JPH01303634A - 光学式情報再生装置 - Google Patents
光学式情報再生装置Info
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- JPH01303634A JPH01303634A JP13334788A JP13334788A JPH01303634A JP H01303634 A JPH01303634 A JP H01303634A JP 13334788 A JP13334788 A JP 13334788A JP 13334788 A JP13334788 A JP 13334788A JP H01303634 A JPH01303634 A JP H01303634A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 27
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000013507 mapping Methods 0.000 claims description 4
- 230000009191 jumping Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、記録媒体から光学的に情報を読み取る光学式
情報再生装置、特にそのトラッキング制御信号検出装置
に関するものである。
情報再生装置、特にそのトラッキング制御信号検出装置
に関するものである。
従来の技術
近年、ビデオディスクやディジタル・オーディオ・ディ
スクなど、記録媒体から光学的に情報を読み取る光学式
情報再生装置が多く用いられている。これらは微細な幅
の情報1−ラックに情報が把録されており、これから情
報を再生するためには一般に精密なトラッキング制御が
必要である。トラッキング制御を行うためにはトラッキ
ング誤差の検出が必要であシ、通常これを光学的手段を
利用して行う。このトラッキング誤差の検出を光学的に
行うために、検出光を受光して電気信号を出力する光電
検出器の2つの部分から出力されるそれぞれの信号の位
相差からトラッキング誤差を検出する方式(以後これを
「位相差方式」と呼ぶ)や、情報読み取り用のメインビ
ームと光電検出器とは別にトラッキング誤差検出用の1
対のサブビームと光電検出器を設けてそれぞれの信号の
レベル差からトラッキング誤差を検出する方式(以後こ
れを「3ビ一ム方式」と呼ぶ)が既に公知である。
スクなど、記録媒体から光学的に情報を読み取る光学式
情報再生装置が多く用いられている。これらは微細な幅
の情報1−ラックに情報が把録されており、これから情
報を再生するためには一般に精密なトラッキング制御が
必要である。トラッキング制御を行うためにはトラッキ
ング誤差の検出が必要であシ、通常これを光学的手段を
利用して行う。このトラッキング誤差の検出を光学的に
行うために、検出光を受光して電気信号を出力する光電
検出器の2つの部分から出力されるそれぞれの信号の位
相差からトラッキング誤差を検出する方式(以後これを
「位相差方式」と呼ぶ)や、情報読み取り用のメインビ
ームと光電検出器とは別にトラッキング誤差検出用の1
対のサブビームと光電検出器を設けてそれぞれの信号の
レベル差からトラッキング誤差を検出する方式(以後こ
れを「3ビ一ム方式」と呼ぶ)が既に公知である。
光学式情報再生装置の大きな特長の一つは目的とする情
報のアクセス時間が短いことであるが。
報のアクセス時間が短いことであるが。
この特長を生かすためには、目的とする情報トラックに
如何に早くトラッキングサーボを安定にかけるかという
ことが重要である。
如何に早くトラッキングサーボを安定にかけるかという
ことが重要である。
以下図面を参照しながら、上述した従来の光学式情報再
生装置の一例について説明する。
生装置の一例について説明する。
第3図は位相差方式を用いた従来の光学式情報再生装置
のトラッキング制御′信号検出装置を示すものである。
のトラッキング制御′信号検出装置を示すものである。
第3図において、1は光電検出器。
2aは第1の遅延手段、2bは第2の遅延手段。
3aは第1の加算手段、3bは第2の加算手段、4は位
相比較手段、6はローパスフィルター、6はコンパレー
ター、7は前置増幅器、1oはRF倍信号光電検出器の
明レベル側のエンベロー−fを検波する明レベル検波器
