JPH103673A - 光ヘッド、光ディスク装置及び光ディスク再生方法 - Google Patents

光ヘッド、光ディスク装置及び光ディスク再生方法

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JPH103673A
JPH103673A JP8153674A JP15367496A JPH103673A JP H103673 A JPH103673 A JP H103673A JP 8153674 A JP8153674 A JP 8153674A JP 15367496 A JP15367496 A JP 15367496A JP H103673 A JPH103673 A JP H103673A
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JP
Japan
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optical
light beam
reproducing
optical disk
control signal
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Application number
JP8153674A
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English (en)
Inventor
Kunikazu Onishi
邦一 大西
Masayuki Inoue
雅之 井上
Masakazu Fukui
雅千 福井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1台の光学ヘッドを用いて異なる種類の光ディ
スクに対応できる光ディスク装置において、光ディスク
の種類が異なっても常に良好なフォーカスおよびトラッ
キング制御がおこなえる光学ヘッドおよび光ディスク装
置を提供する。 【解決手段】光ディスクに形成される3つの集光スポッ
トのディスク方向に関する配置間隔が、第1の光ディス
クに対してはそのトラックピッチの1/2に、第2の光
ディスクに対してはそのトラックピッチの1/4の奇数
倍であって3/4以上の値になるようにする。具体的に
は光学ヘッド内の対物レンズの焦点距離および回折格子
の格子定数を本発明中に示した所定の関係式を満たすよ
うな値に設定する。また、トラッキング制御方式として
差動プッシュプル方式または3ビーム方式を用い、ディ
スクの種類に応じて適宜切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学ヘッド、光ディ
スク装置及び光ディスク再生方法に関するもので、特に
1個の光学ヘッドで互いに異なる構成を有する2種類以
上の光ディスクに記録されている情報信号を記録または
再生するに好適な光学ヘッド及び光ディスク装置に適用
し得る。
【0002】
【従来の技術】最近、互いに異なる基板厚さまたは異な
るトラックピッチを有する複数種類の光ディスクに対し
て、情報信号を記録または再生する光ディスク装置が注
目されている。一般にこのような光ディスク装置に搭載
される光学ヘッドは、各光ディスクに対して最適な記録
または再生が行われるよう最適設計された複数種類の対
物レンズを具備し、この光ディスク装置にかけられてい
る光ディスクの種類を識別して最適な対物レンズに切り
替える機能を備えるか、あるいは1個の対物レンズで異
なる2種類の焦点距離を有するいわゆる2焦点対物レン
ズを備えている。
【0003】ところで、従来このような光学ヘッドにお
いて、光ディスク上の集光スポットのトラッキング制御
信号を検出するのに好適な検出方式としては、いわゆる
3ビーム方式と差動プッシュプル方式と呼ばれる方式が
ある。この2方式はいずれも光学ヘッドのレーザ光源と
対物レンズ間の光路中に所定の格子定数を有する回折格
子を配置し、この回折格子によって光ビームを3本に回
折分離することによって、図2(a)(b)に示すよう
に3個の集光スポット100、101、102が光ディ
スク上の記録トラック60または61に対してわずかに
傾斜した方向に等間隔に別れて照射するようになってい
る。そしてこれら集光スポットの光ディスク半径方向に
関する配置間隔(以下簡単の為、単に配置間隔とのみ記
す。)は、3ビーム方式では光ディスクの記録トラック
ピッチの略1/4に、差動プッシュプル方式では記録ト
ラックピッチの略1/2に設定される。この3ビーム方
式と差動プッシュプル方式は、いずれも対物レンズのト
ラッキング方向への変位や傾きなどに伴うトラッキング
オフセットが発生しにくく、安定なトラッキング制御が
行えるという特長を有し、3ビーム方式はピット列の構
造を有する光ディスクに、差動プッシュプル方式は連続
溝構造を有する光ディスクに好適なトラッキング制御信
号検出方式である。
