JP2858202B2 - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JP2858202B2
JP2858202B2 JP5331549A JP33154993A JP2858202B2 JP 2858202 B2 JP2858202 B2 JP 2858202B2 JP 5331549 A JP5331549 A JP 5331549A JP 33154993 A JP33154993 A JP 33154993A JP 2858202 B2 JP2858202 B2 JP 2858202B2
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一雄 東浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクあるいは光
磁気ディスク等の情報記録媒体から情報を読みとるため
の光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)での記録情
報は、ディスク面に設けられた円周状のトラックに沿っ
て並んだピット列として蓄積されている。この記録情報
の読み出しは光ピックアップを用いて1トラックづつ行
っている。この光ピックアップとしては、図7に一例を
示す3ビーム非点収差法が多用されている。これは、レ
ーザ光源1の光を回折格子7、ハーフミラー3を介して
対物レンズ4にて集光されたコヒーレント光をディスク
5の情報トラック(ピット列)に照射し、反射光を対物
レンズ4、ハーフミラー3、シリンドリカルレンズ8を
介して光検出器9に導いている。ディスク5に照射した
スポット位置がピットのエッジ部分にかかった場合は反
射光と照射光との干渉効果により、ピット外の平らな場
所で反射した場合に比べて反射光の光量が減少する。
【0003】光ピックアップでは、このピット列に対応
した反射光量の減衰パルスを、光検出器により電気パル
ス信号に変換して出力している。ところで現実の光ディ
スクにおいて、表面にそりや歪みを全く持たないような
理想的な平坦性を求めることは無理であり、またディス
クを駆動するドライバーの回転軸の傾きなども考慮する
と、正確な情報読み取りのためにはピックアップの対物
レンズ4とディスク表面との位置関係を適切に保つこと
が非常に大切である。そこで、レーザ光等の光源1から
の照射光がピット列(トラック)からそれないためのト
ラッキング方向の位置制御と、レーザビームの焦点位置
を常にディスクの情報面に一致させるためのフォーカス
制御を行っている。
【0004】このような制御を行うための現在位置の検
出法として従来技術では、トラッキングずれ(TE)検
出には3ビーム法が、フォーカスずれ(FE)検出には
非点収差法が一般的であった。この従来の技術が図7、
8に示してあり、3ビーム法では回折格子7によってレ
ーザビームを0次、±1次の3本の光束に分け、ディス
ク5上で3つの光スポットが情報トラックより若干角度
がついた位置に並ぶよう集光している。この両端の±1
次回折光スポットからの反射光信号のレベルが常に等し
くなるようにサーボをかけることで、真ん中の0次光ス
ポットの位置をトラック中央に保っている。
【0005】また非点収差法はディスク5面からの反射
光の光束にシリンドリカルレンズ8で非点収差を作りだ
し、フォーカスずれによってスポット形状(楕円の方向
と楕円度)が変化するのを、4分割光検出器32の2対
の受光素子(32a、32dと32b、32c)の対角
成分出力の大きさを加算器39、40と比較器41を用
いて比較したFE信号で検知している。また、TE検出
手段にはプッシュプル法、ヘテロダイン法等があり、F
E検出手段にはナイフエッジ法、フーコー法等がある
が、いずれもフォーカスし、トラッキングをした1トラ
ックの情報のみを読み取っており、情報の読み取り効率
が悪い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】1トラックづつフォー
カスおよびトラッキングしながら、そのトラックの情報
を読み取っているので、情報の読み取りに時間がかかり
効率が悪いことから、1回の読み取りで2トラックの情
報を読み取るという提案もあるが、2つの光源を用いて