+11はコンパレーターである。
相比較手段、6はローパスフィルター、6はコンパレー
ター、7は前置増幅器、1oはRF倍信号光電検出器の
明レベル側のエンベロー−fを検波する明レベル検波器
+11はコンパレーターである。
以上のように構成されたトラッキング制御信号検出装置
について、以下その動作について説明する。
について、以下その動作について説明する。
光電検出器1は図示のように人、B 、CおよびDの4
つの受光セルから成るものとする。情報トラック写像の
延在する方向に略垂直な分割線より情報トラックの進行
方向に対して前側にある光電検出器のセルCとセルDの
信号は、それぞれ第1゜第2の遅延手段2a、2bで遅
延され、それぞれ第1.第2の加算手段3a、3bによ
ってそれぞれの対角線方向に対応する光電検出器のセル
人とセルBの信号と加算される。トラッキング誤差がな
いときには、これらの和信号の間に位相差はないが、ト
ラッキング誤差が生じるとこれらの間に位相差が発生す
ることが既に知られている(詳しくは特開昭52−93
222号公報参照)。そこで第1の加算手段3aおよび
第2の加算手段3bからの出力信号を位相比較手段4に
よって位相比較し、その出力から低域通過フィルタ6に
よってリップル成分を除去することによってトラッキン
グ誤差信号を得ることができる。(例えば特開昭57−
181433号公報)また、トラッキング誤差信号をコ
ンパレーター6でその基準レベルと比較することによっ
てクロス信号を得ることができる。情報読み取り信号は
前置増幅器7によって増幅されRF倍信号なる。またR
F倍信号明レベル側のエンペロー1信号が明レベル検波
器1oによって抽出され、さらにこのエンベロー−プ信
号を所定の基準レベルと比較することによって0FTR
信号を得ることが出来る。RF倍信号明レベル検波信号
、0FTR信号、トラッキング誤差信号。
つの受光セルから成るものとする。情報トラック写像の
延在する方向に略垂直な分割線より情報トラックの進行
方向に対して前側にある光電検出器のセルCとセルDの
信号は、それぞれ第1゜第2の遅延手段2a、2bで遅
延され、それぞれ第1.第2の加算手段3a、3bによ
ってそれぞれの対角線方向に対応する光電検出器のセル
人とセルBの信号と加算される。トラッキング誤差がな
いときには、これらの和信号の間に位相差はないが、ト
ラッキング誤差が生じるとこれらの間に位相差が発生す
ることが既に知られている(詳しくは特開昭52−93
222号公報参照)。そこで第1の加算手段3aおよび
第2の加算手段3bからの出力信号を位相比較手段4に
よって位相比較し、その出力から低域通過フィルタ6に
よってリップル成分を除去することによってトラッキン
グ誤差信号を得ることができる。(例えば特開昭57−
181433号公報)また、トラッキング誤差信号をコ
ンパレーター6でその基準レベルと比較することによっ
てクロス信号を得ることができる。情報読み取り信号は
前置増幅器7によって増幅されRF倍信号なる。またR
F倍信号明レベル側のエンペロー1信号が明レベル検波
器1oによって抽出され、さらにこのエンベロー−プ信
号を所定の基準レベルと比較することによって0FTR
信号を得ることが出来る。RF倍信号明レベル検波信号
、0FTR信号、トラッキング誤差信号。
クロス信号の関係は第4図に図示するとおりである。
クロス信号は目的とする情報トラックをアクセスする時
に情報読み取り用の光ビームが飛び越えたトラック数を
カウントしたシ、ポーズ動作などのトリックプレイのト
ラック飛び越し検出等に用いる。O,FTR信号はトラ
ッキングサーボの安定判別等に用いる。
に情報読み取り用の光ビームが飛び越えたトラック数を
カウントしたシ、ポーズ動作などのトリックプレイのト
ラック飛び越し検出等に用いる。O,FTR信号はトラ
ッキングサーボの安定判別等に用いる。
また、クロス信号と0FTR信号との位相関係から2目
的とする情報トランクのアクセス中に光ビームが移動し
ている方向信号を検出することができる。第4図におい
て情報読み取シピームが矢印Eの方向に移動している時
は、第5図に示す方向検出回路によって方向信号が“H
”レベルとなる。また移動方向が第4図の矢印Fの方向
であるときには方向信号は”L”レベルとなる。このと
き、クロス信号と0FTR信号が反転する時には多数の
エツジが存在するためD−フリップフロップ12.13