【0004】なお、異なる2種類の光ディスクに対して
それぞれ3ビーム方式と差動プッシュプル方式でトラッ
キング制御をおこなう光学ヘッドの公知例としては、特
開平7−320287号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した3
ビーム方式および差動プッシュプル方式における集光ス
ポットの光ディスク半径方向に関する配置間隔は、光学
ヘッド内に配置する回折格子の格子定数d、各対物レン
ズの焦点距離および前記3個の集光スポットの並びの方
向と光ディスクの記録トラック60または61の方向が
なす角α(図2参照)によって決まる。一方、前記した
ように対物レンズだけを切り替えることによって異なる
種類の光ディスクに対応する光学ヘッドや、2焦点対物
レンズを備える光学ヘッドでは、回折格子は常に同一で
ある(従って、前記dおよびαが同じである)。したが
って、装着する光ディスクにより焦点距離が異なると、
3個の集光スポットの配置間隔も変化する。そのため、
適当な焦点距離にあわない場合は、集光スポットの配置
間隔が、対象となる光ディスクの記録トラックピッチか
ら決まる3ビーム方式または差動プッシュプル方式の最
適配置間隔からはずれ、良好なトラッキング制御信号が
得られなくなるいう問題がおこる。しかしながら一方
で、対象となるすべての種類の光ディスクに対して、そ
れぞれに適用するトラッキング制御信号検出方式で従来
から採用されている最適な配置間隔になるように、対物
レンズの焦点距離の組み合わせや回折格子の格子定数d
を決めると、ディスクの種類によっては実現困難な焦点
距離や格子定数になってしまう恐れがある。
【0006】前記したような従来例では、このような問
題に対しては全く考慮されていなかった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑み、同一の光
学ヘッドで異なる種類の光ディスクの記録、再生をおこ
なう光ディスク装置において、対象となるどのような種
類の光ディスクに対しても、常に良好なトラッキング制
御及びフォーカス制御がおこなえる光学ヘッド及び光デ
ィスク装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、光ディスクに形成される3個の集光ス
ポットとトラックピッチの関係をディスクの種類に応じ
定める。すなわち、本発明にかかる光学ヘッド及び光デ
ィスク装置は、光ビームを発するレーザ光源と、該レー
ザ光源から発せられた前記光ビームが入射され該光ビー
ムを集光するコリメートレンズと、該コリメートレンズ
から発せられた前記光ビームを回折して0次光ビームと
±1次光ビームとする回折格子と、該回折格子により回
折された前記光ビームを集光し、光ディスク上に3個の
集光スポットを形成する1又は複数の対物レンズと、前
記光ディスクで反射した光ビームから前記光ディスクに
記録されている情報信号を再生する信号再生手段と、前
記対物レンズの位置制御をおこなうためのトラッキング
制御信号検出手段と、を備え、トラックピッチの異なる
第1及び第2の前記光ディスクに記録された情報を再生
する光ディスク装置であって、前記第1の光ディスクを
再生する場合には、該第1の光ディスクに形成される前
記3個の集光スポットのうち中心の集光スポットと他の
集光スポットとのディスク半径方向に関する第1の配置
間隔が、前記第1の光ディスクの記録トラックピッチの
1/2の奇数倍に略一致する値になり、前記第2の光デ
ィスクを再生する場合には、該第2の光ディスクに形成
される前記3個の集光スポットのうち中心の集光スポッ
トと他の集光スポットとのディスク半径方向に関する第
2の配置間隔が、前記第2の光ディスクの記録トラック
ピッチの1/4の奇数倍であって、かつ3/4以上の値
に略一致する値になることを特徴とする光学ヘッドとし
た。
【0009】さらに、再生するディスクの種類によって
は、前記第1の配置間隔が前記第1の光ディスクの記録
トラックピッチの1/4の奇数倍に略一致するような値
の配置間隔になることを特徴とする光学ヘッドあるい
は、前記第2の配置間隔が前記第2の光ディスクの記録
トラックピッチの1/2の奇数倍であって3/2以上以
上の値に略一致するとなることを特徴とする光学ヘッド
とする。
【0010】また、特に、前記トラッキング制御信号検
出手段は、3ビーム方式による第1のトラッキング制御
信号検出手段と、差動プッシュプル方式による第2のト
ラッキング制御信号検出手段から成り、前記第1の配置
間隔が前記第1の光ディスクの記録トラックピッチの約
1/2であり、前記第2の配置間隔が前記第2の光ディ
スクの記録トラックピッチの約3/4であることを特徴
とする光ディスク装置とすることによって、より情報の
再生が良好に行われる。
【0011】以上はトラッキング制御を良好に行うとい
う課題の解決手段であるが、さらに、光ビームを発する
