JPS6323792Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6323792Y2
JPS6323792Y2 JP20016982U JP20016982U JPS6323792Y2 JP S6323792 Y2 JPS6323792 Y2 JP S6323792Y2 JP 20016982 U JP20016982 U JP 20016982U JP 20016982 U JP20016982 U JP 20016982U JP S6323792 Y2 JPS6323792 Y2 JP S6323792Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
information
output
detection point
tracking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20016982U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59104332U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20016982U priority Critical patent/JPS59104332U/ja
Publication of JPS59104332U publication Critical patent/JPS59104332U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6323792Y2 publication Critical patent/JPS6323792Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、記録情報読取装置におけるピツク
アツプ情報検出点と記録トラツクとの相対位置情
報信号を発生するための装置に関する。
記録情報を再生する再生装置においては、通常
再生は勿論のこと2倍速や3倍速等の高速再生機
能を有するものがある。かかる高速再生時におい
ては、ピツクアツプ情報検出点を現在トレース中
の記録トラツクから、倍速再生モードに応じたト
ラツク数だけトラツクを飛越して目的とする記録
トラツクへ移動制御するようになされる。この1
回のジヤンプ動作において所定数のトラツクを飛
越したことを検出するために、当該情報検出点と
記録トラツクとの相対位置情報信号を得ることが
必要となり、例えば第1図に示す如き回路構成が
採用される。
ピツクアツプ1による読取情報はAGC(自動利
得制御)アンプ2においてレベルが略一定に制御
される。この出力Aはエンベロープ検波器3によ
りエンベロープ検波され、比較器4の入力Bとな
る。この比較器4では一定の基準レベルVTと入
力Bとのレベルが比較され、この比較出力Cが相
対位置情報信号として用いられる。AGCアンプ
2を設けているのは、ピツクアツプの光源光量や
記録トラツクの反射率の変動、更には記録トラツ
クのビツト形状等により変化する読取RF(高周
波)信号レベルを一定にする必要があることによ
る。
第2図は第1図の回路ブロツクの各部信号波形
を示しており、時刻TOの前後における非トラツ
キング状態(情報検出点がトラツクをジヤンプし
ている状態)及びトラツキング状態の各場合につ
き夫々示している。図AはAGCアンプ2の出力
波形であつて直流阻止された波形である。図Bは
エンベロープ検波後の波形であり、基準レベル
VTがこのエンベロープ波形の略中間レベルに設
定されることにより、比較出力が図Cの如く得ら
れることになる。時刻TO以前の非トラツキング
状態すなわち情報検出点が記録トラツクを略直交
方向又は斜め方向に横切つて行く状態において
は、情報検出点が一本のトラツク上を通過する毎
に1ケのパルスが発生されるから、この信号Cの
発生回路を計数すれば所定数のトラツクのジヤン
プ制御が可能となるのである。
しかしながら、第2図の時刻TO以後の正常ト
ラツキング動作中に何等かの原因(例えばドロツ
プアウト)によつてRF信号レベルが急激に変化
すれば、AGC回路の応答性が遅いために、図A
〜Cの波形から明らかな如く信号Cには誤つた出
力が現われる欠点がある。また、AGC回路やエ
ンベロープ検波回路を用いる必要上回路が複雑化
するという欠点もある。
第3図は情報検出点と記録トラツクとの相対位
置を示す情報信号発生回路の他の例を示すブロツ
ク図であり、ピツクアツプ1による読取RF信号
Aは低域アンプ5により増幅されて比較器4の入
力Bとなる。この比較器において、基準レベル
VTと比較されて比較出力Cが相対位置情報信号
として用いられる。
第4図は第3図のブロツクの各部信号波形であ
り、時刻TOの前後において非トラツキング及び
トラツキングの各状態が示されている。Aはピツ
クアツプ読取信号であり、BはRF成分が除去さ
れたアンプ5の出力波形である。この波形Bの最
大及び最小レベルの略中間に基準レベルVTが設
定されており、よつて比較出力はCの如くなる。
しかしながら、図Bの波形の最大及び最小レベ
ルはピツクアツプの光源光量及びトラツクのピツ
ト形状に夫々依存することから、この両レベルの
中間レベルを設定することは容易ではなく正確な
情報信号Cを得ることは困難となる。そこで、第
5図に示すように、第3図におけるアンプ5と比
較器4との間にコンデンサC1及び抵抗R1からな
るHPF(ハイパスフイルタ)6を挿入して直流阻
止をなせば、第6図に示すAのRF信号、Bのア
ンプ出力信号に対して、比較器4の入力はCの如
くなつて最大及び最小の両レベルの中間が略零と
なるようにすることができる。しかし、時刻TO
以後のトラツキング時にもRF信号のエンベロー
プは微少変動しているために、比較出力は図Dの