いるため、個々のアライメントが必要であり、コストも
安価にできない。そこで本発明は、トラックピッチが一
定であり、トラック間隔が狭いことから3つの光ビーム
をトラック間隔で作れば、フォーカスおよびトラッキン
グしたトラックの両隣のトラックもフォーカスおよびト
ラッキングされていることに着目し、1つの光源の光を
ホログラム素子により3ビームに分割して媒体に当て、
各ビームの反射光を独立に検出して1回の読み取りで3
トラックの情報を同時に読み取ることにより、読み取り
効率を上げた光ピックアップを提供する事を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明は、光源の光を
媒体に当て、反射光を受光素子に導いて媒体のトラック
に記録した情報を読み取る光ピックアップにおいて、
源と媒体との間の光路にホログラム素子を配置し、該ホ
ログラム素子は、光軸上で媒体のトラックと直交する方
向の線により分割され、少なくとも一方に上記トラック
方向への回折機能を有し、上記分割線の両側の回折条件
を異ならせた第1の領域と、該第1の領域と異なる回折
条件の第2の領域とを有し、光源の光を媒体位置でトラ
ック間隔となる3ビームとトラック方向に分かれる2ビ
ームの少なくとも5ビームに分割し、各ビームをそれぞ
れ独立の受光素子に導いて3つのトラックの情報を同時
に読み取ると共にフォーカスずれやトラッキングずれを
検出できるようにしている。
【0008】
【作用】このような構成を有する光ピックアップにおい
ては、回折格子等のホログラム素子で回折を受けた光束
成分(±1次光)及び回折を受けない光束成分(0次
光)の3つの光ビームが隣接する3つのトラックに同時
に当てられ、反射光を各ビームに対応した独立の3つの
受光素子に導いて、記録データを読み取った高周波(R
F)信号が得られる。
【0009】 また、第1、第2の領域を有するホログ
ラム素子を用いているので、第1の領域で回折を受けた
光束成分(±1次光)によりトラッキングずれ信号およ
びフォーカスずれ信号を得ることができる一方、RF信
号はこの第1の領域の回折0次光成分、及び第2の領域
による回折±1次光成分により得ることが可能となる
従ってRF信号検出のための光束は、TE/FE信号検
出の光束とは独立に分離させることが可能となり、分割
化光検出器を用いる必要はない。そのため4分割受光素
子のような不感帯の影響皆無とでき、スポット径の増
減やスポット位置の移動があっても出力信号の大きさが
変化する事はない。また複数のトラックからのRF信号
を常に同時に検出できるように構成できるため、情報読
みだし速度も従来の数倍に高めることが可能となる
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を用いて
詳細な説明をおこなう。図1に第1、第2の領域を有す
るホログラム素子を用いた本発明の一実施例の光ピック
アップ装置の模式的な構造図を示す。光源となる半導体
レーザ1からの射出光をホログラム2で複数の光ビーム
に分割し、対物レンズ4によって光ディスク5の記録面
上に複数の光スポットとして収束させている。
【0011】ここでこのホログラム素子2は、図1、6
に示すように光軸上で媒体のトラックと直交する方向の
線により分割され、分割線の両側での回折条件が異な
り、分割線の少なくとも一方はトラック方向への回折機
能を有する第1の領域とその外側の第2の領域から成
り、各領域での回折条件が異なっており、分割線の他方
は第1の領域と第2の領域または上記外側の第2の領域
と同一条件の1つの領域から成り、第1の領域のホログ
ラム素子は分割線の両側で格子間隔及び格子方向を異な
らせた回折格子A、Bを有し、それ以外の部分は両側で
共通の回折格子Cとしてある。この回折格子と光束の関
係は図1に示すように格子A、Bよりも光束が大きく、
格子A、Bの外周の格子Cの環状部分の大きさとしてあ
る。尚、図6(b)、(c)の場合は格子A、Bの外周
と光束の外周を一致させてもよい。
【0012】本実施例では図6(a)タイプのホログラ
ム素子について以下に説明するが、(b)、(c)、
(d)など他のパターンのホログラム素子についても、
以下に説明する効果は同様に得られる。まずこのホログ
ラム素子2のうちの、トラッキング及びフォーカスシン