レーザ光源と、該レーザ光源から発せられた前記光ビー
ムが入射され該光ビームを平行光と発するコリメートレ
ンズと、該コリメートレンズから発せられた前記光ビー
ムを入射して該平行光を集光し光ディスク上集光スポッ
トを形成する1又は複数の対物レンズと、前記光ディス
クで反射した光ビームから前記光ディスクに記録されて
いる情報信号を再生する信号再生手段と、前記光ディス
クに対してフォーカス制御をおこなうためのフォーカス
制御信号を出力するフォーカス制御信号検出手段と、を
備え、前記レーザ光源と前記1又は複数の対物レンズ間
に配置された前記レーザ光源から発せられた光ビームを
回折して0次光ビームと±1次光ビームとする回折格子
を有し、前記光ディスクに3つの集光スポットを形成し
て、記録面の高さの異なる第1及び第2の前記光ディス
クに記録された情報を再生する光学ヘッドであって、前
記フォーカス制御信号検出手段は、前記第1及び第2の
光ディスクの各々の再生に応じて、前記フォーカス制御
信号を互いに異なる増幅率で増幅する可変増幅器を有す
ることを特徴とする光学ヘッドとすることによって、フ
ォーカス制御をディスクの種類に応じ正確に行うことが
できる。
【0012】また、上記のトラッキング制御信号検出手
段、フォーカス制御信号検出手段、信号再生手段は、そ
れぞれ、トラッキング制御信号検出回路、フォーカス制
御信号検出回路、信号再生回路でもよい。
【0013】さらに、本発明は、上記のような光学ヘッ
ドを有し、異なる種類の光ディスクの記録・再生をおこ
なうことができる光ディスク装置、及び光ディスク再生
方法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1を
用いて説明する。図1は本発明の光学ヘッドの第1の実
施例を示す概略構成図である。
【0015】半導体レーザ光源1を発した光ビームは、
コリメートレンズ2によって平行光ビームに変換された
後、回折格子3に入射する。この回折格子3は所定の格
子定数dを有し、入射した平行光ビームを回折して、回
折格子3をそのまま透過する0次光ビームと所定角度だ
け傾いて進行する+1次および−1次回折光ビームを分
離発生させる。そしてこれら0次光ビームと±1次回折
光ビームは、偏光ビームスプリッタ4、光路偏向用三角
ミラー5、1/4波長板6を経て対物レンズ7に入射
し、この対物レンズ7によって、光ディスク9の信号記
録面に3個の集光スポット100および101、102
を形成する。なお、この光学ヘッドには対物レンズ7の
他に対物レンズ7とは異なる焦点距離および開口数を有
する対物レンズ8も搭載されている。そして、アクチュ
エータ20により光ディスクの種類に応じてこの対物レ
ンズ7および8を適宜切り替えることにより、基板厚さ
あるいは記録トラックピッチあるいは情報信号の記録密
度などが異なる2種類の光ディスクに対して最適な記録
あるいは再生がおこなえるようになっている。
【0016】集光スポット100および101、102
の光ディスク9からの反射光ビームは往き光とは逆の光
路をたどり、対物レンズ7(あるいは対物レンズ8)、
1/4波長板6、光路偏向用三角ミラー5を経て偏光ビ
ームスプリッタ4に達する。そしてこの偏光ビームスプ
リッタ4を反射して集束レンズ10、シリンドリカルレ
ンズ11を経て、多分割光検出器12の各光検出面に集
光される。この多分割光検出器12は、情報信号の記
録、再生をおこなう主集光スポット100のディスク反
射光が入射する田の字型4分割検出領域200と、トラ
ッキング制御信号検出用の集光スポット101および1
02のディスク反射光がそれぞれ入射する検出領域20
1と202からなる。このうち4分割検出領域200で
検出された各検出信号は電流−電圧変換器30によって
電流−電圧変換された後、制御信号検出回路に送られ、
所定の演算処理を経て、例えば非点収差方式など公知の
フォーカス制御信号検出方式によるフォーカス制御信号
が出力される。このフォーカス制御信号は、アクチュエ
ータ制御回路43に送られ、そのフォーカス制御信号に
応じてアクチュエータ20に所定の駆動電流が出力され
る。その結果、対物レンズ7(あるいは対物レンズ8)
が光軸方向に位置制御(いわゆるフォーカス制御)され
る。なお、この非点収差方式によるフォーカス制御の検
出原理については、本発明とは直接関係しない公知の事
実なので詳細な説明は省略する。また、前記4分割検出
領域200で検出された各検出信号から信号再生回路4
2によって光ディスク9に記録されている情報信号が再
生されるが、この信号再生回路42の詳細についても公
知の事実なので詳細な説明は省略する。
【0017】一方、検出領域201および202で検出
された各検出信号からは、制御信号検出回路41内の所
定の演算回路を経て、3ビーム方式または差動プッシュ
プル方式によるトラッキング制御信号が出力され、この
トラッキング制御信号を基にアクチュエータ制御回路4