如くなつて正常な情報信号を得ることは出来ない
のである。
本考案は上記した従来のものの欠点を排除すべ
くなされたもので、極めて簡単な構成で正確に情
報検出点と記録トラツクとの相対位置情報信号を
発生し得る装置を提供することを目的としてい
る。
本考案による相対位置情報検出装置は、情報検
出点による情報読取出力の他に一対の検出出力を
有し、情報検出点の記録トラツク直交方向のずれ
に対応して当該一対の検出出力相互間に相補的差
異が生ずる様に構成されたピツクアツプ手段を有
する情報読取装置における情報検出点と記録トラ
ツクとの相対位置情報信号発生装置であつて、情
報読取出力のRF成分を除いたRF除去信号と、当
該一対の検出出力の和に対応した信号とをレベル
比較するようにし、この比較出力を相対位置情報
信号としたことを特徴とする。
以下に本考案の実施例につき述べる。
第7図は本考案の実施例の回路ブロツク図であ
り、7は記録トラツクの一部であつてその中央に
情報検出点であるスポツト光8の中心が存在して
いるときにトラツキング用スポツト光9及び10
の各中心がこのトラツク7の両側縁上にある如き
位置関係となつている。従つて、情報検出点8が
トラツク7の中央から左右にずれた場合には、そ
のずれ量及び方向に応じてトラツキング用スポツ
ト光9及び10の反射光量が夫々相補的に変化す
ることになる。よつて、両スポツト光9及び10
の反射光の光電変換素子11及び12による信号
B,Cの差を差動アンプ13により取り出せば、
いわゆるトラツキングサーボ信号が得られる。こ
のサーボ信号がイコライザ14及びドライブアン
プ15を介して駆動コイル16へ供給され、トラ
ツキングミラー17が回動制御される。こうし
て、スポツト光8〜10を記録トラツク7に直交
する方向に偏倚させて正確なトラツキングが行わ
れるようになつている。
情報検出用スポツト光8の反射光は光電変換素
子18によりRF信号に変換され図示せぬRFアン
プへ入力されて情報再生がなされると共に、RF
成分を除去する低域アンプ19により増幅され
る。この増幅出力Aは比較器20の1入力となつ
ている。
一方、一対のトラツキング用の光電変換出力B
及びCは加算アンプ21において加算されて和信
号となる。この和信号はレベル設定器22により
レベル制御されて比較器20の基準レベルυTとし
て用いられ、この比較出力Dが相対位置情報信号
となる。
第8図は第7図の回路ブロツクの動作波形図で
あり、図A〜Dは第7図のブロツクの各部信号A
〜Dの波形を夫々対応して示している。本例に於
ても、時刻TOを境にしてその前の期間は情報検
出点8がトラツクを横切つている非トラツキング
状態の波形であり、その後の期間はトラツキング
状態の波形である。アンプ19の出力はRF成分
が除去されているから図Aに示す如き波形とな
り、情報検出点がトラツク上にある時に最小ルベ
ルをとりトラツク間にある時に最大レベルとなる
如く変化する。
一対のトラツキング用光電変換素子11,12
の出力のうち、例えば素子11の出力が図Bの如
く変化すれば素子12の出力は図Cの如く変化し
て、両出力波形は非トラツキング状態下にあつて
は互いに逆相の関係となつている。従つて、両素
子11及び12の出力和は非トラツキング状態、
トラツキング状態にかかわらず略一定レベルを維
持することになる。
ここで、各素子11,12及び18の出力は受
光量に比例し、またピツクアツプの光源光量は一
般にトラツキング用の一対のスポツト光9,10
の光量が等しく、情報検出用スポツト光8の光量
がトラツキング用のスポツト光のそれに比し大き
くなる様に設定されている。トラツキング用のス
ポツト光の光量をRT(W)とし、情報検出用のス
ポツト光のそれをPF(W)とし、トラツク間の反
射率をR、トラツク上における反射率をrとする
(O≦r<R≦1)。また、反射光を検出する素子
11,12,18の損失、感度、電気系(アンプ
19や差動アンプ13、加算アンプ21)のゲイ
ン等を総合して、情報検出系をKF(V/W)、ト
ラツキング系をKT(V/W)とする。この時、各
信号A,B及びCの最大、最小値は次の如くな
る。
すなわち、トラツキング用の一対の出力B及び
Cの最大値はPTRKT(V)、最小値はPT rKT(V)
であり、情報検出用の出力Aの最大値はPFRKF
(V)、最小値はPF rKF(V)である。従つて、
比較器20においては信号Aの最大値と最小値と
の中間レベルを基準レベルυTに設定してレベル比
較をすれば良いことから、 υT=PFKF(R+r)/2 ……(1) となる。一方トラツキング用の一対の出力B,C
に和は前述した如くトラツキング位置に関係なく
略一定レベルを有し次の如く現される。
PTKT(R+r) ……(2) (1),(2)式において、(R+r)なる因子はデイ
スクの反射率やピツト形状等により変化するもの
であり、PF,PT,KF,KTなる因子はデイスクに
無関係な再生系により決定される定数である。よ
つて、(1),(2)式で示される各信号レベルは変数と
して(R+r)のみの共通変数を有しているから
両レベルは常に一様な変化をすることになる。
そこで、 αPTKT=PFKF/2 ……(3) となる如き定数αを定めることができ、この時、 αPTKT(R+r)=PFKF(R+r)/2 ……(4) となる。従つて、トラツキング用の一対の出力
B,Cの加算出力をレベル調整器22によつてα
倍するようにしデイスクの状態等に無関係に安定
な比較出力を図Dの如く得ることができるのであ
る。
このように、本考案によれば極めて簡単な回路
構成で常に安定な相対位置情報信号を発生させる
ようにすることができるので、デイスクからの反
射光量の急激な変動に対しても誤つた信号を発生
することがなく信頼性が著しく向上することにな
る。
本考案の回路装置は、前述した倍速再生時のジ
ヤンプトラツク数の計数のために用いる他、例え
ば情報検出点がトラツク上にあるかトラツク間に