グのエラー信号検出のための第1の領域の作用によっ
て、回折0次と回折1次の光ビームが記録面上のどの位
置に収束するか、図2の原理図を用いて具体的に説明す
る。
【0013】半導体レーザ1から射出して図2の上側の
回折格子Aに入射した光ビームのうち、回折されない0
次光は回折格子Aを通過して対物レンズ4に入射し、点
L'に収束する。回折を受けた回折1次光は半導体レー
ザー1の位置Lを中心として光軸対称にある虚像A+ 、
A- に光源があるかのごとく対物レンズ4に入射し、点
A'+、A'-に収束する。即ち、回折格子Aを射出した光
ビームは対物レンズ4によって、0次光に関してはLと
共役な点L' に、1次光に関してはA+ 、A-の共役点
A'+、A'-にと、各々記録面上の対応した位置(共役
点)に収束する。
【0014】半導体レーザから射出して図2の下側の回
折格子Bに入射した光ビームについても、これと全く同
様に考えることができ、0次光に関してはLと共役な点
L'に、1次光に関してはB+ 、B- の共役点B'+、B'
-にと、各々収束する。従って、半導体レーザーの射出
光は、ホログラム素子2の第1の領域の上下の回折格子
A、Bの作用によって回折0次と回折1次の光ビームと
なり、対物レンズ4を通過した後光ディスク5の記録面
上にL' 、A'+、A'-、B'+、B'-の5点の光スポット
として収束することになる。
【0015】次に、ホログラム素子2のうちの第2の領
域の回折格子Cの作用により、この0次光L' は上記の
回折光A'+、A'-、B'+、B'-とは別の±1次光を生ず
る事になる。光スポットを、光ディスク5の記録面に対
して垂直方向から見た様子を図3に示す。トラック17
aの中心の光スポット10は回折0次光であり、13、
14、15、16の4点はホログラム素子の第1の領域
の回折作用による±1次の回折光であり、また11、1
2の2点はホログラム素子の第2の領域の回折作用によ
る±1次の回折光である。
【0016】ここで、回折格子Aの回折1次光スポット
13、15は中心の光スポット10に対して点対称の位
置になり、回折格子Bの回折1次光スポット14、16
も中心の光スポット10に対して点対称の位置になる。
それぞれのスポット位置は各回折格子A、B各々の格子
間隔と格子方向を定めることで、各々の1次回折光をト
ラックの適切な位置に収束させる事ができる。 同様
に、ホログラム素子の第2の領域の格子間隔と格子方向
を適切に定める事で光スポット11、12を、0次光ス
ポット10が照射されたトラック17aとは異なるトラ
ック17b、17c上に収束させる事ができる。また、
これらの回折1次光の光スポットの概略形状は、各々の
回折格子開口形状のフーリエ変換として得られる。
【0017】次に光検出器6上の光スポットについて説
明する。光ディスク5の記録面上の光スポットは、光デ
ィスク5で反射し再度対物レンズ4を通過し光検出器6
側の焦点面で再結像するが、光検出器6側の焦点面での
光スポットの位置関係は記録面上の光スポットの位置関
係とやはり共役関係になる。従って、対物レンズ4と光
ディスク5の位置関係が光軸方向あるいは光軸と垂直方
向に移動した場合、スポット位置及びスポット形状が、
記録面と光検出器側の焦点面上とで同様に変化すること
になる。対物レンズ4と光ディスク5の位置関係の光軸
方向の変化、すなわちフォーカスずれに対する光検出器
6上の光スポットの変化を図4で説明する。
【0018】合焦点では、図4(b)に示すように0次
光の光スポット18を中心として回折格子Cの回折1次
光の光スポット19、20が上下に位置し、全てが最小
の光スポットを形成している。そして、光スポット18
は受光素子25の中心に、光スポット19、20は受光
素子25の両側に1列に並べた受光素子26、27の上
に位置する。そこで、受光素子25、26、27の出力
からRF信号が得られ、これらの信号は3トラック同時
に得られる。そして、各RF信号は4分割受光素子の場
合のような不感帯の影響が皆無である。
【0019】また、回折格子Aの回折1次光の光スポッ
ト21、23と回折格子Bの回折1次光の光スポット2
2、24が上下に位置し、全てが最小の光スポットを形
成している。そして、光スポット18は受光素子25の
中心に、光スポット21〜24は受光素子25の両側に
1列に並べた2分割受光素子28a・28b〜31a・