を設けて波形整形をしている。この信号によって、飛び
越えたトラック数をより正確にカウントすることが可能
となり、またトラッキング装置のメカニカルな震動を短
時間に収束させるトラッキングブレーキ装置を動作させ
ることができる。
的とする情報トランクのアクセス中に光ビームが移動し
ている方向信号を検出することができる。第4図におい
て情報読み取シピームが矢印Eの方向に移動している時
は、第5図に示す方向検出回路によって方向信号が“H
”レベルとなる。また移動方向が第4図の矢印Fの方向
であるときには方向信号は”L”レベルとなる。このと
き、クロス信号と0FTR信号が反転する時には多数の
エツジが存在するためD−フリップフロップ12.13
を設けて波形整形をしている。この信号によって、飛び
越えたトラック数をより正確にカウントすることが可能
となり、またトラッキング装置のメカニカルな震動を短
時間に収束させるトラッキングブレーキ装置を動作させ
ることができる。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記のような構成では、方向信号を検出す
るのに必要なりロス信号と0FTR信号をそれぞれトラ
ッキング誤差信号とRF倍信号から抽出しているために
、情報読み取り手段の光学系の光軸ずれや、情報記録媒
体の製造上での光学的な特性ずれなどに起因してトラッ
キング誤差信号とRF倍信号位相関係が僅かにずれた場
合に。
るのに必要なりロス信号と0FTR信号をそれぞれトラ
ッキング誤差信号とRF倍信号から抽出しているために
、情報読み取り手段の光学系の光軸ずれや、情報記録媒
体の製造上での光学的な特性ずれなどに起因してトラッ
キング誤差信号とRF倍信号位相関係が僅かにずれた場
合に。
上記方向検出回路が誤動作して不安定になるという問題
点を有していた。また、0FTR信号はRF倍信号明レ
ベルエンベロープを検波して抽出しているために、検波
時定数の設定がむずかしく、限られた周波数範囲のトラ
ック飛び越しの時にしか正しい0FTR信号を得ること
ができないという問題点も有していた。
点を有していた。また、0FTR信号はRF倍信号明レ
ベルエンベロープを検波して抽出しているために、検波
時定数の設定がむずかしく、限られた周波数範囲のトラ
ック飛び越しの時にしか正しい0FTR信号を得ること
ができないという問題点も有していた。
本発明は上記問題点に鑑与、情@i読み取9手段や情報
記録媒体の光学的な特性のずれにより受ける影響が少な
く、広い範囲のトラック飛び越し周波数で安定に0FT
R信号を検出することのできる0FTR信号検出装置を
備える事により、安定に高速アクセスのできる光学式情
報再生装置を提供するものである。
記録媒体の光学的な特性のずれにより受ける影響が少な
く、広い範囲のトラック飛び越し周波数で安定に0FT
R信号を検出することのできる0FTR信号検出装置を
備える事により、安定に高速アクセスのできる光学式情
報再生装置を提供するものである。
(枢 下 徐 θ )
課題を解決するだめの手段
上記問題点を解決するために本発明の光学式情報再生装
置は、情報が凹凸で記録された記録媒体の情報トラック
の写像の延在する方向に略平行な分割線とこれに略垂直
な分割線によって4分割された受光セルを有し、この4
つの受光セルにまたがって上記記録媒体上に収束した光
スポットの遠視野像が形成される光電検出器と、この光
電検出器上に写像される上記情報トラックの延在する方
向に垂直な分割線によって分けられる一方の側に配設さ
れた2つの受光セルと他方の側に配設された2つの受光
セルとの間の出力信号の合焦時における位相差を打ち消
す方向に、いずれかの側の2つの受光セルから出力され
るそれぞれの信号を遅延させる第1および第2の遅延手
段と、上記第1の遅延手段からの出力信号とこれに対応
する受光セルの対角位置に配設された受光セルからの出
力信号とを加算する第1の加算手段と、上記第2の遅延
手段からの出力信号とこれに対応する受光セルの対角位
置に配設された受光セルからの出力信号とを加算する第
2の加算手段と、上記第1の加算手段および第2の加算
手段からの出力信号の位相差を検出する位相比較手段と
、上記位相比較手段の位相差出力信号の絶対値を検出す
る絶対値検出手段と、上記絶対値検出手段の出力信号が
所定の頻度以上に所定の値より大きくなったことを検出
するレベル検出器とを備えたものである。