3を経てアクチュエータ20に所定の駆動電流が出力さ
れる。その結果、対物レンズ7(あるいは対物レンズ
8)が光ディスク9の半径方向に駆動し、主集光スポッ
ト100が常に光ディスク9の記録トラック上を正しく
トレースするよう位置制御(いわゆるトラッキング制
御)される。なお、3ビーム方式および差動プッシュプ
ル方式そのものの検出原理についてはすでに公知の事実
であるので詳しい説明は省略する。
【0018】前記制御信号検出回路41やアクチュエー
タ制御回路43は、コントロール回路44によってトラ
ッキング制御信号検出方式の切り替えや対物レンズの切
り替え等が制御されている。
【0019】今、図1に示すような構成の光学ヘッドの
実施例として焦点距離f1を有する対物レンズ7がトラ
ックピッチTp1の光ディスク(例えば連続溝構造を有
する書き換え可能なDVD(Degital Versatile Disk)
等。以下このディスクを第1のディスクと記す。)用
に、焦点距離f2を有する対物レンズ8がトラックピッ
チTp2の光ディスク(例えばピット列の構造を有する
CD等。以下このディスクを第2のディスクと記す。)
用に用いられるものとし、かつ前記第1のディスクに対
しては差動プッシュプル方式で、第2のディスクに対し
ては3ビーム方式でトラッキング制御信号を検出するも
のとする。この場合は例えば図3(a)にしめすよう
に、対物レンズ7によって第1のディスク9a上に集光
される集光スポットの配置間隔S1は、第1のディスク
9aの記録トラックピッチTp2の約1/2に設定す
る。一方、対物レンズ8によって第2のディスク9b上
に集光される各集光スポットの配置間隔S2を従来の3
ビーム方式の検出原理に従い第2のディスク9bの記録
トラックピッチTp1の1/4に設定すると、例えば第
1のディスクがTp1=1.48μmで、かついわゆる
ランド・グルーブ記録された高密度ディスク、第2のデ
ィスクがTp2=1.6μmのコンパクトディスクであ
った場合は、対物レンズ7および8の焦点距離の組み合
わせは、例えばf1=3mmでf2≒1.6mm,ある
いはf2=3mmでf1≒5.6mmなどのように実際
には製作困難な焦点距離の組み合わせにならざる得な
い。通常、記録トラックピッチが1.5μm〜1.6μ
m程度の光ディスクに適応した対物レンズの焦点距離と
しては3mm乃至4mm程度が一般的であり、2mm以
下の焦点距離では有効光束径が小さくなりすぎて必要な
性能が得られなくなる。また焦点距離が5mmを超える
ような対物レンズを高密度光ディスクに適用するために
は、必要な有効光束径を著しく大きくする必要があり、
レンズ自身の製作が難しくなる上、大きくかつ重いレン
ズになってしまうので、光学ヘッドに搭載される対物レ
ンズとしては極めて不向きなものになってしまう。
【0020】このように、従来は集光スポットの最適配
置間隔は、差動プッシュプル方式では図2(a)に示す
ように光ディスクの記録トラックピッチの略1/2、3
ビーム方式では図2(b)に示すように記録トラックピ
ッチの略1/4であるとされてきたため、上記の問題点
が生じる。しかし、通常光ディスクでは記録トラックは
各ディスクごとに一定のトラックピッチごとに互いに平
行に配置されているため、最適な集光スポット配置間隔
は前記の値に限定されることはなく、回折格子の格子定
数dおよび前記第1の対物レンズの焦点距離f1と前記
第2の対物レンズの焦点距離f2との間に以下の関係が
成り立つように前記格子定数dおよび前記焦点距離f
1、f2を定めれば来とほぼ同様に良好なトラッキング
制御信号が得られる。
【0021】 f1・tan(θ)・sin(α)≒(m1+n1/4)・Tp1 (1) かつ、 f2・tan(θ)・sin(α)≒(m2+n2/4)・Tp2 (2) ただし、 θ= Sin−1(λ/d) α:光ディスクの記録トラックと回折格子によって分離
した0次および±1次回折光ビームが光ディスク上で形
成する集光スポットの並びの方向がなす角 λ:レーザ光源を発する光ビームの波長 m1 ,m2 :0以上の整数 n1 ,n2 :1,2,または3 Tp1:第1の光ディスクのトラックピッチ。
【0022】Tp2:第2の光ディスクのトラックピッ
チ。
【0023】上記の例においては、S2=(m±1/
4)・Tp(mは任意の整数、Tpは光ディスクの記録
トラックピッチ)の配置間隔でも従来の3ビーム方式と
ほぼ同様に良好なトラッキング制御信号が得られる性質
を利用する。例えば図3(b)または図4にしめすよう
に、S2=(3/4)Tp2=1.2μmになるよう焦
点距離f2を定める。このようにするとf1=3mmの
場合でもf2≒4.9mmとなり、より現実的な対物レ
ンズの組み合わせになる。ここで、記録トラックピッチ
が1.6μmのコンパクトディスクのような通常の光デ
ィスクでは、レーザ光の波長を650nm程度の短波長
にしておけば対物レンズの開口数を0.4程度に抑える
ことができるので、焦点距離が5mm程度であっても一