31bの分割線に中心が位置する。
【0020】一方、対物レンズ4と光ディスク5の距離
が近づいた時は、図4(a)に示すように0次光の光ス
ポット18および回折格子Cの回折1次光の光スポット
19、20は位置の変化は無く径が大きくなり、回折格
子Aの回折1次光の光スポット21、23は回折格子A
の開口形状に似た形に大きくなりながらその中心が図4
の上側に移動し、回折格子Bの回折1次光の光スポット
22、24は回折格子Bの開口形状に似た形に大きくな
りながらその中心が図4の下側に移動し、光スポット2
1〜24は2分割受光素子28a・28b〜31a・3
1bの一方に大半が位置することになる。尚、図4は理
想状態を示したので一方のみに位置しているが、実際は
ボケ等により他方にも一部が位置する。
【0021】逆に対物レンズ4と光ディスク5の距離が
遠くなった時は、図4(c)に示すように0次光の光ス
ポット18および回折格子Cの回折1次光の光スポット
19、20は位置の変化は無く径が大きくなり、回折格
子Aの回折1次光の光スポット21、23は回折格子A
の上下逆の開口形状に似た形に大きくなりながらその中
心が図4の下側に移動し、回折格子Bの回折1次光の光
スポット22、24は回折格子Bの上下逆の開口形状に
似た形に大きくなりながらその中心が図4の上側に移動
する。
【0022】従って、光検出器6の各受光素子28a・
28b〜31a・31bの出力を図5に示すように、F
E信号に関しては2分割受光素子28a・28bと29
a・29bの出力、2分割受光素子30a・30bと3
1a・31bの出力をそれぞれ比較器33、34で上下
逆に比較し、その結果を比較器35で比較するように結
線する事で、FE信号が得られる事になる。 そして、
このようにFE信号を得ると、比較により波長変動が解
消できる。
【0023】一方、対物レンズ4と光ディスク5との位
置関係のトラッキング方向のずれ(TE信号)検出に関
しては、通常の3ビーム法の場合と全く同様であり、図
5に示すように、2分割受光素子28a・28bと29
a・29bの出力、2分割受光素子30a・30bと3
1a・31bの出力をそれぞれ加算器36、37で加算
し、その結果を比較器38で比較するように結線する事
で、TE信号が+1次回折光と−1次回折光との差とし
てプッシュプル検出できる。尚、TE信号は2分割受光
素子28a・28bと30a・30bの出力、あるいは
2分割受光素子29a・29bと31a・31bの出力
だけでも得られる。
【0024】
【変更例】上記実施例は7ビーム方式の光ピックアップ
について説明したが、3ビーム非点収差法他種々のフォ
ーカス・トラッキング方式の光ピックアップについて
も、RF信号用の3ビームを光源と媒体間に配置するホ
ログラム素子で作れば同様に本発明の目的が達成でき
る。ただし、上記実施例のフォーカス・トラッキング方
式に比べて、不感帯等での差異はある。また、上記実施
例は光ディスクのピックアップについて説明したが、光
磁気ディスクに用いる場合は、図1でハーフミラー3と
光検出器6との間に偏光分離のための素子を配置すれば
同様に用いられる。また、ホログラム素子を回折格子と
したが、トラック方向に回折機能を有するホログラムも
同様に用いられる。
【0025】
【発明の効果】 以上述べたように本発明による光ピッ
クアップでは、3トラックの情報を同時に読み取りでき
るので、読み取り時間が従来の数分の一に短縮でき、1
つの光源としたから構成や調整が簡単化できる。そして
光検出素子不感帯の影響皆無とできるため、スポット
径の増減、スポット位置の移動があってもRF出力信号
の大きさが変化する事がなく、ジッター特性に優れた信
号検出が可能とな。また、第請求項による、と5ビ
ームセンサとなって、センサの構成が簡単となり、第
請求項の7ビーム方式にするとフォーカシングに4ビー
ムが使えて精度の向上ができると共に光軸に対するディ
スク等の媒体の傾きの影響を小さくすることができる。
また、第請求項によると格子の方向等を工夫すること
によって、同一トラックに5ビームを収束できて正確な
制御が可能となる。また、第5請求項によると、3トラ
ックの同時読み取りが可能となると共に安定した高周波
信号が得られ、かつフォーカシングやトラッキングに4
つのビームを利用でき、精度が一層向上し、光軸に対す