置は、情報が凹凸で記録された記録媒体の情報トラック
の写像の延在する方向に略平行な分割線とこれに略垂直
な分割線によって4分割された受光セルを有し、この4
つの受光セルにまたがって上記記録媒体上に収束した光
スポットの遠視野像が形成される光電検出器と、この光
電検出器上に写像される上記情報トラックの延在する方
向に垂直な分割線によって分けられる一方の側に配設さ
れた2つの受光セルと他方の側に配設された2つの受光
セルとの間の出力信号の合焦時における位相差を打ち消
す方向に、いずれかの側の2つの受光セルから出力され
るそれぞれの信号を遅延させる第1および第2の遅延手
段と、上記第1の遅延手段からの出力信号とこれに対応
する受光セルの対角位置に配設された受光セルからの出
力信号とを加算する第1の加算手段と、上記第2の遅延
手段からの出力信号とこれに対応する受光セルの対角位
置に配設された受光セルからの出力信号とを加算する第
2の加算手段と、上記第1の加算手段および第2の加算
手段からの出力信号の位相差を検出する位相比較手段と
、上記位相比較手段の位相差出力信号の絶対値を検出す
る絶対値検出手段と、上記絶対値検出手段の出力信号が
所定の頻度以上に所定の値より大きくなったことを検出
するレベル検出器とを備えたものである。
作用
本発明は上記した構成によって、0FTR信号をトラッ
キング位相差信号の絶対値が所定の頻度以上に所定のレ
ベルを越えたことを検出して得ることにより、情報読み
取シ手段の光学系の光軸ずれや、情報記録媒体の光学的
な特性ずれに影響されることなく安定な位相関係を保っ
たクロス信号と0FTR信号を得ることができるので方
向検出回路が誤動作することがなくなり、また従来の0
FTR信号検出手段が限られた周波数範囲のトラック飛
び越しの時にしか正しい0FTR信号を検出できなかっ
だのに対してDCからより高いトラック飛び越しの周波
数まで0FTR信号を検出できるようになるので、飛び
越えたトラック数をより正確にカウントすることが可能
となり、またトラッキング装置のメカニカルな震動を短
時間に収束させるトラッキングブレーキ装置を安定に動
作させることができるようになる。
キング位相差信号の絶対値が所定の頻度以上に所定のレ
ベルを越えたことを検出して得ることにより、情報読み
取シ手段の光学系の光軸ずれや、情報記録媒体の光学的
な特性ずれに影響されることなく安定な位相関係を保っ
たクロス信号と0FTR信号を得ることができるので方
向検出回路が誤動作することがなくなり、また従来の0
FTR信号検出手段が限られた周波数範囲のトラック飛
び越しの時にしか正しい0FTR信号を検出できなかっ
だのに対してDCからより高いトラック飛び越しの周波
数まで0FTR信号を検出できるようになるので、飛び
越えたトラック数をより正確にカウントすることが可能
となり、またトラッキング装置のメカニカルな震動を短
時間に収束させるトラッキングブレーキ装置を安定に動
作させることができるようになる。
実施例
以下本発明の一実施例の光学的情報再生装置について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の実施例における光学式情報再生装置の
トラッキング制御信号検出装置を示すものである。第1
図において、1は情報トラックの写像の延在する方向に
略平行な分割線とこれに略垂直な分割線によって分割さ
れた光電検出器、2a。
トラッキング制御信号検出装置を示すものである。第1
図において、1は情報トラックの写像の延在する方向に
略平行な分割線とこれに略垂直な分割線によって分割さ
れた光電検出器、2a。
は受光セルCに接続された第1の遅延手段、2bは受光
セルDに接続された第2の遅延手段、3aは第1の加算
手段で受光セル人の出力と第1の遅延手段2aの出力を
加算する。3bは第2の加算手段で受光セルBの出力と
第2の遅延手段2bの出力を加算する。4は第1及び第
2の加算手段の出力の位相差を検出する位相比較手段、
6はローパスフィルター、6はコンパレーター、7は前
置増幅器、8は位相比較手段4の出力の絶対値を検出す
る絶対値検出手段、9は絶対値検出手段の出力信号が所
定の頻度以上に所定の値より大きくなったことを検出す
るレベル検出手段である。
セルDに接続された第2の遅延手段、3aは第1の加算
手段で受光セル人の出力と第1の遅延手段2aの出力を