般的な光学ヘッド用対物レンズとほぼ同様の有効光束径
にすることができる。
【0024】なお、図3(b)または図4のように S
2=(3/4)Tp2とした場合に3ビーム方式で得ら
れるトラッキング制御信号は、従来のようにS2=(1
/4)Tp2とした場合に得られるトラッキング制御信
号に対し図5にしめすようにちょうど振幅が反転した信
号になる。したがって、このようなトラッキング制御信
号で対物レンズのトラッキング制御を行う場合は、従来
の3ビーム方式による制御とは制御の極性を反転させて
おく必要がある。
【0025】ところで以上の実施例は、対物レンズを切
り替えるとともにトラッキング制御信号検出方式を差動
プッシュプル方式または3ビーム方式に切り替え、かつ
差動プッシュプル方式の場合は集光スポットの配置間隔
S1を記録トラックピッチTp1の1/2に設定し、3
ビーム方式の場合は集光スポットの配置間隔S2を記録
トラックピッチTp2の3/4に設定する例をしめして
いるが、本発明はこのような実施例に限定されることは
なく、例えばともに差動プッシュプル方式を用いたり、
ともに3ビーム方式を用いる場合においても、それぞれ
の検出方式に応じて下記の式を満足するように、各対物
レンズの焦点距離と回折格子の格子定数の最適値を求め
ればよい。
【0026】差動プッシュプル方式をトラッキング制御
信号検出に用いる系では、 f・tan(θ)・sin(α)≒(l+1/2)・Tp (3) を満足し、3ビーム方式をトラッキング制御信号検出に
用いる系では、 f・tan(θ)・sin(α)≒(m+1/4)・Tp (4) または、 f・tan(θ)・sin(α)≒(m−1/4)・Tp (5) ただし、l,mは0以上の任意の整数。
【0027】を満足するような最適な対物レンズ焦点距
離fと回折格子の格子定数dを求めればよい。
【0028】ただし上式で 、θ= Sin−1(λ/
d)であり、αは光ディスクの記録トラックと回折格子
によって分離した0次および±1次回折光ビームが光デ
ィスク上で形成する集光スポットの並びの方向がなす角
をあらわす。またλはレーザ光源を発する光ビームの波
長、Tpは対象となる各光ディスクのトラックピッチを
あらわす。
【0029】また、例えば、第1の光ディスクがピット
列の構造を有する再生専用のDVD等で、第2の光ディ
スクが上記実施例と同じくピット列の構造を有するCD
等である場合に、双方のディスクにおいてトラッキング
制御を3ビーム方式で行う光ディスクの場合は、配置間
隔S1を記録トラックピッチTp1の1/4に設定し、
配置間隔S2を記録トラックピッチTp2の3/4に設
定するとよい。
【0030】図6は図1の実施例中に示されている制御
信号検出回路41の概略構成を示すブロック図である。
多分割光検出器12は、主集光スポット100の光ディ
スク9からの反射光ビームが入射する4分割領域200
a,200b,200c,200dと、トラッキング制
御信号検出用集光スポット101と102のディスク反
射光ビームがそれぞれ入射する201a,201bおよ
び202a,202bの2組の2分割領域から構成され
る。なお、この各2分割領域は、それぞれ前記反射光ビ
ームを光ディスク9の記録トラックに対応する方向に沿
った分割線で分割されるように設定されている。
【0031】まず、差動プッシュプル方式でトラッキン
グ信号を検出する場合は、まず4分割領域200a,2
00b,200c,200dのそれぞれから検出される
信号S0a,S0b,S0c,S0dが電流−電圧変換
(図示せず)された後、加算器303、304および減
算器308によって、いわゆるプッシュプル信号(S0
a+S0b)−(S0c+S0d)として出力される。
(以下、簡単のためこの信号をプッシュプル信号1と記
す。) 同様に2分割領域201a,201bおよび2
02a,202b各検出領域から得られた検出信号は、
電流−電圧変換(図示せず)された後、それぞれ減算器
301および306によっての減算処理され、各反射光
ビームのプッシュプル信号が出力される。この両プッシ
ュプル信号は、その一方が増幅器307で所定の増幅率
G1で増幅された後、加算器309によって加算され
る。そして、加算器309の出力信号が増幅器310に
よって所定の増幅率G2で増幅された後、減算器311
によって前記のプッシュプル信号1から減算処理される
ことにより、差動プッシュプル方式によるトラッキング
制御信号が出力される。
【0032】一方、3ビーム方式でトラッキング制御信
号を検出する場合は、2分割領域201a,201bお
よび202a,202b各検出領域から得られた検出信
号をそれぞれ加算器302、305によって加算処理
し、その各出力信号を減算器312によって減算処理す
ることにより、トラッキング制御信号が出力される。
【0033】なお、前記した差動プッシュプル方式と3
ビーム方式を図1の実施例の場合のように対物レンズの