る媒体の傾きの影響を一層小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光ピックアップの基本
構成模式図である。
【図2】ホログラム素子により光ビームがディスク記録
面上に収束する様子を説明する原理図。
【図3】光ディスク面に於ける7つのスポットの照射状
態を示す説明図。
【図4】光検出器の受光面上での光スポットの状態を示
す説明図。
【図5】光検出器の各エレメント出力からRF信号、F
E信号、TE信号を得るための結線の状態を示す説明
図。
【図6】ホログラム素子の格子パターンを説明するため
の模式図。
【図7】4分割光検出素子方式の光ピックアップの基本
構成模式図。
【図8】4分割光検出素子出力の結線を示す説明図。
【符号の説明】
1・・半導体レーザ 2・・ホログラム素子 3・・ハーフミラー 4・・対物レンズ 5・・光ディスク 6、9・・光検出器 10・・回折0次光 11、12、13、14、15、16・・回折±1次光 17・・情報トラック 18、19、20、21、22、23、24・・光検出
器上での光スポット形状 25、26、27・・RF信号用受光素子 28、29、30、31・・TE、FE信号用受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−238123(JP,A) 特開 平5−135382(JP,A) 特開 平5−250718(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/135

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源の光を媒体に当て、反射光を受光素
    子に導いて媒体のトラックに記録した情報を読み取る光
    ピックアップにおいて、 光源と媒体との間の光路にホログラム素子を配置し、 該ホログラム素子は、光軸上で媒体のトラックと直交す
    る方向の線により分割され、少なくとも一方に上記トラ
    ック方向への回折機能を有し、上記分割線の両側の回折
    条件を異ならせた第1の領域と、該第1の領域と異なる
    回折条件の第2の領域とを有し、光源の光を媒体位置で
    トラック間隔となる3ビームとトラック方向に分かれる
    2ビームの少なくとも5ビームに分割し、各ビームを
    れぞれ独立の受光素子に導いて3つのトラックの情報を
    同時に読み取ると共にフォーカスずれやトラッキングず
    れを検出できるようにしたことを特徴とする光ピックア
    ップ。
  2. 【請求項2】 前記ホログラム素子が、前記分割線の片
    側は前記第1、第2の領域を有し、前記分割線の他方は
    前記第2の領域と同一条件の領域のみを有するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記ホログラム素子の前記第1の領域
    を、前記分割線に対して輪郭が対称となるよう配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  4. 【請求項4】 前記ホログラム素子の前記第1の領域
    を、前記分割線の両側での回折条件として、回折格子の
    間隔および格子の方向を異ならせたことを特徴とする
    求項1または3記載の光ピックアップ。
  5. 【請求項5】 前記ホログラム素子が、前記分割線の両
    側にそれぞれ前記第1と第2の領域とを有し、両側の第
    2の領域を同一条件の領域とし、この第2の領域によっ
    て前記トラック間隔となる3ビームの両側の2ビームを
    形成し、前記第1の領域によってトラック方向にそれぞ
    れ2ビームを形成し、計7つのビームをそれぞれ独立の
    受光素子に導いて、前記第1および第2の領域による上
    記3ビームの反射光で、3つのトラック情報を読み取る
    と共に高周波信号を検出し、残りの4つのビームの反射
    光でトラッキングずれおよびフォーカスずれを検出でき
    るようにしたことを特徴とする請求項1、3または4記
    載の光ピックアップ。
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