加算する。3bは第2の加算手段で受光セルBの出力と
第2の遅延手段2bの出力を加算する。4は第1及び第
2の加算手段の出力の位相差を検出する位相比較手段、
6はローパスフィルター、6はコンパレーター、7は前
置増幅器、8は位相比較手段4の出力の絶対値を検出す
る絶対値検出手段、9は絶対値検出手段の出力信号が所
定の頻度以上に所定の値より大きくなったことを検出す
るレベル検出手段である。
以上のように構成された光学的情報再生装置のトラッキ
ング制御信号検出手段について、以下第1図と第2図を
用いてその動作を説明する。
ング制御信号検出手段について、以下第1図と第2図を
用いてその動作を説明する。
第1.第2の加算手段3a、3t)の出力信号は、トラ
ッキング誤差がないときには位相差を持たないが、トラ
ッキング誤差があるときには位相差を持つことは前述し
たとおりである。この位相差信号は概ね第2図(信号J
)に示すような波形である。情報トラック上では位相差
はトラッキング誤差を示すが、情報トラック間では光電
検出器の出力信号は両側の情報トラックの信号が重畳し
ているためにランダムに大きな位相差が発生するからで
ある。この位相差信号はローパスフィルタ5によってト
ラッキング誤差信号となる。一方、トラッキング位相差
信号の絶対値信号が絶対値検出手段8によって作られる
。概ね第2図(信号K)のようになる。レベル検出手段
9は前記絶対値信号のエンベロープを検波して、この検
波信号を所定のレベルと比較して0FTR信号を出力す
る。レベル検出手段9の検波時定数の設定は、前記絶対
値信号の情報トラック上での値と情報トラック間での値
とが大きな差を持つために、前記の明レベル検波器10
の設定と比較して十分に容易であり、かつ、安定な0F
TR信号を得ることができる。
ッキング誤差がないときには位相差を持たないが、トラ
ッキング誤差があるときには位相差を持つことは前述し
たとおりである。この位相差信号は概ね第2図(信号J
)に示すような波形である。情報トラック上では位相差
はトラッキング誤差を示すが、情報トラック間では光電
検出器の出力信号は両側の情報トラックの信号が重畳し
ているためにランダムに大きな位相差が発生するからで
ある。この位相差信号はローパスフィルタ5によってト
ラッキング誤差信号となる。一方、トラッキング位相差
信号の絶対値信号が絶対値検出手段8によって作られる
。概ね第2図(信号K)のようになる。レベル検出手段
9は前記絶対値信号のエンベロープを検波して、この検
波信号を所定のレベルと比較して0FTR信号を出力す
る。レベル検出手段9の検波時定数の設定は、前記絶対
値信号の情報トラック上での値と情報トラック間での値
とが大きな差を持つために、前記の明レベル検波器10
の設定と比較して十分に容易であり、かつ、安定な0F
TR信号を得ることができる。
なお、本実施例でば光電検出器1を4分割としたが、更
に多分割であってもかまわない。まだ、絶対値検出手段
8やレベル検出手段9の動作をアナログ信号で説明した
が、ディジタル信号的な動作であっても、コンピュータ
ーのソフトウェア的な動作であっても、いっこうに差し
支えないことは言うまでもない。
に多分割であってもかまわない。まだ、絶対値検出手段
8やレベル検出手段9の動作をアナログ信号で説明した
が、ディジタル信号的な動作であっても、コンピュータ
ーのソフトウェア的な動作であっても、いっこうに差し
支えないことは言うまでもない。
発明の効果
以上のように本発明は、情報トランクの写像の延在する
方向に略平行な分割線とこれに略垂直な分割線によって
4分割された光電変換器の受光セルと、上記略垂直な分
割線によって分けられる一方の側に配設された2つの受
光セルと他方の側に配設された2つの受光セルとの間の
出力信号の合焦時における位相差を打ち消す方向に、い
ずれかの側の2つの受光セルのそれぞれの出力信号を遅
延する手段と、遅延手段からのそれぞれの出力信号とこ
れらに対応する受光セルの対角位置に配設された受光セ
ルからの出力信号とをそれぞれ加算する加算手段と、そ
れぞれの加算手段からの出力信号の位相差を検出する位
相比較手段と、上記位相比較手段の位相差出力信号の絶
対値を検出する絶対値検出手段と、上記絶対値検出手段
の出力信号が所定の頻度以上に所定の値より大きくなっ
たことを検出するレベル検出器とを備えることにより、
情報読み取り手段や情報記録媒体の光学的な特性のずれ