切り替えに合わせて切り替える場合は、図6内に記載さ
れているように両制御信号の出力端に切り替えスイッチ
313を設け、コントロール回路44から送られてくる
トラッキング切り替え信号によってこの切り替えスイッ
チを切り替えることにより、対物レンズ7または8の位
置制御に用いられるトラッキング制御信号検出方式を光
ディスクの種類に応じて適宜切り替えるようにすればよ
い。
【0034】一方図6の実施例では、4分割領域200
a,200b,200c,200dのそれぞれから出力
される検出信号S0a,S0b,S0c,S0dから加
算器350、351および減算器352を経て、例えば
いわゆる非点収差方式によるフォーカス制御信号が検出
される。(なお、非点収差方式の検出原理については、
すでに公知の内容なので説明は省略する。)しかし非点
収差方式などの一般的なフォーカス制御信号検出方式で
は、もし光ディスクの違いに応じて切り替えられる各対
物レンズが互いに異なった焦点距離を有している場合、
その焦点距離の差に応じてフォーカス制御信号の検出感
度に著しい差が生じてしまうという問題がある。そこで
本実施例では、減算器352の先に可変増幅器353を
設け、コントロール回路44から送られる対物レンズ切
り替え信号によって増幅率を切り替えるようになってい
る。このような構成にすることにより、光ディスクの違
いに応じて切り替えられる対物レンズの焦点距離が互い
に異なる場合でも、常にほぼ一定の検出感度を得ること
ができる。
【0035】ところで、以上述べた各実施例は光学ヘッ
ド内に2個(あるいはそれ以上の)対物レンズがそれぞ
れ別個に存在する場合を例にあげて説明したが、もちろ
ん本発明はそれに限定されるものではない。すなわち、
例えば1個のレンズで異なる2種類の焦点距離を有する
いわゆる2焦点対物レンズ等を用いた光学ヘッドであっ
ても、それがディスクの種類に応じて使用する焦点距離
を切り替える構成であれば、結局2個の対物レンズをア
クチュエータにより切り替える構成と全く同等であると
考えられるので、本発明を適用して同様の効果を得るこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、同
一の光学ヘッドで異なる種類の光ディスクの記録、再生
をおこなう光ディスク装置において、対象となるどのよ
うな種類の光ディスクに対しても、常に良好なフォーカ
スおよびトラッキング制御がおこなえる光学ヘッド、光
ディスク装置及び光ディスク再生方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学ヘッドの第1の実施例を示す概略
構成図。
【図2】光ディスクの記録トラックと集光スポットの位
置関係の一例をしめす平面図。
【図3】対物レンズの焦点距離と集光スポットの配置間
隔の関係を示す概略平面図。
【図4】本発明における光ディスクの記録トラックと集
光スポットの位置関係の一例を示す平面図。
【図5】本発明で得られるトラッキング制御信号の一例
を示す線図。
【図6】本発明の制御信号検出回路の実施例を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1・・・半導体レーザ光源 3・・・回折格子 7、8・・・対物レンズ 9・・・光ディスク 12・・・多分割光検出器 100、101、102・・・集光スポット
フロントページの続き (72)発明者 福井 雅千 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを発するレーザ光源と、 該レーザ光源から発せられた前記光ビームが入射され該
    光ビームを集光するコリメートレンズと、 該コリメートレンズから発せられた前記光ビームを回折
    して0次光ビームと±1次光ビームとする回折格子と、 該回折格子により回折された前記光ビームを集光し、光
    ディスク上に3個の集光スポットを形成する1又は複数
    の対物レンズと、 前記光ディスクで反射した光ビームから前記光ディスク
    に記録されている情報信号を再生する信号再生手段と、 前記対物レンズの位置制御を行うためのトラッキング制
    御信号検出手段と、を備え、 トラックピッチの異なる第1及び第2の前記光ディスク
    に記録された情報を再生する光学ヘッドであって、 前記第1の光ディスクを再生する場合には、該第1の光
    ディスクに形成される前記3個の集光スポットのうち中
    心の集光スポットと他の集光スポットとのディスク半径
    方向に関する第1の配置間隔が、前記第1の光ディスク
    の記録トラックピッチの1/2の奇数倍に略一致する値
    になり、 前記第2の光ディスクを再生する場合には、該第2の光
    ディスクに形成される前記3個の集光スポットのうち中
    心の集光スポットと他の集光スポットとのディスク半径
    方向に関する第2の配置間隔が、前記第2の光ディスク