あるかを検出するためにも用いることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の相対位置情報信号発生装置の一
例のブロツク図、第2図は第1図のブロツクの動
作波形図、第3図は従来装置の他の例のブロツク
図、第4図は第3図のブロツクの動作波形図、第
5図は従来装置の他の変形例のブロツク図、第6
図は第5図のブロツクの動作波形図、第7図は本
考案の実施例のブロツク図、第8図は第7図のブ
ロツクの動作波形図である。 主要部分の符号の説明、7……記録トラツク、
9,10……トラツキング用スポツト光、19…
…アンプ、20……比較器、21……加算器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 情報検出点による情報読取出力の他に一対の検
    出出力を有し、前記情報検出点の記録トラツク直
    交方向のずれに対応して前記一対の検出出力相互
    間に相補的差異が生ずる様に構成されたピツクア
    ツプ手段を有する情報読取装置における情報検出
    点と記録トラツクとの相対位置情報信号発生装置
    であつて、前記情報読取出力の高周波成分を除い
    た高周波除去信号を発生する手段と、前記一対の
    検出出力の和信号を発生する手段と、前記高周波
    除去信号を前記和信号に応じた信号とレベル比較
    する手段とを含み、このレベル比較出力を前記情
    報検出点と記録トラツクとの相対位置情報信号と
    してなる装置。
JP20016982U 1982-12-27 1982-12-27 情報検出点と記録トラツクとの相対位置情報信号発生装置 Granted JPS59104332U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20016982U JPS59104332U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 情報検出点と記録トラツクとの相対位置情報信号発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20016982U JPS59104332U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 情報検出点と記録トラツクとの相対位置情報信号発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59104332U JPS59104332U (ja) 1984-07-13
JPS6323792Y2 true JPS6323792Y2 (ja) 1988-06-30

Family

ID=30425698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20016982U Granted JPS59104332U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 情報検出点と記録トラツクとの相対位置情報信号発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59104332U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59104332U (ja) 1984-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5084849A (en) Method for setting the loop gain of servo loops in a disc player
JPH0365705B2 (ja)
US5065386A (en) Servo system responsive to noise and having variable characteristic filter means
JPH057770B2 (ja)
US5245599A (en) Disc player using a servo loop with a variable transfer function
US5073885A (en) Optical memory disc driving apparatus
US6111829A (en) Apparatus and method for adjusting a reference voltage to detect a traverse signal based on the types of optical medium
JPS6323792Y2 (ja)
KR0183734B1 (ko) 광디스크 재생기의 자동 트랙편심 추적 장치
JP3847910B2 (ja) 光ディスク再生システムのトラッキング制御装置
JPH0452557B2 (ja)
JPS6346494B2 (ja)
KR100244773B1 (ko) 광디스크 플레이어의 옵셋 조정 방법
JP2701322B2 (ja) 光学式情報再生装置
JPH0770061B2 (ja) 光学デイスク再生装置
JP3011491B2 (ja) トラッキングエラー検出装置
JP2672944B2 (ja) 包絡線検出回路
JP2751480B2 (ja) 光学式情報再生装置
JP2001084621A (ja) チルト検出装置
JP2510411B2 (ja) フオ−カスサ−ボ装置
JP2823017B2 (ja) 光ディスク再生装置
JPH0777006B2 (ja) 磁気再生装置
JP3789730B2 (ja) ミラー信号検出方法
KR19980029035A (ko) 위상차 검출법에 의한 트랙킹 에러 생성회로
JPH0548254Y2 (ja)