JPS62132246A - ３ビ−ム方式光ピツクアツプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 炎亙公１ 本発明は、３ビーム方式光ピックアップ装置に関し、特
にビデオディスクプレーヤ、ディジタルオーディオディ
スクプレーヤ等の光学式情報再生装置における光ピツク
アップ装置に関するものである。

九且且薯 この種の装置の構成を第３図に示す。図において、ピッ
クアップボディ１内には２つの円筒状ホルダ２．３が設
けられ、これらホルダは各ホルダの中心軸に沿って移動
自在でかつ該中心軸を中心に回動自在となっている。ホ
ルダ２の端部にはグレーティング４が固着されており、
このグレーティング４はその回折作用によって、光源で
あるレーザダイオード５から発せられる単一の光ビーム
を０次光及び±１次光の３本の光ビームに分割する。ホ
ルダ３内にはコリメータレンズ６が嵌着されており、こ
のコリメータレンズ６はグレーティング４で分割された
各光ビームを平行光にする作用をなす。

コリメータレンズ６を経た３本の光ビームは、ビームス
プリッタ７、波長板８及び全反射ブリズム９を通して対
物レンズ１０に導かれ、当該対物レンズ１０によりディ
スク１１の記録面上に３つのスポット光として照射され
る。これら３つのスポット光は、第４図に示すように、
記録情報検出用のメインスポット光１２と、このメイン
スポット光１２のディスク１１に対する相対的移動に際
してそれぞれ先行及び後続するトラッキング情報検出用
の一対のサブスポット光１３ａ、１３ｂとして、ピット
列からなる同一の記録１−ラック１４上に照射される。

ピックアップボディ１の上部にはアクチュエータ１５が
設けられており、このアクチュエータ１５は内蔵した対
物レンズ１０を駆動することにより、スポット光１２．
１３ａ及び１３ｋ）の光軸方向及びディスク半径方向に
おける位置制御をなす。

ディスク１１の記録面で反射されたスポット光１２．１
３ａ及び１３ｂに基づく３本の光ビームは対物レンズ１
０１全反射プリズム９及び波長板８を介してビームスプ
リッタ７に入射し、このビームスプリッタ７で光路変更
されシリンダレンズ１６を経てフォトディテクタ１７に
入射する。

フォトディテクタ１７は、第５図に示すように、記録情
報検出用のメインスポット光１２に基づく光ビームを受
光するいわゆる４分割型ディテクタ１８と、トラッキン
グ情報検出用の一対のサブスポット光１３ａ、１３ｂに
基づく光ビームを受光する一対のディテクタ１９ａ、１
９ｂとからなる。

そして、４分割型ディテクタ１８の４つの出力は図示せ
ぬ加算器において加算されて読取ＲＦ（高周波）信号と
なり、一対のディテクタ１’９ａ、１９ｂの各出力はオ
ペアンプ２０、抵抗Ｒ１〜Ｒ４及びコンデンサＣ＋　、
Ｃｚからなる差動アンプ２１に供給され、その差動出力
がトラッキングエラー信号となる。また、トラッキング
情報検出用の一対のサブスポット光１３ａ、１３ｂのう
ち、先行するサブスポット光１３に基づく光ビームを受
光するディテクタ１９ａの出力は、オペアンプ２２及び
分圧抵抗Ｒｓ　、Ｒ６からなるコンパレータ２３にも供
給され、この比較出力はディスク記録面のディフェクト
、傷等の異常部分を検出する検出情報として用いられる
。そして、再生系では、この検出情報に基づいて各種サ
ーボ系のサーボゲインを変化させる等の制御が行なわれ
るのである。

このように構成された従来装置では、メインスポット光
１２とサブスポット光１３ａ、１３ｂとを同一のトラッ
ク上に照射するようになされているので、先行するサブ
スポット光に基づいてディスク記録面の異常を検出して
も、サブスポット光とメインスポット光とが近すぎて時
間的余裕が無いから、再生系側で十分な対処（サーボゲ
インを変化させる等）ができないという欠点があった。

１且五鳳１ 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、再生系側
でのディスク記録面の異常対策に対して十分に対処でき
るようになされた３ビーム方式光ピックアップ装置を提
供することを目的とする。

本発明による３ビーム方式光ピックアップ装置は、一対
のサブスポット光をメインスポット光が照射されている
記録トラック以外のトラックに照射するようになされて
いる。