    の記録トラックピッチの1/4の奇数倍であって、かつ
    3/4以上の値に略一致する値になることを特徴とする
    光学ヘッド。
  2. 【請求項2】光ビームを発するレーザ光源と、 該レーザ光源から発せられた前記光ビームを回折して0
    次光ビームと±1次光ビームとする回折格子と、 該回折格子により回折された前記光ビームが入射され該
    光ビームを集光するコリメートレンズと、 該コリメートレンズから発せられた前記光ビームを集光
    し、光ディスク上に3個の集光スポットを形成する1又
    は複数の対物レンズと、 前記光ディスクで反射した光ビームから前記光ディスク
    に記録されている情報信号を再生する信号再生手段と、 前記対物レンズの位置制御を行うためのトラッキング制
    御信号検出手段と、を備え、 トラックピッチの異なる第1及び第2の前記光ディスク
    に記録された情報を再生する光学ヘッドであって、 前記第1の光ディスクを再生する場合には、該第1の光
    ディスクに形成される前記3個の集光スポットのうち中
    心の集光スポットと他の集光スポットとのディスク半径
    方向に関する第1の配置間隔が、前記第1の光ディスク
    の記録トラックピッチの1/2の奇数倍に略一致する値
    になり、 前記第2の光ディスクを再生する場合には、該第2の光
    ディスクに形成される前記3個の集光スポットのうち中
    心の集光スポットと他の集光スポットとのディスク半径
    方向に関する第2の配置間隔が、前記第2の光ディスク
    の記録トラックピッチの1/4の奇数倍であって、かつ
    3/4以上の値に略一致する値になることを特徴とする
    光学ヘッド。
  3. 【請求項3】光ビームを発するレーザ光源と、 該レーザ光源から発せられた前記光ビームが入射され該
    光ビームを集光するコリメートレンズと、 該コリメートレンズから発せられた前記光ビームを回折
    して0次光ビームと±1次光ビームとする回折格子と、 該回折格子により回折された前記光ビームを集光し、光
    ディスク上に3個の集光スポットを形成する1又は複数
    の対物レンズと、 前記光ディスクで反射した光ビームから前記光ディスク
    に記録されている情報信号を再生する信号再生手段と、 前記対物レンズの位置制御を行うための3ビーム方式に
    よるトラッキング制御信号検出手段と、を備え、 前記光ディスクに対し照射する前記3個の集光スポット
    のディスク半径方向に関する配置間隔が、前記光ディス
    クの記録トラックピッチの約3/4になることを特徴と
    する光学ヘッド。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の光学ヘッドにおい
    て、 前記第1の配置間隔が前記第1の光ディスクの記録トラ
    ックピッチの1/4の奇数倍に略一致するような値にな
    ることを特徴とする光学ヘッド。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載の光学ヘッドにおい
    て、 前記第2の配置間隔が前記第1の光ディスクの記録トラ
    ックピッチの1/2の奇数倍であって3/2以上の値に
    略一致するような値になることを特徴とする光学ヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】請求項4記載の光学ヘッドにおいて、 前記トラッキング制御信号検出手段は、3ビーム方式に
    よるトラッキング制御信号検出手段であることを特徴と
    する光学ヘッド。
  7. 【請求項7】請求項5記載の光学ヘッドにおいて、 前記トラッキング制御信号検出手段は、差動プッシュプ
    ル方式によるトラッキング制御信号検出手段であること
    を特徴とする光学ヘッド。
  8. 【請求項8】請求項1または2記載の光学ヘッドにおい
    て、 前記トラッキング制御信号検出手段は、3ビーム方式に
    よるトラッキング制御信号検出手段と差動プッシュプル
    方式による第2のトラッキング制御信号検出手段から成
    り、 前記第1の配置間隔が前記第1の光ディスクの記録トラ
    ックピッチの約1/2になり、 前記第2の配置間隔が前記第2の光ディスクの記録トラ
    ックピッチの約3/4になることを特徴とする光学ヘッ
    ド。
  9. 【請求項9】光ビームを発するレーザ光源と、 該レーザ光源から発せられた前記光ビームが入射され該
    光ビームを集光するコリメートレンズと、 該コリメートレンズから発せられた前記光ビームを回折
    して0次光ビームと±1次光ビームとする回折格子と、 該回折格子により回折された前記光ビームを集光し、光
    ディスク上に3個の集光スポットを形成する1又は複数
    の対物レンズと、 前記光ディスクで反射した光ビームから前記光ディスク
