしたことを特徴とする。
第３図は本発明によるトラッキング制御装置を示した
ものであり、同図において、３は光学式のディスク、４
はディスクモータ、５は光学式のピックアップ、６はAM
検波方式トラッキング誤差検出回路で、トラックからの
反射光量を光電変換するための受光素子９と、各受光素
子の出力電流を電圧に変換する一対の電流−電圧変換器
10および11と、それぞれの電流−電圧変換器出力のディ
スク記録情報の周波数成分に対しその振幅レベル差を補
正するフィルタ12および13と、それぞれのフィルタ出力
からディスク記録情報の周波数成分のみを通過させる一
対の帯域アンプ14および15とこれら帯域アンプの出力信
号波形のそれぞれ包絡線を検出する一対の包絡線検出器
16および17と、これら包絡線検出器の出力を比較する誤
差増幅器18より成る。また７は駆動用アンプ、８はピッ
クアップ３をディスクの信号トラックに追尾して駆動さ
せるためのトラッキング用アクチュエータを示す。
ものであり、同図において、３は光学式のディスク、４
はディスクモータ、５は光学式のピックアップ、６はAM
検波方式トラッキング誤差検出回路で、トラックからの
反射光量を光電変換するための受光素子９と、各受光素
子の出力電流を電圧に変換する一対の電流−電圧変換器
10および11と、それぞれの電流−電圧変換器出力のディ
スク記録情報の周波数成分に対しその振幅レベル差を補
正するフィルタ12および13と、それぞれのフィルタ出力
からディスク記録情報の周波数成分のみを通過させる一
対の帯域アンプ14および15とこれら帯域アンプの出力信
号波形のそれぞれ包絡線を検出する一対の包絡線検出器
16および17と、これら包絡線検出器の出力を比較する誤
差増幅器18より成る。また７は駆動用アンプ、８はピッ
クアップ３をディスクの信号トラックに追尾して駆動さ
せるためのトラッキング用アクチュエータを示す。
本実施例は第１図のａに示すような光学的周波数特性
を持つ検出信号に対し、フィルタ12および13は第１図の
ｂに示すような周波数特性を持つ即ち第１図ａと逆特性
の周波数特性をもつ第４図に示す１次ハイパスフィルタ
を用いると、フィルタ出力の周波数特性は平坦化し、振
幅レベル差が低減する。このため不必要なトラッキング
誤差信号の発生を抑えることができ、アクチュエータ８
を不必要に駆動することがなくなり、トラックずれや騒
音発生なく、トラックを忠実に追跡することができる。
を持つ検出信号に対し、フィルタ12および13は第１図の
ｂに示すような周波数特性を持つ即ち第１図ａと逆特性
の周波数特性をもつ第４図に示す１次ハイパスフィルタ
を用いると、フィルタ出力の周波数特性は平坦化し、振
幅レベル差が低減する。このため不必要なトラッキング
誤差信号の発生を抑えることができ、アクチュエータ８
を不必要に駆動することがなくなり、トラックずれや騒
音発生なく、トラックを忠実に追跡することができる。
尚、本実施例ではフィルタ12および13に第４図に示す
１次ハイパスフィルタを用いた例を示したが、これは特
に限定されるものでなく、第１図のａの光学的周波数特
性に対し、フィルタを通した後に検出信号の周波数特性
が平坦化するものであれあよい。
１次ハイパスフィルタを用いた例を示したが、これは特
に限定されるものでなく、第１図のａの光学的周波数特
性に対し、フィルタを通した後に検出信号の周波数特性
が平坦化するものであれあよい。
以上述べたように本発明によれば、光学的周波数特性
を持つ検出信号に対し、振幅レベルを一定とするような
周波数特性を持つフィルタを介することにより、１対の
トラック検出信号の振幅レベル差をなくしたため、不必
要なトラッキングエラー誤差信号の発生がなくなり、ト
ラックずれや騒音を低減でき、トラックを忠実に追跡す
ることができる。
を持つ検出信号に対し、振幅レベルを一定とするような
周波数特性を持つフィルタを介することにより、１対の
トラック検出信号の振幅レベル差をなくしたため、不必
要なトラッキングエラー誤差信号の発生がなくなり、ト
ラックずれや騒音を低減でき、トラックを忠実に追跡す
ることができる。
第１図はトラック検出信号の光学的周波数特性図、第２
図はトラックと３ビームの異なる位置関係を示す図、第
３図は本発明の実施例を示す構成図、第４図は第３図の
フィルタ回路の具体例を示す図である。 12,13……ディスクの光学的周波数特性補正フィルタ。
図はトラックと３ビームの異なる位置関係を示す図、第
３図は本発明の実施例を示す構成図、第４図は第３図の
フィルタ回路の具体例を示す図である。 12,13……ディスクの光学的周波数特性補正フィルタ。
Claims (1)
- 【請求項１】ディスク（３）からの反射光を第１及び第
２の受光部で光電変換し得られる出力をそれぞれに対応
する別個の系統で電流電圧変換部（10,11）で電圧信号
に変換してから検波処理した後、該各検波出力の比較結
果からトラッキング誤差信号を得るようにした構成のト
ラッキング制御装置において、 上記各電流電圧変換部の後段側にそれぞれ、上記受光部
の出力特性に対応した特性であってかつ該出力特性の利
得が減衰する帯域（以下、減衰帯域という）よりも高い
周波数の帯域で利得が略一定となるハイパスフィルタ特
性を有し、少なくとも該減衰帯域で上記受光部の上記出
力特性を補償して利得を略一定とし該減衰帯域を含む全
使用周波数帯域で利得が略一定の平坦周波数特性の信号
を出力する構成の補償回路（12,13）を備えたことを特
徴とするトラッキング制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10582185A JP2574745B2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | トラツキング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10582185A JP2574745B2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | トラツキング制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61264522A JPS61264522A (ja) | 1986-11-22 |
| JP2574745B2 true JP2574745B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=14417729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10582185A Expired - Lifetime JP2574745B2 (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | トラツキング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574745B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0438131U (ja) * | 1990-07-30 | 1992-03-31 |
-
1985
- 1985-05-20 JP JP10582185A patent/JP2574745B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61264522A (ja) | 1986-11-22 |
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