により受ける影響が少なく、広い範囲のトラック飛び越
し周波数で安定に0FTR信号を検出することのできる
0FTR信号検出装置を備える事により、安定に高速ア
クセスのできる光学式情報再生装置を提供することがで
きるという効果を奏することができる。
方向に略平行な分割線とこれに略垂直な分割線によって
4分割された光電変換器の受光セルと、上記略垂直な分
割線によって分けられる一方の側に配設された2つの受
光セルと他方の側に配設された2つの受光セルとの間の
出力信号の合焦時における位相差を打ち消す方向に、い
ずれかの側の2つの受光セルのそれぞれの出力信号を遅
延する手段と、遅延手段からのそれぞれの出力信号とこ
れらに対応する受光セルの対角位置に配設された受光セ
ルからの出力信号とをそれぞれ加算する加算手段と、そ
れぞれの加算手段からの出力信号の位相差を検出する位
相比較手段と、上記位相比較手段の位相差出力信号の絶
対値を検出する絶対値検出手段と、上記絶対値検出手段
の出力信号が所定の頻度以上に所定の値より大きくなっ
たことを検出するレベル検出器とを備えることにより、
情報読み取り手段や情報記録媒体の光学的な特性のずれ
により受ける影響が少なく、広い範囲のトラック飛び越
し周波数で安定に0FTR信号を検出することのできる
0FTR信号検出装置を備える事により、安定に高速ア
クセスのできる光学式情報再生装置を提供することがで
きるという効果を奏することができる。
第1図は本発明の一実施例における光学式情報再生装置
のトラッキング制御信号の検出装置部分のブロック図、
第2図は第1図の動作を説明するだめの信号波形図、第
3図は従来例における光学式情報再生装置のトラッキン
グ制御信号の検出装置部分のブロック図、第4図は第3
図の動作を説明するだめの信号波形図、第6図は光学式
情報再正装置のトラッキング装置の移動方向検出手段の
一例を示すブロック図及びその波形図である。 1・・・・・・光電検出器、21&・・・・・・第1の
遅延手段、2b・・・・・・第2の遅延手段、3a・・
・・・・第1の加算手段、3b・・・・・・第2の加算
手段、4・・・・・・位相比較手段、5・・・・・・ロ
ーパスフィルタ、6.11・・・・・・コンパレータ、
7・・・・・・前置増幅器、8・・・・・・絶対値検出
手段、9・・・・・・レベル検出手段、1o・・・・・
・明レベル検波器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名区
卒璽”、N″″′1″
馨剰2g42図 第4図 方間E −−◆ 珀F
のトラッキング制御信号の検出装置部分のブロック図、
第2図は第1図の動作を説明するだめの信号波形図、第
3図は従来例における光学式情報再生装置のトラッキン
グ制御信号の検出装置部分のブロック図、第4図は第3
図の動作を説明するだめの信号波形図、第6図は光学式
情報再正装置のトラッキング装置の移動方向検出手段の
一例を示すブロック図及びその波形図である。 1・・・・・・光電検出器、21&・・・・・・第1の
遅延手段、2b・・・・・・第2の遅延手段、3a・・
・・・・第1の加算手段、3b・・・・・・第2の加算
手段、4・・・・・・位相比較手段、5・・・・・・ロ
ーパスフィルタ、6.11・・・・・・コンパレータ、
7・・・・・・前置増幅器、8・・・・・・絶対値検出
手段、9・・・・・・レベル検出手段、1o・・・・・
・明レベル検波器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名区
卒璽”、N″″′1″
馨剰2g42図 第4図 方間E −−◆ 珀F
Claims (1)
- 情報が凹凸で記録された記録媒体の情報トラックの写像
の延在する方向に略平行な分割線とこれに略垂直な分割
線によって4分割された受光セルを有し、この4つの受
光セルにまたがって上記記録媒体上に収束した光スポッ
トの遠視野像が形成される光電検出器と、この光電検出
器上に写像される上記情報トラックの延在する方向に垂
直な分割線によって分けられる一方の側に配設された2
つの受光セルと他方の側に配設された2つの受光セルと
の間の出力信号の合焦時における位相差を打ち消す方向
に、いずれかの側の2つの受光セルから出力されるそれ
ぞれの信号を遅延させる第1および第2の遅延手段と、
上記第1の遅延手段からの出力信号とこれに対応する受
光セルの対角位置に配設された受光セルからの出力信号