叉−１−例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。

本発明による３ビーム方式光ピックアップ装置は、構成
上においては、第３図に示された装置と同じであるが、
ディスク記録面での一対のサブスポット光１３ａ、１３
ｂのメインスポット光１２に対する照射位置に特徴を有
している。すなわち、第１図に示すように、一対のサブ
スポット光１３ａ、１３ｂはメインスポット光１２が照
射されている記録トラック１４ａに例えば隣接する記録
トラック１４ｂ、１４ｃに対して、メインスポット光１
２がトラック１４ａの中心に照射されるときメインスポ
ット光１２に関して内側の半分がトラック１４ｂ、１４
Ｃ上に位置するように照射される。そして、第５図にお
いて説明したと同様に、これら一対のサブスポット光１
３ａ、１３ｂに基づく検出情報はトラッキングエラー検
出情報として用いられ、また先行するサブスポット光１
３ａに基づく検出情報はディスク記録面の異常検出情報
として用いられることになる。

このように、一対のサブスポット光１３ａ、１３ｂをメ
インスポット光１２が照射されている記録トラック以外
のトラックに照射することによりディスク記録面の異常
部分がメインスポット光１２の位置を通過するよりもデ
ィスク１回転分前に先行するサブスポット光１３ａの位
置を通過することになり、サブスポット光１３ａの検出
情報に基づく異常検出時点から異常部分がメインスポッ
ト光１２の位置を通過する時点までにディスク１回転相
当分の時間的余裕が得られるので、再生系側でのディス
ク記録面の異常対策、例えば各種サーボ系のサーボゲイ
ンを変化させる等の処置に対して十分に対処できること
になる。

なお、上記実施例では、一対のサブスポット光１３ａ、
１３ｂはメインスポット光１２がトラック１４ａの中心
に照射されるときメインスポット光１２に関して内側の
半分がトラック１４ｂ、１４Ｃ上に位置するように照射
するとしたが、第２図に示すように、メインスポット光
１２に関して外側の半分がトラック１４ｂ、１４ｃ上に
位置するように照射するようにしても良い。また、一対
のサブスポット光１３ａ、１３ｂをメインスボッ、　　
ト光１２が照射されたトラックに隣接するトラックに照
射するようにしたが、隣接トラックに限定されるもので
はなく、複数トラック分だけずらして照射することも可
能である。すなわち、トラックピッチをＰ１ビット幅を
Ｗとすると、メインスポット光１２の中心とサブスポッ
ト光１３ａ、１３ｂの中心とのディスク半径方向におけ
る距１１１Ｄは、Ｄ＝ｎＰ±（Ｗ／２）となる（ｎは整
数）。

ｌ豆皮】課 以上説明したように、本発明によれば、一対のサブスポ
ット光をメインスポット光が照射されている記録トラッ
ク以外のトラックに照射するようにしたので、先行する
サブスポット光に基づくディスク記録面の異常検出から
再生系側でそれに対処するまでに最低ディスク１回転分
の時間的余裕が得られるから、再生系側でのディスク記
録面の異常対策に対して十分に対処できることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明により得られるメインスポット光及び一
対のサブスポット光の記録トラックに対する位置関係を
示す図、第２図はその変形例を示す図、第３図は光ピツ
クアップ装置の構成図、第４図は従来例におけるメイン
スポット光及び一対のサブスポット光の記録トラックに
対する位置関係を示す図、第５図はトラッキングエラー
信号及び異常検出信号を生成する回路の回路図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・ピックアップボディ ５・・・・・・レーザダイオード ７・・・・・・ビームスプリッタ １０・・・・・・対物レンズ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報記録ディスクの記録面上にメインスポット光とこの
   メインスポット光の前記ディスクに対する相対的移動に
   際してそれぞれ先行及び後続する一対のサブスポット光
   とを照射し、前記一対のサブスポット光のうち先行する
   サブスポット光に基づく検出情報が前記ディスクの記録
   面の異常を検出する検出情報として用いられる３ビーム
   方式光ピックアップ装置であって、前記一対のサブスポ
   ット光を前記メインスポット光が照射されている記録ト
   ラック以外のトラックに照射するようになされたことを
   特徴とする３ビーム方式光ピックアップ装置。