    に記録されている情報信号を再生する信号再生手段と、 前記光ディスクに対してフォーカス制御をおこなうため
    のフォーカス制御信号を出力するフォーカス制御信号検
    出手段と、を備え、 記録面の高さの異なる第1及び第2の前記光ディスクに
    記録された情報を再生する光学ヘッドであって、 前記フォーカス制御信号検出手段は、前記第1及び第2
    の光ディスクの各々の再生に応じて、前記フォーカス制
    御信号を互いに異なる所定の増幅率で増幅する可変増幅
    器を有することを特徴とする光学ヘッド。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8記載の光学ヘッドにおい
    て、 前記トラッキング制御信号検出手段は、トラッキング制
    御信号検出回路であり、 前記信号再生手段は、信号再生回路ることを特徴とする
    光学ヘッド。
  11. 【請求項11】請求項9記載の光学ヘッドにおいて、 前記フォーカス制御信号検出手段は、フォーカス制御信
    号検出回路であり、 前記信号再生手段は、信号再生回路であることを特徴と
    する光学ヘッド。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11の光学ヘッドを有する
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  13. 【請求項13】レーザ光源から発せられた光ビームを回
    折して0次光ビームと±1次光ビームとし、光ディスク
    上に3個の集光スポットを形成して、前記光ディスクで
    反射した光ビームから、トラックピッチの異なる第1及
    び第2の前記光ディスクに記録されている情報信号を再
    生する光ディスク再生方法であって、 前記第1の光ディスクを再生する場合には、該第1の光
    ディスクに形成される前記3個の集光スポットのうち中
    心の集光スポットと他の集光スポットとのディスク半径
    方向に関する第1の配置間隔が、前記第1の光ディスク
    の記録トラックピッチの1/2の奇数倍に略一致する値
    になり、 前記第2の光ディスクを再生する場合には、該第2の光
    ディスクに形成される前記3個の集光スポットのうち中
    心の集光スポットと他の集光スポットとのディスク半径
    方向に関する第2の配置間隔が、前記第2の光ディスク
    の記録トラックピッチの1/4の奇数倍であって、かつ
    3/4以上の値に略一致する値になるように、前記光デ
    ィスク上に前記3個の集光スポットを形成することを特
    徴とする光ディスク再生方法。
  14. 【請求項14】レーザ光源から発せられた光ビームを回
    折して0次光ビームと±1次光ビームとし、光ディスク
    上に3個の集光スポットを形成して、前記光ディスクで
    反射した光ビームから、記録面の高さの異なる第1及び
    第2の前記光ディスクに記録されている情報信号を再生
    する光ディスク再生方法であって、 前記第1及び第2の光ディスクの各々の再生に応じて、
    前記フォーカス制御信号を互いに異なる所定の増幅率で
    増幅することを特徴とする光ディスク再生方法。
JP8153674A 1996-06-14 1996-06-14 光ヘッド、光ディスク装置及び光ディスク再生方法 Pending JPH103673A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6656256B2 (en) 1998-10-30 2003-12-02 Ncr Corporation Scented jet ink and printed articles therefrom
US7130259B2 (en) 2002-04-24 2006-10-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical pick-up apparatus
EP1480207A3 (en) * 2003-05-21 2007-07-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for forming main and side beams of light for multiple disc formats

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6656256B2 (en) 1998-10-30 2003-12-02 Ncr Corporation Scented jet ink and printed articles therefrom
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