とを加算する第1の加算手段と、上記第2の遅延手段か
らの出力信号とこれに対応する受光セルの対角位置に配
設された受光セルからの出力信号とを加算する第2の加
算手段と、上記第1の加算手段および第2の加算手段か
らの出力信号の位相差を検出する位相比較手段と、上記
位相比較手段の位相差出力信号の絶対値を検出する絶対
値検出手段と、上記絶対値検出手段の出力信号が所定の
頻度以上に所定の値より大きくなったことを検出するレ
ベル検出器とを備えたことを特徴とする光学式情報再生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63133347A JP2701322B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 光学式情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63133347A JP2701322B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 光学式情報再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01303634A true JPH01303634A (ja) | 1989-12-07 |
JP2701322B2 JP2701322B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=15102598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63133347A Expired - Lifetime JP2701322B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 光学式情報再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2701322B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008059952A1 (fr) * | 2006-11-16 | 2008-05-22 | Panasonic Corporation | Appareil de surveillance de dispositif de reproduction d'informations optiques |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62165738A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | 光ヘツド装置 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP63133347A patent/JP2701322B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62165738A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-22 | Mitsubishi Electric Corp | 光ヘツド装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008059952A1 (fr) * | 2006-11-16 | 2008-05-22 | Panasonic Corporation | Appareil de surveillance de dispositif de reproduction d'informations optiques |
US7952966B2 (en) | 2006-11-16 | 2011-05-31 | Panasonic Corporation | Tracking apparatus for optical information reproduction apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2701322B2 (ja) | 1998-01-21 |
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